JP3167347B2 - サーマルプリントヘッドの製造方法 - Google Patents
サーマルプリントヘッドの製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリや各種プ
リンタ等に使用するサーマルプリントヘッドのうち、特
に、表面凹凸の大きいいわゆるラフ紙に対する印字に適
合すると共に、高速印字に適合したサーマルプリントヘ
ッドを製造する方法に関するものである。
リンタ等に使用するサーマルプリントヘッドのうち、特
に、表面凹凸の大きいいわゆるラフ紙に対する印字に適
合すると共に、高速印字に適合したサーマルプリントヘ
ッドを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリントヘッドを、表面凹凸の
大きいラフ紙に対する印字と、高速印字とに適合するた
めには、その発熱部を、絶縁基板における先端面にでき
るだけ近付けると共に、その発熱部からの放熱性を高く
することが必要である。
大きいラフ紙に対する印字と、高速印字とに適合するた
めには、その発熱部を、絶縁基板における先端面にでき
るだけ近付けると共に、その発熱部からの放熱性を高く
することが必要である。
【0003】そこで、従来におけるこの種のサーマルプ
リントヘッドは、例えば、特開昭63−252756号
公報等に記載され、且つ、図12及び図13に示すよう
に構成している。
リントヘッドは、例えば、特開昭63−252756号
公報等に記載され、且つ、図12及び図13に示すよう
に構成している。
【0004】すなわち、セラミック製の絶縁基板1にお
ける表面のうち当該絶縁基板1の先端面1aに隣接する
部分に、グレーズ層2を蒲鉾型に形成し、このグレーズ
層2の表面及び前記絶縁基板1の表面にわたって薄膜状
の抵抗層3を形成し、この抵抗層3における表面には、
薄膜状の多数本の個別電極体4を、当該各個別電極体4
が前記絶縁基板1の先端面1aに向かって延びるように
形成する一方、前記抵抗層3の表面のうち前記先端面1
aに隣接する部分には、薄膜状の共通電極体5を、当該
共通電極体5が前記先端面1aに沿って延びるように成
形することにより、前記抵抗層3のうち前記各個別抵抗
体4と前記共通電極体5との部分を発熱部6に構成し、
更に、前記絶縁基板1の裏面に、アルミ合金等の熱良導
体製の放熱板7を密接するように構成にしている。
ける表面のうち当該絶縁基板1の先端面1aに隣接する
部分に、グレーズ層2を蒲鉾型に形成し、このグレーズ
層2の表面及び前記絶縁基板1の表面にわたって薄膜状
の抵抗層3を形成し、この抵抗層3における表面には、
薄膜状の多数本の個別電極体4を、当該各個別電極体4
が前記絶縁基板1の先端面1aに向かって延びるように
形成する一方、前記抵抗層3の表面のうち前記先端面1
aに隣接する部分には、薄膜状の共通電極体5を、当該
共通電極体5が前記先端面1aに沿って延びるように成
形することにより、前記抵抗層3のうち前記各個別抵抗
体4と前記共通電極体5との部分を発熱部6に構成し、
更に、前記絶縁基板1の裏面に、アルミ合金等の熱良導
体製の放熱板7を密接するように構成にしている。
【0005】なお、符号8は、ガラス等による保護膜で
ある。
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のサ
ーマルプリントヘッドにおいては、その絶縁基板1にお
ける先端面1aと発熱部6との間の部位に、共通電極体
5が存在することにより、前記先端面1aから前記発熱
部6までの寸法Sを小さくすることによって、前記各発
熱部6を先端面1aに近付けると、当然のことながら前
記共通電極体5における幅寸法Wを狭くしなければなら
ず、この共通電極体5における電気抵抗が多くなり、電
圧ドロップが増大するから、発熱部6の数、つまりドッ
ト数の多いものには適用することができないと言う問題
があった。
ーマルプリントヘッドにおいては、その絶縁基板1にお
ける先端面1aと発熱部6との間の部位に、共通電極体
5が存在することにより、前記先端面1aから前記発熱
部6までの寸法Sを小さくすることによって、前記各発
熱部6を先端面1aに近付けると、当然のことながら前
記共通電極体5における幅寸法Wを狭くしなければなら
ず、この共通電極体5における電気抵抗が多くなり、電
圧ドロップが増大するから、発熱部6の数、つまりドッ
ト数の多いものには適用することができないと言う問題
