JP3190102B2 - 人工芝付弾性舗装材、長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製造方法 - Google Patents
人工芝付弾性舗装材、長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工芝付弾性舗装材、
並びに長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製
造方法に関し、ゴルフ場、ゴルフ練習場の打席、野球
場、テニスコート、陸上競技場等に用いられる人工芝用
アンダーパッド又はアンダーパッド等に利用される。
並びに長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製
造方法に関し、ゴルフ場、ゴルフ練習場の打席、野球
場、テニスコート、陸上競技場等に用いられる人工芝用
アンダーパッド又はアンダーパッド等に利用される。
【0002】
【従来の技術】各種加硫ゴム粉砕物(チップ)と、加硫
ゴムスポンジ粉砕物(チップ)との混合物を接着剤によ
り接合した弾性体が知られている(実公昭52−162
6号公報)。また、ゴルフ場、ゴルフ練習場の打席等に
用いられる人工芝アンダーパッドとしては、上記弾性体
に人工芝が接着された人工芝付弾性舗装材も知られてい
る。更に、野球場、テニスコート、陸上競技場等に用い
られる人工芝付アンダーパッドとしては、種々の透水性
弾性体の上に、衝撃吸収に優れる砂入人工芝が配設され
たものが使用される傾向になってきている。特に、砂入
人工芝はグランドに傾斜をつけて排水処理を行うと砂の
流出が発生する為、この弾性体の透水性能が重視され
る。例えば、製品の見かけ密度が0.3〜0.5g/c
m3、透水係数が0.01〜0.03cm/秒程度のも
のが望まれる。
ゴムスポンジ粉砕物(チップ)との混合物を接着剤によ
り接合した弾性体が知られている(実公昭52−162
6号公報)。また、ゴルフ場、ゴルフ練習場の打席等に
用いられる人工芝アンダーパッドとしては、上記弾性体
に人工芝が接着された人工芝付弾性舗装材も知られてい
る。更に、野球場、テニスコート、陸上競技場等に用い
られる人工芝付アンダーパッドとしては、種々の透水性
弾性体の上に、衝撃吸収に優れる砂入人工芝が配設され
たものが使用される傾向になってきている。特に、砂入
人工芝はグランドに傾斜をつけて排水処理を行うと砂の
流出が発生する為、この弾性体の透水性能が重視され
る。例えば、製品の見かけ密度が0.3〜0.5g/c
m3、透水係数が0.01〜0.03cm/秒程度のも
のが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実公昭5
2−1626号公報で示される弾性体は、屋外使用の際
雨水があたると、透水と同時に水の浸漬により約1〜2
%程度膨張する。従って、この弾性体を用いた人工芝付
弾性舗装材の場合は、人工芝が膨張しないためその弾性
体の端末部がソリ返ってしまう。また、上記砂入人工芝
を用いた場合、その下に配設される弾性体が水により膨
張して人工芝からはみ出したり、波うちが発生してしま
う。従って、これを回避するために、各弾性体(マッ
ト)間に隙間を設けて設置することが行われているが、
この場合は、この隙間を一定にすることが困難であり、
また人工芝の表面に窪みが発生するという不具合があ
る。
2−1626号公報で示される弾性体は、屋外使用の際
雨水があたると、透水と同時に水の浸漬により約1〜2
%程度膨張する。従って、この弾性体を用いた人工芝付
弾性舗装材の場合は、人工芝が膨張しないためその弾性
体の端末部がソリ返ってしまう。また、上記砂入人工芝
を用いた場合、その下に配設される弾性体が水により膨
張して人工芝からはみ出したり、波うちが発生してしま
う。従って、これを回避するために、各弾性体(マッ
ト)間に隙間を設けて設置することが行われているが、
この場合は、この隙間を一定にすることが困難であり、
また人工芝の表面に窪みが発生するという不具合があ
る。
【0004】本発明は、上記欠点を克服するものであ
り、水浸漬による透水性クッション材層のソリ、はみ出
し、波うち、窪みの発生がない人工芝付弾性舗装材およ
びその製造方法、更に水浸漬により膨張しない精度の良
い弾性舗装材を製造できる製造方法を提供することを目
的とする。
り、水浸漬による透水性クッション材層のソリ、はみ出
