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JP3136493B2 - 共同受信用分岐分配器 - Google Patents
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JP3136493B2 - 共同受信用分岐分配器 - Google Patents

共同受信用分岐分配器

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JP3136493B2 JP17599691A JP17599691A JP3136493B2 JP 3136493 B2 JP3136493 B2 JP 3136493B2 JP 17599691 A JP17599691 A JP 17599691A JP 17599691 A JP17599691 A JP 17599691A JP 3136493 B2 JP3136493 B2 JP 3136493B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多条ケーブル伝送による
共同受信システムにおいて用いられる共同受信用分岐分
配器に関する。多条ケーブル伝送による共同受信システ
ムは例えば図1のように構成される。即ち図1は多条ケ
ーブル伝送による共同受信システムの一例として集合住
宅における共同受信システムを示すものである。この図
1において、1は建物、2a,2b・・は共同受信を行う多
数の住戸、3は配線用のダクト、4はそのダクト内に備
えられた配線機器ボックスを夫々示す。次に5は共同受
信システムにおけるヘッドエンドで、例えば建物1の屋
上の塔屋内に備えられている。6は伝送路で、上記ダク
ト3内に備えられている。7a,7b・・は各住戸2a,2b・
・に備えられた端末で、例えば壁面端子である。
【0002】次に上記ヘッドエンド5について説明す
る。11はVHFのテレビ放送受信用のアンテナ、12はU
HFのテレビ放送受信用のアンテナ、13は混合器、14は
放送信号を送る一つの人工衛星(例えば放送衛星と称さ
れているもの)からの放送電波を受ける為のアンテナ
で、周知のように周波数変換用のコンバータ15を備えて
いる。16は混合器を示す。17は放送信号を送るもう一つ
の人工衛星(例えば通信衛星と称されているもの)から
の放送電波を受ける為のアンテナで、周波数変換用のコ
ンバータ18を備えるものが用いてある。上記衛星におい
ては周波数帯域を効率良く利用する為に、二つの相異な
る電波例えば垂直偏波の電波と水平偏波の電波を各々の
周波数が相互に重複する状態で送信してくる。従って上
記アンテナ17においてはそれら二つの電波に対応して夫
々垂直偏波の電波の受信信号を出力する為の出力端子19
と、水平偏波の電波の受信信号を出力する為の出力端子
20が備わっている。21は混合器、22, 23は増幅器を夫々
示す。次に上記伝送路6について説明する。25, 26は夫
々第1及び第2の幹線、27, 28は夫々第1及び第2の分
配線で、ボックス4内において後述の如く分岐分配器を
用いて夫々上記第1及び第2の幹線25, 26に接続してあ
る。端末7a,7b・・は何れも第1端子31と、第2端子32
とを備えており、各々に第1及び第2の分配線27, 28が
接続してある。
【0003】上記ヘッドエンド5においては、アンテナ
11, 12で夫々受信されたVHF及びUHFの放送信号は
混合器13で混合される。混合器13の出力信号とアンテナ
14で受信された放送信号とは混合器16で混合される。混
合器16の出力信号とアンテナ17で受信された垂直偏波の
電波の受信信号とは混合器21で混合され、増幅器22で増
幅された後、幹線25に送り出され、端末における第1端
子31に至る。又アンテナ17で受信された水平偏波の電波
の受信信号は増幅器23で増幅された後、幹線26に送り出
され、端末における第2端子32に至る。上記幹線25に送
り出される信号は図2の(A)に示される通りであり、
幹線26に送り出される信号は(B)に示される通りであ
る。これら(A)、(B)から明らかなように、両幹線
25,26に送り出される信号の内BS−IF伝送帯域にお
けるBS−15チャンネル及びCS−IF伝送帯域にお
ける衛星信号の垂直偏波側変換チャンネルの2,4・・
・チャンネルと、CS−IF伝送帯域における衛星信号
の水平偏波側変換チャンネルの1,3・・・チャンネル
とは周波数が重複している。
【0004】次に各住戸2a,2bに備えられている機器に
