JP3199039B2 - 消費電力低減回路及びこれを用いた無線通信装置並びに無線通信装置における消費電力低減方法 - Google Patents
消費電力低減回路及びこれを用いた無線通信装置並びに無線通信装置における消費電力低減方法Info
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Description
びこれを用いた無線通信装置並びに無線通信装置におけ
る消費電力低減方法に関し、特に符号分割多重通信(C
ode Division Multiple Acc
ess、以下CDMAと略す)を行う無線通信装置にお
ける消費電力を低減する回路及びこれを用いた無線通信
装置並びに無線通信装置における消費電力低減方法に関
する。
は、電源に電池を用いている。したがって、移動通信装
置によって長時間の通信を実現するには、消費電力をで
きるだけ低減する必要がある。
9−200177号公報に記載されているものがある。
同公報に記載されている従来技術について図14を参照
して説明する。同図には、CDMA受信装置において、
重み付けに用いる相関フィルタが示されている。この相
関フィルタは、遅延時間の互いに異なる複数のタップ出
力信号TP1〜TPnを出力する遅延回路100と、こ
の遅延回路100の出力を基に重み付け及び合成処理を
行う重み付け合成回路200とを含んで構成されてい
る。そして、重み付け合成回路200から送出される相
関出力信号を入力とするタイミング制御回路300から
の制御信号によってスイッチ400を制御し、重み付け
合成回路200への電源500からの電力供給をオンオ
フするのである。すなわち、相関ピークが集中している
区間だけスイッチ素子400をオンさせて重み付け合成
回路200に電源を供給し、相関ピーク値が集中してい
ない区間では電源を供給しないようにするのである。こ
れにより、本来必要な間にのみ、重み付け合成回路に電
力を供給することで、消費電力の低減を図っているので
ある。
消費電力を低減した携帯電話装置が記載されている。す
なわち、高速で処理が行われる通信チャネル用の受信手
段と、低速で処理が行われるページングチャネル用の受
信手段とを有し、通信チャネル用の受信手段では高速処
理が必要であり、その分電力消費が大きいために受信待
ち受け時にはページングチャネル用の受信手段の電源を
オンにし、通信チャネル用の受信手段を電源オフにする
ことによって消費電力を低減させるのである。これにつ
いて、図15を参照して説明する。同公報では、同図に
記載されているように、携帯電話装置に制御手段134
を設け、受信待ち受け中において、AD変換器125、
受信フィルタ126、相関器127及び拡散符号発生回
路128についての電源をオフに制御するのである。こ
れにより、長期に亘る待ち受け時間における電池の消耗
を少なくすることができるのである。
る従来技術によれば、いずれも消費電力を低減できるの
である。
置等の無線通信装置では、フェージング対策のためにア
ンテナや受信回路等を複数系統設けるのが通常である。
ただし、アンテナ等を多数系統設けると装置の携帯性を
損ねるので、2系統だけ設けて受信レベルの大きい系統
を選択するのが一般的である。
TDMA(Time Division Multip
le Access)方式の装置と同様に、2系統の受
信回路等が同時に動作する。したがって、CDMA方式
においても、2系統設けられている受信回路等が消費電
力を増加させる一因となる。このため、消費電力のより
有効な低減が望まれていた。
公報に記載されている受信回路は1系統であり、消費電
力を増加させる一因となる2系統ある受信回路の消費電
力を有効に低減することはできない。また、上述した特
開平9−261167号公報の携帯電話装置は、待ち受
け時間を長くするために、受信待ち受け中において制御
手段によってAD変換器、受信フィルタ、相関器及び拡
散符号発生回路についての電源をオフにして消費電力を
低減しており、待ち受け時間以外の場合における消費電
力を有効に低減することはできない。
