JP3172382B2 - 等化装置を備えた高速の量子化レベルサンプリングモデム - Google Patents
等化装置を備えた高速の量子化レベルサンプリングモデムInfo
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Description
ークデータに使用される通信技術に関するものである。
使用したデータ通信のための伝送媒体としてしばしば使
用される。今日使用されている電話ネットワークの多く
は、デジタル伝送を採用している。しかしながら、従来
の電話およびモデムにより発生される信号はデジタルよ
りもむしろアナログであることから、これら2つのフォ
ーマットの間の変換が必要となり、これは電話会社の中
央局において行われる。顧客の宅内装置からのアナログ
信号は「ループ」と呼ばれるワイヤ対を通って中央局に
伝送される。中央局では、アナログループ信号はサンプ
リングされて、ネットワークを通って伝送するためのデ
ジタルデータストリーム、つまりデジタルワードのシー
ケンスに変換される。逆に、ネットワークから中央局に
到達するデジタルデータストリームは、ループから適当
な顧客にアナログ伝送するために、アナログ形式に変換
し直される。
をデジタルストリームとして符号化するための様々な標
準を採用している。例えば、米国内で使用されているP
STN(Public Switched Telep
hone Network)では、アナログライン信号
が約3kHzに帯域制限されて、次いで125マイクロ
秒毎にサンプリングされ(秒当たり8000サンプ
ル)、各サンプルは、μ法則と呼ばれる非線形の配置規
則に従って、255の可能性のある量子化レベルの1つ
にマッピングされる、符号化方式を利用している。各サ
ンプルに選択される量子化レベルは、サンプル電圧に近
似したものであり、このレベルは次いで8ビットデジタ
ルワードとして表現される。このようにして、アナログ
ライン信号は、秒当たり8000の8ビットワードで構
成される64キロビット/秒のデータストリームとして
表現される。この変換プロセス、およびデジタルストリ
ームをアナログ形式に変換し直す際の逆のプロセスは、
エンコーダ/デコーダあるいはCODECとして知られ
る装置により中央局において行われる。
ジタルへの変換プロセスは、信号への歪みを本質的に伴
う。この歪みは、量子化歪みと呼ばれ、アナログ電圧サ
ンプルを近似の量子化レベルにマッピングすることに起
因するものである。μ法規則は、知覚的に不愉快でない
量子化歪みのレベルを維持しながら、8ビットよりはる
かに大きいダイナミックレンジを有する音声信号を8ビ
ットサンプルに符号化するのを許容するように設計され
ている。
て、電話システムの顧客はモデムを使用してデジタル信
号を伝送および受信するためにネットワークを利用する
場合がある。モデムは、顧客の信号データシーケンスを
帯域制限されたアナログ信号に変換する作業を行い、こ
のアナログ信号は音声信号のように電話ネットワークを
通って伝送される。着信の顧客の宅内装置におけるモデ
ムはアナログモデム信号を受信し、これを伝送されたデ
ジタルシーケンスに変換し直す。ここでの重要な点は、
現在の技術における従来のモデムは、事実上、電話ネッ
トワークを雑音のないアナログチャネルであるとして取
り扱っていることである。つまり、従来のモデムでは、
電話ネットワークにおけるアナログからデジタルおよび
デジタルからアナログへの変換の効果を明白に考慮に入
れておらず、このため、これらモデムにより発生された
アナログ信号は通常の音声信号のように同様な量子化歪
みを受けてしまうのである。この歪みは、量子化歪みと
呼ばれ、大きくはないものの、モデムの伝送速度の増大
とともに顕著な損害を及ぼす。主に量子化ノイズにおけ
る制限された効果により、現在の技術における従来のモ
デムは、大体20キロビット/秒(kbps)の最大チ
ャネルデータレートにおいて動作する。
な概念は、その振幅レベルが電話ネットワークにより用
いられる量子化レベルであるように選択されるパルス振
幅変調(PAM)を用いることによって量子化歪の効果
が回避できるということである。ユーザのデータは、こ
の量子化レベルと等化なチャンネル記号アルファベット
(アナログデータを対応するデジタル値にマッピングす
るのに用いられる境界値)に符号化されデジタル形式で
ネットワークを横切って伝送される。ここで、この原理
を使用したモデムを「量子化レベルサンプリング(QL
S)のモデム」と呼ぶ。
害の1つとして、従来のモデムに使用されている方法が
直接的にQLS量子化問題に応用できないことから、含
有される量子化の顕著な問題を打ち消すための、理論的
および実用上における、適当なフレームワークが不足し
ていることが挙げられる。しかしながら、本発明者は、
ビー.アール.ピーターソン(B.R.Peterso
n)およびディ.ディ.ファルコナー(D.D.Fal
coner)の「ミニマム ミーン−スクエアイクアラ
イゼイション イン サイクロステーショナリィ イン
ターフェアランス−アナリシィズ アンド サブスクラ
イバー ライン カリキュレイション(Minimun Mean-S
quare Equalization in Cyclostationary Interference
-Analysis and Subscriber Line Calculation)」、I
EEE JSAC,Vol.SAC−9,No.6の第
931〜940頁に記載されているような、多ユーザ通
信システムにおける等化の理論の特徴をQLS等化問題
にいままで実現できなかった方法で適用することを実現
することができた。よって、多ユーザデータ通信システ
ムは本発明のある特徴の基礎となる理論を示しているか
もしれないが、本発明のように単一のユーザのモデムに
この技術を使用あるいは適用することはいまだかってな
かったことなのである。
向において、CODECにより検出された電圧サンプル
がモデムにより伝送されたネットワークの量子化レベル
に等価であり、また中央局からモデムへの伝送の方向に
おいて、モデムにより検出された電圧サンプルがCOD
ECにより符号化されたネットワークの量子化レベルに
等価であるような方法で、複数の送信機フィルタおよび
複数の受信機フィルタを採用することで、エンド・ツー
・エンドのデジタル電話システムネットワークの各ルー
プを個々に等化するための手段を含んだ、量子化レベル
サンプリング(QLS)モデムである。本発明はまた、
上記のデジタル電話システムネットワークおよび複数の
QLSモデムを含んだQLSモデム通信システムを含
む。好ましい実施例においては、電話システムネットワ
ーク内の適応サービスユニットが、送信機および受信機
フィルタの設定の決定における助力となる。
