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JP3166387B2 - デマルチプレクサ - Google Patents
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JP3166387B2 - デマルチプレクサ - Google Patents

デマルチプレクサ

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JP3166387B2 JP06337493A JP6337493A JP3166387B2 JP 3166387 B2 JP3166387 B2 JP 3166387B2 JP 06337493 A JP06337493 A JP 06337493A JP 6337493 A JP6337493 A JP 6337493A JP 3166387 B2 JP3166387 B2 JP 3166387B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デマルチプレクサに関
し、特に、複数チャンネルのデータがエラー訂正符号化
されスクランブル処理された構成のフレームの複数フレ
ーム分のデータが時分割多重化されて入力されるデマル
チプレクサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、航空機等の乗り物内の複数の座
席等で個別にオーディオ信号をヘッドホンやイヤホンで
聴取でき、多数のチャンネルのオーディオ信号を各座席
で自由に選択できるようなシステムを構成する場合にお
いて、信号伝送フォーマットに既存のフォーマットを流
用すると、IC等の部品を共通化できて量産によるコス
トダウンを享受できるという利点がある。
【0003】ここで、信号伝送フォーマットとして、衛
星放送や衛星通信のテレビジョン音声信号伝送フォーマ
ットを考慮すると、縦32ビット×横64列の2次元マ
トリクスで1フレームが構成され、この1フレーム20
48ビットが1msec で伝送され、データ伝送レートは
2.048Mbps となっている。そして、いわゆるAモード
音声の場合には、サンプリング周波数が32kHzで14
/10ビット準瞬時圧伸の4チャンネルのデータが1フ
レーム当り1280ビット(32ビット×40列)を用
いて伝送され、いわゆるBモード音声の場合には、サン
プリング周波数が48kHzで16ビット直線量子化の2
チャンネルのデータが1フレーム当り1536ビット
(32ビット×48列)を用いて伝送される。
【0004】しかしながら、これらの伝送モードでは、
2チャンネルあるいは4チャンネル程度の音声信号(オ
ーディオ信号)を伝送できるに過ぎず、上述したような
航空機内でオーディオ聴取システム等の用途に、より多
くのチャンネルの音声信号を伝送することが望まれてい
る。
【0005】ところで、近年においては、音声やオーデ
ィオ信号の圧縮符号化技術が著しく発展してきており、
例えば128kbps 程度まで圧縮してもオーディオ信号
の品質劣化が少ないような高能率圧縮符号化技術も各種
実用化されている。このような高能率圧縮符号化された
信号を上記フレームフォーマットに適用する場合、例え
ば1フレーム当り1536ビットを用いれば、12チャ
ンネルのオーディオ信号を伝送することが可能となる。
【0006】さらに多数のチャンネルを伝送する用途に
は、上記フレームフォーマットの複数フレーム分、例え
ば3フレーム分を時分割多重化することが考えられ、こ
の3フレーム分を時分割多重化すると、36チャンネル
のオーディオ信号を同時に伝送することが可能となる。
この場合、一部のオーディオチャンネルを例えばTVゲ
ームソフトウェア等のコンピュータデータの伝送に用い
ることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに複数フレーム(例えば3フレーム)のデータ列が時
分割多重化された信号を受信する側では、例えば図10
に示すような構成の一種のデマルチプレクサが用いられ
る。
【0008】この図10において、入力端子200には
上記複数フレーム(例えば3フレーム)のデータ列が時
分割多重化された信号が入力され、フレーム選択回路2
01において所望のフレームのデータ列が選択される。
選択されたフレームのデータ列信号は、デスクランブル
回路202に送られてデスクランブル処理された後、エ
ラー訂正回路203に送られてエラー訂正処理される。
次にチャンネル選択回路204に送られて、上記1つの
フレーム内の複数チャンネル(例えば12チャンネル)
の内から2チャンネルが選択され、それぞれ出力端子2
05a、205bから取り出される。
【0009】このように2つの出力端子205a、20
5bから2チャンネルのオーディオ信号が同時に取り出
されるのは、ステレオの左右チャンネルや、主音声と副
音声等のように、2チャンネルのオーディオ信号で一組
とされていることが多いからである。
【0010】ここで、この図10に示す構成において
は、同一のフレーム内の2つのチャンネルならば任意に
選択できるが、互いに異なる2つのフレームに跨って2
つのチャンネルを任意に選択することはできない。しか
しながら、このような2つのフレームに跨る任意の2チ
ャンネルを選択したい要望は、例えば、1チャンネル単
位のモノラル音声と2チャンネル単位のステレオ音声と
が混在している状態で、一のフレームの1チャンネルと
