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JP3184331B2 - 自動車の音声による経路誘導装置 - Google Patents
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JP3184331B2 - 自動車の音声による経路誘導装置 - Google Patents

自動車の音声による経路誘導装置

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JP3184331B2
JP3184331B2 JP25989892A JP25989892A JP3184331B2 JP 3184331 B2 JP3184331 B2 JP 3184331B2 JP 25989892 A JP25989892 A JP 25989892A JP 25989892 A JP25989892 A JP 25989892A JP 3184331 B2 JP3184331 B2 JP 3184331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車を設定された走
行経路に沿って誘導すべく、自動車の乗員に対して、設
定された走行経路に関する音声案内を行う自動車の音声
による経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車についての路上走行補助システム
の1つである自動車用ナビゲーションシステムにあって
は、例えば、特開昭 61-209316号公報にも示される如
く、画像表示装置に、当該自動車の走行エリアを含んだ
道路地図が表示されるとともに、その表示された道路地
図上に重ねて、自動車の現在位置,目的地,現在位置か
ら目的地までの通過予定経路等の種々の情報が表示され
る状態がとられ、自動車の乗員が、画像表示装置におけ
る表示に従って自動車を目的地まで走行させることがで
きるようされる。また、このような自動車用ナビゲーシ
ョンシステムとして、画像表示装置による情報表示に加
え、自動車の乗員に対して、設定された走行経路につい
ての音声による案内を行うようにしたものも知られてい
る。
【0003】音声案内により自動車に対する設定された
走行経路に沿う誘導を行う走行経路誘導装置として従来
提案されているシステムにあっては、音声案内が、予め
道路地図上において特定された交叉点等の複数の音声案
内対象地点の夫々に対応して用意された案内文が順次画
一的に音声出力化されることによって行われ、その際、
自動車の乗員が音声案内を必要としているか否かについ
ての考慮はなされていない。従って、従来における走行
経路誘導のための音声案内は、自動車がその乗員にとっ
て未知の走行経路、あるいは、未知ではないが馴染みが
薄い走行経路を走行する状態にあって、乗員がそれを必
要としているもとで行われる場合には、極めて有効に作
用するが、例えば、自動車がその乗員にとって既知であ
って充分に馴染みがある走行経路を走行する状態にあ
り、乗員がそれを必要としていないもとで行われる場合
には、乗員に煩わしさ、あるいは、疎ましさを覚えさせ
ることになるという不都合を生じる虞が伴うものとな
る。
【0004】そこで、斯かる虞を排除すべく、例えば、
特開平2-114117号公報にも示される如くに、画像表示装
置により表示される道路地図と音声出力装置からの音声
案内とによって自動車の目的地までの誘導を行うことが
でき、音声案内については、各交叉点等とされる複数の
音声案内対象地点に対して内容は画一的なものとされる
が、目的地までの設定された走行経路のうちの乗員が音
声案内を希望する区間においてのみ行うようにされたシ
ステムも提案されている。このようなシステムのもとで
は、自動車の乗員は、走行経路誘導のための音声案内を
全く必要としない走行経路区間においては、音声案内が
なされないようにする設定を行えることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くの、走行経
路誘導のための音声案内を走行経路区間に応じて選択的
に行われるものとなすことができるシステムが採用され
た自動車の場合にあっても、一旦、音声案内が行われる
べき区間として選択された走行経路区間において行われ
る音声案内は、その区間内の各音声案内対象地点につい
て、乗員による運転操作状態の如何、あるいは、自動車
の走行状態の如何等にかかわらず画一的に行われるの
で、例えば、音声案内が行われる以前に、乗員が適正な