ついて説明する。33は周知の分波器、34は切換スイッ
チ、35はCS−BSチューナー、36はテレビ受像機で、
37はアンテナ入力端子、38はAV端子を夫々示す。この
ような住戸の機器においては、端末の第1端子31に送ら
れてくる多数の放送信号の内VHF、UHFの放送信号
は分波器33を通ってテレビ受像機36のアンテナ入力端子
37に与えられる。又第1端子31に送られてくる信号の内
放送衛星からの電波の受信信号及び通信衛星からの垂直
偏波の電波の受信信号は分波器33を通って切換スイッチ
34に与えられる。一方第2端子32に送られてくる通信衛
星からの水平偏波の電波の受信信号はそのまま切換スイ
ッチ34に与えられる。それらの信号は住戸の住人の手動
操作による切換スイッチ34の切り替えにより選択的にC
S−BSチューナー35に与えられる。そしてそのチュー
ナー35によって選択された放送信号がテレビ受像機36の
AV端子38に与えられる。
【0005】
【従来の技術】上記のような共同受信システムにおいて
用いられる共同受信用分岐分配器は、相互に相異なる電
波の受信信号を1組みとして複数の入力端子から受入れ
て、相互に異なる複数の分岐分配用回路を通して、夫々
複数の出力端子に分岐分配し、夫々上記の相互に相異な
る電波の受信信号を1組み宛ととする信号を複数組み個
別に送出するようにしてあり、例えば図3の(B)に示
されるように、上記配線機器ボックス4内に分岐器41f,
41fや分配器56f,56fを配設すると共に前者の分岐端子と
後者の入力端子の間を接続ケーブル68f,69fで接続して
いる。58fは分岐器41fや分配器56fにおける取付部で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合、例えば二
つの分配器56f,56f間の距離Lが大きいと、それらにお
ける出力端子62f,63fに接続される伝送線の内各行先
(前記端末7aあるいは端末7b)毎の2本の伝送線27, 28
がばらばらになって、それらの引き回しその他の処理が
煩雑になる為、上記距離Lは成るべく小さくして各行先
毎の伝送線が夫々一まとめになるようにされる。しかし
そのようにすると多数の出力端子62f,63f,62f,63fが近
接し、しかもそこへの伝送線の接続は図の如く行先別の
ものが交差する状態で行なわねばならぬ為、接続間違い
を起こし易いという作業上誠に煩わしい問題点があっ
た。
【0007】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、相互に相異なる
電波の受信信号を1組みとして複数の入力端子から受入
れて、相互に異なる複数の分岐分配用回路を通して、夫
々複数の出力端子に分岐分配し、夫々上記の相互に相異
なる電波の受信信号を1組み宛とする信号を複数組み個
別に送出するようにする共同受信用分岐分配器であって
も、複数の分岐分配用回路と、相互に相異なる電波の送
出信号を1組みとする複数組の出力端子との接続間違い
の発生の可能性を極めて小さくできるようにした共同受
信用分岐分配器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明における共同受
信用分岐分配器は、相互に相異なる電波の受信信号を1
組みとして複数の入力端子から受入れて、相互に異なる
複数の分岐分配用回路を通して、夫々複数の出力端子に
分岐分配し、夫々上記の相互に相異なる電波の受信信号
を1組み宛とする信号を複数組み個別に送出するように
してある共同受信用分岐分配器において、 1つのケー
スの外面に、相互に相異なる電波の高周波受信信号を受
信するための複数個の入力端子を一組の状態で配設し、
さらに上記1つのケースの外面に、夫々上記入力端子の
数と同数でもって一組の状態にしてある出力端子複数組
を、組ごとに分けて配設し、一方、上記ケース内には、
プリント基板を位置決め設置すると共に、そのプリント
基板には、相互に相異なる電波の受信信号を夫々個別に
分岐分配する為の分岐分配用回路を上記入力端子の数に
対応させて同数備えさせ、上記プリント基板における夫
々の分岐分配用回路の入力端の位置は夫々対応する上記
入力端子の近くに定め、かつ、上記各入力端子は上記の
各回路における入力端に夫々個別に接続して相互に相異
なる電波の受信信号の受け入れを可能にし、さらに、上
記ケース内の上記プリント基板における複数の分岐分配
用回路は、相互に相異なる電波の受信信号ではあるが夫
々の周波数は相互に重複する状態で入力される複数の高
周波受信信号の分岐分配を可能に離間させて配設し、か
つそれらの回路における各出力端の位置は、上記組ごと
