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JP3200733B2 - カバー水栓 - Google Patents
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JP3200733B2 - カバー水栓 - Google Patents

カバー水栓

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JP3200733B2
JP3200733B2 JP07359998A JP7359998A JP3200733B2 JP 3200733 B2 JP3200733 B2 JP 3200733B2 JP 07359998 A JP07359998 A JP 07359998A JP 7359998 A JP7359998 A JP 7359998A JP 3200733 B2 JP3200733 B2 JP 3200733B2
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充夫 坪田
敬通 田中
隆一 石井
博 横井
誠 石原
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株式会社ケーブイケー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、設置面に一体化
されるカバーを備えたカバー水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】壁面、デッキ面等の各種の設置面に配備
されるカバー水栓の中には、設置面から膨出するように
して設置面に一体化されるカバーを備えるものがある。
例えば、水栓本体と、この水栓本体の略全体を覆うカバ
ーとを備え、両者を所定の支持フレームを用いて設置面
に固定した水栓が提案されている(特開平1−2873
21号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来品のように、
給水源や給湯源との連絡を行うための配管を水栓本体の
側面や底面から略真下へと引き回すタイプのカバー水栓
では、浴室、洗面所等の配置空間において、水栓本体の
略真下の部位がデッドスペースとなり易い。即ち、この
略真下の部位に配管や止水栓等を配置するためのスペー
スを確保することが必要なため、その分、この配置空間
が狭くなったり、この略真下の部位に洗面ボール等の他
の水栓用部品を配置できないことがある。
【0004】本発明は前記問題点を解決するものであ
り、配置空間におけるデッドスペースを少なくできるカ
バー水栓を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のカバー水栓
は、水栓本体と、該水栓本体を被覆し、水栓の設置面か
ら膨出するようにして設置面に一体化されるカバーとを
備え、前記水栓本体の背面側に、配管に接続される接続
部を設けると共にこの接続部を設置面よりも室内側の領
域に配置し、前記水栓本体の背面と、前記設置面との間
の空き空間内に前記接続部を納め、さらに、この空き空
間内で前記接続部を配管と接続し、この配管を前記設置
面よりも室内側の領域で前記設置面に沿って下方に引き
回したことを特徴とする。請求項2のカバー水栓は、請
求項1に記載のカバー水栓において、前記設置面には、
水栓本体の配置スペースとされる凹部が設けられること
を特徴とする請求項3のカバー水栓は、請求項2に記
載のカバー水栓において、前記凹部は上下方向に沿って
縦長に設けられ、この凹部の長手方向に沿った両脇を凹
み量の 少ない浅底部とし、その他の部分を凹み量の多い
深底部とすると共に、水栓本体の背面と、深底部の内壁
面との間に生ずる空き空間内に、前記接続部を収め、こ
の空き空間から略真下に向かって前記配管が引き回され
ており、更に、前記カバーは収容部と、その周囲を取り
囲む枠部とを備え、該収容部で前記水栓本体を被覆し、
該枠部を前記浅底部に取付ネジを用いて取着したことを
特徴とする。 請求項4のカバー水栓は、請求項2又は請
求項3の何れかに記載のカバー水栓において、前記設置
