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JP3145266B2 - トンネル用内装パネルの取り付け用金物 - Google Patents
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JP3145266B2 - トンネル用内装パネルの取り付け用金物 - Google Patents

トンネル用内装パネルの取り付け用金物

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JP3145266B2
JP3145266B2 JP03927695A JP3927695A JP3145266B2 JP 3145266 B2 JP3145266 B2 JP 3145266B2 JP 03927695 A JP03927695 A JP 03927695A JP 3927695 A JP3927695 A JP 3927695A JP 3145266 B2 JP3145266 B2 JP 3145266B2
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幸一 金沢
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ミサワセラミックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トンネル用内装パネ
ルの取り付け用金物に関し、特には内装パネルの上部お
よび下部を取り付けるための金物に関する。
【0002】
【従来の技術】図6およびその正面図を示す図7のよう
に、道路等のトンネルにおいては、トンネル基盤壁Wに
化粧用の内装パネルPが、そのコーナー部50aおよび
中間部50bにおいて取り付け用金物によって取り付け
られている。従来、前記内装パネルPの取り付け金物
は、図8に示すように、トンネル基盤壁Wに取り付けら
れる基盤側金物51と、内装パネルの上部および下部に
取り付けられるパネル上側金物61およびパネル下側金
物71よりなる。
【0003】前記基盤側金物51は、断面略L字形の固
定金物52と、断面L字形の先端部を折り曲げて立ち上
げた形状の係止金物55とよりなる。前記固定金物52
は、パネル上側金物61を固定するためのもので、基盤
壁Wに所要間隔で設けたアンカーボルトBに、横片53
を上にして縦片54が固定される。また、係止金物55
は、パネル下側金物71を係止するためのもので、横片
56を下にして縦片57が基盤壁のアンカーボルトBに
固定される。
【0004】一方、パネル上側金物61は、断面略L字
形からなって、縦片62が内装パネルP裏面の上部にボ
ルトで固定されると共に、横片63が前記固定金物52
の横片53に載置されてボルト締結される。またパネル
下側金物71はイナズマ形金物からなり、その上側の縦
片72が内装パネルP裏面の下部にボルトで固定される
と共に、下側の縦片73が前記係止金物55の立ち上げ
片58の内側に挿入されて係止される。
【0005】しかし、前記のトンネル用内装パネルの取
り付け用金物にあっては、前記のように内装パネルPの
上部がパネル上側金物61と基盤側金物51(固定金物
52)とのボルト締結により固定され、また内装パネル
Pの下部についてもその裏面とパネル下側金物71間で
基盤側金物51(係止金物55)を挟持することにより
固定されるため、内装パネルの取り付けに際し遊びがな
い。
【0006】従って、アンカーボルトBの取り付け角度
誤差や、基盤側金物51,51、上側金物61および下
側金物71に成形誤差が存在する場合には、基盤側金物
51,51に上側金物61や下側金物71を無理に取り
付けねばならず、内装パネルPに予期しない応力が加わ
ることとなり、内装パネルPにクラックや大きな割れを
生じることがある。そのため、アンカーボルトの取り付
け作業および内装パネルの取り付け作業に精緻さが要求
される。特にトンネル基盤壁Wが円弧状の場合には、ア
ンカーボルトおよび内装パネルの取り付けを正確に行な
うのは困難であり、また内装パネルがパネル基盤にタイ
ルを貼ったものの場合には、クラックを生じない程度の
小さな応力でもタイルの接着面に作用してタイルをパネ
ル基盤から剥離させるおそれがある。
【0007】さらに、上下に隣接する内装パネルの互い
に隣接するパネル下部と上部のために、二種類の基盤側
金物(前記係止金物55と固定金物52)を用いねばな
らない煩わしさ、およびその二種類の基盤側金物を基盤
壁に固定するため、アンカーボルトを近接して二つ取り
付けねばならない作業性の悪さもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、アンカーボルト等の取り付け誤差
等が生じた場合にも何ら問題なく取り付けることがで
き、しかも部品点数が少なくて施工作業も簡素化できる
トンネル用内装パネルの取り付け用金物を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、トンネル基
盤壁に所要間隔で設けたアンカーボルトに取り付けられ
る基盤側金物と、内装パネルの上部および下部に取り付
