JP3146591B2 - 基準面の形状測定法および形状測定システム - Google Patents
基準面の形状測定法および形状測定システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】測定対象物からの反射波面と、基
準面による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターン
により、前記第1の測定対象物の形状を求める干渉計シ
ステムで使われる前記基準面の形状測定法に関するもの
である。
準面による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターン
により、前記第1の測定対象物の形状を求める干渉計シ
ステムで使われる前記基準面の形状測定法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】干渉計によって光学的な面の形状誤差を
測定する場合、基準面との相対測定を行うのが一般的で
ある。基準面の面精度(PVとする)はPV=λ/10
からλ/20(He−Neレ−ザの場合、λ=633n
m)が多く、それより高精度な測定を行なうには基準面
の絶対形状の測定が必要となる。
測定する場合、基準面との相対測定を行うのが一般的で
ある。基準面の面精度(PVとする)はPV=λ/10
からλ/20(He−Neレ−ザの場合、λ=633n
m)が多く、それより高精度な測定を行なうには基準面
の絶対形状の測定が必要となる。
【0003】従来のこの種の測定法としては、以下に示
すものがある。
すものがある。
【0004】1つの方法は、図2,3に示すものであ
る。基準面であるコリメ−ティングレンズ(フィゾ−レ
ンズ)M1の表面形状を求める、この形状測定システム
は、レ−ザ光源1と、撮像素子2と、半透鏡3と、コリ
メ−ティングレンズL,M1とを有する。そして、被検
レンズM2による反射波面と、コリメ−ティングレンズ
M1による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターン
により、コリメ−ティングレンズM1の形状誤差を測定
するものである。測定は以下の手順で行なわれる。
る。基準面であるコリメ−ティングレンズ(フィゾ−レ
ンズ)M1の表面形状を求める、この形状測定システム
は、レ−ザ光源1と、撮像素子2と、半透鏡3と、コリ
メ−ティングレンズL,M1とを有する。そして、被検
レンズM2による反射波面と、コリメ−ティングレンズ
M1による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターン
により、コリメ−ティングレンズM1の形状誤差を測定
するものである。測定は以下の手順で行なわれる。
【0005】なお、説明の簡略化のために、Front
Opticsの収差は、ゼロとしている。
Opticsの収差は、ゼロとしている。
【0006】(1)図2(a)に示す状態で測定を行な
う。この時のコリメ−ティングレンズL,M1、被検レ
ンズM2の回転位置を0°とする。この時に測定される
形状誤差は、F0(0°におけるコリメ−ティングレン
ズM1の形状誤差)+H0(0°における被検レンズM
2の形状誤差)である。
う。この時のコリメ−ティングレンズL,M1、被検レ
ンズM2の回転位置を0°とする。この時に測定される
形状誤差は、F0(0°におけるコリメ−ティングレン
ズM1の形状誤差)+H0(0°における被検レンズM
2の形状誤差)である。
【0007】(2)図2(b)に示す状態(被検レンズ
のみを光軸の回りに180°回転させた状態)で測定を
行なう。この時のコリメ−ティングレンズL,M1の回
転位置は0°である。この時に測定される形状誤差は、
F0(0°におけるコリメ−ティングレンズM1の形状
誤差)+H180(180°における被検レンズM2の
形状誤差)である。このデ−タを計算により、180°
回転させることにより、F180(180°におけるコ
リメ−ティングレンズL,M1の形状誤差)+H0(0
°における被検レンズM2の誤差)を得る。
のみを光軸の回りに180°回転させた状態)で測定を
行なう。この時のコリメ−ティングレンズL,M1の回
転位置は0°である。この時に測定される形状誤差は、
F0(0°におけるコリメ−ティングレンズM1の形状
誤差)+H180(180°における被検レンズM2の
形状誤差)である。このデ−タを計算により、180°
回転させることにより、F180(180°におけるコ
リメ−ティングレンズL,M1の形状誤差)+H0(0
°における被検レンズM2の誤差)を得る。
【0008】(3)図3に示す状態(被検レンズM2を
外し、コリメ−ティングレンズL,M1の焦点位置にミ
ラ−4を置いた状態)で測定を行なう。この時のコリメ
−ティングレンズL,M1の回転位置は0°である。こ
の時に測定される形状誤差は、コリメ−ティングレンズ
M1の形状誤差のみであり、F0(0°におけるコリメ
−ティングレンズM1の形状誤差)+F180(180
°におけるコリメ−ティングレンズM1の形状誤差)で
ある。
外し、コリメ−ティングレンズL,M1の焦点位置にミ
ラ−4を置いた状態)で測定を行なう。この時のコリメ
−ティングレンズL,M1の回転位置は0°である。こ
の時に測定される形状誤差は、コリメ−ティングレンズ
M1の形状誤差のみであり、F0(0°におけるコリメ
−ティングレンズM1の形状誤差)+F180(180
°におけるコリメ−ティングレンズM1の形状誤差)で
ある。
【0009】(4)(1)と(2)のデ−タの差を求め
ることにより、F0(0°におけるコリメ−ティングレ
ンズM1の形状誤差)−F180(180°におけるコ
リメ−ティングレンズM1の形状誤差)を得る。この結
果と、(3)のデ−タとを加えることにより、コリメ−