経路を認識し、その適正な経路に沿って自動車を走行さ
せるべく、左折あるいは右折のため方向指示器を作動さ
せる運転操作を行っているにもかかわらず、左折あるい
は右折を行うべきことを告げる、実際には要求されない
音声案内が行われる事態、あるいは、複数の走行レーン
が設けられた道路において、自動車が既に適正な走行レ
ーンを走行している状態もしくは適正な走行レーンを走
行すべく他の走行レーンからの移行を行っている状態に
あるにもかかわらず、適正な走行レーンへの移行を行う
べきことを告げる、実際には必要とされない音声案内が
行われる事態等が生じる。従って、走行経路誘導のため
の音声案内を走行経路区間に応じて選択的に行われるも
のとなすことができるシステムのもとにあっても、自動
車の乗員が、音声案内がなされることに対して煩わしさ
を覚えることになる状況が充分に低減されるとは言えな
い。
【0006】斯かる点に鑑み、本発明は、自動車を設定
された走行経路に沿って誘導するための、自動車の乗員
に対する、設定された走行経路における所定地点に関し
ての音声案内を行うにあたり、乗員による運転操作状態
あるいは自動車の走行状態からして、それが必要とされ
る状況にないと推測される場合には、乗員に対する音声
案内を禁止して、乗員が、音声案内がなされることに対
して煩わしさを覚えることになる事態を効果的に抑制す
ることができるようにした自動車の音声による経路誘導
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る自動車の音声による経路誘導装置は、
自動車についての目的地データ及び現在位置データと自
動車走行路網を示す地図データとに基づいて走行経路を
設定し、設定された走行経路に関する経路データを送出
する経路設定部と、現在位置データ,地図データ及び経
路設定部からの経路データに基づいて、自動車を設定さ
れた走行経路に沿って走行させるべく、設定された走行
経路上の所定地点における自動車に対する誘導動作を設
定し、設定された誘導動作をあらわす誘導動作データを
送出する誘導動作設定部と、誘導動作設定部からの誘導
動作データに基づいて、設定された誘導動作についての
案内文を作成し、作成された案内文をあらわす案内文デ
ータを送出する案内文作成部と、案内文作成部からの案
内文データに基づく設定された誘導動作に関する音声案
内を実行する案内実行部とが設けられ、さらに、自動車
の乗員による運転操作及び自動車に関する路面走行区分
状態のうちの少なくとも一方を検出する走行状態検出部
と、走行状態検出部により検出された自動車の乗員によ
る運転操作に対応する自動車の動作が、設定された誘導
動作に合致するとき、もしくは、走行状態検出部により
検出された自動車に関する路面走行区分状態が、設定さ
れた誘導動作の結果に合致するものとなるとき、案内実
行部による設定された誘導動作についての音声案内を禁
して、案内文作成部に、設定された誘導動作より簡略
化された誘導動作についての案内文を追加作成して、追
加作成された案内文をあらわす案内文データを送出する
動作を行わせる音声案内制御部とを備えて構成される。
【0008】
【作用】このように構成される本発明に係る自動車の音
声による経路誘導装置にあっては、誘導動作設定部によ
って、自動車を設定された走行経路に沿って走行させる
ための、設定された走行経路上の所定地点における自動
車に対する誘導動作が設定され、案内文作成部により、
設定された誘導動作に関しての自動車の乗員に対する音
声案内のための案内文が作成されるとき、音声案内制御
部によって、走行状態検出部により検出された乗員によ
る運転操作が、それに対応する自動車の動作が設定され
た誘導動作に合致するものであること、あるいは、走行
状態検出部により検出された自動車に関する路面走行区
分状態が、設定された誘導動作の結果に合致するものと
なることが検知された場合には、設定された誘導動作に
関しての乗員に対する音声案内のための案内文に基づい
ての、案内実行部による設定された誘導動作に関する音
声案内が禁止されて、設定された誘導動作より簡略化さ
れた誘導動作についての案内文が案内文作成部によって
追加作成される。それにより、誘導動作設定部により設
定された誘導動作に関して案内文作成部により作成され
た案内文に基づいての音声案内が、乗員による運転操作
状態あるいは自動車の走行状態からして、それが必要と
される状況にないと推測される場合には、当該音声案内
に代えて、案内文作成部により追加作成された案内文に
基づいての、設定された誘導動作より簡略化された誘導