があった。
【0007】また、前記各発熱部6において発生した熱
は、グレーズ層2及び絶縁基板1を介して放熱板7に逃
げるのであるが、前記グレーズ層2及び絶縁基板1は、
いずれも熱の不良導体であって、放熱性が悪いから、高
速印字に対する適合性が低いと言う問題もあった。
は、グレーズ層2及び絶縁基板1を介して放熱板7に逃
げるのであるが、前記グレーズ層2及び絶縁基板1は、
いずれも熱の不良導体であって、放熱性が悪いから、高
速印字に対する適合性が低いと言う問題もあった。
【0008】本発明は、この問題を解消した高速適用型
のサーマルプリントヘッドを製造する方法を提供するこ
とを技術的課題とするものである。
のサーマルプリントヘッドを製造する方法を提供するこ
とを技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明の製造方法は、「一つのサーマルプリント
ヘッドを構成する単位絶縁基板の複数枚を一体的に連接
した素材板の表面に、銀又はアルミ等のような熱良導体
層を形成することに続いて、この熱良導体層の表面にグ
レーズ層を成形し、次いで、前記各単位絶縁基板の境目
の部分に、前記素材体を各単位絶縁基板ごとにクラッキ
ングするための筋目溝を、当該筋目溝が前記グレーズ層
及び前記熱良導体層を越えて素材板に達する深さに刻設
し、次いで、前記グレーズ層の表面に、薄膜状の抵抗層
を形成することに続いて、この抵抗層の表面に多数本の
薄膜状個別電極体を形成し、更に、前記筋目溝における
左右両溝面に、薄膜状の共通電極体を前記筋目溝の長手
方向に沿って延びるように形成したのち、前記素材板
を、前記筋目溝に沿って各単位絶縁基板ごとにクラッキ
ングする。」を特徴とするものである。
るため本発明の製造方法は、「一つのサーマルプリント
ヘッドを構成する単位絶縁基板の複数枚を一体的に連接
した素材板の表面に、銀又はアルミ等のような熱良導体
層を形成することに続いて、この熱良導体層の表面にグ
レーズ層を成形し、次いで、前記各単位絶縁基板の境目
の部分に、前記素材体を各単位絶縁基板ごとにクラッキ
ングするための筋目溝を、当該筋目溝が前記グレーズ層
及び前記熱良導体層を越えて素材板に達する深さに刻設
し、次いで、前記グレーズ層の表面に、薄膜状の抵抗層
を形成することに続いて、この抵抗層の表面に多数本の
薄膜状個別電極体を形成し、更に、前記筋目溝における
左右両溝面に、薄膜状の共通電極体を前記筋目溝の長手
方向に沿って延びるように形成したのち、前記素材板
を、前記筋目溝に沿って各単位絶縁基板ごとにクラッキ
ングする。」を特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用・効果】このような製造方法によって得ら
れるサーマルプリントヘッドは、絶縁基板の表面に、銀
又はアルミ等のような熱良導体層を挟んでグレーズ層を
形成し、該グレーズ層における表面に前記抵抗層を、こ
の抵抗層の表面に前記個別電極体を各々形成した構成で
あることにより、前記各個別電極体と共通電極体との間
における各発熱部で発生した熱は、グレーズ層を介し
て、当該グレーズ層の絶縁基板との間に形成した前記熱
良導体層に伝達し、この熱良導体層から大気中に放熱さ
れると共に、この熱良導体層から絶縁基板を介してその
裏面における放熱板にも逃げることになるから、前記各
発熱部からの放熱性、ひいては、高速印字性能を大幅に
向上できるのであり、しかも、前記グレーズ層のうち前
記絶縁基板における先端面の部分には、この先端面から
の凹み面を設けて、この凹み面に、前記共通 電極体を、
前記先端面に沿って延びるように形成した構成であるこ
とにより、前記共通電極体における幅寸法を、前記グレ
ーズ層における厚さ方向に増大することができるから、
前記共通電極体における幅寸法を確保した状態で、換言
すると、当該共通電極体における幅寸法を狭くすること
なく、この共通電極体と前記各個別電極体との間におけ
る各発熱部を、前記絶縁基板における先端面に対して近
付けることができ、表面凹凸の大きいラフ紙に対する印
字性能を確実に向上できるのである。
れるサーマルプリントヘッドは、絶縁基板の表面に、銀
又はアルミ等のような熱良導体層を挟んでグレーズ層を
形成し、該グレーズ層における表面に前記抵抗層を、こ
の抵抗層の表面に前記個別電極体を各々形成した構成で
あることにより、前記各個別電極体と共通電極体との間
における各発熱部で発生した熱は、グレーズ層を介し
