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JP3154082B2 - スプール・ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置 - Google Patents
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JP3154082B2 - スプール・ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置 - Google Patents

スプール・ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置

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JP3154082B2 JP9677794A JP9677794A JP3154082B2 JP 3154082 B2 JP3154082 B2 JP 3154082B2 JP 9677794 A JP9677794 A JP 9677794A JP 9677794 A JP9677794 A JP 9677794A JP 3154082 B2 JP3154082 B2 JP 3154082B2
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形機で樹脂成形を行
うときに発生するスプール・ランナーの再利用機能を備
えたタイプの樹脂成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の樹脂成形装置としては、
例えば図10に示すようなものが先に提案されている。
【0003】この従来のものは、成形機1eで樹脂成形
処理がなされると、この樹脂成形品からスプール・ラン
ナーAが所謂取出ロボットと称される取出手段3eによ
って取り出され、成形機1eの近辺の適当な箇所に設置
された粉砕機5eへ投入されるように構成されたもので
ある。そして、この粉砕機5eでスプール・ランナーA
が粉砕されると、この粉砕材が成形機1eの材料投入部
4eへ気力輸送管9を介して輸送され、投入されるよう
に構成されている。
【0004】このような構成によれば、非製品部材とし
てのスプール及びランナーを再度樹脂成形に利用でき、
資源の有効利用が図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、粉砕機5eで粉砕したスプール・ランナ
ーの粉砕材を気力輸送管9を用いて気力輸送させるもの
であるから、気力輸送管9を設置せねばならないことは
勿論のこと、これ以外にも気力輸送管9内に輸送用のガ
スを供給するためのガス供給装置やその制御装置等も設
置する必要がある。従って、装置全体が大掛かりとなっ
て、その製作コストが高価となる難点があった。
【0006】また、この種の樹脂成形装置では、製品の
種類等に応じて例えば色替え等を行う必要がある。とこ
ろが、上記のように、気力輸送管9を用いて粉砕材を気
力輸送させる手段では、スプール・ランナーの粉砕材が
気力輸送管9内に付着して残存する場合が多々ある。
【0007】従って、色替えの如き品種替えを行うとき
には、かかる気力輸送管9の内部を逐一清掃しなければ
ならず、この点でも難点を生じていた。
【0008】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、成形機にスプール・ランナーの粉砕材を輸送するた
めの大掛かりな装置を別途設けるような必要を無くし、
樹脂成形装置全体の構成の簡素化、並びに品種替えに際
しての清掃の容易化を図ることを、その目的としてい
る。
【課題を解決するための手段】本発明は従来のように粉
砕機を成形機から離れた位置へ設置するのではなく、粉
砕機を成形機に直接取付け、或いは粉砕機を用いないよ
うにして、スプール・ランナーの粉砕材を輸送手段を用
いて輸送させる必要を無くし、もって上記従来の課題を
解決せんとする従来には見られない全く新規な発想の下
に発明されたものである。
【0009】即ち、請求項1に記載の本発明に係るスプ
ール・ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置は、
成形機の樹脂成形位置からスプール・ランナーを取り出
