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JP3199149B2 - 受動形ポイント−マルチポイント光伝送方法 - Google Patents
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JP3199149B2 - 受動形ポイント−マルチポイント光伝送方法 - Google Patents

受動形ポイント−マルチポイント光伝送方法

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JP3199149B2
JP3199149B2 JP18262594A JP18262594A JP3199149B2 JP 3199149 B2 JP3199149 B2 JP 3199149B2 JP 18262594 A JP18262594 A JP 18262594A JP 18262594 A JP18262594 A JP 18262594A JP 3199149 B2 JP3199149 B2 JP 3199149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送路を介して対向
するセンタ装置と複数のユーザ装置との間で通信を行う
ポイント−マルチポイント光伝送方法に関する。特に、
ユーザ装置に能動光素子を配置せず、センタ装置から伝
送された光を変調して折り返す構成の受動形ポイント−
マルチポイント光伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の受動形ポイント−マル
チポイント光伝送システムの構成を示すブロック図であ
る。ここでは、受動形光伝送技術として、反射素子を用
いた光ファイバ1心伝送を行う場合を示す。
【0003】図において、センタ装置20とN個のユー
ザ装置30−1〜30−Nは、1対N光スターカプラ1
0を介してき線光ファイバ11とN本の支線光ファイバ
12−1〜12−Nにより接続される。センタ装置20
は、送信部21、受信部22および1対2光カプラ(ま
たは光サーキュレータ)23により構成される。各ユー
ザ装置30は、受信部31、反射部32および1対2光
カプラ33により構成される。
【0004】ここで、図17に示す送受信ダイヤグラム
を参照して従来システムの動作について説明する。セン
タ装置20では、各ユーザ装置30−1〜30−Nへの
下り光信号D1〜DNを時分割多重し、1対2光カプラ
23からき線光ファイバ11へ送出する。各下り光信号
D1〜DNは、各ユーザ装置に割り当てられた時間領域
に、各ユーザ装置への信号光と各ユーザ装置で変調され
る被変調光を多重している。被変調信号としては、例え
ば直流光が用いられる。各下り光信号D1〜DNは、1
対N光スターカプラ10でN分岐され、支線光ファイバ
12−1〜12−Nを介して各ユーザ装置30−1〜3
0−Nへ放送形式で伝送される。
【0005】ユーザ装置30−1では、受信信号が1対
2光カプラ33を介して受信部31および反射部32に
入力される。受信部31は、割り当てられた時間領域の
下り光信号D1から自装置宛の信号光を受信する。反射
部32は、自装置宛の被変調光を変調して上り光信号U
1を生成し、1対2光カプラ33を介して支線光ファイ
バ12−1へ送出する。なお、自装置宛の被変調光以外
は変調しない。他のユーザ装置30−2〜30−Nにつ
いても同様である。
【0006】各ユーザ装置30−1〜30−Nから送信
された上り光信号U1〜UNは、1対N光スターカプラ
10で合流し、き線光ファイバ11を介してセンタ装置
20へ伝送される。センタ装置20では、この上り光信
号U1〜UNが1対2光カプラ23を介して受信部22
に受信される。なお、簡単のために図17では光信号の
同期をとるための同期ビットは省略している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、受動形ポイ
ント−マルチポイント光伝送システムでは、ユーザ装置
の上り光信号の送信タイミングが下り光信号の受信タイ
ミングによって制約される。一方、センタ装置と各ユー
ザ装置との間の距離に応じて往復伝搬遅延時間が異なる
ので、各ユーザ装置からの上り光信号がセンタ装置に到
着したときに重なってしまうことがある。
【0008】図17に示す送受信ダイヤグラムでは、セ
ンタ装置20から各ユーザ装置30−1〜30−Nまで
の距離が順番に遠くなっており、各ユーザ装置への下り
