JP3201214B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP3201214B2 JP3201214B2 JP08811395A JP8811395A JP3201214B2 JP 3201214 B2 JP3201214 B2 JP 3201214B2 JP 08811395 A JP08811395 A JP 08811395A JP 8811395 A JP8811395 A JP 8811395A JP 3201214 B2 JP3201214 B2 JP 3201214B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レ−ザの光を絞
った光スポットを用いて、光ディスクのトラック上に信
号を記録したり、あるいは記録したトラック上の信号を
再生する光ディスク装置のなかで、特に光ビームの光軸
に対する光ディスクの記録面の傾きを検出して補正し、
光ディスクの記録面上での光スポットの品質及び信号の
記録再生特性を向上させる光ディスク装置に関するもの
である。
った光スポットを用いて、光ディスクのトラック上に信
号を記録したり、あるいは記録したトラック上の信号を
再生する光ディスク装置のなかで、特に光ビームの光軸
に対する光ディスクの記録面の傾きを検出して補正し、
光ディスクの記録面上での光スポットの品質及び信号の
記録再生特性を向上させる光ディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク装置の光ビームの光軸
に対する光ディスクの記録面の傾きを検出して補正する
方式の1つとして、記録あるいは再生中に光ディスクか
らの反射光がバランスするよう光ヘッドの傾きを制御す
るチルト制御と、光ディスク装置立ち上げ時にテスト信
号を記録したトラックに隣り合う内側と外側のトラック
でのクロストーク成分を等しくしてチルト制御の精度を
改善するチルト補正方法とが組み合わされている。
に対する光ディスクの記録面の傾きを検出して補正する
方式の1つとして、記録あるいは再生中に光ディスクか
らの反射光がバランスするよう光ヘッドの傾きを制御す
るチルト制御と、光ディスク装置立ち上げ時にテスト信
号を記録したトラックに隣り合う内側と外側のトラック
でのクロストーク成分を等しくしてチルト制御の精度を
改善するチルト補正方法とが組み合わされている。
【0003】図8の光ディスク装置の構成図を用いて従
来の傾き補正方式を説明する。図8において、1は光デ
ィスク、2はディスクモータ、3は光源の光により信号
を記録再生する光ヘッド、4は光ヘッド3の光を絞って
光スポットを発生する対物レンズ、5は対物レンズ4を
フォーカス方向やトラッキング方向に駆動するアクチュ
エータである。6は光ヘッド3の図示していない光源か
ら発射した信号の記録再生を行う光ビームで、光ディス
ク1に入射した後、光ディスク1で反射して光ヘッド3
に戻る。7は反射した光ビーム6を受光する少なくとも
2分割あるいは4分割以上に分割した受光器である。8
は光ヘッド3の図示していない光源から発射された傾き
を検出する光が光ディスク1で反射され2分割されたも
の、9は2分割された反射光を検出する2分割の受光
器、10は受光器9の差動をとり傾きを表す差動電圧を
出力する差動増幅器、11は基準電圧と差動電圧を比較
して制御電圧を発生する比較器である。12は基準電圧
発生回路、13はチルト制御回路で比較器11の制御電
圧によりチルトモータ14を駆動して光ヘッド3を傾
け、記録再生中にチルト制御を行う。15は演算回路で
分割した受光器7の出力を演算して、フォーカス誤差信
号FE、トラッキング誤差信号TE、再生信号RFを出
力する。16はフォーカス誤差信号FEでアクチュエー
タ5を駆動して光スポットの焦点制御を行うフォーカス
制御回路、17はトラッキング誤差信号TEでアクチュ
エータ5を駆動して光スポットをトラック方向に位置制
御するトラッキング制御回路である。18はクロストー
ク検出回路で、光ディスク装置の立ち上げ時に、所定の
信号を記録したテストトラックに隣り合う内側と外側の
トラックでクロストーク成分を検出する。19は内側と
外側のクロストーク成分の振幅が概略等しくなるよう、
基準電圧発生回路12の基準電圧を調整して、チルト制
御の精度を改善するチルト補正回路である。
来の傾き補正方式を説明する。図8において、1は光デ
ィスク、2はディスクモータ、3は光源の光により信号
を記録再生する光ヘッド、4は光ヘッド3の光を絞って
光スポットを発生する対物レンズ、5は対物レンズ4を
フォーカス方向やトラッキング方向に駆動するアクチュ
エータである。6は光ヘッド3の図示していない光源か
ら発射した信号の記録再生を行う光ビームで、光ディス
ク1に入射した後、光ディスク1で反射して光ヘッド3
に戻る。7は反射した光ビーム6を受光する少なくとも
2分割あるいは4分割以上に分割した受光器である。8
は光ヘッド3の図示していない光源から発射された傾き
を検出する光が光ディスク1で反射され2分割されたも
の、9は2分割された反射光を検出する2分割の受光
器、10は受光器9の差動をとり傾きを表す差動電圧を
出力する差動増幅器、11は基準電圧と差動電圧を比較
して制御電圧を発生する比較器である。12は基準電圧
発生回路、13はチルト制御回路で比較器11の制御電
圧によりチルトモータ14を駆動して光ヘッド3を傾
け、記録再生中にチルト制御を行う。15は演算回路で
分割した受光器7の出力を演算して、フォーカス誤差信
号FE、トラッキング誤差信号TE、再生信号RFを出
力する。16はフォーカス誤差信号FEでアクチュエー
タ5を駆動して光スポットの焦点制御を行うフォーカス
制御回路、17はトラッキング誤差信号TEでアクチュ
エータ5を駆動して光スポットをトラック方向に位置制
御するトラッキング制御回路である。18はクロストー
ク検出回路で、光ディスク装置の立ち上げ時に、所定の
信号を記録したテストトラックに隣り合う内側と外側の
トラックでクロストーク成分を検出する。19は内側と
外側のクロストーク成分の振幅が概略等しくなるよう、
基準電圧発生回路12の基準電圧を調整して、チルト制
御の精度を改善するチルト補正回路である。
【0004】次に図11を用いて、前記フォーカス制御
回路16の具体的な構成を説明する。
回路16の具体的な構成を説明する。
【0005】50はフォーカス誤差信号FEと動作基準
電圧VREFとの差動を取る差動増幅器である。動作基
準電圧VREFは、フォーカス誤差信号FEにものって
いるため、フォーカス誤差信号FE=FE+VREFで