ティングレンズM1の形状誤差F0を得る。
ることにより、F0(0°におけるコリメ−ティングレ
ンズM1の形状誤差)−F180(180°におけるコ
リメ−ティングレンズM1の形状誤差)を得る。この結
果と、(3)のデ−タとを加えることにより、コリメ−
ティングレンズM1の形状誤差F0を得る。
【0010】この方法の問題点は、システム全体のアラ
イメントを正確に維持したまま、被検レンズを正確に1
80°回転させることと、ミラ−を設置しなければなら
ないことである。
イメントを正確に維持したまま、被検レンズを正確に1
80°回転させることと、ミラ−を設置しなければなら
ないことである。
【0011】他のコリメ−ティングレンズM1の形状誤
差を求める方法として「波面平均化法」がある。この測
定法は、明るいFナンバーの被検レンズ42を使用し、
コリメ−ティングレンズ41は移動させずに、被検レン
ズ42上の被測定領域を移動させて波面測定を複数回行
なう。測定データを平均化することにより、被検レンズ
42の形状誤差による測定への影響を減少させ、コリメ
−ティングレンズ41の面形状を求めることができる。
図4は、この測定法の原理を表す図である。測定データ
WKを平均すると式1のようになる。
差を求める方法として「波面平均化法」がある。この測
定法は、明るいFナンバーの被検レンズ42を使用し、
コリメ−ティングレンズ41は移動させずに、被検レン
ズ42上の被測定領域を移動させて波面測定を複数回行
なう。測定データを平均化することにより、被検レンズ
42の形状誤差による測定への影響を減少させ、コリメ
−ティングレンズ41の面形状を求めることができる。
図4は、この測定法の原理を表す図である。測定データ
WKを平均すると式1のようになる。
【0012】
【数1】
【0013】被検レンズ42の面形状WTKを変化させ
ながら、測定回数nを増やしてゆくと、式1の右辺第2
項は零に近づくので、コリメ−ティングレンズ41の面
形状WRが求められる。
ながら、測定回数nを増やしてゆくと、式1の右辺第2
項は零に近づくので、コリメ−ティングレンズ41の面
形状WRが求められる。
【0014】この方法は、コリメ−ティング41のNA
より大きいNAのレンズ42を準備し、そのレンズ42
を光軸に対して横ずらしさせる事により、波面を平均化
させコリメ−ティングレンズ41が有する参照球面の形
状誤差を求めるものである。
より大きいNAのレンズ42を準備し、そのレンズ42
を光軸に対して横ずらしさせる事により、波面を平均化
させコリメ−ティングレンズ41が有する参照球面の形
状誤差を求めるものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き従来の技術
においては、測定対象物の形状が制限されるという問題
点があった。
においては、測定対象物の形状が制限されるという問題
点があった。
【0016】さらに、他の従来の技術においては、被検
レンズの非一様性が必ず必要である。
レンズの非一様性が必ず必要である。
【0017】本発明の目的は、波面の平均化を一定パタ
ーン創成に用い、そのパターンを抽出すること(波面創
成抽出法)により、被検レンズの平均化の制限を緩和す
ることができる形状測定法を提供することである。
ーン創成に用い、そのパターンを抽出すること(波面創
成抽出法)により、被検レンズの平均化の制限を緩和す
ることができる形状測定法を提供することである。
【0018】本発明は、測定対象物からの反射波面と、
基準面による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パター
ンにより、前記測定対象物の形状誤差を求める干渉計シ
ステムで使われる前記基準面の形状測定法であって、前
記測定対象物の代わりになる第1のもの(以下では、第
1のダミーと呼ぶ)の、第1の回転軸に関する第1の回
転平均形状を求めること、前記第1のダミーまたは第2
のダミーのいずれかの、第2の回転軸に関する第2の回
転平均形状を求めること、前記第1の回転平均形状と前
記第2の回転平均形状とより、回転対称成分を、前記第
1の回転平均形状または前記第2の回転平均形状につい
て求めること、前記第1の回転平均形状および前記第2
の回転平均形状のうちいずれか一方であって、前記回転
対称成分を求めることに用られた方と、前記回転対称成
分より、前記基準面の形状誤差を求めることよりなるこ
とを特徴とする。
基準面による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パター
ンにより、前記測定対象物の形状誤差を求める干渉計シ
ステムで使われる前記基準面の形状測定法であって、前
記測定対象物の代わりになる第1のもの(以下では、第
1のダミーと呼ぶ)の、第1の回転軸に関する第1の回
転平均形状を求めること、前記第1のダミーまたは第2
のダミーのいずれかの、第2の回転軸に関する第2の回
転平均形状を求めること、前記第1の回転平均形状と前
記第2の回転平均形状とより、回転対称成分を、前記第
1の回転平均形状または前記第2の回転平均形状につい
て求めること、前記第1の回転平均形状および前記第2
の回転平均形状のうちいずれか一方であって、前記回転
対称成分を求めることに用られた方と、前記回転対称成
分より、前記基準面の形状誤差を求めることよりなるこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明は、第1のダミ−の形状誤差を以下に定
義する真の回転対称成分(RS)、非回転対称成分(A
S)に分解し、第1のダミ−の真の回転対称成分(R
S)を求めてから、基準面の形状誤差を求めるものであ
る。真の回転対称成分(RS)、非回転対称成分(A
S)の定義を図5の模式図により説明する。図5におい
て、Hは、第1のダミ−の形状誤差の分布図を示す。第
