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JP3139316B2 - 加圧用ポンプ及びノズル体 - Google Patents
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JP3139316B2 - 加圧用ポンプ及びノズル体 - Google Patents

加圧用ポンプ及びノズル体

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JP3139316B2
JP3139316B2 JP07013403A JP1340395A JP3139316B2 JP 3139316 B2 JP3139316 B2 JP 3139316B2 JP 07013403 A JP07013403 A JP 07013403A JP 1340395 A JP1340395 A JP 1340395A JP 3139316 B2 JP3139316 B2 JP 3139316B2
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宏二 小川
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食器、食材等を噴射
する洗浄水により洗浄する洗浄装置等に使用される加圧
用ポンプ及びノズル体に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば特開平6−197857
号公報に示された従来の洗浄装置を示す内部透視斜視図
である。図において、(1)は洗浄槽を構成する本体で、
上面に開口部(2)、内部に洗浄用空間(3)及び洗浄用空間
(3)を形成する本体(1)内壁のほぼ全面に被着された吸音
材(4)が設けられている。(5)は水道管(図示しない)に
接続された給水管、(6)は本体(1)内の上部に設けられて
給水管(5)が接続され新鮮水を連続的に供給する水源を
形成する貯水タンクで、水位調整用のボールタップ(7)
が設けられている。
【0003】(8)は本体(1)内の下部に設けられて貯水タ
ンク(6)に配管により接続され、洗浄水を加温する洗浄
水加温装置、(9)は本体(1)内の下部に設けられて噴流水
用電動機(10)により駆動される洗浄水加圧用ポンプで、
配管により洗浄水加温装置(8)に接続されている。(11)
は本体(1)内の開口部(2)の縁部に配置された噴流水用ノ
ズルで、洗浄水加圧用ポンプ(9)の吐出側に接続されて
洗浄水が扇形状に噴射するように構成されている。
【0004】(12)は本体(1)内の開口部(2)の縁部に配置
されてスリット状をなす噴出孔を有する空気流用ノズ
ル、(13)は本体(1)内に設けられて配管を介して空気流
用ノズル(12)に接続された送風機で、吸音材(14)に包み
込まれ、前面にはフィルタ(15)が設けられた空気吸込口
(16)が設けられている。(17)は本体(1)内底面に形成さ
れて中央に排水口(18)が設けられた凹所、(19)は凹所(1
7)に配置された汚物集収かご、(20)は排水口(18)に接続
された排水管である。
【0005】(21)は本体(1)上部の傾斜縁部に配置され
た操作部で、洗浄水温度設定器(22)、噴流水用スイッチ
(23)及び空気流スイッチ(24)が設けられている。(25)は
本体(1)下部外面に設けられた足踏み式の噴流水強弱調
整機構で、人為操作されることにより空気流、噴流水等
の圧力を変化させる。(26)は本体(1)に蝶番(27)により
開閉可能に装着されて不使用時に本体(1)開口部(2)を覆
う蓋である。
【0006】従来の洗浄装置は上記のように構成され、
水道水が給水管(5)から供給されて貯水タンク(6)に貯留
され、ボールタップ(7)により貯水タンク(6)内の一定水
位に保たれる。また、洗浄水温度設定器(22)により洗浄
水の温度が設定される。そして、噴流水用スイッチ(2
3)、空気流スイッチ(24)が操作されると、噴流水用電動
機(10)及び送風機(13)が付勢される。
【0007】これにより、洗浄水加圧用ポンプ(9)が動
作して洗浄水が加圧される。また洗浄水加温装置(8)の
ヒータ(図示しない)により洗浄水が洗浄適温に加温さ