けられて前記基盤側金物に係止されるパネル上側金物お
よびパネル下側金物とよりなるトンネル用内装パネルの
取り付け用金物であって、前記基盤側金物は平面視略L
字形からなって、その一片側にアンカーボルト取り付け
孔を有し、他片側には、その上端にパネル下側金物の挿
入係止用切り欠きを、また中央部にパネル上側金物固定
用ボルト挿通孔を有し、前記パネル上側金物は平面視略
L字形からなって、その一片側に内装パネルへの固定用
ボルト挿通孔を有すると共に、他片側に前記基盤側金物
への固定用ボルト挿通孔を有し、また、前記パネル下側
金物は平面視略Z字形からなって、その一片側に内装パ
ネルへの固定用ボルト挿通孔を有し、他片側が前記基盤
側金物の挿入係止用切り欠きとの係止片を構成すること
を特徴とする。
【0010】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例のトンネル用内装パ
ネルの取り付け用金物の斜視図、図2は内装パネル取り
付け時を示す正面図、図3はその際の縦断面図、図4は
内装パネル取り付け後を示す正面図、図5はその際の縦
断面図である。
【0011】図1に示すトンネル用内装パネルの取り付
け用金物(以下取り付け用金物と記す)10は、基盤側
金物11、パネル上側金物21およびパネル下側金物3
1からなる。
【0012】前記基盤側金物11は、平面視略L字形か
らなって、その一片12側の中央部にはアンカーボルト
取り付け孔13が形成される。一方、他片14側にはそ
の上端にパネル下側金物31の挿入係止用切り欠き16
が設けられている。
【0013】前記挿入係止用切り欠き16は、その開口
幅がパネル下側金物31の係止片36の厚みより僅かに
大とされ、また、その長さがパネル下側金物31を確実
に係止し得る程度の長さとされる。この実施例の挿入用
切り欠き16は、その開口幅がパネル下側金物31の係
止片36の厚みより1mm程度大とされ、その長さが係
止片36の長さの4分の1程度に形成されている。
【0014】また、前記片14には、その中央部にパネ
ル上側金物固定用ボルト挿通孔17が形成されている。
このパネル上側金物固定用ボルト挿通孔17は、縦方向
に伸びる長穴形状に形成されており、パネル上側金物固
定用ボルト38(図4に示す)の挿通位置を縦方向にお
いて自在に調整できるように構成されている。
【0015】前記基盤側金物11は、図2ないし図5に
示すように、トンネルの基盤壁Wに植設されたアンカー
ボルトBに、前記アンカーボルト取り付け孔13を介し
て取り付けられる。その際、基盤側金物11の挿入係止
用切り欠き16が上になるようにされる。なお、前記ア
ンカーボルトBは、図7に示す隣接する内装パネルのコ
ーナー部50a付近あるいは中間部50bに設けられ
る。符号NはアンカーボルトB用のナットである。
【0016】一方、パネル上側金物21は、平面視略L
字形からなり、その一片22側の下部に内装パネルへの
固定用ボルト挿通孔23が形成され、他片26側の上端
には前記基盤側金物11への固定用ボルト挿通孔27が
形成されている。この実施例の固定用ボルト挿通孔27
は、片26の上端から所望の奥行きで形成された切り欠
きで構成されて、ボルトが挿通し易くされているが、周
囲の閉じた真円、楕円等であってもよい。
【0017】このパネル上側金物21は、図2ないし図
5に示すように内装パネルPの裏面上部のコーナー部あ
るいは中央部付近に、前記片22のボルト挿通孔23に
挿通した固定用ボルト28によって取り付けられる。な
お、図2ないし図5においては、理解を容易とするた
め、内装パネルP,Pが上下に隣接する部分について示
す。
【0018】また、パネル下側金物31は、平面視略Z
字形からなり、その一片32側の中央部には内装パネル
への固定用ボルト挿通孔33が形成されている。一方、
中間片34を介して前記片32と連接する他片35は、
前記基盤側金物11の挿入係止用切り欠き16との係止
片36を構成する。
【0019】このパネル下側金物31は、図2ないし図
5に示すように、内装パネルPの裏面下部のコーナー部
あるいは中央部付近に、前記ボルト挿通孔33に挿通し
た固定用ボルト37によって取り付けられる。その際、
このパネル下側金物31の係止片36が前記基盤側金物
の挿入係止用切り欠き16側になるようになされる。
【0020】このようにしてなる取り付け用金物10
は、前記のようにして基盤側金物11がトンネルの基盤
壁Wに取り付けられ、またパネル上側金物21が内装パ
ネルPの上部裏面のコーナー部50a付近あるいは中央
部50b付近に、パネル下側金物31が内装パネルPの
下部裏面のコーナー部付近50aあるいは中央部50b
に各々取り付けられる。そして、図2および図3に示す
ように、内装パネルPの下部にあるパネル下側金物31
の係止片36が、前記基盤壁Wにある基盤側金物11の
挿入係止用切り欠き16に挿入係止される。
【0021】次いで、内装パネルPの上部にあるパネル
上側金物21の片26が、図4に示すように、前記基盤
側金物11の片14の外側に配置される。この時、前記
基盤側金物11の片14とパネル上側金物21の片26
間には、基盤側金物11とパネル上側金物21間の間隔