面が樹脂製の壁面パネルであることを特徴とする
【0006】本発明では、接続部を水栓本体の背面側
に設けているため、配管を接続部の下方に引き回すこと
により、水栓本体の略真下を空き領域とできる。尚、本
カバー水栓は単水栓であっても、湯水混合水栓であって
もよい。後者の場合には、水栓本体の背面側に給水管
(配管)に接続される水側接続部と、給湯管(配管)に
接続される湯側接続部とが設けられる。
【0007】本各発明では、前記接続部が前記設置面よ
りも室内側の領域に位置することを特徴としている。
【0008】即ち、前述の従来品(特開平1−2873
21号公報)は、水栓本体に設けられた接続部を設置面
の背面側に埋没させ、この接続部と配管との接続を設置
面の背面側で行う構造となっている。従って、接続部と
配管の着脱を設置面の前面で開口する点検口等を通じて
行わなければならず、施工やメンテナンス等の際の作業
性が悪い。また、このように、配管が設置面の背後で処
理される場合には、配管に水漏れ等の不具合を生じた場
合等に、配管の交換作業に大きな手間と、コストを必要
とする。
【0009】これに対し、本各発明では、水栓の背面側
に設けられた接続部が設置面よりも室内側の領域に位置
し、配管を設置面の前方で処理できるため、この種のカ
バー水栓の施工、メンテナンスや配管の交換作業が容易
になる。
【0010】尚、本発明のように、接続部を背面に設
けた水栓本体に限らず、側面や底面等に設けた水栓本体
であっても、これを所定の面の前方に配置する場合に
は、水栓本体の背面と、この所定の面とを密着させるの
ではなく、両者の間に空き空間が設けられるのが一般的
である。そして、本発明によれば、この空き空間の有効
利用を図ることができる。
【0011】即ち、水栓本体の背面側に接続部を設ける
と共にこの接続部を設置面よりも室内側の領域に配置す
れば、この背面と、設置面との間の空き空間内に接続部
を納めことができる。そして、この空間内で接続部を配
管と接続し、この配管を設置面に沿って下方に引き回せ
ば、水栓本体の略真下は確実に空き領域となるからであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。本実施の形態では、請求項1〜請求項4に示す
カバー水栓のユニットバスへの一適用例を述べる。この
カバー水栓は、図1及び図2に示すように、水栓本体1
0と、水栓本体10の略全体を被覆するカバー20と、
左右一対の副カバー30、30と、温調ハンドル81
(図1では図示を省略)と、切換ハンドル82とを備え
ている。
【0013】このカバー水栓が取付けられる設置面70
は、図3に示すように、ユニットバスの壁面パネル(例
えば、FRP等の樹脂製)を用いて構成されている。ま
た、この設置面70には段差状の凹部71が上下方向に
沿って縦長に設けられ、この凹部71の長手方向に沿っ
た両脇を凹み量の少ない浅底部72とし、その他の部分
を凹み量の多い深底部73としている。
【0014】また、図3に示すように、この凹部71の
上方側が水栓本体10等の配置スペースとされ、浅底部
72にはカバー20の固定に用いられるネジ孔75が設
けられている。更に、深底部73の内壁面寄りには、給
水源に連絡された給水管Wと、給湯源に連絡された給湯
管Hと、シャワーヘッドに連絡されたシャワー配管Sが
立ち上げられている。
【0015】水栓本体10は、図2に示すように、湯水
の混合調節を行うための温調装置11と、流量調節及び
吐水方向の切換を行うための切換装置12とを内蔵して
いる。また、図3に示すように、水栓本体10の左端か
らは温調装置11を操作するためのスピンドルとこれを
進退可能に挿通する突出状の部分とからなる取付部分1
3が突出し、右端からは切換装置12を操作するための
スピンドルとこれを進退可能に挿通する突出状の部分と
からなる取付部分14が突出している。
【0016】更に、図3に示すように、水栓本体10の
背面の両脇からは、給水管Wに接続される水側接続部1
5と、給湯管Hに接続される湯側接続部16とが突出し
ている。また、図4に示すように、水栓本体10の下面
略中央の前面寄りには、吐水管取付部17が設けられ、
下面略中央の背面寄りからはシャワー配管接続部18が