るためになされたものであり、その目的はCDMA受信
装置において消費電力をより有効に低減することのでき
る消費電力低減回路及びこれを用いた移動通信装置を提
供することである。
減回路は、高周波受信信号を周波数変換して復調処理を
なす複数系統の受信回路と、これ等受信回路に対応して
設けられ対応する前記受信回路の各出力に対する相関値
をそれぞれ検索してCDMA受信を行う相関値検索手段
とを含む無線通信装置における消費電力低減回路であっ
て、前記複数系統の受信回路のうち、前記相関値検索手
段により検索された前記相関値の低い系統に対応する前
記受信回路の動作を実質的に停止するように制御する動
作制御手段を含むことを特徴とする。
は、複数系統の受信回路に夫々対応して設けられ対応す
る受信回路で受信された信号について一定間隔ごとに位
相をずらし、この位相をずらした信号に対して既知デー
タとの相関をとるディレイプロファイル回路を更に含
み、前記動作制御手段は前記相関値の低い方の系統の受
信回路及び該受信回路に対応するディレイプロファイル
回路の動作を実質的に停止するようにしたことを特徴と
する。
力低減回路と、前記複数系統の受信回路からの各受信出
力に対して逆拡散処理を行って音声信号を出力するCD
MA受信手段とを含むことを特徴とする。
受信信号を周波数変換して復調処理をなす複数系統の受
信回路と、これ等受信回路に対応して設けられ、対応す
る前記受信回路の各出力に対する相関値をそれぞれ検索
してCDMA受信を行う相関値検索手段とを含む無線通
信装置における消費電力低減方法であって、前記複数系
統の受信回路から夫々出力される相関値のピーク値を前
記相関値検索手段により夫々検出するステップと、これ
ら検出したピーク値を所定値と比較するステップと、前
記所定値よりも低いピーク値の相関値を出力する系統に
対応する前記受信回路への電力供給を停止するステップ
とを含むことを特徴とする。
話等の移動通信装置において、受信信号レベルがある一
定値より低い場合、2系統ある受信回路のうち、受信信
号レベルが低い受信回路の電源供給を断つ等、動作を実
質的に停止させることにより、消費電力を低減するので
ある。また、受信信号レベルが低い受信回路の電源供給
を断っているときには、相関値を検索する検索回路の動
作クロックの繰返し周波数を低減することにより、消費
電力をより低減するのである。
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
施の一形態を示すブロック図である。同図において、本
実施の形態の消費電力低減回路を含む無線通信装置、好
ましくは移動通信装置、例えば携帯電話機は、1系アン
テナANT1、2系アンテナANT2に対応して設けら
れ対応するアンテナによる受信信号の復調を行う1系受
信回路1、2系受信回路2と、これら受信回路で夫々復
調された信号について一定間隔ごとに位相をずらし、こ
の位相をずらした信号に対して既知データ(拡散コー
ド)との相関をとるディレイプロファイル(Delay
profile)回路3−1及び3−2と、これらディ
レイプロファイル回路3−1及び3−2から出力される
相関値データ(拡散コードとの相関の大きさを示すデー
タ)に対してピーク値の検索を行うサーチャ(Sear
cher)回路4とを含んで構成されている。アンテナ
を2つ設けているのは、フェージング等の妨害波による
影響を考慮して受信状況の良いアンテナを選択して使用
するためである。なお、2つのアンテナのうち、一方は
装置筐体外部に、他方は装置筐体内部に設ける。
は、サーチャ回路4から出力されるタイミング調整値に
応じてフレームの開始タイミングをタイミング信号61
によって通知するタイミング回路6と、1系受信回路1
及び2系受信回路2に電力を供給する電源供給回路5
と、ディレイプロファイル回路3−1及び3−2から出
力される相関値の差が所定の閾値を上回る場合に相関値
が低い方の系の受信回路への電源供給をオンオフ制御す
るためのスイッチS1及びS2とを含んで構成されてい
る。なお、電源供給回路5は、電池であるものとする。
