JP3192007B2 - ガラス溶解炉のガラス排出方法 - Google Patents
ガラス溶解炉のガラス排出方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/06—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in pot furnaces
-
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/26—Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels
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- Organic Chemistry (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス種をルツボに入
れて加熱融解する形式のガラス溶解炉、詳しくは、ルツ
ボを載置するための炉床部上に流出したガラス融液を排
出する排出路を形成してあるガラス溶解炉の流出ガラス
の排出方法に関する。
れて加熱融解する形式のガラス溶解炉、詳しくは、ルツ
ボを載置するための炉床部上に流出したガラス融液を排
出する排出路を形成してあるガラス溶解炉の流出ガラス
の排出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ガラス溶解炉では、ルツボが高温度
のガラス融液に浸食されて割れ、ガラス融液が炉内に流
出する。これは、特に気孔率が大きくガラス融液に対す
る浸食抵抗の小さい焼成粘土ルツボで発生し易い。そし
て、このガラス融液の流出が発生すると、流出したガラ
ス融液が炉壁に融着するが、この炉壁に融着したガラス
を冷却後に削るなどの物理的な手段で除去することは炉
壁の損傷を招き、その再使用を不可能にしてコストアッ
プを招来する。従ってガラス融液の流出が発生した場合
には、流出したガラス融液を炉壁に融着させることなく
排出路に排出させることが肝要であり、そのためには、
ガラス融液の流動性を高く保持する必要がある。その解
決手段として、従来では、ガラス融液を高温度にするこ
とが考えられていたが、例えば現在の通常の溶解ガラス
のガラス種の大部分を占めるソーダ・石灰ガラスで排出
を完全に行うにはその粘度から見て1500℃近いガラ
ス温度が必要であり、このような高温度に流出ガラス融
液を長時間保持することは、炉床部の耐火材の浸食を増
大するのみならず、熱経済性の悪化を招来し、実用的で
ない。
のガラス融液に浸食されて割れ、ガラス融液が炉内に流
出する。これは、特に気孔率が大きくガラス融液に対す
る浸食抵抗の小さい焼成粘土ルツボで発生し易い。そし
て、このガラス融液の流出が発生すると、流出したガラ
ス融液が炉壁に融着するが、この炉壁に融着したガラス
を冷却後に削るなどの物理的な手段で除去することは炉
壁の損傷を招き、その再使用を不可能にしてコストアッ
プを招来する。従ってガラス融液の流出が発生した場合
には、流出したガラス融液を炉壁に融着させることなく
排出路に排出させることが肝要であり、そのためには、
ガラス融液の流動性を高く保持する必要がある。その解
決手段として、従来では、ガラス融液を高温度にするこ
とが考えられていたが、例えば現在の通常の溶解ガラス
のガラス種の大部分を占めるソーダ・石灰ガラスで排出
を完全に行うにはその粘度から見て1500℃近いガラ
ス温度が必要であり、このような高温度に流出ガラス融
液を長時間保持することは、炉床部の耐火材の浸食を増
大するのみならず、熱経済性の悪化を招来し、実用的で
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】要するに従来では、上
記の不都合を招来することなく、流出したガラス融液を
排出する技術が確立されていなかった。本発明の目的
は、合理的に流出したガラス融液の排出を行える技術を
提供する点にある。
記の不都合を招来することなく、流出したガラス融液を
排出する技術が確立されていなかった。本発明の目的
は、合理的に流出したガラス融液の排出を行える技術を
