JP3148236B2 - ペネム化合物 - Google Patents
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D499/00—Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
- C07D499/86—Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring with only atoms other than nitrogen atoms directly attached in position 6 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
-
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- C07D499/00—Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
- C07D499/88—Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ペネム化合物に関し、更に詳細には、臨床
での利用が期待される、抗菌物質として有望なペネム化
合物に関する。
での利用が期待される、抗菌物質として有望なペネム化
合物に関する。
背景技術 本発明者らは、先に次の一般式(IV) (式中、R4は、水素原子またはアリル基を表し、Aは酸
素原子1個もしくは2個を環内に有する5又は6員環の
ヘテロ脂肪族基を示す) で表される一群のペネム化合物またはそれらの薬理学上
許容されうる塩が、グラム陽性およびグラム陰性の好気
性菌や嫌気性菌に対する優れた抗菌作用を有することを
見出した(特開昭61−162694号)。
素原子1個もしくは2個を環内に有する5又は6員環の
ヘテロ脂肪族基を示す) で表される一群のペネム化合物またはそれらの薬理学上
許容されうる塩が、グラム陽性およびグラム陰性の好気
性菌や嫌気性菌に対する優れた抗菌作用を有することを
見出した(特開昭61−162694号)。
そしてこれらの化合物のうち、式(V) で表される化合物は、抗菌活性が高く、実験動物を用い
た安全性試験において、その高い安全性が確認されてい
るので、医薬品としての開発が期待されている。
た安全性試験において、その高い安全性が確認されてい
るので、医薬品としての開発が期待されている。
しかし、上記化合物(V)は、その生体利用性が十分
でなく、これを経口剤として使用するには、その経口吸
収性の改善が必要であった。
でなく、これを経口剤として使用するには、その経口吸
収性の改善が必要であった。
発明の開示 本発明者らは、上記化合物(V)について、その生体
利用性を改善すべく鋭意研究を行った。そしてその結
果、当該化合物のカルボキシル基を特定のエステル形成
基で保護すれば、生体利用性が著しく向上することを見
出し、本発明を完成するに至った。
利用性を改善すべく鋭意研究を行った。そしてその結
果、当該化合物のカルボキシル基を特定のエステル形成
基で保護すれば、生体利用性が著しく向上することを見
出し、本発明を完成するに至った。
本発明は次の一般式(I) [式中、Rは、次の基(II)または(III)を示す: (ここで、R1は水素原子、C1〜C6の直鎖もしくは分岐鎖
のアルキル基またはR2といっしょになってo−フェニレ
ン基を形成し、R2は、C1〜C6のアルキル基、C6〜C10の
アリール基、C7〜C11のアラルキル基を示し、このR
2は、更にC1〜C6のアルキル基、C6〜C10のアリール基、
C7〜C11のアラルキル基、水酸基、C1〜C6のアルコキシ
基およびハロゲン原子から選ばれる1または2以上の基
によって置換されていても良く、nは1または2の数を
意味する)、 (ここで、R3はC1〜C6のアルキル基、C6〜C10のアリー
ル基、C7〜C11のアラルキル基を示し、このR3は、更にC
1〜C6のアルキル基、C6〜C10のアリール基、C7〜C11の
アラルキル基、水酸基、C1〜C6のアルコキシ基およびハ
ロゲン原子から選ばれる1または2以上の基によって置
換されていても良い)] で表されるペネム化合物を提供するものである。
のアルキル基またはR2といっしょになってo−フェニレ
ン基を形成し、R2は、C1〜C6のアルキル基、C6〜C10の
アリール基、C7〜C11のアラルキル基を示し、このR
2は、更にC1〜C6のアルキル基、C6〜C10のアリール基、
C7〜C11のアラルキル基、水酸基、C1〜C6のアルコキシ
基およびハロゲン原子から選ばれる1または2以上の基
によって置換されていても良く、nは1または2の数を
意味する)、 (ここで、R3はC1〜C6のアルキル基、C6〜C10のアリー
ル基、C7〜C11のアラルキル基を示し、このR3は、更にC
1〜C6のアルキル基、C6〜C10のアリール基、C7〜C11の
アラルキル基、水酸基、C1〜C6のアルコキシ基およびハ
ロゲン原子から選ばれる1または2以上の基によって置
換されていても良い)] で表されるペネム化合物を提供するものである。
発明を実施するための最良の形態 本発明のペネム化合物(I)は、例えば次の式に従
い、ペネム化合物(V′)に、ハロゲン化アルキル化合
物(VI)を反応させることにより合成することができ
る。
い、ペネム化合物(V′)に、ハロゲン化アルキル化合
物(VI)を反応させることにより合成することができ
る。
(式中、Xはハロゲン原子、R5は水素原子、アルカリ金
属またはアミノ残基を示し、Rは前記した意味を有す
る) 本発明において、化合物(V′)の基R5がアルカリ金
属もしくはアミノ残基の場合、目的化合物は化合物
(V′)とハロゲン化アルキル化合物(VI)を有機溶剤
