Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3145679B2 - ねじ式締着構造の保護構造 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3145679B2 - ねじ式締着構造の保護構造 - Google Patents

ねじ式締着構造の保護構造

Info

Publication number
JP3145679B2
JP3145679B2 JP09045898A JP9045898A JP3145679B2 JP 3145679 B2 JP3145679 B2 JP 3145679B2 JP 09045898 A JP09045898 A JP 09045898A JP 9045898 A JP9045898 A JP 9045898A JP 3145679 B2 JP3145679 B2 JP 3145679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
female
protection
male
slits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09045898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11287233A (ja
Inventor
誠 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP09045898A priority Critical patent/JP3145679B2/ja
Publication of JPH11287233A publication Critical patent/JPH11287233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145679B2 publication Critical patent/JP3145679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボルトやナット
等の各種ねじ式締着手段によって形成された締着構造を
保護するための保護構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄塔、橋、建物等の大型構造物か
ら身の回りの物まで、各種の物において、ボルトやナッ
ト等のねじ部を有するねじ式の締着手段が用いられてい
る。ねじ式の締着手段は、基本的には、雄ねじと雌ねじ
との螺合による結合構造を有する。ねじ式の締着手段に
よれば、例えば、雄ねじを有する部材と雌ねじを有する
部材との間にある物体を締め付けたり、固定したり、あ
るいは、雄ねじ部を有する部材と雌ねじ部を有する部材
とを互いに結合したりすることができる。
【0003】しかし、このようなねじ式の締着手段によ
る結合構造は、雄ねじと雌ねじとの螺合を緩めるように
すると解除される。このように、結合構造の形成及び解
除が比較的容易に可能である点は、ねじ式の締着手段の
大きな利点である。一方、解除が容易であるがゆえに、
人為的あるいは非人為的な、通常は考えられないが回避
することもできないような外力により螺合が緩められて
結合構造が解除されるおそれがある。特に、安全性を確
保すべき構造物や物品において、このような結合構造の
解除は避けられるべきである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
ねじ式の締着手段による結合構造の予想しえない外力に
よる解除を回避することができるねじ式の締着構造の保
護構造を提供することをその目的とする。また、本発明
では、そのような保護が可能なねじ部材セットを提供す
ることも目的とする。また、本発明では、そのような保
護が可能な保護部材を提供することも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した本
発明の目的を達成するべく、以下の発明を創作した。す
なわち、第1の発明は、雄ねじと雌ねじとの螺合によっ
て形成される締着構造を保護する構造であって、前記雄
ねじを有する雄部材か前記雌ねじを有する雌部材の少な
くとも一方のねじ部材の外周に沿って形成された係止部
と、前記係止部を有するねじ部材を内嵌する筒状であっ
て、その周方向に沿うとともに互いに平行状の2本のス
リット、あるいは当該2本のスリットを含む略コの字状
のスリットが打ち抜かれて形成された突出部を有する保
護部材、とを備えており、前記保護部材が前記ねじ部材
を内嵌した状態において前記保護部材を前記ねじ部材に
対して回転可能に前記突出部が前記係止部に係止され
て、前記ねじ部材には、実質的に外力が作用しないよう
に形成される、ねじ式締着構造の保護構造である。この