提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明による
ガラス溶解炉のガラス排出方法の特徴は、前記炉床部上
に、ガラス融液と接触反応してガラス融液の流動性を高
める軟化剤を散布しておく点にある。本発明の第2発明
によるガラス溶解炉のガラス排出方法の特徴は、前記ル
ツボからのガラス融液の流出が発生したとき、ガラス融
液と接触反応してガラス融液の流動性を高める軟化剤を
その流出ガラスに散布する点にある。
ガラス溶解炉のガラス排出方法の特徴は、前記炉床部上
に、ガラス融液と接触反応してガラス融液の流動性を高
める軟化剤を散布しておく点にある。本発明の第2発明
によるガラス溶解炉のガラス排出方法の特徴は、前記ル
ツボからのガラス融液の流出が発生したとき、ガラス融
液と接触反応してガラス融液の流動性を高める軟化剤を
その流出ガラスに散布する点にある。
【0005】
【作用】上記第1発明の方法によれば、ガラス融液の流
出が発生した場合、その流出したガラス融液は炉床部上
の軟化剤に接触し、低温であっても流動性が向上し、排
出路への排出がスムーズに行なわれる。しかも、ガラス
融液の流出を監視しておく必要がないから、管理が容易
である。上記第2発明の方法によれば、ガラス融液の流
出が発生した場合、その流出したガラス融液に軟化剤を
散布することにより、その散布した軟化剤が流出ガラス
融液と接触して、低温であっっても流出ガラス融液の流
動性が向上し、排出路への流出ガラス融液の排出をスム
ーズに行わせることができる。しかも、流出時にのみ軟
化剤を散布するから、軟化剤として、長時間高温度に耐
える性能のものが不要で、温度面で軟化剤の選択性が良
い。
出が発生した場合、その流出したガラス融液は炉床部上
の軟化剤に接触し、低温であっても流動性が向上し、排
出路への排出がスムーズに行なわれる。しかも、ガラス
融液の流出を監視しておく必要がないから、管理が容易
である。上記第2発明の方法によれば、ガラス融液の流
出が発生した場合、その流出したガラス融液に軟化剤を
散布することにより、その散布した軟化剤が流出ガラス
融液と接触して、低温であっっても流出ガラス融液の流
動性が向上し、排出路への流出ガラス融液の排出をスム
ーズに行わせることができる。しかも、流出時にのみ軟
化剤を散布するから、軟化剤として、長時間高温度に耐
える性能のものが不要で、温度面で軟化剤の選択性が良
い。
【0006】
【発明の効果】従って本発明によれば、高温度化による
炉壁の浸食及びコストアップを招来することなく、ルツ
ボの破壊で流出したガラス融液を排出路に円滑に排出さ
せて、その流出ガラス融液が炉壁に融着することによる
再使用不可能に起因したコストアップを防止することが
できるガラス排出方法を提供できるようになった。
炉壁の浸食及びコストアップを招来することなく、ルツ
ボの破壊で流出したガラス融液を排出路に円滑に排出さ
せて、その流出ガラス融液が炉壁に融着することによる
再使用不可能に起因したコストアップを防止することが
できるガラス排出方法を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】次に実施例を説明する。 〔実施例1〕図1,図2及び図3はガラス溶解炉(ルツ
ボ窯)を示し、炉の上壁部1、左右側壁部2、前壁部
3、後壁部4、及び、炉床部5の夫々を耐火材で形成
し、着脱扉を兼ねる前壁部3には、ルツボ6の口6aを
炉外に臨ませる開口を形成してある。
ボ窯)を示し、炉の上壁部1、左右側壁部2、前壁部
3、後壁部4、及び、炉床部5の夫々を耐火材で形成
し、着脱扉を兼ねる前壁部3には、ルツボ6の口6aを
炉外に臨ませる開口を形成してある。
【0008】溶解対象のガラスxを収容するルツボ6に
は、口6aを横向きに形成した横型(いわゆる、ネコツ
ボ)を使用し、炉内において台材7を介し炉床部5に載
置する。
は、口6aを横向きに形成した横型(いわゆる、ネコツ
ボ)を使用し、炉内において台材7を介し炉床部5に載
置する。
【0009】8は炉内で燃焼炎fを形成する炉内加熱用
のバーナであり、9はバーナ8に対し燃料ガスgを供給
するガス供給管、10はバーナ8に対し燃焼用空気aを