中、攪拌することにより得られる。
属またはアミノ残基を示し、Rは前記した意味を有す
る) 本発明において、化合物(V′)の基R5がアルカリ金
属もしくはアミノ残基の場合、目的化合物は化合物
(V′)とハロゲン化アルキル化合物(VI)を有機溶剤
中、攪拌することにより得られる。
一方、化合物(V′)の基R5が水素原子の場合は、こ
れを有機溶剤中、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属
塩もしくはアミン化合物と反応させて塩を形成させ、次
いでこの混合物にハロゲン化アルキル化合物(VI)を反
応させることによって合成出来る。
れを有機溶剤中、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属
塩もしくはアミン化合物と反応させて塩を形成させ、次
いでこの混合物にハロゲン化アルキル化合物(VI)を反
応させることによって合成出来る。
一般式(VI)で表されるハロゲン化アルキル化合物
は、化合物(V′)のカルボキシル基を効率よく基Rに
よりエステル化し、一般式(I)で表される目的化合物
を生成する物質であって、例えば、ペニシリン系、セフ
ァロスポリン系のプロドラッグ調製に当って使用されて
いる化合物が例示され、さらに詳しくは基Rがアセチル
オキシメチル基、1−(アセチルオキシ)エチル基、ピ
バロイルオキシメチル基、1−(エトキシカルボニルオ
キシ)エチル基、1−(イソプロピルオキシカルボニル
オキシ)エチル基、1−(シクロヘキシルオキシカルボ
ニルオキシ)基、3−フタリジル基、(5−メチル−2
−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル基等
であり、そのXで表されるハロゲンが、塩素、臭素、沃
素である式(VI)の化合物が例示される。
は、化合物(V′)のカルボキシル基を効率よく基Rに
よりエステル化し、一般式(I)で表される目的化合物
を生成する物質であって、例えば、ペニシリン系、セフ
ァロスポリン系のプロドラッグ調製に当って使用されて
いる化合物が例示され、さらに詳しくは基Rがアセチル
オキシメチル基、1−(アセチルオキシ)エチル基、ピ
バロイルオキシメチル基、1−(エトキシカルボニルオ
キシ)エチル基、1−(イソプロピルオキシカルボニル
オキシ)エチル基、1−(シクロヘキシルオキシカルボ
ニルオキシ)基、3−フタリジル基、(5−メチル−2
−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル基等
であり、そのXで表されるハロゲンが、塩素、臭素、沃
素である式(VI)の化合物が例示される。
アルカリ金属としては、化合物(V′)と塩を形成す
るものであれば特に限定されず、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム等が挙げられ、その水酸化物や塩の例とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カ
リウム等が挙げられる。またアミン化合物としては、ア
ンモニア、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン等が挙げられる。反応溶剤には特に限定はなく、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘ
キサン等の脂肪族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホ
ルム等のハロゲン化アルキル類、クロルベンゼン等のハ
ロゲン化アリール類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニ
トリル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチ
ルスルホキシド等のスルホキシド類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、イソプロパノ
ール、t−ブタノール等のアルコール類が挙げられる。
これらは単独で使用するか、もしくは2種以上混合して
用いる。
るものであれば特に限定されず、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム等が挙げられ、その水酸化物や塩の例とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カ
リウム等が挙げられる。またアミン化合物としては、ア
ンモニア、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン等が挙げられる。反応溶剤には特に限定はなく、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘ
キサン等の脂肪族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホ
ルム等のハロゲン化アルキル類、クロルベンゼン等のハ
ロゲン化アリール類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニ
トリル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチ
ルスルホキシド等のスルホキシド類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、イソプロパノ
ール、t−ブタノール等のアルコール類が挙げられる。
これらは単独で使用するか、もしくは2種以上混合して
用いる。
反応温度は室温でもよく、また、場合により80℃以下