に分けてケースの外面に配設されている出力端子複数組
に対して、夫々対応する各出力端子の近くに定まるよう
に配線位置決めしてあって、上記各出力端子は上記の各
回路における対応出力端に夫々個別に接続して、夫々上
記の相互に相異なる電波の受信信号を1組み宛とする信
号を複数組み個別に送出するようにしたものである。
【0009】
【作用】一組の入力端子における各々の端子に各個別に
入力される信号は、夫々個別の分岐分配回路で分岐分配
され、複数組の出力端子における各々の端子から夫々各
個別に出力される。入力端子及び出力端子に対する伝送
線の接続は、それらの端子が組ごとに分けられている
為、入力側あるいは出力側の各行先ごとに夫々一つにま
とまった状態となる。
【0010】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図3の(A)は前記図1における配線機器ボックス
4の内部の状態を示すものである。図1において、41は
共同受信用分岐分配器の一例として示す分岐器である。
42は該分岐器におけるケースで、一体に備えられた取付
部43においてボックス4に取付けてある。45, 46は夫々
高周波信号入力用の一組の入力端子、48, 49は夫々高周
波信号出力用の一組の出力端子、51, 52は夫々高周波信
号出力用のもう一組の出力端子で、分岐出力端子と呼ば
れるものである。これらは図示の如く組毎に分けた状態
でいずれもケース42に取付けてある。上記入力端子及び
出力端子はいずれも周知のように信号用端子とアース用
端子とが対になって構成されているものである。上記ケ
ース42内には図4に示されるように上記入力端子の数と
同数の分岐分配用回路、この例では分岐回路53, 54が収
納されている。これらの回路53, 54は同一機能を有して
おり、53a, 54aは入力端、53b, 54bは出力端、53
c, 54cは分岐出力端を夫々示す。上記各入力端子45,
46は上記の各回路53, 54における入力端53a, 54aに夫
々個別に接続してある。又上記複数組の出力端子におけ
る各々の組即ち出力端子48,49の組或いは出力端子51,
52の組においては、その組のうちの各出力端子を上記の
各個別の分岐分配用回路53,54における出力端に夫々個
別に接続してある。即ち図示の如く、各組においてその
組の出力端子の内の一つが一方の分岐分配用回路に連な
り、他の一つが他方の回路に連なるよう接続してある。
【0011】次に図3の(A)において、56は共同受信
用分岐分配器の他の一例として示す分配器である。57は
該分配器におけるケースで、一体に備えられた取付部58
においてボックス4に取付けてある。60, 61は夫々高周
波信号入力用の一組の入力端子で、いずれもケース57に
取付けてある。62, 63は夫々高周波信号出力用の一組の
出力端子で、いずれもケース57に取付けてある。64, 65
は夫々高周波信号出力用のもう一組の出力端子で、いず
れもケース57に取付けてある。上記入力端子及び出力端
子はいずれも周知のように信号用端子とアース用端子と
が対になって構成されているものである。上記ケース57
内には図5に示されるように上記入力端子の数と同数の
分岐分配用回路、この例では分配回路66, 67が収納され
ている。これらの回路66, 67は同一機能を有しており、
66a, 67aは入力端、66b, 67bは第1の分配出力端、
66c, 67cは第2の分配出力端を夫々示す。そして上記
各端子は、前記分岐器41の場合と同様に、これらの入力
端あるいは出力端に図示の如く個別に接続してある。68
は第1の分岐線、69は第2の分岐線で、いずれも同軸ケ
ーブルが用いてある。前記幹線25,26や分配線27,28と
しても同軸ケーブルが用いられる。同軸ケーブルとして
は2条が平行ビニールコードのように一体に連結された
ものが用いられる場合もある。72は種々の同軸ケーブル
を押さえる為のケーブル押えである。
【0012】このような構成のものにあっては、分岐器
41の入力側に接続された第1及び第2の幹線25, 26から
入力端子45, 46に入来する高周波信号は、夫々分岐回路
53,54を経て出力端子48, 49に出力され、出力側の第1
及び第2の幹線25, 26を経て次段に送られる。又上記の
高周波信号は分岐回路53, 54においてその一部が分岐さ
れ、出力端子51, 52から出力される。それらの高周波信
号は分岐線68, 69を経て分配器56における入力端子60,
61に入力される。それら入力された高周波信号は分配回
路66, 67において夫々個別に分配され、それらのうちの