細に説明する。上記した通り、本発明は、モデムから中
央局への伝送の方向において検出された電圧サンプルが
モデムにより伝送されたネットワークの量子化レベルに
等価であり、また中央局からモデムへの伝送の方向にお
いて、モデムにより検出された電圧サンプルがコーダ/
デコーダにより符号化されたネットワークの量子化レベ
ルに等価であるような方法で、複数の送信機フィルタお
よび複数の受信機フィルタを採用することで、エンド・
ツー・エンドのデジタル電話システムネットワークの各
ループを個々に等化するための手段を含んだ、モデムを
含むものである。よって、本発明の量子化レベルサンプ
リングモデムあるいはQLSモデムは、線形あるいは非
線形量子化規則を基づく電話システムネットワークに拘
らず、いかなるデジタル電話システムネットワークを利
用することができる。この種の電話システムネットワー
クは、限定されることはないが、現在使用されているμ
法ネットワーク、および本発明の高速QLSの好ましい
例であるμ法モデムを含むものである。
で、送信機フィルタ9、11および13で示した送信フ
ィルタX1 (t)、X2 (t)、…、XM (t)を使用
して、記号シーケンス3、5および7のような、記号シ
ーケンス{an 1 }{an 2}、…、{an M }をMユ
ーザが送信する多ユーザデータ通信システムの理論モデ
ル1を示したものである。ここで、各ユーザからの記号
はそれらのそれぞれの送信フィルタの入力に時間ntで
到達すると仮定する。全ての送信フィルタの出力は送信
機サマー(合計器)15において合計され、この結果得
られた信号は、線形時間不変チャネル17である、h
(t)を通って送信される。元の送信されたシーケンス
の、出力19、21および23により表現される、推定
値{an 1}、{an 2 }、…、{an M }は、チャネ
ル出力信号がフィルタ25、27および29のようなM
並列受信フィルタ、r1 (t)、…、rM (t)を通過
し、および受信機出力信号を時間nt+Δにおいてサン
プリングすることで形成される。ただし、Δはシステム
グループ遅延である。
いて研究されている。例えば、ビー.アール.ピーター
ソン(B.R.Peterson)およびディ.ディ.
ファルコナー(D.D.Falconer)の「ミニマ
ム ミーン−スクエア イクアライゼイション イン
サイクロステーショナリィ インターフェアランス−ア
ナリシィズ アンド サブスクライバー ライン カリ
キュレイション(Minimun Mean-Square Equalization i
n Cyclostationary Interference-Analysis and Subscr
iber Line Calculation)」、IEEE JSAC,V
ol. SAC−9,No.6の第931〜940頁を
参照。これには、仮にh(t)が少なくともM/Tの2
サイドのスペクトルサポートを有する場合には、送信機
および受信機フィルタを、Mデータストリームのそれぞ
れを他からの干渉なしに回復できるように特定すること
が可能である、ことが示されている。この状態を実現す
る送信機および受信機フィルタのセットは、普遍化され
たゼロ・フォーシング(GZF)規範に合致するものと
される。ここでの重要な点は、GZF規範の満足には送
信機および受信機フィルタの双方が、特定のスペクトル
要件を満たすことが必要であることである。一般的に
は、送信機フィルタが任意に選択された場合には、GZ
F条件を実現する受信機フィルタが存在することは保証
されない。同様に、受信機フィルタが任意に選択された
場合には、GZF条件を実現できる送信機フィルタが存
在することの保証はない。
のスペクトル要件を満たすことを条件として、送信機フ
ィルタのセットあるいは受信機フィルタのセットが固定
され、また一方が他のセットを選択することに対して融
通性を持っている場合には、GZF規範は合致できるの
である。特に、固定されたセットの構成要素が純粋遅延
要素であり、遅延値の2つが同じでない場合には、これ
らのスペクトル要求はほぼ常に満足され、他のフィルタ
のセットをGZF規範を実現するように選定することが
可能となる。よって、例えば、 Xj (t)=δ(t−θj ) j=1,2,…,M (1) ここで、δ(・)はクロネッカーのデルタであり、θj
が異なれば、GZF規範を満足させる受信機r1
(t)、r2 (t)、…、rM (t)を決定することは
ほぼ可能となる。同様に、受信機が固定された遅延であ
る場合、つまり、 rj (t)=δ(t−θj ) j=1,2,…,M (2) であれば、GZF規範を満足させるX1 (t)、X2
(t)、…、XM (t)を決定することは可能である。
フィルタの概念は、図1の他ユーザシステムを、一人の
ユーザが、記号間の時間間隔が不均一である、1つの記
号ストリームを送信する単一ユーザシステムに再解釈す
ることを許容するという、興味深く重要な結果を持って
いる。この後者の解釈は、以下に示したように、μ法モ
デムの問題に直接的に応用することができる。(μ法モ
デムの問題−背景)
「POT(Plain Old Telephone
Service)」電話接続31の3つのダンデムの要
素33、35および37を示したものである。POT接
続のセクションAとCは、アナログ信号をユーザの電話
セット39および41からそれらの関連した市内交換局
43および45に伝達する加入者ループ33および37
である。中央局においては、アナログ信号は、デジタル
送信設備35を介してそれらの個々の着信の中央局に伝
送される、DS0として知られている、64kbpsの
デジタルデータストリームに変換される。着信終端で
は、デジタルデータストリームは、アナログ信号に再び
変換され、適当な着信ストップに送出される。
詳しい説明を行うに際して、送信の方向が、例えばユー
ザ1からユーザ2へのように、ただ1つの方向であると
して考える。中央局43においては、ユーザ1のループ
信号は、8kサンプル/秒のレートにおける第1のアナ
ログ信号のサンプリングにより、デジタル形式に変換さ
れ、次いで、これらのサンプルは、μ法として知られて
いる非線形の量子化を使用して、アナログサンプルの8
ビットデジタル表現に変換される。μ法規則は、知覚的
に不愉快でない量子化歪みのレベルを維持しながら、8
ビットよりはるかに大きいダイナミックレンジを有する
音声信号を8ビットサンプルに符号化するのを許容する
ように設計されている。(歪みはアナログ電圧サンプル
を255の可能性のある量子化レベルの1つにマッピン
グすることに起因する。)ユーザ2の中央局45では、
ユーザ1から入来したDS0ストリームを、μ法量子化
マッピング規則を逆用することで、アナログ形式に変換
し直し、またこの結果得られた反量子化されたサンプル