ファン11により加圧供給する空気供給管である。12
は炉内の燃焼排ガスを導出する排ガス口である。又、1
3は、空気供給管10によりバーナ8に送給する燃焼用
空気aを、排ガス口12から煙道14へ導く燃焼排ガス
と熱交換させて予熱する排熱回収熱交換器であり、熱交
換器形式としては、排ガス通過室13a内に空気管10
aを挿入配置したチューブ形式を採用してある。
のバーナであり、9はバーナ8に対し燃料ガスgを供給
するガス供給管、10はバーナ8に対し燃焼用空気aを
ファン11により加圧供給する空気供給管である。12
は炉内の燃焼排ガスを導出する排ガス口である。又、1
3は、空気供給管10によりバーナ8に送給する燃焼用
空気aを、排ガス口12から煙道14へ導く燃焼排ガス
と熱交換させて予熱する排熱回収熱交換器であり、熱交
換器形式としては、排ガス通過室13a内に空気管10
aを挿入配置したチューブ形式を採用してある。
【0010】15は、ルツボ6の炉内破損により流出す
るガラス融液を炉外へ導出するための排出路であり、通
常使用時には耐火レンガなどからなる栓材16により炉
外出口を閉塞しておく。つまり、流出したガラス融液が
排出路15の出口近くに溜まるようになっている。そし
て、ガラス溶解炉は、前記ガラス融液の流出を検出する
ガラス流出検出装置を有する。このガラス流出検出装置
は、ガラス融液の流出が発生した場合、その流出したガ
ラス融液が排出路15に流下排出されて出口付近に溜ま
ることを利用して、その出口付近の流出ガラス融液を検
出するガラス流出検出手段を設けて構成されている。前
記ガラス流出検出手段は、前記排出路15の出口付近に
ガスを吹き出すためのノズルNを配置し、そのノズルN
にガスを供給するガス供給手段を設け、前記ノズルNへ
のガス供給状態を検出する供給検出センサ17を設けて
構成されている。前記ノズルNは、前記栓材16に装着
されている。前記ガス供給手段は、前記燃焼用空気供給
管10のうちファン11よりも下流側の箇所に、その燃
焼用空気供給管10内の空気の一部をガスとして前記ノ
ズルNに導くガス導出管Gを分岐接続して構成されてい
る。つまり、バーナ8の燃焼用の駆動構成を利用して、
ガスを供給するように構成されている。前記供給検出セ
ンサ17は、排出路15の出口付近にガラス融液がない
と、ノズルNからのガスの吹き出しが抵抗少なく行なわ
れるが、ガラス融液が存在してそのガラス融液でノズル
Nの先端の口周りが覆われていると、それによりガスの
吹き出し抵抗が増大することを利用して検出するもので
あって、具体的には、前記の抵抗変化に、ガス導出管G
内の圧力が対応していることに着目して、ガス導出管G
内の圧力を検出する圧力計である。もって、ガラス流出
検出手段は、圧力計17による検出圧力が設定以上とな
ったとき、ガラス融液の流出が発生したと検出するよう
に構成されている。18はこの圧力計17によりガラス
融液の流出が検出されると、そのことを炉内でのルツボ
破損の発生として報知作動する報知器である。
るガラス融液を炉外へ導出するための排出路であり、通
常使用時には耐火レンガなどからなる栓材16により炉
外出口を閉塞しておく。つまり、流出したガラス融液が
排出路15の出口近くに溜まるようになっている。そし
て、ガラス溶解炉は、前記ガラス融液の流出を検出する
ガラス流出検出装置を有する。このガラス流出検出装置
は、ガラス融液の流出が発生した場合、その流出したガ
ラス融液が排出路15に流下排出されて出口付近に溜ま
ることを利用して、その出口付近の流出ガラス融液を検
出するガラス流出検出手段を設けて構成されている。前
記ガラス流出検出手段は、前記排出路15の出口付近に
ガスを吹き出すためのノズルNを配置し、そのノズルN
にガスを供給するガス供給手段を設け、前記ノズルNへ
のガス供給状態を検出する供給検出センサ17を設けて
構成されている。前記ノズルNは、前記栓材16に装着
されている。前記ガス供給手段は、前記燃焼用空気供給
管10のうちファン11よりも下流側の箇所に、その燃
焼用空気供給管10内の空気の一部をガスとして前記ノ
ズルNに導くガス導出管Gを分岐接続して構成されてい
る。つまり、バーナ8の燃焼用の駆動構成を利用して、