系受信回路2で、アンテナANT1、ANT2から入力
される受信信号の復調を行う。次にディレイプロファイ
ル回路3−1及び3−2において、1系受信回路1及び
2系受信回路2で夫々復調されたI信号、Q信号につい
て位相をずらし、この位相をずらした信号と既知データ
との相関をとる。そして、この各相関値データD1,D
2,D3…Dnをサーチャ回路4へ出力する。
うに、10[ms]周期のフレーム開始位置(パルス幅
61[ns]のパルスの立上りタイミング)を中心とす
る30[μs]の範囲(±15[μs]の範囲)におい
て位相をずらして各データを送出する。したがって、デ
ィレイプロファイル回路3−1及び3−2から夫々出力
される相関値データは、その送出タイミング(送出時
刻)が互いに異なることになる。
が61[ns]になるのは、16.384[MHz]の
基準周波数の整数倍にすれば装置が製造しやすいからで
ある。すなわち、1/16.384[MHz]=61
[ns]であるので、パルス幅が61[ns]になる。
なお、各データの長さは、0.25[ms]である。
して送出することとしたのは、設計上のトレードオフに
よる。すなわち、それよりも大きくするとディレイプロ
ファイル回路の規模が増大して消費電力が増し、それよ
り小さくすると適切な相関値データを選択することがで
きなくなるからである。
プロファイル回路3−1,3−2から夫々出力された相
関値データの中から、夫々の系のピーク値をいくつか検
索する。この場合、図3に示されているように、各デー
タの送出時刻毎に既知データとの相関をとると、時刻t
pにおいて、相関値はピーク値となる。サーチャ回路4
は、ディレイプロファイル回路3−1及び3−2から夫
々出力された相関値データD1,D2,D3,…,Dn
の中からこのようなピーク値を検索するのである。
イル回路3−1,3−2から夫々出力された相関値デー
タのピーク値についての比較を行い、両ピーク値の差を
求める。この比較に要する消費電力は、各受信回路にお
ける消費電力に比べて極めて小さい。
ておく。そして、2つの系の相関値のピーク値の差が、
その閾値を上回る場合には、サーチャ回路4はスイッチ
S1及びS2を制御して相関値が低い方の系の受信回路
に対する電源5からの電力供給を断状態にする。逆に、
2つの系の相関値の差が、その閾値を上回らない場合に
は、両受信回路に対する電源5からの電力供給を継続す
る。
log(1/4))すなわち一方のピーク値が他方の1
/4であるものとする。そして、2つの系の相関値のピ
ーク値の差が6dBを上回る場合には相関値が低い方の
系の受信回路に対する電力供給を断状態にし、その差が
6dBを上回らない場合には両受信回路に対する電力供
給を継続する。なお、2つの系の相関値のピーク値の差
が6dBのときに、ピーク値の小さい方の受信回路に必
要な電力は、ピーク値の大きい方の受信回路に必要な電
力の1/4にすぎないため、ピーク値の小さい方の受信
回路への電源供給を停止することに大きな影響はない。
値を上回る場合、相関値の低い信号を受信している回路
の電源を断つことにより、消費電力を低く抑えることが
できるのである。この場合、一般的なCDMA受信装置
に用いられているサーチャ回路4で、電源を切断する判
定を行うので、特別のハードウェアを用意する必要はな
い。
いて、図4を参照して説明する。同図に示されているよ
うに、サーチャ回路4は、入力される相関値データにつ
いてのピーク値の比較を行う相関値検出回路41と、こ
の相関値検出回路41に対して動作クロックを与えるP
LL回路42と、相関値検出回路41によって制御さ
れ、上述したスイッチS1,S2をオンオフ制御するた
めの制御信号をポートP00,P01から送出するポー
ト制御部43とを含んで構成されている。なお、このサ
ーチャ回路4には周知のDSP(Digital Si
gnal Processor)を用いることができ
る。
るように、相関値データについてのピーク値の検索処理
や比較処理を行うCPU(Central Proce
ssing Unit)421と、相関値データについ
