JP3176136B2 - 記録ヘッド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
記録ヘッド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置Info
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Description
送されてきたシリアルデータをパラレルデータとしてこ
の記録素子側に出力する駆動用集積回路を持つ記録ヘッ
ド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及
びインクジェット記録装置に関する。
列してなる記録装置が種々知られている。この種の記録
装置は、記録素子数十個を1ブロックとして駆動可能な
駆動用集積回路を同一基板上に数個または数十個搭載
し、画像データを各記録素子に対応させて整列すること
により、紙等の被記録材に任意の記録を行うことが可能
である。これらの記録装置は、高密度で、高速記録が可
能であるという点で現代のビジネスオフィスやその他の
事務処理部門、さらにはパーソナルユースにおけるプリ
ンタとして強く望まれている傍ら、更なるコストダウ
ン、あるいはカラー化等の開発、改良が計られている。
パクト記録としてインクを記録素子上に配置した吐出口
から吐出させて記録を行う液体噴射記録装置は、その構
造的な特徴から、高密度で、高速記録が十分可能であ
り、ローコストなカラープリンタ等の実現が熱望されて
いる。
射記録装置のカラー化を実現するに当たっては、記録材
としてインクを使用するため、インクタンクの分離の必
要性から記録装置を複数色のカートリッジに分離して構
成しているのが現状であり、この結果記録装置が大型に
なり駆動回路等も繁雑化する。図14は、従来の液体噴
射記録装置をカラー対応にしたものの回路構成を示すブ
ロック図である。1005C、1005Y、1005M
はそれぞれシアン、イエロー、マゼンタの記録を行う記
録素子であり、数十個程の配列がなされている。101
5、1016は、記録素子への通電を制御する機能素子
で記録素子の数に対応している。そして、点線で示され
る領域が記録ヘッド用基板に作り込まれていた。102
5は画像データを記録素子に対応して整列するシフトレ
ジスタ回路で、記録素子分のデータを保持する1024
のラッチ回路と直結している。このラッチ回路の出力
と、記録素子の通電時間を制御する信号線1033、1
034のAND出力に対して、更にANDをとることに
より、その出力時間だけ記録素子を通電させることがで
きる。
ッジをプリンタ等のキャリッジに搭載すると、基板側と
ヘッドもしくは装置との接続が複雑化するためプリンタ
が大型化するばかりか、キャリッジの接点数の増加や駆
動回路の繁雑化などコストアップとなる要因が多く、記
録精度および記録の確実性と耐久性等に直結するため、
記録装置の設計上、生産上において解決されるべき点が
多い。
させる手段としての記録素子を画素密度に応じて多数配
列し、これらの記録素子を選択的に駆動するためのトラ
ンジスタアレイあるいは信号増幅手段が付加されたダイ
オードアレイ等の機能素子アレイを集積し、駆動用集積
回路等を確実に実装し、効率よく生産することで上記の
記録装置の特徴を最大限に引き出すことができる。
歩留りおよび製造の容易性から個別にチップ化されて作
成されるか、または機能素子を含む駆動用ICとして記
録素子を配置した基板上に実装され、その後に飛翔液滴
を形成するためにインクを吐出する吐出口(オリフィ
ス)および該吐出口に連通する熱作用室部等のインクで
満たされる空間を形成するための構成部材と接着接合し
て記録ヘッドの作製を行っているので、量産的効率の低
さを避けることはできない。
長尺化に連れて上記の点は、一層解決が図られる必要が
高くなっている。
は、各色に対応した記録ヘッドを用意し、各色それぞれ
のヘッドに対して個別に装置側から画像データを供給す
るため、装置との接続端子数が増大し、ヘッドや装置の
大型化を招いていた。
慮し成されたもので、複数色の記録を行う構成として、
記録ヘッドと装置との接続端子数を低減し、ヘッドや装
置の小型化を図ると共に、製造の容易性に伴なう低コス
ト化を図ることができるものである。
めの熱を発生する複数の記録素子で構成され、複数色の
記録を行うためにインクの色に対応してそれぞれ離間し
て配された複数の記録素子群と、前記記録素子を駆動す
るための駆動用集積回路とが作り込まれた記録ヘッド用
半導体チップと、この記録ヘッド用半導体チップ上に配
され、インクを分離するためにインクの色に対応して互
いに離間して配置されると共に、前記記録素子群に対応
して配置された複数の吐出口群と、を有する記録ヘッド
であって、前記記録ヘッド用半導体チップの前記駆動用
集積回路は、複数色に対応した画像データがシリアルに
配列されたシリアル画像データを受け、各色の前記記録
素子群側へパラレル信号として出力する回路であること
を特徴とするインクジェット記録ヘッドである。
生する複数の記録素子と、シリアル画像データを受け取
る入力端子と、該入力端子から入力される前記シリアル
画像データを前記記録素子側へパラレル信号として出力
する駆動用集積回路と、該駆動用集積回路が受け取った
シリアル画像データを外部に出力するための出力端子と