し、波うち、窪みの発生がない人工芝付弾性舗装材およ
びその製造方法、更に水浸漬により膨張しない精度の良
い弾性舗装材を製造できる製造方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本第1発明の人工
芝付弾性舗装材は、加硫ゴム粉砕物及び加硫ゴムスポン
ジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムスポンジ粉砕物
からなり且つ該粉砕物を互いに接着させてなる透水性ク
ッション材層と、該クッション材層の両表面のうちの少
なくとも一方の面上に接着される透水性シート層と、か
らなる弾性舗装材の両表面のうちの一方の面(上記クッ
ション材層が露出している上記弾性舗装材の場合は、該
露出するクッション材層の表面)上に、透水性人工芝層
が接着形成されることを特徴とする。本第2発明におい
て、上記透水性シート層は、布、金網、寒冷紗又は不織
布であるものとすることができる。
芝付弾性舗装材は、加硫ゴム粉砕物及び加硫ゴムスポン
ジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムスポンジ粉砕物
からなり且つ該粉砕物を互いに接着させてなる透水性ク
ッション材層と、該クッション材層の両表面のうちの少
なくとも一方の面上に接着される透水性シート層と、か
らなる弾性舗装材の両表面のうちの一方の面(上記クッ
ション材層が露出している上記弾性舗装材の場合は、該
露出するクッション材層の表面)上に、透水性人工芝層
が接着形成されることを特徴とする。本第2発明におい
て、上記透水性シート層は、布、金網、寒冷紗又は不織
布であるものとすることができる。
【0006】本第3発明の長尺状弾性舗装材の製造方法
は、表面に接着剤が塗布された、加硫ゴム粉砕物及び加
硫ゴムスポンジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムス
ポンジ粉砕物を長尺状下側透水性シートと長尺状上側透
水性シート若しくは支持用シートとの間に充填し、その
後、この充填された状態でこの両シートを移動用ローラ
を用いて加圧部に搬送し、該加圧部にて加圧するととも
に加熱して上記各粉砕物間を接着して、長尺状透水性ク
ッション材層と該長尺状透水性クッション材層の少なく
とも一表面上に接着される長尺状透水性シート層とから
なる長尺状弾性舗装材を連続的に製造することを特徴と
する。この長尺状弾性舗装材は、ロール巻きにされると
収納性の点で便利である。本第4発明は、上記第3発明
において上記長尺状弾性舗装材を製造した後、該長尺状
弾性舗装材の幅方向に所望のピッチにて切断することを
特徴とする。
は、表面に接着剤が塗布された、加硫ゴム粉砕物及び加
硫ゴムスポンジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムス
ポンジ粉砕物を長尺状下側透水性シートと長尺状上側透
水性シート若しくは支持用シートとの間に充填し、その
後、この充填された状態でこの両シートを移動用ローラ
を用いて加圧部に搬送し、該加圧部にて加圧するととも
に加熱して上記各粉砕物間を接着して、長尺状透水性ク
ッション材層と該長尺状透水性クッション材層の少なく
とも一表面上に接着される長尺状透水性シート層とから
なる長尺状弾性舗装材を連続的に製造することを特徴と
する。この長尺状弾性舗装材は、ロール巻きにされると
収納性の点で便利である。本第4発明は、上記第3発明
において上記長尺状弾性舗装材を製造した後、該長尺状
弾性舗装材の幅方向に所望のピッチにて切断することを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明者の試験によれば、加硫ゴム粉砕物及び
加硫ゴムスポンジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴム
スポンジ粉砕物からなり且つ該粉砕物を互いに接着させ
てなる透水性弾性舗装材を構成する各粉砕物粒子自体
は、水に浸漬をしても、その疏水性材料〔例えば、クロ
ロプレンゴム(CR)、エチレン−プロピレンゴム(E
PDM)等〕のため、水膨張はほとんどしない。しか
し、この透水性弾性舗装材となると大きく水膨張をす
る。この原因は未だ定かではないが、そうなることは事
実である。
加硫ゴムスポンジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴム
スポンジ粉砕物からなり且つ該粉砕物を互いに接着させ
てなる透水性弾性舗装材を構成する各粉砕物粒子自体
は、水に浸漬をしても、その疏水性材料〔例えば、クロ
ロプレンゴム(CR)、エチレン−プロピレンゴム(E
PDM)等〕のため、水膨張はほとんどしない。しか
し、この透水性弾性舗装材となると大きく水膨張をす
る。この原因は未だ定かではないが、そうなることは事
実である。
【0008】一方、本発明の人工芝付弾性舗装材は、所
定のクッション材層の一方の面上に透水性シート層(特
に、布、寒冷紗等からなる)及び他方の面上に人工芝層
が接着形成されるので、これが水浸漬されて、たとえク
ッション材層が膨張しようとしても全体として水膨張が
発生せず、そのため端末部のソリ返りも発生しない。
定のクッション材層の一方の面上に透水性シート層(特
に、布、寒冷紗等からなる)及び他方の面上に人工芝層
が接着形成されるので、これが水浸漬されて、たとえク
ッション材層が膨張しようとしても全体として水膨張が
発生せず、そのため端末部のソリ返りも発生しない。
【0009】本長尺状弾性舗装材の製造方法は、表面に
接着剤が塗布された、加硫ゴム粉砕物及び加硫ゴムスポ
ンジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムスポンジ粉砕
物を長尺状下側透水性シートと長尺状上側透水性シート
との間に充填し、その後、これらを加圧、加熱して長尺
状弾性舗装材を製造するものである。従って、本製造方
法によれば、連続的に長尺状弾性舗装材を製造できる。
また、その後、この長尺状弾性舗装材の幅方向に所望の
ピッチにて切断することにより、容易に所望大きさの弾
性舗装材を製造できる。
接着剤が塗布された、加硫ゴム粉砕物及び加硫ゴムスポ
ンジ粉砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムスポンジ粉砕
物を長尺状下側透水性シートと長尺状上側透水性シート
との間に充填し、その後、これらを加圧、加熱して長尺
状弾性舗装材を製造するものである。従って、本製造方
法によれば、連続的に長尺状弾性舗装材を製造できる。
また、その後、この長尺状弾性舗装材の幅方向に所望の
ピッチにて切断することにより、容易に所望大きさの弾
性舗装材を製造できる。
【0010】なお、本発明の方法により製造された弾性
舗装材の上に砂入り人工芝を配置し、即ち両者を接着し
ない場合においても、この透水性シート層の作用、更に
は人工芝及び砂の重量による作用により、この弾性舗装
材の水膨張が抑えられる。従って、弾性舗装材のはみ出
し、波うちが発生しないので、この弾性舗装材の設置の
際のマット間の隙間が不要となり、人工芝表面の窪みの
発生もなくなる。更に、上記弾性舗装材及び人工芝付弾
性舗装材を構成する各層は、所望の透水性を有するの
で、本発明の方法により製造された弾性舗装材又は本発
明の人工芝付弾性舗装材の透水性を阻害することはな
い。
舗装材の上に砂入り人工芝を配置し、即ち両者を接着し
ない場合においても、この透水性シート層の作用、更に
は人工芝及び砂の重量による作用により、この弾性舗装
材の水膨張が抑えられる。従って、弾性舗装材のはみ出
し、波うちが発生しないので、この弾性舗装材の設置の
際のマット間の隙間が不要となり、人工芝表面の窪みの
発生もなくなる。更に、上記弾性舗装材及び人工芝付弾
性舗装材を構成する各層は、所望の透水性を有するの
で、本発明の方法により製造された弾性舗装材又は本発
明の人工芝付弾性舗装材の透水性を阻害することはな
い。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法により製造
された弾性舗装材又は本発明の人工芝付弾性舗装材は、
これが水浸漬されても端末部のソリ返りが生じない。ま
た、この弾性舗装材の上に、砂入り人工芝を接着せずに
単に配置した場合においても、弾性舗装材のはみ出し、
波うちが発生せず、そのためこの弾性舗装材を隙間なく
配置することができ、人工芝表面の窪みの発生もなくな
る。本製造方法によれば、上記効果をもつ有用な長尺状
弾性舗装材又は弾性舗装材を製造できる。
された弾性舗装材又は本発明の人工芝付弾性舗装材は、
これが水浸漬されても端末部のソリ返りが生じない。ま
た、この弾性舗装材の上に、砂入り人工芝を接着せずに
単に配置した場合においても、弾性舗装材のはみ出し、