すための取出手段と、この取出手段によって取り出され
たスプール・ランナーを粉砕するための粉砕機とを備え
た樹脂成形装置であって、上記成形機は、少なくともバ
ージン材とマスターバッチとを混合部で混合させてから
これらの混合材を成形機内へ投入させる材料投入部を備
え、前記粉砕機は、取出手段から供給されたスプール・
ランナーを粉砕して得られる粉砕材を成形機内へ供給
るための粉砕材排出口を備え、この粉砕材排出口が上記
成形機の前記材料投入部の混合部よりも下流の位置に接
続して設けられていることを特徴とする。
【0010】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置は、請求項
1において、上記取出手段は、成形機で成形された樹脂
成形品から切断分離されたスプール・ランナーを粉砕機
側へ移送してこの粉砕機へ投入すべく構成され、又は樹
脂成形品に接続されたままのスプール・ランナーを粉砕
機側へ移送させた後にこのスプール・ランナーを樹脂成
形品から切断分離させることにより粉砕機へ供給すべく
構成されている。
【0011】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置は、請求項
1〜2のいずれかにおいて、上記粉砕機に投入されるス
プール・ランナーをその投入前にそのスプール・ランナ
ーの寸法を短寸化すべく切断する切断手段が備えられて
いることを特徴とする。
【0012】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置は、成形機
の樹脂成形位置からスプール・ランナーを取り出すため
の取出手段を備えた樹脂成形装置であって、前記成形機
には、少なくともバージン材とマスターバッチとを混合
部で混合させてからこれらの混合材を成形機内へ投入さ
せる材料投入部と、前記取出手段によって取り出された
スプール・ランナーをこの取出手段から成形機内へ投入
して供給可能とすべく成形機に接続して設けられたスプ
ール・ランナー用投入口と、このスプール・ランナー用
投入口に投入されるスプール・ランナーをその投入前に
短寸状に切断するためのスプール・ランナーの切断手段
とを備え前記スプール・ランナー用投入口に投入さ
れ、短寸状に切断されたスプール・ランナーを前記成形
機内へ投入する合流部を上記成形機の前記材料投入部の
混合部よりも下流の位置に設けていることを特徴とす
る。
【0013】請求項5に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置は、請求項
3又は4のいずれかにおいて、上記切断手段は、スプー
ル・ランナーの保持及び切断が行えるように取出手段に
設けられたスプール・ランナー保持用のニッパー状のジ
グである。
【0014】請求項6に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置は、請求項
3又は4のいずれかにおいて、上記切断手段は、取出手
段からスプール・ランナーを切断手段自身でまたは把持
手段でもって受領し且つこの受領したスプール・ランナ
ーを切断して粉砕機内又はスプール・ランナー用投入口
内へ落下させるように構成された切断装置である。
【0015】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係るスプール・ランナーの再利用機能を備えた樹脂成
形装置では、成形機の樹脂成形位置から取出手段によっ
て取り出されたスプール・ランナーを粉砕機に投入させ
ると、この粉砕機で粉砕されたスプール・ランナーの粉
砕材は粉砕機の粉砕材排出口から排出されて成形機内へ
供給されることとなる。
【0016】従って、粉砕機で粉砕されたスプール・ラ
ンナーの粉砕材を成形機の位置までわざわざ輸送するた
めの輸送手段は不要となる。また、これにより、樹脂の
品種替えを行う都度、輸送手段の気力輸送管内部を清掃
するといった必要もなくなる。
【0017】また、粉砕機の粉砕材排出口が材料投入部
の混合部よりも下流の位置に接続されているため、スプ
ール・ランナーの粉砕材は前記混合部を通過することな
く、直接成形機内へ供給される。
【0018】而して、粉砕材が混合部内へ供給された場
合には、かかる粉砕材に微小な粉末等が混入しているこ
とに原因して、混合部内に粉砕材が比較的多量に付着残