動作に関する音声案内が行われ、乗員が音声案内が行わ
れることに対して煩わしさを覚えることになる事態が効
果的に抑制される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る自動車の音声による経
路誘導装置の一例を示す。この例には、それが搭載され
た自動車の現在位置を検出する現在位置検出部11が備
えられている。現在位置検出部11には、人工衛星が用
いられた電波航法システムであるグローバル・ポジショ
ニング・システム(GPS)における人工衛星からのG
PS信号を受信するGPS信号受信部12,自動車の方
向を検出する方向センサとしての役割を果たす地磁気セ
ンサ13,自動車の走行速度を検出する車速センサ1
4,自動車の基準位置についてのデータ入力を行う基準
位置データ入力部15、及び、自動車の走行エリア内に
おける自動車走行路網を示す地図データが格納された地
図データ格納メモリ部16が接続されている。そして、
現在位置検出部11は、地図データ格納メモリ部16か
ら読み出された地図データDM,GPS信号受信部12
により受信されたGPS信号SG,地磁気センサ13か
らの検出出力Dx,車速センサ14からの検出出力D
s、及び、基準位置データ入力部15からの基準位置デ
ータDiに基づいて、自動車の現在位置を地図データD
Mがあらわす自動車走行路網上の位置として検出し、検
出された現在位置をあらわす現在位置データDPを送出
する。
【0010】現在位置検出部11から送出される現在位
置データDPは、経路設定部17に供給される。経路設
定部17には、地図データ格納メモリ部16から読み出
された地図データDM、及び、目的地データ入力部18
から入力される、自動車が到達すべき目的地をあらわす
目的地データDdも供給される。経路設定部17は、目
的地データDdが供給されたときの現在位置データDP
があらわす位置を、地図データDMがあらわす自動車走
行路網上の誘導走行開始地点とするとともに、目的地デ
ータDdがあらわす目的地に対応する地図データDMが
あらわす自動車走行路網上の位置を目的地点とし、地図
データDMがあらわす自動車走行路網上における誘導走
行開始地点から目的地点までの最適な走行経路を設定す
る。即ち、経路設定部17により、例えば、図2に示さ
れる如く、地図データDMがあらわす自動車走行路網上
において、目的地データDdが供給されたときの現在位
置データDPがあらわす地点である誘導走行開始地点P
Sと目的地データDdがあらわす目的地に対応する目的
地点PFとが設定され、さらに、図2において破線によ
りあらわされる如くの、誘導走行開始地点PSから目的
地点PFまでの最適な走行経路ACが設定される。この
図2に示される走行経路ACは、誘導走行開始地点PS
から、交叉点X1,X2,X3,X4及びX5を経て、
目的地点PFに達するものとされている。
【0011】経路設定部17は、設定された走行経路、
例えば、走行経路ACに関する経路データDCを、設定
された走行経路上の特定の地点である音声案内対象地点
における自動車に対する誘導動作を設定する誘導動作設
定部19に送出する。誘導動作設定部19には、経路設
定部17からの経路データDCに加えて、現在位置検出
部11から送出される現在位置データDP及び地図デー
タ格納メモリ部16から読み出された地図データDMも
供給され、誘導動作設定部19は、経路データDCがあ
らわす設定された走行経路上の音声案内対象地点におい
て自動車に行わせるべき、例えば、右折もしくは左折、
もしくは、走行レーン変更等の動作を誘導動作として、
経路データDC,現在位置データDP及び地図データD
Mを用いて作成する。例えば、経路設定部17からの経
路データDCが設定された走行経路として図2に示され
る走行経路ACをあらわす場合には、誘導動作設定部1
9により、走行経路ACにおける、例えば、交叉点X
1,X2,X3,X4及びX5の夫々において自動車に
行わせるべき動作が、走行経路AC上の音声案内対象地
点の夫々における自動車に対する誘導動作として設定さ
れる。
【0012】そして、誘導動作設定部19は、誘導動作
を設定したときには、設定された誘導動作をあらわす誘
導動作データDGを、案内文作成部20及び音声案内制
御部21の夫々に供給する。案内文作成部20は、誘導
動作設定部19からの誘導動作データDGに基づき、誘
導動作データDGによりあらわされる設定された誘導動
作に関しての音声案内用の案内文を作成する。そして、
案内文作成部20は、案内文を作成したときには、作成
