JP3149740B2 - 人工雪の造雪方法およびその装置 - Google Patents
人工雪の造雪方法およびその装置Info
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- JP3149740B2 JP3149740B2 JP20207795A JP20207795A JP3149740B2 JP 3149740 B2 JP3149740 B2 JP 3149740B2 JP 20207795 A JP20207795 A JP 20207795A JP 20207795 A JP20207795 A JP 20207795A JP 3149740 B2 JP3149740 B2 JP 3149740B2
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- snow
- snowmaking
- ice
- supercooled water
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C3/00—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow
- F25C3/04—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow for sledging or ski trails; Producing artificial snow
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは屋内人工ス
キー場、低温体験施設、低温実験施設などの造雪技術に
関し、特に天然の降雪状況に類似する景観を提供する造
雪方法に関する。
キー場、低温体験施設、低温実験施設などの造雪技術に
関し、特に天然の降雪状況に類似する景観を提供する造
雪方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、屋内スキー場における人工雪の
造雪方法としては特公平7-30984 号公報に記載されてい
る様なものがあった。図3はこの様な例を示した図であ
る。図3において、11は冷気噴出口、12は2流体スプレ
ーノズル、13は冷気排出口である。天井または側壁の上
部に冷気噴出口11とともに複数個の2流体スプレーノズ
ル12を配置して、2流体スプレーノズルから生成した微
水滴を、冷気噴出口13から噴出する冷気により冷却して
雪を造る。この従来技術における特徴は、小容量の2流
体スプレーノズルを分散配置することにより、造雪室内
の全体にわたって均一に小水滴を飛翔させることができ
るために、従来屋外用造雪で使われた大容量のスプレー
ノズルを単一で使用する場合に比べて、熱交換率が向上
し、所要冷熱量が減少する点である。また、2流体スプ
レーノズルから噴射される水と圧縮空気との噴出比に依
存する水滴径と、温度を変化させて、アイスバーン、し
まり雪または粉雪を任意に造雪することもできる。
造雪方法としては特公平7-30984 号公報に記載されてい
る様なものがあった。図3はこの様な例を示した図であ
る。図3において、11は冷気噴出口、12は2流体スプレ
ーノズル、13は冷気排出口である。天井または側壁の上
部に冷気噴出口11とともに複数個の2流体スプレーノズ
ル12を配置して、2流体スプレーノズルから生成した微
水滴を、冷気噴出口13から噴出する冷気により冷却して
雪を造る。この従来技術における特徴は、小容量の2流
体スプレーノズルを分散配置することにより、造雪室内
の全体にわたって均一に小水滴を飛翔させることができ
るために、従来屋外用造雪で使われた大容量のスプレー
ノズルを単一で使用する場合に比べて、熱交換率が向上
し、所要冷熱量が減少する点である。また、2流体スプ
レーノズルから噴射される水と圧縮空気との噴出比に依
存する水滴径と、温度を変化させて、アイスバーン、し
まり雪または粉雪を任意に造雪することもできる。
【0003】また、特開平3-236575号公報には、広い屋
内にも充分に人工雪を降らせる装置が開示されている。
図4はこの様な例を示した図である。図4において、14
