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JP3140843B2 - 振動式按摩装置 - Google Patents
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JP3140843B2 - 振動式按摩装置 - Google Patents

振動式按摩装置

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JP3140843B2
JP3140843B2 JP04173348A JP17334892A JP3140843B2 JP 3140843 B2 JP3140843 B2 JP 3140843B2 JP 04173348 A JP04173348 A JP 04173348A JP 17334892 A JP17334892 A JP 17334892A JP 3140843 B2 JP3140843 B2 JP 3140843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体の足裏や腰などを
マッサージする振動式按摩装置に関する。
【0002】
【従来の技術】専ら足のマッサージに使用される振動式
按摩装置として特公昭62ー15229号公報のものが
知られている。このものは、モータを駆動源として振動
される振動子を有した按摩器を備え、前記モータは起動
スイッチを閉じることにより動作され、前記起動スイッ
チは按摩装置が使用者により押されている期間中閉じ
て、按摩器を動作させるように構成されている。そし
て、前記公報に記載の按摩装置は、起動スイッチの投入
時に按摩器をオン状態からスタートさせる回路を備え、
この回路により、起動スイッチの投入後直ちに運転が開
始されるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】起動スイッチの投入と
同時に発生する振動は、按摩装置全体に波及し、当然起
動スイッチにも作用する。そのため、以上のように起動
スイッチの投入後直ちに按摩器が動作される構成では、
足をゆっくりと載せる場合などにおいて、起動スイッチ
の閉じ状態が安定する前に、このスイッチに波及する振
動により起動スイッチの接片等が躍動し、それに伴い起
動スイッチは閉じた瞬間に開かれ易い。そして、按摩装
置が使用者により押され続けている関係で、前記のよう
にして起動スイッチが開いた直後に、起動スイッチは再
び閉じられる。
【0004】したがって、起動スイッチがその開閉を繰
り返す、いわゆるチャタリングを生じ、按摩器を安定し
た運転状態に移行させづらいという問題がある。また、
同様な理由により足をゆっくりと按摩装置から離す場合
においても、起動スイッチがチャタリングを生じて按摩
器の運転を直ちに停止させることができないという問題
もある。
【0005】本発明の目的は、起動スイッチのチャタリ
ングを防止して、円滑に安定した運転に移行できるとと
もに、円滑に運転を停止できる振動式按摩装置を得るこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用者の重さ
によって押し動かされるスイッチ板、及びこのスイッチ
板に連動して開閉し、かつ、前記スイッチ板が使用者に
より押されている期間中按摩器のモータを動作させる起
動スイッチを備えた振動式按摩装置において、前記モー
タの起動回路に挿入された通電制御手段と、前記起動ス
イッチが閉じた時は、常に、このスイッチが閉じた時点
から所定時間遅れて前記通電制御手段をオン動作させる
遅延回路とを具備したものである。
【0007】
【作用】前記構成の按摩装置において、その通電制御手
段は、オンされることにより按摩器のモータへの通電を
許し、オフされることにより前記モータへの通電を停止
する制御を行う。また、遅延回路は、起動スイッチが閉
じてから所定時間遅れて通電制御手段をオン動作させ
る。
【0008】したがって、起動スイッチが閉じてから所
定時間が経過するまでは按摩器が動作されず、前記所定
時間の経過時点では、起動スイッチの接片等が振動で躍
動されるにも拘らず、起動スイッチの閉じ状態が損なわ