をアナログ形式に変換し直す。量子化および反量子化の
動作は、CODEC(コーダ/デコーダ)として知られ
ている装置により、中央局において行われる。
てPOTSネットワークを介してデジタルデータを伝送
する。従来のモデムでは、ユーザのデジタルデータのシ
ーケンスは、POTSループにおいて利用可能である約
3kHzのバンド幅で伝送される帯域制限されたアナロ
グ記号として、表現される。遠方の終端における適応モ
デムは、アナログ信号を受信し、これを送信されたデジ
タルシーケンスに変換し直す。ここでの重要な点は、従
来のモデムは、公衆電話伝送システムに固有であるアナ
ログからデジタルへの変換およびμ法符号化プロセスを
明確に考慮に入れていないことであり、よって、このモ
デムにより発生されたアナログ信号は音声信号が受けの
と同じ量子化歪みを受けてしまう。この歪みは、量子化
ノイズと称される、加法性ノイズのような干渉として、
受信されたアナログ信号に現れる。量子化ノイズは小さ
いけれども、モデムの伝送速度の増大とともに有限な損
害を及ぼす。(理論的な限界は一般的には32kbps
の前後であると考えられるが、特定の接続に依存する。
実際上の問題としては、現在利用できる従来のモデム
は、約20Kbpsの最大チャネルデータレートで動作
する。)
は、エンド・ツー・エンドのPOTS接続の各レッグを
等化することで、量子化歪みの効果を避けること、およ
び、チャネル記号アルファベットのようにμ法量子化レ
ベル自体を利用することである(ここで、「レッグ」と
は、簡易な旧式電話サービス(POTS)の各端末にお
ける接続を指す)。モデムは、次いで、このアルファベ
ットを使用し、正確な等化であると仮定し、送信レッグ
のCODECにより検知されたアナログサンプルが伝送
された記号自体として、つまりμ法量子化レベルで、信
号を送る。このようにして、伝送された記号シーケンス
は、デジタル形式でネットワークを通って明確に伝送さ
れる。同様に受信レッグにおいては、CODECデコー
ダを駆動するデジタルシーケンスは、元の送信された記
号シーケンスの2倍となる。ここで述べたように、受信
機において受信レッグのループの適当な等化を持たせる
ことで、この記号シーケンスは元のユーザデータに回復
され、また再マッピングされる。
ーザ1からユーザ2への伝送方向だけの場合を再度考察
する。まず、ループが、4kHz以下の利用可能な帯域
幅を有し、また8000記号/秒のCODECのサンプ
リングレートに等しい記号レートでPAM(Pulse
Amplitude Modulation)信号を
サポートすることができる、理想的なPOTS接続のバ
ージョンを考える。また、ユーザのデータを、秒あたり
約8ビットでマッピングすることができる255ポイン
トの1次元信号群を有するように、PAM記号アルファ
ベットとしてμ法量子化レベルを選択する。これらの仮
定をした状態においては、CODEC1により検知され
る各電圧は、ユーザ1による送信されたμ法量子化レベ
ルに正しく対応し、よって、デジタル設備を介しての伝
送のための8ビットデジタル値に対応するものとして表
現される。送信設備により導入される誤差がないと仮定
すると、同じ電圧サンプルシーケンスが、CODEC2
の出力において生成され、これは受信レッグを駆動す
る。再度、受信レッグループが適切に等化され、受信機
が8kHzでサンプリングし、また送信された量子化レ
ベル記号シーケンスを回復し、次いで、元の送信された
ユーザデータにマッピングし直されると仮定する。この
ような理想的な仮定の下では、原則的には、最大に近い
64kbpsのDS0伝送レートが達成できる。
慮すべき点がある。その第1のものは、ループが帯域制
限されていることである。この帯域制限は、CODEC
内の帯域通過フィルタによるものであり、これにより使
用可能な周波数応答が約300Hzから3.3kHzに
制限される。基本的なナイキスト理論によれば、WHz
の2サイド帯域幅を備えたチャネルは、W記号/秒より
大きいレートにおいて低い歪みの信号を保持することが
できる。よって、利用可能な2サイドのループ帯域幅が
約6kHzであれば、最大記号レートは約6キロ記号/
秒に減じられ、約48kbpsのレートにおける伝送は
実際の帯域幅を考慮に入れた場合でもまだ実行可能であ
る。これは、現在の技術における従来の音声帯域モデム
の能力を越えた顕著な改良点である。
術はμ法の問題に直接適用することができないことであ
る。従来のモデムはダンデムされたループおよびネット
ワークを、エンド・ツ−・エンドの等化だけが必要な混
成のチャネルとして扱っている。μ法モデムのために
は、等化するための2つの独立したチャネルが必要とな
る。更に、μ法モデムは特定の記号セットを利用し、ま
たネットワークにより賦課されたサンプリング特性に従
わなければならない。ループ帯域幅を有効に利用するた
めには、これらのネットワークで賦課されたサンプリン
グ特性は、必ずしも均一に離間されていない記号サンプ
リング時間において、CODECへデータ記号を伝え、
またCODECからデータ記号を受信することが必要と
なる。単一の等化器を利用した従来の等化装置は、これ
らの特定化されたサンプリング要求に適合するためには
不十分である。よって、表面上の類似点はあるものの、
従来の技術をμ法等化問題に適用するかは明確ではない
のである。本発明は、上記した多ユーザの等化技術を、
いまだかって実現されなかった方法でμ法問題に適用す
ること基づく、新規な高速モデムに関するものである。
(多ユーザシステムのμ法問題への適用)
規範を実現するように決定される、図1の多ユーザシス
テムを考える。この場合、多ブランチ受信機は、図3A
および3Bに示したように単純化される。これらの図に
おいて、送信記号シーケンス3、5および7、送信機フ
ィルタ9、11および13、送信機サマー15および線
形で時間不変のチャネル17などは図1と同じであり、
同じ番号を付した。ここでは、多数の純粋遅延の受信機
フィルタ51、52および55(図3A)は、チャネル
出力をnT+θj +Δでサンプリングするサンプラー
(標本化器)61(図3B)に減らされている。これ
は、μ法モデムの送信レッグに適用できる解釈である。
このGZF多ユーザシステムの解釈では、M個の記号シ
ーケンスは、1/T記号/秒のレートでそれぞれ送信す
るM個の独立のユーザによるものではなく、1つのM/
Tレート記号シーケンスを送信する単一のユーザによる
ものと考えられる。この単独のユーザは、この作業のた
めにM個のGZF送信機フィルタを、自らのレートであ
るM/T記号シーケンスをM個の1/Tレート記号シー
ケンスにグループ化することにより利用し、またM個の
フィルタのすべての出力を合計して自らの送信された信