各一方は出力端子62, 63から出力され、分配線27, 28を
経て前記端末7aに至る。又分配された信号のうち他の一
方は出力端子64, 65から夫々出力され、分配線27, 28を
経て他の端末7bに至る。
【0013】次に図6、7は上記分配器56の構造の一実
施例を示すものである。図において、ケース57は一面及
び他面が開口する本体70とその本体における各開口部を
塞ぐ為の蓋71, 72から構成してある。これら本体70及び
蓋71, 72はいずれも導電性の良好な金属材料例えばアル
ミニウムで形成され、蓋71, 72は本体70の開口部に圧入
によって固着されるようになっている。尚前記取付部58
は本体70と一体に構成してある。73は取付用のねじであ
る。74は本体70内に衝立状に備えられたシールド板で、
本体70と一体に形成してある。75は本体の内周側面に突
設されたアース回路接続用の凸部である。前記入力及び
出力端子60〜65としては例えば図示の如きF型接栓が用
いられる。76は該接栓における外部導体を示し、本体70
に固着されてそれと電気的に導通している。77は中心導
体である。次に前記分配回路66,67は、いずれもプリン
ト基板を用いて構成されたものが用いられている。又両
回路は図から明らかなように同一の構造のものを背中合
わせの向きに配置して用いられている。これらの回路に
おいて78は信号回路導体、79はアース回路導体、80は回
路素子、81はアース回路導体79の一部をもって構成され
たアース端子を夫々示す。これら分配回路66, 67は図7
に示される状態で本体70のケース内に収納し、ケースに
プリント基板を位置決めする。上記プリント基板におけ
る夫々の分岐分配用回路の入力端の位置は夫々対応する
上記入力端子の近くに定められる。上記ケース57内のプ
リント基板66,67における複数の分岐分配用回路80、80
は、相互に相異なる電波の受信信号ではあるが夫々の周
波数は相互に重複する状態で入力される前記複数の高周
波受信信号の分岐分配を可能に立体的に離間させて配設
し、かつそれらの回路における各出力端66b、66c、67b、67
cの位置は、上記組ごとに分けてケースの外面に配設さ
れている出力端子62〜65の複数組に対して、夫々対応す
る各出力端子の近くに定まるように配線位置決めしてあ
る。さらに各分配回路66,67の入力端66a,67a及び出力
端66b,66c,67b,67cが入力端子60,61及び出力端子62〜
65における中心導体77に半田付によって接続されると共
に、アース端子81が凸部75に半田付によって接続され
る。なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と考え
られる部分には、前図と同一の符号を付して重複する説
明を省略した。(また次図以降のものにおいても同様の
考えで同一の符号を付して重複する説明を省略する。)
【0014】次に図8、9は分配器56の構成の他の実施
例を示すものである。図8において、ケース57は凹状の
本体84と、本体84の開口部を塞ぐ蓋85とから構成してあ
る。これらはいずれも導電性の良好な金属材料で形成し
てある。86は本体84内に突設された回路受部を示す。87
は多層プリント回路と称される部材で、該部材をもって
前記両分配回路66, 67が構成されている。上記多層プリ
ント回路87は図9に示されるような複数の導体層88,90,
92と絶縁体層89,91を積層、重合させて構成された周知
のものである。ここで図9について説明すると、88は第
1の導体箔層で、ストリップ導体をもって前記分配回路
66が構成されている。89は第1の絶縁体層で、例えばガ
ラスエポキシ或いはテフロン等で構成されたものであ
る。90は第2の導体箔層で、アース導体を構成してい
る。91は第2の絶縁体層で、上記第1の絶縁体層89と同
様のものが用いられる。92は第3の導体箔層で、ストリ
ップ導体を用いて前記分配回路67が構成されている。又
93は周知のスルーホールを示す。尚上記アース導体であ
る第2の導体箔層90は、第1の導体箔層88及び第3の導
体箔層92相互間をシールドするシールド機能と、それら
第1及び第3の導体箔層88, 92のストリップ導体に対し
てマイクロストリップラインを構成する働きを有してい
る。上記のように構成されている多層プリント回路87は
ケース本体84内に受部86によって受け止められる状態に
収められると共に、その状態において入力端や出力端或
いはアース端子81の所定の接続が前記図6、7に示され
たものと同様に行われる。
【0015】次に図10,11は分配器56の構成の更に