発明によれば、雄部材が雌部材の少なくとも一方に対し
て、実質的に外力が作用しないように形成した保護部材
を備えているため、雄部材と雌部材が互いに相対回転不
能となっており、このため、螺合による締着構造は解除
されないようになっている。前記スリットが打ち抜かれ
て形成された突出部によれば、充分な係止が可能であ
る。
【0006】このようにすると、保護部材が挿入された
ねじ部材を内嵌しつつ、ねじ部材に対して回転可能に形
成可能である。ねじ部材を内嵌しつつ、保護部材がねじ
部材に対して回転するということは、このような嵌合状
態を形成する係止部と突出部との係止は、あくまで、突
出部が、ねじ部材に実質的に外力を作用することなく、
ねじ部材の係止部に係止されるような係止状態となって
いる。すなわち、保護部材の突出部が、ねじ部材の係止
部に係止され、保護部材をねじ部材から外れないように
する一方、保護部材を把持したり、回転したりしても、
そのとき作用する力がねじ部材には伝達されないように
なっている(遊びのある)状態である。
【0007】第2の発明は、雄ねじを有する雄部材と雌
ねじを有する雌部材、とを有し、この雄部材か雌部材の
少なくとも一方のねじ部材の外周に沿って係止部を有
し、前記係止部を有するねじ部材を内嵌する筒状の保護
部材を有し、この保護部材には、前記保護部材が前記ね
じ部材を内嵌した状態において、前記係止部に係止可能
な打ち抜き片を形成する、保護部材の周方向に沿うとと
もに互いに平行状の2本のスリット、あるいは当該2本
のスリットを含む略コの字状のスリットを有しており、
前記保護部材により前記ねじ部材には、実質的に外力が
作用しないように形成される、ねじ部材セットである。
このねじ部材セットによれば、保護部材が挿入されたね
じ部材を内嵌しつつ、ねじ部材に対して回転可能に形成
可能であり、外力が実質的にねじ部材に伝達されないよ
うになっている。
【0008】第2の発明においては、前記筒状体の前記
突出部を、筒状体の一部を打ち抜くことにより形成可能
に切り込み(スリット)が形成されているため、容易に
突出部が形成され、また、容易に、保護部材をねじ部材
から外れないようにすることができる。
【0009】また、第1の発明および第2の発明におい
て、前記係止部は、ねじ部材の外周に沿って備えた凹部
あるいは切り欠き部であることが好ましい。また、前記
係止部は、ねじ部材の外周に沿って備えた凸部であるこ
とも好ましい。さらに、前記凸部を、雌ねじ部材に備え
る場合、雌部材とその雌部材よりも外径の大きな雌部材
とを組み合わせることにより形成することも好ましい。
また、雌ねじ部材よりも外径の大きなワッシャーを挟む
ようにして形成することも好ましい。また、二つの雌部
材のフランジ状の端部を合わせて一つの凸部を形成する
ようにしてもよい。前記凹部あるいは切り欠き部を、雌
ねじ部材に備える場合、雌ねじ部材よりも外径の小さな
雌ねじを組み合わせることにより形成することも好まし
い。また、雌ねじ部材よりも外径の小さな座金を挟むよ
うにして形成することも好ましい。また、二つの雌部材
の切り欠き状端部をつきあわせるようにして一つの凹部
を形成するようにしたり、一つの雌部材の切り欠き状端
部ともう一つの雌部材の端部とをつきあわせて一つの凹
部を形成してもよい。さらには、雌部材の被締着体側の
端部を切り欠き状として、この切り欠き状部と被締着体
とで凹部を形成してもよい。
【0010】第3の発明は、雄ねじと雌ねじとの螺合に
よって形成される締着構造を保護する、ねじ式締着構造
の保護部材であって、雄部材か雌部材の少なくとも一方
のねじ部材を内嵌する筒状であって、前記ねじ部材を指
向する打ち抜き片を形成可能な周方向に沿うとともに互
い平行状の2本のスリット、あるいは当該2本のスリッ
トを含む略コの字状のスリットを有しており、前記ねじ
部材には、実質的に外力が作用しないように形成され
る、保護部材である。
【0011】前記保護部材には、前記平行状の2本スリ
ットの長さの中央付近にさらに1本のスリットを備える
ことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。本発明のねじ式締着構造の保護構
造は、当該ねじ式締着構造を形成する雄部材と雌部材
と、保護部材とから形成されている。雄部材は、軸部に
雄ねじを有する。さらに、頭部を備えていてもよい。頭
部の形状は特に問うものではない。雌部材は、基部に形
成された孔部の内周に雌ねじを有する。基部には、2個
以上の孔部が形成されていて、それぞれの孔部に雌ねじ
を有する構造であってもよい。雌部材は、2以上の雌部
材を同時に使用する形態であってもよい。雌部材の基部
の形状を特に問わない。
【0013】雄部材と雌部材の雄ねじと雌ねじを螺合に
よって形成される締着構造とは、単に雄部材と雌部材と
を結合させるような締着構造や、雄部材と雌部材とによ
ってその間に被締着物を締め付けて結合させる締着構造