ガスを供給するように構成されている。前記供給検出セ
ンサ17は、排出路15の出口付近にガラス融液がない
と、ノズルNからのガスの吹き出しが抵抗少なく行なわ
れるが、ガラス融液が存在してそのガラス融液でノズル
Nの先端の口周りが覆われていると、それによりガスの
吹き出し抵抗が増大することを利用して検出するもので
あって、具体的には、前記の抵抗変化に、ガス導出管G
内の圧力が対応していることに着目して、ガス導出管G
内の圧力を検出する圧力計である。もって、ガラス流出
検出手段は、圧力計17による検出圧力が設定以上とな
ったとき、ガラス融液の流出が発生したと検出するよう
に構成されている。18はこの圧力計17によりガラス
融液の流出が検出されると、そのことを炉内でのルツボ
破損の発生として報知作動する報知器である。
【0011】バーナ8は燃焼炎を下向きに噴出する倒炎
式で、その炎側面が平面状の壁状炎を形成する形式と
し、このバーナ8を炉上壁部1において後壁部寄りに配
置することにより、炎側面が炉幅方向に連なってルツボ
6に対しその背面側から面する形態の下向き縦壁状燃焼
炎fを後壁部4の壁面に沿う状態に形成するようにして
ある。
式で、その炎側面が平面状の壁状炎を形成する形式と
し、このバーナ8を炉上壁部1において後壁部寄りに配
置することにより、炎側面が炉幅方向に連なってルツボ
6に対しその背面側から面する形態の下向き縦壁状燃焼
炎fを後壁部4の壁面に沿う状態に形成するようにして
ある。
【0012】一方、この燃焼形態に対し、排ガス口12
は炉内天井部においてルツボ設置位置の直上方に形成
し、燃焼炎噴出位置に対しルツボ側に位置させてある。
は炉内天井部においてルツボ設置位置の直上方に形成
し、燃焼炎噴出位置に対しルツボ側に位置させてある。
【0013】つまり、上記の構成において縦壁状燃焼炎
fはその炎側面の炉幅方向への広がりにより炉内雰囲気
を均一に昇温させ、又、ルツボ6を背面側から均一に加
熱するとともに、下向き噴出により燃焼炎fの先端ない
し、それに続く高温の燃焼排ガス流が炉幅方向への幅広
状態でルツボ6の下部に至り、その後、燃焼炎噴出位置
に対しルツボ側位置で炉内天井部に位置する排ガス口1
2からの導出案内により、その幅広状態の高温燃焼排ガ
スはルツボ下部からルツボ周部を均等に上昇して、その
上昇過程でルツボ6を加熱しながら排ガス口12に至
る。
fはその炎側面の炉幅方向への広がりにより炉内雰囲気
を均一に昇温させ、又、ルツボ6を背面側から均一に加
熱するとともに、下向き噴出により燃焼炎fの先端ない
し、それに続く高温の燃焼排ガス流が炉幅方向への幅広
状態でルツボ6の下部に至り、その後、燃焼炎噴出位置
に対しルツボ側位置で炉内天井部に位置する排ガス口1
2からの導出案内により、その幅広状態の高温燃焼排ガ
スはルツボ下部からルツボ周部を均等に上昇して、その
上昇過程でルツボ6を加熱しながら排ガス口12に至
る。
【0014】そして、このルツボ下部からルツボ周部へ
の高温燃焼排ガス上昇によるルツボ加熱でルツボ底部の
対象ガラスxが効果的に加熱されて、ルツボ内での融液
ガラスxの熱による対流が促進され、この対流により融
液ガラスxの全体が均質な加熱溶解状態となる。
の高温燃焼排ガス上昇によるルツボ加熱でルツボ底部の
対象ガラスxが効果的に加熱されて、ルツボ内での融液
ガラスxの熱による対流が促進され、この対流により融
液ガラスxの全体が均質な加熱溶解状態となる。
【0015】図4,図5及び図6はバーナ構造を示し、
19は炉幅方向に延びるスリット状の噴出口19aと、
それに連通するノズル挿入室19bとを形成した炎口ブ
ロック、20は内部を空気室20aとするバーナボック
ス、21は平板状のガスノズルであり、バーナボックス
20の空気吐出口20bを炎口ブロック19におけるノ
ズル挿入室19bに連通させた状態でバーナボックス2
0と炎口ブロック19とを連結し、ガスノズル21は、
その先端側をノズル挿入室19bに挿入し、かつ、基端
側のガスチャンバ部21aを空気室20a内に位置させ
る状態で、バーナボックス20と炎口ブロック19との
連通部に内装してある。
19は炉幅方向に延びるスリット状の噴出口19aと、
それに連通するノズル挿入室19bとを形成した炎口ブ