1のダミ−を回転させながら、第1のダミ−上の各点で
の測定値を求め、それらを平均したものがRSで示す回
転対称成分である。ASで示す非回転対称成分は、H−
RSで定義される。
義する真の回転対称成分(RS)、非回転対称成分(A
S)に分解し、第1のダミ−の真の回転対称成分(R
S)を求めてから、基準面の形状誤差を求めるものであ
る。真の回転対称成分(RS)、非回転対称成分(A
S)の定義を図5の模式図により説明する。図5におい
て、Hは、第1のダミ−の形状誤差の分布図を示す。第
1のダミ−を回転させながら、第1のダミ−上の各点で
の測定値を求め、それらを平均したものがRSで示す回
転対称成分である。ASで示す非回転対称成分は、H−
RSで定義される。
【0020】基準面の形状誤差を求める手順は、以下の
通りである。
通りである。
【0021】(1)干渉縞パタ−ンORを求める。これ
は、基準面の形状誤差F0、回転対称成分RS、非回転
対称成分ASの和である。
は、基準面の形状誤差F0、回転対称成分RS、非回転
対称成分ASの和である。
【0022】(2)回転させながら測定して得られた表
面形状デ−タを平均して、第1の回転対称成分を求め
る。これは、基準面の形状誤差F0と回転対称成分(R
S1とする)の和である。
面形状デ−タを平均して、第1の回転対称成分を求め
る。これは、基準面の形状誤差F0と回転対称成分(R
S1とする)の和である。
【0023】(3)第1の回転軸を変位させる。第1の
ダミ−または第2のダミ−のいずれかを変位後の第1の
回転軸回りに、少なくとも1回転させながら、測定して
得られた表面形状デ−タを平均して第2の回転対称成分
を求める。これは、基準面の形状誤差F0と回転対称成
分(RS2とする)の和である。
ダミ−または第2のダミ−のいずれかを変位後の第1の
回転軸回りに、少なくとも1回転させながら、測定して
得られた表面形状デ−タを平均して第2の回転対称成分
を求める。これは、基準面の形状誤差F0と回転対称成
分(RS2とする)の和である。
【0024】(4)第1の回転対称成分と第2の回転対
称成分より、基準面の形状誤差を含まない回転対称成分
(これを真の回転対称成分と呼び、これは、RS1また
はRS2である)を、第1の回転対称成分または第2の
回転対称成分について求める。
称成分より、基準面の形状誤差を含まない回転対称成分
(これを真の回転対称成分と呼び、これは、RS1また
はRS2である)を、第1の回転対称成分または第2の
回転対称成分について求める。
【0025】(5)(2),(3)で求めた第1の回転
対称成分または第2の回転対称成分のうち少なくとも一
方(第2のダミ−を用いたときは、第1の回転対称成分
または第2の回転対称成分のうち真の回転対称成分を求
めるのに用いた方)と、真の回転対称成分より、基準面
の形状誤差を求める。
対称成分または第2の回転対称成分のうち少なくとも一
方(第2のダミ−を用いたときは、第1の回転対称成分
または第2の回転対称成分のうち真の回転対称成分を求
めるのに用いた方)と、真の回転対称成分より、基準面
の形状誤差を求める。
【0026】
【実施例】図1に本発明に係わる形状測定システムであ
るフィゾ−型干渉計システムを示す。本実施例は、略真
球を用意し、フリンジスキャンが可能な縞が形成される
様に回転軸の精度も確保したものである。本フィゾ−型
干渉計システムは、制御部8と、レ−ザ光源1と、撮像
素子2と、半透鏡3と、コリメ−ティングレンズ(フィ
ゾ−レンズ)L,M1と、ダミ−10を回転させる第1
の回転手段20と、移動手段であるαステ−ジ7とを有
する。制御部8は、撮像素子2とレ−ザ光源1の制御、
および処理部15とのデ−タのやり取りを行なう。処理
部15は、図6示すように、第1の回転対称成分検出手
段81と、第2の回転対称成分検出手段82と、真の回
転対称成分検出手段83と、形状誤差検出手段84とを
有する。処理部15は、プログラム及びデ−タを記憶す
るメモリ(図示しない)と、CPUと(図示しない)と
を有する。CPUと、メモリとは、図6に示す第1の回
転対称成分検出手段81と、第2の回転対称成分検出手
段82と、真の回転対称成分検出手段83と、形状誤差
検出手段84との機能を実行する。
るフィゾ−型干渉計システムを示す。本実施例は、略真
球を用意し、フリンジスキャンが可能な縞が形成される
様に回転軸の精度も確保したものである。本フィゾ−型
干渉計システムは、制御部8と、レ−ザ光源1と、撮像
素子2と、半透鏡3と、コリメ−ティングレンズ(フィ
ゾ−レンズ)L,M1と、ダミ−10を回転させる第1
の回転手段20と、移動手段であるαステ−ジ7とを有
する。制御部8は、撮像素子2とレ−ザ光源1の制御、
および処理部15とのデ−タのやり取りを行なう。処理
部15は、図6示すように、第1の回転対称成分検出手
段81と、第2の回転対称成分検出手段82と、真の回
転対称成分検出手段83と、形状誤差検出手段84とを
有する。処理部15は、プログラム及びデ−タを記憶す
るメモリ(図示しない)と、CPUと(図示しない)と
を有する。CPUと、メモリとは、図6に示す第1の回
転対称成分検出手段81と、第2の回転対称成分検出手
段82と、真の回転対称成分検出手段83と、形状誤差
検出手段84との機能を実行する。
【0027】第1の回転手段20は、ダミ−10を光軸
に垂直な回転軸回りに回転させる。移動手段であるαス
テ−ジ7は、第1の回転手段20を測定光軸回りに90
°回転させる。第1の回転手段20と、αステ−ジ7の
詳細を図11に示す。図11において、1100は、ダ
ミー10に入射した波面が裏面反射するのを防ぐため
に、ダミー10の中心を、偏心した状態で通る様に、円
筒状に設けられている貫通穴である。なお、裏面反射を
防ぐためには、貫通穴を設ける方法以外に、真球の材質
を、測定波長を吸収する色ガラスとする方法を用いても
良い。