等が含まれる。
【0014】本発明で使用される保護部材は、雄ねじと
雌ねじの螺合によって形成される締着構造を、雄部材か
雌部材の少なくとも一方に対して実質的に外力が作用し
ないように形成されている。ここで、実質的に外力が作
用しないとは、雄ねじと雌ねじとの締着を緩めるような
外力が作用しないことをいう。具体的には、雄ねじと雌
ねじと締着を緩めるように働く相対回転をさせる外力が
作用しないことをいう。このような外力とは、雄部材あ
るいは雌部材のいずれか一方を固定し、他方を回転させ
るような力である。したがって、雄部材か雌部材の少な
くとも一方を、固定もできないしかつ回転もできないよ
うにできればよい。換言すると、ねじ部材の少なくとも
一方を有効に把持できないようにすればよい。
【0015】以上のことから、本発明の保護構造は、以
下に示すようなねじ部材と保護部材とで形成されること
が好ましい。すなわち、保護部材を、雄部材の螺合に関
与しない部位(以下、雄非螺合部位ともいう。)又は、
雌部材の基部(以下、雌基部ともいう。)を挿入可能な
筒状体に設ける。そして、この筒状体が雄非螺合部位か
雌基部の少なくとも一方を内嵌しつつそれらに対して回
転可能な嵌合状態を形成するようにすればよい。具体的
には、筒状体には、その内側に挿入されるねじ部材の雄
非螺合部位や雌基部を指向して突出する突出部を設け
る。一方、ねじ部材の雄非螺合部位や雌基部には、その
外周に沿って凸状、凹状、切り欠き状等の係止部を形成
し、筒状体の突出部を係止できるようにする。そして、
この突出部と係止部との係止により、筒状体が雄非螺合
部位や雌基部を内嵌しつつこれらに対して回転可能な嵌
合状態を形成するようにする。
【0016】このような筒状体と雄非螺合部位あるいは
雌基部との嵌合状態を形成することができる本発明の実
施形態について説明する。
【0017】本形態における保護部材140を図1に示
す。なお、この図1の保護部材140は、スリットに基
づいて打ち抜き片が形成されている。この保護部材14
0では、保護しようとするねじ部材の外径よりやや大き
い、内径を有する円筒状に形成されている。また、ねじ
部材側の係止部に係止される突出部が打ち抜き片によっ
て形成されるようになっている。図1(a)及び(b)
に示すように、周方向に沿ってほぼ平行状に2本のスリ
ット142が保護部材に形成されるようになっている。
このスリット142形成部位が内側に打ち抜かれること
により、突出部143が形成される。この場合、スリッ
ト142の長さの中央付近で二つのスリット142間に
さらにスリットを入れることにより、一層内側に突出す
るスリットを形成することができる。さらに、図1の
(c)には、保護部材140における突出部の別形態と
して、周方向に沿って平行な2本のスリットを有するコ
の字状のスリット152と、このスリット152を打ち
抜いて得られる突出部153が示されている。
【0018】かかる保護部材140を、例えば、図2に
示す保護部材120,130の少なくとも一方に替えて
用いることにより、本発明の保護構造及びねじ部材セッ
トが得られる。以下、図2の形態について説明する。図
2の形態では、ボルト102と、ナット112a、11
2とを備えている。ボルト102は、正六角柱状の頭部
104を有し、その軸部には雄ねじが形成されている。
このボルト102の頭部104の外周には、その円周方
向に沿って凸部106が形成されている。凸部106
は、本形態においては頭部104のほぼ中央に形成され
ている。本形態においては、頭部104が雄非螺合部位
に対応し、凸部106が係止部に対応する。
【0019】ナット112a、112bは、正六角のリ
ング状でほぼ同外径の基部を有しており、この基部の中
央部には、貫通孔が形成されてその内周面にはそれぞれ
雌ねじが形成されている。これらのナット112a、1
12bの間には、ワッシャー113を挟むようになって
いる。ワッシャー113は、基部114a、114bよ
りも大きな外径を有している。なお、本形態では、ワッ
シャーを用いたが、ナットより大径のナットを用いるこ
ともできる。基部は、雌基部に対応し、ワッシャー11
3の外周部分は凸部116を形成し、この凸部116が
係止部に対応する。
【0020】なお、参考までに保護部材120,130
について説明するが、これらの保護部材の120、13
0におけるスリット形態及びこれに基づく打ち抜き片
(突出部)の形態は本発明の実施形態ではない。ボルト
側の保護部材120は、ボルト102の頭部104の外
径よりやや大きい内径を有し、かつ頭部104の側部全
体と頂上部の一部を覆うことができるような大きさの略
円筒状に形成されている。この保護部材120の側部の
所定の位置、すなわち、頭部104に被せた場合におけ
る、頭部104に形成した凸部106の位置に対応する
高さ位置に所定の大きさで略コの字状(下方にコの字が