垂下している。
【0017】この水栓本体10は、図3に示すようなス
テー60を用いて深底部73の内壁面に取着されてい
る。このステー60は、縦長の矩形状とされた受け板部
61と、その長手方向に沿った両端縁より垂下する左右
一対のリブ状部62と、これらの後端面と一体とされた
取付板部63とを備えている。このうち、受け板部61
には長手方向に沿って2つの挿入孔A、Bが穿設されて
いる。また、取付板部63の両端側には2つのネジ通過
孔が穿設されている(図示を省略)。
【0018】このステー60の水栓本体10への取付け
に際しては、先ず、図5に示すように、受け板部61の
前方側の挿入孔Aに吐水管取付部17を位置合わせする
と共に後方側の挿入孔Bにシャワー配管接続部18を挿
入する。次いで、吐水管Tの上端部を挿入孔Aに挿入
し、吐水管Tの雄ネジ部Mを吐水管取付部16の雌ネジ
部mに螺合する。
【0019】これにより、吐水管取付部16の下端面d
と、吐水管Tのフランジ部Fとで受け板部61が挟持さ
れ、ステー60は水栓本体10と吐水管Tに挟持固定さ
れる。そして、図3に示すように、取付板部63を深底
部73の内壁面にネジ止め固定すると、水栓本体10の
設置面70への取着を完了する
【0020】本実施品では、水栓本体10に固定用フラ
ンジを設ける等の工夫(特開平1−287321号公報
に示す従来品を参照)を施さなくても、ステー60、ひ
いては、設置面70に対して水栓本体10を取着するこ
とができる。即ち、水栓本体10として、特別仕様のも
のを用意する必要はなく、例えば、壁付きタイプ等の他
の形式の水栓の水栓本体を転用することもできるため、
カバー水栓の製造上の手間と、コストが少なくなる。
【0021】また、本実施品では、2つの挿入孔A、B
に吐水管Tと、シャワー配管接続部18が挿入され、ス
テー60が2点で支持された状態となるため、ステー6
0の水栓本体10に対する「がたつき」が確実に防止さ
れる。
【0022】更に、本実施品では、図3に示すように、
水栓本体10の背面側に各接続部15、16を設け、ス
テー60を用いて取着状態とされた水栓本体10の背面
と、深底部73の内壁面との間に生ずる空き空間K内
に、これらの接続部15、16を収めている。そして、
この空き空間Kから略真下に向かって各配管W、Hが引
き回されているため、水栓本体10の略真下等が確実に
空き領域となる。
【0023】また、本実施品では、設置面70(深底部
73)よりも室内側の領域に各接続部15、16及び配
管W、Hが位置しているため、凹部71の前面、即ち、
室内側の領域より、各接続部15、16及び配管W、H
の接続作業を行うことができるため、施工やメンテナン
ス等が容易である。また、配管W、Hに水漏れ等の不具
合を生じた場合に、その交換作業を行うことが容易であ
る。
【0024】カバー20は壁面パネルと外観で同一視さ
れる素材(例えば、壁面パネルと同色のABS等の樹脂
製)で構成され、図1に示すように、略山形容器状に膨
出する収容部21と、その周囲を取り囲む枠部22とを
備えている。また、このカバー20の横幅は凹部71の
横幅よりも若干、大きくされていると共に、裏面の周縁
側には凹部71の上方側に嵌入可能な突条2aが枠状に
設けられている。
【0025】更に、図1に示すように、収容部21の両
側面には前半部を大きく、後半部を小さく切り欠いた段
差型U字状の切り欠き部aが設けられ、枠部22にはこ
の切り欠き部aに連続する矩形状の切り欠き部bが設け
られている。そして、両切り欠き部a、bにより、収容
部21の各側面から枠部22に至る切り欠き23を形成
している。かかる切り欠き23は、カバー20の背面側
で開口し、前述の各取付部分13、14を挿入可能なサ
イズとされている。
【0026】また、図1に示すように、枠部22には、
切り欠き23の後端部と連続する取付用凹部25が設け
られ、この凹部25にはネジ通過孔26が穿設されてい
る。更に、枠部22の下端側の両脇にも、ネジ通過孔2
7が設けられている。また、収容部21の前面下方側
は、若干膨らみながら下面を開口させた吐水管収容部2
8とされている。
【0027】副カバー30もカバー20と同一の素材
(例えば、ABS等の樹脂製)で構成され、図1に示す