で加熱してもよい。また、反応時間は、利用するハロゲ
ン化アルキル化合物(VI)の種類によっても異なるが、
通常1時間〜48時間で終了する。
で加熱してもよい。また、反応時間は、利用するハロゲ
ン化アルキル化合物(VI)の種類によっても異なるが、
通常1時間〜48時間で終了する。
叙上のごとくして得られるペネム化合物(I)は、そ
のままで利用しても良いが、一般式には必要に応じ、カ
ラムクロマトグラフィー、再結晶等の手段により精製
し、医薬として利用される。
のままで利用しても良いが、一般式には必要に応じ、カ
ラムクロマトグラフィー、再結晶等の手段により精製
し、医薬として利用される。
本発明の化合物は、常法に従って、経口、非経口およ
び外用投与用の抗生物質として処方することが可能であ
る。
び外用投与用の抗生物質として処方することが可能であ
る。
本発明におけるペネム誘導体の投与量は、多くの因子
により異なるが、典型的な一日の投与量は成人で50mg〜
3gの量であり、好ましくは分割投与で100mg〜2gであ
る。
により異なるが、典型的な一日の投与量は成人で50mg〜
3gの量であり、好ましくは分割投与で100mg〜2gであ
る。
一般的には、上述の薬剤の投与は、適当な量の有効成
分と適当な生理学的に許容しうる担体または希釈剤とを
含む投与単位で行われる。
分と適当な生理学的に許容しうる担体または希釈剤とを
含む投与単位で行われる。
経口投与のためには、錠剤またはカプセル剤とするこ
とができる。これらの錠剤やカプセル剤は、有効成分と
ともに希釈剤として例えば乳糖、ブドウ糖、蔗糖、マン
ニトール、ソルビトールもしくはセルロースを、滑剤と
して例えばタルク、ステアリン酸もしくはステアリン酸
塩を含むことができる。錠剤とする場合には、さらに結
合剤として例えばヒドロキシプロピルセルロースもしく
はデンプン等を含むことができる。
とができる。これらの錠剤やカプセル剤は、有効成分と
ともに希釈剤として例えば乳糖、ブドウ糖、蔗糖、マン
ニトール、ソルビトールもしくはセルロースを、滑剤と
して例えばタルク、ステアリン酸もしくはステアリン酸
塩を含むことができる。錠剤とする場合には、さらに結
合剤として例えばヒドロキシプロピルセルロースもしく
はデンプン等を含むことができる。
本発明化合物は、人間だけでなく、動物にも使用でき
る。
る。
以下実施例により、本発明を更に具体的に説明する。
尚、本発明はこれら実施例により何等限定されるもので
はない。
尚、本発明はこれら実施例により何等限定されるもので
はない。
実施例1 1−(シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ)エチル
(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−
2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネム−3−カ
ルボキシレート(化合物7): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,1
g)、1−クロロエチルシクロヘキシルカルボネート
(0.6ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の
混合物を、70℃で1時間加熱した。反応混合物を酢酸エ
チルで希釈し、水洗し、有機層は乾燥後、濃縮した。残
留物はシリカゲルカラムにて精製し、標記目的物を0.32
gを得た。
(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−
2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネム−3−カ
ルボキシレート(化合物7): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,1
g)、1−クロロエチルシクロヘキシルカルボネート
(0.6ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)の
混合物を、70℃で1時間加熱した。反応混合物を酢酸エ
チルで希釈し、水洗し、有機層は乾燥後、濃縮した。残
留物はシリカゲルカラムにて精製し、標記目的物を0.32
gを得た。
実施例2 アセチルオキシメチル(5R,6S)−6−[(R)−1−
ヒドロキシエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)
メチルペネム−3−カルボキシレート(化合物2): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,2.93
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)に溶解し、こ
れに氷冷攪拌下、アセチルオキシメチルブロミド(1.47
g)を滴下した。次いで室温で1.5時間攪拌し、反応混合
物を酢酸エチル(300ml)で希釈し、水(200ml)にて2
回洗浄した。有機層は乾燥後濃縮し、残留物をシリカゲ
ルカラムにて精製し、標記目的物1.3gを得た。
ヒドロキシエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)
メチルペネム−3−カルボキシレート(化合物2): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,2.93
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)に溶解し、こ
れに氷冷攪拌下、アセチルオキシメチルブロミド(1.47
g)を滴下した。次いで室温で1.5時間攪拌し、反応混合