波うちが発生せず、そのためこの弾性舗装材を隙間なく
配置することができ、人工芝表面の窪みの発生もなくな
る。本製造方法によれば、上記効果をもつ有用な長尺状
弾性舗装材又は弾性舗装材を製造できる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。本実施例では、(1)透水性シートが接着されてい
ない弾性舗装材(以下、マットという。)、(2)この
マット上に人工芝を接着させた人工芝付マット、(3)
更に、このマット1の裏面上に寒冷紗2を接着しその表
面上に上記人工芝3を接着した人工芝・寒冷紗付マット
(図2図示)を準備し、この水浸漬試験を行った。この
結果を表1に示す。
る。本実施例では、(1)透水性シートが接着されてい
ない弾性舗装材(以下、マットという。)、(2)この
マット上に人工芝を接着させた人工芝付マット、(3)
更に、このマット1の裏面上に寒冷紗2を接着しその表
面上に上記人工芝3を接着した人工芝・寒冷紗付マット
(図2図示)を準備し、この水浸漬試験を行った。この
結果を表1に示す。
【0013】上記マット単体(1)〔300×300×
15(厚さ)mm、見かけ比重;0.5〕は、まず、C
Rスポンジ粉砕物(8mm篩下分、見かけ比重;0.
2)及びタイヤゴム(加硫されているもの)の粉砕物
(平均径;3〜4mm、見かけ比重;0.4)を体積比
で1:1に混合し、更にこれらの粉砕物の全重量に対し
て約4重量%の接着剤(ウレタン系接着剤)も混合し、
充分に撹拌して、各粉砕物表面に接着剤をコーティング
した。これを図3に示す所定の型41、42を用いて加
圧圧縮下(約1〜5kg/cm2)加熱(約150℃)
して製造した。
15(厚さ)mm、見かけ比重;0.5〕は、まず、C
Rスポンジ粉砕物(8mm篩下分、見かけ比重;0.
2)及びタイヤゴム(加硫されているもの)の粉砕物
(平均径;3〜4mm、見かけ比重;0.4)を体積比
で1:1に混合し、更にこれらの粉砕物の全重量に対し
て約4重量%の接着剤(ウレタン系接着剤)も混合し、
充分に撹拌して、各粉砕物表面に接着剤をコーティング
した。これを図3に示す所定の型41、42を用いて加
圧圧縮下(約1〜5kg/cm2)加熱(約150℃)
して製造した。
【0014】上記人工芝付マット(2)は、上記マット
単体(1)に人工芝を接着させて人工芝層を形成したも
の(他の面はこのマット単体表面が露出している。)で
ある。この人工芝としては、市販のもの〔商品名;「S
T7000」(ユニチカ株式会社製)〕を用いた。使用
した接着剤としては、ウレタン系接着剤を用いた。上記
人工芝・寒冷紗付マット(図2図示)(3)は、上記マ
ット1の裏面上に寒冷紗2を接着しその表面上に上記人
工芝3を接着したものである。この寒冷紗2としては、
20番糸を用いて12メッシュの目の粗さとしたもので
ある。
単体(1)に人工芝を接着させて人工芝層を形成したも
の(他の面はこのマット単体表面が露出している。)で
ある。この人工芝としては、市販のもの〔商品名;「S
T7000」(ユニチカ株式会社製)〕を用いた。使用
した接着剤としては、ウレタン系接着剤を用いた。上記
人工芝・寒冷紗付マット(図2図示)(3)は、上記マ
ット1の裏面上に寒冷紗2を接着しその表面上に上記人
工芝3を接着したものである。この寒冷紗2としては、
20番糸を用いて12メッシュの目の粗さとしたもので
ある。
【0015】
【表1】
【0016】尚、表中、膨張率は、膨張前の所定場所の
長さをL0 、膨張後の長さをL1とした場合、〔(L1−
L0)/L0〕×100(%)で示した。また、ソリ(m
m)は、水浸漬前に対して水浸漬後の端面のソリの大き
さ(mm)で示した。以上の結果によれば、寒冷紗のな
いマット単体の場合は、水中に所定時間浸漬した場合、
0.8〜1.3%も膨張した。またその一面にのみ人工
芝を接着したものでは、2〜5mmの大きなソリを生じ
た。更に、寒冷紗付マットにおいて、マット露出面側の
膨張率は1.0〜1.4%もあった。一方、この寒冷紗
付マットの寒冷紗側では、24時間浸漬までは全く膨張
せず、48〜72時間後において僅か0.1%程度膨張
したに過ぎなかった。また、寒冷紗・人工芝付マットに
おいては、72時間浸漬後においても、全くソリが生じ
なかった。
長さをL0 、膨張後の長さをL1とした場合、〔(L1−
L0)/L0〕×100(%)で示した。また、ソリ(m
m)は、水浸漬前に対して水浸漬後の端面のソリの大き