存し、品種替えの際にこの混合部内の清掃に手間取るの
が実情である。ところが、上記したように、粉砕材が混
合部内に供給されなければ、かかる混合部の清掃作業が
容易化され、例えば圧縮エアの吹付け作業だけで混合部
の清掃が迅速に行えることとなる。
【0019】尚、スプール・ランナーの粉砕材がバージ
ン材やマスターバッチと混合されない状態で成形機内へ
供給された場合であっても、その後この粉砕材は成形機
内のスクリュー等によってバージン材やマスターバッチ
と攪拌混合される。従って、バージン材等に対する粉砕
材の混合状態が不充分となるような不具合はない。
【0020】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置では、スプ
ール・ランナーを取出手段によって粉砕機へ投入させる
作業工程が次の何れかの態様でなされる。
【0021】即ち、第1の態様としては、樹脂成形品か
ら予め切断分離されたスプール・ランナーが取出手段に
よって粉砕機側へ移送され、そのまま粉砕機へ投入され
る。また、第2の態様としては、樹脂成形品に接続され
たままスプール・ランナーが取出手段によって粉砕機側
へ移送され、その後このスプール・ランナーが樹脂成形
品から切断分離されて粉砕機へ投入される。
【0022】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置では、取出
手段によってスプール・ランナーを粉砕機へ投入させる
前に切断手段によってスプール・ランナーを切断するこ
とができ、粉砕機へ投入されるスプール・ランナーの寸
法を小さくできる。
【0023】従って、かかるスプール・ランナーを受け
入れて粉砕処理するための粉砕機のサイズ又は容量もそ
れだけ小型化できることとなる。
【0024】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置では、成形
機の樹脂成形位置から取出手段によって取り出されたス
プール・ランナーを切断装置によって短寸状に切断させ
てからスプール・ランナー用投入口へ投入させることが
できる。そして、このスプール・ランナー用投入口へ投
入されたスプール・ランナーの切断片は、そのまま成形
機内へ供給させることができる。
【0025】従って、この場合においては、粉砕機を用
いることなくスプール・ランナーの再利用が図れ、また
請求項1の場合と同様に、粉砕処理又は切断処理された
スプール・ランナーを気力輸送するための輸送手段は不
要となる。
【0026】また、スプール・ランナーを前記成形機内
へ投入する合流部が材料投入部の混合部よりも下流の位
置に接続されているため、スプール・ランナーの粉砕材
は前 記混合部を通過することなく、直接成形機内へ供給
される。
【0027】請求項に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置では、スプ
ール・ランナーの全長を短寸化するための切断、又はス
プール・ランナーを短寸状にするための切断を行う際
に、スプール・ランナーを保持する取出手段のニッパー
状のジグによってスプール・ランナーをそのまま切断す
ることができる。
【0028】従って、その切断処理が迅速に行え、また
取出手段とは別個に切断装置を設ける必要もない。
【0029】請求項6に記載の本発明に係るスプール・
ランナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置では、スプ
ール・ランナーの切断を行う場合には、取出手段から切
断装置または把持手段スプール・ランナーを受け渡した
後に、この切断装置でスプール・ランナーを切断させる
ことができ、その切断処理を適切に行うことができる。
特に、把持手段へスプール・ランナーを受渡して切断す
る場合には、スプール・ランナーを任意の寸法に切断す
ることができるので、バージンパレットとほぼ同じ寸法
に切断することができるようになり、粒揃いの再生パレ
ットが容易に得られるし、また粉砕機を用いる必要もな
くなる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0031】図1は、本発明に係るスプール・ランナー
の再利用機能を備えた樹脂成形装置の一例を示す斜視図
である。
【0032】この樹脂成形装置は、成形機1、この成形
機1の固定金型2a及び移動金型2bで成形される樹脂