れる。そして加圧、かつ加温された洗浄水が噴流水用ノ
ズル(11)から噴射される。この状態で、洗浄装置の使用
者は洗浄する食器等の洗浄物(図示しない)を手に持っ
て本体(1)開口部(2)から洗浄用空間(3)に挿入する。こ
れにより噴流水用ノズル(11)から噴射した高速水流が洗
浄物に衝突して、その衝撃力と噴流水が流れ落ちる作用
によって、洗浄物に付着した汚物がはぎとられる。
【0008】このようにして洗浄物が洗浄されて、洗浄
における噴流水によって洗い落とされた汚物は汚物集収
かご(19)に捕集され、また噴流水の洗浄後の水は排水管
(20)から排出される。次いで、送風機(13)の動作により
高速気流が空気流用ノズル(12)から噴出される。そし
て、空気流用ノズル(12)から吐出した空気は洗浄物に衝
突して洗浄物に付着した水滴を洗浄物面に沿ってそれの
端部まで運ぶ。
【0009】そして、洗浄物の端部での水の表面張力よ
りも空気流用ノズル(12)からの吐出空気の力が勝ってい
るので、洗浄物端部の水滴が飛散して洗浄物が水切りさ
れる。また、洗浄物を水切りさせた空気流は、送風器(1
3)の空気吸込口(16)から吸い込まれ、洗浄用空間(3)内
で循環する。このときに、空気吸込口(16)のフィルタ(1
5)によって、循環する空気流において飛散した水滴の送
風器(13)内への吸い込みが防止される。また、送風器(1
3)が吸音材(14)に包み込まれて高速回転による送風器(1
3)の騒音を吸音するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の洗
浄装置において、洗浄水加圧用ポンプ(9)の作動により
洗浄水が加圧される。しかし、高圧の洗浄水を効率よく
得るためには洗浄水加圧用ポンプ(9)の各部材を高精度
加工する必要があり、煩雑な手数が掛かるという問題点
があった。また、噴流水用ノズルは広い角度の扇形の水
幕状に洗浄水を噴射する必要があるが、このような洗浄
水噴射が得られる先端が偏平でありかつ拡幅したノズル
孔を有する噴流水用ノズルの加工は容易でなく、煩雑な
手数が掛かるという問題点があった。
【0011】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、この発明の第1の目的は簡易な
加工により容易に製作できる加圧用ポンプを得ることに
ある。また、この発明の第2の目的は加圧用ポンプに接
続されるノズルであって、簡易な加工により容易に製作
できるノズル体を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加圧用ポ
ンプにおいては、吸込口及びノズルに接続する吐出口を
有するハウジングと、このハウジング内に配置されて吸
込口及び吐出口の間に装備されたカムリングと、円周部
にベーンが装備されてカムリング内に配置されたロータ
ーと、カムリング及びローターを回転軸線に沿う方向か
ら挟圧する位置に配置された1対のサイドプレートと、
吸込口及び吐出口の間のハウジングとカムリングの相互
間及びハウジングとサイドプレートの相互間に配置され
た弾性材製のシール材とが設けられる。
【0013】また、この発明に係る加圧用ポンプにおい
ては、吸込口及びノズルに接続する吐出口を有するハウ
ジングと、このハウジング内に配置されて吸込口及び吐
出口の間に装備されたカムリングと、円周部にベーンが
装備されてカムリング内に配置されたローターと、カム
リング及びローターを回転軸線に沿う方向から挟圧する
位置に配置された1対のサイドプレートと、吸込口及び
吐出口の間のハウジングとカムリングの相互間及びハウ
ジングとサイドプレートの相互間に配置された弾性材製
のシール材と、ノズルを構成し、円筒状体からなり先端
が偏平でありかつ拡幅したノズル孔を有するノズル体及
びこのノズル体を形成して円筒軸線に沿って2分し相互
の対向面にノズル孔が形成されると共に対向面にノズル
孔の長手に沿って設けられて他の対向面に対して嵌合す
る係止手段が設けられたノズル片とが設けられる。
【0014】また、この発明に係るノズル体において
は、加圧用ポンプの吐出口に接続され、先端が偏平であ
りかつ拡幅したノズル孔を有する円筒状体を円筒軸線に
沿って2分し相互の対向面にノズル孔が形成されると共
に対向面にノズル孔の長手に沿って設けられて他の対向