ての検索処理プログラムや比較処理プログラムが記憶さ
れたRAM(Random Access Memor
y)422とを含んで構成されている。そして、RAM
422に記憶された検索処理プログラムや比較処理プロ
グラムを、CPU421が実行することによって、相関
値データについてのピーク値の検索処理や比較処理が行
われるのである。
動作について図6のフローチャートを参照して説明す
る。同図において、まず、無線通信装置の電源供給オン
に応答して(ステップS1)、受信回路1(Rx1)か
ら出力される相関値のピーク値を検出する(ステップS
2)。また、受信回路2(Rx2)から出力される相関
値のピーク値を検出する(ステップS3)。
から受信回路2の出力相関値のピーク値を減算した減算
結果(2つの系の相関値のピーク値の差)が閾値THよ
りも大きいかどうかが判定される(ステップS4)。そ
して、その減算結果が閾値THよりも大きい場合には、
受信回路2への電源供給を停止する(ステップS5)。
Hよりも小さい場合、今度は受信回路2の出力相関値の
ピーク値から受信回路1の出力相関値のピーク値を減算
した減算結果が閾値THよりも大きいかどうかが判定さ
れる(ステップS6)。そして、その減算結果が閾値T
Hよりも大きい場合は、受信回路1への電源供給を停止
する(ステップS7)。
と受信回路2の出力相関値のピーク値との差が閾値TH
よりも小さいかそれと等しい場合には、電源供給を停止
せずに、両受信回路1及び2に電源を供給し続ける(ス
テップS4→S6→S8)。
後、所定時間が経過すると(ステップS10)、再び受
信回路2の電源をオンにし(ステップS11)、この電
源供給オンに応答して以上と同様な動作が繰返される
(ステップS2→S3…)。またステップS7による電
源供給停止処理の後、所定時間が経過すると(ステップ
S9)、再び受信回路1の電源をオンにし(ステップS
12)、この電源供給オンに応答してステップS2以降
の処理が繰返される(ステップS2→S3…)。
おいて、電源供給停止から電源供給再開までの時間は、
10×n[ms]とする。上述した図2にも示されてい
るように、10[ms]で各データが送られてくるの
で、ディレイプロファイル回路において10[ms]周
期で相関をとっている。このため、受信系の電源供給を
停止する時間も10[ms]単位とするのである。
への電源供給を一旦断状態にした場合は、固定的にその
供給を断状態にするのではなく、所定時間経過後に相関
値の確認が行われるのである。装置の移動に伴って受信
状況が変化するので、これに対応するためである。つま
り、上記の所定時間経過後に全受信回路をオン状態にし
た後で上述した出力相関値のピーク値の比較やその結果
に基づく電源供給停止を再度行うことによって、装置の
移動等による受信状況の変化に対応して受信回路への電
源供給を断状態にすることにより、消費電力をより有効
に低減できるのである。
述したサーチャ回路で行われる。その比較等の制御は、
サーチャ回路にDSPを用いた場合に、数命令コードの
追加で実現でき、DSPの実動作時間がわずかに延びる
だけである。よって、この制御による消費電力は、受信
回路における消費電力よりも極めて小さいのである。
構成例について図7を参照して説明する。同図に示され
ているように、アンテナからの受信入力を増幅するRF
増幅器LNAと、バンドパスフィルタBPF1と、ミキ
サMIXと、バンドパスフィルタBPF2と、AGC
(Automatic Gain Control)増
幅器81と、直交復調器82とを含んで構成されてい
る。
給をオンオフ制御するためのスイッチSWが設けられて
いる。このスイッチSWは、上述した図1中のスイッチ
S1又はスイッチS2に対応する。そして、サーチャ回
路4によってこのスイッチSWをオフし、受信回路への
電力供給を断状態に制御することによって、消費電力を
低減するのである。
ても、受信回路の動作を実質的に停止させることによっ
て、消費電力を低減することができる。例えば、図8に
示されているようにRF増幅器LNAの出力側にスイッ