は雪捕捉体、15は雪発生室、16は冷却器、17は送風器、
18は霧発生器、19は殴打体である。この装置は、造雪室
内に通気性材料よりなる雪捕捉体14を設けるとともに、
霧発生器18を配置している。ここで、氷点下の低温空気
が空気流を形成し、雪捕捉体14を透過する。霧発生器18
からの霧がこの低温空気によって氷結され、雪捕捉体14
の片面に雪層が形成される。雪捕捉体14における雪層生
成面と反対側の面には、この面を叩いて雪層を順次払い
落とす殴打体19が設けられ、人工雪が降る構造になって
いる。
内にも充分に人工雪を降らせる装置が開示されている。
図4はこの様な例を示した図である。図4において、14
は雪捕捉体、15は雪発生室、16は冷却器、17は送風器、
18は霧発生器、19は殴打体である。この装置は、造雪室
内に通気性材料よりなる雪捕捉体14を設けるとともに、
霧発生器18を配置している。ここで、氷点下の低温空気
が空気流を形成し、雪捕捉体14を透過する。霧発生器18
からの霧がこの低温空気によって氷結され、雪捕捉体14
の片面に雪層が形成される。雪捕捉体14における雪層生
成面と反対側の面には、この面を叩いて雪層を順次払い
落とす殴打体19が設けられ、人工雪が降る構造になって
いる。
【0004】また、実開平5-40775 号公報には、自動車
等の環境試験室、低温環境の体験ドームなどを対象とし
た、こな雪状の人工雪を降らせるための装置が開示され
ている。図5はこの様な例を示した図である。図5にお
いて、20は冷却板、21はブラインクーラー、22はブラ
シ、23はパン型加湿器、24は送風機、25は加熱器であ
る。この装置は、造雪室内に配置され、表面が着霜可能
な低温度に冷却された冷却板20と、造雪室内の雰囲気を
冷却板表面よりも高温・高湿度とする加熱器25及び加湿
器23と、これら加熱器25および加湿器23によって作られ
た高温高湿空気を造雪室内に循環させる送風機24と、冷
却板表面に成長した霜を掻き取る機器 (ブラシ22) によ
り構成されている。具体的な加熱・加湿機器としては、
加熱器25により水を加熱するパン型加湿器23と、蒸気を
噴出する微小孔を多数備えたパイプが示されている。
等の環境試験室、低温環境の体験ドームなどを対象とし
た、こな雪状の人工雪を降らせるための装置が開示され
ている。図5はこの様な例を示した図である。図5にお
いて、20は冷却板、21はブラインクーラー、22はブラ
シ、23はパン型加湿器、24は送風機、25は加熱器であ
る。この装置は、造雪室内に配置され、表面が着霜可能
な低温度に冷却された冷却板20と、造雪室内の雰囲気を
冷却板表面よりも高温・高湿度とする加熱器25及び加湿
器23と、これら加熱器25および加湿器23によって作られ
た高温高湿空気を造雪室内に循環させる送風機24と、冷
却板表面に成長した霜を掻き取る機器 (ブラシ22) によ
り構成されている。具体的な加熱・加湿機器としては、
加熱器25により水を加熱するパン型加湿器23と、蒸気を
噴出する微小孔を多数備えたパイプが示されている。
【0005】以上述べた方法以外に、屋内スキー場に適
用可能な造雪方法として、製氷された氷を粉砕して散布
する方法、高吸水性ポリマーを含水させて類似的な雪を
作る方法などがある。
用可能な造雪方法として、製氷された氷を粉砕して散布
する方法、高吸水性ポリマーを含水させて類似的な雪を
作る方法などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術には以下の様な問題点があった。
来技術には以下の様な問題点があった。
【0007】特公平7-30984 号公報に記載されている様
な方法により得られる降雪粒子は、噴霧された微小滴が
凍結したものなので、小粒径の球である。従って、降雪
時の景観は、霧状となり、天然の降雪の景観、特に大き
な切片が「ひらひら」と舞い落ちる景観とは異なる。
な方法により得られる降雪粒子は、噴霧された微小滴が
凍結したものなので、小粒径の球である。従って、降雪
時の景観は、霧状となり、天然の降雪の景観、特に大き
な切片が「ひらひら」と舞い落ちる景観とは異なる。
【0008】特開平3-236575号公報に開示された装置に
より得られる降雪粒子の粒径は、スプレーノズルより噴