された案内文をあらわす案内文データDSを案内文デー
タメモリ部22に供給するとともに、案内文作成報知信
号CSをメモリ制御部23及び音声案内制御部21の夫
々に送出する。メモリ制御部23は、案内文作成部20
からの案内文作成報知信号CSを受けると、それに応じ
て、書込信号Pwを案内文データメモリ部22に供給
し、それにより、案内文データメモリ部22に、案内文
作成部20からの案内文データDSが書込信号Pwに応
じて書き込まれて格納される。
【0013】また、図1に示される例にあっては、自動
車の乗員の運転操作状態を検出すべく、自動車に備えら
れた方向指示器(ウインカー)に対する、自動車の左
折,右折あるいは走行レーン変更等のための乗員による
操作状態を検出するウインカー操作検出部25が設けら
れており、ウインカー操作検出部25から得られる、乗
員による方向指示器に対する操作状態をあらわすウイン
カー操作データDWが、音声案内制御部21に供給され
る。さらに、図1に示される例には、自動車に関する路
面走行区分状態、即ち、複数の走行レーンが設けられた
道路を走行中の自動車が1つの走行レーンを維持してい
る状態、あるいは、1つの走行レーンから他の走行レー
ンに移行しようとしている状態等を検出すべく、路面撮
像部26と走行レーン検出部27とが備えられている。
これら、ウインカー操作検出部25,路面撮像部26及
び走行レーン検出部27は、自動車についての走行状態
検出部を形成している。
【0014】路面撮像部26は、例えば、小型のビデオ
カメラによって構成され、自動車が走行している路面を
所定の範囲に亙って撮像し、それにより得られる撮像出
力信号SIを走行レーン検出部27に供給する。走行レ
ーン検出部27は、路面撮像部26からの撮像出力信号
SIに基づく画像解析を行って、自動車の位置と自動車
が走行している路面における走行レーンとの関係を求
め、自動車が1つの走行レーンを維持している状態及び
その際の走行レーンが何番目のものかの検出,自動車が
1つの走行レーンから他の走行レーンに移行しようとし
ている状態及びその際の走行レーンの変更は何番目のも
のから何番目のものなのかの検出等を行い、検出された
自動車に関する路面走行区分状態をあらわす走行レーン
データDLを音声案内制御部21に供給する。
【0015】音声案内制御部21は、誘導動作設定部1
9からの誘導動作データDGとウインカー操作検出部2
5からのウインカー操作データDWとに基づいて、ウイ
ンカー操作データDWがあらわす乗員による方向指示器
に対する操作状態に対応する自動車の左折,右折あるい
は走行レーン変更等の動作が、誘導動作データDGがあ
らわす設定された誘導動作と合致しているか否かの判
別、及び、誘導動作設定部19からの誘導動作データD
Gと走行レーン検出部27からの走行レーンデータDL
とに基づいて、走行レーンデータDLがあらわす自動車
に関する路面走行区分状態が、誘導動作データDGがあ
らわす設定された誘導動作の結果、即ち、その設定され
た誘導動作に従った自動車の動作が行われることにより
とられることになる、特定の走行レーンの維持あるいは
特定の走行レーンへの移行等の自動車に関する路面走行
区分状態と合致しているか否かの判別を行う。
【0016】そして、音声案内制御部21は、ウインカ
ー操作データDWがあらわす乗員による方向指示器に対
する操作状態に対応する自動車の動作が、誘導動作デー
タDGがあらわす設定された誘導動作と合致していず、
さらに、走行レーンデータDLがあらわす自動車に関す
る路面走行区分状態が、誘導動作データDGがあらわす
設定された誘導動作の結果と合致していない場合には、
案内文作成部20からの案内文作成報知信号CSの到来
を確認して、音声案内許可信号CAをメモリ制御部23
に送出する。メモリ制御部23は、音声案内制御部21
からの音声案内許可信号CAを受けると、それに応じ
て、読出信号Prを案内文データメモリ部22に供給
し、それにより、案内文データメモリ部22から格納さ
れていた案内文データDSが読み出されて、それが音声
信号合成部29に供給される。
【0017】案内文データメモリ部22からの案内文デ
ータDSが供給された音声信号合成部29は、案内文デ
ータDSによりあらわされる案内文に対応するアナログ
音声信号SAを合成する。そして、音声信号合成部29
において合成されたアナログ音声信号SAは、スピーカ
30に供給され、それにより、スピーカ30から、自動
車の乗員に対しての、案内文作成部20により作成され
た案内文に基づく音声案内がなされる。そして、自動車