面に対して嵌合する係止手段が設けられたノズル片が設
けられる。
【0015】
【作用】上記のように構成された加圧用ポンプは、吸込
口及び吐出口の間のハウジングとカムリングの相互間及
びハウジングとサイドプレートの相互間に弾性材製のシ
ール材が介装されることにより、加圧用ポンプにおいて
高ポンプ効率で洗浄水が加圧される。
【0016】また、上記のように構成された加圧用ポン
プは、吸込口及び吐出口の間のハウジングとカムリング
の相互間及びハウジングとサイドプレートの相互間に弾
性材製のシール材が介装されることにより、加圧用ポン
プにおいて高ポンプ効率で洗浄水が加圧される。また、
ノズル片相互の対向面にそれぞれ先端が偏平で、かつ拡
幅したノズル孔用の凹部が設けられ、またノズル片相互
の対向面の係止手段が互いに嵌合することにより、洗浄
用ノズルが構成される。これにより、ノズル片相互を容
易に所定位置に組立てることができる。また、ノズル体
の長手に沿う係止手段が設けられているので、ノズル片
の相互間からの洗浄水の漏出が減少する。
【0017】また、上記のように構成されたノズル体
は、ノズル片相互の対向面にそれぞれ先端が偏平で、か
つ拡幅したノズル孔用の凹部が設けられ、またノズル片
相互の対向面の係止手段が互いに嵌合することにより、
洗浄用ノズルが構成される。これにより、ノズル片相互
を容易に所定位置に組立てることができる。また、ノズ
ル体の長手に沿う係止手段が設けられているので、ノズ
ル片の相互間からの洗浄水の漏出が減少する。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1〜図8は、この発明の一実施例を示す図
で、図1は洗浄装置を概念的に示す斜視図、図2は図1
の洗浄槽の上縁要部を示す斜視図、図3は図1の加圧用
ポンプの拡大縦断面図、図4は図3のIV−IV線断面
図、図5は図1の洗浄用ノズルの長手に沿う拡大縦断面
図、図6は図5のノズル体の拡大平面図、図7は図6の
右側面図、図8は図5のノズル体を分解して示す斜視図
である。
【0019】図において、(28)は枠状の台(29)の上に離
脱可能に設けられて前側が低く傾斜して形成された台
板、(30)は台板(28)の上に配置された洗浄槽で、上方へ
引き抜いて取り外すことができるように構成された内シ
ンク(31)及び内シンク(31)の外側に噴霧循環用流路(32)
を形成する空所を隔てて配置された外シンク(33)からな
り上面に開口部(2)が設けられ、内部に洗浄用空間(3)が
形成されている。(34)は台板(28)から立設されて外周側
面を構成する側板で、内面全体において防音、目隠し機
能が得られるように製作されている。
【0020】(35)は内シンク(31)の上縁部寄りに設けら
れた噴霧循環用流路吹き出し口(36)を形成する貫通孔に
装着されて洗浄用空間(3)側が下方に傾斜した整流板、
(37)は内シンク(31)の底面に設けられた噴霧循環用流路
吸い込み口、(38)は台板(28)から立設されたレールで、
洗浄槽(30)側面との対向部に縦方向の案内溝(39)が設け
られている。(40)は洗浄槽(28)の外側面に設けられて案
内溝(39)に移動可能に係合した案内具である。
【0021】(41)は外シンク(33)に装着されて洗浄用空
間(3)に対向した洗浄用ノズルで、水平方向よりも下向
きに配置されている。(42)は外シンク(33)に装着されて
洗浄用空間(3)に対向して配置され空気ノズルヘッドが
設けられた空気ノズルで、半球面状の曲面に複数の空気
吹き出し孔が設けられている。(43)は外シンク(33)底部
の隅部により構成された噴霧循環用流路(32)の曲面部、
(9)は台板(28)に設けられて加圧用ポンプ電動機(10)に
よって駆動される加圧用ポンプで、耐圧可撓ホースによ
り洗浄用ノズル(41)に接続されている。
【0022】(13)は台板(28)に設けられて可撓ホースに
より空気ノズル(42)に接続された送風機、(44)は空気ノ
ズル(42)のノズルヘッドの内側に設けられて送風機(13)
のブラシ(45)の磨耗粉等を除去すると共に洗浄水の送風
機(13)への侵入を防ぐフィルター、(46)は送風機(13)の
内側にメッシュ板(47)によって固定された吸音材で、送
風機(13)の吸引力に耐え得るように装着されている。