ように、カバー20の切り欠き23と略凹凸の反転した
形状とされている。具体的には、略半長円形状とされ、
裏面にU字状の脚部を備えた頭部31と、屈曲板形状と
された屈曲部32とを備える。また、頭部31には、前
述の取付部分13、14をその軸線方向に沿って挿通可
能な挿通孔33が設けられている。
【0028】本実施品では、図6(a)に示すように、
水栓本体10の組付けられた設置面70に対して、先
ず、カバー20が取着される。この取着作業は、収容部
21で水栓本体10を被覆しながら、カバー20全体で
凹部71の上方側を隠蔽するように行われる(図1参
照)。このとき、水栓本体10の各取付部分13、14
は切り欠き23に挿通されるため、カバー20の取着の
邪魔にならない。
【0029】但し、図1に示すように、両取付部分1
3、14の突出端間の距離(両スピンドルの突出端間の
距離)が、カバー20の左右の取付用凹部25間の距離
よりも若干大きいため、両取付部分13、14の各切り
欠き23への挿通は同時に行われるのではなく、カバー
20を左右に若干、動かしながら1つずつ行われる。
【0030】また、この取着作業の際、カバー20を上
下に若干、動かすことで、吐水管Tはその下端部を僅か
に露出させながら吐水管収容部28内に納まる(図4等
参照)。そして、ネジ通過孔26、27を通じて、ネジ
孔75に取付ネジNを螺合すれば、カバー20の取着を
完了する。
【0031】このカバー20に続き、図6(b)に示す
ように、取付部分13、14を挿通孔33に挿通しなが
ら副カバー30を取着する。この副カバー30の取着に
より、カバー20の切り欠き23及び取付用凹部25が
隠蔽される。尚、図示を省略しているが、副カバー30
のカバー20への固定は、一方に設けられた係合部と、
他方に設けられた被係合部とを係合したり、副カバー3
0をネジ止め固定する等して行われる。
【0032】この副カバー30の取着の後に、左右に各
々露出する各取付部分13、14に、対応するハンドル
81、82が各々取着される。尚、凹部71の露出状態
となる下半側を隠しパネル等で隠蔽することもできる。
【0033】本実施品では、カバー20に適切な切り欠
き23を設け、各ハンドル81、82をカバー20の膨
出部分の側部に積極的に配置することを可能としてい
る。即ち、前述の従来品では、カバーに挿通孔を設け、
この挿通孔を通じて、水栓本体10の突出部(本実施品
の取付部分13、14のように、カバーの取着後にカバ
ー外に露出する部分である。)をカバーの外部へと露出
させる構造となっている。このため、水栓本体10を設
置面70に取着したままの状態で、このカバーのみの着
脱を行うことは困難である。これは、カバーの着脱方向
が設置面70の前後方向であるのに対し、各取付部分1
3、14の突出方向が左右方向であるため、各取付部分
13、14がカバーの着脱の邪魔になるからである。
【0034】このように、従来品が備えるカバーを用
い、しかも、水栓本体に設けられる突出部と、カバーの
着脱方向とが一致しない場合には、カバーの着脱を水栓
本体と一体でなければ行うことができないため、この種
のカバー水栓の施工やメンテナンスの作業性が悪くな
る。
【0035】これに対し、本実施品では、カバー20が
背面側に開口する切り欠き23を有する。そして、カバ
ー20の着脱の際に、取付部分(突出部)13、14が
この切り欠き23に挿通される。従って、水栓本体10
を設置面70に取着したままの状態でも、カバー20の
みの着脱を円滑に行うことができるため、各ハンドル8
1、82を所望の箇所に積極的に配置することができ
る。
【0036】また、本実施品では、カバー20及び副カ
バー30を、水栓本体10にネジ等の固定部材で固定し
ないため、カバー20及び副カバー30の着脱の際に、
このような固定部材の締付けや取り外しを一切行う必要
がない。この点からも、カバー20等の着脱が円滑に行
われる。
【0037】更に、本実施品では各ハンドル81、82
を目立ち難いカバー20の膨出部分の側部に設けると共
に吐水管Tがカバー20内に略納められた状態となって
いる。しかも、副カバー30を用いて切り欠き23ばか
りか、取付用凹部25に取着された取付ネジNも隠蔽さ