号69を形成する。利用可能な2サイドのチャネル帯域
幅が少なくともM/Tであり、またθj が全て異なって
いる限り、上記の通り、GZF送信機フィルタを設計す
ることはほぼ常に可能であり、時間nT+θj +Δにお
けるチャネル出力がj番目の送信機からのn番目に送信
された記号となる。
のようにマッピングされる。送信レッグの「受信機」
は、8kサンプル/秒で均一に送信するCODECであ
る。送信レッグが少なくとも6kHzの2サイドの帯域
幅を有し、また6k記号/秒のレートで記号のシーケン
ス(量子化レベル)をこの帯域幅を介して、これらの送
信レッグの受信側において各8サンプルの中から、これ
らの6つが量子化レベルとして送信されるように、送信
する場合を考える。(利用可能な2サイドの帯域幅の6
kHzを備え、各8サンプルの中から最大6つを任意に
選択できるナイキスト理論から従来より知られてい
る。)これは、M=6、1/T=1kHzのGZF送信
機アレイ、および時間nT+θj +Δにおいて、例え
ば、θj =(j−1)T/8、 j=1、2、…、6
(但し、jの値は逐次的であることが好ましいが、jの
値は、非逐次的であると考えられており、これも本発明
の範囲に属するものである。)でサンプリングする純粋
遅延の受信機アレイ(つまり、サンプラー)を使用する
ことで達成される。よって、この装置により、125μ
sのチャネル出力サンプルの各8ビットの中の6が、送
信された量子化レベルに駆動され、所望の結果が得られ
るのである。(他の2つのサンプルの扱いは重要であ
り、これは以下に説明する。)
は、上記した要素は同じ番号を付した。ここで、上記と
同様に、Xj (t)が純粋に遅延要素であるときには、
フィルタ71、73および75(図4A)を備えたブラ
ンチ送信機は、図4Bのように再解釈され、交換器(コ
ミュテータ)77が送信された記号ストリームのそれぞ
れを、隣接する交換器位置の間に遅延θj をあけて順番
にサンプリングする。交換器77は更に、チャネル17
を駆動する単一のレート−M/Tで送信された記号スト
リーム79を、連続的な記号(図4C)の間の固定され
た遅延θj で解釈する。これは、μ法モデムの受信レッ
グに適用可能な解釈である。受信レッグのCODEC
は、μ法で符号化されたデジタルサンプルストリームを
アナログ量子化レベルのシーケンスに変換し、これを8
kサンプル/秒のレートで受信ループに駆動する。送信
レッグに関する上記の説明に従って、これらのサンプル
の各8の中の6つが遠隔の終端ユーザに送信される量子
化レベル(つまり、記号)である。この単一の記号スト
リームは、図4Cの装置により、再度M=6、1/T=
1kHz、および nT+θj 、θj =(j−1)T/8、 j=1、2、
…、6 である純粋遅延の送信機フィルタを備えたMユーザのG
ZFシステムとして解釈される。
ドの帯域幅を有している場合には、6つのフィルタr1
(t)、…、r6 (t)の組(つまり、受信等化器)を
GZF規範に適合するように設計することができる。こ
れら6つの等化器の出力は、多ユーザ記号レート、つま
り1ms毎に計算され、時間nT+Δにおけるj番目の
等化器の出力は、受信レッグCODECによる時間nT
+θj において送信された量子化レベルである。
プルの扱いについて説明する。次の説明は、利用可能な
2サイド帯域幅が6kHzで、CODECサンプリング
レートが8kHzで、また非ユーザデータ運搬サンプル
がCODECにnT+θ7 およびnT+θ8 で到達す
る、N=8、M=6の上記例の続きである。一般的に
は、これらのサンプルは、これが利用可能な帯域幅の6
kHzのための6k記号/sのナイキスト制限を破壊す
るために、任意のデータを運ぶためには使用することが
できない。7番目および8番目のサンプルを使用するた
めの研究は、等化器により緩和することができない記号
間の干渉を招く結果となっている。しかしながら、後述
するように、これらのサンプルが受信レッグのモデムの
サンプリングクロックをネットワークのサンプリングク
ロックと同期させる目的で使用できることが判った。
タ運搬(NUDB)サンプルの扱いを考察する。送信レ
ッグCODECでは、7番目と8番目のサンプルの値
は、過去およびこれに続く情報運搬記号、および送信機
フィルタのインパルス応答の関数である。一般的には、
これらのNUDBサンプルは、正確な量子化レベルでは
なく、このため、量子化レベルが実際のNUDBサンプ
ル値に近接しているのに対して、最後にネットワークを
横切って送信される。受信レッグにおいては、これらの
サンプルが現状のままの左であれば、受信レッグシステ
ムは、多ユーザ解釈において、右のむしろ6つの、並列
1k記号/秒のデータストリームと等価になる。これ
は、ナイキスト記号レート制限を破壊し、記号間の干渉
を生じる結果となる。つまり、受信レッグの等化器は、
2つの「余分の」データストリームからの干渉を除くこ
とができず、GZF規範を実現することができなくな
る。
受信レッグCODECにおいて、NUDBサンプルを強
制的に0にすることである。事実上、これは2つの「余
分な」データストリームを削減し、これにより、ナイキ
スト記号レート制限が回避され、受信レッグの等化器が
GZF規範を実現することができる。しかしながら、受
信等化器がGZF規範を実現することを許容するため
に、NUDBサンプルを強制的に0にする必要はない。
受信等化器により緩和されない干渉を減じることなく、
特定の記号の決定的パターン(つまり、量子化レベル)
を受信レッグ上でNUDBを使用して送信できることが
判った。特定のこのようなパターンは、交互シーケンス
{X7 、X8 、…、−X7 、−X8 }である。ここで、
X7 とX8は可能性のある量子化レベルの2つを示す。
このパターンの決定的な性質、および他の類似した特性
は、μ法のモデムの受信機においてネットワークのサン
プリングレートを決定する助力として好都合に使用する
ことができる。(本発明のμ法のモデムのための等化器
の適応型の決定)
に変わるため、QLSモデムのための等化器の設定もこ
れに適応して決定しなければならない。必要な適応関連
の仕事のいくつかは、モデムから分離された適応サービ
スユニット(ASU)により行われる。ASUは、図式
的には、ネットワーク内から等化の前にネットワークに
取り付けれたQLSモデムへの情報を観測および通信す
ることができる、電話システムネットワークに組み込ま
れたプログラムまたは信号処理装置である。
CODECからのデジタルサンプルシーケンスを監視
し、またこのシーケンスを取付けられたQLSモデムに
通信することができる。ASUはまた、監視されたCO
DECのサンプルシーケンスと公知のシーケンスとの間
の差に基づいてデジタルフィルタを推論することがで