【0023】(48)は水道管等の新鮮水が供給される水管
(49)と、温水が供給される湯管(50)が接続された混合栓
ボデー、(51)は混合栓ボデー(48)に設けられた電磁弁、
(6)は側板(34)内の上部に配置された貯水タンク、(7)は
貯水タンク(6)に設けられたボールタップ、(21)は外シ
ンク(33)の上縁前部に配置された操作・表示部で、洗浄
水温度設定器(22)、噴流水用スイッチ(23)、空気流スイ
ッチ(24)及び一時停止スイッチ(211)等が設けられてい
る。
【0024】(52)は貯水タンク(6)に接続されて貯水タ
ンク(6)から越流した水を受ける水受け部、(53)は水受
け部(52)に滞留する水を検知する水検知手段、(54)は棒
状材が屈折されてなり台板(28)に設けられて貯水タンク
(6)を支持する支持体、(55)は外シンク(33)の底面に設
けられた排水口、(56)は排水口(55)に装着された残菜受
けである。
【0025】(57)は排水口(55)に設けられた排水トラッ
プで、排水トラップ(57)に一部が嵌合した筒体からなり
所定高さが排水トラップ(57)内の貯水に水没される防臭
器(58)及び防臭器(58)と排水トラップ(57)の嵌合部での
水と空気漏れを防ぐシール手段(60)によって構成されて
いる。なお、排水トラップ(57)はシール手段(60)及び防
臭器(58)が洗浄槽(30)に対して着脱可能に構成されてい
る。(61)は台板(28)に設けられて加圧用ポンプ(9)を支
持した防振ばね、(62)は台板(28)に設けられて送風機(1
3)を防振支持する板ばねである。
【0026】(63)は昇降機構で、台板(28)に立設された
固定筒体(64)、固定筒体(64)に摺動可能に嵌合され上端
が塞がれて洗浄槽(30)の底面に配置された可動筒体(6
5)、可動筒体(65)内に配置されて両端がそれぞれ台板(2
8)及び可動筒体(65)の上端に支持された圧縮コイルばね
からなる付勢体(66)、引退可能に構成され可動筒体(65)
の下端寄りに突設されて固定筒体(64)に設けられた孔(6
7)に嵌合した突歯(68)、前述のレール(38)及び前述の案
内具(40)によって構成されている。(69)は操作・表示部
(21)に接続されて洗浄槽(30)の上縁部に設けられた制御
装置である。
【0027】(70)は加圧用ポンプ(9)のハウジングで、
吸込口(71)及び吐出口(72)が設けられている。(73)はハ
ウジング(70)内に配置されて吸込側及び吐出側の間に装
備されたカムリング、(74)は円周部にベーン(75)が装備
されてカムリング(73)内に配置されたローター、(76)は
カムリング(73)ローター(74)を軸方向から挟む形で配置
された1対のサイドプレート、(77)は吸込口(71)及び吐
出口(72)の間のハウジング(70)とカムリング(73)の相互
間及びハウジング(70)とサイドプレート(76)の相互間に
介装された弾性材料製のシール材で、吸込口(71)及び吐
出口(72)の間のハウジング(70)とカムリング(73)の相互
間及びハウジング(70)とサイドプレート(76)の相互間の
嵌入寸法よりも大きめに製作されて、圧縮変形した状態
で嵌入されている。
【0028】(78)は洗浄水ノズル(41)の継ぎ手、(79)は
継ぎ手(78)の先端に配置されたノズル体で、先端が偏平
で、かつ拡幅したノズル孔(80)が設けられている。(81)
は円筒状をなすノズル体(79)を図7に示すように円筒軸
線に沿って2分する2片によって形成するノズル片、(8
2)は継ぎ手(78)及びノズル体(79)相互の対向端面に設け
られたOリンク、(83)はノズル体(79)に嵌合されて継ぎ
手(78)に締結され、Oリンク(82)を介してノズル体(79)
を、継ぎ手(78)に保持するノズルホルダーである。
【0029】(84)はノズル片(81)の互いに対向する対向
面に形成された係止手段で、ノズル片(81)の長手軸線に
沿う一側に設けられた凸部(85)及びノズル片(81)の長手
軸線に沿う他側に設けられて凸部(85)が嵌合する凹部(8
6)によって構成されている。なお、係止手段(84)はノズ
ル孔(80)の溝に対して実質的にほぼ同じ長さがあれば好
ましく、また図8においてノズル孔(80)の溝の両側にそ