に垂直な回転軸回りに回転させる。移動手段であるαス
テ−ジ7は、第1の回転手段20を測定光軸回りに90
°回転させる。第1の回転手段20と、αステ−ジ7の
詳細を図11に示す。図11において、1100は、ダ
ミー10に入射した波面が裏面反射するのを防ぐため
に、ダミー10の中心を、偏心した状態で通る様に、円
筒状に設けられている貫通穴である。なお、裏面反射を
防ぐためには、貫通穴を設ける方法以外に、真球の材質
を、測定波長を吸収する色ガラスとする方法を用いても
良い。
【0028】そして、ダミ−10による反射波面と、測
定対象であるコリメーティングレンズM1による参照波
面とを干渉させ、その干渉縞パターンにより、コリメー
ティングレンズL,M1の形状誤差を測定するものであ
る。
定対象であるコリメーティングレンズM1による参照波
面とを干渉させ、その干渉縞パターンにより、コリメー
ティングレンズL,M1の形状誤差を測定するものであ
る。
【0029】上記構成において、レーザ1から出射した
光は、半透鏡3に入射する。この光のうち、1部は、フ
ィゾ−レンズL,M1の基準面16で反射されて、半透
鏡3に戻り上方に直進する。こうして撮像素子2に入射
する。
光は、半透鏡3に入射する。この光のうち、1部は、フ
ィゾ−レンズL,M1の基準面16で反射されて、半透
鏡3に戻り上方に直進する。こうして撮像素子2に入射
する。
【0030】一方、フィゾ−レンズL,M1に入射した
光のうち、1部はフィゾ−レンズL,M1によって適当
な球面波とされてダミ−10に入射する。そして、ここ
で反射されて再びフィゾ−レンズL,M1を通り、半透
鏡3に戻り、上方に折り曲げられて撮像素子2に入射す
る。
光のうち、1部はフィゾ−レンズL,M1によって適当
な球面波とされてダミ−10に入射する。そして、ここ
で反射されて再びフィゾ−レンズL,M1を通り、半透
鏡3に戻り、上方に折り曲げられて撮像素子2に入射す
る。
【0031】このとき、ダミ−10の位置が調整されて
ダミ−10の形状とフィゾ−レンズL,M1が作り出す
球面波との形状が概略一致していれば、撮像素子2上に
は充分な粗さの干渉縞が観測される。観測された干渉縞
はダミ−10の形状と球面波との形状のズレ即ち波面収
差の情報を与えており、縞1本が丁度レーザ光源1から
の光の波長λの半分のズレに等しくなっている。
ダミ−10の形状とフィゾ−レンズL,M1が作り出す
球面波との形状が概略一致していれば、撮像素子2上に
は充分な粗さの干渉縞が観測される。観測された干渉縞
はダミ−10の形状と球面波との形状のズレ即ち波面収
差の情報を与えており、縞1本が丁度レーザ光源1から
の光の波長λの半分のズレに等しくなっている。
【0032】従って、ダミ−10の形状が球面に近い場
合は、全体にわたって干渉縞の粗さが適当なものとなっ
て干渉縞パターンを解析する事によりフィゾ−レンズM
1の全体形状を一括で測定できる。
合は、全体にわたって干渉縞の粗さが適当なものとなっ
て干渉縞パターンを解析する事によりフィゾ−レンズM
1の全体形状を一括で測定できる。
【0033】測定は、以下の手順で行なわれる。図7
(α=90°として判り易い場合について説明する)
に、測定の結果得られるデ−タのうち1部について、ダ
ミ−上およびフィゾ−レンズM1上の位置を示す。
(α=90°として判り易い場合について説明する)
に、測定の結果得られるデ−タのうち1部について、ダ
ミ−上およびフィゾ−レンズM1上の位置を示す。
【0034】(1)コリメ−ティングレンズL,M1の
光軸とダミ−10の中心軸を一致させる。この状態で、
第1の回転軸20により、ダミ−10を1回転させなが
ら、図7に示す、その1部である71、72の位置の表
面形状デ−タをリング状に取る。第1の回転対称成分検
出手段81は、ベアリング14により回転させながら測
定して得られた表面形状デ−タを平均して、第1の回転
対称成分を求める。これは、コリメ−ティングレンズM
1の形状誤差F0と回転対称成分RS1の和である。
光軸とダミ−10の中心軸を一致させる。この状態で、
第1の回転軸20により、ダミ−10を1回転させなが
ら、図7に示す、その1部である71、72の位置の表
面形状デ−タをリング状に取る。第1の回転対称成分検
出手段81は、ベアリング14により回転させながら測
定して得られた表面形状デ−タを平均して、第1の回転
対称成分を求める。これは、コリメ−ティングレンズM
1の形状誤差F0と回転対称成分RS1の和である。
【0035】(2)光軸を移動させるαステ−ジ7によ
り、図7の73の軸回りに、第1の回転軸20を90°
回転させて、移動させる。第2の回転対称成分検出手段
82は、ダミ−10を移動後の第1の回転軸20回り
に、少なくとも1回転させながら、図7に示す73の位
置の表面形状デ−タを取る。測定して得られた表面形状
デ−タを平均して第2の回転対称成分を求める。これ
は、コリメ−ティングレンズM1の形状誤差F0と回転
対称成分RS2の和である。(1)の第1の回転軸20
の軸方向と、(2)の第1の回転軸20の軸方向は直交
しているため、得られたパタ−ンは互いに直交してい
る。
り、図7の73の軸回りに、第1の回転軸20を90°
回転させて、移動させる。第2の回転対称成分検出手段
82は、ダミ−10を移動後の第1の回転軸20回り
に、少なくとも1回転させながら、図7に示す73の位
置の表面形状デ−タを取る。測定して得られた表面形状
デ−タを平均して第2の回転対称成分を求める。これ
は、コリメ−ティングレンズM1の形状誤差F0と回転
対称成分RS2の和である。(1)の第1の回転軸20
の軸方向と、(2)の第1の回転軸20の軸方向は直交
しているため、得られたパタ−ンは互いに直交してい
る。
【0036】(3)真の回転対称成分検出手段83は、
第1の回転対称成分と第2の回転対称成分より、コリメ
ーティングレンズM1の形状誤差を含まない回転対称成