チSWを設け、このスイッチSWをオンオフ制御すれば
良い。この場合、電源電力自体は受信回路に供給され
る。しかし、入力信号は受信回路内の入力段に入力され
るだけで、それより後段には入力されない。したがっ
て、その受信回路の動作は実質的に停止する。よって、
この動作を停止した受信回路の分だけ、消費電力を低減
することができるのである。
IXに対する局部発振器(図示せず)からの発振信号の
入力側にスイッチSWを設け、このスイッチSWをオン
オフし、発振信号の入力を制御しても良い。この場合に
おいても、電源電力自体は受信回路に供給される。しか
し、ミキサMIXに発振信号が入力されないので、その
受信回路の動作は実質的に停止する。よって、この動作
を停止した受信回路の分だけ、消費電力を低減すること
ができるのである。なお、発振信号を出力する局部発振
器の発振動作自体を停止するように構成しても良く、こ
の場合においても受信回路の動作は実質的に停止し、同
様に消費電力を低減できる。
への電力供給等をオンオフ制御する場合について説明し
たが、その代りにディレイプロファイル回路への電力供
給をオンオフ制御しても消費電力を低減することができ
る。すなわち、図10に示されているように、電源供給
回路5の出力側に設けられているスイッチS1及びS2
をサーチャ回路4によってオンオフすれば、ディレイプ
ロファイル回路3−1及び3−2への電力供給をオンオ
フ制御することができる。これにより、相関値の低い方
の系統の受信回路に対応するディレイプロファイル回路
への電力供給が断たれ、そのディレイプロファイル回路
の動作は実質的に停止する。よって、この動作を停止し
たディレイプロファイル回路の分だけ、消費電力を低減
することができるのである。
ディレイプロファイル回路3−1及び3−2、サーチャ
回路4、電源供給回路5及びタイミング回路6の構成及
び動作は、図1の場合と同様である。
回路への電力供給等を共にオンオフ制御しても良いこと
は明らかである。すなわち、図11に示されているよう
に、電源供給回路5の出力側に設けられているスイッチ
S1及びS2をサーチャ回路4によってオンオフすれ
ば、受信回路1及びディレイプロファイル回路3−1、
受信回路2及びディレイプロファイル回路3−2への電
力供給等をオンオフ制御することができる。
回路更にはその受信回路に対応するディレイプロファイ
ル回路への電力供給が断たれ、その受信回路更にはディ
レイプロファイル回路の動作は実質的に停止する。よっ
て、この動作を停止した受信回路及びディレイプロファ
イル回路の分だけ、消費電力を低減することができるの
である。
ディレイプロファイル回路3−1及び3−2、サーチャ
回路4、電源供給回路5及びタイミング回路6の構成及
び動作は、図1及び図10の場合と同様である。
ファイル回路の電力供給等を断状態にするスイッチを設
け、これら両回路の動作を共に実質的に停止させれば、
受信回路及びディレイプロファイル回路のいずれか一方
のみの動作を停止する場合よりも、消費電力をより低減
することができるのである。
ング素子を用いることができる。例えば、パワーMOS
(Metal Oxide Semiconducto
r)トランジスタや周知のアナログスイッチ等の電気的
スイッチ、リレースイッチ等の機械的スイッチを用いる
ことができる。ただし、回路規模を抑えて、装置の携帯
性を損なわないようにするためには、集積化が容易なト
ランジスタを利用するのが得策である。
合についても本発明を適用できることは明らかである。
この場合にも、受信信号レベルの低い系についての電力
供給を断つことによって、その分の消費電力を低減でき
ることは明らかである。受信回路を3系統以上設ける場
合に電力供給を断つ受信回路の数は、1つでも2つでも
よく、その数に限定されない。しかしながら、受信感度
の劣化を防止するために、受信回路の系統数のうち、少
なくとも半分以上の受信回路には電力供給が行われるこ
とが好ましい。また、相関値の低い受信回路から順に電
力供給を断つことが好ましい。例えば、複数系統の受信
