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JP3172892B2 - 折り曲げシート材 - Google Patents
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JP3172892B2 - 折り曲げシート材 - Google Patents

折り曲げシート材

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JP3172892B2
JP3172892B2 JP23857092A JP23857092A JP3172892B2 JP 3172892 B2 JP3172892 B2 JP 3172892B2 JP 23857092 A JP23857092 A JP 23857092A JP 23857092 A JP23857092 A JP 23857092A JP 3172892 B2 JP3172892 B2 JP 3172892B2
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ruled line
sheet material
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ruled
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忠 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り曲げシート材に関
し、詳しくは、プラスチックシートに設けた複数の折り
曲げ罫線に従って折り曲げ加工を行い、箱等を製作する
際の罫線の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プラスチックシートを折り曲
げ加工して図7に斜視図で示すような箱体1を製造する
際には、図8に展開図で示すように、所定の形状に打ち
抜かれたプラスチックシート材2の所定位置に複数の折
り曲げ罫線3a,3b,3c,…を付設し、該折り曲げ
罫線部分を折り曲げて組み立てるようにしている。
【0003】このようにプラスチックシート材2に折り
曲げ罫線3a,3b,3cを形成する際には、該罫線3
a,3b,3c部分におけるシートの残厚によって折り
曲げ性を調整しているが、残厚が僅かに変化するだけで
折り曲げ性が大幅に変化するため、精度の良い加工が必
要とされている。また、残厚が同じでも、長い罫線3a
と短い罫線3bのように、罫線の長さが異なると折り曲
げ性が変化し、同一深さの罫線だと、長い罫線3a部分
の折り曲げ性が悪化したり、短い罫線3b部分の腰が弱
くなったりするため、罫線長さに応じて最適な深さの罫
線加工を行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常用
いられるプラスチックシート材2は、厚さが0.1〜
1.0mmの薄いシートのため、各罫線の深さがどれだ
け入っているか測定するのが困難であり、また、上記の
ような箱体1を作る場合には、図9に概略断面図で示す
ように、抜き刃5と罫線刃6とが同一の型に組込まれて
いるトムソン型7が一般に用いられているが、このよう
に各罫線に対応した複数の罫線刃を有する型で各罫線を
同時に形成する場合、一つの罫線の深さを調整するため
に対応する罫線刃の高さを調整すると、この部分の押圧
力が大幅に変わるため、他の罫線刃の押圧力に影響を与
えて各罫線の深さも変わってしまい、精度の良い調整を
行うことが困難であった。
【0005】そこで本発明は、箱等に加工する折り曲げ
シート材に設けられる複数の折り曲げ罫線の折り曲げ性
や強度を、その長さに応じて適度な範囲に調整すること
ができる罫線構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、プラスチックシートの所定位置に長い
折り曲げ罫線と短い折り曲げ罫線とをそれぞれ複数設け
て箱等の所望形状に加工する折り曲げシート材におい
て、前記各折り曲げ罫線は、長手方向に浅い部分と深い
部分とを形成するとともに一番深い部分をシートを略打
ち抜いた状態にし、かつ、長い折り曲げ罫線は残厚を少
なくし、短い折り曲げ罫線は残厚を多くし、あるいは、
浅い部分の深い部分に対する長さ割合を、長い折り曲げ
罫線では小さく、短い折り曲げ罫線では大きくしたこと
を特徴としている。
【0007】
【作 用】上記構成によれば、折り曲げ罫線の長さに応
じて浅い部分の深さ、即ちこの部分の残厚を変え、長い
折り曲げ罫線では残厚を少なくし、短い折り曲げ罫線で
は残厚を多くすることにより、あるいは浅い部分の深い
部分に対する長さ割合を、長い折り曲げ罫線では小さ