分(これを真の回転対称成分と呼び、これは、RS1ま
たはRS2である)を、第1の回転対称成分について求
める。これを図8により説明する。図7に示す各リング
上で回転対称成分は、同一の値を取るので、それを図8
に示すようにRS1A+F0,RS1B+F0(第1の
回転対称成分),RS2A+F0,RS2B+F0(第
2の回転対称成分)とする。第1の回転対称成分と第2
の回転対称成分の差を取ると、コリメーティングレンズ
M1の形状誤差は、消えて、交点A,B,C,Dの値
は、図8に示すようになる。中心Oにおける第1の回転
対称成分の値を基準にすると、弧OE上の値は定数RS
1Aという共通部分を含むため、第2の回転対称成分の
値がすべて決定する。
第1の回転対称成分と第2の回転対称成分より、コリメ
ーティングレンズM1の形状誤差を含まない回転対称成
分(これを真の回転対称成分と呼び、これは、RS1ま
たはRS2である)を、第1の回転対称成分について求
める。これを図8により説明する。図7に示す各リング
上で回転対称成分は、同一の値を取るので、それを図8
に示すようにRS1A+F0,RS1B+F0(第1の
回転対称成分),RS2A+F0,RS2B+F0(第
2の回転対称成分)とする。第1の回転対称成分と第2
の回転対称成分の差を取ると、コリメーティングレンズ
M1の形状誤差は、消えて、交点A,B,C,Dの値
は、図8に示すようになる。中心Oにおける第1の回転
対称成分の値を基準にすると、弧OE上の値は定数RS
1Aという共通部分を含むため、第2の回転対称成分の
値がすべて決定する。
【0037】また、点Bと点Cは、第2の回転対称成分
の値が同じであることを利用すると、弧OEの代わりに
弧OB、弧CF上の値を使っても、第2の回転対称成分
の値が弧EF´を除いてもとまる。
の値が同じであることを利用すると、弧OEの代わりに
弧OB、弧CF上の値を使っても、第2の回転対称成分
の値が弧EF´を除いてもとまる。
【0038】さらに、別の求め方として、未知数がRS
1A,RS1B,RS2A,RS2Bの4個、方程式が
A,B,C,Dの値について、実質3個できることを利
用して、RS1Aを基準としたRS1B,RS2A,R
S2Bの値を求めることもできる。
1A,RS1B,RS2A,RS2Bの4個、方程式が
A,B,C,Dの値について、実質3個できることを利
用して、RS1Aを基準としたRS1B,RS2A,R
S2Bの値を求めることもできる。
【0039】こうして、形状誤差の回転対称成分が確定
する。この操作を被検レンズ10全体について、行なえ
ば良い。
する。この操作を被検レンズ10全体について、行なえ
ば良い。
【0040】(4)形状誤差検出手段84は、(1)で
求めた第1の回転対称成分と真の回転対称成分より、コ
リメーティングレンズM1の形状誤差を求める。
求めた第1の回転対称成分と真の回転対称成分より、コ
リメーティングレンズM1の形状誤差を求める。
【0041】図7において、第1の回転軸を測定光軸に
たいして90°としたのは、以下の理由による。第1の
回転軸による回転を図9の様な、90°以外の角度(β
°)とすると、A視の様に、90°の場合の72に対応
する、β回転後の91は、曲率がついてしまう為、解析
が複雑になるためである。
たいして90°としたのは、以下の理由による。第1の
回転軸による回転を図9の様な、90°以外の角度(β
°)とすると、A視の様に、90°の場合の72に対応
する、β回転後の91は、曲率がついてしまう為、解析
が複雑になるためである。
【0042】従って、図7の如く、第1の回転軸は、測
定光軸に垂直のままα°回転させて、A視の中心線上の
パターンを抽出後、α°分の補正をすれば良い事にな
る。
定光軸に垂直のままα°回転させて、A視の中心線上の
パターンを抽出後、α°分の補正をすれば良い事にな
る。
【0043】もちろん第1の回転軸は、測定光軸に90
°でなくても測定は可能であるが、この様にパターン
が、平均化するときに直線に保たれると、解析が容易と
なる。
°でなくても測定は可能であるが、この様にパターン
が、平均化するときに直線に保たれると、解析が容易と
なる。
【0044】また、従来技術である図2、3の場合は、
3点(0°、180°、ミラ−設置)のみで測定を行な
うため、アライメントの要求が厳しいが、本発明の場合
は、360°を多数に分割するため、各々の位置でのア
ライメントの要求を緩和しても、最終的な精度は、従来
技術よりも改善されるという効果がある。
3点(0°、180°、ミラ−設置)のみで測定を行な
うため、アライメントの要求が厳しいが、本発明の場合
は、360°を多数に分割するため、各々の位置でのア
ライメントの要求を緩和しても、最終的な精度は、従来
技術よりも改善されるという効果がある。
【0045】なお、図1において、第1の回転軸回りに
ダミーを回転させた後、第1の回転軸を測定光軸回りに
回転させないで、αステ−ジ(第2の回転軸である)に
よりダミーに1回転以上の回転をさせて、これにより得
られた回転対称成分を第2の回転対称成分としても良
い。
ダミーを回転させた後、第1の回転軸を測定光軸回りに
回転させないで、αステ−ジ(第2の回転軸である)に
よりダミーに1回転以上の回転をさせて、これにより得
られた回転対称成分を第2の回転対称成分としても良
い。
【0046】図10は、ダミ−を回転させないで、揺動
させた場合の実施例である。揺動させる方法は、回転を
有限にせざるを得ない場合等に適している。回転を有限
にせざるを得ない場合とは、例えば、図10の様に、ダ
ミ−として、凹面鏡を用いた場合であり、図1のよう
に、第1の回転軸回りに回転させると部分的に干渉が起
こらなくなる場合である。図1の第1の回転軸20に該
当するのは、第3の回転軸であり、図7の回転軸73に
該当するのは、回転軸106である。
させた場合の実施例である。揺動させる方法は、回転を