き、またそのようなフィルタの係数を接続されたQLS
モデムに通信ことができる。これら2つの能力は、QL
Sモデムの送信機フィルタ(送信機の等化器)の設定の
決定の目的で使用することができる。ASUはまた、公
知のデジタルサンプルシーケンスをネットワークのCO
DECに供給または「詰め込む」することもできる。こ
の能力は、QLSモデムの受信機フィルタ(受信等化
器)の設定を決定する目的で使用される。以下の適用手
順の説明において、これらASUの能力が利用できるも
のと仮定する。
唯一の制限は、それらが異なることであったが、そうで
なければ任意であった。以下の説明を簡略化するため、
図3Bおよび4Cにおいて均一に離間されたサンプリン
グは、整数NとMを導入して、単一のユーザの問題のた
めには、CODECは送信機および受信機の双方でN/
T Hzにおいて均一にサンプリングし、利用可能な2
サイドの帯域幅はM/T Hzであり、またM/T記号
/秒の記号レートにおいてエンド・ツー・エンドに信号
出力することが好ましいと、仮定される。本発明のモデ
ムは、大きなネットワークを構成する現存のデジタル輸
送能力のサンプリング特性を緩和しなければならないた
め、この均一なサンプリング制限は、μ法問題の解決に
おいて好ましい。μ法モデムのためには、T=1ms、
N=8およびM=6を選択することが好ましい。よっ
て、CODEC(およびデジタル的に輸送された他のC
ODEC)により検知される8kHzのサンプルの各8
の中の6つが、ユーザ1により送信された記号に対応す
るような方法で、送信レッグを予め等化することが本発
明の目的の1つとなる。同様に、受信機において、サン
プルが均一に8kHzにおいてとられ、8つのサンプル
毎の中の6つが送信された記号に再度対応するような方
法で、受信レッグを後で等化することが本発明の他の目
的となる。しかしながら、以下の説明を一般的なものと
し、また他の可能性はあるが現在販売されている電話ネ
ットワーク交換システムではないものにも適用できるた
め、N、MおよびTが、現在適用されている市販の一例
である、T=1ms、N=8、およびM=6を基礎とす
る上記したμ法の問題のために使用される特定の数字よ
りもむしろ使用される。
の受信レッグの分離時間の等価を図5Aに示し、また同
様に送信レッグの場合を図5Bに示した。2つの等化器
99、101および103{ri (k),1≦i≦
M}、および等化器105、107および109{xi
(k),1≦i≦M}の2つのセットのための適用手順
は類似している。
ラムを考える。この構成では、混合のインパルス応答h
(k)97は、チャネルバンク受信側フィルタ、加入者
ループのインパルス応答、並びにモデムのフロント−エ
ンドのインパルス応答を結合したものを表す。ここで、
受信機は、ネットワークのタイミングを同期していると
仮定される。つまり、任意の位相差はあるものの、受信
機におけるサンプリングレートはネットワークサンプリ
ングレートと同一である。最終的には、シーケンス{a
i n }がri (k)の出力において回復されるように、
ri (k)、1≦i≦Mを適応的に決定することであ
る。この適応は、公知のデジタルシーケンスを適応サー
ビスユニットから受信機に送信し、また標準の等化方
法、たとエアLMSアルゴリズムを使用することで行わ
れる。重要な点は、各受信機ri (k)は、それぞれG
ZF規範に合致するように(つまり、ri がその遠隔の
同位Xi に応じた混成のチャネルを等化し、同時に非同
位の送信機xj、j≠iからの干渉を抑制するよう
に)、またそこに存在するナイキスト理論を保証するよ
うに、独立して適応できることである。
信レッグCODECを公知の基準の擬ランダムμ法によ
る、 a1 1 、a2 1 、a3 1 、…、aM 1 、O…0、a1
2 、a2 2 、a3 2 、…、aM 2 、0…0、… (3) の形態の記号シーケンス111により駆動することで、
達成される。ここで、擬ランダム記号シーケンス111
の各Nサンプル「」は、N−Mゼロを伴う、Mの非0の
サンプルai n (1≦i≦)から構成される。受信機出
力は、記号周期に一度(つまり、各N入力サンプル毎に
1度)計算され、また次いで、これらの記号離間出力と
公知の基準シーケンスから交互にとった対応する記号と
の間の差に基づいて、通常のLMSセンスに係数が適合
される。(よって、i番目の受信機は基準として上記の
シーケンスからのan i だけを使用する。)この方法を
使用して、ri (k)のそれぞれを他から独立に適応す
ることができ、または、必要であれば、適応を全てのr
i (k)に対して一度に実行される。ここで、また、適
応サービスユニットが受信レッグCODECに公知の基
準シーケンスを供給したと仮定した場合でも、送信レッ
グの等化が最初に行われたとするならば、このシーケン
スは、原理的には、ユーザ1の送信機により供給された
ものとなる。
を図5Bに示した。ここでの適応手順は、受信機のため
のものと同様であるが、いくつかの重要な点が異なって
いる。最初に、チャネル応答は適応ユニットにより、当
該チャネルを公知のサンプルにより駆動し、また、h
(k)の出力サンプル113の量子化値とチャネルの出
力サンプルとの間の差を最小限とするチャネル評価、h
(k)を構成することで、評価される。LMSアルゴリ
ズムはこの目的のためにも再度使用できる。このように
して推論されたh(k)は次いで、xi (k)を決定す
るために、適応サービスユニットにより行われる計算に
使用される。他の違いは、図6Aにおける適応型の形式
である、図5Bの送信機の構成では、{xi (k)}を
適応的に決定するためには効率良く使用できないことで
ある。この理由は、図6Aの構成においては、チャネル
121は等化器123に続いており、よって、h(k)
のグループ遅延により、x(k)に行われた適応型の更
新が、これが行われたずっとあとになってエラー信号e
(k)に影響を与えることである。そして、収束が遅い
ことから、この長い遅延が適応処置サイズを小さなもの
とする必要の原因となる。この収束時間の問題は、適応
の間にチャネル125と等化器127を有した後チャネ
ル等化器の構成(図6B)を使用し、この構成において
等化器の設定を決定し、次いで等化器を図6Aのように
チャネルの前である元の位置に「移動」し直すことで、
回避することができる。適応のための図6Bの構成の長
所は、時間kにおけるx(k)の更新の効果が時間k+
1において直ちに検知できることであり、よって大きな
適応処理サイズを使用できるようになり、収束がずっと
速くなる。
は、このように図6Aの構成よりも好ましく、また送信
機の適応の目的のために適している。単にチャネル97