れぞれ1条のものを示したが、それぞれ2条を設けても
よいし、1列に並ぶ破線状に配置されたものであっても
よい。(87)は台板(28)に設けられて排水口(55)の排水ト
ラップ(57)に接続された排水管である。
【0030】上記のように構成された洗浄装置におい
て、送風機(13)により空気ノズル(42)から高速の空気流
が洗浄槽(30)の洗浄用空間(3)に噴出される。また、貯
水タンク(6)の水が加圧用ポンプ(9)により洗浄物に付着
した汚れを落とし得る水勢にまで加圧されて洗浄用ノズ
ル(41)から洗浄水として洗浄槽(30)の洗浄用空間(3)に
噴射される。この状態で、洗浄装置の使用者は洗浄する
食器等の洗浄物を手に持って洗浄槽(30)の開口部(2)か
ら洗浄用空間(3)に挿入する。
【0031】これにより、洗浄用ノズル(41)から噴射さ
れた高速水流、すなわち洗浄水が洗浄物に衝突して、そ
の衝撃力と噴流水が流れ落ちる作用によって、洗浄物に
付着した汚物がはぎとられる。次いで、空気ノズル(42)
から噴出する高速の空気流により水滴が付着した洗浄物
が図9の洗浄装置の場合と同様に水切りされる。洗浄時
において、洗浄用ノズル(41)から噴射された洗浄水は洗
浄物、洗浄槽(30)内面に衝突して噴霧が発生する。この
噴霧は噴流の持つエネルギーによって噴霧循環用流路吸
い込み口(37)へ誘導される。
【0032】この噴霧は、噴霧循環用流路吸い込み口(3
7)の流路面積を噴霧循環用流路(32)の他の部分よりも大
きくとり、洗浄槽(30)底部の隅部に噴霧循環用流路(32)
の曲面部(43)が形成されていることによって効率よく捕
集される。また、噴霧循環用流路吹き出し口(36)に洗浄
用空間(3)側が下方に傾斜した整流板(35)が設けられて
いるので、噴霧流が整流されて安定した状態で洗浄用空
間(3)を循環し、噴霧が洗浄用空間(3)外へ流出する不具
合の発生を防ぐことができる。
【0033】また、内シンク(31)が上方へ引き抜いて取
り外すことができるように構成されているので、内シン
ク(31)を取り外して容易に清掃することができる。ま
た、洗浄用ノズル(41)は水平方向よりも下向きに装着さ
れ、洗浄水の広い角度の水幕状の噴流を噴射する。これ
により洗浄物の洗浄効率を向上することができる。
【0034】また、空気ノズル(41)には半球面状の曲面
に複数の空気吹き出し孔が設けられているので、空気流
が茶碗類の食器内面に密接し易く空気流速の減衰を防
ぎ、水切り作用を向上することができる。また、空気ノ
ズル(42)のノズルヘッドの内側にフィルター(44)が装備
されているので、送風機(13)のブラシ(45)の磨耗粉等の
異物を除去すると共に洗浄水の送風機(13)への侵入を防
ぐことができる。
【0035】これにより、異物のない高速空気流が得ら
れ洗浄作用を向上することができ、また洗浄水の混入に
よる送風機(13)の性能低下を防ぐことができる。また、
送風機(13)の内側に吸音材(46)が装着されているので、
高速空気流を発生する送風機(13)から伝播する騒音を少
なくすることができる。
【0036】また、貯水タンク(6)に水管(49)及び湯管
(50)が接続されて、操作・表示部(21)の操作により制御
装置(69)、混合栓ボデー(50)に設けられた電磁弁(51)の
動作を介して、洗浄物の油汚れに対して温水を使用して
洗浄性能を向上することができ、また野菜類などの食材
の洗浄には水を使用して食材の鮮度等を損なうことなく
洗浄することができる。
【0037】また、貯水タンク(6)の支持体(54)が棒状
材が屈折されて形成されているので貯水タンク(6)下に
空間が形成され、排水管(87)を配管する等の貯水タンク
(6)下部空間の有効利用に役立てることができる。ま
た、貯水タンク(6)下部の保守作業性を向上することが
できる。また、加圧用ポンプ(9)が防振ばね(61)によ
り、送風機(13)が板ばね(62)によりそれぞれ台板(28)に
防振支持されているので、加圧用ポンプ(9)及び送風機
(13)の作動時の振動伝達を減少することができる。
【0038】また、台板(28)が枠状の台(29)の上に離脱
可能に設けられて前側が低く傾斜して形成されている。
このため、保守時に台板(28)を外部に取り出すことがで
き容易に作業することができる。また台板(28)に結露、