有限にせざるを得ない場合等に適している。回転を有限
にせざるを得ない場合とは、例えば、図10の様に、ダ
ミ−として、凹面鏡を用いた場合であり、図1のよう
に、第1の回転軸回りに回転させると部分的に干渉が起
こらなくなる場合である。図1の第1の回転軸20に該
当するのは、第3の回転軸であり、図7の回転軸73に
該当するのは、回転軸106である。
【0047】図10は、フィゾ−レンズ100と、ダミ
−101のみを示す。102は、ダミ−101を揺動さ
せたときの状態を示す。干渉光学系は図1と同様であ
る。測定の手順は以下の通りである。
−101のみを示す。102は、ダミ−101を揺動さ
せたときの状態を示す。干渉光学系は図1と同様であ
る。測定の手順は以下の通りである。
【0048】(1)第3の回転軸105回りに、ダミー
を左右に揺動させながら(弧KLに相当する位置に、弧
PSを位置させ、次に、弧QRを位置させることによ
る)、測定して得られた表面形状デ−タを平均して、第
1の揺動成分を求める。点S,Qは、弧PS=弧QR=
弧KLで定義される点である。
を左右に揺動させながら(弧KLに相当する位置に、弧
PSを位置させ、次に、弧QRを位置させることによ
る)、測定して得られた表面形状デ−タを平均して、第
1の揺動成分を求める。点S,Qは、弧PS=弧QR=
弧KLで定義される点である。
【0049】(2)図10(c),(d)に示すよう
に、コリメ−ティングレンズのキャッツアイ中心107
にミラー104を設けて、測定光軸の方向を揺動方向と
垂直な向きに変えて、移動後の測定光を反射する位置に
ダミ−を移動させる。
に、コリメ−ティングレンズのキャッツアイ中心107
にミラー104を設けて、測定光軸の方向を揺動方向と
垂直な向きに変えて、移動後の測定光を反射する位置に
ダミ−を移動させる。
【0050】(3)このとき、上記第3の回転軸とダミ
ー101の位置関係を維持したまま、上記第3の回転軸
とダミー101を回転軸106の回りに180°回転さ
せて、移動させる。第3の回転軸回りに、(1)と同じ
ように揺動させながら測定して得られた表面形状デ−タ
を平均し、さらに、第1の揺動成分と加算して、第3の
揺動成分を求める。
ー101の位置関係を維持したまま、上記第3の回転軸
とダミー101を回転軸106の回りに180°回転さ
せて、移動させる。第3の回転軸回りに、(1)と同じ
ように揺動させながら測定して得られた表面形状デ−タ
を平均し、さらに、第1の揺動成分と加算して、第3の
揺動成分を求める。
【0051】(4)上記第3の回転軸とダミー101を
(1)の状態に戻した後、上記第3の回転軸を回転軸1
06の回りに90°回転させて、移動させる。
(1)の状態に戻した後、上記第3の回転軸を回転軸1
06の回りに90°回転させて、移動させる。
【0052】(5)ダミ−101を移動後の第3の回転
軸回りに、(1)と同じように揺動させながら測定して
得られた表面形状デ−タを平均して、第2の揺動成分を
求める。
軸回りに、(1)と同じように揺動させながら測定して
得られた表面形状デ−タを平均して、第2の揺動成分を
求める。
【0053】(6)(2)と同様に、コリメ−ティング
レンズのキャッツアイ中心107にミラー104を設け
て、測定光軸の方向を揺動方向と垂直な向きに変えて、
移動後の測定光を反射する位置にダミ−を移動させる。
レンズのキャッツアイ中心107にミラー104を設け
て、測定光軸の方向を揺動方向と垂直な向きに変えて、
移動後の測定光を反射する位置にダミ−を移動させる。
【0054】(7)このとき、上記第3の回転軸とダミ
ー101の位置関係を維持したまま、上記第3の回転軸
とダミー101を回転軸106の回りに180°回転さ
せて、移動させる。ダミ−101を移動後の第3の回転
軸回りに、(1)と同じように揺動させながら測定して
得られた表面形状デ−タを平均し、さらに、第2の揺動
成分と加算して、第4の揺動成分を求める。
ー101の位置関係を維持したまま、上記第3の回転軸
とダミー101を回転軸106の回りに180°回転さ
せて、移動させる。ダミ−101を移動後の第3の回転
軸回りに、(1)と同じように揺動させながら測定して
得られた表面形状デ−タを平均し、さらに、第2の揺動
成分と加算して、第4の揺動成分を求める。
【0055】(8)第3の揺動成分と第4の揺動成分よ
り、コリメ−ティングレンズの形状誤差を含まない揺動
成分(これを真の揺動成分と呼ぶ)を、第3の揺動成分
および第4の揺動成分について求める。
り、コリメ−ティングレンズの形状誤差を含まない揺動
成分(これを真の揺動成分と呼ぶ)を、第3の揺動成分
および第4の揺動成分について求める。
【0056】(9)第3の揺動成分と真の揺動成分よ
り、コリメ−ティングレンズの形状誤差を求める。
り、コリメ−ティングレンズの形状誤差を求める。
【0057】この実施例でも、回転軸106回りの回転
は、90°以外でも可能である。
は、90°以外でも可能である。
【0058】また、図10の(b),(c),(d)に
示すように、測定光軸の方向を変える前後でのダミー及
び第3の回転軸の位置関係は、回転軸106回りに、1
80°回転した状態であることが必要である。即ち、状
態(b)→(c),(d)で、ダミ−101は、180
°回転させてデ−タを重畳させる必要がある。この時、
両デ−タの重畳は、点Kにおいて、(1)の操作により
(0°方向と呼ぶ)でPQ,(3)の操作により(18
0°方向と呼ぶ)RS、従って、和=PR+SQとなり
(SQの部分は重複する)、中心対称の形状となる為、
KL間の任意の点について、スキャン領域は一定とな
る。すなわち、回転対称成分と同様なものが求められた
ことになる。
示すように、測定光軸の方向を変える前後でのダミー及
び第3の回転軸の位置関係は、回転軸106回りに、1
80°回転した状態であることが必要である。即ち、状