他のフレームの1チャンネルとでステレオ音声信号を送
る場合や、数カ国語以上の多国語で音声多重されている
音声信号の2つのフレームに跨る2つの国語の音声を選
択したい場合等に生ずるものである。
【0011】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、複数チャンネルのデータでフレームが構
成され、複数のフレームのデータ列が時分割多重化され
て得られた信号が入力される場合に、2つのフレームに
跨って任意のチャンネルを選択し得るようなデマルチプ
レクサを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデマルチプ
レクサは、複数チャンネルのデータがエラー訂正符号化
されスクランブル処理されてフレームが構成され、複数
のフレームのデータ列が時分割多重化されて得られた信
号が入力され、これら複数のフレームの内の少なくとも
2つのフレームのデータ列を選択するフレーム選択手段
と、このフレーム選択手段にて選択された各フレームの
データ列をそれぞれデスクランブル処理するデスクラン
ブル処理手段と、上記デスクランブル処理手段からの各
出力信号をそれぞれエラー訂正処理するエラー訂正処理
手段と、上記エラー訂正処理手段からの各出力信号がそ
れぞれ入力され各フレーム内の複数チャンネルのデータ
列の内のそれぞれ1つのチャンネルのデータ列を選択す
るチャンネル選択手段とを有することにより、上述した
課題を解決するものである。
【0013】ここで、上記信号伝送フォーマットとして
は、例えば衛星放送や衛星通信のテレビジョン放送信号
の音声信号伝送フォーマットに準じたが挙げられ、これ
は、縦32ビット×横64列の2次元マトリクスで1フ
レームが構成されている。この1フレーム内に、少なく
ともフレーム同期信号と、高能率圧縮符号化データの1
2チャンネルと、いわゆるBCH符号と配置し、この3
フレーム分を時分割多重化して伝送することが考えられ
る。
【0014】
【作用】上記フレーム選択回路で任意の2つのフレーム
(同一フレームも含む)を選択し、上記チャンネル選択
回路でそれぞれのフレーム内のそれぞれ任意のチャンネ
ルを選択することにより、2つのフレームに跨って所望
のチャンネルを選択することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る好ましい実施例について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実
施例としてのデマルチプレクサの基本構成を示すブロッ
ク回路図である。
【0016】この図1において、入力端子100には、
所定のフレームフォーマットのデータの複数のフレーム
が時分割多重化されたデータ信号が供給されている。こ
の所定のフレームフォーマットにおいては、複数チャン
ネルのデータが、例えばいわゆるBCH符号化等のエラ
ー訂正符号化が施され、スクランブル処理されてフレー
ムを構成している。なお、上記複数チャンネルのデータ
としては、例えばオーディオ信号のデータやTVゲーム
ソフトウェア等のコンピュータデータが考えられる。
【0017】入力端子100に供給されたデータ信号は
フレーム選択回路101に送られ、このフレーム選択回
路101にて、上記時分割多重化された複数フレームの
データ列の内の2つのフレームに対応するデータ列をそ
れぞれ選択して出力する。このフレーム選択回路101
で選択された2つのフレームのデータ列は、デスクラン
ブル回路102a及び102bにそれぞれ送られてデス
クランブル処理される。これらのデスクランブル回路1
02a及び102bからの各出力信号は、例えばいわゆ
るBCHデコーダ等のエラー訂正処理回路103a及び
103bにそれぞれ送られてエラー訂正処理される。こ
れらのエラー訂正処理回路103a及び103bからの
各出力信号は、チャンネル選択回路104a及び104
bにそれぞれ送られる。チャンネル選択回路104aは
エラー訂正処理回路103aからの出力の1フレーム内
の複数チャンネルのデータ列の内の1つのチャンネルの
データ列を選択して出力端子105aに送り、チャンネ
ル選択回路104bはエラー訂正処理回路103bから
の出力の1フレーム内の複数チャンネルのデータ列の内
の1つのチャンネルのデータ列を選択して出力端子10
5bに送る。
【0018】このような構成の第1の実施例によれば、
フレーム選択回路101で任意の2つのフレーム(同一
フレームも含む)を選択でき、チャンネル選択回路10
4a及び104bでそれぞれのフレーム内のそれぞれ任
意のチャンネルを選択できるから、2つのフレームに跨
って所望のチャンネルを選択することができる。これは
例えば、1チャンネル単位のモノラル音声と2チャンネ
ル単位のステレオ音声とが混在して伝送され、一のフレ
ームの1チャンネルと他のフレームの1チャンネルとで
ステレオ音声が伝送される場合でも、これらを取り出す
ことができる。従って、それぞれモノラルで使用されて
いた一のフレームの1つのチャンネルと他のフレームの
1つのチャンネルとが不要となった場合に、従来のデマ
ルチプレクサではこれらの空いたチャンネルを用いてそ
れぞれモノラル音声しか伝送することができなかったの
に対し、上記第1の実施例によれば、2つのチャンネル
でステレオ信号を伝送することが可能となり、自由度が
増大する。
【0019】次に、本発明に係るデマルチプレクサのよ
り具体的な第2の実施例について、図2を参照しながら
説明する。この図2に示す第2の実施例において、フレ