れる。更に、カバー20の下方側の取付ネジNも隠しボ
タンGで隠蔽される(図1参照)。また、カバー20及
び副カバー30の分割線が、カバー20の前面左右と、
側面後方に単純形状の線として現れるのみであるため、
カバー水栓全体が設置面70に対してほど良く同化した
状態となる。
【0038】更に、本実施品では、水栓用ハンドル(レ
バーであっても同様)81、82をカバー20の膨出部
分の側部に配置することで、このハンドル81、82の
誤操作の防止を図っている。即ち、前述の従来品では、
水栓用ハンドル等をカバーの着脱方向に露出する状態、
即ち、カバーの前面等から突出する状態に配置するのが
一般的なため、使用者の体や衣服等が誤って接触し、こ
のハンドル等の誤操作を招くことがある。
【0039】これに対し、本実施品では、両ハンドル8
1、82をカバー20の膨出部分の側部に設けること
で、各ハンドル81、82に使用者の体や衣服等が接触
し辛くなる。また、各ハンドル81、82がカバー20
の両脇に別個に配置されているため、たとえ、手探りで
ハンドル操作を行っても、操作すべきハンドル81、8
2を取り違える可能性は低い。
【0040】尚、本実施品は、温調ハンドル81と、切
換ハンドル82とを備えるカバー水栓であるが、ワンハ
ンドルタイプ、シングルレバータイプ、2ハンドルタイ
プ等の他の形式のカバー水栓であっても同様である。特
に、2ハンドルタイプのカバー水栓に適用し、水側及び
湯側の各ハンドルをカバーの両脇に配置すれば、洗髪中
の者等が両ハンドルを取り違えて操作し、熱湯を浴びる
といった事故を確実に防止できる点で大きな意義を有す
る。
【0041】また、本実施品では、各ハンドル81、8
2をカバー20の膨出部分の側部に設けると共に、吐水
管Tがカバー20内に略納められた状態となっている。
即ち、本実施品のように、設置面70の前方に突出する
タイプのカバー水栓において、その前方への突出量をで
きるだけ少なくしている。従って、本実施品は、小型の
ユニットバスに対しても好適に用いられる。
【0042】更に、本実施品では、副カバー30に取付
部分13、14を挿通可能な挿通孔33を設けているた
め、カバー20及び副カバー30の分割線を、取付部分
13、14を横切る状態に設ける必要がない。即ち、本
実施品では、この分割線をカバー20の前面左右と、側
面後方に現れる単純形状の線として、カバー水栓の外観
の向上を図っている。
【0043】尚、前記各発明の範囲は、前記具体的に示
した実施の形態に示すものに限定されず、各発明の範囲
内で種々の変形例を例示できる。
【0044】即ち、本実施の形態では、設置面70が壁
面パネルで構成される場合を例示したが、この設置面7
0がモルタルやタイル等で構成される壁面やデッキ面等
であってもよい。
【0045】また、本実施の形態では、カバー20に取
付部分13、14に対応した切り欠き23を設けたが、
水栓本体10がカバー20の着脱の邪魔になる「他の突
出部」を有する場合には、この切り欠き23と共に、若
しくはこの切り欠き23の代わりに、この「他の突出
部」に対応する他の切り欠きを設けてもよい。
【0046】この「他の突出部」としては、例えば、吐
水管(実施品の吐水管Tよりも大きく突出するもの
等)、シャワーエルボー等の水栓本体に突出状に取着さ
れる部品の他に、これらの部品を取着するために水栓本
体に突出状に設けられる各種の取付部分や、この取付部
分に吐水管等の部品を取付けるために用いられる取付金
具(例えば、袋ナット等)を例示できる。
【0047】更に、水栓本体10に対してシャワーエル
ボーが着脱自在に取着される場合には、吐水管Tと共
に、若しくは吐水管Tの代わりに、シャワーエルボーを
用いてステー60を挟持固定してもよい。更に、水栓本
体10に対して、吐水管Tやシャワーエルボーを取付け
るための取付金具(例えば、袋ナット等)と、水栓本体
10とでステー60を挟持固定してもよい。
【0048】また、水栓本体10に設けられる他の突出
部、例えば、配管との接続部(15若しくは16)を用
いてステー60の位置決めを行うこともできる。この場
合、例えば、ステー60の受け板部61の後端側より、
背板部を立ち上げ、この背板部に接続部を挿通させる挿
通孔や接続部に係合する切り欠きを設ければよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本各発明によると、カバ
ー水栓の配置空間におけるデッドスペースを少なくでき
る。
【0050】また、本各発明によると、カバー水栓の施
工、メンテナンス等や、配管の交換作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態のカバー水栓の概略的な分解
斜視図である。
【図2】図1のカバー水栓の一部に横断面を示す平面図
である。
【図3】水栓本体を設置面に取着した状態を示す概略的
な斜視図である。
【図4】図1のカバー水栓の吐水管及びシャワー配管接
続部を通過する縦断面を示す縦断面図である。
【図5】ステーの挟持方法を説明するための縦断面図で
ある。
【図6】(a)はカバーの取着方法を説明するための横
断面図、(b)は副カバーの取着方法を説明するための
横断面図である。
【符号の説明】
10;水栓本体、11;温調装置、12;切換装置、1
3、14;取付部分(突出部)、15;水側接続部、1
6;湯側接続部、17;吐水管取付部、m;雌ネジ部、
d;下端面、18;シャワー配管接続部、20;カバ
ー、21;収容部、22;枠部、2a;突条、23;切
り欠き、a、b;切り欠き部、25;取付用凹部、2
6、27;ネジ通過孔、28;吐水管収容部、30;副
カバー、31;頭部、32;屈曲部、33;挿通孔、6
0;ステー、61;受け板部、A、B;挿通孔、62;
リブ状部、63;取付板部、70;設置面、71;凹
部、72;浅底部、73;深底部、75;ネジ孔、W;
給水管、H;給湯管、S;シャワー配管、81;温調ハ
ンドル、82;切換ハンドル、T;吐水管、M;雄ネジ
部、F;フランジ部、N;取付ネジ、G;隠しボタン、
K;空き空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 博 岐阜市黒野308番地 株式会社ケーブイ ケー内 (72)発明者 石原 誠 岐阜市黒野308番地 株式会社ケーブイ ケー内 (56)参考文献 特開 平9−310385(JP,A) 実開 昭63−165359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/042 - 1/044

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体と、該水栓本体を被覆し、水栓
    の設置面から膨出するようにして設置面に一体化される
    カバーとを備え、 前記水栓本体の背面側に、配管に接続される接続部を設
    ると共にこの接続部を設置面よりも室内側の領域に配
    置し、 前記水栓本体の背面と、前記設置面との間の空き空間内
    に前記接続部を納め、さらに、この空き空間内で前記接
    続部を配管と接続し、この配管を前記設置面よりも室内
    側の領域で前記設置面に沿って下方に引き回した ことを
    特徴とするカバー水栓。
  2. 【請求項2】 前記設置面には、水栓本体の配置スペー
    スとされる凹部が設けられることを特徴とする請求項1
    に記載のカバー水栓
  3. 【請求項3】 前記凹部は上下方向に沿って縦長に設け
    られ、この凹部の長手方向に沿った両脇を凹み量の少な
    い浅底部とし、その他の部分を凹み量の多い深底部とす
    ると共に、 水栓本体の背面と、深底部の内壁面との間に生ずる空き
    空間内に、前記接続部を収め、この空き空間から略真下
    に向かって前記配管が引き回されており、 更に、前記カバーは収容部と、その周囲を取り囲む枠部
    とを備え、該収容部で前記水栓本体を被覆し、該枠部を
    前記浅底部に取付ネジを用いて取着したことを特徴とす
    る請求項2に記載のカバー水栓。
  4. 【請求項4】 前記設置面が樹脂製の壁面パネルである
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3の何れかに記載
    のカバー水栓。
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