さ(mm)で示した。以上の結果によれば、寒冷紗のな
いマット単体の場合は、水中に所定時間浸漬した場合、
0.8〜1.3%も膨張した。またその一面にのみ人工
芝を接着したものでは、2〜5mmの大きなソリを生じ
た。更に、寒冷紗付マットにおいて、マット露出面側の
膨張率は1.0〜1.4%もあった。一方、この寒冷紗
付マットの寒冷紗側では、24時間浸漬までは全く膨張
せず、48〜72時間後において僅か0.1%程度膨張
したに過ぎなかった。また、寒冷紗・人工芝付マットに
おいては、72時間浸漬後においても、全くソリが生じ
なかった。
【0017】以上より、寒冷紗(及び人工芝)を接着す
れば、膨張及びソリを著しく低減できる。また、以上の
結果によれば、砂入り人工芝を接着せずに、上記片面寒
冷紗付マットのマット露出面上に配置した場合において
も、接地面側のシート層と人工芝及び砂による重量によ
りマットの水膨張が抑えられるため、マットのはみ出
し、波うちが発生しない。従って、マット設置の際のマ
ット間の隙間が不要となり、人工芝上面の窪みの発生も
なくなる。また、使用した寒冷紗は12メッシュと粗い
し且つ非金属からなるので、透水性に優れるとともに、
金属のように錆びることもなく耐久性に優れる。また、
上記粉砕物は再利用品のため、資源の有効利用ともな
る。
れば、膨張及びソリを著しく低減できる。また、以上の
結果によれば、砂入り人工芝を接着せずに、上記片面寒
冷紗付マットのマット露出面上に配置した場合において
も、接地面側のシート層と人工芝及び砂による重量によ
りマットの水膨張が抑えられるため、マットのはみ出
し、波うちが発生しない。従って、マット設置の際のマ
ット間の隙間が不要となり、人工芝上面の窪みの発生も
なくなる。また、使用した寒冷紗は12メッシュと粗い
し且つ非金属からなるので、透水性に優れるとともに、
金属のように錆びることもなく耐久性に優れる。また、
上記粉砕物は再利用品のため、資源の有効利用ともな
る。
【0018】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
上記加硫ゴム粉砕物と加硫ゴムスポンジ粉砕物との配合
比は種々、変更使用されるし、加硫ゴムスポンジ粉砕物
のみを使用してもよい。この加硫ゴム粉砕物又は加硫ゴ
ムスポンジ粉砕物としては、種々の材料、形状、大きさ
等のものを用いることができる。例えば、加硫ゴムスポ
ンジ粉砕物の材料としては、上記CR以外に、エチレン
−プロピレンゴム、ニトリルゴム、SBR等を用いるこ
ともできる。
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
上記加硫ゴム粉砕物と加硫ゴムスポンジ粉砕物との配合
比は種々、変更使用されるし、加硫ゴムスポンジ粉砕物
のみを使用してもよい。この加硫ゴム粉砕物又は加硫ゴ
ムスポンジ粉砕物としては、種々の材料、形状、大きさ
等のものを用いることができる。例えば、加硫ゴムスポ
ンジ粉砕物の材料としては、上記CR以外に、エチレン
−プロピレンゴム、ニトリルゴム、SBR等を用いるこ
ともできる。
【0019】更に、上記透水性シート層を構成する材料
としては、上記寒冷紗以外に、布、金網、不織布等を用
いることができるし、この肉厚等も問わない。また、透
水性シート層(2a、2b)は、図1に示すように、ク
ッション材層1aの片面のみならず両面に形成したもの
とすることもできる。この場合はその水膨張が更に低減
される。使用する接着剤量は、各粉砕物間を接着でき且
つ全体として透水性を有する程度に接着できる範囲であ
ればよいし、その材質も上記のもの以外のゴム系、エポ
キシ系等を選択することもできる。
としては、上記寒冷紗以外に、布、金網、不織布等を用
いることができるし、この肉厚等も問わない。また、透
水性シート層(2a、2b)は、図1に示すように、ク
ッション材層1aの片面のみならず両面に形成したもの
とすることもできる。この場合はその水膨張が更に低減
される。使用する接着剤量は、各粉砕物間を接着でき且
つ全体として透水性を有する程度に接着できる範囲であ
ればよいし、その材質も上記のもの以外のゴム系、エポ
キシ系等を選択することもできる。
【0020】また、上記透水性シートとマット(クッシ
ョン材層)等との接着は、上記以外に、マット成形と同
時に接着する方法でもよい。この場合は、例えば、図4
に示すように、まず、表面に接着剤が塗布された、加硫