れないように起動スイッチの閉じ状態を安定させること
ができる。
【0009】また、按摩装置から使用者が離れて起動ス
イッチが開かれる際に、起動スイッチが開かれた直後に
このスイッチが使用者の重みにより閉じられた場合、そ
の時点から既述のように所定時間が経過するまでは按摩
装置が動作されることはないので、その間に按摩装置か
ら完全に使用者が離れて、起動スイッチを閉じるような
状況をなくすことができる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図2〜図4において符号1は略直方体状
をなすケーシングで、底板2と、この底板2で下端開口
を塞がれるケーシング本体3とを連結して形成されてい
る。ケーシング1は図示しないが操作パネルを持ってい
る。ケーシング本体3の上壁には、長方形の開口3aが
形成されているとともに、この開口3a内に位置するス
イッチ板4が設けられている。
【0011】スイッチ板4は、図3に示されるように開
口3aの長辺に沿う基部4aの両端部に突部4bを設け
るとともに、中間部にも突部4cを設けて略E字形状を
なしている。このスイッチ板4は開口3aの縁部に設け
た一対の取付け部5(図4に一つのみ図示)に板ばね6
を介して取付けられている。板ばね6はスイッチ板4を
前記上壁と面一となるように常に上向きに付勢してい
る。スイッチ板4はその長さ方向両端に掛合片4dを夫
々有しており、これら掛合片4dは開口3aの短い方の
縁部下面に掛合され、それにより、スイッチ板4を水平
状態に保持するようになっている。
【0012】図2に示されるように底板2には二つの上
向き支え突部11が突設され、これら突部11は互いに
逆方向に傾斜した取付け面11aを有している。そし
て、これら取付け面11aに接して按摩器12A,12
Bが夫々別々に支え突部11に固定されている。すなわ
ち、按摩器12A,12Bはケーシング1にその長さ方
向に所定間隔をもって並設されているとともに、前記傾
斜した取付け面11aによって図2に示されるようにケ
ーシング1の正面から見てハの字配置に設けられてい
る。しかも、以上の配置にあって後述する振動子相互の
間隔は、これら二つの振動子に夫々別々に足裏をのせた
時に両足が競り合うことがない寸法に定められている。
【0013】2個の独立した按摩器12A,12Bの構
成は図5に示されている。すなわち、符号13は、モー
タ14が内蔵されるとともに一端部に筒部13aを有し
た按摩器本体で、15は中空の球状をなし、その外面に
筒部15aを有した硬質の振動子である。振動子15に
は偏心重り16が内蔵されており、その軸16aは筒部
15aに軸受け17を介して回転自在に支持されてい
る。
【0014】軸16aは、筒部13aに挿入されたモー
タ14の回転軸14aに、これら両軸14a,16aに
両端部を嵌着して設けられた湾曲可能なコイルバネ18
を介して連結されている。そして、コイルバネ18は可
撓性材料からなる蛇腹管19に収納されており、この管
19の両端部は夫々筒部13a,15aに嵌着されてい
る。
【0015】このような構成の按摩器12A,12Bは
既述のように斜めに取付けられ、それによって振動子1
5は、ケーシング1の開口3aにおけるスイッチ板4の
突部4b,4c間に位置されている。なお、図2〜図4
において符号23は柔軟性を有する布状のカバーであっ
て、前記操作パネルを露出させてケーシング本体3の外
面を覆って設けられている。
【0016】図4に示されるようにケーシング1内には
底板2から起立した取付け板20を介して起動スイッチ
21が設けられている。このスイッチ21には常開形の
マイクロスイッチが使用されている。起動スイッチ21
のアクチュエータ21aと前記突部4cとの間には連結
糸22が張り渡されている。この糸22を介してスイッ
チ板4は前記板ばね6の力でアクチュエータ21aを常
に引き上げている。
【0017】したがって、起動スイッチ21は、この按
摩装置の非使用時においてオフ状態を保持するととも
に、按摩器12A,12Bに使用者の身体がセットされ
て押されることによりオンされて、この状態を保持する
ものである。
【0018】また、ケーシング1内には2個の按摩器1