回路のうち、2系統の受信回路の電力供給を断つ場合に
は、最も低い相関値を有する受信回路と、その次に相関
値の低い受信回路に対して、電力供給を断つことが好ま
しい。
を再度参照して説明する。同図において、ディレイプロ
ファイル回路3から信号レベルの情報を受けたサーチャ
回路4は一定時間以内にタイミング回路6へタイミング
調整値を出力する。ディレイプロファイル回路3は、こ
のタイミング調整値を基に、上述した図2のような動作
を行うのである。
内に受信回路2系統分の相関値の検索を行っている。こ
のため、CDMA方式では繰返し周波数の高い動作クロ
ックでサーチャ回路4を動かさなければならないという
問題がある。
相関値の検索を行う場合、サーチャ回路4の動作クロッ
クの繰返し周波数を低くする。つまり、1系統のみの検
索を行う場合には、処理量が減るので内部の動作クロッ
クを低く抑えることができるのである。したがって、本
実施形態では、サーチャ回路4の動作クロックの繰返し
周波数を低くして、サーチャ回路4が消費する電流を低
く抑えることができるのである。
PLL回路を制御して動作クロックを低減すれば良い。
このサーチャ回路4内のPLL回路について、図12を
参照して説明する。同図に示されているようにPLL回
路は、電圧制御発振器(Voltage Contro
lled Oscilator;VCO)120と、こ
の発振出力をM分周するM分周器121と、基準信号を
N分周するN分周器122の出力信号に対する分周器1
21の出力信号の位相を検出する位相検出回路123
と、この位相検出結果を積分するチャージポンプ回路1
24とを含んで構成されている。
で電圧制御発振器120の発振周波数を制御することに
より周知の位相同期ループが形成され、基準信号120
0に同期した発振出力1201を生成することができる
のである。すなわち、この発振出力1201が上述した
相関値検出回路41の動作クロックとなる。例えば、基
準信号1200の繰返し周波数が16.384MHzで
ある場合に、繰返し周波数が70MHzの発振出力12
01を得ることができる。この繰返し周波数70MHz
の発振出力1201によって上述したCPU421等が
動作するのである。つまり、外部から入力される16.
384MHzのクロックを基にPLL回路で70MHz
のクロックを生成し、このクロックによってCPU42
1が動作するのである。
し周波数を変化させれば、電圧制御発振器120の発振
周波数が変化する。このため、基準信号1200の繰返
し周波数を変化制御するか、N分周器122の分周比を
変化させれば、発振出力1201、すなわちサーチャ回
路4の動作クロックを低くすることができる。例えば、
2系統の受信回路両方からの相関値について12.7M
IPS(Million Instruction P
er Second)で処理しなければならないものと
する。この場合においても、1系統のみの受信回路から
の相関値については、8MIPSで処理すれば良いの
で、2系統分の処理を行う場合の約2/3の処理量で済
む。よって、相関値検出回路41への動作クロックを低
くすることができる。
ベルの低い方の系統の受信回路の動作を実質的に停止す
るように制御しているとき、サーチャ回路4の動作クロ
ックを低減すれば、サーチャ回路4が消費する電力を低
く抑えることができるのである。
通信装置の全体構成が図13に示されている。同図にお
いて無線通信装置は、図1の構成に、受信回路1及び2
から出力される受信信号に対して逆拡散を行うフィンガ
回路7と、このフィンガ回路7から出力される逆拡散信
号71を組合せて合成する合成回路8と、この合成回路
8から出力される合成信号81を音声信号に復号する音
声コーデック(CODEC)部9と、この音声コーデッ
ク部9から出力される音声信号91を出力するためのス
ピーカ10とを追加した構成である。
出力されるタイミング信号61に応答して受信信号に対
する逆拡散を行う。なお、同図中の受信回路1及び2
は、無線通信装置においては無線部として機能し、その