開口するように)のスリット122が形成されている。
スリット122は、保護部材120の直径上に2カ所形
成されている。ナット側の保護部材130は、ナット1
12a、112bの外径より大きく、かつワッシャー1
13の外径よりもやや大きい内径を有し、ナット112
a、112b及びワッシャー113の側部全体及び下端
部の一部を覆うことができるような略円筒状に形成され
ている。この保護部材130の側部の所定の位置、すな
わち、ワッシャー113によって形成される凸部116
の位置に対応する高さ位置に所定の大きさで上方にコの
字が開口するような略コの字状のスリット132が形成
されている。スリット132は、保護部材130の直径
上に2カ所形成されている。なお、これらの保護部材1
20,130におけるスリット形態は、本発明の実施
態ではない。
【0021】次に、このように形成したボルト102と
ナット112a、112bと、ワッシャー113と、保
護部材120、130とによって形成される締着構造の
保護構造を説明する。まず、被締着体Gをボルト102
と、ナット112a、112bと、ワッシャー113と
を用いて通常通り締着する。ボルト2に保護部材120
を被せ、この保護部材120に対して、スリット122
形成部位を内側に打ち抜いて、打ち抜きによって保護部
材120の内側に突出される突出部123が凸部106
に係止するようにする。双方のスリット122形成部位
において打ち抜き片が突出部123を形成して、突出部
123と凸部106との所定の係止状態を得て、保護材
120が、ボルト102を内嵌した状態でボルト102
に対して回転可能な嵌合状態が得られる。
【0022】次に、保護部材130をナット112a、
112b及びワッシャー113に被せ、保護部材120
と同様に、スリット形成部位を内側に打ち抜いて、打ち
抜き片133で突出部を形成し、打ち抜き片133と凸
部106との所定の係止状態を得、さらに、保護部材1
30とナット112a、112bとの所定の嵌合状態を
得る。
【0023】以上の締着構造において、本発明に係る保
護部材140を保護部材120,130に替えて用いる
ことにより本発明の実施形態となる。すなわち、保護部
材140を、ねじ部材であるボルト102あるいはナッ
ト112a、112bに被せて、スリット142、15
2を内側に打ち抜いて突出部143,153を形成させ
るようにすれば、同様の保護構造を得ることができる。
換言すれば、これらの保護部材120,130のスリッ
トに替えてスリット142,152を付与することによ
り、本発明の保護構造やねじ部材を得ることができる。
なお、本例では、ボルトにもナットにも、双方に保護材
を取り付けする構成としたが、ボルトかナットの少なく
とも一方に保護材を取り付けすることにより、こ の締着
構造の保護は達成される。
【0024】このようにして、ボルト102に保護部材
140を取り付けることにより、ボルト102は人手で
も、また、把持具も、有効に把持できないようになって
いる。したがって、螺合を緩めるようにボルト102を
固定することもできないし、また、ボルト102を回転
させようとしても、保護部材140がボルト2を内嵌し
た状態でくるくる回るだけであるので、回転させること
もできない。また、ナット112a、112bとワッシ
ャー113に対して保護部材140を取り付けすること
により、ナット112a、112bも、有効に把持でき
ないようになっているので、固定も回転もできず、螺合
を緩めることはできない。
【0025】本形態においては、ワッシャー113を挟
むだけで容易にナットに凸部116が形成されるという
利点がある。また、打ち抜きによる突出部の形成では、
容易に突出部を形成できるので好ましい。また、簡単な
構造の係止部でも、十分な係止が可能である。なお、打
ち抜きによる打ち抜き片で形成される突出部は、凹状や
凸状の各種形態の係止部に適用することができる。
【0026】この形態においては、保護部材の突出部が
係止される、ねじ部材側(ナット)の凸状の係止部をナ
ット間に挟まれるワッシャーによって形成したが、係止
部の形態はこれに限定されるものではなく、ナットの外
周に形成される凸部であってもよい。例えば、ナット1
12a、112bのそれぞれ下端側、上端側をフランジ
状としておくことにより、凸状の係止部を形成すること
ができる。これによれば、フランジ状の凸部が重ね合わ
されているので、強化された係止部を得ることができ
る。
【0027】また、係止部は凹状とすることもできる。
例えば、図3に示すように、ボルト2の頭部4やナット
12の基部14の外周に円周方向に沿って凹部6,16
を形成することにより、当該凹部を係止部とすることも
できる。 また、少なくとも2個のナットを一つのボルト
に螺合させるようにし、各ナットの互いに他のナットに
隣接する側を、他のナット部位よりも外径が小さくなる
ような切り欠き状部を設けるようにすることによっても