ーム選択手段であるセレクタ1には、例えばデータレー
トが6Mbps のデータDTA と周波数が6MHzのクロッ
クCKとが供給されている。この入力データDTA は、
例えば図3に示すようなフレームフォーマット(データ
レート2Mbps )のデータの3つ分が時分割多重化され
たものである。図3に示すフレームフォーマットは、例
えば衛星放送や衛星通信のテレビジョン放送信号の音声
信号のフレーム構成に準じたフォーマットであり、1フ
レームは縦32ビット×横64列のマトリクスで表され
ている。このフォーマットでのデータレートは、正確に
は 2.048Mbps であり、このフォーマットの3フレーム
分を時分割多重化したものである上記入力データDTA
のデータレートは、正確には 6.144Mbps となる。
【0020】この図3に示すフレームフォーマットの3
2×64のマトリクスにおいて、第1列の最初の16ビ
ットはフレーム同期信号とされ、残り16ビットはコン
トロールコード(制御符号)とされており、第2列は未
使用(未定義)である。次の第3列から第50列までの
48列を用いて12チャンネルのオーディオ信号(1チ
ャンネル当り128ビット)を32ビットずつ第1チャ
ンネル(A−CH1)から第12チャンネル(A−CH
12)までを巡回的に4回繰り返して配置している。こ
れらの12チャンネルのオーディオ信号は、ステレオ左
右チャンネルの6対(A−CH1L、A−CH1Rから
A−CH6L、A−CH6Rまで)としてもよい。ま
た、オーディオの第5、6チャンネル(A−CH5、A
−CH6)及び第11、12チャンネル(A−CH1
1、A−CH12)については、例えばゲームソフトウ
ェア等を送るためのゲームチャンネルとしてもよい。こ
のゲームチャンネルは、G−CH1からG−CH16ま
で1フレーム当り32ビットが16チャンネル設けられ
るが、実際の使用時にはこれらを2チャンネルずつまと
めて、1フレーム当り64ビットのチャンネルを8チャ
ンネルとしている。次の第51列はコントロールデータ
に使用され、残りの第52列から第64列までの13列
は、エラー訂正符号、例えばいわゆるBCH符号として
いる。このBCH符号は、フレーム先頭の列(第1列)
を除く63列に対してかけられるから、いわゆる (63,5
0)BCH符号である。
【0021】この図3に示すようなオーディオ12チャ
ンネル(あるいはオーディオ8チャンネル及びTVゲー
ムソフトウェア等のコンピュータデータ8チャンネル)
のフレーム構成のデータ(2.048Mbps)について、3フレ
ーム分のデータを時分割多重化し、例えばオーディオ3
2チャンネルとコンピュータデータ8チャンネルとを含
むようなデータ信号(6.144Mbps)が、上記セレクタ1に
供給される入力データDTA である。セレクタ1は、上
記時分割多重化された3つのフレームの内の2つのフレ
ームを任意に選択して取り出すことができるものであ
り、例えば図4のような構成を有している。
【0022】この図4に示すフレーム選択用のセレクタ
の具体的な回路構成において、上記入力データDT
A は、上記時分割多重データ(6.144Mbps)のビットクロ
ックCKで動作する4つのフリップフロップ11、1
2、13、14の直列回路に供給される。図5は、上記
ビットクロックCK(6.144MHz) 、入力データDTA
及び各フリップフロップ11、12、13、14からの
出力データDTB 、DTC 、DTD 、DTE をそれぞれ
示している。この図5において、各データDTA 、DT
B 、DTC 、DTD 、DTE 中の符号A、B、Cは、上
記時分割多重化された3つのフレームを区別するための
ものである。
【0023】フリップフロップ12からの出力データD
C は、フリップフロップ15Lのデータ入力端子Dに
送られる。上記各データDTA 、DTB 、DTC 、DT
D 、DTE はセレクタ(切換選択回路)16に送られ
て、選択制御信号SELに応じて1つのデータが選択さ
れて取り出され、フリップフロップ15Rに送られる。
フリップフロップ15L、15Rのクロック入力端子に
は上記ビットクロックCKが供給されている。また、こ
のビットクロックCK(6.144MHz) が1/3分周回路1
7に供給されて1/3の周波数(2.048MHz) に分周さ
れ、出力クロックCKout として取り出されると共に、
フリップフロップ15L、15Rの各イネーブル端子E
Nにそれぞれ供給される。これらのフリップフロップ1
5L、15Rからの各出力信号が、それぞれ出力データ
DTLout、DTRoutとして取り出される。
【0024】ここで、1/3分周回路17は、図6に示
すように、シフト制御信号SFTに応じて出力クロック
CKout のパルス位相(あるいは立ち下がりタイミン
グ)が変化し、これがフリップフロップ15L、15R
の各イネーブル端子ENに供給されることによって、選
択されるフレームが1フレームずつシフトする。すなわ
ち、1/3分周回路17からフリップフロップ15Lに
供給される上記出力クロックCKout のパルスが上記デ
ータDTC のフレームAのタイミングで得られ、出力デ
ータDTLoutにフレームAが選択されている状態におい
て、シフト制御信号SFTのシフトパルスSP1 が供給
されると、1/3分周回路17からの出力クロックCK
out の次のパルスCP1 の立ち下がりが上記多重化デー
タのビットクロックCK(6.144MHz) の1クロック周期
分(1/3分周出力の位相120°分)だけ遅れ、この