成形品のスプール・ランナーの取り出しとその移送を行
うための取出ロボット3(本発明の取出手段に相当す
る)、成形機1内へ樹脂材料を投入するための材料投入
部4、及びこの材料投入部4に連結して設けられた粉砕
機5等を具備している。
【0033】上記のうち、材料投入部4及び粉砕機5
は、図2に示すような構造となっている。
【0034】即ち、同図において、材料投入部4は、バ
ージン材とマスターバッチの各々の定量供給を行うため
の定量供給部40a、40b、これら定量供給部40
a、40bから定量排出されるバージン材とマスターバ
ッチとを混合させる混合部41、及びこの混合部41で
混合された材料の成形機1内への投入ガイドを行う短管
部42によって構成されている。
【0035】粉砕機5は、ホッパー部50、モータMに
よって駆動されるロータリカッター51a等の粉砕処理
手段を内蔵した粉砕部51とから構成されている。粉砕
部51の底部に設けられた粉砕材排出口52は、粉砕部
51内で粉砕された粉砕材を成形機1内へ直接供給でき
るように材料投入部4の短管部42、つまり混合部41
の下流の適当な位置へ開設されている。
【0036】また、この粉砕機5のホッパー部50に
は、後述の手順で取出ロボット3によって移送されてく
るスプール・ランナーを切断するためのニッパー状の切
断刃60を例えば適当な間隔で2箇所備えた切断装置6
が設けられている。
【0037】図1において、取出ロボット3は、そのア
ーム30の先端部にスプール・ランナーを例えば挟持し
て保持する保持部31を設けたものである。この取出ロ
ボット3は、一組の金型2a、2b間からスプール・ラ
ンナーを取り出してから粉砕機5のホッパー部50に投
入させる一連の動作を繰り返して実行するように制御さ
れている。
【0038】具体的には、図3において、成形機1での
1ロット分の樹脂成形作業が終了し、一組の金型2a、
2bが分離されると、取出ロボット3の保持部31は矢
印N1の昇降動作及び矢印N2の水平移動動作を行い、
この金型2a、2b間からスプール・ランナーを取り出
す。尚、この場合、樹脂成形品の製品部分とスプール・
ランナーとはゲートカッター(不図示)によって予め切
断分離されている。次いで、取出ロボット3のアーム3
0は、矢印N3方向に沿って粉砕機5側へ接近した後
に、矢印N4に沿った揺動と矢印N5に沿った伸縮を行
い、スプール・ランナーを粉砕機5側へ投入する動作を
行う。
【0039】但し、かかる粉砕機5へのスプール・ラン
ナーの投入に際しては、図4に示すように、スプール・
ランナーAを粉砕機5のホッパー部50内に設けられた
切断装置6のニッパー状の切断刃60、60に受け渡す
ように制御されている。
【0040】次に、上記構成の樹脂成形装置の動作、及
び作用について説明する。
【0041】先ず、成形機1で所望の製品を樹脂成形す
ると、この製品からゲートカッターによって切断分離さ
れたスプール・ランナーが取出ロボット3によって金型
2a、2b間から取り出される。次いで、図3で既述し
た手順でこのスプール・ランナーが移送され、図4に示
した通り粉砕機5に設けられた切断装置6のニッパー状
の切断刃60、60間にこのスプール・ランナーAが受
け渡される。
【0042】切断装置6は、スプール・ランナーAを受
け取ると、その時点で切断刃60、60を動作させ、ス
プール・ランナーAを切断する。かかる切断がなされる
と、例えば図5(a)に示すように、全長Lのサイズで
あったスプール・ランナーAが、同図(b)に示すよう
に三分割され、これらの各サイズは例えばL/3の短寸
となる。そして、かかる短寸化されたスプール・ランナ
ーAが粉砕機5内に落下して投入される。
【0043】従って、粉砕機5の粉砕部51としては、
全長Lのスプール・ランナーAを粉砕処理可能なサイズ
にする必要はなく、それよりも小サイズでよく、粉砕機
5の小型化が可能となる。
【0044】次いで、上記スプール・ランナーAが粉砕
機5で粉砕処理されると、この粉砕材は、図2に示す粉
砕材排出口52から矢印Naに示すように材料投入部4
の短管部42内に排出され、成形機1内に供給される。
従って、粉砕機5で粉砕処理したスプール・ランナーA
の粉砕材を輸送するための輸送手段を成形機1にわざわ
ざ設ける必要はない。
【0045】一方、混合部41からは、バージン材とマ
スターバッチとの混合材も所定のタイミングで成形機1