水漏れによる水がたまった場合に、水が前側に流れるの
で水漏れの発見が容易にできると共に、漏水の拭き取り
作業を容易に行うことができる。
【0039】また、外シンク(33)の上縁前部に操作・表
示部(21)が設けられているので、洗浄時に容易に操作す
ることができる。また洗浄終了後に排水口(55)の残菜受
け(56)の残菜を処理するとき、内シンク(31)、外シンク
(33)及び空気ノズル(42)部を掃除するときに、一時停止
スイッチ(211)を押すことにより誤って洗浄水が噴射す
る不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0040】また、昇降機構(63)は付勢体(66)が圧縮さ
れて固定筒体(64)に対して可動筒体(65)が下降した状態
で、突歯(68)が固定筒体(64)に設けられた孔(67)に嵌合
されて可動筒体(65)が図1に示すように下降位置に保持
される。これにより、洗浄槽(30)が台板(28)に対して下
降位置に配置され、据付時に図示が省略してあるが洗浄
装置が流し台等のテーブル状家具の内部底板の上に持ち
込まれる。そして、洗浄槽(30)の開口部(2)がテーブル
状家具の上板空所に対応した位置に配置される。
【0041】そして、人為操作によって突歯(68)が固定
筒体(64)に設けられた孔(67)に押し込まれると付勢体(6
6)の上方付勢力によって固定筒体(64)に対して可動筒体
(65)が上昇する。これによって、洗浄槽(30)が案内具(4
0)を介してレール(38)の案内溝(39)に案内されて所定高
さに上昇し、洗浄槽(30)はそれの上面がテーブル状家具
の上板に接した所定位置に保持される。
【0042】また、吸込口(71)及び吐出口(72)の間のハ
ウジング(70)とカムリング(73)の相互間及びハウジング
(70)とサイドプレート(76)の相互間に弾性を有するシー
ル材(77)が圧縮して挿入されているので、洗浄水の温度
変化のために加圧ポンプ(9)の各部材が伸縮することに
より生ずる不具合を防ぐことができる。すなわち、洗浄
水の温度が変化することにより熱膨張係数の異なるハウ
ジング(70)とカムリング(73)及びハウジング(70)とサイ
ドプレート(76)相互に隙間が生じ、吐出口(72)側へ流れ
る高圧の洗浄水が低圧の吸込口(71)へ流れポンプ効率が
低下する。
【0043】このハウジング(70)とカムリング(73)及び
ハウジング(70)とサイドプレート(76)相互間に弾性を有
するシール材(77)を圧縮して挿入することにより、洗浄
水の温度変化で生じる隙間をシール材(77)が弾性変形を
して埋めるため吐出口(72)側へ流れる高圧の洗浄水が低
圧の吸込口(71)へ流れるのを防ぎ、ポンプ効率の低下を
減少することができる。
【0044】また、ハウジング(70)とカムリング(73)及
びハウジング(70)とサイドプレート(76)の相互間に弾性
を有するシール材(77)を圧縮して挿入することにより、
加圧ポンプ(9)の各部材の寸法誤差を、シール材(77)の
弾性により吸収することができるため、加圧ポンプ(9)
の各部材の製作精度が低くても高いポンプ効率が得るこ
とができ、高圧の洗浄水を効率よく得ることのできる高
性能の加圧ポンプ(9)を安価に製作することができる。
【0045】また、洗浄水ノズル(41)は広い角度の扇形
の水幕状に洗浄水を噴射する必要がある。これに対して
洗浄水ノズル(41)を構成するノズル体(79)が、ノズル体
(79)を図7に示すように円筒軸線に沿って2分する2片
によって構成するノズル片(81)によって形成されてい
る。このため、型抜きが困難である先端が偏平で、かつ
拡幅したノズル孔(80)を有するノズル片(81)を容易に型
成形することができ、ノズル体(79)の製造費を節減する
ことができる。
【0046】また、ノズル体(79)を構成するノズル片(8
1)の互いに対向する対向面に、係止手段(84)が形成され
ているので、ノズル片(81)相互を容易に所定位置に組立
てることができ、製作費を低減することができる。ま
た、ノズル体(79)の長手に沿う係止手段(84)が設けられ
ていることによって、ノズル片(81)の相互間からの洗浄