光信号D1〜DNの並びがそれに対応しているので、セ
ンタ装置20には各ユーザ装置からの上り光信号U1〜
UNが順番に受信される。
【0009】しかし、図18に示す送受信ダイヤグラム
のように、センタ装置20からユーザ装置30−1まで
の距離とユーザ装置30−2までの距離が逆転すると、
ユーザ装置30−2からの上り光信号U2がユーザ装置
30−1からの上り光信号U1に重なってしまう。この
ような場合には、センタ装置20で正常な受信ができな
い。
【0010】本発明は、伝送効率の低下を最小限に抑え
ながら、複数のユーザ装置からセンタ装置への上り光信
号の重なりを回避することができる受動形ポイント−マ
ルチポイント光伝送方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の受動形ポイント
−マルチポイント光伝送方法は、センタ装置が、通信に
先立って各ユーザ装置との間の往復伝搬遅延時間を測定
し、下りフレーム中の各ユーザ装置への下り光信号間の
ガードタイムを、センタ装置と各ユーザ装置との間の最
大の往復伝搬遅延時間に設定する。
【0012】また、センタ装置が、通信に先立って各ユ
ーザ装置との間の往復伝搬遅延時間を測定し、下りフレ
ーム中の順番であるi番目のユーザ装置への下り光信号
とi+1番目のユーザ装置への下り光信号との間のガー
ドタイムを、センタ装置とi番目のユーザ装置との間の
往復伝搬遅延時間に設定する。
【0013】また、センタ装置が、通信に先立って各ユ
ーザ装置との間の往復伝搬遅延時間を測定し、各ユーザ
装置への信号光の時間幅をセンタ装置と各ユーザ装置と
の間の最大の往復伝搬遅延時間に設定する。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】本発明の受動形ポイント−マルチポイント光伝
方法では、各ユーザ装置への下り光信号間のガードタ
イムとして、センタ装置と各ユーザ装置との間の最大の
往復伝搬遅延時間を設定することにより、各ユーザ装置
で下りフレームの被変調光を変調して上り光してとして
折り返しても、各上り光信号がセンタ装置で重ならない
ようにすることができる(請求項1)。
【0019】
【0020】また、各ユーザ装置に対応するガードタイ
ムとして、各ユーザ装置との間の往復伝搬遅延時間に応
じて設定することにより、最小限のガードタイムで各上
り光信号がセンタ装置で重ならないようにすることがで
きる(請求項2)。
【0021】
【0022】
【0023】また、信号光と被変調光とを時分割多重し
て各ユーザ装置への下り光信号を生成し、信号光の時間
幅を各ユーザ装置との間の最大の往復伝搬遅延時間に設
定することにより、各下り光信号間のガードタイムを不
要にできる(請求項3)。
【0024】
【0025】
【0026】
【実施例】図1は、請求項1の実施例構成を示すブロッ
ク図である。図2は、請求項1の実施例を示す送受信ダ
イヤグラムである。
【0027】図において、センタ装置20に送信部21
の送信タイミングを制御する制御部24が備えられる。
その他は、図16に示す従来構成と同様である。センタ
装置20は、通信に先立って各ユーザ装置30−1〜3
0−Nとの間の往復伝搬遅延時間τ1 〜τN を測定す
る。この測定には、例えば各ユーザ装置へ光信号を送信
し、その応答として返ってくる光信号の到着時間を観測
する方法をとる。本実施例では、各ユーザ装置への下り
光信号D1〜DNを時分割多重した下りフレームにおい
て、各ユーザ装置との間の往復伝搬遅延時間の最大値τ
MAXを各下り光信号D1〜DNのガードタイムTとして
使用する。これにより、各ユーザ装置30−1〜30−
Nとの間の往復伝搬遅延時間τ1 〜τN はガードタイム
T(=τMAX )以下となり、各ユーザ装置からの上り光
信号U1〜UNが重なることはない。なお、本実施例で
は、各下り光信号間のガードタイムが一定であるので、
制御部24における送信タイミング制御は簡単な構成で
実現できる。
【0028】図3は、請求項2の実施例を示す送受信ダ
イヤグラムである。センタ装置20は、同様にして各ユ
ーザ装置30−1〜30−Nとの間の往復伝搬遅延時間
τ1 〜τN を測定する。これを各下り光信号D1〜DN
のガードタイムT1 〜TN として使用する。たとえば、
ユーザ装置30−1との間の往復伝搬遅延時間τ1 を下
り光信号D1とD2との間のガードタイムT1 として使
用する。これにより、ユーザ装置30−iからの上り光
信号Uiが到着してから、ユーザ装置30−(i+1)への