内へ供給されており、これら混合材とスプール・ランナ
ーAの粉砕材とは成形機1内で加熱溶融されながら、ス
クリュー10の回転による攪拌作用によって充分に攪拌
し混合される。従って、粉砕材をバージン材やマスター
バッチと混合させずに成形機1内へ供給させても、これ
によって粉砕材の混合状態が不充分となるようなことは
ない。従って、スプール・ランナーAを再利用した品質
の良好な樹脂成形品が得られることとなる。
【0046】また、上記したような樹脂成形作業では、
製品の種類に応じて、例えば色替えを行わねばならない
場合がある。この色替えに際しては、マスターバッチの
種類を変更するだけではなく、例えば材料投入部4の混
合部41内を清掃し、この混合部41内に残存する先の
材料を除去しなければならない。
【0047】而して、この樹脂成形装置では、粉砕機5
で粉砕された粉砕材が混合部41内には投入されないた
めに、清掃に際して最も除去し難い粉砕材が混合部41
内に残留付着するようなことがない。従って、混合部4
1内の清掃が容易となり、色替え等の品種替えに際して
の作業労力負担が小さくなる。
【0048】尚、上記実施例では、粉砕機5を材料投入
部4の混合部41よりも下流の位置に接続し、スプール
・ランナーAの粉砕材が混合部41内に投入されないよ
うにしたが、本発明は決してこれに限定されない。
【0049】例えば、粉砕機5を材料投入部4の混合部
41よりも上方に接続して設けてもよい。この場合に
は、混合部41内に粉砕材が投入され、混合部41内の
清掃が多少面倒となるが、かかる構成であっても、粉砕
機5で粉砕されたスプール・ランナーAの粉砕材を気力
輸送管等を用いてわざわざ材料投入部4へ気力輸送させ
る必要がなく、装置構成の簡素化が図れる。
【0050】また、本発明では、混合部41等を備えた
材料投入部4とは別の位置へ粉砕機5を接続して設けて
もよい。即ち、バージン材やマスターバッチ等の材料投
入位置とスプール・ランナーAの粉砕材の材料投入位置
との各々が互いに異なる箇所へ個別に設けられていても
よい。
【0051】更に、上記実施例では、粉砕機5に設けた
切断装置6でスプール・ランナーAを切断させることに
より粉砕機5に投入されるスプール・ランナーAの短寸
化を図っているが(請求項に対応)、本発明では、か
かる切断装置6の具体的な構成を問わないことは勿論の
こと、スプール・ランナーAの切断に際しては、例えば
図6に示すような構成にしてもよい。
【0052】即ち、同図に示すものは、取出ロボット3
のアーム30にニッパー状のジグ31Aを設けたもの
で、このジグ31Aは、スプール・ランナーAの把持と
その切断とが自在である(請求項5に対応)。かかる構
成によれば、スプール・ランナーAを粉砕機5の上方に
移送させた後に、このスプール・ランナーAをジグ31
Aによって切断させることにより、粉砕機5のホッパー
部50内へ投入させることができる。
【0053】従って、かかる構成であっても、スプール
・ランナーAの短寸化が行え、粉砕機5の小型化が図れ
る。また、スプール・ランナーAを図4で示した切断装
置6に受け渡すといった工程が不要となるため、スプー
ル・ランナーAの投入動作を高速化できるという利点が
得られる。
【0054】尚、図6及び図4の何れの場合であって
も、スプール・ランナーAを多数箇所で切断すればする
ほど、スプール・ランナーAをより一層短くでき、粉砕
機5の小型化が図れるが、その具体的な切断箇所の数は
限定されない。
【0055】また、上記実施例では、ゲートカッターに
よって予め樹脂成形品から切断分離されたスプール・ラ
ンナーAを取出ロボット3で移送させるようにしている
が、本発明はやはりこれに限定されない。
【0056】例えば、図7(a)に示すように、製品部
分Bが接続された状態のスプール・ランナーAを取出ロ
ボット3によって粉砕機5の上方まで移送させるように
してもよい。
【0057】かかる場合には、例えば粉砕機5の上方に
シューター20等を配置させておき、このシューター2
0の上方でスプール・ランナーAと製品部分Bとの接続
部(ゲート部分)をゲートカッター(不図示)によって
切断させればよい。これにより、スプール・ランナーA
から分離された製品部分Bについてはシューター20上
に落下し、所望の位置へ供給させることができ、製品部
分Bが粉砕機5内へ不当に投入されることが回避でき
る。
【0058】次いで、上記のようにして製品部分Bの分