受信信号をフィンガ回路7に出力することになる。
1及び2から出力される受信信号に対して逆拡散を行っ
た逆拡散信号71を組合せて合成し、これを音声として
スピーカ10から出力するのである。そして、受信回路
1及び2への電源供給を停止する等、上述した処理を行
うのである。これにより、CDMA受信を行う無線通信
装置において、消費電力を低減できるのである。
ある場合に、その閾値よりも小なる値に対応する系統の
受信回路の電源供給の停止等を行っているが、その相対
的な閾値(以下、相対的閾値と呼ぶ)の他に絶対的な閾
値(以下、絶対的閾値と呼ぶ)を設けても良い。そし
て、相対的閾値との関係のみならず、絶対的閾値と2つ
のピーク値とが一定の関係になったときに限り電源供給
を停止するのである。例えば、2つのピーク値の差が相
対的閾値より大で、かつ、それらピーク値のうち大なる
値が絶対的閾値より大で、小なる値が絶対的閾値より小
である場合に小なる値に対応する系統の受信回路の電源
供給の停止等を行うのである。2つのピーク値の差が相
対的閾値より大であっても、2つのピーク値が共に絶対
的閾値よりも大である場合及び共に絶対的閾値よりも小
である場合にはいずれの系統の受信回路の電源供給も継
続する(停止しない)。
に絶対的閾値よりも大である場合には両ピーク値を共に
利用することができ、また2つのピーク値が共に絶対的
閾値よりも小である場合にも両ピーク値を共に利用する
ことができるのである。
態様をとりうる。
に対する前記電源回路からの電力供給をオンオフするス
イッチ素子を制御することを特徴とする請求項3記載の
消費電力低減回路。
への受信信号の入力をオンオフするスイッチ素子を制御
することを特徴とする請求項4記載の消費電力低減回
路。
への局部発振信号の入力をオンオフするスイッチ素子を
制御することを特徴とする請求項5記載の消費電力低減
回路。
プロファイル回路に対する前記電源回路からの電力供給
をオンオフするスイッチ素子を制御することを特徴とす
る請求項6記載の消費電力低減回路。
及び前記ディレイプロファイル回路に対する前記電源回
路からの電力供給をオンオフするスイッチ素子を制御す
ることを特徴とする請求項7記載の消費電力低減回路。
であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記
載の消費電力低減回路。
の受信回路の相関値の差が所定閾値より大であるとき該
相関値の低い系統の受信回路の動作を実質的に停止する
ように制御することを特徴とする請求項9記載の無線通
信装置。
信号受信時に、それら両系の受信信号レベルの差が所定
閾値以上になったとき、受信信号レベルの低い系の受信
回路への供給電力を断にする等、その動作を実質的に停
止させることにより、消費電力を低減することができる
という効果がある。また、1系統の受信回路で受信して
いる時にサーチャ回路の動作クロックの繰返し周波数を
低くすることにより、消費電力を低減することができる
という効果がある。
を含む移動通信装置の構成を示すブロック図である。
ングチャートである。
図である。
ある。
部構成例を示す図である。
ある。
ある。
である。
である。
回路を含む移動通信装置の構成を示すブロック図であ
る。
回路を含む移動通信装置の構成を示すブロック図であ
る。
構成例を示す図である。
信装置の全体構成を示すブロック図である。
る。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 高周波受信信号を周波数変換して復調処
理をなす複数系統の受信回路と、これ等受信回路に対応
して設けられ対応する前記受信回路の各出力に対する相
関値をそれぞれ検索してCDMA受信を行う相関値検索
手段とを含む無線通信装置における消費電力低減回路で
あって、前記複数系統の受信回路のうち、前記相関値検
索手段により検索された前記相関値の低い系統に対応す
る前記受信回路の動作を実質的に停止するように制御す
る動作制御手段を含むことを特徴とする消費電力低減回
路。 - 【請求項2】 前記動作制御手段は、前記複数系統の受