間フリップフロップ15Lがイネーブル状態となるか
ら、時刻t1 より次のフレームBが選択されて取り出さ
れる。以下同様に、2回目のシフトパルスSP2 に応じ
た出力クロックパルスCP2 により時刻t2 から次のフ
レームCが選択され、さらに、3回目のフトパルスSP
3 に応じた出力クロックパルスCP3 により時刻t3
ら再び元のフレームAが選択される。このようにシフト
制御信号SFTのシフトパルスが供給される毎に、選択
されるフレームがA、B、Cの順に巡回的にシフトす
る。
【0025】なおフリップフロップ15Rからの出力デ
ータDTRoutは、上記データDTA〜DTE の内からセ
レクタ16により選択されたデータに対して同様なフレ
ームシフトを伴うフレーム選択が行われて取り出された
ものである。例えばセレクタ16でデータDTA が選択
されてフリップフロップ15Rに送られる場合には、出
力データDTRoutは上記フリップフロップ15Lからの
出力データDTLoutに対して2フレーム先の関係のデー
タとなり、出力データDTLoutがフレームAのデータ列
のときには出力データDTRoutはフレームCのデータ列
となる。
【0026】再び図2に戻って、例えば図3に示すよう
な構成のフレーム選択用のセレクタ1により上記時分割
多重化された信号中の所望の2つのフレームが選択され
て、デスクランブル回路2L、2Rにそれぞれ送られ、
デスクランブル処理やデインターリーブ処理が施され
る。各デスクランブル回路2L、2Rからの出力信号
は、それぞれBCHデコーダ3L、3Rに送られて上記
フレーム単位のBCH符号に基づくエラー訂正処理が施
される。これらのBCHデコーダ3L、3Rには、エラ
ー訂正処理のためのRAM4L、4Rがそれぞれ接続さ
れている。
【0027】BCHデコーダ3Lからの1つのフレーム
内の複数チャンネル(オーディオ12チャンネル、ある
いはオーディオ8チャンネルとデータ8チャンネル)の
内の1つのオーディオチャンネルのデータをオーディオ
デマルチプレクサ6Lが選択してオーディオ出力信号A
Loutを出力し、1つのデータチャンネルをデータデマ
ルチプレクサ7が選択してコンピュータデータ出力信号
CDout を出力する。また、BCHデコーダ3Rからの
1つのフレーム内の複数チャンネル(オーディオ12チ
ャンネル)の内の1つのオーディオチャンネルのデータ
をオーディオデマルチプレクサ6Rが選択してオーディ
オ出力信号ADRoutを出力する。
【0028】ここで、BCHデコーダ3Lからの出力が
チャンネル制御回路5に送られ、現在のフレーム(上記
フレームA、B、Cのいずれか)が判別され、目的のフ
レームになるまで上記シフト制御信号SFTがセレクタ
1(の上記図4の1/3分周回路17)に送られる。な
お、上記入力ビットクロックCKはシステムクロック発
生回路8に送られ、このシステムクロック発生回路8か
らのシステムクロック信号等がセレクタ1等に送られ
る。また、システムクロック発生回路8にはインターフ
ェース回路9が接続され、例えばステレオ左右チャンネ
ル識別用のクロックやワード同期信号等が取り出される
ようになっている。
【0029】以上のような構成により、3フレーム分が
時分割多重化された信号から任意の2フレーム(同一フ
レームも含む)を選んで、各フレームの所望のチャンネ
ルを選択することができ、上述したような効果、すなわ
ち、例えば2つのフレームに跨って左右チャンネルが配
置されるようなステレオ信号を得ること等が可能とな
り、自由度が増大する。
【0030】次に、本発明に係るデマルチプレクサの実
施例の応用例として、航空機等の乗り物内の各座席で複
数チャンネルの内から自由に所望のチャンネルを選んで
ヘッドホン等で聴取するようなシステムの具体例に付い
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】図7は本発明の一実施例としてのデマルチ
プレクサが適用される信号伝送システムの概略構成を示
すブロック図である。
【0032】この図7において、伝送信号源110内に
は、例えばいわゆるVTR(ビデオテープレコーダ)や
ビデオディスクプレーヤ等のビデオ信号再生機器111
と、いわゆるCD(コンパクトディスク)プレーヤやテ
ープレコーダ等のオーディオ信号再生機器112と、T
Vゲームソフトウェア等のコンピュータデータ出力装置
113とが設けられている。また、マイクロホンを用い
た機内放送用機能等を有するいわゆるPA (Passenger
Address)制御装置116が設けられている。
【0033】これらの機器からの出力信号の内、ビデオ
信号再生機器111、オーディオ信号再生機器112か
らのオーディオあるいは音声信号や、コンピュータデー
タ出力装置113からのコンピュータデータが、オーデ
ィオ信号送出装置120に送られている。ビデオ信号再
生機器111からのビデオ信号は、他の図示しないビデ
オ信号送出装置に送られ、またPA制御装置116から
の音声信号は、機内の壁面や天井等に設けられた図示し
ないスピーカ等に直接的に(例えばアナログ音声信号の
ままで)送られると共に、オーディオ信号送出装置12
0にも送られている。
【0034】オーディオ信号送出装置120は、例えば
4つまでのオーディオ信号送出ユニット121A、12
1B、121C、121Dを有しており、1つのオーデ
ィオ信号送出ユニット121は、例えば32チャンネル
のオーディオ信号と8チャンネルのデータ信号(あるい
は36チャンネルのオーディオ信号)を多重化し、いわ
ゆるRF変調部122でRF信号に変調して出力する。