水の漏出を減少することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、吸込口
及びノズルに接続する吐出口を有するハウジング、と、
このハウジング内に配置されて吸込口及び吐出口の間に
装備されたカムリングと、円周部にベーンが装備されて
カムリング内に配置されたローターと、カムリング及び
ローターを回転軸線に沿う方向から挟圧する位置に配置
された1対のサイドプレートと、吸込口及び吐出口の間
のハウジングとカムリングの相互間及びハウジングとサ
イドプレートの相互間に配置された弾性材製のシール材
とを設けたものである。
【0048】これによって、吸込口及び吐出口の間のハ
ウジングとカムリングの相互及びハウジングとサイドプ
レートの相互の隙間から、吐出口側に流れる高圧の洗浄
水が低圧の吸込口側へ流れることによるポンプ効率の低
下が弾性材製のシール材により減少する。したがって、
加圧用ポンプのポンプ効率を向上する効果がある。ま
た、加圧ポンプの各部材の製作精度が低くても、弾性材
製のシール材を設けることにより高いポンプ効率が得ら
れ、高圧の洗浄水を効率よく得ることのできる高性能の
加圧ポンプの製作を容易化し費用を低減する効果があ
る。
【0049】また、この発明は以上説明したように、吸
込口及びノズルに接続する吐出口を有するハウジング、
と、このハウジング内に配置されて吸込口及び吐出口の
間に装備されたカムリングと、円周部にベーンが装備さ
れてカムリング内に配置されたローターと、カムリング
及びローターを回転軸線に沿う方向から挟圧する位置に
配置された1対のサイドプレートと、吸込口及び吐出口
の間のハウジングとカムリングの相互間及びハウジング
とサイドプレートの相互間に配置された弾性材製のシー
ル材と、ノズルを構成し、円筒状体からなり先端が偏平
でありかつ拡幅したノズル孔を有するノズル体及びこの
ノズル体を形成して円筒軸線に沿って2分し相互の対向
面にノズル孔が形成されると共に対向面にノズル孔の長
手に沿って設けられて他の対向面に対して嵌合する係止
手段が設けられたノズル片とを設けたものである。
【0050】これによって、吸込口及び吐出口の間のハ
ウジングとカムリングの相互間及びハウジングとサイド
プレートの相互間に弾性材製のシール材が介装されるこ
とにより、加圧用ポンプにおいて高ポンプ効率で洗浄水
が加圧される。また、ノズル片相互の対向面にそれぞれ
先端が偏平で、かつ拡幅したノズル孔用の凹部が設けら
れ、またノズル片相互の対向面の係止手段が互いに嵌合
することにより、洗浄用ノズルが構成される。これによ
り、ノズル片相互を容易に所定位置に組立てることがで
きる。また、ノズル体の長手に沿う係止手段が設けられ
ているので、ノズル片の相互間からの洗浄水の漏出が減
少する。
【0051】したがって、吸込口及び吐出口の間のハウ
ジングとカムリングの相互及びハウジングとサイドプレ
ートの相互の隙間から、吐出口側に流れる高圧の洗浄水
が低圧の吸込口側へ流れることによるポンプ効率の低下
が弾性材製のシール材により減少する。したがって、加
圧用ポンプのポンプ効率を向上する効果がある。また、
加圧ポンプの各部材の製作精度が低くても、弾性材製の
シール材を設けることにより高いポンプ効率が得られ、
高圧の洗浄水を効率よく得ることのできる高性能の加圧
ポンプの製作を容易化し費用を低減する効果がある。
【0052】また、ノズル片相互の対向面にそれぞれ先
端が偏平で、かつ拡幅したノズル孔用の凹部が設けられ
る。したがって、型抜きが困難である先端が偏平で、か
つ拡幅したノズル孔を有するノズル体を容易に型成形す
ることができ、製造費を節減する効果がある。また、ノ
ズル体を構成するノズル片の互いに対向する対向面に係
止手段が形成されているので、ノズル片相互を容易に所
定位置に組立てることができ製作費を低減する効果があ
る。また、ノズル体の長手に沿う係止手段が設けられて
いることによって、ノズル片の相互間からの洗浄水の漏
出を減少することができ、洗浄効率を向上する効果があ
る。
【0053】また、この発明は以上説明したように、加
圧用ポンプの吐出口に接続され、先端が偏平でありかつ
拡幅したノズル孔を有する円筒状体を円筒軸線に沿って
2分し相互の対向面にノズル孔が形成されると共に対向
面にノズル孔の長手に沿って設けられて他の対向面に対
して嵌合する係止手段が設けられたノズル片とを設けた
ものである。
【0054】これによって、ノズル片相互の対向面にそ
れぞれ先端が偏平で、かつ拡幅したノズル孔用の凹部が
設けられ、またノズル片相互の対向面の係止手段が互い
に嵌合することにより、洗浄用ノズルが構成される。こ
れにより、ノズル片相互を容易に所定位置に組立てるこ
とができる。また、ノズル体の長手に沿う係止手段が設
けられているので、ノズル片の相互間からの洗浄水の漏
出が減少する。
【0055】したがって、型抜きが困難である先端が偏
平で、かつ拡幅したノズル孔を有するノズル体を容易に
型成形することができ、製造費を節減する効果がある。
また、ノズル体を構成するノズル片の互いに対向する対
向面に係止手段が形成されているので、ノズル片相互を
容易に所定位置に組立てることができ製作費を低減する
効果がある。また、ノズル体の長手に沿う係止手段が設
けられていることによって、ノズル片の相互間からの洗
浄水の漏出を減少することができ、洗浄効率を向上する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図で、洗浄装置を概
念的に示す斜視図。
【図2】図1の洗浄槽の上縁要部を示す斜視図。
【図3】図1の加圧用ポンプの拡大縦断面図。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【図5】図1の洗浄用ノズルの長手に沿う拡大縦断面
図。
【図6】図5のノズル体の拡大平面図。
【図7】図6の右側面図。
【図8】図5のノズル体を分解して示す斜視図。
【図9】従来の洗浄装置を示す内部透視斜視図。
【符号の説明】
2 開口部、9 加圧用ポンプ、28 台板、30 洗
浄槽、41 洗浄用ノズル、70 ハウジング、71
吸込口、72 吐出口、73 カムリング、74 ロー
ター、75 ベーン、76 サイドプレート、77 シ
ール材、79ノズル体、80 ノズル孔、81 ノズル
片、84 係止手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口及びノズルに接続する吐出口を有
    するハウジングと、このハウジング内に配置されて上記
    吸込口及び吐出口の間に装備されたカムリングと、円周
    部にベーンが装備されて上記カムリング内に配置された
    ローターと、上記カムリング及びローターを回転軸線に
    沿う方向から挟圧する位置に配置された1対のサイドプ
    レートと、上記吸込口及び吐出口の間の上記ハウジング
    と上記カムリングの相互間及び上記ハウジングと上記サ
    イドプレートの相互間に配置された弾性材製のシール材
    とを備えた加圧用ポンプ。
  2. 【請求項2】 吸込口及びノズルに接続する吐出口を有
    するハウジングと、このハウジング内に配置されて上記
    吸込口及び吐出口の間に装備されたカムリングと、円周
    部にベーンが装備されて上記カムリング内に配置された
    ローターと、上記カムリング及びローターを回転軸線に
    沿う方向から挟圧する位置に配置された1対のサイドプ
    レートと、上記吸込口及び吐出口の間の上記ハウジング
    と上記カムリングの相互間及び上記ハウジングと上記サ
    イドプレートの相互間に配置された弾性材製のシール材
    と、上記ノズルを構成し、円筒状体からなり先端が偏平
    でありかつ拡幅したノズル孔を有するノズル体及びこの
    ノズル体を形成して円筒軸線に沿って2分し相互の対向
    面に上記ノズル孔が形成されると共に上記対向面に上記
    ノズル孔の長手に沿って設けられて他の上記対向面に対
    して嵌合する係止手段が設けられたノズル片とを備えた
    加圧用ポンプ。
  3. 【請求項3】 加圧用ポンプの吐出口に接続され、先端
    が偏平でありかつ拡幅したノズル孔を有する円筒状体を
    円筒軸線に沿って2分し相互の対向面に上記ノズル孔が
    形成されると共に上記対向面に上記ノズル孔の長手に沿
    って設けられて他の上記対向面に対して嵌合する係止手
    段が設けられたノズル片を備えたノズル体。
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