物を酢酸エチル(300ml)で希釈し、水(200ml)にて2
回洗浄した。有機層は乾燥後濃縮し、残留物をシリカゲ
ルカラムにて精製し、標記目的物1.3gを得た。
実施例3 フタリジル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシ
エチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネ
ム−3−カルボキシレート(化合物8): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチル−
3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,2.93g)、ブ
ロモフタリド(2.8g)およびジメチルスルホキシド(30
ml)の混合物を、室温で10分間攪拌し、反応混合物を酢
酸エチルで希釈し、水浄した。有機層は乾燥後濃縮し、
残留物はシリカゲルカラムにて精製し、標記目的物2.3g
を得た。
エチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネ
ム−3−カルボキシレート(化合物8): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチル−
3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,2.93g)、ブ
ロモフタリド(2.8g)およびジメチルスルホキシド(30
ml)の混合物を、室温で10分間攪拌し、反応混合物を酢
酸エチルで希釈し、水浄した。有機層は乾燥後濃縮し、
残留物はシリカゲルカラムにて精製し、標記目的物2.3g
を得た。
実施例4 (5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−
イル)メチル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート(化合物9): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,4
g)、4−ヨードメチル−5−メチル−2−オキソ−1,3
−ジオキソレン(7.6g)およびN,N−ジメチルホルムア
ミド(40ml)の混合物を、室温で2.5時間攪拌し、反応
混合物を酢酸エチルで希釈し、水洗した。有機層は乾燥
後濃縮し、残留物をシリカゲルカラムにて精製し、得ら
れた油状物をヘキサンより再結晶し、標記目的物1.47g
を得た。
イル)メチル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート(化合物9): ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキ
シエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペ
ネム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1,4
g)、4−ヨードメチル−5−メチル−2−オキソ−1,3
−ジオキソレン(7.6g)およびN,N−ジメチルホルムア
ミド(40ml)の混合物を、室温で2.5時間攪拌し、反応
混合物を酢酸エチルで希釈し、水洗した。有機層は乾燥
後濃縮し、残留物をシリカゲルカラムにて精製し、得ら
れた油状物をヘキサンより再結晶し、標記目的物1.47g
を得た。
実施例5〜8 ナトリウム(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシ
エチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネ
ム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1)に、
実施例1と同様にして下記第1表に示すハロゲン化アル
キル化合物(アシルオキシメチルヨーダイド)とN,N−
ジメチルホルムアミドを反応させ、その基Rが第1表に
示すものである本発明化合物(I)を得た。なお、この
反応における反応時間および収率も第1表に示す。
エチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネ
ム−3−カルボキシレート2.5水和物(化合物1)に、
実施例1と同様にして下記第1表に示すハロゲン化アル
キル化合物(アシルオキシメチルヨーダイド)とN,N−
ジメチルホルムアミドを反応させ、その基Rが第1表に
示すものである本発明化合物(I)を得た。なお、この
反応における反応時間および収率も第1表に示す。
また、以上の実施例5〜8で得た化合物の物理化学的
データを、前記実施例1〜4で得たデータと合わせ、第
2表に示す。
データを、前記実施例1〜4で得たデータと合わせ、第
2表に示す。
実施例9 次に、本発明化合物(I)について、尿中回収率によ
り、その生体利用性を試験した。
り、その生体利用性を試験した。
SD系ラット(雄1群3匹)に各試験薬剤を経口投与し
(30μmole/kg)、投与後0〜6時間の尿を採集し、こ
の尿中に存在する母化合物回収率をバイオアッセイによ
り求めた。その結果は以下に示す通りであった。
(30μmole/kg)、投与後0〜6時間の尿を採集し、こ
の尿中に存在する母化合物回収率をバイオアッセイによ
り求めた。その結果は以下に示す通りであった。
この結果から明らかなように、本発明化合物(I)
は、ペネム化合物(V)に比較し、高い尿中回収率、す
なわち高い生体利用性を示した。
は、ペネム化合物(V)に比較し、高い尿中回収率、す
なわち高い生体利用性を示した。
製剤例 以下のそれぞれの製剤例において、有効成分として例
えば化合物8または等量の本発明の他の化合物を用いる
ことができる。
えば化合物8または等量の本発明の他の化合物を用いる
ことができる。
製剤例 1 (製 法) 成分1および2を適当なミキサーで混合し、そこへ成
分3を加え、さらに混合する。得られた混合物をカプセ
ル充填機にてカプセルに充填した。
分3を加え、さらに混合する。得られた混合物をカプセ
ル充填機にてカプセルに充填した。
製剤例 2 (製 法) 成分1〜3を適当なミキサーで混合し、そこへ成分4
を加え、さらに数分間混合する。得られた混合物を打錠
機にて所定の大きさおよび重量の錠剤に圧縮した。
を加え、さらに数分間混合する。得られた混合物を打錠
機にて所定の大きさおよび重量の錠剤に圧縮した。
産業上の利用可能性 以上のように、本発明化合物(I)は優れた生体利用
性を示すので、経口用抗生物質として有利に使用できる
ものである。
性を示すので、経口用抗生物質として有利に使用できる
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−316784(JP,A) 特開 昭59−21692(JP,A) 特開 昭59−134795(JP,A) 特開 昭63−162694(JP,A) Chem.Pharm.Bull. (1990),38(6),pages1587− 1590 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 499/00 A61K 31/00 - 31/80 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (11)
- 【請求項1】一般式(I) [式中、Rは、フタリジル基、基(II)または(III)
を示す: (ここで、R1は水素原子、C1〜C6の直鎖もしくは分岐鎖
のアルキル基、R2は、C1〜C6のアルキル基を示し、nは
1または2の数を意味する)、 (ここで、R3はC1〜C6のアルキル基を示す)] で表されるペネム化合物の有効量と薬学的に許容しうる
担体とを含有する抗菌組成物。 - 【請求項2】式(I)における基Rが、アセチルオキシ
メチル基である請求項第1項記載の組成物。 - 【請求項3】式(I)における基Rが、1−(アセチル
オキシ)エチル基である請求項第1項記載の組成物。 - 【請求項4】式(I)における基Rが、ピバロイルオキ
シメチル基である請求項第1項記載の組成物。 - 【請求項5】式(I)における基Rが、1−(エトキシ
カルボニルオキシ)エチル基である請求項第1項記載の
組成物。 - 【請求項6】式(I)における基Rが、1−(イソプロ
ピルオキシカルボニルオキシ)エチル基である請求項第
1項記載の組成物。 - 【請求項7】式(I)における基Rが、1−(シクロヘ
キシルオキシカルボニルオキシ)エチル基である請求項
第1項記載の組成物。 - 【請求項8】式(I)における基Rが、3−フタリジル
基である請求項第1項記載の組成物。 - 【請求項9】式(I)における基Rが、(5−メチル−
2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル基
である請求項第1項記載の組成物。 - 【請求項10】式(I)で表される化合物がアセチルオ
キシメチル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシ
エチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネ
ム−3−カルボキシレート、1−(アセチルオキシ)エ
チル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネム−
3−カルボキシレート、ピバロイルオキシメチル(5R,6
S)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−2−
(3−テトラヒドロフリル)メチルペネム−3−カルボ
キシレート、1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル
(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−
2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネム−3−カ
ルボキシレート、1−(イソプロピルオキシカルボニル
オキシ)−エチル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒド
ロキシエチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチ
ルペネム−3−カルボキシレート、1−(シクロヘキシ
ルオキシカルボニルオキシ)エチル(5R,6S)−6−
[(R)−1−ヒドロキシエチル]−2−(3−テトラ
ヒドロフリル)メチルペネム−3−カルボキシレート、
フタリジル(5R,6S)−6−[(R)−1−ヒドロキシ
エチル]−2−(3−テトラヒドロフリル)メチルペネ
ム−3−カルボキシレートおよび(5−メチル−2−オ
キソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル(5R,6S)
−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−2−(3−
テトラヒドロフリル)メチルペネム−3−カルボキシレ
ートから選ばれるいずれかである請求項第1項記載の組
成物。 - 【請求項11】経口投与用である請求項第1項ないし10
項の何れかの項記載の組成物。
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