表せる。51,52は抵抗R1で差動増幅器50の入力
抵抗である。53,54は抵抗R2で、ゲイン計算の分
子成分となる。差動増幅器50の出力電圧VO1は、V
O1=(R2/R1)*FEとなり、入力FEがゲイン
(R2/R1)倍される。55も増幅器で、入力に56
の抵抗R3と57の容量C3が接続され、フィードバッ
ク系に58の抵抗R4と59の容量C4が接続されてい
る。増幅器55の出力電圧VO2はVO2=VO1*
(R4/R3)*(1+sC3R3)/(1+sC4R
4)で表され、DCゲイン(R4/R3)と、位相特性
(1+sC3R3)/(1+sC4R4)を持ち、フォ
ーカス制御系が最適化される。60は電流源で、増幅器
55の出力VO2で駆動され、光スポットの焦点が合う
ようアクチュエータ5に駆動電流が流れる。
電圧VREFとの差動を取る差動増幅器である。動作基
準電圧VREFは、フォーカス誤差信号FEにものって
いるため、フォーカス誤差信号FE=FE+VREFで
表せる。51,52は抵抗R1で差動増幅器50の入力
抵抗である。53,54は抵抗R2で、ゲイン計算の分
子成分となる。差動増幅器50の出力電圧VO1は、V
O1=(R2/R1)*FEとなり、入力FEがゲイン
(R2/R1)倍される。55も増幅器で、入力に56
の抵抗R3と57の容量C3が接続され、フィードバッ
ク系に58の抵抗R4と59の容量C4が接続されてい
る。増幅器55の出力電圧VO2はVO2=VO1*
(R4/R3)*(1+sC3R3)/(1+sC4R
4)で表され、DCゲイン(R4/R3)と、位相特性
(1+sC3R3)/(1+sC4R4)を持ち、フォ
ーカス制御系が最適化される。60は電流源で、増幅器
55の出力VO2で駆動され、光スポットの焦点が合う
ようアクチュエータ5に駆動電流が流れる。
【0006】次に図12を用いて、前記トラッキング制
御回路17の具体的な構成を説明する。
御回路17の具体的な構成を説明する。
【0007】70はトラッキング誤差信号TEと動作基
準電圧VREFとの差動を取る差動増幅器である。動作
基準電圧VREFは、トラッキング誤差信号TEにもの
っているため、トラッキング誤差信号TE=TE+VR
EFで表せる。71,72は抵抗R5で差動増幅器70
の入力抵抗である。73,74は抵抗R6で、ゲイン計
算の分子成分となる。差動増幅器70の出力電圧VO3
は、VO3=(R6/R5)*TEとなり、入力TEが
ゲイン(R6/R5)倍される。75も増幅器で、入力
に76の抵抗R7と77の容量C7が接続され、フィー
ドバック系に78の抵抗R8と79の容量C8が接続さ
れている。増幅器75の出力電圧VO4はVO4=VO
3*(R8/R7)*(1+sC7R7)/(1+sC
8R8)で表され、DCゲイン(R8/R7)と、位相
特性(1+sC7R7)/(1+sC8R8)を持ち、
トラッキング制御系が最適化される。80は電流源で、
増幅器75の出力VO4で駆動され、光スポットがトラ
ックの中心にのるようにアクチュエータ5に駆動電流が
流れる。
準電圧VREFとの差動を取る差動増幅器である。動作
基準電圧VREFは、トラッキング誤差信号TEにもの
っているため、トラッキング誤差信号TE=TE+VR
EFで表せる。71,72は抵抗R5で差動増幅器70
の入力抵抗である。73,74は抵抗R6で、ゲイン計
算の分子成分となる。差動増幅器70の出力電圧VO3
は、VO3=(R6/R5)*TEとなり、入力TEが
ゲイン(R6/R5)倍される。75も増幅器で、入力
に76の抵抗R7と77の容量C7が接続され、フィー
ドバック系に78の抵抗R8と79の容量C8が接続さ
れている。増幅器75の出力電圧VO4はVO4=VO
3*(R8/R7)*(1+sC7R7)/(1+sC
8R8)で表され、DCゲイン(R8/R7)と、位相
特性(1+sC7R7)/(1+sC8R8)を持ち、
トラッキング制御系が最適化される。80は電流源で、
増幅器75の出力VO4で駆動され、光スポットがトラ
ックの中心にのるようにアクチュエータ5に駆動電流が
流れる。
【0008】以上説明した傾き補正方式は、基本的には
チルト制御のみで、チルトモータ14を駆動し、傾きを
表わす受光器9の差動出力がバランスしてゼロになれば
良い。つまり基準電圧はゼロで固定でも構わない。しか
し実際には、受光器9の差動出力がバランスしていてゼ
ロであっても、受光器9の機械的設定ずれや、2分割し
た受光器の受光感度ずれ、反射光8のバランスずれ、差
動増幅器10のオフセットなど多くの誤差要因が存在す
るため、傾きはゼロになっていない。これらの誤差を補
正するために、工程での出荷時あるいは光ディスク装置
立ち上げ時に、テストトラックに隣り合うトラックでの
クロストーク成分が概略等しくなるように基準電圧を調
整して、傾きを実質的にゼロに補正する。従来の補正方
法は、工程で組立て出荷時に、スペクトラムアナライザ
でクロストーク振幅をモニタして、手動で基準電圧を調
整していた。近年では工程出荷時あるいは光ディスク装
置立ち上げ時に、チルト補正回路19でクロストーク振
幅が等しくなるよう基準電圧を自動調整している。
チルト制御のみで、チルトモータ14を駆動し、傾きを
表わす受光器9の差動出力がバランスしてゼロになれば
良い。つまり基準電圧はゼロで固定でも構わない。しか
し実際には、受光器9の差動出力がバランスしていてゼ
ロであっても、受光器9の機械的設定ずれや、2分割し
た受光器の受光感度ずれ、反射光8のバランスずれ、差
動増幅器10のオフセットなど多くの誤差要因が存在す
るため、傾きはゼロになっていない。これらの誤差を補
正するために、工程での出荷時あるいは光ディスク装置
立ち上げ時に、テストトラックに隣り合うトラックでの
クロストーク成分が概略等しくなるように基準電圧を調
整して、傾きを実質的にゼロに補正する。従来の補正方
法は、工程で組立て出荷時に、スペクトラムアナライザ
でクロストーク振幅をモニタして、手動で基準電圧を調
整していた。近年では工程出荷時あるいは光ディスク装
置立ち上げ時に、チルト補正回路19でクロストーク振
幅が等しくなるよう基準電圧を自動調整している。
【0009】以上説明した従来の傾き補正方式の具体的
な動作を図13、14を用いて説明する。図13におい
て21はトラック、22はクロストークを検出するため
の所定の信号を記録したピット、23は光スポットであ
る。簡単のために、トラックはランドあるいはグルーブ
のどちらかを示すものとし、また光スポットも実際のク
ロストーク検出に寄与するサイドローブ成分は省略して
描いている。図13においてトラック番号をA−2から
