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JP3146725B2 - 自動販売機のスパイラル式商品ラック組立構造 - Google Patents
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JP3146725B2 - 自動販売機のスパイラル式商品ラック組立構造 - Google Patents

自動販売機のスパイラル式商品ラック組立構造

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JP3146725B2
JP3146725B2 JP04973293A JP4973293A JP3146725B2 JP 3146725 B2 JP3146725 B2 JP 3146725B2 JP 04973293 A JP04973293 A JP 04973293A JP 4973293 A JP4973293 A JP 4973293A JP 3146725 B2 JP3146725 B2 JP 3146725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機に搭載した
スパイラル式商品ラックの組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の実施対象となるスパイラ
ル式商品ラックを搭載した自動販売機の概要構成を図4
に示す。図において、1は自動販売機のキャビネット、
2はその前面扉、3は前面扉2に設けた商品取出口、4
はキャビネット1の庫内に上下段に並ベて収設したスパ
イラル式商品ラックであり、スパイラル式商品ラック4
は、棚板5と、棚板5の上に載置して前後方向に敷設し
た商品搬出用のスパイラル6と、スパイラル6に連結し
たベンドモータ7との組立体からなる。
【0003】かかるスパイラル式商品ラックの商品搬出
動作は周知であり、販売待機時には商品8が前記スパイ
ラル6の各ピッチの間に1個ずつ挟み込んで収納されて
いる。ここで、販売指令により選択された商品ラック4
のベンドモータ7が始動してスパイラル6を回転する
と、スパイラル6が1回転する間に商品8はスパイラル
6に沿って前方へピッチ送りされ、最前列に並ぶ商品8
が破線矢印のように棚板4より前方に搬出され、機内の
商品通路を落下して商品取出口3の中に投下される。そ
して、商品取出口3に商品8が投下されると、客は取出
口フラッパ3aを押し開いて商品8を自由に取り出すこ
とができる。
【0004】次に、前記スパイラル式商品ラック4の従
来における具体的な組立構造を図5(a),(b)に示
す。図示構成では、棚板5の上に画成した各コラムごと
に左右一対のスパイラル6を備えており、商品8は左右
のスパイラル6の間にまたがって各ピッチの間に収納さ
れている。また、ベンドモータ7はL字形に起立した棚
板5の後壁5aの背面に取付けられており、この位置で
モータ駆動軸が後壁5aを貫通して前方に突出してい
る。なお、5bはコラム相互間の仕切壁である。一方、
スパイラル6の後端には円盤状のカップリング9が結合
されており、該カップリング9が前記ベンドモータ7の
軸端に嵌合して連結し合っている。さらに、スパイラル
6はスパイラルワイヤの中を通して棚板5の上に敷設し
た帯状の支持ガイド10により定位置に保持されてい
る。なお、棚板5は各段ごとに引出レール機構11を介
してキャビネット1の前方へ引出し可能に支持されてい
る。
【0005】そして、商品ラック4に商品8を補給する
場合には、前面扉2(図4参照)を開放した上で棚板5
をキャビネット1の前方へ引出し、この状態でスパイラ
ル6の各ピッチの間に商品8を装填する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したスパ
イラル式商品ラックの組立構造では、取扱面で次記のよ
うな難点がある。 (1)各段ごとにベンドモータ7が棚板5に固定して組
み込まれていることから、商品補充などの際に各段の棚
板5を前方に引き出すと、商品ラック4と一緒に比較的
重量の重いベンドモータ7も前方に移動するため、自動
販売機全体の重心が前方に偏倚して据付姿勢が不安定と
なり、キャビネット1が転倒する危険がある。
【0007】(2)商品ラック4の引出し操作に伴って
ベンドモータ7も移動するので、この動きに対応させる
ためにベンドモータと機内の電装ボックスとの間に配線
したハーネスを十分な余裕をもたせて引回し配線する必
要があるほか、垂れ下がったハーネスが棚板5の出し入
れの際に絡まって断線しないような防護対策も必要とな
って配線処理が厄介である。
【0008】(3)商品ラック4の保守点検などの際に
ベンドモータ7を棚板5から切り離すと、ベンドモータ
7とカップリング9との連結が外れるためにスパイラル
6がフリーの状態になって簡単に空回りする。この結
果、スパイラル6の回転位相角が正規の位置からずれて
しまい、再組立時にベンドモータ7と連結する際にはス
パイラル6の回転位相角を初期設定位置に戻す厄介な調
整作業が必要となる。特に、図5のように各コラムごと
に2個のスパイラルを並置して使用する場合には、スパ
イラル6の相互間で各スパイラルの回転位相角が一致し