このRF変調部122内には、他のオーディオ信号送出
ユニットからのRF出力信号を入力して混合するRF混
合回路が設けられており、具体的には各オーディオ信号
送出ユニット121A、121B、121C、121D
毎に異なる搬送周波数のRF信号を周波数多重化して出
力している。この場合、上記ビデオ信号再生機器111
からの複数チャンネルのビデオ信号についても図示しな
いRF変調部でそれぞれ異なる搬送周波数で変調し、上
記オーディオ信号のRF変調信号と共に周波数多重化し
て1本の同軸ケーブルで伝送するようにしてもよい。
【0035】周波数多重化されたRF信号は、機内をゾ
ーン区分する各ゾーン毎に設けられたゾーン管理ユニッ
ト130のRF分岐器131に送られ、RF分岐器13
1を介しRFアンプ132を介して次のゾーンのゾーン
管理ユニットに送られるようになっている。RF分岐器
131に入力されたRF信号は、当該ゾーン内を区分す
る区分領域である各コラム毎に分岐されて送られてい
る。1つのコラム内には複数の座席ユニット140が直
列接続されており、座席ユニット140に入力されたR
F信号は、RF分岐器141を介しRFアンプ142を
介して次の座席ユニット140に送られるようになって
いる。
【0036】1つの座席ユニット140内には例えば3
座席分の回路がまとめられて設けられており、RF分岐
器141で分岐されたRF信号は、RF分配器144で
3つのRF信号に分配され、3つのRF受信部145
A、145B、145Cにそれぞれ送られている。この
RF受信部145では、上記周波数多重化された信号の
1つの帯域のRF信号を取り出してRF復調し、復調さ
れた信号から所望のチャンネルの信号を取り出して出力
する。各RF受信部145A、145B、145Cから
出力された信号は、乗客側の制御ユニット146A、1
46B、146Cにそれぞれ送られている。各座席の乗
客は、各制御ユニット146A、146B、146Cに
ヘッドホン147A、147B、147Cをそれぞれ接
続して、所望のチャンネルのオーディオ信号を任意に選
択して聴取することができる。
【0037】次に、上記オーディオ信号送出側のオーデ
ィオ信号送出ユニット121について図8を参照しなが
ら説明する。この図8に示すオーディオ信号送出ユニッ
ト121は、例えば32チャンネルのオーディオ信号及
び8チャンネルのデータ信号を入力して周波数帯域が6
MHzの信号に変換して出力するものである。このオーデ
ィオ信号送出ユニット121は、オーディオ信号を多重
化して出力することから、オーディオマルチプレクサユ
ニットあるいはAMUXとも称されている。
【0038】このオーディオ信号送出ユニット121に
は、32チャンネルのオーディオ信号AU1 〜AU32
例えばいわゆるバランス入力の形態で供給されており、
それぞれバッファアンプ21でバランス入力形態からア
ンバランス形態の信号に変換される。バッファアンプ2
1からの32チャンネルのオーディオ信号は、2チャン
ネル(例えばステレオ左右チャンネル)毎にまとめられ
てそれぞれA/D変換器22に送られてディジタル信号
に変換され、信号圧縮回路23に送られてそれぞれ圧縮
符号化処理される。信号圧縮回路23では、例えば人間
の聴覚特性を利用して周波数軸方向で分割されたバンド
毎のビット割当を入力信号に応じて適応的に制御するよ
うな高能率圧縮符号化処理や、あるいはいわゆるAD
(適応差分)PCM符号化処理等が施される。
【0039】また、8チャンネルのTVゲームソフトウ
ェア等のコンピュータデータDT1〜DT8 は、例えば
いわゆるEIA−422インターフェースのフォーマッ
トに従ってバランス入力されてそれぞれバッファアンプ
21でアンバランス信号とされ、ディジタルデータイン
ターフェース回路24に送られる。
【0040】ここで、信号圧縮回路23として、上記人
間の聴覚特性等を利用して処理時間は長くかかるが再生
音質の良好な高能率符号化処理を施す第1の圧縮モード
と、ADPCM等のような処理時間の比較的短い第2の
圧縮モードとを切換選択可能な回路を用いるようにし、
各座席毎に音楽等のオーディオ信号を聴取する場合には
上記第1の圧縮モードに切り換え、機長からのメッセー
ジ等のアナウンス時に強制的にPA用チャンネルに切り
換える際には上記第2の圧縮モードに切り換えるように
することが好ましい。これは、音楽鑑賞時等には高音質
が望まれるため上記第1の圧縮モードが好ましく、アナ
ウンス時等には機内の壁面や天井等に設けられたスピー
カからの音とヘッドホンからの音との間の時間差が少な
い上記第2の圧縮モードの方が好ましいからである。こ
の圧縮モードの切換選択は、コントローラ30からの制
御信号により行われる。なお、上記第1の圧縮モードの
具体例としては、いわゆるMD(ミニディスク)の信号
圧縮に採用されているいわゆるATRAC(Adaptive T
Ransform Acoustic Coding)方式や、いわゆるdcc
(ディジタルコンパクトカセット)の信号圧縮に採用さ
れているいわゆるPASC(Precision Adaptive Sub-b
and Coding)方式等を用いることができる。
【0041】信号圧縮回路23からの上記32チャンネ
ル分の出力信号は、元の入力オーディオ信号のAU1
対応する信号から順に12チャンネル(2チャンネルの
ペアが6対)毎にまとめられて、マルチプレクサ25
A、25Bにそれぞれ送られ、残りの上記AU25〜AU
32に対応する8チャンネル分(4ペア分)の出力信号と