態(b)→(c),(d)で、ダミ−101は、180
°回転させてデ−タを重畳させる必要がある。この時、
両デ−タの重畳は、点Kにおいて、(1)の操作により
(0°方向と呼ぶ)でPQ,(3)の操作により(18
0°方向と呼ぶ)RS、従って、和=PR+SQとなり
(SQの部分は重複する)、中心対称の形状となる為、
KL間の任意の点について、スキャン領域は一定とな
る。すなわち、回転対称成分と同様なものが求められた
ことになる。
【0059】但し、この時、(b)の状態で単純に回転
軸106回りに180°回転すれば、ダミ−101上の
対応点が線対称位置に移ってしまう為、(c),(d)
の様な、キャッツアイ反射を利用する事により、解決し
ている。
軸106回りに180°回転すれば、ダミ−101上の
対応点が線対称位置に移ってしまう為、(c),(d)
の様な、キャッツアイ反射を利用する事により、解決し
ている。
【0060】以上の様に、この配置で均等なパタ−ン創
成が可能となる。
成が可能となる。
【0061】上記において、θステ−ジの回転は、フィ
ゾ−レンズの形状誤差の粗さに応じて、360°を何等
分化して、行なわれるが、形状誤差が大きくなると、分
割を細かくしなければならない。そのため、形状誤差が
大きいときは、分割をして、測定を繰り返すことをやめ
て、θステ−ジを1回転させるあいだ中、CCDにデ−
タを蓄積させることとしても良い。これは、デ−タを時
間積分することであり、この後、平均を取ればよい。
ゾ−レンズの形状誤差の粗さに応じて、360°を何等
分化して、行なわれるが、形状誤差が大きくなると、分
割を細かくしなければならない。そのため、形状誤差が
大きいときは、分割をして、測定を繰り返すことをやめ
て、θステ−ジを1回転させるあいだ中、CCDにデ−
タを蓄積させることとしても良い。これは、デ−タを時
間積分することであり、この後、平均を取ればよい。
【0062】本実施例は、フィゾ−型干渉計システムに
ついて説明をしたが、本発明は、これに限られるもので
はなく、振幅分割型と呼ばれる干渉計、すなわち、マイ
ケルソン干渉計およびトワイマングリ−ン干渉計につい
ても同様に適用することができる。
ついて説明をしたが、本発明は、これに限られるもので
はなく、振幅分割型と呼ばれる干渉計、すなわち、マイ
ケルソン干渉計およびトワイマングリ−ン干渉計につい
ても同様に適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、平均化
するデータの非一様性を必要としない基準面の形状測定
法を提供できる。
するデータの非一様性を必要としない基準面の形状測定
法を提供できる。
【図1】本発明に係わるフィゾ−型干渉計システムのブ
ロック図。
ロック図。
【図2】従来技術に係わるコリメ−ティングレンズの真
球度測定法の説明図。
球度測定法の説明図。
【図3】従来技術に係わるコリメ−ティングレンズの真
球度測定法の説明図。
球度測定法の説明図。
【図4】従来技術に係わるコリメ−ティングレンズの真
球度測定法の説明図。
球度測定法の説明図。
【図5】本発明に係るコリメ−ティングレンズの真球度
測定法の原理図。
測定法の原理図。
【図6】本発明に係る処理部のブロック図。
【図7】本発明に係るコリメ−ティングレンズの真球度
測定法の説明図。
測定法の説明図。
【図8】本発明に係るコリメ−ティングレンズの真球度
測定法の説明図。
測定法の説明図。
【図9】本発明に係るコリメ−ティングレンズの真球度
測定法の説明図。
測定法の説明図。
【図10】本発明の第2の実施例に係わるコリメ−ティ
ングレンズの真球度測定法の説明図。
ングレンズの真球度測定法の説明図。
【図11】本発明に係る第1の回転手段20と、αステ
−ジ7の詳細図。
−ジ7の詳細図。
8…制御部、1…レ−ザ光源、2…撮像素子、3…半透
鏡、L,M1…コリメ−ティングレンズ(フィゾ−レン
ズ)、10…ダミ−、7…αステ−ジ、81…第1の回
転対称成分検出手段、82…第2の回転対称成分検出手
段、83…真の回転対称成分検出手段、84…形状誤差
検出手段。
鏡、L,M1…コリメ−ティングレンズ(フィゾ−レン
ズ)、10…ダミ−、7…αステ−ジ、81…第1の回
転対称成分検出手段、82…第2の回転対称成分検出手
段、83…真の回転対称成分検出手段、84…形状誤差
検出手段。
Claims (9)
- 【請求項1】測定対象物からの反射波面と、基準面によ
る参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターンにより、
前記測定対象物の形状誤差を求める干渉計システムで使
われる前記基準面の形状測定法であって、 前記測定対象物の代わりになる第1のもの(以下では、
第1のダミーと呼ぶ)の、第1の回転軸に関する第1の
回転平均形状を求めること、 前記第1のダミーまたは第2のダミーのいずれかの、第
2の回転軸に関する第2の回転平均形状を求めること、 前記第1の回転平均形状と前記第2の回転平均形状とよ
り、回転対称成分を、前記第1の回転平均形状または前
記第2の回転平均形状について求めること、 前記第1の回転平均形状および前記第2の回転平均形状
のうちいずれか一方であって、前記回転対称成分を求め
ることに用られた方と、前記回転対称成分より、前記基
準面の形状誤差を求めることよりなることを特徴とする
形状測定法。 - 【請求項2】請求項1記載の形状測定法において、 前記測定対象物は、測定対象となる球面を有し、 前記第1および第2の回転軸は、前記球面の曲率中心を
通ることを特徴とする形状測定法。 - 【請求項3】請求項1記載の形状測定法において、 前記第1および第2のうちの少なくとも一方の回転軸
は、測定光軸に垂直であることを特徴とする形状測定
法。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載の形