ロック、20は内部を空気室20aとするバーナボック
ス、21は平板状のガスノズルであり、バーナボックス
20の空気吐出口20bを炎口ブロック19におけるノ
ズル挿入室19bに連通させた状態でバーナボックス2
0と炎口ブロック19とを連結し、ガスノズル21は、
その先端側をノズル挿入室19bに挿入し、かつ、基端
側のガスチャンバ部21aを空気室20a内に位置させ
る状態で、バーナボックス20と炎口ブロック19との
連通部に内装してある。
【0016】22はガス供給管9からの燃料ガスgをバ
ーナボックス20内のガスチャンバ部21aに導入する
ガス導入管、23は空気室20a内における空気案内板
であり、空気供給管10からバーナボックス側部の空気
供給口20cを介し空気室20aに導入される燃焼用空
気aを、この空気案内板23によりバーナボックス20
内の全周部へ拡散させ、かつ、バーナボックス20の後
端側へ一旦迂回流動させた上で空気吐出口20bへ導出
することで、空気吐出口20bからの燃焼用空気aの吐
出状態、ひいては、スリット状噴出口19aからの燃焼
炎噴出状態を各口20b,19aの長手方向(炉幅方向
に相当)について均一化する。
ーナボックス20内のガスチャンバ部21aに導入する
ガス導入管、23は空気室20a内における空気案内板
であり、空気供給管10からバーナボックス側部の空気
供給口20cを介し空気室20aに導入される燃焼用空
気aを、この空気案内板23によりバーナボックス20
内の全周部へ拡散させ、かつ、バーナボックス20の後
端側へ一旦迂回流動させた上で空気吐出口20bへ導出
することで、空気吐出口20bからの燃焼用空気aの吐
出状態、ひいては、スリット状噴出口19aからの燃焼
炎噴出状態を各口20b,19aの長手方向(炉幅方向
に相当)について均一化する。
【0017】平板状ガスノズル21の先端縁には、ガス
チャンバ部21aから平板状部内のスリット状ガス路2
1bを介し供給される燃料ガスgを炎口ブロック19の
噴出口19aに向けて吹き出すガス孔24をノズル全幅
にわたり一列に並べて多数形成し、又、平板状ガスノズ
ル21の先端縁近くにおける両側面夫々には、スリット
状ガス路21bを介し供給される燃料ガスgを各ノズル
側面に対し直交する向きに吹き出す副ガス孔25を同じ
くノズル全幅にわたり一列に並べて多数形成してある。
チャンバ部21aから平板状部内のスリット状ガス路2
1bを介し供給される燃料ガスgを炎口ブロック19の
噴出口19aに向けて吹き出すガス孔24をノズル全幅
にわたり一列に並べて多数形成し、又、平板状ガスノズ
ル21の先端縁近くにおける両側面夫々には、スリット
状ガス路21bを介し供給される燃料ガスgを各ノズル
側面に対し直交する向きに吹き出す副ガス孔25を同じ
くノズル全幅にわたり一列に並べて多数形成してある。
【0018】そして、各ノズル側面には、空気噴出路と
してのノズル挿入室19bにおける空気流れ方向で副ガ
ス孔25列の上流側近傍に位置してノズル側面に対し直
立する状態の制風突起26をノズル全幅にわたって設
け、これら制風突起26には多数の空気通風孔26aを
ノズル全幅にわたる2列配置で形成してある。
してのノズル挿入室19bにおける空気流れ方向で副ガ
ス孔25列の上流側近傍に位置してノズル側面に対し直
立する状態の制風突起26をノズル全幅にわたって設
け、これら制風突起26には多数の空気通風孔26aを
ノズル全幅にわたる2列配置で形成してある。
【0019】つまり、このバーナ構造において、空気噴
出路としてのノズル挿入室19bで制風突起26の外側
を通過する空気流、副ガス孔25列から吹き出される燃
料ガスと制風突起26の空気通風孔26a列を通過した
空気との混合流、及び、ノズル先端のガス孔24列から
吹き出される燃料ガス流の三層が形成されて、これら三
層から成る混合気流の燃焼炎が炎口ブロック19におけ
るスリット状噴出口19aの長手方向全幅から炉内へ向
け噴出され、これにより、炉後壁部4の壁面に沿う状態
の前述の如き下向き縦壁状燃焼炎fが形成される。
出路としてのノズル挿入室19bで制風突起26の外側
を通過する空気流、副ガス孔25列から吹き出される燃