が、スピーカ30からの音声案内により、それを受ける
乗員の運転操作を介して、誘導動作設定部19により設
定された誘導動作に従っての左折,右折,走行レーン変
更等の動作を行い、設定された走行経路に沿って誘導さ
れることになる。斯かるもとで、音声信号合成部29及
びスピーカ30は、案内実行部を構成していることにな
る。なお、スピーカ30による案内文データメモリ部2
2からの案内文データDSに基づく音声案内が行われた
ときには、音声案内制御部21は、それに基づく音声案
内が行われた案内文データDSを指定したデータ消去指
令信号CEをメモリ制御部23に供給する。メモリ制御
部23は、データ消去指令信号CEに応答して、案内文
データメモリ部22に、書込信号Pwを、指定された案
内文データDSに対する消去信号として供給し、それに
より、案内文データメモリ部22において、それに基づ
く音声案内が行われた案内文データDSが消去される。
【0018】また、音声案内制御部21は、ウインカー
操作データDWがあらわす乗員による方向指示器に対す
る操作状態に対応する自動車の動作が、誘導動作データ
DGがあらわす設定された誘導動作と合致している場
合、あるいは、走行レーンデータDLがあらわす自動車
に関する路面走行区分状態が、誘導動作データDGがあ
らわす設定された誘導動作の結果と合致している場合に
は、音声案内許可信号CAのメモリ制御部23への送出
を行わず、その誘導動作に対応する案内文データDSを
指定したデータ消去指令信号CEをメモリ制御部23に
供給する。メモリ制御部23は、データ消去指令信号C
Eに応答して、案内文データメモリ部22に、書込信号
Pwを、指定された案内文データDSに対する消去信号
として供給し、それにより、案内文データメモリ部22
において、指定された案内文データDSが消去される。
従って、斯かる際には、音声案内制御部21により、誘
導動作データDGがあらわす設定された誘導動作に関す
る音声案内が禁止されることになる。
【0019】また、音声案内制御部21は、誘導動作デ
ータDGがあらわす設定された誘導動作に関する音声案
内を禁止した場合には、誘導動作データDGがあらわす
設定された誘導動作の内容に応じて、簡略案内文データ
DXを案内文作成部20に供給する。音声案内制御部2
1からの簡略案内文データDXを受けた案内文作成部2
0は、簡略案内文データDXに基づいて、誘導動作デー
タDGによりあらわされる設定された誘導動作より簡略
化された誘導動作についての案内文を追加作成する。さ
らに、案内文作成部20は、追加作成された案内文をあ
らわす案内文データDSを案内文データメモリ部22に
供給するとともに、案内文作成報知信号CSをメモリ制
御部23及び音声案内制御部21の夫々に送出する。メ
モリ制御部23は、案内文作成部20からの案内文作成
報知信号CSを受けると、それに応じて、書込信号Pw
を案内文データメモリ部22に供給し、それにより、案
内文データメモリ部22に、案内文作成部20からの追
加作成された案内文をあらわす案内文データDSが書込
信号Pwに応じて書き込まれて格納される。
【0020】そして、斯かる際には、案内文を追加作成
した案内文作成部20からの案内文作成報知信号CSを
受けた音声案内制御部21は、直に音声案内許可信号C
Aをメモリ制御部23に送出し、メモリ制御部23は、
音声案内制御部21からの音声案内許可信号CAを受け
ると、それに応じて、読出信号Prを案内文データメモ
リ部22に供給し、それにより、案内文データメモリ部
22からそれに格納された追加作成された案内文をあら
わす案内文データDSが読み出されて、それが音声信号
合成部29に供給される。その結果、スピーカ30によ
り、誘導動作データDGによりあらわされる設定された
誘導動作より簡略化された誘導動作に関しての音声案内
が行われる。
【0021】このような誘導動作データDGによりあら
わされる設定された誘導動作より簡略化された誘導動作
に関しての音声案内は、誘導動作データDGがあらわす
設定された誘導動作に関する音声案内が禁止される場合
には必ず行われるというものではなく、誘導動作データ
DGがあらわす設定された誘導動作の具体的内容に応じ
て、簡略化された誘導動作が自動車に対して有効な場合
のみ、選択的に行われる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る自動車の音声による経路誘導装置にあっては、自動
車に対して設定された走行経路における自動車の乗員に
対する音声案内にあたり、自動車を設定された走行経路