他の実施例を示すものである。図において95は回路基板
で、片面のみに銅箔を添着したプリント配線板を用いて
構成してある。両面に銅箔を添着したプリント配線板を
用いても良い。96は回路基板95の裏面に備えたジャンパ
ー線である。両面プリント基板を用いる場合、ジャンパ
ー線96の代わりに銅箔とスルーホールによって実施して
も良い。前記入力及び出力端子60〜65として、本実施例
では同軸ケーブルを直付け出来るよう外部導体止付具97
と中心導体止付具98とから成る周知構造の直付端子が用
いてある。99,100は各端子の中心導体止付具相互間及
び中心導体止付具と回路素子80との間に配設した干渉防
止用のシールド板で、導電性の良好な金属板で形成され
て回路基板95に止付られ、アース回路導体79に接続して
ある。尚101はケース本体84から突設させたケーブル導
入用の筒体で、各端子の外部導体止付具と対応する位置
においてケース本体84と一体に形成してある。
【0016】次に図12は前記分配器56における分配出
力端子の位置の異なる実施例を示すもので、一組の分配
出力端子62,63と、他の一組の分配出力端子64,65と
を、ケース57における左右別個の側壁に設けた例を示す
ものである。
【0017】次に図13は共同受信用分岐分配器の他の
例を示すもので、4分配器の例を示すものである。この
例では二つで一組105となっている分配出力端子103,104
が4組備えられている。106,107は夫々4分配回路で、
夫々同一機能の分配回路108,109を三つずつ組み合わせ
て構成してある。尚106a,107aは各4分配回路の入力
端、106b,107bは夫々出力端を示す。
【0018】次に図14は前記4分配器における分配出
力端子の位置の異なる実施例を示すもので、ケース57に
おける左右の側壁に夫々2組ずつの出力端子を設けてあ
る。
【0019】次に図15は共同受信用分岐分配器の他の
例を示すもので、四つで一組の入力端子111と、四つで
一組113の出力端子112を2組をケース57に取付け、ケー
ス内には、四つの2分配回路114を備えた例を示すもの
である。114a,114bは夫々分配回路114の入力端及び出力
端である。このような分配器は4条の伝送線を用いた共
同受信システムにおいて用いることが出来る。
【0020】次に図16は共同受信用分岐分配器の他の
例を示すもので、二つで一組の分岐出力端子51,52を2
組備えた分岐器を示すものである。116,117は夫々分岐
分配回路で、何れも1分岐回路118と2分配回路119とか
ら構成してある。尚116a,117aは各回路116,117の入力
端、116b,117bは出力端、116c,117cは分岐出力端を夫々
示す。
【0021】次に図17は前記伝送路6に伝送される放
送信号の他の例を示すもので、第1の幹線25には(A)
の放送信号が、第2の幹線26には(B)の放送信号が夫
々伝送される。
【0022】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、周波
数が重複する複数の高周波信号を伝送する場合、それら
を個別の入力端子60,61(45,46)に受け入れ、個別の
分岐分配回路66,67(53,54)で個別に分岐分配し、夫々
個別の出力端子62,63,64,65(48,49,51,52)から出
力できるから、複数の場所2a,2bにおいて夫々上記複数
の高周波信号を受信可能にできる利点がある。
【0023】本願発明にあっては、1つのケースの外面
に、複数の高周波受信信号を受信するための複数個の入
力端子を一組の状態で配設し、さらに上記1つのケース
の外面に、夫々上記入力端子の数と同数でもって一組の
状態にしてある出力端子複数組を、組ごとに分けて配設
することによって、入力用及び出力用のもののうち上記
各場所宛用のものが相互に区分されるようになっている
為、相互に相異なる電波の受信信号を1組みとして複数
の入力端子から受入れて、相互に異なる複数の分岐分配
用回路を通して、夫々複数の出力端子に分岐分配し、夫
々上記の相互に相異なる電波の受信信号を1組み宛とす
る信号を複数組み個別に送出する場合、出力側の各行先
ごとに、相互に相異なる電波の受信信号を1組みとして
夫々一つにまとまった状態で接続できる特長がある。こ
のことは、入力側あるいは出力側の各行先ごとの夫々複
数の伝送線はいずれも自ずと夫々一つにまとまった状態
となって、それらの引き回しその他の処理が容易化され
る有用性があると共に、複数の端子の各々への伝送線の
接続間違いの発生の可能性も極めて少なくできる有用性
がある。