A+2までで表している。クロストークを検出するため
の所定の信号がテストトラックAに予め記録されてい
る。A−2トラックとA−1トラックはテストトラック
Aよりも内側にある。A+2トラックとA+1トラック
はテストトラックAよりも外側にある。光スポット23
が、テストトラックAに隣り合うA−1とA+1トラッ
クを再生すると、トラックAの信号がクロストーク成分
として検出される。
な動作を図13、14を用いて説明する。図13におい
て21はトラック、22はクロストークを検出するため
の所定の信号を記録したピット、23は光スポットであ
る。簡単のために、トラックはランドあるいはグルーブ
のどちらかを示すものとし、また光スポットも実際のク
ロストーク検出に寄与するサイドローブ成分は省略して
描いている。図13においてトラック番号をA−2から
A+2までで表している。クロストークを検出するため
の所定の信号がテストトラックAに予め記録されてい
る。A−2トラックとA−1トラックはテストトラック
Aよりも内側にある。A+2トラックとA+1トラック
はテストトラックAよりも外側にある。光スポット23
が、テストトラックAに隣り合うA−1とA+1トラッ
クを再生すると、トラックAの信号がクロストーク成分
として検出される。
【0010】図14において、実際のクロストーク成分
の振幅を用いて、傾き補正を説明する。図14の(A)
は傾きが存在している場合である。この時テストトラッ
クAの信号振幅は0dB程度が検出されるが、傾きが発
生して光スポットの品質が悪く本来の振幅よりも下がっ
ている。テストトラックに隣り合うA−1トラックのク
ロストーク信号振幅はおよそ−25dB、A+1トラッ
クのクロストーク信号振幅はおよそ−35dBでバラン
スしていない。
の振幅を用いて、傾き補正を説明する。図14の(A)
は傾きが存在している場合である。この時テストトラッ
クAの信号振幅は0dB程度が検出されるが、傾きが発
生して光スポットの品質が悪く本来の振幅よりも下がっ
ている。テストトラックに隣り合うA−1トラックのク
ロストーク信号振幅はおよそ−25dB、A+1トラッ
クのクロストーク信号振幅はおよそ−35dBでバラン
スしていない。
【0011】これに対して、基準電圧を調整して、クロ
ストーク信号振幅をA−1トラックとA+1トラックで
ほぼ等しく−30dBにした図14の(B)の場合に
は、傾きがほぼゼロに補正されている。このため光スポ
ットの品質も良く、テストトラックAの信号振幅は、+
2dBとなり傾きがある場合よりも振幅が改善される。
ストーク信号振幅をA−1トラックとA+1トラックで
ほぼ等しく−30dBにした図14の(B)の場合に
は、傾きがほぼゼロに補正されている。このため光スポ
ットの品質も良く、テストトラックAの信号振幅は、+
2dBとなり傾きがある場合よりも振幅が改善される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のクロストーク成分をバランスさせる傾き補正方式を用
いた光ディスク装置では、クロストーク成分の信号振幅
がテストトラックの信号振幅に対して−30dBから−
40dB程度と非常に小さいため振幅変動が大きく、確
実にかつ安定に検出することが困難であるという問題点
を有していた。
のクロストーク成分をバランスさせる傾き補正方式を用
いた光ディスク装置では、クロストーク成分の信号振幅
がテストトラックの信号振幅に対して−30dBから−
40dB程度と非常に小さいため振幅変動が大きく、確
実にかつ安定に検出することが困難であるという問題点
を有していた。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、クロストーク成分を検出する場合に、フォーカス制
御回路にオフセットを加算して光スポットをデフォーカ
ス状態にすることで、クロストーク成分の信号振幅を大
きくして検出し傾き補正を確実にして光スポットの品質
及び記録再生の信号品質を改善する光ディスク装置を提
供することを目的とする。
で、クロストーク成分を検出する場合に、フォーカス制
御回路にオフセットを加算して光スポットをデフォーカ
ス状態にすることで、クロストーク成分の信号振幅を大
きくして検出し傾き補正を確実にして光スポットの品質
及び記録再生の信号品質を改善する光ディスク装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第1の発明の光ディスク装置は、所定のトラックに隣
り合う内側あるいは外側のトラックを再生して所定の信
号のクロストーク成分の振幅を検出し出力するクロスト
ーク検出手段と、光ビームの光軸に対する光ディスク記
録面の傾きを2分割光検出器の差動出力から検出するチ
ルト検出手段と、2分割光検出器の差動出力と基準電圧
とを比較して発生した制御電圧により光ヘッドを駆動し
傾きをほぼゼロにするチルト制御手段と、クロストーク
検出手段で検出した所定のトラックの内側と外側のクロ
ストーク成分の振幅がほぼ等しくなるようにチルト制御
手段の基準電圧を調整するチルト補正手段と、クロスト
ーク検出手段でクロストーク成分の信号振幅を検出する
際、フォーカス制御手段にオフセットを加算して光スポ
ットをデフォーカス状態にするデフォーカス手段とを備
えている。
に第1の発明の光ディスク装置は、所定のトラックに隣
り合う内側あるいは外側のトラックを再生して所定の信
号のクロストーク成分の振幅を検出し出力するクロスト
ーク検出手段と、光ビームの光軸に対する光ディスク記
録面の傾きを2分割光検出器の差動出力から検出するチ
ルト検出手段と、2分割光検出器の差動出力と基準電圧
とを比較して発生した制御電圧により光ヘッドを駆動し
傾きをほぼゼロにするチルト制御手段と、クロストーク
検出手段で検出した所定のトラックの内側と外側のクロ
ストーク成分の振幅がほぼ等しくなるようにチルト制御
手段の基準電圧を調整するチルト補正手段と、クロスト
ーク検出手段でクロストーク成分の信号振幅を検出する
際、フォーカス制御手段にオフセットを加算して光スポ
ットをデフォーカス状態にするデフォーカス手段とを備
えている。
【0015】第2の発明の光ディスク装置は、第1の発
明の光ディスク装置におけるデフォーカス手段に代え
て、フォーカス制御手段に加算するオフセットを、正負
の両極性に設定して両極性のデフォーカスを発生させる
デフォーカス手段を備えている。
明の光ディスク装置におけるデフォーカス手段に代え
て、フォーカス制御手段に加算するオフセットを、正負
の両極性に設定して両極性のデフォーカスを発生させる
デフォーカス手段を備えている。
【0016】第3の発明の光ディスク装置は、第1の発
明の光ディスク装置におけるデフォーカス手段に代え
て、クロストーク検出手段でクロストーク成分の信号振
幅を検出する際、トラッキング制御手段に加算するオフ
セットを正負の両極性に設定して両極性のオフトラック
を発生させると共に、光スポットが所定のトラックに近
くなるよう内側と外側のトラックでオフセットを切り換
えるオフトラック手段を備えたものである。
明の光ディスク装置におけるデフォーカス手段に代え
て、クロストーク検出手段でクロストーク成分の信号振
幅を検出する際、トラッキング制御手段に加算するオフ
セットを正負の両極性に設定して両極性のオフトラック
を発生させると共に、光スポットが所定のトラックに近
くなるよう内側と外側のトラックでオフセットを切り換
えるオフトラック手段を備えたものである。
【0017】
【作用】第1の発明の光ディスク装置は上記した構成に
より、クロストーク検出手段が所定のトラックに隣り合
う内側あるいは外側のトラックを再生してクロストーク
成分を検出する際、デフォーカス手段が光スポットをデ
フォーカス状態にする。光スポットがデフォーカスのた
めスポットの径が大きくなり、隣のトラックのクロスト
ーク成分の検出振幅が大きくなる。内側と外側のトラッ
クで信号振幅が大きくなったクロストーク成分の振幅が
ほぼ等しくなるよう、チルト補正手段が基準電圧を調整
して光ビームの光軸に対する光ディスク記録面の傾き補
正を行う。
より、クロストーク検出手段が所定のトラックに隣り合
う内側あるいは外側のトラックを再生してクロストーク
成分を検出する際、デフォーカス手段が光スポットをデ
フォーカス状態にする。光スポットがデフォーカスのた
めスポットの径が大きくなり、隣のトラックのクロスト
ーク成分の検出振幅が大きくなる。内側と外側のトラッ
クで信号振幅が大きくなったクロストーク成分の振幅が
ほぼ等しくなるよう、チルト補正手段が基準電圧を調整
して光ビームの光軸に対する光ディスク記録面の傾き補
正を行う。
【0018】第2の発明の光ディスク装置は上記した構
成により、クロストーク検出手段がクロストーク成分を
検出する際、デフォーカス手段が光スポットを正負の両
極性のデフォーカス状態にする。非点収差で光スポット
が大きくなる方向がトラックに対して方向性を持つ場合
でも、正負のどちらかのデフォーカスでクロストーク検
出方向のスポットの径が大きくなり、隣のトラックのク
ロストーク成分の検出振幅が大きくなる。内側と外側の
トラックで信号振幅が大きくなったデフォーカス極性の
場合に、クロストーク成分の振幅がほぼ等しくなるよう
チルト補正手段が基準電圧を調整して傾きの補正を行
う。
成により、クロストーク検出手段がクロストーク成分を
検出する際、デフォーカス手段が光スポットを正負の両
極性のデフォーカス状態にする。非点収差で光スポット
が大きくなる方向がトラックに対して方向性を持つ場合
でも、正負のどちらかのデフォーカスでクロストーク検
出方向のスポットの径が大きくなり、隣のトラックのク
ロストーク成分の検出振幅が大きくなる。内側と外側の
トラックで信号振幅が大きくなったデフォーカス極性の
場合に、クロストーク成分の振幅がほぼ等しくなるよう
チルト補正手段が基準電圧を調整して傾きの補正を行
う。
【0019】第3の発明の光ディスク装置は上記した構
成により、クロストーク検出手段がクロストーク成分を
検出する際、オフトラック手段がトラキング制御手段に
正負のオフセットを設定して光スポットをオフトラック
状態にする。オフセットの正負の切り換えは、所定のト
ラックに隣り合う外側のトラックのクロストークを検出
する時は、光スポットが所定のトラックに寄る方向に正
のオフセットを設定する。所定のトラックに隣り合う内
側のトラックのクロストークを検出する時は、光スポッ
トが所定のトラックに寄る方向に負のオフセットを設定
する。このように所定のトラックの内側と外側のトラッ
クでオフセットの正負を切り換えて、光スポットが所定
のトラックに寄るオフトラックを発生させてクロストー
ク成分の振幅を大きくする。振幅が大きくなった内側と
外側のトラックのクロストーク成分の振幅がほぼ等しく
なるようチルト補正手段が基準電圧を調整して傾きの補
正を行う。
成により、クロストーク検出手段がクロストーク成分を
検出する際、オフトラック手段がトラキング制御手段に
正負のオフセットを設定して光スポットをオフトラック
状態にする。オフセットの正負の切り換えは、所定のト
ラックに隣り合う外側のトラックのクロストークを検出
する時は、光スポットが所定のトラックに寄る方向に正
のオフセットを設定する。所定のトラックに隣り合う内
側のトラックのクロストークを検出する時は、光スポッ
トが所定のトラックに寄る方向に負のオフセットを設定
する。このように所定のトラックの内側と外側のトラッ
クでオフセットの正負を切り換えて、光スポットが所定
のトラックに寄るオフトラックを発生させてクロストー
ク成分の振幅を大きくする。振幅が大きくなった内側と
外側のトラックのクロストーク成分の振幅がほぼ等しく
なるようチルト補正手段が基準電圧を調整して傾きの補
正を行う。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0021】図1は、クロストーク成分を検出する際、
光スポットをデフォーカス状態にしてチルト補正回路が
基準電圧を調整して傾きを補正する第1の発明の実施例
における光ディスク装置の構成図である。先に説明した
従来例の構成図である図10に追加変更した部分はデフ
ォーカス回路30である。デフォーカス回路30は、ク
ロストーク検出回路18が所定のトラックに隣り合う内
側と外側のトラックのクロストーク振幅を検出する際
に、フォーカス制御回路16にオフセットを与え光スポ
ットをデフォーカス状態にする。
光スポットをデフォーカス状態にしてチルト補正回路が
基準電圧を調整して傾きを補正する第1の発明の実施例
における光ディスク装置の構成図である。先に説明した
従来例の構成図である図10に追加変更した部分はデフ
ォーカス回路30である。デフォーカス回路30は、ク
ロストーク検出回路18が所定のトラックに隣り合う内
側と外側のトラックのクロストーク振幅を検出する際
に、フォーカス制御回路16にオフセットを与え光スポ
ットをデフォーカス状態にする。
【0022】図2でデフォーカス回路の構成を説明す
る。破線で囲ったデフォーカス回路30において、90
はDA変換器でオフセット電圧VOF1を出力する。9
1は高インピーダンスの抵抗R10で、DA変換器90