を図5Bにおいて、擬ランダムシーケンス a1 1 、a2 1 、a3 1 、…、aM 1 、0…0、a1 2 、a2 2 、a3 2 、aM 2 、0…0、… (4) を含む入力で直接駆動することで、実現することができ
る。(このシーケンスは、いかなるパルス整形ネットワ
ークによっても駆動されていないため、事実上、広帯域
である。実際には、送信されたエネルギーのスペクトル
をFCC管理要求に一致させるために、帯域制限フィル
タを送信機出力の合計ポイントに配置することができ
る。しかしながら、このフィルタは可能な限り広帯域で
なければならなず、つまり、FCCの送信出力のマスク
要求に適合するが、著しく越えるものであってはならな
い。)次いで、適応サービスユニットの内部において、
再配置された送信機フィルタは上記の公知のシーケンス
を基礎として設計することができる。しかしながら、イ
ンパルス応答は他の送信機により使用される全てのサン
プリング時においてゼロに強制されなければならないた
め、受信機の適応とは異なり、xi (k)の係数は記号
よりはむしろサンプルに関して適応しなければならな
い。例えば、送信機フィルタxi(k)は、そのT/N
サンプリングされた出力と所望のシーケンス a1 1 、0、0、0、…、x、…、x、a1 2 、0、
0、0、…、x、…、x、… (5) との間の差に基づいて適応される。ここで、xsは送信
機フィルタが適応的に更新されたサンプルを指す。同様
に、x2 (k)の所望の応答は 0、a2 1 、0、0、…、x、…、x、0、a2 2 、
0、0、…、x、…、x、… (6) またx3 (k)の所望の応答は 0、0、a3 1 、0、…、x、…、x、0、0、a3
2 、0、…、x、…、x、… (7) である。最後に、適応サービスユニット内で送信等化器
がこの方法により一旦設計されたならば、後チャネル等
化器の構成(図6B)は、等化器の係数を顧客の宅内装
置におけるモデムに送信することで、前チャネル等化器
の構成(図6A/5B)に変形される。この前チャネル
等化器の構成は、好ましい、他の本発明の実施例であ
る。
および電話ネットワーク内の適応サービスユニット31
8を含む、本発明の量子化レベルサンプリング(QL
S)モデム203と205を備えた通信システム装置を
例示した。モデム203と205は、少なくとも1つの
送信機要素を受信機要素、好ましくは送信機要素と受信
機要素の両方を有するシステム内の複数のQLSモデム
を表している。しかしながら、簡略化のため、システム
の動作を、モデム203からモデム205への送信方向
だけのための図7を参照して説明し、よってモデム20
3内の送信機要素221とモデム205内の受信機要素
223だけを例示した。同様に、図7の電話ネットワー
クでは、Public Switched Telep
hone(PSTN)を例示した。このPSTNは8k
サンプル/秒のサンプリングレートで動作し、また、ル
ープ応答を通常の300Hzから3.3kHzの周波数
レンジに制限する帯域制限フィルタを含んだμ法COD
ECを採用している。よって、ループ217と219は
利用可能な6kHzの2サイドの帯域を有していると考
えることができる。よって、上記の説明に従って、図7
のシステムのパラメータは、1/T=1kHz、N=
8、およびM=6である。
態」のユーザデータモードにおいて、つまり送信機要素
221と受信機要素223内に含まれた等化器の設定を
予め決定されまたエンド・ツー・エンドのユーザデータ
送信が進行しているものと仮定して、説明する。
ートで送信モデム203に導入される。エンコーダ23
3はユーザデータを、それぞれの記号が255のμ法の
量子化レベルの1つに等価であり、約8つのユーザデー
タビットを表現する、6つの並列な1k記号/秒のチャ
ネル記号ストリーム235〜240に符号化する。送信
要素221は6つの送信機フィルタ251〜256を含
み、これらフィルタ(または送信機等化器)のそれぞれ
は上記チャネル記号ストリームの1つの上で動作する。
送信機フィルタの出力261〜266は送信機サマー2
70において合計され、このサマーの出力信号272は
送出マスクフィルタ275によって帯域制限される。送
出マスクフィルタ275の出力はデジタル−アナログ変
換器279によりアナログ形式に変換され、得られたア
ナログ信号は加入者ループ217を介して中央局に送信
される。
ループ信号を8kサンプル/秒のレートでサンプリング
し、これらのサンプル電圧をDS0デジタルシーケンス
311に量子化および符号化し、これはPSTN309
を通ってCODEC315に輸送される。CODEC3
15は上記のDS0シーケンスを帯域制限されたアナロ
グ信号に変換し、これは加入者ループ219上でモデム
205に送信される。加入者ループ219からのアナロ
グ出力信号は、8kサンプル/秒のレートでサンプリン
グを行うアナログ−デジタル変換器281により、デジ
タル形式に変換される。得られたデジタル信号283は
6つの並列受信機フィルタ291〜296上でこれらに
より操作される。k番目の受信機フィルタ(または受信
機等化器)294は1kサンプル/秒のレートのデジタ
ルサンプル454のストリームを生成し、これらのサン
プルは、モデム203においてk番目の送信機等化器2
54に入力された、送信チャネル記号ストリーム238
の評価となる。サンプルストリーム451〜456は、
各サンプルを255の可能なμ法の量子化レベル(記
号)の近似した1つに対応する8ビットワードにマッピ
ングするスライサ461〜466上でこれにより操作さ
れる。6つのスライサ出力の記号ストリーム471〜4
76は、6つの1k記号/秒のチャネル記号ストリーム
を単一のユーザデータ出力ストリーム230に約48k
bpsのレートでマッピングするデコーダ460上でこ
れにより操作される。
信機要素223内に含まれた等化器の設定を決定するた
めに使用される適応手順を説明するために使用する。送
信機等化器251〜256の適応は、デジタル電話ネッ
トワーク309内に位置する適応サービスユニット31
8により助力される。送信機の適応処理の間、エンコー
ダ233は学習モードに位置され、符号化された顧客デ
ータに基づく記号の代わりに、公知の擬ランダム記号2
35〜240の6つの1k記号/秒のストリームを発生
するようになる。この学習段階の間に、送信機等化器2
51〜256は最初に、隣接する等化器の間の1サンプ
ルの遅延(つまり、125μs)を持ったユニットイン
パルス、例えば、xj (t)=δ(t−jTs )、j=
1、2、…、6にセットされる。但し、Ts =125μ
sである。よって、この学習の初期の部分の間は、エン
コーダと送信機等化器の設定により、上式(4)に示し
たような広帯域の擬ランダム学習シーケンスの送信が行
われた結果となる。適応サービスユニット318は、こ