料ガスと制風突起26の空気通風孔26a列を通過した
空気との混合流、及び、ノズル先端のガス孔24列から
吹き出される燃料ガス流の三層が形成されて、これら三
層から成る混合気流の燃焼炎が炎口ブロック19におけ
るスリット状噴出口19aの長手方向全幅から炉内へ向
け噴出され、これにより、炉後壁部4の壁面に沿う状態
の前述の如き下向き縦壁状燃焼炎fが形成される。
【0020】そして、この実施例1のガラス排出方法
は、次の通りである。炉床部5の上面、つまり、炉床面
5aに、流出したガラス融液を排出路15へ流下案内す
るための勾配を与え、炉床面5a上に、流出したガラス
融液と接触反応してガラス融液の流動性を高めるペレッ
ト状の軟化剤pを散布しておく。前記軟化剤pとして
は、アルミナ、ジルコニア、ジルコン、マグネシアや、
それらにポルトランドセメントを混合したものを挙げる
ことができる。この排出方法によれば、ガラス融液の流
出が発生した場合、その流出ガラス融液が軟化剤pと接
触反応して流動性が高くなり、排出がスムーズに行なわ
れる。
は、次の通りである。炉床部5の上面、つまり、炉床面
5aに、流出したガラス融液を排出路15へ流下案内す
るための勾配を与え、炉床面5a上に、流出したガラス
融液と接触反応してガラス融液の流動性を高めるペレッ
ト状の軟化剤pを散布しておく。前記軟化剤pとして
は、アルミナ、ジルコニア、ジルコン、マグネシアや、
それらにポルトランドセメントを混合したものを挙げる
ことができる。この排出方法によれば、ガラス融液の流
出が発生した場合、その流出ガラス融液が軟化剤pと接
触反応して流動性が高くなり、排出がスムーズに行なわ
れる。
【0021】〔実施例2〕上記実施例1のガラス溶解炉
において、前記ガラス流出検出装置の流出検出、つま
り、報知器18の報知に基づいて、前記実施例1で示し
た軟化剤pを流出ガラス融液に散布する。この場合も実
施例1と同様に、流出ガラス融液の流動性が高まり、排
出がスムーズに行なわれる。
において、前記ガラス流出検出装置の流出検出、つま
り、報知器18の報知に基づいて、前記実施例1で示し
た軟化剤pを流出ガラス融液に散布する。この場合も実
施例1と同様に、流出ガラス融液の流動性が高まり、排
出がスムーズに行なわれる。
【0022】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0023】前述実施例では、軟化剤pとしてペレット
状のものを示したが、軟化剤pは、粉状、粒状のもので
あっても良い。ガラス流出検出装置を設けずに実施して
も良く、又、そのガラス流出検出装置の検出形式、構造
は適宜変更可能である。炉内において下向きの縦壁状燃
焼炎fを形成するバーナ8の具体構造は種々の構成変更
が可能であり、例えば、前述実施例の如き平板状のガス
ノズル21を用いるに代え、複数のガスノズルを等しい
ガス噴出向きでそのガス噴出方向に対して直交する方向
に並置する構造を採用する等してもよい。
状のものを示したが、軟化剤pは、粉状、粒状のもので
あっても良い。ガラス流出検出装置を設けずに実施して
も良く、又、そのガラス流出検出装置の検出形式、構造
は適宜変更可能である。炉内において下向きの縦壁状燃
焼炎fを形成するバーナ8の具体構造は種々の構成変更
が可能であり、例えば、前述実施例の如き平板状のガス
ノズル21を用いるに代え、複数のガスノズルを等しい
ガス噴出向きでそのガス噴出方向に対して直交する方向
に並置する構造を採用する等してもよい。
【0024】前述実施例においては縦壁状燃焼炎fを平
板状に形成したが、これに代え、縦壁状燃焼炎fを平面
視において図7に示す如くルツボ6を囲む状態の湾曲板
状に形成してもよい。
板状に形成したが、これに代え、縦壁状燃焼炎fを平面
視において図7に示す如くルツボ6を囲む状態の湾曲板
状に形成してもよい。
【0025】又、縦壁状燃焼炎fは炉幅方向で厳密に隙
間のない完全な一連炎に限定されるものではなく、複数
の下向き噴出燃焼炎が炉幅方向で比較的密に並ぶ形態の
ものとしてもよい。
間のない完全な一連炎に限定されるものではなく、複数
の下向き噴出燃焼炎が炉幅方向で比較的密に並ぶ形態の
ものとしてもよい。
【0026】前述実施例では、ガス供給手段として、燃