霧された水滴、または水滴が凍結した氷粒子を捕捉体に
捕集してから散布するために、特公平7-30984 号公報に
記載されている方法よりも大きい。しかしながら、降雪
粒子の形状は、前記公報に記載されている方法と同様に
球形、あるいは塊状である。また、塊状雪のかさ密度が
大きいために、落下速度が大きい。従って、降雪時の景
観は、「ひらひら」と舞い落ちる様子とは異なる。
より得られる降雪粒子の粒径は、スプレーノズルより噴
霧された水滴、または水滴が凍結した氷粒子を捕捉体に
捕集してから散布するために、特公平7-30984 号公報に
記載されている方法よりも大きい。しかしながら、降雪
粒子の形状は、前記公報に記載されている方法と同様に
球形、あるいは塊状である。また、塊状雪のかさ密度が
大きいために、落下速度が大きい。従って、降雪時の景
観は、「ひらひら」と舞い落ちる様子とは異なる。
【0009】実開平5-40775 号公報に開示された装置に
より成長する霜は、天然の雪と同様に、水蒸気が昇華凝
縮して成長する (気相成長) 。従って、得られる降雪粒
子は、成長条件に依存するけれども、「ひらひら」と舞
い落ちる景観を与える樹枝状とすることも可能である。
しかしながら、気相成長により人工造雪を行う場合に
は、雪粒子の成長速度において問題がある。すなわち、
気相成長による造雪量は、同一面積に供給可能な雪の質
量で比較するならば、スプレーノズルを利用する特公平
7-30984 号公報に記載されている方法や特開平36-23657
5 号公報に開示された装置による場合に比べて少ない。
より成長する霜は、天然の雪と同様に、水蒸気が昇華凝
縮して成長する (気相成長) 。従って、得られる降雪粒
子は、成長条件に依存するけれども、「ひらひら」と舞
い落ちる景観を与える樹枝状とすることも可能である。
しかしながら、気相成長により人工造雪を行う場合に
は、雪粒子の成長速度において問題がある。すなわち、
気相成長による造雪量は、同一面積に供給可能な雪の質
量で比較するならば、スプレーノズルを利用する特公平
7-30984 号公報に記載されている方法や特開平36-23657
5 号公報に開示された装置による場合に比べて少ない。
【0010】また、製氷された氷を粉砕して散布する方
法と、高吸水性ポリマーを含水させて類似的な雪を作る
方法は、屋内人工スキー場のゲレンデ積雪を造成するた
めのものであり、天然の雪と類似な降雪景観を与えるも
のではない。
法と、高吸水性ポリマーを含水させて類似的な雪を作る
方法は、屋内人工スキー場のゲレンデ積雪を造成するた
めのものであり、天然の雪と類似な降雪景観を与えるも
のではない。
【0011】本発明は、天然の降雪時に特徴的な景観が
得られないという従来の造雪方法の問題点を解決するた
めになされたもので、天然の雪と類似な「ひらひら」と
舞い落ちる景観を与えながら、かつ屋内人工スキー場な
どに適用可能な大量の雪を供給する方法および装置を提
供することを目的とする。
得られないという従来の造雪方法の問題点を解決するた
めになされたもので、天然の雪と類似な「ひらひら」と
舞い落ちる景観を与えながら、かつ屋内人工スキー場な
どに適用可能な大量の雪を供給する方法および装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の手段に
より解決される。
より解決される。
【0013】人工雪の造雪方法において、噴霧された過
冷却水滴または氷粒子に、高圧電場を印加して帯電させ
た後捕捉体にて捕捉し、捕捉体部で成長した樹枝状結晶
に類似な人工雪を落下させることを特徴とする造雪方
法。
冷却水滴または氷粒子に、高圧電場を印加して帯電させ
た後捕捉体にて捕捉し、捕捉体部で成長した樹枝状結晶
に類似な人工雪を落下させることを特徴とする造雪方
法。
【0014】上記手段によれば、着氷が成長する捕捉体
を兼ねる電気的に接地された極と高電圧極から成る一対
の電極を設けることにより、高圧電場の印加が、コロナ
放電を励起する。電場、すなわち電極間に流入した過冷
却水滴または氷粒子は、高電圧極からのコロナ放電によ
り帯電する。帯電した過冷却水滴または氷粒子には、高
電圧極と対向する接地電極(捕捉体)へ向かって、静電
気力が作用する。この静電気力により、過冷却水滴また