ていないと、スパイラル相互間でピッチ送りにずれが生
じるため、商品8の装填が正しく行えないほか、搬出動
作にも支障を来す。
【0009】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、商品ラックの引
出しに伴う重心移動で自動販売機の据付姿勢が不安定に
なるのを防ぎ、併せてベンドモータを棚板から切り離し
た状態でもスパイラルの回転位相角にずれが生じないよ
うにした取扱性の優れた自動販売機のスパイラル式商品
ラック組立構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、前方への引出レール機構を介してキャビネッ
トの庫内に収設した棚板と、後端にカップリングを結合
して棚板上に載置した商品搬出用のスパイラルと、該ス
パイラルを定位置に保持する支持ガイドと、棚板の背後
に配置して前記カップリングに連結したベンドモータと
の組立体よりなる自動販売機のスパイラル式商品ラック
において、棚板をスパイラルとともにベンドモータより
切り離して前方へ引き出せるよう、ベンドモータをキャ
ビネットの庫内奥壁に固定して取付けるとともに、ベン
ドモータとの切り離し時にスパイラルの空回りを阻止
し、スパイラルを所定の回転位相角の位置に拘束する係
止手段を設け、該係止手段は、棚板の後壁に形成した位
置決め用のキー溝と、該キー溝に対向してカップリング
に設けたガイドキーと、カップリングを棚板の後壁に向
けて押圧付勢するばね部材とからなることを特徴とする
(請求項1)。
【0011】前項におけるばね部材として、弾性金属板
で作られたスパイラルの支持ガイドの後端部をL字形に
湾曲して板ばね部を形成し、該板ばね部でカップリング
を押圧付勢するようにする(請求項2)。
【0012】
【作用】上記構成において、商品補充などに際して商品
ラックの棚板をキャビネットの前方に引き出すと、重量
の重いベンドモータを機内側に残したままスパイラルと
の間が切り離れる。したがって、商品ラックの引出しに
伴う重心の移動も少なくなるので、自動販売機のキャビ
ネットが転倒するおそれはない。
【0013】また、スパイラルとベンドモータとの間が
切り離されると、同時にスパイラルは係止手段の働きに
より空回りが阻止されて所定の回転位相角に保持され、
棚板を押し込んだ際にはスパイラルが切り離しの前の回
転位相角を再現してベンドモータに連結される。なお、
ベンドモータはキャビネット内に固定支持されているの
で、ベンドモータと電装ボックスとの間に配線したハー
ネスの始末が簡単となり、棚板の出し入れ時にハーネス
が棚板に絡んだり、噛み込んだりするトラブルが防げ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。なお、図中で図4,図5に対応する同一部材には同
一符号が付してある。まず、図1〜図3において、ベン
ドモータ7は棚板5と分離してキャビネット1の奥壁の
壁面上に後記の取付け金具を介して固定的に取付けられ
ており、その前方に棚板5が引出レール機構(図5参
照)を介してキャビネット1の前方へ引出し可能に支持
されている。
【0015】また、L字形に起立した棚板5の後壁5a
には、スパイラル6の後端に結合した円盤状カップリン
グ9のボス部9aの外径に相応した穴径の軸穴5bが穿
孔されており、かつ該軸穴5bの周上にはキー溝5cを
切欠き形成するとともに、該キー溝5cに対向してカッ
プリング9のボス部9a周面上にはキー溝5cに嵌合し
合うガイドキー9bが設けてある。さらに、棚板5の上
に敷設したスパイラルの支持ガイド10は帯状の弾性金
属板で作られており、かつその前端は棚板5に固定する
とともに、後端部を上方へ起立するようL字形に湾曲し
て板ばね部10aを形成している。そして、該板ばね部
10aが前記カップリング9を棚板5の後壁5aに向け
て押圧付勢しており、この板ばね部10aと前記棚板5
のキー溝5c,カップリング9のガイドキー9bとを組
合わせて、スパイラル6を所定の回転位相角位置に拘束
する係止手段を構成している。なお、12はカップリン
グ9の前面に被着したスラストカラーである。
【0016】一方、図3で示すように、ベンドモータ7
にはキャビネットの奥壁に固定するための取付け金具1
3を備えており、かつモータのギャボックス7aから前
方へ突出した駆動軸7bの軸上には鍔状のフランジ7c
が設けてある。また、駆動軸7bには歯車機構を介して
自走カム15が連結されており、かつ該自走カム15に
対向してモータ回転位置検出用のスイッチ14が組み込
まれている。
【0017】かかる構成で、図1(a)で示すように、
棚板5を庫内に押し込んで棚板上に載置したスパイラル
6をベンドモータ7に連結した状態では、ベンドモータ
7のギャボックス7aから前方に突出した駆動軸7bが
棚板5の後壁5aに開口した軸穴5bを貫通してスパイ
ラル6の後端に結合したカップリング9の軸穴9cに嵌
まり込み、さらに駆動軸7bの軸上に設けたフランジ7
cがカップリング9を後方から押し出し、支持ガイド1
0の板ばね部10aのばね力に抗してカップリング9を
棚板5の後壁5aより浮かした状態に保持している。し
たがって、この状態でベンドモータ7を始動すると駆動
軸7b,カップリング9を介してスパイラル6が回転す