ゴム粉砕物5a及び加硫ゴムスポンジ粉砕物5bの混合
物等を、長尺状下側透水性シート2aと長尺状上側透水
性シート2b若しくは支持用シートとの間に充填する。
この支持用シートは、この加硫ゴム粉砕物等と接着しな
いように、例えば剥離剤をその内側に塗布してもよい
し、容易に剥離できる材質で作ってもよい。その後、こ
の充填された状態でこの両シートを一対の移動用ベルト
コンベヤ6a、6bを用いて加圧部に搬送し、該加圧部
にて加圧するとともに加熱して上記各粉砕物間を接着す
る。これにより、長尺状透水性クッション材層と、該長
尺状透水性クッション材層の少なくとも一表面上に接着
される長尺状透水性シート層とからなる長尺状弾性舗装
材7を連続的に製造できる。次いで、必要に応じて、こ
の長尺状弾性舗装材7の幅方向に所望のピッチにて切断
して、所定形状、大きさの弾性舗装材を製造できる。
尚、参考例としては、上記支持用シートの代わりに、長
尺状人工芝を使用すれば、長尺状人工芝付長尺状弾性体
が得られる。尚、この人工芝は、接着加熱するための温
度に耐えるものであれば充分である。
ョン材層)等との接着は、上記以外に、マット成形と同
時に接着する方法でもよい。この場合は、例えば、図4
に示すように、まず、表面に接着剤が塗布された、加硫
ゴム粉砕物5a及び加硫ゴムスポンジ粉砕物5bの混合
物等を、長尺状下側透水性シート2aと長尺状上側透水
性シート2b若しくは支持用シートとの間に充填する。
この支持用シートは、この加硫ゴム粉砕物等と接着しな
いように、例えば剥離剤をその内側に塗布してもよい
し、容易に剥離できる材質で作ってもよい。その後、こ
の充填された状態でこの両シートを一対の移動用ベルト
コンベヤ6a、6bを用いて加圧部に搬送し、該加圧部
にて加圧するとともに加熱して上記各粉砕物間を接着す
る。これにより、長尺状透水性クッション材層と、該長
尺状透水性クッション材層の少なくとも一表面上に接着
される長尺状透水性シート層とからなる長尺状弾性舗装
材7を連続的に製造できる。次いで、必要に応じて、こ
の長尺状弾性舗装材7の幅方向に所望のピッチにて切断
して、所定形状、大きさの弾性舗装材を製造できる。
尚、参考例としては、上記支持用シートの代わりに、長
尺状人工芝を使用すれば、長尺状人工芝付長尺状弾性体
が得られる。尚、この人工芝は、接着加熱するための温
度に耐えるものであれば充分である。
【図1】クッション層の両表面上に透水性シート層を形
成させた弾性舗装材の説明断面図である。
成させた弾性舗装材の説明断面図である。
【図2】実施例において製造された人工芝付弾性舗装材
の説明断面図である。
の説明断面図である。
【図3】実施例において金型を用いて弾性舗装材を製造
する状態を示す説明断面図である。
する状態を示す説明断面図である。
【図4】長尺状弾性舗装材を連続的に製造する状態を示
す説明図である。
す説明図である。
1;マット、2;寒冷紗(層)、3;人工芝(層)、4
1、42;金型、5a;加硫ゴム粉砕物、5b;加硫ゴ
ムスポンジ粉砕物、7;長尺状弾性舗装材。
1、42;金型、5a;加硫ゴム粉砕物、5b;加硫ゴ
ムスポンジ粉砕物、7;長尺状弾性舗装材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29K 105:02 105:24 (72)発明者 伊藤 博 名古屋市熱田区千年1丁目16番30号 株 式会社イノアックコーポレーション 船 方工場内 (56)参考文献 特開 平4−52301(JP,A) 実開 平2−33801(JP,U) 実開 昭64−14203(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 5/00 - 5/22 E01C 13/08
Claims (4)
- 【請求項1】 加硫ゴム粉砕物及び加硫ゴムスポンジ粉
砕物のうちの少なくとも該加硫ゴムスポンジ粉砕物から
なり且つ該粉砕物を互いに接着させてなる透水性クッシ
ョン材層と、該クッション材層の両表面のうちの少なく
とも一方の面上に接着される透水性シート層と、からな
る弾性舗装材の両表面のうちの一方の面(上記クッショ
ン材層が露出している上記弾性舗装材の場合は、該露出
するクッション材層の表面)上に、透水性人工芝層が接
着形成されることを特徴とする人工芝付弾性舗装材。 - 【請求項2】 上記透水性シート層は、布、寒冷紗、不
織布又は金網からなる請求項1記載の人工芝付弾性舗装