く、短い折り曲げ罫線では大きくすることにより、罫線
の長さにかかわらず同程度の折り曲げ性が得られる。ま
た、一番深い部分を、シートを略打ち抜いた状態にする
ことにより、前記トムソン型を用いて複数の罫線を同時
に加工する場合でも、各罫線刃における一番深い部分を
形成する部分、即ち刃の先端をシートを載置する平坦な
受け台に当接させた状態に調節するだけで良く、細かい
上下調整を行う必要がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づい
て、さらに詳細に説明する。図1は折り曲げシート材に
設けられる折り曲げ罫線及び罫線を形成する罫線刃加工
装置の一例を示す断面図、図2は図1の II-II断面図、
図3はシート材の打ち抜きと罫線加工とを同時に行う型
の概略断面図、図4は罫線刃の寸法を説明するための要
部の正面図、図5及び図6はそれぞれ折り曲げシート材
を組立てる際の一例を示す断面図である。
【0009】まず、図1及び図2に示すように、本発明
の折り曲げシート材10に設けられる各折り曲げ罫線1
1は、各罫線の長手方向に深い部分12と浅い部分13
とを形成した罫線であって、該罫線11は、シート材料
10を平坦な受け台14上に載置し、罫線11の深い部
分12と浅い部分13とにそれぞれ対応する凹凸刃から
なる罫線刃15で押圧することにより形成される。
【0010】上記罫線11の深い部分12は、シート材
10を略打ち抜いた状態、すなわち、シート材10を完
全に打ち抜いた状態あるいは極薄い残厚を残した状態に
形成されるもので、図3に示すように、該深い部分12
を形成する罫線刃15の刃先15aは、抜き刃16の刃
先16aと同一の高さに設定されている。
【0011】そして、前記浅い部分13の深さ、即ちこ
の部分の残厚は、折り曲げ罫線11の長さに応じて決め
られている。例えば、図7に示す箱体1においては、図
8に示すように、長い折り曲げ罫線3aと短い折り曲げ
罫線3b、中間長さの折り曲げ罫線3cの3種類の罫線
が設けられるが、長い折り曲げ罫線3aでは、浅い部分
13の深さを深くして、この部分の残厚を少なくし、ま
た、短い折り曲げ罫線3bでは、浅い部分13の深さを
浅くして、この部分の残厚を多くするようにする。
【0012】例えば、厚さ0.3mmの一般的な透明ポ
リプロピレンシートの場合で、罫線長さが100mmと
50mmの場合には、図4に示す罫線刃15において、
浅い罫線を形成する部分15bの長さA及び深い罫線を
形成する部分15cの長さBをそれぞれ0.7mmと
し、刃先角度Qを60度としたときに、浅い罫線を形成
する部分15bと深い罫線を形成する部分15cとの段
差Cを、長さ100mmの罫線のときには0.17m
m、長さ50mmの罫線のときには0.2mmとするこ
とにより、両罫線において同程度の折り曲げ性が得られ
た。
【0013】このように、罫線の長さに応じて段式罫線
の浅い部分の深さ、即ち残厚を変えるようにすることに
より、罫線の長さにかかわらず同程度の折り曲げ性が得
られ、自動製函機を用いて容易に加工組立てを行うこと
ができるとともに、外観にも優れた箱体を得ることがで
きる。
【0014】なお、本実施例では、浅い部分の長さAと
深い部分の長さBは、いずれも0/7mmであるが、長
さAの長さBに対する割合を8割から2割の間で、各罫
線の長さに応じて変えることにより、罫線の長さにかか
わらず同程度の折り曲げ性が得られる。さらに、両手段
を併用しても良いことは勿論である。
【0015】また、このように折り曲げ罫線を設けた折
り曲げシート材を折り曲げ加工して箱体を製作するにあ
たって、溶剤型接着剤が衛生上問題があるため、ホット
メルト型接着剤を使用する場合があるが、溶融状態のホ
ットメルト型接着剤を塗布する時に、最初に加わる熱に
より折り曲げシート材が変形するという問題があった。
【0016】上記シート材の変形を回避するためには、
図5及び図6に示すように、組立後に内側にくる糊代面
1a,1bに溶融状態のホットメルト型接着剤Hを塗布
し、しかる後に外面にくる糊代面1c,1dを重ね合せ
るようにすることが望ましい。このようにホットメルト
型接着剤Hを塗布する部分を内側の糊代面1a,1bに
すると、溶融した接着剤の最初の熱により内側にくる糊
代面1a,1bにソリや波打ちが発生しても、目立ち易
い外側の糊代面1c,1dは、あら熱のとれた接着剤面
に接触するため、熱変形が生じ難く、接着後の外面を美
しい状態に保つことができる。
【0017】例えば、一般的に、ポリ塩化ビニルやポリ
エチレンテレフタレート,ポリプロピレンシートを接着
するためのホットメルト接着剤の塗布時の温度は、80
℃から150℃であり、シートの柔軟温度よりはるかに
高温であるが、上記手順でホットメルト接着剤を塗布