状測定法において、 前記回転軸に関する回転平均形状を求めるに際し、 前記測定対象物を前記回転軸回りに、少なくとも1回転
させながら、表面形状データを複数の回転位置に対応し
て測定し、 前記複数の回転位置に対応して測定した表面形状データ
を平均して前記回転平均形状を求めることを特徴とする
形状測定法。 - 【請求項5】請求項1から3のいずれか一項に記載の形
状測定法において、 前記回転軸に関する回転平均形状を求めるに際し、 前記測定対象物を前記回転軸回りに、少なくとも1回転
させながら、表面形状データを時間積分し、 前記時間積分した表面形状データを平均して前記回転平
均形状を求めることを特徴とする形状測定法。 - 【請求項6】請求項1から5のいずれか一項に記載の形
状測定法において、 前記回転対称成分を求めるに際し、 前記回転対称成分が有する同心円状の等高線の性質を、
前記第1の回転平均形状が求められた領域と、前記第2
の回転平均形状が求められた領域とが重なる領域におい
て用いることを特徴とする形状測定法。 - 【請求項7】請求項6に記載の形状測定法において、 前記回転対称成分を求めるに際し、前記重なる領域にお
ける前記等高線の全データを用いることを特徴とする形
状測定法。 - 【請求項8】第1の測定対象物からの反射波面と、基準
面による参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターンに
より、前記第1の測定対象物の形状誤差を求める干渉計
システムにおける前記基準面の形状誤差を測定するため
の形状測定システムであって、 前記第1の測定対象物の代わりになる第1のもの(以下
では、第1のダミーと呼ぶ)の、第1の回転軸に関する
第1の回転平均形状を求める手段と、 前記第1のダミーまたは第2のダミーのいずれかの、第
2の回転軸に関する第2の回転平均形状を求める手段
と、 前記第1の回転平均形状と前記第2の回転平均形状とよ
り、回転対称成分を、前記第1の回転平均形状または前
記第2の回転平均形状について求める手段と、 前記第1の回転平均形状および前記第2の回転平均形状
のうちいずれか一方であって、前記回転対称成分を求め
ることに用られた方と、前記回転対称成分より、前記基
準面の形状誤差を求める手段と、 を有することを特徴とする形状測定システム。 - 【請求項9】測定対象物からの反射波面と、基準面によ
る参照波面とを干渉させ、その干渉縞パターンにより、
前記測定対象物の形状誤差を求める干渉計システムにお
ける前記基準面の形状誤差を情報処理装置によって求め
るためのプログラムが記憶されたメモリであって、 前記第1の測定対象物の代わりになる第1のもの(以下
では、第1のダミーと呼ぶ)の、第1の回転軸に関する
第1の回転平均形状を求める処理と、 前記第1のダミーまたは第2のダミーのいずれかの、第
2の回転軸に関する第2の回転平均形状を求める処理
と、 前記第1の回転平均形状と前記第2の回転平均形状とよ
り、回転対称成分を、前記第1の回転平均形状または前
記第2の回転平均形状について求める処理と、 前記第1の回転平均形状および前記第2の回転平均形状
のうちいずれか一方であって、前記回転対称成分を求め
ることに用られた方と、前記回転対称成分より、前記基
準面の形状誤差を求める処理と、 を前記情報処理装置によって実行するためのものである
ことを特徴とするプログラムが記憶されたメモリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02711292A JP3146591B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 基準面の形状測定法および形状測定システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02711292A JP3146591B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 基準面の形状測定法および形状測定システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223538A JPH05223538A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3146591B2 true JP3146591B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=12211991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02711292A Expired - Fee Related JP3146591B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 基準面の形状測定法および形状測定システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146591B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4183220B2 (ja) * | 2000-02-22 | 2008-11-19 | フジノン株式会社 | 光学球面曲率半径測定装置 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP02711292A patent/JP3146591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05223538A (ja) | 1993-08-31 |
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