材。 - 【請求項3】 表面に接着剤が塗布された、加硫ゴム粉
砕物及び加硫ゴムスポンジ粉砕物のうちの少なくとも該
加硫ゴムスポンジ粉砕物を長尺状下側透水性シートと長
尺状上側透水性シート若しくは支持用シートとの間に充
填し、その後、この充填された状態でこの両シートを移
動用ローラを用いて加圧部に搬送し、該加圧部にて加圧
するとともに加熱して上記各粉砕物間及び該各粉砕物と
上記各透水性シートとの間を接着して、長尺状透水性ク
ッション材層と該長尺状透水性クッション材層の少なく
とも一表面上に接着される長尺状透水性シート層とから
なる長尺状弾性舗装材を連続的に製造することを特徴と
する長尺状弾性舗装材の製造方法。 - 【請求項4】 請求項3において上記長尺状弾性舗装材
を製造した後、該長尺状弾性舗装材の幅方向に所望のピ
ッチにて切断することを特徴とする弾性舗装材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8492292A JP3190102B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 人工芝付弾性舗装材、長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8492292A JP3190102B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 人工芝付弾性舗装材、長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05247904A JPH05247904A (ja) | 1993-09-24 |
| JP3190102B2 true JP3190102B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=13844201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8492292A Expired - Fee Related JP3190102B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 人工芝付弾性舗装材、長尺状弾性舗装材の製造方法及び弾性舗装材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3190102B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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|---|---|---|---|---|
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| PL1767697T3 (pl) * | 2005-09-22 | 2009-06-30 | Mondo Spa | Materiał podłogowy, sposoby wytwarzania i układania materiału podłogowego |
| KR101017223B1 (ko) * | 2010-07-13 | 2011-02-28 | 이태섭 | 탄성 변형성 및 투수성이 우수한 탄성포장재 |
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| KR102192710B1 (ko) * | 2020-04-20 | 2020-12-17 | 주식회사 가나실업 | 인조잔디용 투수성 충격 흡수패드, 이의 제조방법 및 시공방법 |
| CN112549592A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-03-26 | 常州劲友新材料科技有限公司 | 一种环保型人造草坪地垫的生产方法 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP8492292A patent/JP3190102B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05247904A (ja) | 1993-09-24 |
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