上記8チャンネル分のデータ(DT1 〜DT8 )に対応
するディジタルデータインターフェース回路24からの
出力信号とがまとめられてマルチプレクサ25Cに送ら
れる。なお、ディジタルデータインターフェース回路2
4からはクロック信号がバッファアンプを介して外部に
取り出されるようになっている。
【0042】マルチプレクサ25A、25B、25C
は、それぞれが例えば衛星放送や衛星通信のテレビジョ
ン放送信号の音声信号フォーマットに準じた信号を取り
扱うものである。この音声信号フォーマットに準じたフ
ォーマットの1伝送フレームは縦32ビット×横64列
で構成され、該1伝送フレーム中には、1チャンネル当
り128ビットのデータが12チャンネル(例えばオー
ディオ12チャンネル、又はオーディオ8チャンネル+
コンピュータデータ8チャンネル)分と、いわゆるBC
H誤り訂正符号(例えば (63、50)BCH符号)と、フレ
ーム同期やコントロールコード等のプリアンブルとが少
なくとも含まれている。1つのマルチプレクサ25から
は例えば 2.048Mbps のレートでデータが出力され、各
マルチプレクサ25A、25B、25Cからの出力デー
タが時分割多重化回路26に送られて時分割多重化され
ることにより、 6.144Mbps のレートのデータとなって
出力される。時分割多重化回路26から出力されたディ
ジタル信号は、等化器27で波形等化され、例えば6M
Hzの帯域に圧縮されて、上記RF変調部122に送られ
る。
【0043】RF変調部122では、等化器27からの
出力信号が中間周波数変調器31で変調されて所定の中
間周波数(IF)信号になり、IFアンプ32で増幅さ
れて乗算器(変調器)33に送られる。乗算器33には
PLL(位相ロックループ)回路34からの所定のRF
周波数の搬送波信号が供給されており、このPLL回路
34の出力信号の周波数はCPU等を用いたコントロー
ラ30により制御されるようになっている。乗算器33
からの出力信号は、BPF(バンドパスフィルタ)35
を介し、RFアンプ36を介して、RFコンバイナ(合
成器あるいは混合器)37に送られている。このRFコ
ンバイナ37には、外部RF入力端子126を介して、
例えば他の上記オーディオ信号送出ユニットからのRF
信号が供給されている。この外部RF入力信号の搬送波
周波数に対して当該RF変調部122のRF搬送波周波
数を異ならせておくことにより、RFコンバイナ37で
周波数多重化を行うことができる。RFコンバイナ37
からのRF出力信号は、減衰器38を介して出力端子1
25より取り出される。
【0044】すなわち、RF変調部122での上記RF
周波数は、コントローラ30に供給される例えば3本の
プログラムディスクリート信号に基づいて、コントロー
ラ30が上記PLL回路34での分周比あるいはプリス
ケーラ値等を制御することによりPLL回路34から出
力される信号の周波数が可変制御され、乗算器33から
のRF変調信号の搬送波周波数が可変制御される。すな
わち、上記プログラムディスクリート信号によってRF
信号の搬送波周波数が決定され、他の上記オーディオ信
号送出ユニットからのRF信号の搬送波周波数と一致し
ない(互いに異なる)ようにしている。また、外部RF
入力端子126からのRF信号入力が無いときには、コ
ントローラ30に供給される終端(ターミネート)制御
信号によりコントローラ30が例えば外部RF入力端子
126を接地することでRF出力端子125を終端して
いる。
【0045】次に、このオーディオ信号送出ユニット1
21の自己診断機能について説明する。時分割多重化回
路26からの出力信号を、デマルチプレクサ28でデマ
ルチプレクスし、CPU等を用いたコントローラ30に
送ることにより、マルチプレクス処理が正常に行われて
いるか否かを判断する。また、ビットモニタ29により
RFコンバイナ37からのRF信号を復調し、RF信号
が正常か否かをコントローラ30にて判断する。これら
のデマルチプレクサ28及びビットモニタ29の自己診
断(正常か否かの判断)は、例えば上記マルチプレクサ
25(25A、25B、25C)でマルチプレクスした
ときに付加したエラー訂正符号(BCH符号等)を計算
し、エラーの有無やエラー量等を基準として判断すれば
よい。
【0046】また、A/D変換器21の診断について
は、A/D変換器21からの出力信号をコントローラ3
0でモニタして動作を確認すればよい。信号圧縮回路2
3については、強制的な自己診断モード(テストモー
ド)に切り換えて、例えば1kHz正弦(サイン)波を出
力させ、これをビットモニタ29にてオーディオ信号に
戻し、その信号をコントローラ30でモニタすることに
より診断すればよい。
【0047】これらの自己診断は、必要に応じて電源投
入時、メンテナンス時等に強制的に自己診断モードに切
り換えて行い、また、上記マルチプレクス時に付加した
エラー訂正符号を利用した自己診断については、通常動
作中も所定周期で定期的に行う。故障が発生したときに
は、例えば不揮発性のメモリ30Mに故障状況や発生時
刻等を書き込み、履歴を保存する。
【0048】また、RF変調部122からのRF出力信
号の出力レベルは、RFアンプ36のゲインをコントロ
ーラ30により制御することができる。このコントロー
ラ30については、例えばいわゆるEIA−485イン
ターフェースが用意されており、このインターフェース
を介して現在の故障状況、故障履歴をモニタでき、かつ
上記RF信号の出力レベルを制御できる。
【0049】次に、上記図7において、伝送されてきた