て、当該グレーズ層の絶縁基板との間に形成した前記熱
良導体層に伝達し、この熱良導体層から大気中に放熱さ
れると共に、この熱良導体層から絶縁基板を介してその
裏面における放熱板にも逃げることになるから、前記各
発熱部からの放熱性、ひいては、高速印字性能を大幅に
向上できるのであり、しかも、前記グレーズ層のうち前
記絶縁基板における先端面の部分には、この先端面から
の凹み面を設けて、この凹み面に、前記共通 電極体を、
前記先端面に沿って延びるように形成した構成であるこ
とにより、前記共通電極体における幅寸法を、前記グレ
ーズ層における厚さ方向に増大することができるから、
前記共通電極体における幅寸法を確保した状態で、換言
すると、当該共通電極体における幅寸法を狭くすること
なく、この共通電極体と前記各個別電極体との間におけ
る各発熱部を、前記絶縁基板における先端面に対して近
付けることができ、表面凹凸の大きいラフ紙に対する印
字性能を確実に向上できるのである。
【0011】本発明の製造方法によると、素材体に、当
該素材板を各単位絶縁基板ごとにクラッキングするため
の筋目溝を刻設することにより、この筋目溝によって、
グレーズ層に対して絶縁基板の先端面からの凹み面を、
同時に成形することができると共に、一枚の素材板から
複数個のサーマルプリントヘッドを製作することができ
るから、前記のように高速印字性能とラフ紙に対する高
い印字性能とを有するサーマルプリントヘッドを、安価
に製造できる効果を有する。
該素材板を各単位絶縁基板ごとにクラッキングするため
の筋目溝を刻設することにより、この筋目溝によって、
グレーズ層に対して絶縁基板の先端面からの凹み面を、
同時に成形することができると共に、一枚の素材板から
複数個のサーマルプリントヘッドを製作することができ
るから、前記のように高速印字性能とラフ紙に対する高
い印字性能とを有するサーマルプリントヘッドを、安価
に製造できる効果を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
【0013】図1及び図2は、請求項1に対する実施例
を示し、この図において符号10は、一つのサーマルプ
リントヘッドAを構成するセラミック製の絶縁基板を示
し、該絶縁基板10の下面には、アルミ合金製の放熱板
11が密接している。
を示し、この図において符号10は、一つのサーマルプ
リントヘッドAを構成するセラミック製の絶縁基板を示
し、該絶縁基板10の下面には、アルミ合金製の放熱板
11が密接している。
【0014】前記絶縁基板10の上面に、銀又はアルミ
等のような熱良導体層12を適宜厚さに形成し、更に、
この熱良導体層12の上面に、適宜厚さのグレーズ層1
3を形成する一方、前記グレーズ層13及び前記熱良導
体層12のうち、前記絶縁基板10における先端面10
aの部分に、この先端面10aからの傾斜状の凹み面1
4を設ける。
等のような熱良導体層12を適宜厚さに形成し、更に、
この熱良導体層12の上面に、適宜厚さのグレーズ層1
3を形成する一方、前記グレーズ層13及び前記熱良導
体層12のうち、前記絶縁基板10における先端面10
aの部分に、この先端面10aからの傾斜状の凹み面1
4を設ける。
【0015】そして、前記グレーズ層13の上面に、薄
膜状の抵抗層15を、当該抵抗層15が前記凹み面14
まで延びるように形成し、更に、この抵抗層15の上面
に、多数本の薄膜状の個別電極体16を、当該各個別電
極体16が前記先端面10aに向かって延びるように形
成する。
膜状の抵抗層15を、当該抵抗層15が前記凹み面14
まで延びるように形成し、更に、この抵抗層15の上面
に、多数本の薄膜状の個別電極体16を、当該各個別電
極体16が前記先端面10aに向かって延びるように形
成する。
【0016】更に、前記抵抗層15のうち前記凹み面1
4の部分における表面に、同じく薄膜状の共通電極体1
7を、当該共通電極体17が前記先端面10aに沿って
延びるように形成して、該共通電極体17と前記各個別
電極体16と間に発熱部18を形成する。
4の部分における表面に、同じく薄膜状の共通電極体1
7を、当該共通電極体17が前記先端面10aに沿って
延びるように形成して、該共通電極体17と前記各個別
電極体16と間に発熱部18を形成する。
【0017】なお、符号19は、ガラス等による保護膜
である。
である。
【0018】このように、絶縁基板10の上面に、銀又
はアルミ等のような熱良導体層12を挟んでグレーズ層