に沿って走行させるための、設定された走行経路上の所
定地点における自動車に対する誘導動作が設定され、設
定された誘導動作に関しての自動車の乗員に対する音声
案内のための案内文が作成されるとき、音声案内制御部
によって、走行状態検出部により検出された乗員による
運転操作が、それに対応する自動車の動作が設定された
誘導動作に合致するものであること、あるいは、走行状
態検出部により検出された自動車に関する路面走行区分
状態が、設定された誘導動作の結果に合致するものとな
ることが検知された場合には、設定された誘導動作に関
しての乗員に対する音声案内のための案内文に基づいて
の、案内実行部による設定された誘導動作に関する音声
案内が禁止されて、設定された誘導動作より簡略化され
た誘導動作についての案内文が案内文作成部によって追
加作成されるので、設定された誘導動作に関して作成さ
れた案内文に基づいての音声案内が、乗員による運転操
作状態あるいは自動車の走行状態からして、それが必要
とされる状況にないと推測される場合には、当該音声案
内に代えて、案内文作生部により追加作成された案内文
に基づいての、設定された誘導動作より簡略化された誘
導動作に関する音声案内が行われることになり、従っ
て、乗員が音声案内が行われることに対して煩わしさを
覚えることになる事態が効果的に抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の音声による経路誘導装置
の一例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示される例の動作説明に供される自動車
の走行経路を示す概念図である。
【符号の説明】
11 現在位置検出部 16 地図データ格納メモリ部 17 経路設定部 18 目的地データ入力部 19 誘導動作設定部 20 案内文作成部 21 音声案内制御部 22 案内文データメモリ部 23 メモリ制御部 25 ウインカー操作検出部 26 路面撮像部 27 走行レーン検出部 29 音声信号合成部 30 スピーカ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車についての目的地データ及び現在位
    置データと自動車走行路網を示す地図データとに基づい
    て走行経路を設定し、設定された走行経路に関する経路
    データを送出する経路設定部と、 上記現在位置データ,上記地図データ及び上記経路設定
    部からの経路データに基づいて、上記自動車を上記設定
    された走行経路に沿って走行させるべく、上記設定され
    た走行経路上の所定地点における上記自動車に対する誘
    導動作を設定し、設定された誘導動作をあらわす誘導動
    作データを送出する誘導動作設定部と、 該誘導動作設定部からの誘導動作データに基づいて、上
    記設定された誘導動作についての案内文を作成し、作成
    された案内文をあらわす案内文データを送出する案内文
    作成部と、 該案内文作成部からの案内文データに基づく上記設定さ
    れた誘導動作に関する音声案内を実行する案内実行部
    と、 上記自動車の乗員による運転操作及び上記自動車に関す
    る路面走行区分状態のうちの少なくとも一方を検出する
    走行状態検出部と、 該走行状態検出部により検出された上記自動車の乗員に
    よる運転操作に対応する上記自動車の動作が、上記設定
    された誘導動作に合致するとき、もしくは、上記走行状
    態検出部により検出された上記自動車に関する路面走行
    区分状態が、上記設定された誘導動作の結果に合致する
    ものとなるとき、上記案内実行部による上記設定された
    誘導動作についての音声案内を禁止して、上記案内文作
    成部に、上記設定された誘導動作より簡略化された誘導
    動作についての案内文を追加作成して、該追加作成され
    た案内文をあらわす案内文データを送出する動作を行わ
    せる音声案内制御部と、 を備えて構成される自動車の音声による経路誘導装置。
  2. 【請求項2】案内文作成部により追加作成された案内文
    をあらわす案内文データに基づく、上記設定された誘導
    動作より簡略化された誘導動作に関する音声案内が、上
    記設定された誘導動作の具体的内容に応じて選択的に実
    行されることを特徴とする請求項1記載の自動車の音声
    による経路誘導装置。
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