が集積化されている記録ヘッド用半導体チップを、記録
を行うべき色の数に対応して複数有し、前記記録ヘッド
用半導体チップは隣接配置された前段の記録ヘッド用半
導体チップから前記入力端子を介して受け取ったシリア
ル画像データを後段の記録ヘッド用半導体チップの入力
端子に前記出力端子を介してシリアル画像データとして
出力するよう接続されており、複数色に対応した画像デ
ータがシリアルに配列された前記シリアル画像データを
外部から受け、各色に対応した前記記録ヘッド用半導体
チップに順次転送することで各色に対応した各記録ヘッ
ド用半導体チップの記録素子側へ画像データを供給して
記録を行うことを特徴としたインクジェット記録ヘッド
である。
ッドを備えた記録装置である。
た例であり、最も効果を呈している構成である。100
1は、飛翔液滴を形成するためにインクを吐出する吐出
口が配されたオリフィスプレートであり、1002M、
1002Y、1002Cはそれぞれ該オリフィス上に設
けられたマゼンタ、イエロー、シアンの吐出口群であ
る。1003は、複数の記録素子と機能素子、および駆
動用集積回路が同一基板表面内部に構造的に設けられた
半導体チップであり、表面には各色に対応した記録素子
1005M、1005Y、1005Cと駆動用集積回路
の信号端子および電源端子パッド1004が配置されて
いる。吐出口に連通する熱作用室部にインクを供給する
1006は各色分を分離して供給する必要があるため、
1006M、1006Y、1006Cのように分かれて
構成されている。1006の各色インク供給部は、イン
クタンク1007に各色分設けられた1007M、10
07Y、1007Cとそれぞれ連通することにより小型
で、低廉なカラー液体噴射記録ヘッドを提供することが
できるものである。
チップ1003の構成図である。記録素子1005を1
003の長手方向に配列し、記録素子の電源供給側共通
電極1014にスルーホールを介して接続される。10
39は、記録素子の電源(以下VHと称す)供給パッド
である。1015、1016は、記録素子の通電を制御
する機能素子アレイであり、高密度印字を可能にするた
めその配置に工夫がなされている。1017は、記録素
子の記録電流共通接地(以下GNDと称す)電極であ
り、記録素子に通電する電流値に依存してその面積が決
定する。1038は、その接地パッドである。本発明の
最も特徴的な構成が、機能素子アレイのほかに論理ゲー
トロッジ部1023、ラッチ回路1024、シフトレジ
スタ1025、1026等の駆動用集積回路を1003
の半導体チップ表面内部に構造的に設けることである。
この駆動用集積回路に接続される信号系列端子1004
を駆動用集積回路の両側に配置する。
式図である。1005は記録素子、1011は、記録素
子からVHに至る第2層配線である。1012は、記録
素子から機能素子に至る第2層配線で、1013は機能
素子の接地端子とGNDを結ぶ第2層配線である。前記
第2層配線は、アルミニウム等の導電材料からなるもの
である。1014はVH配線で、1015、1016は
それぞれ第1列、第2列機能素子を示す。1012は、
1015、1016に対して千鳥状に接続されることに
より高密度な記録素子の配列を達成している。1017
はGND配線、1018は、機能素子のベースまたはゲ
ート配線を示し、基板内部にポリシリコン等で作り込ま
れる。1019、1020、1021、1022はGN
D配線と同様、第1層目に作り込まれたイネーブル、ラ
ッチ、シリアルデータ、クロックの配線であり、第2層
の導電材料と同じもので構成されている。1023は論
理ゲートロジック、1024と1025、1026はそ
れぞれラッチ、シフトレジスタ回路を示す。1027
は、第1層目と第2層目を電気的に分離する、層間絶縁
膜であり、1028は蓄熱層、1029はシリコン基板
である。
半導体チップを液体噴射記録ヘッドに適用した場合のノ
ズル構成を示す斜視図および断面図である。1006の
インク供給部の上面に1003の半導体チップを載せ
て、オリフィスプレート1001によりインクの熱作用
室を構成し、記録電流の通電により電気熱変換を行っ
て、そのエネルギーにより気泡1009を発生する。1
010に示す液室はインクに満たされているので100
9の圧力により飛翔液滴1008が吐出口1002より
吐出する。
面の裏面)からインクが回り込んで供給されるような構
成にすることによって基板上での熱の不均一な分布が緩
和され、安定した記録を行わせることができる。
給室43との距離を非常に近くすることが可能であるた
め、リフィル速度も上げることができ、インク吐出の高
速応答性を達成することができる。さらに、発泡位置
(記録素子)から共通液室43までの距離が短いこと
と、流路から共通液室43につながる部位での広がりを
大きくすることができるために発泡時に生じたバック波
を分散することができるため、各ノズル間のバック波の
クロストークによる影響を緩和することができる。その
様な効果を生ずるために好ましい記録素子の配置は基板
端部から1000μm以内であり、さらに好ましくは3
00μm以内である(ただし、ここでの記録素子の配置
位置(距離)は流路の共通液室側端部から、記録素子の
流路に添った方向の中心までの距離をいう)。
ンクジェット記録ヘッドの例として、記録素子が配され