る。そして、スパイラル6が1回転すると、モータに組
み込まれた回転位置検出用スイッチ14が動作してベン
ドモータ7が停止し、この間にスパイラル6のピッチ間
に収納した商品を前方へピッチ送りして搬出する。
【0018】一方、図1(b)で表すように、商品ラッ
クへの商品補充などに際して棚板5を前方へ向けて矢印
P方向に引き出すと、ベンドモータ7を機内に残したま
ま棚板5のみが移動してスパイラル6に結合したカップ
リング9とベンドモータ7の駆動軸7bとの間が切り離
される。しかも、ベンドモータ7との間が切り離される
と同時に、支持ガイド10の後端に形成した板ばね部1
0aのばね力fにより、スパイラル6に結合したカップ
リング9が棚板5の後壁5aに向けて押圧付勢され、図
示のようにカップリング9のボス部9aが後壁5aの軸
穴5bへ嵌まり込むとともに、この位置でガイドキー9
bがキー溝5cに嵌合する。これにより、スパイラル6
はベンドモータ7との切り離し直前の回転位相角を保っ
たまま棚板5に係止拘束される。したがって、棚板5の
引出し状態でスパイラル6が空回りしたり、回転位相角
が初期設定位置からずれるのを確実に阻止することがで
きる。そして、商品ラックへの商品補給を行った後に棚
板5を庫内に押し込むと、図1(a)の状態に復帰して
スパイラル6のカップリング9とベンドモータ7とが正
しい回転位相角を保持したまま連結される。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のラック組立
構造によれば次記の効果を奏する。 (1)商品ラックの棚板をキャビネットの前方へ引出す
と、重量の重いベンドモータを機内側に残したまま商品
ラックのスパイラルとの間が切り離されるので、大きな
重心の移動がない。したがって、自動販売機は安定した
据付姿勢を保ち、キャビネットが転倒するおそれがなく
なる。
【0020】(2)商品ラックのスパイラルとベンドモ
ータとの間を切り離すと、同時にスパイラル係止手段の
働きでスパイラルは切り離し前の回転位相角を保ったま
ま棚板に拘束保持されて空回りが阻止されるとともに、
棚板を機内に押し込んでスパイラルをベンドモータに再
連結した際には、スパイラルとベンドモータとの間に初
期設定の回転位相角が再現される。したがって、従来行
っていた厄介なスパイラルの調整作業が不要となる。
【0021】(3)ベンドモータをキャビネットに固定
的に取付けたことにより、モータと機内の電装ボックス
との間に配線したハーネスの始末が簡単となり、棚板の
出し入れに伴うハーネスの絡み付き,断線事故なども容
易に防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるスパイラル式商品ラック
の組立構造およびその動作説明図であり、(a)はベン
ドモータと商品ラックのスパイラルとを連結した状態
図、(b)は商品ラックの棚板を前方に引出してベンド
モータとの間を切り離した状態図
【図2】図1における要部部品の組立分解斜視図
【図3】図1におけるベンドモータの構造図で、(a)
は正面図、(b)は側面図
【図4】スパイラル式商品ラックを搭載した自動販売機
の概要構成図
【図5】従来におけるスパイラル式商品ラックの組立構
造図であり、(a)は正面図、(b)は側面図
【符号の説明】
1 自動販売機のキャビネット 4 スパイラル式商品ラック 5 棚板 5a 後壁 5c キー溝 6 スパイラル 7 ベンドモータ 7b 駆動軸 9 カップリング 9b ガイドキー 10 支持ガイド 10a 板ばね部 11 引出レール機構 13 ベンドモータの取付け金具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方への引出レール機構を介してキャビネ
    ットの庫内に収設した棚板と、後端にカップリングを結
    合して棚板上に載置した商品搬出用のスパイラルと、該
    スパイラルを定位置に保持する支持ガイドと、棚板の背
    後に配置して前記カップリングに連結したベンドモータ
    との組立体よりなる自動販売機のスパイラル式商品ラッ
    クにおいて、棚板をスパイラルとともにベンドモータよ
    り切り離して前方へ引き出せるよう、ベンドモータをキ
    ャビネットの庫内奥壁に固定して取付けるとともに、ベ
    ンドモータとの切り離し時にスパイラルの空回りを阻止
    し、スパイラルを所定の回転位相角の位置に拘束する係
    止手段を設け、該係止手段は、棚板の後壁に形成した位
    置決め用のキー溝と、該キー溝に対向してカップリング
    に設けたガイドキーと、カップリングを棚板の後壁に向
    けて押圧付勢するばね部材とからなることを特徴とする
    自動販売機のスパイラル式商品ラック組立構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のラック組立構造において、
    弾性金属板で作られたスパイラルの支持ガイドの後端部
    をL字形に湾曲して板ばね部を形成し、該板ばね部でカ
    ップリングを押圧付勢するようにしたことを特徴とする
    自動販売機のスパイラル式商品ラック組立構造。
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