得ることができる。すなわち、これらのナットを螺合す
るときには、その当接部分には、切り欠き状部が対合す
ることにより、凹状の係止部がナット間に形成されるこ
とになる。なお、一方のナットの隣接する側を、切り欠
き状にすることよっても、凹状の係止部を形成すること
もできる。なお、2個のナットを用いることにより、締
着力の向上も同時に図ることができる。さらに、これを
保護する保護部材が長くなるため、締着状態の保護が強
化される。さらに、より大径のナットの間に、より小径
のナットを挟んで螺合すると、小径ナット部分が凹状の
係止部となる。また、ナットの被固着体G側の端部に外
周に沿って切り欠き状部を設けて、この切り欠き状部と
被締着体Gとの間で凹状の係止部を形成することもでき
る。
【0028】また、保護部材の形状は、図1において
は、円筒状であったが、図2に示すように、ボルトの頭
部の外径よりやや大きい内径を有し、かつ頭部の側部全
体と頂上部の一部を覆うことができるような開口端縁を
有する略円筒状に形成してもよい。また、図3に示すよ
うに、ボルトの頭部の外径よりもやや大きい内径を有し
かつ少なくともボルト頭部の全体(ボルトの軸部までを
覆うようにすることもできる。)を覆うことのできるキ
ャップ状の保護部材20、30としてもよい。キャップ
状とすることにより、ボルトやナットの端部を大きな力
で押圧して固定したり、回転させようとすることも回避
され、締着構造の保護が強化される。
【0029】なお、ボルトかナットの少なくとも一方に
保護材を取り付けすることにより、この締着構造の保護
は達成される。本形態では、ボルトとナットとの双方に
保護材を取り付けたので、より保護が強化されている。
【0030】また、一つの保護部材において、一つの係
止部に対応する2以上の突出部を設けることはもちろん
可能であるが、2以上の係止部に対応する2以上の突出
部を設 けることも可能である。さらに、一つの雄部材あ
るいは雌部材に対して、2以上の保護部材を設けること
ももちろん可能である。以上の記載から、抽出される、
ねじ式締着構造の保護構造、ねじ部材セット、保護部
材、ねじ部材の全ては、本発明に包含される。
【0031】
【発明の効果】第1の発明ないし第4の発明によると、
雄部材か雌部材の少なくとも一方に対して、実質的に外
力が作用しないように形成されているので、雄部材と雌
部材が互いに相対回転不可能となっており、このため、
螺合による締着構造は解除されないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護部材の実施形態の一例を示す図で
あり、打ち抜き片により突出部を形成した例を示す図
(a)〜(c)である。
【図2】保護構造の参考例を示す図である。
【図3】保護構造の他の参考例を示す図である。
【符号の説明】2、102 ボルト 12、112、212 ナット 6,16、106、116 係止部 142、152 スリット 143、153 突出部(打ち抜き片) 140 保護部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−35211(JP,A) 実開 昭56−157418(JP,U) 実開 昭63−15320(JP,U) 実開 昭56−20072(JP,U) 実開 昭56−4667(JP,U) 実開 昭63−145013(JP,U) 実開 昭63−96314(JP,U) 実開 平3−7518(JP,U) 特公 昭48−25459(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 41/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄ねじと雌ねじとの螺合によって形成され
    る締着構造を保護する構造であって、 前記雄ねじを有する雄部材か前記雌ねじを有する雌部材
    の少なくとも一方のねじ部材の外周に沿って形成された
    係止部と、 前記係止部を有するねじ部材を内嵌する筒状であって、
    その周方向に沿うとともに互いに平行状の2本のスリッ
    ト、あるいは当該2本のスリットを含む略コの字状のス
    リットが打ち抜かれて形成された突出部を有する保護部
    材、 とを備えており、 前記保護部材が前記ねじ部材を内嵌した状態において前
    記保護部材を前記ねじ部材に対して回転可能に前記突出
    部が前記係止部に係止されて、前記ねじ部材には、実質
    的に外力が作用しないように形成される、ねじ式締着構
    造の保護構造。
  2. 【請求項2】雄ねじを有する雄部材と雌ねじを有する雌
    部材、とを有し、 この雄部材か雌部材の少なくとも一方のねじ部材の外周
    に沿って係止部を有し、 前記係止部を有するねじ部材を内嵌する筒状の保護部材
    を有し、この保護部材には、前記保護部材が前記ねじ部