た面に垂直な方向にインクを吐出するタイプを示した
が、その他の記録ヘッドの形態として記録素子が配され
た面に添う方向にインクを吐出する記録ヘッドの例を図
18に示す。図18は、その部分断面図である。
るための溝を有した天板4が接合されている。共通液室
43からインクが液流路47内に供給され、毛管力によ
って各オリフィス5までインクが満される。液流路47
に対応した記録素子に電気信号が印加され発熱すること
によってインクが加熱発泡41し、この発泡によるエネ
ルギーによって、吐出口5からインクが吐出される。
子基板には、ワイヤボンディング45を介してプリント
基板46から記録に用する電気信号が供給される。
可能な記録ヘッド用半導体チップの回路構成を示すブロ
ック図である。1005C、1005Y、1005Mは
それぞれシアン、イエロー、マゼンタの記録を行う記録
素子であり、数十個程の配列がなされている。
を制御する機能素子で、記録素子の数に対応している。
1025は画像データを記録素子に対応して整列するシ
フトレジスタ回路で、記録素子分のデータを保持する1
024のラッチ回路と直結している。このラッチ回路の
出力と、記録素子の通電時間を制御するストローブ端子
1033および各色に対応する機能素子ブロックを独立
してアクティブにすることができる。1034C、10
34Y、1034MのANDの出力に対して、更にAN
Dをとることにより、その出力時間だけ記録素子を通電
させることができるものである。本発明により、ひとつ
の半導体チップに複数色の記録素子を配列することで小
型で低廉な記録ヘッドや記録装置を達成することができ
る。
可能な記録装置の回路における、駆動タイミングチャー
トである。ここで最も特徴的なことは、画像データ信号
(SI)の入力に際し、複数色の画像データがシリアル
に整列していることである。つまり本発明においては、
複数色の画像データを別々に入力するのではなく、1つ
の画像データ信号入力端子17に、シアン、イエロー、
マゼンタ(ブラックを追加してもよい)の3色(又は4
色)に相当す画像データを順番シリアルに入力する。こ
の複数色のシリアル画像データを の画像データ転送ク
ロック(SCK)によってシフトレジスタ内で、順に転
送し、各色の画像データを記録ヘッドの各色の1ライン
分の記録素子に対応して整列させる。
路部と接続されており、ラッチパルス信号(LAT)の
周期時間分画像データに合せて記録素子へ通電すること
が可能な状態となる。
可能な周期時間分に対して、色ごとに分割して駆動を行
う。このための分割を行う信号が、イネーブル信号(1
034C、1034Y、1034M)であり、この信号
と、各色の記録に最適な駆動時間(記録素子の特性にあ
ったパルス幅)を設定するためのストローブ信号14と
を入力することによって、前述のラッチパルスの周期時
間に、複数色に分割した記録素子ブロックを選択的にか
つ一定のパルス幅で駆動することができる。
複数色の記録を行う場合であっても、各色ごとに別の信
号線を設ける必要がなく、配線やパッド数を減らし、コ
ンパクトで低価格な記録ヘッド用基板、記録ヘッドを得
ることができる。尚、以上の説明においては、3色の場
合を示したが、さらに多くの色に対応した場合や1色で
も同様に駆動させることができる。モノクロ記録の場合
もカラーの記録装置と同じように構成することにより、
ひとつのプリンタにヘッドを載せ変えるだけでカラーと
モノクロの記録を行うことが可能である。記録装置のカ
ラーとモノクロの判別については、例えばシリアルデー
タ内に識別コードを入れて、記録装置のデータ出力から
プリンタにフィードバックさせることにより可能であ
る。記録装置に切りかけ等を設けてプリンタの検知機構
により判別してもよい。
交換可能に用いられる関連技術としてのモノクロカート
リッジを説明している。
ャリッジに先の実施例で説明した本発明の記録ヘッドと
交換してモノクロのカートリッジを搭載することを想定
して構成した液体噴射記録装置の関連技術例である。構
成部品についてはカラーの場合と同じで、複数色のイン
ク供給分離に関する部材が存在しない点が異なる。
の駆動タイミングチャートである。カラーの場合に対し
てモノクロの画像データ入力はブラックのみのデータを
シリアルに入力すれば良い。分割駆動に関しては、記録
素子の配列を特定数に分割し1034(1)、1034
(2)、1034(3)のように入力する。
を同じように構成することにより、ひとつのプリンタに
載せ変えるだけでカラーとモノクロの記録を行うことが
可能である。記録装置のカラーとモノクロの判別につい
ては、例えばシリアルデータ内に識別コードを入れて、
記録装置のデータ出力からプリンタにフィードバックさ
せることにより可能である。記録装置の切りかけ等を設
けてプリンタの検知機構により判別してもよい。
Aの外観図で、駆動モータの5013の正逆回転に連動
して駆動力伝達ギア5011、5009を介して回転す
るリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対向し
て系合するキャリッジHCはピン(図示せず)を有し、
矢印a、b方向に往復移動される。5002は紙押え板
であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテンに
対して押圧する。5007、5008はフォトカプラで