下り光信号D(i+1)が送信されるので、各ユーザ装置か
らの上り光信号U1〜UNが重なることはない。しか
も、ガードタイムT1 〜TN を各ユーザ装置との間の往
復伝搬遅延時間に合わせて設定しているので、伝送効率
を高めることができる。なお、各ガードタイムをτ1
τ2 ,τ2 −τ3,…,τN −τ1 (負になる場合は0)
とすることにより、さらに伝送効率を高めることが可能
である。
【0029】図4は、請求項1の他の実施例構成を示す
ブロック図である。本実施例は、センタ装置20と各ユ
ーザ装置30−1〜30−Nとの間を光スイッチ25を
用いて時分割的に接続する構成を特徴とする。これによ
り、各ユーザ装置には、その装置宛の下り光信号のみが
伝送されることになる。また、1対N光スターカプラ1
0で生じていた分配損失がないので、センタ装置からの
出力光強度を小さくすることができる。
【0030】本実施例の送受信ダイヤグラムは、図2お
よび図3に示す送受信ダイヤグラムと同様に、各下り光
信号D1〜DN間に所定のガードタイムを設定し、各ユ
ーザ装置との送受信が個別に行われるタイミングで光ス
イッチ25を順次切り替えるものとなる。ここで、各ガ
ードタイムを適宜設定する場合(図3に対応)の送受信
ダイヤグラムを図5に示す。
【0031】図6は、参考例を示すブロック図である。
図7は、図6の参考例の送受信ダイヤグラムである。図
において、センタ装置20に、送信部21の送信タイミ
ングを制御する制御部24aと、受信部22に受信され
た信号配列を入れ替える制御部24bが備えられる。そ
の他は、図1に示す実施例構成と同様である。
【0032】本実施例では、各ユーザ装置30−1〜3
0−Nへの下り光信号D1〜DNの時間幅、および各ユ
ーザ装置30−1〜30−Nからの上り光信号U1〜U
Nの時間幅を、各ユーザ装置との間の往復伝搬遅延時間
の最大値τMAX より短い値に設定する。これにより、各
ユーザ装置との間の往復伝搬遅延時間に応じて、各ユー
ザ装置への下り光信号に対する上り光信号がそれぞれセ
ンタ装置に到着したときに、重なりや入れ替わりの可能
性が生じることになる。
【0033】センタ装置20では、各ユーザ装置30−
1〜30−Nとの間の往復伝搬遅延時間τ1 〜τN を用
いて、下り光信号の送信タイミングを基準に上り光信号
の受信タイミングを計算する。ここで、複数のユーザ装
置からの上り光信号が重なることが予想される場合に
は、制御部24aが対応するユーザ装置への下り光信号
の送信タイミングを進めるか遅らせる制御を行う。ま
た、送信タイミングの設定では、各ユーザ装置への下り
光信号の配列を入れ替えることにより送信タイミングの
制御範囲を拡大することができる。このような送信タイ
ミング設定を各ユーザ装置ごとに行うことにより、各ユ
ーザ装置からの上り光信号が互いに重ならないようにす
ることができる。送信部21は、各ユーザ装置ごとの送
信タイミングに応じて下り光信号の送信を開始する。
【0034】図7に示す送受信ダイヤグラムでは、ユー
ザ装置30−2,30−3,30−1の順に遠方にある
ものとする。下り光信号と上り光信号の時間幅が、各ユ
ーザ装置との間の往復伝搬遅延時間の最大値τMAX より
十分に短いので、ユーザ装置30−1からの上り光信号
U1が到着する前に、それより近距離にあるユーザ装置
30−2からの上り光信号U2が到着する。なお、各ユ
ーザ装置からの上り光信号U1〜UNが互いに重なら
ず、かつ正常に受信されるように必要なガードタイムが
設定される。
【0035】本実施例では、センタ装置20に受信され
る各ユーザ装置からの上り光信号U1〜UNが、各ユー
ザ装置との間の往復伝搬遅延時間に応じて下りフレーム
における配列とは無関係になるので、上り光信号の配列
の自由度が高まりより効率のよい伝送が可能となる。な
お、制御部24bは、受信部22に受信された各ユーザ
装置からの上り光信号U1〜UNを所定の配列に戻す制
御を行う。
【0036】また、各ユーザ装置からの上り光信号U1
〜UNが重ならないように、さらに所定の配列になるよ
うに、下り光信号D1〜DNの配列を入れ替えて送信し
てもよい。この場合の送受信ダイヤグラムを図8に示
す。
【0037】なお、以上の実施例では、ユーザ装置の受
信部31と反射部32が別の素子になっているが、それ
らを一体にした反射型光検出変調器を用いてもよい。反
射型光検出変調器は、光検出器と光変調器と反射器を積
層したものであり、入射光を光検出器で受光するととも
に、その一部の光を反射し光変調器で変調して折り返し
出射する構造である。