調整用に適宜ワッシャ40が配置される。そして、固定
用ボルト38を、前記基盤側金物11のボルト挿通孔1
7とワッシャ40およびパネル上側金物21上端の固定
用ボルト挿通孔27に挿通し、ナット39と螺合する。
これにより、内装パネルPが基盤壁Wに取り付けられ
る。
【0022】その際、内装パネルPの上部は緊結固定さ
れるものの、内装パネルPの下部についてはパネル下側
金物31によって基盤側金物11に係止されるだけであ
るため、遊びがある。したがって、アンカーボルトBの
取り付け誤差あるいは基盤側金物11等の成形誤差があ
っても、内装パネルPに加わる応力を軽減でき、内装パ
ネルに割れ等が発生するのを防止できる。
【0023】また、前記基盤側金物11は、前記挿入係
止用切り欠き16によって下側金物31を係止すると共
に、固定用ボルト挿通孔17によって上側金物21を固
定することができる。したがって、下側金物固定用およ
び上側金物固定用の基盤側金物ならびにアンカーボルト
をそれぞれ別個に設ける必要がないため、アンカーボル
トの植設作業および基盤側金物の取り付け作業が簡単に
なると共に、必要な部品点数も少なくて済むため、きわ
めて経済的である。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
取り付け用金物によれば、内装パネルの上部は緊結固定
するものの、下部についてはパネル下側金物を介して基
盤側金物に係止するだけであるため、内装パネルの取り
付けに遊びがある。そのため、アンカーボルト等に取り
付け誤差等が生じた場合にも、内装パネルに加わる応力
を前記遊びにより軽減でき、内装パネルが割れる等の不
具合が生じるのを防止できる。
【0025】また、この発明の取り付け用金物によれ
ば、基盤側金物が、パネル下側金物の挿入係止用切り欠
きとパネル上側金物固定用ボルト挿通孔を有するため、
上下に隣接する内装パネルのコーナー部あるいは中央部
の取り付け用として必要な基盤側金物は一つで済む。し
たがって、基盤側金物をトンネル基盤壁に取り付けるの
に必要なアンカーボルトの植設作業およびそのアンカー
ボルトへの基盤側金物の取り付け作業がきわめて簡単に
なる。加えて、取り付け用金物として必要な部品点数も
少なくなり、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のトンネル用内装パネルの
取り付け用金物の斜視図である。
【図2】内装パネル取り付け時を示す正面図である。
【図3】その際の縦断面図である。
【図4】内装パネル取り付け後を示す正面図である。
【図5】その際の縦断面図である。
【図6】トンネル内部の部分断面図である。
【図7】その部分の正面図である。
【図8】従来の取り付け用金物を用いる内装パネルの取
り付けを示す断面図である。
【符号の説明】
11:基盤側金物 12,14:基盤側金物の片 13:アンカーボルト取り付け孔 16:挿入係止用切り欠き 17:ボルト挿通孔 21:パネル上側金物 22,26:パネル上側金物の片 23,27:ボルト挿通孔 31:パネル下側金物 32,34,35:パネル下側金物の片 33:ボルト挿通孔 36:パネル下側金物の係止片 B:アンカーボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル基盤壁に所要間隔で設けたアン
    カーボルトに取り付けられる基盤側金物と、内装パネル
    の上部および下部に取り付けられて前記基盤側金物に係
    止されるパネル上側金物およびパネル下側金物とよりな
    るトンネル用内装パネルの取り付け用金物であって、 前記基盤側金物は平面視略L字形からなって、その一片
    側にアンカーボルト取り付け孔を有し、他片側には、そ
    の上端にパネル下側金物の挿入係止用切り欠きを、また
    中央部にパネル上側金物固定用ボルト挿通孔を有し、 前記パネル上側金物は平面視略L字形からなって、その
    一片側に内装パネルへの固定用ボルト挿通孔を有すると
    共に、他片側に前記基盤側金物への固定用ボルト挿通孔
    を有し、 また、前記パネル下側金物は平面視略Z字形からなっ
    て、その一片側に内装パネルへの固定用ボルト挿通孔を
    有し、他片側が前記基盤側金物の挿入係止用切り欠きと
    の係止片を構成することを特徴とするトンネル用内装パ
    ネルの取り付け用金物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0277857A1 (fr) 1987-01-21 1988-08-10 Elf Atochem S.A. Procédé de purification de chlorure d'aluminium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0277857A1 (fr) 1987-01-21 1988-08-10 Elf Atochem S.A. Procédé de purification de chlorure d'aluminium

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