キャリッジのレバー5006のこの域で存在を確認して
モータの5013の回転方向切換等を行うためのホーム
ポジション検知手段である。5016は記録ヘッドの前
面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材
で5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャ
ップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行
う。5017はクリーニングブレードで、5019はこ
のブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本
体支持板5018にこれらは支持されている。ブレード
はこの形態でなく周知のクリーニングブレードが本実施
例に適用できることは言うまでもない。また、5012
は吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッ
ジと系合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動
モータからの駆動力がクラッチ切換等の公知の伝達手段
で移動制御される。
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本実施例にはいずれも適用できる。
体チップを各色、もしくは同色に対応させてカスケード
接続することにより、高速印字を可能にする他の実施例
である。
1003Y、1003Cの接続端子パッド1004を接
続部材(ワイヤーボンディング等でも可)1030によ
りカスケード接続する。このような構成の回路ブロック
を示すものが図13である。基本的には、電源端子が共
有化され、信号系列配線端子がカスケード接続されるこ
とになる。カスケードに接続した際には、記録素子の総
数に対応した画像データをカラーの場合は各色データを
順にシリアルに入力し、モノクロの場合は記録素子の総
数分のモノクロデータをシリアル入力すれば良い。この
構成による記録装置を駆動するための駆動タイミングチ
ャートを図17に示す。
状に配置することにより、図8のような更に高速度、高
密度印字が可能な記録装置を構成することができる。1
030の接続部材を中継する部材または基板を、半導体
チップを保持する部材または基板上に配置する。このよ
うな構成を有する記録装置は、記録素子または半導体チ
ップが何らかの理由で破壊された時に、該当する半導体
チップごと交換できるという利点がある。
点で、1ラインの記録幅に相当する記録素子と機能素
子、および駆動用集積回路を同一基板上表面内部に構造
的に設けることにより、信頼性の高い、高密度、高速印
字可能なフルライン記録装置を提供できる。
半導体チップに相当する記録素子、機能素子、および駆
動用集積回路を同一基板上表面内部に構造的に設け、記
録素子の配列を複数色分に分割して液室1031M、1
031Y、1031Cを作ることにより、信頼性の高
い、高密度、高速印字可能な、カラー液体噴射記録装置
を提供できるものである。1032M、1032Y、1
032Cは、それぞれマゼンタ、イエロー、シアンのイ
ンク供給管である。図示しないが、この構成を基に液室
を分割しないでモノクロのフルライン液体噴射記録装置
を構成することもできる。
体チップに相当する記録素子、機能素子、および駆動用
集積回路を同一基板上表面内部に構造的に設けることに
よりフルライン液体噴射記録装置を構成し、これら4本
のライン記録装置にそれぞれシアン、イエロー、マゼン
タ、ブラックを対応させて構成した、高品位なフルカラ
ー記録装置である。201Aおよび201Bは、記録媒
体Rを副走査方向VSに挟持搬送するために設けた搬送
手段としてのローラ対である。202BK、202Y、
202Mおよび202Cは、それぞれ、記録媒体Rの全
幅にわたってノズルを配列したブラック、イエロー、マ
ゼンタおよびシアンの記録を行うフルラインタイプの記
録装置でありブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの
順に記録媒体搬送方向上流側より配置されて記録装置集
合体を構成している。200は吐出回復手段であり、吐
出回復処理にあたっては記録媒体Rに代わって記録装置
集合体に対向する構成で、キャップ、インク吸収体、ワ
イピングブレード等を含む。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンテイユニアス型のいずれにも適用可能であるが、特
にオンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持さ
れているシートや液路に対応して配置されている電気熱
変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速
な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加す
ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的に
この駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を