【0024】さらに本願発明にあっては、出力側の各行
先ごとに、相互に相異なる電波の受信信号を1組みとし
て夫々一つにまとまった状態で接続できるようにするが
為、分岐分配器の構成に当って配線が複雑化する恐れが
あるが、ケースの内部において、プリント基板を位置決
め設置すると共に、そのプリント基板には、相互に相異
なる電波の受信信号を夫々個別に分岐分配する為の分岐
分配用回路を上記入力端子の数に対応させて同数備えさ
せ、上記プリント基板における夫々の分岐分配用回路の
入力端の位置は夫々対応する上記入力端子の近くに定
め、上記ケース内の上記プリント基板における複数の分
岐分配用回路は、相互に相異なる電波の受信信号ではあ
るが夫々の周波数は相互に重複する状態で入力される複
数の高周波受信信号の分岐分配を可能に離間させて配設
し、かつそれらの回路における各出力端の位置は、上記
組ごとに分けてケースの外面に配設されている出力端子
複数組に対して、夫々対応する各出力端子の近くに定ま
るように配線位置決めするものであるから、組立に当た
っての誤配線が発生する恐れはなく、信頼度の高い製品
が提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】多条ケーブル伝送による共同受信システムを示
す図。
【図2】伝送路を伝送される放送信号の一例を示す図。
【図3】(A)、(B)は配線機器ボックス内での配線
状態を示す図。
【図4】分岐器の回路図。
【図5】分配器の回路図。
【図6】分配器の分解斜視図。
【図7】図6の分配器の縦断面図。
【図8】分配器の構造の異なる例を示す分解斜視図。
【図9】多層プリント回路の分解斜視図。
【図10】分配器の構造の更に異なる例を、ケースの蓋
を除去した状態で示す正面図。
【図11】図10の分配器の一部破断側面図。
【図12】分配出力端子の位置の異なる分配器の例を示
す回路図。
【図13】4分配器を示す回路図。
【図14】分配出力端子の位置の異なる4分配器の例を
示す回路図。
【図15】4条ケーブルの共同受信システム用の2分配
器を示す回路図。
【図16】2組の分岐出力端子を有する分岐器を示す回
路図。
【図17】伝送路を伝送される放送信号の他の例を示す
図。
【符号の説明】
57 ケース 60,61 入力端子 62〜65 出力端子 66,67 分配回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に相異なる電波の受信信号を1組み
    として複数の入力端子から受入れて、相互に異なる複数
    の分岐分配用回路を通して、夫々複数の出力端子に分岐
    分配し、夫々上記の相互に相異なる電波の受信信号を1
    組み宛とする信号を複数組み個別に送出するようにして
    ある共同受信用分岐分配器において、 1つのケースの外面に、相互に相異なる電波の高周波受
    信信号を受信するための複数個の入力端子を一組の状態
    で配設し、さらに上記1つのケースの外面に、夫々上記
    入力端子の数と同数でもって一組の状態にしてある出力
    端子複数組を、組ごとに分けて配設し、 一方、上記ケース内には、プリント基板を位置決め設置
    すると共に、そのプリン基板には、相互に相異なる電波
    の受信信号を夫々個別に分岐分配する為の分岐分配用回
    路を上記入力端子の数に対応させて同数備えさせ、 上記プリント基板における夫々の分岐分配用回路の入力
    端の位置は夫々対応する上記入力端子の近くに定め、か
    つ、上記各入力端子は上記の各回路における入力端に夫
    々個別に接続して相互に相異なる電波の受信信号の受け
    入れを可能にし、さらに、上記ケース内の上記プリント
    基板における複数の分岐分配用回路は、相互に相異なる
    電波の受信信号ではあるが夫々の周波数は相互に重複す
    る状態で入力される複数の高周波受信信号の分岐分配を
    可能に離間させて配設し、かつそれらの回路における各
    出力端の位置は、上記組ごとに分けてケースの外面に配
    設されている出力端子複数組に対して、夫々対応する各
    出力端子の近くに定まるように配線位置決めしてあっ
    て、 上記各出力端子は上記の各回路における対応出力端に夫
    々個別に接続して、夫々上記の相互に相異なる電波の受
    信信号を1組み宛とする信号を複数組み個別に送出する
    ようにしてあることを特徴とする共同受信用分岐分配
    器。
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