焼用の空気をガスとして供給するものを示したが、ガス
供給手段としては、別個にファンを備え、燃焼とは切り
離してガスを供給するものであっても良い。前述実施例
では、軟化材pを設けて、ガラス融液の流動性を高めた
が、本発明は、軟化材pを設けずに実施してもよい。
焼用の空気をガスとして供給するものを示したが、ガス
供給手段としては、別個にファンを備え、燃焼とは切り
離してガスを供給するものであっても良い。前述実施例
では、軟化材pを設けて、ガラス融液の流動性を高めた
が、本発明は、軟化材pを設けずに実施してもよい。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】炉の側面視断面図
【図2】炉の正面視断面図
【図3】炉の平面視断面図
【図4】炉側面視方向でのバーナの拡大断面図
【図5】炉正面視方向でのバーナの一部切欠き図
【図6】ガスノズル先端の正面図
【図7】別実施例を示す平面図
6 ルツボ 5 炉床部 p 軟化剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−89419(JP,A) 特開 平6−135725(JP,A) 実公 昭38−2560(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 5/08 C03B 5/26 F27B 14/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ルツボ(6)を載置するための炉床部
(5)上に流出したガラス融液を排出する排出路(1
5)を形成してあるガラス溶解炉において、前記炉床部
(5)上に、ガラス融液と接触反応してガラス融液の流
動性を高める軟化剤(p)を散布しておくガラス溶解炉
のガラス排出方法。 - 【請求項2】 ルツボ(6)を載置するための炉床部
(5)上に流出したガラス融液を排出する排出路(1
5)を形成してあるガラス溶解炉において、前記ルツボ
(6)からのガラス融液の流出が発生したとき、ガラス
融液と接触反応してガラス融液の流動性を高める軟化剤
(p)をその流出ガラス融液に散布するガラス溶解炉の
ガラス排出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28877892A JP3192007B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ガラス溶解炉のガラス排出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28877892A JP3192007B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ガラス溶解炉のガラス排出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135726A JPH06135726A (ja) | 1994-05-17 |
| JP3192007B2 true JP3192007B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=17734598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28877892A Expired - Fee Related JP3192007B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ガラス溶解炉のガラス排出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3192007B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28877892A patent/JP3192007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06135726A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |