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JP3138037B2 - 光伝送路を利用したcatv用ゴースト除去装置 - Google Patents
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JP3138037B2 - 光伝送路を利用したcatv用ゴースト除去装置 - Google Patents

光伝送路を利用したcatv用ゴースト除去装置

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JP3138037B2
JP3138037B2 JP03351869A JP35186991A JP3138037B2 JP 3138037 B2 JP3138037 B2 JP 3138037B2 JP 03351869 A JP03351869 A JP 03351869A JP 35186991 A JP35186991 A JP 35186991A JP 3138037 B2 JP3138037 B2 JP 3138037B2
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JP
Japan
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optical transmission
transmission line
ghost
catv
receiver
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肇 小高
臣一 増田
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ミハル通信株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ケーブルを利用したC
ATVシステムのゴースト除去装置に関し、ヘッドエン
ドからの映像信号をCATVシステムの端末のTV受像
機で受像する場合に、同TV受像機に直接飛び込んで本
来の映像の前に映るTV放送波との時間差により生ずる
前ゴ−ストを解消するものであり、特に多数のTV受像
機が集合して設置されているホテル、オフィスビル、マ
ンション等のビル共聴システムに適するものである。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムでは放送局からのTV
電波をヘッドエンドで受信し、それを同ヘッドエンドか
らCATVシステムの同軸ケ−ブルを使って端末に送信
する再送信の他に、自主放送をはじめとして各種のデ−
タ信号も伝送されている。
【0003】しかし潜在電界(空中におけるTV局から
の放送波)の強い地域では、TV局からの放送波をCA
TVシステムで再送信している場合に、潜在電界として
存在するTV放送波がTV受像機に直接飛び込むことが
ある。この場合、CATVシステムの同軸ケ−ブル内を
伝送される信号は同ケーブルの伝送特性上、空中を伝搬
する信号に比べて伝送速度が遅くなるため、同軸ケ−ブ
ルで端末のTV受像機に伝送される再送信信号よりも、
潜在電界がTV受像機に直接飛び込む飛び込み波の方が
TV受像機へ早く到達する。このためTV受像機の画面
に飛び込み波による画像がゴ−ストとなって映り、しか
もそのゴ−スト画像が図2(a)のように再送信信号に
よる本来の画像の左側に前ゴ−ストとなって現われる。
【0004】この課題を解決するにはヘッドエンドにお
いて、再送信チャンネルの信号だけ出力レベルを高くし
て送り出すことが考えられるが、そのようにするとレベ
ルの高い再送信信号がシステム内の全ての増幅器を通過
するため信号が歪み易くなり、CATVシステム全体の
歪が悪化する。そこで従来は再送信信号も他の信号と同
じ低いレベルで伝搬し各加入者端末のTV受像機に飛び
込み防止器を取付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホテル、オフ
ィスビル等のビル共聴システム等のように多数の受像機
が設置されている場合、それら全てのTV受像機に飛び
込み防止器を取付けるのはコスト的に余り好ましいもの
ではない。また、強電界地域においては期待したほどの
効果が発揮されないという難点もあった。
【0006】本発明の目的はTV受像機への潜在電界の
飛び込みによる前ゴ−ストを減少させることができるC
ATV用のゴースト除去装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】通常のTV用受像機4の
水平走査時間は約63.5μsで、このうち画面上に現
れる有効水平走査時間は約45〜50μsである。この
受像機4にヘッドエンド3から同軸ケーブル1で送られ
てきたTV局15の再送信放送以外にTV局15の放送
電波が直接飛び込んでくると、図2(a)のような前ゴ
ーストが観察される。例えば、このときTV受像機4の
有効水平走査時間を50μs、画面の横幅をW(c
m)、同軸ケーブル1からの画像と飛び込み波による前
ゴーストの間隔をlg(cm)とすると、CATVの同
軸ケーブル1により送信される映像信号はTV局15の
電波放送に対してt(μs)(=50×(lg/W))
時間遅れて受像機4に入ることになる。
【0008】そこで、本発明ではヘッドエンド3側から
同軸ケーブル1で送信される映像信号を本来の遅れより
も意図的にさらに遅らせて、同軸ケーブル1の再送信信
号がTV局15の電波放送の直接飛び込み信号より丁度
1周期遅れて受像機4に入るようにし(図2(b))、
前ゴーストに1周期遅れの実像を重ね、前ゴーストを消
している。厳密に言えば、同軸ケーブル1からの実像は
前ゴーストに対して走査線1本分だけ下にずれて表示さ
れることになるが、受像機4の走査線の間隔は極めて小
さいので目ではほとんど確認できない。
【0009】この同軸ケーブル1からの映像信号を意図
的に任意の時間だけ遅らせるための手段として、同軸ケ
ーブル1の一部をある長さの光伝送路2に置き換え、そ
の光伝送路2内を光信号が伝搬するのに必要な信号伝搬
時間T0 を利用する。光伝送路2として利用する光ファ
イバの信号伝搬時間T0 は次式により与えられる。 T0 =(N/C)×l Nは光ファイバのコアの屈折率、Cは光速度、lは光フ
ァイバの長さである。このことから光伝送路の長さ
(l)を変えれば、任意の時間だけ同軸ケーブル1から
の放送信号を遅らせることが可能となる。
【0010】そこで本発明の光伝送路を利用したCAT
V用ゴースト除去装置は、CATVシステムの同軸ケー
ブル1の一部を光ケーブルによる光伝送路2に置き換
え、この光伝送路2の長さを調節することによりヘッド
エンド3からの映像信号を、CATVシステムの端末の
TV受像機4に現れる飛び込み波による前ゴーストとの
時間差分だけ遅らせてTV受像機4に送ることを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】本発明の光伝送路を利用したCATV用ゴース
ト除去装置では、図1に示すようにCATVシステムに
おける同軸ケーブル1の途中に光ケーブルによる光伝送
路2を設けており、前記光伝送路2の長さを変えると同
光伝送路2の信号伝達時間が変わるため、ヘッドエンド
3から送られてきた映像信号のTV受信機4への到達時
間を任意に変えることができ、例えば図2(a)に示す
ような前ゴースト(点線)と実像(実線)がTV受像機
4に映し出される場合、前記光伝送路2の長さを調節す
れば、TV受像機4に映る実像をさらに遅らして前ゴー
ストに重ねることができるようになり(図2(b))、
この結果、前ゴーストが見えなくなる。
【0012】
【実施例】本発明の光伝送路を利用したCATV用ゴー
スト除去装置の一実施例を図1に示す。同図に示す15
は無線電波による映像放送を行うTV局、1はCATV
システムにおける中継伝送路である同軸ケーブル、3は
前記TV局15からの放送を受信して同軸ケーブル1で
各加入者の受像機4へ放送を再送信するヘッドエンド、
10は幹線増幅器、11は幹線分配増幅器、12は幹線
分岐増幅器、13は分配増幅器であり、これらは従来か
らのCATVシステムを構成するものと同じである。
【0013】本実施例はビル共聴システムへの応用例で
あり、図1に示すように、ヘッドエンド3からのTV放
送がCATVシステムの中継伝送網により中継されて分
配増幅器13の1つから同軸ケーブル1によりビル共聴
システムへ配給されている。このビル共聴システムでは
TV局15からの放送電波がTV受像機4に前ゴースト
を発生させており、測定の結果求めた実像の前ゴースト
からの遅れ時間は25μsであった。このためTV受像
機4の水平走査時間63.5μsから前記遅れ時間25
μsを引いた時間(38.5μs)だけ実像を遅らせる
と、丁度1周期遅れの実像が前ゴーストに重なってTV
受像機4に表示される。
【0014】そこで、本発明ではビル共聴システムとヘ
ッドエンド3をつなぐCATVシステムの同軸ケーブル
1の一部に、E/O変換器8と光伝送路2である光ケー
ブルとO/E変換器9とから構成される光伝送装置20
取り付けた。この光ケーブルとしてはコアの屈折率が
1.5であるものを使用しており、前記光ケーブルの信
号伝搬式よりその長さは約7.7kmである。
【0015】
【発明の効果】本発明の光伝送路を利用したCATV用
ゴースト除去装置を使用すれば下記のような効果があ
る。 .前ゴーストに実像を重ねて前ゴーストを見えなくす
るため、強電界地域においてもその効果が損なわれるこ
とがない。 .ビル共聴システムにおける多数のTV受像機4に同
じような前ゴーストが見られる場合は、それらのTV受
像機4の1つ1つに飛び込み防止器を取り付ける必要が
なく、そのビル共聴システムに放送を配給するための引
き込線である同軸ケーブル1に光伝送装置20を設置す
るだけでよいため、工事が簡単であり、またゴースト対
策費の低減にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送路を利用したCATV用ゴース
ト除去装置の一実施例を示す概略図。
【図2】(a)受像機に発生した前ゴーストの一例を示
す説明図、(b)(a)の前ゴーストが発生した受像機
に本発明の光伝送路を利用したCATV用ゴースト除去
装置を取り付けた時の画像の説明図。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル 2 光伝送路 3 ヘッドエンド 4 TV受像機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVシステムの同軸ケーブル1の一
    部を光ケーブルによる光伝送路2に置き換え、この光伝
    送路2の長さを調節することによりヘッドエンド3から
    の映像信号を、CATVシステムの端末のTV受像機4
    に現れる飛び込み波による前ゴーストとの時間差分だけ
    遅らせてTV受像機4に送ることを特徴とした光伝送路
    を利用したCATV用ゴースト除去装置。
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