は氷粒子は、電気力線に沿って、接地電極(捕捉体)へ
移動して捕捉される。このようにして、捕捉体への過冷
却水滴または氷粒子の供給、すなわち着氷の成長が電気
力線に沿って行われるために、着氷は、従来のように塊
状となることがなく、樹枝状結晶と類似な形状となる。
また、着氷のかさ密度は小さい。このようにして成長し
た樹枝状結晶と類似な形状の人工雪は、振動、送風など
の手段で払い落としたり、電極極性の逆転や捕捉電極の
加熱等の手段により捕捉体から離れさすことにより、
「ひらひら」と舞い落ちる天然の降雪に類似な景観を提
供する。
を兼ねる電気的に接地された極と高電圧極から成る一対
の電極を設けることにより、高圧電場の印加が、コロナ
放電を励起する。電場、すなわち電極間に流入した過冷
却水滴または氷粒子は、高電圧極からのコロナ放電によ
り帯電する。帯電した過冷却水滴または氷粒子には、高
電圧極と対向する接地電極(捕捉体)へ向かって、静電
気力が作用する。この静電気力により、過冷却水滴また
は氷粒子は、電気力線に沿って、接地電極(捕捉体)へ
移動して捕捉される。このようにして、捕捉体への過冷
却水滴または氷粒子の供給、すなわち着氷の成長が電気
力線に沿って行われるために、着氷は、従来のように塊
状となることがなく、樹枝状結晶と類似な形状となる。
また、着氷のかさ密度は小さい。このようにして成長し
た樹枝状結晶と類似な形状の人工雪は、振動、送風など
の手段で払い落としたり、電極極性の逆転や捕捉電極の
加熱等の手段により捕捉体から離れさすことにより、
「ひらひら」と舞い落ちる天然の降雪に類似な景観を提
供する。
【0015】また、上述した人工雪の造雪方法におい
て、捕捉体部に突起を持たせることを特徴とする造雪方
法により課題が解決される。この場合には、捕捉体に突
起があると、突起部に電気力線が集中するために、帯電
した過冷却水滴または氷粒子は、突起部に集中して捕捉
される。その結果、着氷の成長速度が増大する。
て、捕捉体部に突起を持たせることを特徴とする造雪方
法により課題が解決される。この場合には、捕捉体に突
起があると、突起部に電気力線が集中するために、帯電
した過冷却水滴または氷粒子は、突起部に集中して捕捉
される。その結果、着氷の成長速度が増大する。
【0016】さらに上述した各々の人工雪の造雪方法に
おいて、電極間の電位傾度が 100〜500KV/m となる様
に、印加する電圧と電極間隔を設定することを特徴とす
る造雪方法により課題が解決される。この場合には、電
極間の電位傾度が 100〜500KV/m となる様に、印加する
電圧と電極間隔を設定することにより、安定して樹枝状
結晶と類似な形状の人工雪を得ることができる。 100KV
/m未満では、必要なコロナ放電が励起せず、500KV/m を
超えると、過大な静電気力により着氷が成長途中で飛散
してしまう。
おいて、電極間の電位傾度が 100〜500KV/m となる様
に、印加する電圧と電極間隔を設定することを特徴とす
る造雪方法により課題が解決される。この場合には、電
極間の電位傾度が 100〜500KV/m となる様に、印加する
電圧と電極間隔を設定することにより、安定して樹枝状
結晶と類似な形状の人工雪を得ることができる。 100KV
/m未満では、必要なコロナ放電が励起せず、500KV/m を
超えると、過大な静電気力により着氷が成長途中で飛散
してしまう。
【0017】また、人工雪の造雪装置において、過冷却
水滴または氷粒子の噴霧装置と、噴霧された過冷却水滴
または氷粒子を帯電させる高電圧電源および電極と、帯
電した過冷却水滴または氷粒子を捕捉する捕捉体と、捕
捉体で成長した樹枝状結晶に類似な人工雪を落下させる
手段と、からなることを特徴とする人工雪の造雪装置に
よっても課題が解決される。
水滴または氷粒子の噴霧装置と、噴霧された過冷却水滴
または氷粒子を帯電させる高電圧電源および電極と、帯
電した過冷却水滴または氷粒子を捕捉する捕捉体と、捕
捉体で成長した樹枝状結晶に類似な人工雪を落下させる
手段と、からなることを特徴とする人工雪の造雪装置に
よっても課題が解決される。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の実施例を示した図である。
図1において、1は高圧電極、2は着氷が成長する接地
電極であり、Aは過冷却水滴または氷粒子の流れる方向
を示している。本実施例においては、高圧電極1とし
て、直径0.2mm のステンレス製細線を10mm間隔で平行に
並べて用いており、着氷の捕捉体を兼ねる接地電極2に
は、1辺1mの正方形のステンレス製金網(間隙の1
辺:12.5mm) を用いている。また、水滴または氷微粒子
は、超音波加湿器を使って供給されている。
図1において、1は高圧電極、2は着氷が成長する接地
電極であり、Aは過冷却水滴または氷粒子の流れる方向
を示している。本実施例においては、高圧電極1とし
て、直径0.2mm のステンレス製細線を10mm間隔で平行に
並べて用いており、着氷の捕捉体を兼ねる接地電極2に
は、1辺1mの正方形のステンレス製金網(間隙の1
辺:12.5mm) を用いている。また、水滴または氷微粒子
は、超音波加湿器を使って供給されている。
【0020】図1において、高圧電極1と接地電極2
は、過冷却水滴または氷粒子を帯電させるための電極を
構成している。高圧電極1は高電圧が印加されて、コロ
ナ放電により、過冷却水滴または氷粒子を帯電させる。
接地電極2は、電気的に接地され、着氷を成長させるた
めの捕捉体を兼ねている。コロナ放電により帯電した過
冷却水滴または氷粒子は、静電気力により、電極間の電
気力線に沿って移動して、接地電極2に捕捉される。
は、過冷却水滴または氷粒子を帯電させるための電極を
構成している。高圧電極1は高電圧が印加されて、コロ
ナ放電により、過冷却水滴または氷粒子を帯電させる。
接地電極2は、電気的に接地され、着氷を成長させるた
めの捕捉体を兼ねている。コロナ放電により帯電した過
冷却水滴または氷粒子は、静電気力により、電極間の電
気力線に沿って移動して、接地電極2に捕捉される。
【0021】温度 -15℃、超音波加湿器による噴霧水量
30g/min 、加圧電極1に印加する電圧25KV、加圧電極1
と接地電極2の間隔90mmとした実施例においては、10分
間で捕捉体 (接地電極2)に長さ約20mmの樹枝状の着氷
が得られた。着氷の総質量は、約60g であった。
30g/min 、加圧電極1に印加する電圧25KV、加圧電極1
と接地電極2の間隔90mmとした実施例においては、10分
間で捕捉体 (接地電極2)に長さ約20mmの樹枝状の着氷
が得られた。着氷の総質量は、約60g であった。
【0022】これらの結果から、本実施例の条件を満た
す造雪設備を天井に設置すれば、1時間あたり1m2 の
床面積に対して降雪強度2kg/ m2・h の雪を供給でき
る。この造雪量は、レジャー施設などへの適用が可能な
ものである。
す造雪設備を天井に設置すれば、1時間あたり1m2 の
床面積に対して降雪強度2kg/ m2・h の雪を供給でき
る。この造雪量は、レジャー施設などへの適用が可能な
ものである。
【0023】図2は、本発明による図1と異なる実施例
を示した図である。図2において図1と同一部分につい
ては同一符号を付し、説明を省略する。図1の実施例に
比べ、捕捉体を兼ねる接地電極2の金網の配置を、過冷
却水滴または氷粒子の流れる方向Aと平行に多数配置し
ている。また加圧電極1はこの場合は線状の形状となっ
ている。この様な捕捉体の配置によれば、各金網端部の
針金の突起に電気力線が集中するために、個々の樹枝状
着氷が大きく成長する。
を示した図である。図2において図1と同一部分につい
ては同一符号を付し、説明を省略する。図1の実施例に
比べ、捕捉体を兼ねる接地電極2の金網の配置を、過冷
却水滴または氷粒子の流れる方向Aと平行に多数配置し
ている。また加圧電極1はこの場合は線状の形状となっ
ている。この様な捕捉体の配置によれば、各金網端部の
針金の突起に電気力線が集中するために、個々の樹枝状
着氷が大きく成長する。
【0024】過冷却水滴または氷粒子の供給は、必ずし
も図1と図2の説明の項に示した超音波加湿器による必
要はなく、一般の水噴霧に使用されるスプレーノズル、
2流体ノズルなどを使用してもよい。図2と同様な電極
配置により、温度 -15℃で、2流体ノズルにより 260cc
/minの噴霧を行ったところ、ノズルから約2.5m離れた電
極に、10分間で300gの樹枝状着氷が得られた。
も図1と図2の説明の項に示した超音波加湿器による必
要はなく、一般の水噴霧に使用されるスプレーノズル、
2流体ノズルなどを使用してもよい。図2と同様な電極
配置により、温度 -15℃で、2流体ノズルにより 260cc
/minの噴霧を行ったところ、ノズルから約2.5m離れた電
極に、10分間で300gの樹枝状着氷が得られた。
【0025】着氷量は、電位傾度 (電圧/電極間隔)が
大きい程増加する。ただし、過大な電位傾度は、火花放
電を励起することと、過大な静電気力により着氷が成長
途中で飛散するために好ましくない。電位傾度をパラメ
ーターとした試験によると、好ましい電位傾度は、500K
V/m 以下であった。
大きい程増加する。ただし、過大な電位傾度は、火花放
電を励起することと、過大な静電気力により着氷が成長
途中で飛散するために好ましくない。電位傾度をパラメ
ーターとした試験によると、好ましい電位傾度は、500K
V/m 以下であった。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、過冷却
水滴または氷粒子に高圧電場を印加して帯電させた後捕
捉体にて捕捉する。捕捉体部には樹枝状結晶に類似な人
工雪が成長する。この人工雪を落下させるので、天然の
雪と類似な「ひらひら」と舞い落ちる景観を与えなが
ら、かつ屋内人工スキー場などに適用可能な大量の雪を
供給する方法および装置を提供する効果がある。
水滴または氷粒子に高圧電場を印加して帯電させた後捕
捉体にて捕捉する。捕捉体部には樹枝状結晶に類似な人
工雪が成長する。この人工雪を落下させるので、天然の
雪と類似な「ひらひら」と舞い落ちる景観を与えなが
ら、かつ屋内人工スキー場などに適用可能な大量の雪を
供給する方法および装置を提供する効果がある。
【図1】本発明の実施例を示した図。
【図2】本発明による図1と異なる実施例を示した図。
【図3】従来技術の例を示した図。
【図4】従来技術の図3と異なる例を示した図。
【図5】従来技術の図3〜図4と異なる例を示した図。
1 高圧電極 2 接地電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 3/04
Claims (4)
- 【請求項1】 人工雪の造雪方法において、噴霧された
過冷却水滴または氷粒子に、高圧電場を印加して帯電さ
せた後捕捉体にて捕捉し、捕捉体部で成長した人工雪を
落下させることを特徴とする造雪方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載された人工雪の造雪方法
において、捕捉体部に突起を持たせることを特徴とする
造雪方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された人
工雪の造雪方法において、電極間の電位傾度が 100〜50
0KV/m となる様に、印加する電圧と電極間隔を設定する
ことを特徴とする造雪方法。 - 【請求項4】 人工雪の造雪装置において、過冷却水滴
または氷粒子の噴霧装置と、噴霧された過冷却水滴また
は氷粒子を帯電させる高電圧電源および電極と、帯電し
た過冷却水滴または氷粒子を捕捉する捕捉体と、捕捉体
で成長した樹枝状結晶に類似な人工雪を落下させる手段
と、からなることを特徴とする人工雪の造雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20207795A JP3149740B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 人工雪の造雪方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20207795A JP3149740B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 人工雪の造雪方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0949673A JPH0949673A (ja) | 1997-02-18 |
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