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JP3146482B2 - 原点復帰方法 - Google Patents
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JP3146482B2 - 原点復帰方法 - Google Patents

原点復帰方法

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JP3146482B2
JP3146482B2 JP19893089A JP19893089A JP3146482B2 JP 3146482 B2 JP3146482 B2 JP 3146482B2 JP 19893089 A JP19893089 A JP 19893089A JP 19893089 A JP19893089 A JP 19893089A JP 3146482 B2 JP3146482 B2 JP 3146482B2
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、位置決めテーブルを有する装置において、
その機械的原点への原点復帰方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の位置決めテーブルの例を図3、図4にもとづい
て説明する。図3は従来例の構成図、図4はその原点復
帰動作のフローチャート図である。
【0003】 図4において、原点復帰動作が開始されると(ステッ
プ15)、駆動軸を駆動するモーター7が回転を始め、テ
ーブル24が動き始める。その後、制御装置は、テーブル
24がスロー領域に入ったかをつまりスローセンサー19が
ONするかを常時監視する(ステップ16)。また同時にリ
ミットセンサー22,23をも監視し、リミットオーバーに
ならないようにする(ステップ20)。
【0004】 次に、スローセンサー19がONがなった後はテーブルス
ピードを低速に切り換え、低速状態で原点センサー18が
ONになるのを監視する(ステップ17,18)。この時もリ
ミットセンサー22,23がONであるかも監視する。以下リ
ミットセンサー22,23がONになるかは、原点復帰完了す
るまで続行する。またリミットセンサー22,23がONにな
った場合、テーブル24の移動方向は反転し、原点復帰動
作を続行する(ステップ21)。原点センサー18がONにな
ると次はエンコーダー(図示せず)の信号A相、B相、
C相のアンドの条件が揃うのを待つ(ステップ19)。こ
こで原点センサー18がONで更にエンコーダーのA相、B
相、C相がONで原点復帰完了となる(ステップ22)。
【0005】 言いかえれば、スローセンサー19を仮原点とし、この
仮原点の中に本当の原点があるとし、原点復帰動作を行
なうものである。なお、図3において、20は原点センシ
ングドグ、21はスロー及びリミットセンシングドグであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の原点復帰方法の場合、テーブルの現在位置が不
明だとしても、スローセンサーがONするまでは、テーブ
ルの高速移動が可能であるという利点は有するが、原点
センサーとスローセンサー及びリミットセンサー全て監
視する必要があると共に、機械的な精度も夫々必要であ
る。また、現在位置が不明な場合、テーブルの初期移動
方向は不明であり、方向不明なまま高速移動を開始する
と事故を生じる恐れがある。また、この点を考慮して低
速位置決めを行なう場合スローセンサーの価値がなくな
るという問題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題を解決するために、移動自在に支
持された位置決めテーブルと、前記テーブルの駆動及び
位置決めを行う駆動部と、前記駆動部によるテーブルの
移動量を検知するエンコーダーと、前記テーブルの機械
的原点を決める原点センサーと、前記テーブルの移動範
囲を決める+方向及び−方向のリミットセンサーと、こ
れらのシステムを制御する制御装置から成る位置決めテ
ーブルの原点復帰方法において、 原点復帰動作指令にもとづき、原点復帰を開始する位
置である現在位置を確認する現在位置確認工程と、 前記現在位置確認工程にて現在位置が判明した場合
に、原点までの距離を算出し原点までの距離分の前記テ
ーブルの高速移動をリミットセンサーおよび原点センサ
ーのいずれの監視することなく行う高速移動工程に移行
し、一方、前記現在位置確認工程にて現在位置が不明な
場合に、リミットセンサーおよび原点センサーを監視し
ながら、移動開始位置から原点センサーがONになる位置
まで低速移動する低速移動工程に移行するように、現在
位置が判明か否かにより前記高速移動工程および低速移
動工程のいずれを選択するかを判断する判断工程と、 前記高速移動工程および低速移動工程のいずれかの工程
により原点センサーがONした後に、原点センサーがONし
ているか確認しながら前記テーブルを低速移動し、前記
低速移動しながら原点センサーがONしている間のみ前記
エンコーダーのA相、B相、C相が全てONになっている
かを確認し、前記全ての相がONした所で原点復帰完了と
して停止する原点復帰工程と、を備えたものである。
【0008】
【作用】
本発明は上記した方法により、現在位置判明時は簡単
なアルゴリズムで高速に短時間で、現在位置不明時はオ
ーバランを回避できるアルゴリズムで安全に原点復帰す
るように、現在位置判明か否かによりタクトアップと安
全性のいずれを優先するかを的確に判断し、その時の状
況に適した原点復帰を選択することができる。即ち、電
源立ち上げ直後を含むどのような時でもテーブルがどの
位置にあっても、原点復帰する時の条件に合わせて、最
小の制御負荷で最大限のパフォーマンスを得ることがで
きる。また、スローセンサーの削減により制御装置の負