2A,12Bを各種の運転モードで制御する制御回路2
5が収納されている。制御回路25は図1に示す遅延回
路26を備えている。この遅延回路26は、モータ14
の駆動回路に挿入された通電制御手段としてのリレース
イッチ27と、プラスVccの電源端子と接地との間に設
けられた起動スイッチ21および抵抗35の直列回路の
相互接続点との間をつないで設けられている。
【0019】遅延回路26は時定数回路28が外付けさ
れた単安定マルチバイブレータ29と、アンド回路30
と、抵抗31と、NPN型のスイッチングトランジスタ
32と、リレーコイル33とを備えている。
【0020】すなわち、単安定マルチバイブレータ29
の入力端子Aは前記起動スイッチ21と抵抗35との相
互接続点に接続されているとともに、単安定マルチバイ
ブレータ29の出力端子Qバーはアンド回路30の一方
の入力端に接続されている。そして、アンド回路30の
他方の入力端は、起動スイッチ21と抵抗35との相互
接続点に接続されている。また、単安定マルチバイブレ
ータ29の出力パルス幅を決定する時定数回路28は、
コンデンサCと抵抗Rとで形成されて、前記バイブレー
タ29のC,K両端子に接続されている。
【0021】アンド回路30の出力端は抵抗31を介し
てスイッチングトランジスタ32のベースに接続されて
いる。そして、このトランジスタ32のエミッタは接地
されているとともに、同トランジスタ32のコレクタは
リレーコイル33を介してプラスVccの電源端子に接続
されている。リレーコイル33は前記リレースイッチ2
7とともにリレー34をなすものであり、このコイル3
3に発生される励磁力により、リレースイッチ27がオ
ンされるようになっている。なお、図1中符号36はモ
ータ14が接続される商用交流電源である。
【0022】前記構成の按摩装置は、商用交流電源36
に接続して例えば床に置いた状態で上面に両足を載せた
り、腰部や背中を載せたりして使用される。すなわち、
例えば両足を載せることによって、その重さでスイッチ
板4が板ばね6を中心に回動して押し下げられるから、
連結糸22が緩んで起動スイッチ21が自動的に閉じら
れるとともに、足裏がカバー23を介して按摩器12
A,12Bの振動子15に支持されて、この振動子15
を押圧する。
【0023】このようにして起動スイッチ21が使用者
の身体に押されて閉じると、プラスVccの電源電圧が、
単安定マルチバイブレータ29の入力端子Aおよびアン
ド回路30に夫々加えられる。そうすると、単安定マル
チバイブレータ29は、その出力端子Qバーを、前記プ
ラスVccの電源電圧の入力時点から時定数回路28によ
り決定された所定時間(1秒程度)が経過するまでの
間、L(ロー)電位の状態に維持する。
【0024】したがって、この期間はアンド回路30が
オフであるため、スイッチングトランジスタ32はオフ
していて、リレー34は動作せず、そのリレースイッチ
27もオフしている。そのため、前記所定時間の間はモ
ータ14への通電がされない。
【0025】そして、前記プラスVccの電源電圧の入力
時点から前記所定時間が経過すると、時定数回路28の
コンデンサCに蓄えられた電荷が放出され、それにより
単安定マルチバイブレータ29は安定状態に復帰するか
ら、その出力端子QバーがH(ハイ)電位の状態とな
る。このとき、アンド回路30には依然としてプラスV
ccの電源電圧が与えられているから、この回路30がオ
ンされる。
【0026】そうすると、スイッチングトランジスタ3
2がオンされるとともに、リレーコイル33への通電が
なされるから、その励磁力によりリレースイッチ27が
オンされて、モータ14への通電がなされる。そのた
め、モータ14が動作され、振動子15が回転し、それ
に伴って発生する振動で足部等に対するマッサージが行
われる。
【0027】以上のようにして使用者の身体により押し
動かされるスイッチ板4に連動して起動スイッチ21を
閉じることにより、その時点から遅延回路26に設定さ
れている所定時間の経過後にリレースイッチ27がオン
して、モータ14を動作させることができるから、使用
者の身体をゆっくりと按摩器12A,12Bの振動子1
5に押し当てた場合にも、振動が開始されるまでに、起