【0038】また、以上の実施例は、反射素子を用いた
光ファイバ1心伝送構成になっているが、ユーザ装置に
透過型光検出変調器を備えて下りと上りを分けた光ファ
イバ2心伝送構成にすることもできる。透過型光検出変
調器は、光検出器と光変調器を積層したものであり、入
射光を光検出器で受光するとともに、透過した光を光変
調器で変調して出射する構造である。
【0039】ここで、図6の参考例において、透過型光
検出変調器を用いた光ファイバ2心伝送構成と、1対N
光スターカプラ10を光スイッチに替えたものを図9に
示す。34は透過型光検出変調器であり、12−1a〜
12−Naは下り光信号を伝送する支線光ファイバであ
り、12−1b〜12−Nbは上り光信号を伝送する支
線光ファイバである。
【0040】図6の参考例では、下り光信号と上り光信
号が時間軸上で完全に独立した構成となるので、下り光
信号の切り替え用の光スイッチ25aと、上り光信号の
切り替え用の光スイッチ25bを別個に備え、それぞれ
独立したタイミングで切り替え動作を行う。本参考例
送受信ダイヤグラムを図10に示す。
【0041】以上は、本発明の受動形ポイント−マルチ
ポイント光伝送システムの基本構成および送受信ダイヤ
グラムである。次に、各ユーザ装置への下り光信号Di
の形式と、その下り光信号Diから上り光信号Uiの生
成方法について説明する。
【0042】図11は、参考例を示すブロック図であ
る。本参考例では、各ユーザ装置への下り光信号D1〜
DNとして位相変調符号を用い、上り光信号U1〜UN
としてその位相変調符号を振幅変調したRZ符号を用い
る。位相変調符号は、例えば正負または負正の2種類の
パルスを“1”または“0”の信号に対応させるバイフ
ェーズ符号である。
【0043】センタ装置20では、位相変調部(PMO
D)26が送信部21を駆動し、位相変調符号を用いて
各ユーザ装置への下り光信号D1〜DNを生成する。各
ユーザ装置30−1〜30−Nでは、受信部31に受信
された位相変調符号を位相復調部(PDEM)35で復
調する。また、振幅変調部(AMOD)36が反射部3
2を駆動し、受信した位相変調符号を振幅変調してセン
タ装置への上り光信号U1〜UNを生成する。センタ装
置20では、受信部22に受信された振幅変調信号を振
幅復調部(ADEM)27で復調する。
【0044】図12は、請求項3の実施例を示す送受信
ダイヤグラムである。センタ装置20では、各ユーザ装
置への信号光d1〜dNと、各ユーザ装置で変調される
被変調光m1〜mNとをそれぞれ時分割多重して各ユー
ザ装置への下り光信号D1〜DNを生成する。各ユーザ
装置30−1〜30−Nでは、下り光信号D1〜DNか
ら各ユーザ装置宛の信号光d1〜dNを受信し、また被
変調光m1〜mNを変調して上り光信号U1〜UNを生
成する。
【0045】ここで、信号光d1〜dNの時間幅は、セ
ンタ装置と各ユーザ装置との間の最大の往復伝搬遅延時
間に設定する。これにより、信号光d1〜dNの時間領
域がセンタ装置における各ユーザ装置からの上り光信号
間のガードタイムとなる。したがって、下りフレームに
おいて、各ユーザ装置への下り光信号間にガードタイム
を設定する必要がなくなる。
【0046】図13は、参考例を示すブロック図であ
る。図14は、図13の参考例の送受信ダイヤグラムで
ある。センタ装置20の送信部21は、各ユーザ装置3
0−1〜30−Nへの下り光信号D1〜DNを時分割多
重し、さらに直流重畳部28により全時間領域で直流光
を重畳する。
【0047】各ユーザ装置30−1〜30−Nでは、自
装置宛の下り光信号を受信するとともに、フィルタ37
を介して抽出される直流光成分を反射部32に入力し、
所定の時間領域を変調して上り光信号U1〜UNを生成
する。各ユーザ装置に指定される時間領域(送信タイミ
ング)は、センタ装置20から各ユーザ装置との間の往
復伝搬遅延時間に応じて通知される。たとえば、各ユー
ザ装置への下り光信号D1〜DN内に、上り光信号の送
信タイミングを指定する制御チャネルを多重化する。各
ユーザ装置ではこの制御チャネルを受信し、指定された
送信タイミングに対応する時間領域に反射部32を駆動
する。これにより、各ユーザ装置では、下り光信号D1
〜DNの受信タイミングとは無関係に、各上り光信号U
1〜UNの送信タイミングを設定できるので、高い伝送
効率を実現することができる。なお、簡単のために図1
4では制御チャネルは省略している。
【0048】図15は、他の参考例の送受信ダイヤグラ
ムである。センタ装置20では、各ユーザ装置への下り
光信号D1〜DNとして位相変調符号を用い、時分割多
重して送信する。
【0049】各ユーザ装置30−1〜30−Nでは、自
装置宛の下り光信号を受信するとともに、受信した下り
光信号の全時間領域の位相変調符号に対して、所定の時
間領域を振幅変調して上り光信号U1〜UNを生成す
る。各ユーザ装置に指定される時間領域(送信タイミン
グ)は、上述したようにセンタ装置20から通知され
る。これにより、各ユーザ装置では、下り光信号D1〜
DNの受信タイミングとは無関係に、各上り光信号U1
〜UNの送信タイミングを設定できるので、高い伝送効
率を実現することができる。なお、簡単のために図15
では制御チャネルは省略している。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の受動形ポ
イント−マルチポイント光伝送システムでは、センタ装
置で下り光信号の送信タイミングをガードタイムを設け
て制御することにより、各ユーザ装置からの上り光信号
がセンタ装置で重ならないようにすることができる。ま
た、ガードタイムを各ユーザ装置との間の往復伝搬遅延
時間に応じて適宜設定することにより、ガードタイムを
必要最小限に抑え、伝送効率を高めることができる。
【0051】また、下り光信号の配列と上り光信号の配
列が無関係になる構成では、各ユーザ装置への下り光信
号の送信タイミングを調整することにより、上り光信号
の重なりを防ぐとともに、配列の自由度を高めて伝送効
率を高めることができる。
【0052】また、位相変調符号を用いて下り光信号を
生成し、その位相変調符号を振幅変調して上り光信号を
生成する構成では、各ユーザ装置に上り光信号を生成す
るための被変調光を送る必要がなく、伝送効率を高める
ことができる。
【0053】また、信号光と被変調光とを時分割多重し
て下り光信号を生成し、かつ信号光の時間幅を最大往復
伝搬遅延時間に設定することにより、各下り光信号間の
ガードタイムを不要にでき、伝送効率を高めることがで
きる。
【0054】また、下りフレームの全時間領域にわたっ
て、各ユーザ装置への被変調光として直流光を重畳して
伝送することにより、各ユーザ装置側で下り光信号の受
信タイミングとは無関係に、上り光信号の送信タイミン
グを設定できる。これにより、各ユーザ装置からの上り
光信号がセンタ装置で重ならないようにできるととも
に、ガードタイムを不要にでき、伝送効率を高めること
ができる。
【0055】また、各ユーザ装置で位相変調符号を振幅
変調して上り光信号を生成する構成では、下りフレーム
の全時間領域にわたる位相変調符号を直流光と同様に扱
うことができる。すなわち、各ユーザ装置側で下り光信
号の受信タイミングとは無関係に、上り光信号の送信タ
イミングを設定できるので、各ユーザ装置からの上り光
信号がセンタ装置で重ならないようにできるとともに、
ガードタイムを不要にでき、伝送効率を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の実施例構成を示すブロック図。
【図2】請求項1の実施例を示す送受信ダイヤグラム。
【図3】請求項2の実施例を示す送受信ダイヤグラム。
【図4】請求項1の他の実施例構成を示すブロック図
【図5】図4の実施例構成に対応する送受信ダイヤグラ
ム。
【図6】参考例を示すブロック図。
【図7】図6の参考例の送受信ダイヤグラム。
【図8】図6の参考例の他の送受信ダイヤグラム。
【図9】図6の参考例の他の構成を示すブロック図。
【図10】図9の参考例の送受信ダイヤグラム。
【図11】参考例を示すブロック図。
【図12】請求項3の実施例を示す送受信ダイヤグラ
ム。
【図13】参考例を示すブロック図。
【図14】図13の参考例の送受信ダイヤグラム。
【図15】他の参考例の送受信ダイヤグラム。
【図16】従来の受動形ポイント−マルチポイント光伝
送システムの構成を示すブロック図。
【図17】従来の送受信ダイヤグラム。
【図18】従来の問題点を示す送受信ダイヤグラム。
【符号の説明】 10 1対N光スターカプラ 11 き線光ファイバ 12 支線光ファイバ 20 センタ装置 21 送信部 22 受信部 23 1対2光カプラ 24 制御部 25 光スイッチ 26 位相変調部(PMOD) 27 振幅復調部(ADEM) 28 直流重畳部 30 ユーザ装置 31 受信部 32 反射部 33 1対2光カプラ 34 透過型光検出変調器 35 位相復調部(PDEM) 36 振幅変調部(AMOD) 37 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−235873(JP,A) 特開 平2−145043(JP,A) 特開 平2−26425(JP,A) 特開 平5−235867(JP,A) 特公 昭55−7736(JP,B2) 特公 昭55−7738(JP,B2) 特表 平1−503107(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 14/00 - 14/08 H04B 10/00 - 10/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置と複数のユーザ装置が光伝送
    路を介してポイント−マルチポイント形態で接続され、 前記センタ装置が、前記各ユーザ装置への信号光と前記
    各ユーザ装置で変調される被変調光を多重した前記各ユ
    ーザ装置への下り光信号を、前記各ユーザ装置に割り当
    てられた時間領域に時分割多重した下りフレームとして
    前記光伝送路に送信し、 前記各ユーザ装置が、前記下りフレームの前記各ユーザ
    装置に割り当てられた時間領域から自装置宛の前記下り
    光信号を受信し、自装置宛の前記被変調光を変調して上
    り光信号を生成して前記光伝送路に送信し、 前記センタ装置が、前記光伝送路で合流した前記各ユー
    ザ装置から送信された前記上り光信号を受信する 受動形
    ポイント−マルチポイント光伝送方法において、前記センタ装置が、通信に先立って前記各ユーザ装置と
    の間の往復伝搬遅延時間を測定し、前記下りフレーム中
    の前記各ユーザ装置への 下り光信号間のガードタイム
    を、前記センタ装置と前記各ユーザ装置との間の最大の
    往復伝搬遅延時間に設定することを特徴とする受動形ポ
    イント−マルチポイント光伝送方法
  2. 【請求項2】 センタ装置と複数のユーザ装置が光伝送
    路を介してポイント−マルチポイント形態で接続され、 前記センタ装置が、前記各ユーザ装置への信号光と前記
    各ユーザ装置で変調される被変調光を多重した前記各ユ
    ーザ装置への下り光信号を、前記各ユーザ装置に割り当
    てられた時間領域に時分割多重した下りフレームとして
    前記光伝送路に送信し、 前記各ユーザ装置が、前記下りフレームの前記各ユーザ
    装置に割り当てられた時間領域から自装置宛の前記下り
    光信号を受信し、自装置宛の前記被変調光を変調して上
    り光信号を生成して前記光伝送路に送信し、 前記センタ装置が、前記光伝送路で合流した前記各ユー
    ザ装置から送信された前記上り光信号を受信する 受動形
    ポイント−マルチポイント光伝送方法において、前記センタ装置が、通信に先立って前記各ユーザ装置と
    の間の往復伝搬遅延時間を測定し、前記下りフレーム中
    の順番である i番目のユーザ装置への下り光信号とi+
    1番目のユーザ装置への下り光信号との間のガードタイ
    ムを、前記センタ装置と前記i番目のユーザ装置との間
    の往復伝搬遅延時間に設定することを特徴とする受動形
    ポイント−マルチポイント光伝送方法
  3. 【請求項3】 センタ装置と複数のユーザ装置が光伝送
    路を介してポイント−マルチポイント形態で接続され、 前記センタ装置が、前記各ユーザ装置への信号光と前記
    各ユーザ装置で変調される被変調光を多重した前記各ユ
    ーザ装置への下り光信号を、前記各ユーザ装置に割り当
    てられた時間領域に時分割多重した下りフレームとして
    前記光伝送路に送信し、 前記各ユーザ装置が、前記下りフレームの前記各ユーザ
    装置に割り当てられた時間領域から自装置宛の前記下り
    光信号を受信し、自装置宛の前記被変調光を変調して上
    り光信号を生成して前記光伝送路に送信し、 前記センタ装置が、前記光伝送路で合流した前記各ユー
    ザ装置から送信された前記上り光信号を受信する 受動形
    ポイント−マルチポイント光伝送方法において、前記センタ装置が、通信に先立って前記各ユーザ装置と
    の間の往復伝搬遅延時間を測定し、前記 各ユーザ装置へ
    信号光の時間幅を前記センタ装置と前記各ユーザ装置
    との間の最大の往復伝搬遅延時間に設定することを特徴
    とする受動形ポイント−マルチポイント光伝送方法
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