13を形成し、該グレーズ層13の上面に前記抵抗層1
5を形成し、更に、この抵抗層15の表面に多数本の個
別電極体16を形成する構成にしたことにより、前記各
個別電極体16と共通電極体17との間における各発熱
部18で発生した熱は、グレーズ層13を介して、当該
グレーズ層13の絶縁基板10との間に形成した前記熱
良導体層12に伝達し、この熱良導体層12から大気中
に放熱されると共に、この熱良導体層12から絶縁基板
10を介してその裏面における放熱板11にも逃げるこ
とになるから、前記各発熱部18からの放熱性を大幅に
向上できる。
はアルミ等のような熱良導体層12を挟んでグレーズ層
13を形成し、該グレーズ層13の上面に前記抵抗層1
5を形成し、更に、この抵抗層15の表面に多数本の個
別電極体16を形成する構成にしたことにより、前記各
個別電極体16と共通電極体17との間における各発熱
部18で発生した熱は、グレーズ層13を介して、当該
グレーズ層13の絶縁基板10との間に形成した前記熱
良導体層12に伝達し、この熱良導体層12から大気中
に放熱されると共に、この熱良導体層12から絶縁基板
10を介してその裏面における放熱板11にも逃げるこ
とになるから、前記各発熱部18からの放熱性を大幅に
向上できる。
【0019】また、前記グレーズ層13及び熱良導体層
12のうち前記絶縁基板10における先端面10aの部
分には、この先端面10aからの傾斜状の凹み面14を
設けて、この凹み面14に、前記共通電極体17を、前
記先端面10aに沿って延びるように形成したことによ
り、前記共通電極体17における幅寸法を、前記グレー
ズ層13における厚さ方向に増大することができるか
ら、前記共通電極体17における幅寸法を確保した状態
で、換言すると、当該共通電極体17における幅寸法を
狭くすることなく、この共通電極体17と前記各個別電
極体16との間における各発熱部18から、前記先端面
10aまでの寸法Sを、前記従来の場合よりも小さくす
ることができる。
12のうち前記絶縁基板10における先端面10aの部
分には、この先端面10aからの傾斜状の凹み面14を
設けて、この凹み面14に、前記共通電極体17を、前
記先端面10aに沿って延びるように形成したことによ
り、前記共通電極体17における幅寸法を、前記グレー
ズ層13における厚さ方向に増大することができるか
ら、前記共通電極体17における幅寸法を確保した状態
で、換言すると、当該共通電極体17における幅寸法を
狭くすることなく、この共通電極体17と前記各個別電
極体16との間における各発熱部18から、前記先端面
10aまでの寸法Sを、前記従来の場合よりも小さくす
ることができる。
【0020】なお、前記先端面10aからの凹み面14
は、傾斜状に形成することに代えて、図3に示すよう
に、前記先端面10aと略平行な凹み面14aに形成し
ても良いのであり、また、前記図示した実施例のよう
に、凹み面14,14aを、前記熱良導体層12の部分
まで延びるように形成することにより、前記抵抗層15
及び共通電極体16を前記熱良導体層12の部分まで延
長する一方、前記熱良導体層16を銀又はアルミ等のよ
うな電気の良導体製に構成すると、前記共通電極体16
は、電気の良導体である熱良導体層16に対して電気的
に導通することになり、換言すると、前記熱良導体層1
6を、共通電極体として兼用することができるから、前
記共通電極体16における電圧ドロップをより低減する
ことができる利点を有する。
は、傾斜状に形成することに代えて、図3に示すよう
に、前記先端面10aと略平行な凹み面14aに形成し
ても良いのであり、また、前記図示した実施例のよう
に、凹み面14,14aを、前記熱良導体層12の部分
まで延びるように形成することにより、前記抵抗層15
及び共通電極体16を前記熱良導体層12の部分まで延
長する一方、前記熱良導体層16を銀又はアルミ等のよ
うな電気の良導体製に構成すると、前記共通電極体16
は、電気の良導体である熱良導体層16に対して電気的
に導通することになり、換言すると、前記熱良導体層1
6を、共通電極体として兼用することができるから、前
記共通電極体16における電圧ドロップをより低減する
ことができる利点を有する。
【0021】また、図4〜図11は、前記したサーマル
プリントヘッドAの製造方法の実施例を示すものであ
る。
プリントヘッドAの製造方法の実施例を示すものであ
る。
【0022】先づ、図4に示すように、一つのサーマル