の学習データの送信の結果であるDS0デジタルシーケ
ンス311の各8サンプルの中の6つを観察する。観察
されたシーケンスと公知の擬ランダム送信された学習シ
ーケンスとの間の差に基づいて、適応サービスユニット
は、例えば公知のLMSアルゴリズムを使用して、6つ
の送信機等化器のための適当な係数設定を決定すること
ができる。これらの係数設定は、次いでモデム203に
通信で戻されて、送信機等化器251〜256内にイン
ストールされる。エンコーダ23は次いで、学習モード
から出る。
に適応サービスユニット318により助力される。受信
機の適応処理の間、受信機の等化器291〜296は、
展開的にはインパルス応答がゼロの、公知の状態に初期
化される。適応サービスユニット318は、CODEC
2 315に、上式(3)で例示したような公知の擬ラ
ンダム学習シーケンスを符号化するようにさせる。得ら
れたCODEC2の出力信号は加入者ループ219を駆
動し、この出力はアナログ−デジタル変換器281によ
りデジタル化される。この得られたデジタル信号283
は、適応モードに位置された受信機等化器291〜29
6により並列に操作され、その間にそれらの出力とCO
DEC2により符号化された公知の学習シーケンスとの
間の差に基づき、例えばLMSアルゴリズムを使用し
て、適当な係数設定が決定される。この受信機適応段階
が完了したならば、CODEC2は適応サービスユニッ
トにより学習モードから外されて、ネットワークからの
DS0デジタルシーケンスにより駆動されるようにな
る。
たならば、エンド・ツー・エンドのユーザデータの送
信、あるいは「定常状態」の動作を開始することができ
る。以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、上記の教示
に従って本発明の種々の変更や変形が可能であることは
明らかである。よって、本発明の添付した請求の範囲の
範囲内において、本発明を上記で特定した以外にも実施
することができる。
いてアナログからデジタルおよびデジタルからアナログ
への変換する際の、モデムにより発生されたアナログ信
号における量子化歪みを防止ないし低減することができ
る。
イヤグラムを示した説明図である。
システム(「POT」−Plain Old Tele
phone Service)の基本的な構成要素の図
式的なダイヤグラムを示した説明図である。
QLSモデムの多送信レッグとして解釈される、純粋な
遅延受信機を備えた多ユーザシステムの図式的なダイヤ
グラムを示した説明図である。
QLSモデムの多送信レッグとして解釈される、純粋な
遅延受信機を備えた多ユーザシステムの図式的なダイヤ
グラムを示した説明図である。
QLSモデムの多送信レッグとして解釈される、純粋な
遅延送信機を備えた多ユーザシステムの図式的なダイヤ
グラムを示した説明図である。
QLSモデムの多送信レッグとして解釈される、純粋な
遅延送信機を備えた多ユーザシステムの図式的なダイヤ
グラムを示した説明図である。
QLSモデムの多送信レッグとして解釈される、純粋な
遅延送信機を備えた多ユーザシステムの図式的なダイヤ
グラムを示した説明図である。
る、QLSモデムの受信レッグと送信レッグの離散時間
等価の図式的なダイヤグラムをそれぞれ示した説明図で
ある。
る、QLSモデムの受信レッグと送信レッグの離散時間
等価の図式的なダイヤグラムをそれぞれ示した説明図で
ある。
送機応用の他の形態の図式的なダイヤグラムを示した説
明図である。
送機応用の他の形態の図式的なダイヤグラムを示した説
明図である。
機および受信機の形態を示した説明図である。
3 等化器 203、205 モデム 221 送信機要素 223 受信機要素 309 電話ネットワーク 318 適応サービスユニット
Claims (14)
- 【請求項1】 μ−法量子化レベルを用いた複数の符号
を有する量子化規則ベース電話システムと関連するルー
プ信号を量子化するための高速量子化レベル標本化(Q
LS)モデムであって、 入力データ信号の第1のループ信号へのアナログ−デジ
タル(A/D)変換および受信されたループ信号のデジ
タル−アナログ(D/A)変換が所定の量子化レベルを
もった既知の量子化規則に基づいているような伝送シス
テムを利用する該量子化規則ベース電話システムを通し
て信号を送信しおよび受信するためのそれぞれ送信機要
素および送信機要素のうちの少なくとも1つを有し該量
子化規則ベース電話システムに機能的に接続されたモデ
ムを含み、 該送信機要素は、 入力データ信号を符号化する符号器と、 符号化された入力データ信号を等化送信機信号として等
化するための複数の送信機等化器と、 該量子化送信機信号を総計信号に加算するための加算器
と、 該総計信号をろ波するための放出マスクフィルターと、 該量子化規則ベース電話システムに機能的に接続された
D/A変換器であって、該総計信号を変換して所定のμ
−法量子化レベルをもった既値の量子化規則を用いて量
子化された出力ループ信号を発生し、及び該出力ループ
信号を第1のコーデックに送信するためのD/A変換器
とを含み、そして該受信機要素は、 該量子化規則電話システムに機能的に接続されたA/D
変換器であって、第2のコーデックからの受信ループ信
号を該所定のμ−法量子化レベルをもつ該既知の量子化
規則及び該量子化規則ベースシステムネットワークの該
所定のμ−法量子化レベルに等化な該チャンネルシンボ
ルアルファベットを用いて量子化されたA/D変換信号
に変換するためのA/D変換器と、 該A/D変換信号からの受信サンプルを発生するための
複数の受信機等化器と、 該受信サンプルを処理して出力シンボル流を発生するた
めの複数のスライサと、 該出力シンボル流を復号するための復号器とを含むこと
を特徴とする高速量子化レベル標本化モデム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のモデムにおいて、 該複数の送信機等化器の各々が、別々の信号シンボルを
ろ波しかつ送信するためのそれぞれの送信機フィルタを
含み、および該複数の受信機等化器の各々が、別々の信
号シンボルを受信しかつろ波するためのそれぞれの受信
フィルタを含むことを特徴とするモデム。 - 【請求項3】 請求項2に記載のモデムにおいて、 該複数の送信機等化器が、6つの別々の送信機フィルタ
を含み、および該複数の受信機等化器が、6つの別々の
受信機フィルタを含むことを特徴とするモデム。 - 【請求項4】 請求項1に記載のモデムにおいて、 該送信機要素が、該μ−法量子化レベルを該チャンネル
シンボルアルファベットとして用いることを特徴とする
モデム。 - 【請求項5】 請求項1に記載のモデムにおいて、 該複数の送信機フィルタおよび受信機フィルタが、いく
つかのコンサイス時点であってそのうちの少なくとも1