信回路の相関値の差が所定閾値より大であるとき該相関
値の低い系統に対応する受信回路の動作を実質的に停止
するように制御することを特徴とする請求項1記載の消
費電力低減回路。 - 【請求項3】 前記動作制御手段は、前記相関値の低い
系統に対応する受信回路に対する電源回路からの電力供
給を断状態にすることを特徴とする請求項1又は2記載
の消費電力低減回路。 - 【請求項4】 前記動作制御手段は、前記相関値の低い
系統に対応する受信回路への受信信号の入力を断状態に
することを特徴とする請求項1又は2記載の消費電力低
減回路。 - 【請求項5】 前記動作制御手段は、前記相関値の低い
系統に対応する受信回路へ入力される局部発振信号を停
止させることを特徴とする請求項1又は2記載の消費電
力低減回路。 - 【請求項6】 前記相関値検索手段は、前記複数系統の
受信回路に夫々対応して設けられ対応する受信回路で受
信された信号について一定間隔ごとに位相をずらし、こ
の位相をずらした信号に対して既知データとの相関をと
るディレイプロファイル回路を有し、前記動作制御手段
は前記相関値の低い方の系統に対応する受信回路及び該
受信回路に対応するディレイプロファイル回路の動作を
実質的に停止するようにしたことを特徴とする請求項1
又は2記載の消費電力低減回路。 - 【請求項7】 前記複数系統の受信回路に夫々対応して
設けられ対応する受信回路で受信された信号について一
定間隔ごとに位相をずらし、この位相をずらした信号に
対して既知データとの相関をとるディレイプロファイル
回路を更に含み、前記動作制御手段は前記相関値の低い
系統の受信回路と共に該受信回路に対応するディレイプ
ロファイル回路の動作をも実質的に停止するようにした
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の消費
電力低減回路。 - 【請求項8】 前記相関値検索手段は、前記相関値を所
定動作クロックに同期して検索する検索回路と、前記動
作制御手段が前記相関値の低い系統の受信回路の動作を
実質的に停止するように制御しているとき前記動作クロ
ックの繰返し周波数を低減する周波数低減回路とを有す
ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の消
費電力低減回路。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の消費電
力低減回路と、前記複数系統の受信回路からの各受信出
力に対して逆拡散処理を行って音声信号を出力するCD
MA受信手段とを含むことを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項10】 請求項6又は7記載の消費電力低減回
路と、前記ディレイプロファイル回路から出力される相
関値に応じて生成されるタイミング信号に応答して前記
各受信出力に対して逆拡散処理を行うフィンガ回路と、
この逆拡散出力を合成する合成回路と、この合成出力を
音声信号に復号する音声復号回路とを含むことを特徴と
する無線通信装置。 - 【請求項11】 高周波受信信号を周波数変換して復調
処理をなす複数系統の受信回路と、これ等受信回路に対
応して設けられ、対応する前記受信回路の各出力に対す
る相関値をそれぞれ検索してCDMA受信を行う相関値
検索手段とを含む無線通信装置における消費電力低減方
法であって、前記複数系統の受信回路から夫々出力され
る相関値のピーク値を前記相関値検索手段により夫々検
出するステップと、これら検出したピーク値を所定値と
比較するステップと、前記所定値よりも低いピーク値の
相関値を出力する系統に対応する前記受信回路への電力
供給を停止するステップとを含むことを特徴とする消費
電力低減方法。 - 【請求項12】 前記電力供給の停止後所定時間経過し
たとき、該電力供給を再開するステップを更に含むこと
を特徴とする請求項11記載の消費電力低減方法。
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