形成出来るので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換対に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号後方や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満た
す構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果を一
層有効に発揮することができる。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
れる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手
段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記
録ヘッドに対しての、キャピング手段、クリーニング手
段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或は、これとは別
の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行なうために有効である。
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
よいが、異なる色の複色カラーまたは、混色によるフル
カラーの少なくとも1つを備えた装置にも本発明は極め
て有効である。
ド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッドお
よびインクジェット記録装置では、記録装置側との画像
データのやり取りを行う端子数を増大させることなく、
複数色に対応したシリアル画像データをシリアルに入力
するだけで、容易にカラー記録を行うことができる。
分割して配置することにより各色分の記録素子を順に駆
動することもできる。
ために、複数の記録素子と機能素子および駆動用集積回
路を同一の基板の表面内部に半導体チップとして集積す
ることで歩留まりが高く、画像信号の転送が容易な記録
ヘッド用半導体チップ等を提供できる。特に1チップを
複数色対応とする構成では、記録素子を離間配置してイ
ンクの色分離を行う一方で各色に対応した記録データを
シリアルデータとしてチップ内に供給する構成であるた
め、1チップでありながら複数のインク色に対応できる
と共に、データ信号線を少なくしたインクジェットヘッ
ドとすることができる。
カスケード接続する構成においては、高密度、高速印字
可能な記録装置を提供することができ、ローコストなカ
ラープリンタ等の実現が可能である。
定されることなく本発明を用いることができる。また実
施例に記載したカラー化において、シアン、マゼンタ、
イエローの3色により構成例を示したが、モノクロ部分
はブラックのみで記録するようにして、シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの4色でカラー化しても同様の
効果を得ることは言うまでもない。
離れた位置に従来配されていたシフトレジスタやドライ
バトランジスタ等を基板上に作り込むことにより、配線
抵抗を減少させることで従来の構成に比べ、エネルギー
損失を抑えることができる。
その駆動電流として数百ミリアンペアという大きな電流
を液体を発泡させるという原理上必要とするため、非常
に有効である。
も、その効果は特に大きなものとなる。
構成模式図。
装置の構成模式図。
成図。
成模式図。
吐出口付近の構成模式図。
吐出口付近の断面図。
カスケード接続した構成図。
千鳥状にカスケード接続した構成図。
分を長尺化した構成図。
載可能なシリアルプリンタの構成模式図。
載可能なラインプリンタの構成模式図。
ロック図。
ード接続した場合の回路ブロック図。
図。
イミングチャート。
タイミングチャート。
ード接続した場合の駆動タイミングチャート。
ヘッドの部分断面図。
ン) 1019 イネーブル配線(A11) 1020 ラッチ配線(A11) 1021 シリアルデータ配線(A11) 1022 クロック配線(A11) 1023 論理ゲートロジック 1024 ラッチ回路 1025 シフトレジスタ1 1026 シフトレジスタ2 1027 層間絶縁膜 1028 蓄熱層 1029 シリコン層 1030 接続部材 1031 共通液室 1032 インク供給管 1033 ストローブ入力端子 1034 イネーブル入力端子 1035 ラッチ入力端子 1036 シリアルデータ入力端子 1037 クロック入力端子 1038 GND端子 1039 VH端子 1040 ストローブ出力端子 1041 イネーブル出力端子 1042 ラッチ出力端子 1043 シリアルデータ出力端子 1044 クロック出力端子
Claims (9)
- 【請求項1】 インクを吐出するための熱を発生する複
数の記録素子で構成され、複数色の記録を行うためにイ
ンクの色に対応してそれぞれ離間して配された複数の記
録素子群と、前記記録素子を駆動するための駆動用集積
回路とが作り込まれた記録ヘッド用半導体チップと、 この記録ヘッド用半導体チップ上に配され、インクを分
離するためにインクの色に対応して互いに離間して配置
されると共に、前記記録素子群に対応して配置された複