オーディオ信号を受信するための座席ユニット140側
の構成、特にRF分配器144以降の構成について、図
9を参照しながら詳細に説明する。
【0050】この図9において、入力端子41には上記
図1のRF分岐器144で分岐されたRF信号が入力さ
れ、RF分配器144で3つのRF信号に分配されて、
3つのRF受信部145A、145B、145Cの各入
力端子42A、42B、42Cにそれぞれ送られる。こ
れらのRF受信部145A、145B、145Cの内部
構成はいずれも同様であるので、1つのRF受信部、例
えば145Aについてのみ内部構成を図示し、他のRF
受信部145B、145Cの内部構成の図示を省略して
いる。また、RF受信部145A内の各部の指示符号に
は添字のAを省略している。
【0051】RF受信部145Aの入力端子42Aから
入力されたRF信号は、RF受信復調回路部51のチュ
ーナ52に送られる。このチューナ52は、上記図Aの
オーディオ信号送出ユニット121A、121B、12
1C、121D毎に異なるRF搬送波周波数で周波数多
重化されたRF信号の内の1つの帯域のRF信号を選択
(チューニング、選局)してIF(中間周波)信号に変
換し、復調回路53に送る。復調回路53は、このIF
信号を復調して上記 6.144MHzのデータレートのシリア
ルデータを出力し、デマルチプレクサ54に送る。
【0052】デマルチプレクサ54に供給されるシリア
ルデータは、上述したように衛星放送や衛星通信のテレ
ビジョン信号の音声フォーマット(に準じたフォーマッ
ト)の3つ分(3フレーム分)が時分割多重化されたも
のである。デマルチプレクサ54は、この時分割多重を
解いて1つのフレームに対応するデータを取り出し、上
記フレーム毎の誤り訂正復号化処理(例えばBCHデコ
ード処理)を施した後に、所望のオーディオチャンネル
やデータチャンネルを選択して取り出すものである。上
記エラー訂正処理は、RF信号の送信・受信時にノイズ
等の影響により発生し得るデータの反転エラーを検出
し、訂正するためのものである。また、上記所望のオー
ディオチャンネルやデータチャンネルの選択は、マイク
ロプロセッサ(いわゆるマイコン)43からの指令に従
って行われる。
【0053】ここで、上記時分割多重化を解いて1フレ
ーム分の信号のみを取り出すと、1フレーム中のオーデ
ィオ12チャンネル、又はオーディオ8チャンネルとデ
ータ8チャンネルの内から、オーディオチャンネルやデ
ータチャンネルを選択して取り出すことになるが、本具
体例中のデマルチプレクサ54においては、3フレーム
分に相当するオーディオ32チャンネル及びデータ8チ
ャンネルの内から、任意にオーディオ2チャンネルを選
択でき、あるいは任意にデータ1チャンネルを選択でき
るように構成されている。これは、例えば上記時分割多
重化を解く際に、任意の2フレームに対応する信号を取
り出すようにすればよい。
【0054】デマルチプレクサ54で選択された上記デ
ータ及びクロックはそれぞれバッファアンプを介して外
部に取り出される。また、デマルチプレクサ54で選択
された上記2チャンネル(例えばステレオ左右チャンネ
ル)のオーディオ信号は、伸張回路55を介して、ある
いは介さずに、D/A変換器56に送られる。
【0055】伸張回路55での伸張処理は、上記第1の
圧縮モードに対応する第1の伸張モードと、上記第2の
圧縮モードに対応する第2の伸張モードとが切換制御さ
れ得るようになっており、このモード切換とボリューム
(音量)設定は、マイクロプロセッサ43からの指令に
従って行われる。
【0056】D/A変換器56では、伸張回路55で伸
張処理された例えば16ビットオーディオデータを受け
取り、2チャンネルのアナログオーディオ信号を出力し
て、ヘッドホンアンプ57に送る。ヘッドホンアンプ5
7は、上記図Aの乗客側の制御ユニット146を介して
接続されるヘッドホン147を駆動するためのアンプで
あり、その出力信号は左右の出力端子47AL 、47A
R を介して取り出される。
【0057】次に、このような回路の自己診断機能につ
いて説明する。先ず、マイクロプロセッサ43は、CP
U、RAM、ROMやいわゆるウォッチドッグタイマ等
の各部の機能診断を行う。また、チューナ52による同
調、復調回路53による復調、デマルチプレクサ54に
よるエラー処理のいずれかにトラブルや故障があれば、
その結果(エラー検出出力等)をマイクロプロセッサ4
3が読み取り、メモリ等に記憶する。これは、伝送信号
に予め付加されたエラー訂正符号(上記BCH符号等)
をデマルチプレクサ54で計算し、エラーフラグを読む
ことによってチェックでき、結果をメモリ等に書き込む
と共に、例えばいわゆるミュート状態に制御したり、現
在がミュート状態であればミュート解除しないような制
御を行わせてもよい。
【0058】また、オーディオ自己診断時には、伸張回
路55が例えば1kHzの正弦波のテストデータを出力
し、D/A変換器56を経て、ヘッドホンアンプ57か
らの出力がマイクロプロセッサ43に送られる。マイク
ロプロセッサ43は、この1kHz正弦波を内蔵のA/D
変換器で検出し、各回路が正常に動作することを確認す
る。さらに、伸張回路55から0レベル信号を出力し、
D/A変換器56のいわゆる0入力検出端子からの出力
をマイクロプロセッサ43がモニタすることによってD
/A変換器56が正常に動作しているか否かを確認す
る。
【0059】以上の自己診断は、例えば電源投入時、メ
ンテナンス時に強制的に自己診断モードに切り換えて行