し、接着して箱体等を組み上げることにより、良好な接
着性と美麗な外観とが得られる。
【0018】なお、本発明は、前記ポリプロピレンシー
トだけでなく、ポリエチレンテレフタレート,ポリカー
ボネート,ポリ塩化ビニル,ポリスチレンやそれらの複
合シートにも同様に適用することが可能なことは言うま
でもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の折り曲げ
シート材は、プラスチックシートに複数の折り曲げ罫線
を設けるにあたり、該各折り曲げ罫線に浅い部分と深い
部分とを形成し、折り曲げ罫線の長さに応じて浅い部分
の深さ、即ちこの部分の残厚を変え、長い折り曲げ罫線
では残厚を少なくし、短い折り曲げ罫線では残厚を多く
することにより、あるいは浅い部分の深い部分に対する
長さ割合を、長い折り曲げ罫線では小さく、短い折り曲
罫線では大きくすることにより、罫線の長さにかかわ
らず同程度の折り曲げ性が得られ、自動製函機を用いて
加工組立てを行うことができ、外観にも優れた箱体を得
ることができる。
【0020】さらに、折り曲げ罫線の一番深い部分を、
シートを略打ち抜いた状態にすることにより、シート材
の打ち抜きと罫線の加工とを同時に行う場合、各罫線刃
の刃先を抜き刃の刃先と同一高さに調節するだけで良
く、細かい上下調整を行う必要がなくなり、あらかじめ
罫線長さに合わせた先端パターンの罫線刃を用意してお
くことにより、各種の折り曲げシート材を極めて容易に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の折り曲げシート材に設けられる折り
曲げ罫線及び罫線を形成する罫線刃加工装置の一例を示
す断面図である。
【図2】 図1の II-II断面図である。
【図3】 シート材の打ち抜きと罫線加工とを同時に行
う型の概略断面図である。
【図4】 罫線刃の寸法を説明するための要部の正面図
である。
【図5】 折り曲げシート材を組立てる際の一例を示す
断面図である。
【図6】 同じく他の組立例を示す断面図である。
【図7】 折り曲げシート材を折り曲げ加工して組立て
た一例を示す箱体の斜視図である。
【図8】 箱体を形成する折り曲げシート材の一例を示
す展開図である。
【図9】 シート材の打ち抜きと罫線加工とを同時に行
う従来の型の概略断面図である。
【符号の説明】
10…折り曲げシート材 11…折り曲げ罫線 1
2…深い部分 13…浅い部分 14…受け台
15…罫線刃 15a…刃先 15b…浅い罫線を
形成する部分 15c…深い罫線を形成する部分
16…抜き刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートの所定位置に長い折
    り曲げ罫線と短い折り曲げ罫線とをそれぞれ複数設けて
    箱等の所望形状に加工する折り曲げシート材において、
    前記各折り曲げ罫線は、長手方向に浅い部分と深い部分
    とを形成するとともに一番深い部分をシートを略打ち抜
    いた状態にし、かつ、長い折り曲げ罫線は残厚を少なく
    し、短い折り曲げ罫線は残厚を多くし、あるいは、浅い
    部分の深い部分に対する長さ割合を、長い折り曲げ罫線
    では小さく、短い折り曲げ罫線では大きくしたことを特
    徴とする折り曲げシート材。
JP23857092A 1992-03-24 1992-09-07 折り曲げシート材 Expired - Lifetime JP3172892B2 (ja)

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US07/978,481 US5302435A (en) 1992-03-24 1992-11-18 Plastic sheet with a ruled line for bending
KR1019930003661A KR100294134B1 (ko) 1992-03-24 1993-03-11 벤딩용규정선이있는플라스틱시이트
ES93104896T ES2093873T3 (es) 1992-03-24 1993-03-24 Lamina de plastico con una linea rayada para flexion.
EP93104896A EP0563781B1 (en) 1992-03-24 1993-03-24 Plastic sheet with a ruled line for bending
DE69304235T DE69304235T2 (de) 1992-03-24 1993-03-24 Kunststoff-Folie mit vorgezogener Falzlinie

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