数の吐出口群と、を有する記録ヘッドであって、 前記記録ヘッド用半導体チップの前記駆動用集積回路
は、複数色に対応した画像データがシリアルに配列され
たシリアル画像データを受け、各色の前記記録素子群側
へパラレル信号として出力する回路であることを特徴と
するインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記記録素子は電気熱変換素子である請
求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記インクの色に対応して離間配置され
た記録素子群の位置にそれぞれ対応した色のインクを供
給するためのインク供給部材が設けられている請求項1
に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】 インクを吐出するための熱を発生する複
数の記録素子と、シリアル画像データを受け取る入力端
子と、該入力端子から入力される前記シリアル画像デー
タを前記記録素子側へパラレル信号として出力する駆動
用集積回路と、該駆動用集積回路が受け取ったシリアル
画像データを外部に出力するための出力端子とが集積化
されている記録ヘッド用半導体チップを、記録を行うべ
き色の数に対応して複数有し、 前記記録ヘッド用半導体チップは隣接配置された前段の
記録ヘッド用半導体チップから前記入力端子を介して受
け取ったシリアル画像データを後段の記録ヘッド用半導
体チップの入力端子に前記出力端子を介してシリアル画
像データとして出力するよう接続されており、 複数色に対応した画像データがシリアルに配列された前
記シリアル画像データを外部から受け、各色に対応した
前記記録ヘッド用半導体チップに順次転送することで各
色に対応した各記録ヘッド用半導体チップの記録素子側
へ画像データを供給して記録を行うことを特徴としたイ
ンクジェット記録ヘッド。 - 【請求項5】 色毎の前記記録ヘッド用半導体チップの
前記記録素子位置にそれぞれ対応した色のインクを供給
するためのインク流路を有し、この流路に連通した吐出
口から各半導体チップに対応したインクを吐出する請求
項4に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記記録素子はインク吐出のための電気
熱変換素子である請求項4または請求項5に記載のイン
クジェット記録ヘッド。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドにインクを供給するため
のインクタンクを有する請求項1または4に記載のイン
クジェット記録ヘッド。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
のインクジェット記録ヘッドと、この記録ヘッドに対し
て複数色に対応した画像データがシリアルに配列された
シリアル画像データを供給する手段とを有することを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記各色毎にブロック分割駆動が成され
る請求項8に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20554792A JP3176136B2 (ja) | 1991-08-02 | 1992-07-31 | 記録ヘッド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19413791 | 1991-08-02 | ||
| JP3-194137 | 1991-08-02 | ||
| JP20554792A JP3176136B2 (ja) | 1991-08-02 | 1992-07-31 | 記録ヘッド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 |
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|---|---|
| JPH05212876A JPH05212876A (ja) | 1993-08-24 |
| JP3176136B2 true JP3176136B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=26508328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20554792A Expired - Lifetime JP3176136B2 (ja) | 1991-08-02 | 1992-07-31 | 記録ヘッド用半導体チップを備えたインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3176136B2 (ja) |
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-
1992
- 1992-07-31 JP JP20554792A patent/JP3176136B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
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