の出力VOF1をフォーカス制御回路16の差動増幅器
50の入力段に接続する。オフセット電圧VOF1がフ
ォーカス制御系に入ることで、チルト補正時に光スポッ
トがデフォーカスする。オフセット電圧VOF1はDA
変換器90に接続されたチルト補正回路19が制御す
る。
る。破線で囲ったデフォーカス回路30において、90
はDA変換器でオフセット電圧VOF1を出力する。9
1は高インピーダンスの抵抗R10で、DA変換器90
の出力VOF1をフォーカス制御回路16の差動増幅器
50の入力段に接続する。オフセット電圧VOF1がフ
ォーカス制御系に入ることで、チルト補正時に光スポッ
トがデフォーカスする。オフセット電圧VOF1はDA
変換器90に接続されたチルト補正回路19が制御す
る。
【0023】この様子を図3で説明する。図3において
31はトラック、32はクロストークを検出するための
所定の信号を記録したピット、33はデフォーカスして
いない通常の光スポット、34はデフォーカスした光ス
ポットを示す。デフォーカス回路30は光スポットをデ
フォーカスさせるため、トラックA−1上での光スポッ
トの径が大きくなり、所定のトラックAのクロストーク
成分の振幅を大きく検出することができる。
31はトラック、32はクロストークを検出するための
所定の信号を記録したピット、33はデフォーカスして
いない通常の光スポット、34はデフォーカスした光ス
ポットを示す。デフォーカス回路30は光スポットをデ
フォーカスさせるため、トラックA−1上での光スポッ
トの径が大きくなり、所定のトラックAのクロストーク
成分の振幅を大きく検出することができる。
【0024】図4のグラフに示すように、フォーカスが
合っていて光スポットの径が小さい場合は、クロストー
ク成分の振幅がおよそ−30dB程度である。これに対
して+1μm程度デフォーカスさせると、光スポットの
径が大きくなり、クロストーク成分の振幅がおよそ−2
0dB程度になる。これはフォーカスが合っている場合
よりも信号振幅が+10dB改善されており、チルト補
正回路19が所定のトラックに隣り合う内側と外側のク
ロストーク振幅をほぼ等しくすることによる傾きの補正
が確実になる。これにより光ビームの光軸に対する光デ
ィスクの記録面の傾きをほぼゼロにして、信号の記録再
生特性を向上することができる。
合っていて光スポットの径が小さい場合は、クロストー
ク成分の振幅がおよそ−30dB程度である。これに対
して+1μm程度デフォーカスさせると、光スポットの
径が大きくなり、クロストーク成分の振幅がおよそ−2
0dB程度になる。これはフォーカスが合っている場合
よりも信号振幅が+10dB改善されており、チルト補
正回路19が所定のトラックに隣り合う内側と外側のク
ロストーク振幅をほぼ等しくすることによる傾きの補正
が確実になる。これにより光ビームの光軸に対する光デ
ィスクの記録面の傾きをほぼゼロにして、信号の記録再
生特性を向上することができる。
【0025】なおチルト補正回路19で補正された基準
電圧が基準電圧発生回路12で保持され傾き補正が終わ
った後は、デフォーカス回路30のオフセット電圧VO
F1は出力されず、光スポットのデフォーカスは無くな
る。チルト制御回路13は、基準電圧と傾きを表す差動
電圧を比較した制御電圧で、チルトモータ14を駆動す
るチルト制御により傾きをゼロに抑える。
電圧が基準電圧発生回路12で保持され傾き補正が終わ
った後は、デフォーカス回路30のオフセット電圧VO
F1は出力されず、光スポットのデフォーカスは無くな
る。チルト制御回路13は、基準電圧と傾きを表す差動
電圧を比較した制御電圧で、チルトモータ14を駆動す
るチルト制御により傾きをゼロに抑える。
【0026】次に第2の発明の実施例について説明す
る。第2の発明は、光ビームの光軸に対する光ディスク
記録面の傾き補正のためクロストーク検出する際に、光
スポットを正負の両極性のデフォーカス状態にするデフ
ォーカス回路を備えたものである。
る。第2の発明は、光ビームの光軸に対する光ディスク
記録面の傾き補正のためクロストーク検出する際に、光
スポットを正負の両極性のデフォーカス状態にするデフ
ォーカス回路を備えたものである。
【0027】先の第1の発明のデフォーカス回路30は
+1μmと正の極性のみのデフォーカス状態でクロスト
ーク振幅を改善して傾きの補正を行っていた。光スポッ
トは理想的には正負のデフォーカス状態でスポット径は
同じであり、クロストーク振幅の検出レベルの差はな
い。しかしながら非点収差があると、正負のデフォーカ
ス状態でスポット径が大きくなる方向が90度回転する
ため、クロストーク検出の検出レベルが大きく異なる。
図5を用いて正負のデフォーカス時のクロストーク検出
について説明する。図5の(A)のグラフは、光スポッ
トが理想的な場合で、正負にデフォーカスした時光スポ
ットの径は真円のままで径の大きさが同じで大きくな
る。この時、正負に±1μmデフォーカスした場合に、
検出されるクロストーク振幅はほぼ−20dBとなる。
デフォーカスしていない場合は−30dBであり、正負
どちらにデフォーカスしてもクロストーク振幅が+10
dB改善される。この場合には正負のどちらか一方のみ
にデフォーカス設定して傾き補正しても構わない。
+1μmと正の極性のみのデフォーカス状態でクロスト
ーク振幅を改善して傾きの補正を行っていた。光スポッ
トは理想的には正負のデフォーカス状態でスポット径は
同じであり、クロストーク振幅の検出レベルの差はな
い。しかしながら非点収差があると、正負のデフォーカ
ス状態でスポット径が大きくなる方向が90度回転する
ため、クロストーク検出の検出レベルが大きく異なる。
図5を用いて正負のデフォーカス時のクロストーク検出
について説明する。図5の(A)のグラフは、光スポッ
トが理想的な場合で、正負にデフォーカスした時光スポ
ットの径は真円のままで径の大きさが同じで大きくな
る。この時、正負に±1μmデフォーカスした場合に、
検出されるクロストーク振幅はほぼ−20dBとなる。
デフォーカスしていない場合は−30dBであり、正負
どちらにデフォーカスしてもクロストーク振幅が+10
dB改善される。この場合には正負のどちらか一方のみ
にデフォーカス設定して傾き補正しても構わない。
【0028】これに対して図5の(B)は非点収差があ
る光スポットで、正負のデフォーカスに対して、光スポ
ットが真円とならずまた楕円が伸びる方向が正負で異な
る。このため−1μmと負のデフォーカス状態では、光
スポットの径が伸びる方向がクロストーク検出するトラ
ック方向であるため、クロストーク検出振幅がー20d
Bと改善される。しかし+1μmと正のデフォーカス状
態では、光スポットの径が伸びる方向がトラックのピッ
ト方向であるため、隣のトラックのクロストーク検出は
困難となり、振幅が−33dBと低下する。つまりクロ
ストーク検出の振幅を上げるためにデフォーカス状態に
する際には、光スポットが正負のデフォーカスに非対称
な場合には、デフォーカスを正負の両極性に設定する必
要がある。
る光スポットで、正負のデフォーカスに対して、光スポ
ットが真円とならずまた楕円が伸びる方向が正負で異な
る。このため−1μmと負のデフォーカス状態では、光
スポットの径が伸びる方向がクロストーク検出するトラ
ック方向であるため、クロストーク検出振幅がー20d
Bと改善される。しかし+1μmと正のデフォーカス状
態では、光スポットの径が伸びる方向がトラックのピッ
ト方向であるため、隣のトラックのクロストーク検出は
困難となり、振幅が−33dBと低下する。つまりクロ
ストーク検出の振幅を上げるためにデフォーカス状態に
する際には、光スポットが正負のデフォーカスに非対称
な場合には、デフォーカスを正負の両極性に設定する必
要がある。
【0029】第2の発明のデフォーカス回路30は、フ
ォーカス制御回路16に正負の両極性のオフセットを加
算し光スポットのデフォーカス状態を正負の両極性にす
る。チルト補正回路19は、クロストーク検出回路18
で検出したクロストーク振幅が大きくなるデフォーカス
極性で光軸に対する光ディスク記録面の傾き補正を確実
に行うことができる。傾き補正を行った後は、デフォー
カス回路30はオフセット出力を停止し、光スポットの
デフォーカス状態が解除される。
ォーカス制御回路16に正負の両極性のオフセットを加
算し光スポットのデフォーカス状態を正負の両極性にす
る。チルト補正回路19は、クロストーク検出回路18
で検出したクロストーク振幅が大きくなるデフォーカス
極性で光軸に対する光ディスク記録面の傾き補正を確実
に行うことができる。傾き補正を行った後は、デフォー
カス回路30はオフセット出力を停止し、光スポットの
デフォーカス状態が解除される。
【0030】なお第2の発明で、先に正のデフォーカス
を与えてクロストーク振幅が所定のレベルであれば、そ
のまま傾き補正を行えば補正時間を短縮してシステムの
立ち上がり時間を改善できる。もちろん正のデフォーカ
スでクロストーク振幅が低く所定のレベルになければ、
負のデフォーカスにしてクロストーク振幅を改善して、
傾き補正を行えばよい。
を与えてクロストーク振幅が所定のレベルであれば、そ
のまま傾き補正を行えば補正時間を短縮してシステムの
立ち上がり時間を改善できる。もちろん正のデフォーカ
スでクロストーク振幅が低く所定のレベルになければ、
負のデフォーカスにしてクロストーク振幅を改善して、
傾き補正を行えばよい。
【0031】次に第3の発明について説明する。第3の
発明は、光軸に対する光ディスク記録面の傾き補正のた
めクロストーク検出する際に、光スポットを正負の両極
性のオフトラック状態にするオフトラック回路を備えた
ものである。図6は第3の発明の光ディスク装置の構成
図である。先に説明した従来例の構成図である図10に
追加変更した部分はオフトラック回路40である。オフ
トラック回路40は、クロストーク検出回路18が所定
のトラックに隣り合う内側と外側のトラックのクロスト
ーク振幅を検出する際に、トラッキング制御回路17に
正負のオフセットを与え光スポットをオフトラック状態
にする。
発明は、光軸に対する光ディスク記録面の傾き補正のた
めクロストーク検出する際に、光スポットを正負の両極
性のオフトラック状態にするオフトラック回路を備えた
ものである。図6は第3の発明の光ディスク装置の構成
図である。先に説明した従来例の構成図である図10に
追加変更した部分はオフトラック回路40である。オフ
トラック回路40は、クロストーク検出回路18が所定
のトラックに隣り合う内側と外側のトラックのクロスト
ーク振幅を検出する際に、トラッキング制御回路17に
正負のオフセットを与え光スポットをオフトラック状態
にする。
【0032】図7を用いてオフトラック回路40の構成
を説明する。破線で囲ったオフトラック回路40におい
て、92はDA変換器でオフセット電圧VOF2を出力
する。93は高インピーダンスの抵抗R11で、DA変
換器の出力VOF2をトラッキング制御回路17の差動
増幅器70の入力段に接続する。オフセット電圧VOF
2がトラッキング制御系に入ることで、チルト補正時に
光スポットがオフトラックする。オフセット電圧VOF
2はDA変換器92に接続されたチルト補正回路19が
制御する。
を説明する。破線で囲ったオフトラック回路40におい
て、92はDA変換器でオフセット電圧VOF2を出力
する。93は高インピーダンスの抵抗R11で、DA変
換器の出力VOF2をトラッキング制御回路17の差動
増幅器70の入力段に接続する。オフセット電圧VOF
2がトラッキング制御系に入ることで、チルト補正時に
光スポットがオフトラックする。オフセット電圧VOF
2はDA変換器92に接続されたチルト補正回路19が
制御する。
【0033】この様子を図8で説明する。図8の(A)
は光スポットがオフトラックしていない通常の状態、図
8の(B)はオフトラック回路40により光スポットが
トラックA+1とA−1で正負にオフトラックした状態
を示す。図8の(A)において41はトラック、42は
クロストークを検出するための所定の信号を記録したピ
ット、43、44はクロストークを検出する光スポット
で、トラックの真ん中であるラインl1,l2上にのっ
ている。ここではオフトラック状態の説明のためにA−
1トラックとA+1トラックの両方に光スポットを示し
たが、実際には1つの光スポットでは、時系列的にA−
1トラックを再生した後A+1トラックが再生される。
もちろん複数の光スポットを持つシステムでは同時にA
−1トラックとA+1トラックを再生できる。
は光スポットがオフトラックしていない通常の状態、図
8の(B)はオフトラック回路40により光スポットが
トラックA+1とA−1で正負にオフトラックした状態
を示す。図8の(A)において41はトラック、42は
クロストークを検出するための所定の信号を記録したピ
ット、43、44はクロストークを検出する光スポット
で、トラックの真ん中であるラインl1,l2上にのっ
ている。ここではオフトラック状態の説明のためにA−
1トラックとA+1トラックの両方に光スポットを示し
たが、実際には1つの光スポットでは、時系列的にA−
1トラックを再生した後A+1トラックが再生される。
もちろん複数の光スポットを持つシステムでは同時にA
−1トラックとA+1トラックを再生できる。
【0034】図8の(B)においてはオフトラック回路
40が働いている。所定のトラックAの内側A−1トラ
ックでクロストーク検出する場合には、オフトラック回
路40が、負のオフセットにより負のオフトラックを与
える。このためラインl3で示されるように光スポット
43がトラックAに寄り、トラックAのクロストーク成
分の振幅を大きく検出することができる。トラックAの
外側A+1トラックでクロストーク検出する場合には、
オフトラック回路40が、先の負と逆極性の正のオフセ
ットを設定し正のオフトラックを与える。このためライ
ンl4で示されるように光スポット44がトラックAに
寄り、トラックAのクロストーク成分の振幅を大きく検
出することができる。
40が働いている。所定のトラックAの内側A−1トラ
ックでクロストーク検出する場合には、オフトラック回
路40が、負のオフセットにより負のオフトラックを与
える。このためラインl3で示されるように光スポット
43がトラックAに寄り、トラックAのクロストーク成
分の振幅を大きく検出することができる。トラックAの
外側A+1トラックでクロストーク検出する場合には、
オフトラック回路40が、先の負と逆極性の正のオフセ
ットを設定し正のオフトラックを与える。このためライ
ンl4で示されるように光スポット44がトラックAに
寄り、トラックAのクロストーク成分の振幅を大きく検
出することができる。
【0035】図9のグラフに示すように、トラッキング
がオフトラック0μmでは、傾きが補正された状態で、
A−1トラックとA+1トラックでクロストーク振幅が
ほぼ−30dBとなる。これに対して、オフトラック+
0.1μmした状態では、トラックA+1上の光スポッ
トはトラックA寄りにオフトラックして、クロストーク
振幅が改善されおよそ−20dBとなる。トラックA+
1上の光スポットは−0.1μmオフトラックするとト
ラックAから離れるため、クロストーク振幅はー30d
Bよりも低下する。
がオフトラック0μmでは、傾きが補正された状態で、
A−1トラックとA+1トラックでクロストーク振幅が
ほぼ−30dBとなる。これに対して、オフトラック+
0.1μmした状態では、トラックA+1上の光スポッ
トはトラックA寄りにオフトラックして、クロストーク
振幅が改善されおよそ−20dBとなる。トラックA+
1上の光スポットは−0.1μmオフトラックするとト
ラックAから離れるため、クロストーク振幅はー30d
Bよりも低下する。
【0036】トラックA−1上の光スポットは、逆に−
0.1μmオフトラックするとトラックA寄りになり、
クロストーク振幅が−20dBと改善される。+0.1
μmオフトラックするとトラックAから離れクロストー
ク振幅は−30dB以下となる。第3の発明のオフトラ
ック回路40は、所定のトラックAに隣り合うA−1と
A+1トラック上で光スポットがトラックAに寄る極性
のオフトラックになるよう、トラッキング制御回路17
に与える正負のオフセットを設定して、クロストーク検
出の振幅を改善する。これによりチルト補正回路19
は、クロストーク検出回路18で検出したクロストーク
振幅が大きくなるオフトラック極性で光軸に対する光デ
ィスク記録面の傾き補正を確実に行うことができる。傾
き補正を行った後は、オフトラック回路40はオフセッ
ト電圧VOF2の出力を停止し、光スポットのオフトラ
ックは解除される。
0.1μmオフトラックするとトラックA寄りになり、
クロストーク振幅が−20dBと改善される。+0.1
μmオフトラックするとトラックAから離れクロストー
ク振幅は−30dB以下となる。第3の発明のオフトラ
ック回路40は、所定のトラックAに隣り合うA−1と
A+1トラック上で光スポットがトラックAに寄る極性
のオフトラックになるよう、トラッキング制御回路17
に与える正負のオフセットを設定して、クロストーク検
出の振幅を改善する。これによりチルト補正回路19
は、クロストーク検出回路18で検出したクロストーク
振幅が大きくなるオフトラック極性で光軸に対する光デ
ィスク記録面の傾き補正を確実に行うことができる。傾
き補正を行った後は、オフトラック回路40はオフセッ
ト電圧VOF2の出力を停止し、光スポットのオフトラ
ックは解除される。
【0037】なおデフォーカス回路30の場合には正負
デフォーカスの両極性をそれぞれ設定するため、傾き補
正の時間が長くなるが、オフトラック回路40は、正負
のオフトラックの組み合わせを1回で良く、傾き補正の
時間を短縮することができる。
デフォーカスの両極性をそれぞれ設定するため、傾き補
正の時間が長くなるが、オフトラック回路40は、正負
のオフトラックの組み合わせを1回で良く、傾き補正の
時間を短縮することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように第1の発明では、クロスト
ーク成分を検出する場合に、フォーカス制御回路16に
オフセットを加算して光スポットをデフォーカス状態に
するデフォーカス回路30を備えることで、クロストー
ク成分の信号振幅を大きく改善し、チルト補正回路19
による光ビームの光軸に対する光ディスク記録面の傾き
補正を確実にして、光ディスク記録面上での光スポット
の品質及び記録再生の信号品質を改善することが出来
る。
ーク成分を検出する場合に、フォーカス制御回路16に
オフセットを加算して光スポットをデフォーカス状態に
するデフォーカス回路30を備えることで、クロストー
ク成分の信号振幅を大きく改善し、チルト補正回路19
による光ビームの光軸に対する光ディスク記録面の傾き
補正を確実にして、光ディスク記録面上での光スポット
の品質及び記録再生の信号品質を改善することが出来
る。
【0039】第2の発明では、フォーカス制御回路16
に正負の両極性のオフセットを加算し光スポットのデフ
ォーカス状態を正負の両極性にするデフォーカス回路3
0を備え、光スポットが正負のデフォーカスに非対称な
場合でも、チルト補正回路19は、クロストーク検出回
路18で検出したクロストーク振幅が大きくなるデフォ
ーカス極性で傾きの補正を確実に行うことができる。
に正負の両極性のオフセットを加算し光スポットのデフ
ォーカス状態を正負の両極性にするデフォーカス回路3
0を備え、光スポットが正負のデフォーカスに非対称な
場合でも、チルト補正回路19は、クロストーク検出回
路18で検出したクロストーク振幅が大きくなるデフォ
ーカス極性で傾きの補正を確実に行うことができる。
【0040】第3の発明では、トラッキング制御回路1
7に光スポットが所定のトラックの内側と外側で所定の
トラック寄りになる極性の正負のオフセットを加算する
オフトラック回路40を備え、チルト補正回路19はク
ロストーク検出回路18で検出したクロストーク振幅が
大きくなるオフトラック極性で傾きの補正を確実に行う
ことができる。またデフォーカス回路30の場合には正
負デフォーカスの両極性をそれぞれ設定するため、傾き
補正の時間が長くなるが、オフトラック回路40は、正
負のオフトラックの組み合わせを1回で良く、傾き補正
の時間を短縮することができる。
7に光スポットが所定のトラックの内側と外側で所定の
トラック寄りになる極性の正負のオフセットを加算する
オフトラック回路40を備え、チルト補正回路19はク
ロストーク検出回路18で検出したクロストーク振幅が
大きくなるオフトラック極性で傾きの補正を確実に行う
ことができる。またデフォーカス回路30の場合には正
負デフォーカスの両極性をそれぞれ設定するため、傾き
補正の時間が長くなるが、オフトラック回路40は、正
負のオフトラックの組み合わせを1回で良く、傾き補正
の時間を短縮することができる。
【図1】第1の発明の実施例における光ディスク装置の
構成図
構成図
【図2】第1の発明の実施例における光ディスク装置の
デフォーカス回路の構成図
デフォーカス回路の構成図
【図3】デフォーカスした光スポットを説明するための
図
図
【図4】デフォーカスとクロストーク振幅の関係を表す
図
図
【図5】(A)正負のデフォーカスに対称な光スポット
とクロストーク振幅の関係を示す図(B)正負のデフォ
ーカスに非対称な光スポットとクロストーク振幅の関係
を示す図
とクロストーク振幅の関係を示す図(B)正負のデフォ
ーカスに非対称な光スポットとクロストーク振幅の関係
を示す図
【図6】第3の発明の実施例における光ディスク装置の
構成図
構成図
【図7】第3の発明の実施例における光ディスク装置の
オフトラック回路の構成図
オフトラック回路の構成図
【図8】オフトラックした光スポットを説明するための
図
図
【図9】オフトラックとクロストーク振幅の関係を表す
図
図
【図10】従来例の光ディスク装置の構成図
【図11】従来例の光ディスク装置のフォーカス制御回
路の構成図
路の構成図
【図12】従来例の光ディスク装置のトラッキング制御
回路の構成図
回路の構成図
【図13】トラックとピットと光スポットを説明するた
めの図
めの図
【図14】チルトとクロストークバランスの関係を示す
図
図
1 光ディスク 2 ディスクモータ 3 光ヘッド 4 対物レンズ 5 アクチュエータ 6 光ビーム 7 受光器 8 2分割した光 9 2分割した受光器 10 差動増幅器 11 比較器 12 基準電圧発生回路 13 チルト制御回路 16 フォーカス制御回路 17 トラッキング制御回路 18 クロストーク検出回路 19 チルト補正回路 30 デフォーカス回路 40 オフトラック回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/22
Claims (4)
- 【請求項1】 光ディスクに光ビームを絞った光スポッ
トをあて信号の記録再生を行う光ヘッドと、 前記光スポットを光ディスク面上に焦点位置制御するフ
ォーカス制御手段と、 前記光スポットをトラック上に位置制御するトラッキン
グ制御手段と、 所定の信号を記録した所定のトラックに隣り合う内側あ
るいは外側のトラックを再生して前記所定の信号のクロ
ストーク成分の振幅を検出し出力するクロストーク検出
手段と、 前記光ビームの光軸に対する光ディスクの記録面の傾き
を検出するための光を光ディスクに照射し、光ディスク
で反射した光を受けた2分割光検出器の差動出力から前
記光ディスクの記録面の傾きを検出するチルト検出手段
と、 前記2分割光検出器の差動出力と基準電圧とを比較して
制御電圧を発生する比較器と、 前記制御電圧により前記光ヘッドを傾け前記光ビームの
光軸に対する前記光ディスの記録面の傾きをほぼゼロに
するチルト制御手段と、 前記クロストーク検出手段で検出した前記所定のトラッ
クの内側と外側のクロストーク成分の振幅がほぼ等しく
なるように前記チルト制御手段の基準電圧を調整して傾
きを補正するチルト補正手段と、 前記調整した基準電圧を保持し出力する基準電圧出力手
段と、 前記クロストーク検出手段でクロストーク成分の信号振
幅を検出する際、前記フォーカス制御手段にオフセット
を加算して光スポットをデフォーカス状態にするデフォ
ーカス手段と、 を備えた光ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置におい
て、 デフォーカス手段は、フォーカス制御手段に加算するオ
フセットを、正負の両極性に設定して両極性のデフォー
カスを発生させることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の光ディスク装置のデフォ
ーカス手段に代えて、クロストーク検出手段でクロスト
ーク成分の信号振幅を検出する際、トラッキング制御手
段にオフセットを加算して光スポットをオフトラック状
態にするオフトラック手段を備えた光ディスク装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のオフトラック手段は、ト
ラッキング制御手段に加算するオフセットを正負の両極
性に設定して両極性のオフトラックを発生させると共
に、クロストーク検出する際には光スポットが所定のト
ラックに近くなる極性に内側と外側のトラックでオフセ
ットの極性を切り換えることを特徴とする光ディスク装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08811395A JP3201214B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08811395A JP3201214B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08287497A JPH08287497A (ja) | 1996-11-01 |
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1995
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| JPH08287497A (ja) | 1996-11-01 |
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