つが該量子化規則電話システムネットワークのサンプリ
ング時点と一致するようなコンサイス時点での該所定の
μ−法量子化レベルに等価な所定の点に少なくとも実質
的に接近して通過する信号を送信しおよび受信するよう
に適応的に決定されることを特徴とするモデム。 - 【請求項6】 請求項2に記載のモデムにおいて、 該複数の送信機フィルタおよび受信機フィルタが毎秒1
キロシンボルに動作するよう作られていることを特徴と
するモデム。 - 【請求項7】 ループ信号を量子化するための高速量子
化レベル標本化(QLS)モデム通信システムであっ
て、 (a)第1のループ信号のアナログ−デジタル(A/
D)変換および第2のループ信号のデジタル−アナログ
(D/A)変換が所定のμ−法量子化レベルをもつ既知
の量子化規則に基づくものである伝送システムを利用す
る量子化規則ベース電話システムネットワークであっ
て、 μ−法量子化レベルを用いて該第1および第2のループ
信号をそれぞれアナログ−デジタル変換およびデジタル
−アナログ変換するための複数の符号器/復号器(コー
デック)ステーション、および該複数の符号器/復号器
ステーションに機能的に接続されA/DおよびD/A変
換された信号を該複数の符号器/復号器ステーションの
間に送信するための交換デジタルネットワークを含む量
子化規則ベース電話ネットワークと、 (b)受信ループ信号のA/D変換および入力データ信
号の出力ループ信号へのD/A変換が所定のμ−法量子
化レベルをもつ既知の量子化規則に基づいている伝送シ
ステムを利用する量子化規則ベース電話システムネット
ワークを通して各々がループ信号を送信しおよび受信す
るための送信機要素および受信機要素を有するような複
数のモデムであって該量子化規則ベース電話システムネ
ットワークに接続された複数のモデムとを含み、 該送信機要素は、 該入力データ信号を出力ループ信号にD/A変換し、お
よび該出力ループ信号を該少なくとも1つのコーデック
に送信するための該送信機要素内の送信手段を含み、こ
の送信機手段は該入力データ信号を符号化する符号器
と、 符号化された入力データ信号を量子化送信機信号として
等化する複数の送信機等化器と、 等化された送信機信号を総計信号に加算する加算器と、 該総計信号をろ波する放出マスクフィルターと、 該量子化規則ベース電話システム網に機能的に接続され
たD/A変換器であって、所定のμ−法量子化レベルを
もつ該既知の量子化規則を用いて量子化された出力ルー
プ信号を発生するために該総計信号を変換し、および該
出力ループ信号を第1のコーデックに送信するための、
D/A変換器とを含み、そして該受信機要素は、 量子化規則ベースシステムネットワークの所定のμ−法
量子化レベルに等化なチャンネルシンボルアルファベッ
トを有する受信ループ信号とともに第2のチャンネルを
介して送信された少なくとも1つのコーデックからの受
信ループ信号を受信し、および該受信ループ信号をA/
D変換するための受信手段を含み、この受信手段は、 所定のμ−法量子化レベルをもつ既知の量子化規則およ
び該量子化規則ベースシステムネットワークの所定のμ
−法量子化レベルに等価なチャンネルシンボルアルファ
ベットを用いて第2のコーデックからの受信ループ信号
をA/D変換信号に変換するための、該量子化規則ベー
ス電話システムに機能的に接続されたA/D変換器と、 該A/D変換信号から受信サンプルを発生するための複
数の受信機等化器と、 該受信サンプルを処理して出力シンボル流を発生するた
めの複数のスライサと、 該出力シンボル流を復号するための復号器とを含むもの
である通信システム。 - 【請求項8】 請求項7に記載の通信システムにおい
て、さらに該モデムを該電話システムネットワークのタ
イミングと同期させるための各モデムについてのタイミ
ング手段を含む通信システム。 - 【請求項9】 請求項7に記載の通信システムにおい
て、 中央回路および等化フィルタを有する少なくとも1つの
適応サービスユニットであって、該複数のモデムのいず
れかのものからのトレーニング開始信号を受信し、該開
始信号に関連する任意の干渉を識別し、および干渉を最
小化するために該送信手段および受信手段のうちの少な
くとも1つを調整しかつ等化するよう開始しているモデ
ムに適応信号をフィードバックするよう作られている適
応サービスユニットを含む通信システム。 - 【請求項10】 請求項7に記載の通信システムにおい
て、 該電話システムネットワークが、毎秒64キロビットで
動作し、およびモデム送信データに利用できる毎秒48
キロビットを有している通信システム。 - 【請求項11】 請求項7に記載の通信システムにおい
て、 該伝送システムが、μ−法伝送システムである通信シス
テム。 - 【請求項12】 請求項11に記載の通信システムにお
いて、 該モデムの各々が、6つの送信機フィルタと6つの受信
機フィルタを含む通信システム。 - 【請求項13】 請求項10に記載の通信システムにお
いて、 該伝送システムが、μ−法伝送システムである通信シス
テム。 - 【請求項14】 請求項13に記載の通信システムにお
いて、 該モデムの各々が、6つの送信機フィルタと6つの受信
機フィルタを含む通信システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US176742 | 1994-01-03 | ||
| US08/176,742 US5528625A (en) | 1994-01-03 | 1994-01-03 | High speed quantization-level-sampling modem with equalization arrangement |
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|---|---|
| JPH07226719A JPH07226719A (ja) | 1995-08-22 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32205194A Expired - Lifetime JP3172382B2 (ja) | 1994-01-03 | 1994-12-26 | 等化装置を備えた高速の量子化レベルサンプリングモデム |
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|---|---|
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| DE (1) | DE69427577T2 (ja) |
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