動スイッチ21が完全にオンした状態に安定させること
ができる。
【0028】詳しくは、起動スイッチ21はそのアクチ
ュエータ21aの変位で接片(図示しない)を接点に押
付けることによりオン状態となるが、前記所定時間の間
に振動子15が十分に押し下げられることに伴い、前記
接片を前記接点に十分に押付けるようにアクチュエータ
21aを変位させることができる。したがって、前記所
定時間の経過時点における振動動作により、起動スイッ
チ21の接片が躍動されても、それが前記接点から離れ
ることがない。そのため、オンされた起動スイッチ21
が開かれて、その開閉が繰り返されるチャタリングを生
じることがない。したがって、円滑に安定した運転に移
行することができる。
【0029】また、使用後には、この按摩装置の按摩器
12A,12Bから使用者が離れること伴い、起動スイ
ッチ21が開かれて振動動作は停止される。その際に、
ゆっくりと按摩器12A,12Bから足等を離しても、
起動スイッチ21のチャタリングが防止されるので、円
滑に運転を停止できる。
【0030】すなわち、起動スイッチ21が開かれた直
後にこのスイッチ21が閉じられることがあっても、そ
の時点から所定時間が経過するまでは、按摩器12A,
12Bが振動動作されることは既述のようにないので、
その間に使用者は足などを按摩器12A,12Bから完
全に離すことができ、それによって、起動スイッチ21
にチャタリングを生じる状況をなくすことができる。
【0031】なお、本発明は前記一実施例には制約され
ない。例えば、起動スイッチにはマイクロスイッチに代
えて、発光ダイオードおよびフォトセンサと、振動子へ
の使用者の身体の接離に伴って移動されて前記発光ダイ
オードの光路に挿入離脱される遮光部材とを組合わせて
なる光スイッチを用いてもよい。また、通電制御手段と
しては、リレースイッチに代えて、スイッチングトラン
ジスタ、或いは双方向性サイリスタ等を用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の按摩装置に
おいては、使用者の重さによって押し動かされるスイッ
チ板に連動して起動スイッチが閉じてから所定時間が経
過するまでは、常に、按摩器が動作されることがなく、
使用開始の際に起動スイッチのチャタリングが防止され
るので、円滑に安定した運転に移行できるとともに、按
摩装置から使用者が離れて運転を停止する際にも、起動
スイッチのチャタリングが防止されるので、円滑に運転
を停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る按摩装置の要部の回路
構成を示す図。
【図2】同実施例に係る按摩装置の構成を図3中Z−Z
線に沿って示す断面図。
【図3】同実施例に係る按摩装置の構成をそのカバーの
一部を省略して示す平面図。
【図4】同実施例に係る按摩装置の構成を図3中Y−Y
線に沿って示す断面図。
【図5】同実施例に係る按摩装置が備える振動式按摩器
を示す縦断側面図。
【符号の説明】4…スイッチ板、 6…板ばね、 12A,12B…按摩器、 14…モータ、 15…振動子、 21…起動スイッチ、21a…アクチュエータ、 22…連結糸、 26…遅延回路、 27…リレースイッチ(通電制御手段)、 29…単安定マルチバイブレータ、 30…アンド回路、 32…スイッチングトランジスタ、 33…リレーコイル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の重さによって押し動かされるス
    イッチ板、及びこのスイッチ板に連動して開閉し、か
    つ、前記スイッチ板が使用者により押されている期間中
    按摩器のモータを動作させる起動スイッチを備えた振動
    式按摩装置において、前記モータの起動回路に挿入され
    た通電制御手段と、前記起動スイッチが閉じた時は、常
    に、このスイッチが閉じた時点から所定時間遅れて前記
    通電制御手段をオン動作させる遅延回路とを具備したこ
    とを特徴とする振動式按摩装置。
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