プリントヘッドAを構成する単位絶縁基板10の複数枚
(本実施例では、4枚)を一体的に連結した素材板20
を用意し、この素材板20の上面に、図5及び図6に示
すように、銀等の熱良導体層12を適宜厚さに形成し、
次いで、この熱良導体層12の上面に、グレーズ層13
を適宜厚さに形成する。
プリントヘッドAを構成する単位絶縁基板10の複数枚
(本実施例では、4枚)を一体的に連結した素材板20
を用意し、この素材板20の上面に、図5及び図6に示
すように、銀等の熱良導体層12を適宜厚さに形成し、
次いで、この熱良導体層12の上面に、グレーズ層13
を適宜厚さに形成する。
【0023】なお、前記熱良導体層12は、前記素材板
20の上面に対して銀ペーストを適宜厚さに塗着したの
ち、加熱・焼成することによって成形する。
20の上面に対して銀ペーストを適宜厚さに塗着したの
ち、加熱・焼成することによって成形する。
【0024】また、前記グレーズ層13も、前記熱良導
体層12の上面に対して、ガラスペーストを適宜厚さに
塗着したのち加熱・焼成することによって成形する。
体層12の上面に対して、ガラスペーストを適宜厚さに
塗着したのち加熱・焼成することによって成形する。
【0025】次いで、図7及び図8に示すように、前記
各単位絶縁基板10の境目の部分に、前記素材板20を
各単位絶縁基板10ごとにクラッキングするための断面
V型又はU型の筋目溝21を、当該筋目溝21が前記グ
レーズ層13及び前記熱良導体層12を越えて素材板2
0に達する深さに刻設する。
各単位絶縁基板10の境目の部分に、前記素材板20を
各単位絶縁基板10ごとにクラッキングするための断面
V型又はU型の筋目溝21を、当該筋目溝21が前記グ
レーズ層13及び前記熱良導体層12を越えて素材板2
0に達する深さに刻設する。
【0026】この場合において、前記筋目溝21におけ
る左右両溝面21a,21bが、前記図1及び図3にお
ける凹み面14,14aになる。
る左右両溝面21a,21bが、前記図1及び図3にお
ける凹み面14,14aになる。
【0027】そして、前記グレーズ層13の上面に、図
9に示すように、薄膜状の抵抗層15を、当該抵抗層1
5が前記筋目溝21における左右両溝面21a,21b
にまで延びるように形成したのち、この抵抗層15の上
面に、図10に示すように、複数本の個別電極体16を
形成する一方、前記抵抗層13のうち前記筋目溝21に
おける左右両溝面21a,21bの部分における表面
に、共通電極体17を、前記筋目溝21に沿って延びる
ように成形する。
9に示すように、薄膜状の抵抗層15を、当該抵抗層1
5が前記筋目溝21における左右両溝面21a,21b
にまで延びるように形成したのち、この抵抗層15の上
面に、図10に示すように、複数本の個別電極体16を
形成する一方、前記抵抗層13のうち前記筋目溝21に
おける左右両溝面21a,21bの部分における表面
に、共通電極体17を、前記筋目溝21に沿って延びる
ように成形する。
【0028】次いで、全体に、二点鎖線で示すように、
ガラス等の保護膜19を形成したのち、前記素材板20
を、図11に示すように、各筋目溝21の箇所において
各単位絶縁基板10ごとにクラッキングすることによ
り、一枚の素材板20から複数個(本実施例では4個)
のサーマルプリントヘッドAを製造することができるの
である。
ガラス等の保護膜19を形成したのち、前記素材板20
を、図11に示すように、各筋目溝21の箇所において
各単位絶縁基板10ごとにクラッキングすることによ
り、一枚の素材板20から複数個(本実施例では4個)
のサーマルプリントヘッドAを製造することができるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるサーマルプリントヘ
ッドの拡大縦断正面図である。
ッドの拡大縦断正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の第2実施例によるサーマルプリントヘ
ッドの拡大縦断正面図である。
ッドの拡大縦断正面図である。
【図4】素材板の斜視図である。
【図5】前記素材板に熱良導体層及びグレーズ層を形成
したときの斜視図である。
したときの斜視図である。
【図6】図5のVI−VI視拡大断面図である。
【図7】筋目溝を刻設したときの斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII視拡大断面図である。