荷及びテーブルの製作、調整を容易にしうるものであ
る。
【0009】
【実施例】
以下本発明の一実施例を、図1、図2にもとづいて説
明する。図1は本発明を用いたXYテーブルの構成図で、
図2はこの構成におけるテーブルの原点復帰方法のフロ
ーチャート図である。
【0010】 原点復帰動作指令が入力されたXYテーブル位置決め制
御装置14(以下コントローラーと呼ぶ)は(ステップ
1)、現在位置を確認し(ステップ2)、現在位置が判
明すれば、原点つまりX=0、Y=0の点へ向けその差
分だけx−0=Δx、y−0=Δyをテーブル13を高速
移動させる(ステップ3)。もしここで現在位置が不明
な場合は、低速にて移動開始する(ステップ6)。位置
決め終了後、コントローラーはX軸原点センサー8及び
Y軸原点センサー2が夫々ONしているかを確認する(ス
テップ4)。ここでX軸、Y軸夫々の原点センサー8、
2がONしていれば、原点センサーがONであることを確認
しつつコントローラー14はX軸エンコーダー11とY軸エ
ンコーダー5の夫々のA相、B相、C相が全てONになる
位置までX軸、Y軸の各モーター7,1を回転させる(ス
テップ10)。ここでもしA相、B相、C相が全てONにな
る前に原点センサーがOFFしたらOFFした軸のテーブルの
移動方向を反転させる(ステップ11,12)。これらによ
り原点センサーONでしかもエンコーダーのA相、B相、
C相が全てONになった所で原点復帰完了とする(ステッ
プ13)。
【0011】 また、先に挙げた現在位置が不明な場合は、移動開始
位置から低速移動し(ステップ6)、XY各軸のリミット
センサー9,10、3,4がONするかを監視しつつ(ステップ
7)、原点センサーがONする所まで移動続行する(ステ
ップ8)。
【0012】 もちろんこの間にリミットセンサーがONすればテーブ
ルの移動方向は反転する。原点センサーがONしたら前述
のように、エンコーダーのA相、B相、C相夫々がONす
るまで更に移動し、原点センサー及びエンコーダーA
相、B相、C相全てONになった所で原点復帰完了とす
る。
【0013】 なお、図1において、6はY軸ボールネジ、12はX軸
ボールネジ、15はY軸センシングドグ、16はX軸センシ
ングドグである。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、原点センサーは1個でよく、しかも
原点センサーの幅はモーターの1回転以内の幅という条
件のみで、取付の機械的精度もこの1個のセンサーに集
中するのみで簡易にしかも確実に原点を設定することが
できる。更に、原点復帰時にはデータによる高速復帰が
可能であり従って無駄時間もなくそれと共に、データに
よる復帰の場合でも原点をチェックする事が可能であ
る。また仮に現位置が不明な場合は、低速移動となり安
全性が一層確保されると共に、コントローラーの負荷は
スローセンサーが削除された分だけ軽くなるという利点
も合わせ持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成図
【図2】 同実施例のフローチャート
【図3】 従来例の構成図
【図4】 従来例のフローチャート
【符号の説明】
1……Y軸モーター 2……Y軸原点センサー 3……Y軸−リミットセンサー 4……Y軸+リミットセンサー 5……Y軸エンコーダー 7……X軸モーター 8……X軸原点センサー 9……X軸−リミットセンサー 10……X軸+リミットセンサー 11……X軸エンコーダー 13……XYテーブル 14……制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動自在に支持された位置決めテーブル
    と、前記テーブルの駆動及び位置決めを行う駆動部と、
    前記駆動部によるテーブルの移動量を検知するエンコー
    ダーと、前記テーブルの機械的原点を決める原点センサ
    ーと、前記テーブルの移動範囲を決める+方向及び−方
    向のリミットセンサーと、これらのシステムを制御する
    制御装置から成る位置決めテーブルの原点復帰方法にお
    いて、 原点復帰動作指令にもとづき、原点復帰を開始する位置
    である現在位置を確認する現在位置確認工程と、 前記現在位置確認工程にて現在位置が判明した場合に、
    原点までの距離を算出し原点までの距離分の前記テーブ
    ルの高速移動をリミットセンサーおよび原点センサーの
    いずれの監視することなく行う高速移動工程に移行し、
    一方、前記現在位置確認工程にて現在位置が不明な場合
    に、リミットセンサーおよび原点センサーを監視しなが
    ら、移動開始位置から原点センサーがONになる位置まで
    低速移動する低速移動工程に移行するように、現在位置
    が判明か否かにより前記高速移動工程および低速移動工
    程のいずれを選択するかを判断する判断工程と、 前記高速移動工程および低速移動工程のいずれかの工程
    により原点センサーがONした後に、原点センサーがONし
    ているか確認しながら前記テーブルを低速移動し、前記
    低速移動しながら原点センサーがONしている間のみ前記
    エンコーダーのA相、B相、C相が全てONになっている
    かを確認し、前記全ての相がONした所で原点復帰完了と
    して停止する原点復帰工程と、を備えた原点復帰方法。
  2. 【請求項2】原点復帰工程にて、原点センサーがONした
    後低速移動中に原点センサーがOFFしたら、テーブルの
    移動方向を反転させる請求項1記載の原点復帰方法。
  3. 【請求項3】低速移動工程にて、原点センサーがONする
    までにリミットセンサーがONするとテーブルの移動方向
    を反転させる請求項1または請求項2記載の原点復帰方
    法。
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