い、また、上記デマルチプレクサ54でのエラー検出に
よる診断は、通常動作中にも所定周期で定期的にあるい
は必要に応じて行えばよい。また、その結果は、入出力
端子45を介して外部に取り出すことができる。なお、
マイクロプロセッサ43は、入出力端子45を介して外
部回路との間でデータをやりとりできる。
【0060】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、フレームの構成は上記実施例
に限定されず、1フレーム当りのチャンネル数も12チ
ャンネルに限定されない。また、図示の実施例において
は、構成を機能ブロックにより表しているが、これをハ
ードウェア的にも、ソフトウェア的にも実現できること
は勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、複数チャンネルのデータがエラー訂正符号
化されスクランブル処理されてフレームが構成され、複
数のフレームのデータ列が時分割多重化されて得られた
信号が入力されるようなデマルチプレクサであって、こ
れら複数のフレームの内の少なくとも2つのフレームの
データ列を選択し、これらの選択された各フレームのデ
ータ列をそれぞれデスクランブル処理し、それぞれエラ
ー訂正処理した後、それぞれのフレーム内の複数チャン
ネルのデータ列の内のそれぞれ1つのチャンネルのデー
タ列を選択しているため、2つのフレームに跨って所望
のチャンネルを選択することができる。
【0062】従って、例えば、1チャンネル単位のモノ
ラル音声と2チャンネル単位のステレオ音声とが混在し
て伝送され、一のフレームの1チャンネルと他のフレー
ムの1チャンネルとでステレオ音声が伝送される場合で
も、これらを取り出すことができる、これによって、そ
れぞれモノラルで使用されていた一のフレームの1つの
チャンネルと他のフレームの1つのチャンネルとが不要
となった場合に、従来のデマルチプレクサではこれらの
空いたチャンネルを用いてそれぞれモノラル音声しか伝
送することができなかったのに対し、本発明によれば、
2つのチャンネルでステレオ信号を伝送することが可能
となり、自由度が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデマルチプレクサの基本的な第1
の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るデマルチプレクサのより具体的な
第2の実施例を示すブロック図である。
【図3】フレームフォーマットの一例を説明するための
図である。
【図4】図2中のフレーム選択用のセレクタ1の具体的
な構成例を示すブロック回路図である。
【図5】図4のフレーム選択用のセレクタの動作を説明
するためのタイムチャートである。
【図6】図4のフレーム選択用のセレクタの動作を説明
するためのタイムチャートである。
【図7】本発明に係るデマルチプレクサが適用されるオ
ーディオ信号伝送システムの具体例を示すブロック図で
ある。
【図8】図7に示すオーディオ信号伝送システム中のオ
ーディオ信号送出ユニット121の具体例を示すブロッ
ク図である。
【図9】図7に示すオーディオ信号伝送システム中のオ
ーディオ信号を受信するための座席ユニット側の具体例
を示すブロック図である。
【図10】デマルチプレクサの従来例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1・・・・・セレクタ(フレーム選択手段) 2L、2R、102a、102b・・・・・デスクラン
ブル回路 3L、3R・・・・・BCHデコーダ 6L、6R・・・・・オーディオデマルチプレクサ 7・・・・・データデマルチプレクサ 101・・・・・フレーム選択回路 103a、103b・・・・・エラー訂正回路 104a、104b・・・・・チャンネル選択回路 120・・・・・オーディオ信号送出装置 121A〜121D・・・・・オーディオ信号送出ユニ
ット 140・・・・・座席ユニット 145A〜145C・・・・・RF受信部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−252871(JP,A) 特開 平2−260726(JP,A) 特開 平5−28639(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/04 H04H 5/00 H04J 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルのデータがエラー訂正符
    号化されスクランブル処理されてフレームが構成され、
    複数のフレームのデータ列が時分割多重化されて得られ
    た信号が入力され、これら複数のフレームの内の少なく
    とも2つのフレームのデータ列を選択するフレーム選択
    手段と、 このフレーム選択手段にて選択された各フレームのデー
    タ列をそれぞれデスクランブル処理するデスクランブル
    処理手段と、 上記デスクランブル処理手段からの各出力信号をそれぞ
    れエラー訂正処理するエラー訂正処理手段と、 上記エラー訂正処理手段からの各出力信号がそれぞれ入
    力され各フレーム内の複数チャンネルのデータ列の内の
    それぞれ1つのチャンネルのデータ列を選択するチャン
    ネル選択手段とを有することを特徴とするデマルチプレ
    クサ。
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