離作業が終了した後には、図7(b)に示すように、シ
ューター20を粉砕機5の上方位置から退避させ、スプ
ール・ランナーAを粉砕機5内に落下・投入させればよ
い。
【0059】このように、本発明では、粉砕機5の位置
へ移送されるスプール・ランナーAが製品部分Bから予
め切断分離されているか否かは一切問わず、何れであっ
てもよい(請求項に対応)。
【0060】図8は、本発明に係るスプール・ランナー
の再利用機能を備えた樹脂成形装置の他の例を示す要部
断面図である。
【0061】この樹脂成形装置は、請求項3に対応する
もので、成形機1の材料投入部4の短管部42に粉砕機
を設ける構成に代えて、ホッパー70を接続し、取出ロ
ボット3によって移送されてきたスプール・ランナーA
を成形機1内に投入させるためのスプール・ランナー用
投入口7を設けた構成である。
【0062】また、このスプール・ランナー用投入口7
を構成するホッパー70の適所には、取出ロボット3に
よって移送されてきたスプール・ランナーAを短寸状に
切断するための切断刃60aを少なくとも1以上備えた
切断装置6Aが設けられている。
【0063】上記構成の樹脂成形装置では、スプール・
ランナーAを切断装置6Aで、例えば3mm程度の多数
の短寸状に切断させてから、この切断されたスプール・
ランナーAの細片をスプール・ランナー用投入口7から
成形機1内へ供給させることができる。
【0064】従って、この場合であっても、粉砕機5を
用いた場合と同様にスプール・ランナーAを再利用した
適切な樹脂成形作業が行える。この樹脂成形装置では、
粉砕機5よりも安価な切断装置6Aを利用できるため、
装置の製造コストを一層安価にできる。スプール・ラン
ナーAが比較的小サイズで、3mm程度の短寸状に容易
に切断処理できる形状である場合には好都合である。
【0065】図8に示す構成では、スプール・ランナー
用投入口7を形成するホッパー70に切断装置6Aを設
けているが、本発明はやはりこれに限定されず、例えば
取出ロボット3のジグ31aの切断によってスプール・
ランナーAを短寸状に切断させるようにしても構わな
い。この場合には、スプール・ランナーAの切断を行う
ためのジグ31aを多数設けることが好ましい。
【0066】更に、本発明では、樹脂成形に伴って得ら
れるスプール・ランナーAの全量を成形機1内へ再供給
させる必要もない。
【0067】この種の樹脂成形作業では、樹脂成形材料
に占めるスプール・ランナーの混合比率が高まれば、樹
脂成形品の品質が低下する傾向がある。従って、これを
回避する策として、例えばスプール・ランナーAを取出
ロボット3で取り出した場合に、2回或いは3回等の予
め定められた回数のうち1回だけそのスプール・ランナ
ーAを粉砕機5(又はスプール・ランナー用投入口7)
へ投入させるようにしてもよい。
【0068】以上の例では、成形機には、バージン材や
マスターバッチの混合を行うための混合部を成形機側に
設けた例について説明したが、本発明の樹脂成形装置は
そのようなものに限られず、混合機を成形機とは異なる
場所に設置し、混合機から気力輸送などの方法で混合材
料を成形機に輸送して来るタイプのものにも適用でき
る。
【0069】図9は、このようなタイプの樹脂成形装置
の一例を示している。
【0070】すなわち、バージン材とマスターバッチの
各々の定量供給を行うための定量供給部7a,7bを設
けた混合機7の混合部7cの下方には、混合材を気力輸
送するための輸送ノズル7dを設けており、この輸送ノ
ズル7dは成形機1側に設けた材料投入ホッパー9の材
料受入管9aに接続され、材料投入ホッパー9の吸引管
9cはブロアー8に接続されている。このため、混合機
7で定量された混合材料は、ブロア8を吸引駆動すれ
ば、輸送ノズル7dより材料投入ホッパー9に気力輸送
され、適宜材料排出ダンパー9bが開口されて、成形機
1に投入される。
【0071】また、成形機1には、材料投入ホッパー9
と対向して、ロータリカッター51aを内蔵した粉砕機
5が設けられ、この粉砕機5の上開口には、スプール・
ランナーAの把持部(チャック)61と、ニッパー状の
切断刃60aを設けた切断装置6が設けられている。こ
こに、切断装置6は、3つのモータMx,My,Mzに
よって、スプール・ランナーAの把持部61に対して、
x,y,z軸方向に自在に移動できるようになっている
ので、取出ロボット3によって取り出されたスプール・
ランナーAは、把持部61で把持された状態で、切断刃
60aを3次元方向に移動させ切断できるので、短寸状
に切断でき、切断されたスプルー・ランナーAは、材料
投入ホッパー9の材料排出ダンパー9bから排出された
混合材料とともに粉砕材排出口52を通じて、成形機1
のスクリュー10に導入される。この場合、スプールラ
ンナーを3mm程度の寸法、即ちペレットサイズに切断
する場合には粉砕工程を省略することが出来る。
【0072】以上に説明した他、本発明では、必ずしも
スプールとランナーとの両者が常に一体的に処理される
ことは要件ではなく、例えばスプールのみ又はランナー
のみを粉砕機5に投入させて処理するような場合であっ
ても本発明の技術的範囲に属するものである。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1〜に記載の本発明に係るスプール・ランナーの再
利用機能を備えた樹脂成形装置によれば、粉砕機で粉砕
され又は切断装置で短寸状に切断されたスプール・ラン
ナーをそのまま成形機内へ供給させることができるの
で、従来とは異なり、粉砕機で粉砕したスプール・ラン
ナーの粉砕材を気力輸送管等の輸送装置を用いて輸送さ
せる必要がない。
【0074】その結果、装置全体の構成の小型化、簡素
化が図れ、その製作コストを安価にでき、しかも樹脂の
品種替えの際に気力輸送管内を清掃する必要もなくなる
ので、作業労力の軽減も図れるという格別な効果が得ら
れる。
【0075】特に、請求項に記載の本発明によれば、
スプール・ランナーの粉砕材が材料投入部の混合部に投
入されないので、品種替えに際しての混合部の清掃も容
易化され、品種替えに際しての作業労力が一層軽減でき
る利点が得られる。
【0076】また、請求項に記載の本発明によれば、
スプール・ランナーを粉砕機へ投入させる前にスプール
・ランナーを切断し、短寸化できるので、かかるスプー
ル・ランナーを受け入れて粉砕処理するための粉砕機の
サイズもそれだけ小型化でき、装置の一層の小型化が図
れる利点が得られる。
【0077】更に、請求項に記載の本発明によれば、
スプール・ランナーを保持する取出手段のニッパー状の
ジグでスプール・ランナーを切断させることができるの
で、その切断処理が迅速に行え、粉砕機又はスプール・
ランナー用投入口へのスプール・ランナーの投入作業が
高速化でき、作業能率の向上が図れるという効果も得ら
れる。
【0078】請求項に記載の本発明によれば、スプー
ル・ランナーを把持手段でもって受領し、この受領した
スプール・ランナーを切断手段で切断するので、スプー
ル・ランナーを任意の寸法に切断することができ、バー
ジンペレットとほぼ同形状にして再生利用できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプール・ランナーの再利用機能
を備えた樹脂成形装置の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示すスプール・ランナーの再利用機能を
備えた樹脂成形装置の要部断面図。
【図3】取出手段としての取出ロボットの動作状態を示
す説明図。
【図4】粉砕機を示す要部斜視図。
【図5】(a)、(b)はスプール・ランナーを切断す
る場合の一例を示す斜視図。
【図6】スプール・ランナーを切断する場合の他の例を
示す斜視図。
【図7】(a)、(b)は製品部分に接続されたスプー
ル・ランナーの処理動作の一例を示す説明図。
【図8】本発明に係るスプール・ランナーの再利用機能
を備えた樹脂成形装置の他の例を示す要部断面図。
【図9】本発明に係るスプール・ランナーの再利用機能
を備えた樹脂成形装置の他の例を示す要部断面図。
【図10】従来の樹脂成形装置の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 成形機 2a,2b 金型 3 取出ロボット 4 材料投入部 5 粉砕機 6,6A 切断装置 7 スプール・ランナー用投入口 30 アーム(取出ロボットの) 31 保持部 31A ジグ 40a,40b 定量供給部 41 混合部 42 短管部 50 ホッパー部 51 粉砕部 51a ロータリカッター 52 粉砕材排出口 60,60a 切断刃 7 混合機 8 ブロア 9 材料投入ホッパー A スプール・ランナー B 製品部分
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−144711(JP,A) 特開 昭63−34114(JP,A) 特開 平7−88843(JP,A) 実開 平5−26326(JP,U) 実開 平5−74818(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 17/00 B09B 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形機の樹脂成形位置からスプール・ラン
    ナーを取り出すための取出手段と、この取出手段によっ
    て取り出されたスプール・ランナーを粉砕するための粉
    砕機とを備えた樹脂成形装置であって、上記成形機は、少なくともバージン材とマスターバッチ
    とを混合部で混合させてからこれらの混合材を成形機内
    へ投入させる材料投入部を備え、 前記粉砕機は、取出手段から供給されたスプール・ラン
    ナーを粉砕して得られる粉砕材を成形機内へ供給するた
    めの粉砕材排出口を備え、 この粉砕材排出口が上記成形機の前記材料投入部の混合
    部よりも下流の位置に接続して設けられている ことを特
    徴とするスプール・ランナーの再利用機能を備えた樹脂
    成形装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記取出手段は、成形
    機で成形された樹脂成形品から切断分離されたスプール
    ・ランナーを粉砕機側へ移送してこの粉砕機へ投入すべ
    く構成され、又は樹脂成形品に接続されたままのスプー
    ル・ランナーを粉砕機側へ移送させた後にこのスプール
    ・ランナーを樹脂成形品から切断分離させることにより
    粉砕機へ供給すべく構成されているスプール・ランナー
    の再利用機能を備えた樹脂成形装置。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれかにおいて、上記粉
    砕機に投入されるスプール・ランナーをその投入前にそ
    のスプール・ランナーの寸法を短寸化すべく切断する切
    断手段が備えられていることを特徴とするスプール・ラ
    ンナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置。
  4. 【請求項4】成形機の樹脂成形位置からスプール・ラン
    ナーを取り出すための取出手段を備えた樹脂成形装置で
    あって、前記成形機には、少なくともバージン材とマスターバッ
    チとを混合部で混合させてからこれらの混合材を成形機
    内へ投入させる材料投入部と、 前記取出手段によって取り出されたスプール・ランナー
    をこの取出手段から成形機内へ投入して供給可能とすべ
    く成形機に接続して設けられたスプール・ランナー用投
    入口と、 このスプール・ランナー用投入口に投入されるスプール
    ・ランナーをその投入前に短寸状に切断するためのスプ
    ール・ランナーの切断手段とを備え前記スプール・ランナー用投入口に投入され、短寸状に
    切断されたスプール・ランナーを前記成形機内へ投入す
    る合流部を上記成形機の前記材料投入部の混合部よりも
    下流の位置に設けている ことを特徴とするスプール・ラ
    ンナーの再利用機能を備えた樹脂成形装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4のいずれかにおいて、上記
    切断手段は、スプール・ランナーの保持及び切断が行え
    るように取出手段に設けられたスプール・ランナー保持
    用のニッパー状のジグであるスプール・ランナーの再利
    用機能を備えた樹脂成形装置。
  6. 【請求項6】請求項3又は4のいずれかにおいて、上記
    切断手段は、取出手段からスプール・ランナーを切断手
    段自身でまたは把持手段でもって受領し且つこの受領し
    たスプール・ランナーを切断して粉砕機内又はスプール
    ・ランナー用投入口内へ落下させるように構成された切
    断装置であるスプール・ランナーの再利用機能を備えた
    樹脂成形装置。
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