【図9】抵抗層を形成したときの拡大断面図である。
【図10】個別電極体及び共通電極体を形成したときの
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図11】前記素材板を単位絶縁基板ごとにクラッキン
グしたときの拡大断面図である。
グしたときの拡大断面図である。
【図12】従来におけるサーマルプリントヘッドの拡大
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図13】図12の平面図である。
A サーマルプリントヘッド 10 絶縁基板 10a 絶縁基板の先端面 11 放熱板 12 熱良導体層 13 グレーズ層 14,14a 凹み面 15 抵抗層 16 個別電極体 17 共通電極体 18 発熱部 19 保護膜 20 素材板 21 筋目溝 21a,21b 筋目溝の左右両溝面
Claims (1)
- 【請求項1】 一つのサーマルプリントヘッドを構成する
単位絶縁基板の複数枚を一体的に連接した素材板の表面
に、銀又はアルミ等のような熱良導体層を形成すること
に続いて、この熱良導体層の表面にグレーズ層を成形
し、次いで、前記各単位絶縁基板の境目の部分に、前記
素材板を各単位絶縁基板ごとにクラッキングするための
筋目溝を、当該筋目溝が前記グレーズ層及び前記熱良導
体層を越えて素材板に達する深さに刻設し、次いで、前
記グレーズ層の表面に、薄膜状の抵抗層を形成すること
に続いて、この抵抗層の表面に多数本の薄膜状個別電極
体を形成し、更に、前記筋目溝における左右両溝面に、
薄膜状の共通電極体を前記筋目溝の長手方向に沿って延
びるように形成したのち、前記素材板を、前記筋目溝に
沿って各単位絶縁基板ごとにクラッキングすることを特
徴とするサーマルプリントヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8763291A JP3167347B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | サーマルプリントヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8763291A JP3167347B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | サーマルプリントヘッドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04296574A JPH04296574A (ja) | 1992-10-20 |
| JP3167347B2 true JP3167347B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=13920352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8763291A Expired - Fee Related JP3167347B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | サーマルプリントヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3167347B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019324A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 車両用シートベルト装置 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP8763291A patent/JP3167347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019324A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 車両用シートベルト装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04296574A (ja) | 1992-10-20 |
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