    材を内嵌した状態において、前記係止部に係止可能な打
    ち抜き片を形成する、保護部材の周方向に沿うとともに
    互いに平行状の2本のスリット、あるいは当該2本のス
    リットを含む略コの字状のスリットを有しており、前記
    保護部材により前記ねじ部材には、実質的に外力が作用
    しないように形成される、ねじ部材セット。
  3. 【請求項3】雄ねじと雌ねじとの螺合によって形成され
    る締着構造を保護する、ねじ式締着構造の保護部材であ
    って、 雄部材か雌部材の少なくとも一方のねじ部材を内嵌する
    筒状であって、前記ねじ部材を指向する打ち抜き片を形
    成可能な周方向に沿うとともに互い平行状の2本のスリ
    ット、あるいは当該2本のスリットを含む略コの字状の
    スリットを有しており、前記ねじ部材には、実質的に外
    力が作用しないように形成される、保護部材。
  4. 【請求項4】前記保護部材には、前記平行状の2本スリ
    ットの長さの中央付近にさらに1本のスリットを備え
    る、請求項3記載の保護部材。
JP09045898A 1998-04-02 1998-04-02 ねじ式締着構造の保護構造 Expired - Fee Related JP3145679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09045898A JP3145679B2 (ja) 1998-04-02 1998-04-02 ねじ式締着構造の保護構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09045898A JP3145679B2 (ja) 1998-04-02 1998-04-02 ねじ式締着構造の保護構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11287233A JPH11287233A (ja) 1999-10-19
JP3145679B2 true JP3145679B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=13999181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09045898A Expired - Fee Related JP3145679B2 (ja) 1998-04-02 1998-04-02 ねじ式締着構造の保護構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145679B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11287233A (ja) 1999-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000257623A (ja) ボルト取外し防止構造
JPWO2003093692A1 (ja) 緩み止め締結具
JP4276775B2 (ja) ねじ部材
JP3145679B2 (ja) ねじ式締着構造の保護構造
JP2000027836A (ja) ロック機能を持つボルトとナット
JP2004225817A (ja) ボルト、ナットの緩み止め座金
KR20010077809A (ko) 풀림 방지 볼트 조립체
JPH11311234A (ja) 防護ナット
JPH05288210A (ja) 緩み止ナット
KR200197004Y1 (ko) 풀림 방지 볼트 조립체
US20040033118A1 (en) Nut construction and a screw/bolt construction
JP2001050237A (ja) ナット外し防止構造及びナット外し防止具並びにナット外し防止方法
JP2000337342A (ja) 締結具
JPH09291924A (ja) ロック付き締結機構
JPH0246308A (ja) 緩み止めネジ
JPH11303844A (ja) ボルト緩め阻止具
JPH066273Y2 (ja) ロックナットのロック構造
KR200289701Y1 (ko) 볼트 풀림방지용 체결구
JP2000055029A (ja) 締着具
JP2001241424A (ja) ボルト・ナット式締結の弛み止め構造
JPH06330924A (ja) ボルト、ナットのゆるみ止め座金
JPH08338417A (ja) 弛み防止ボルトおよびナット
JPH0226445Y2 (ja)
KR20010017815A (ko) 체결용 봉인장치
JPH0633928A (ja) 緩み止めおねじ部品とめねじ部品

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees