JP3201722B2 - 超音波プローブ - Google Patents
超音波プローブInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波画像診断を行う
際に使用する超音波プローブの先端構造に係るもので、
超音波プローブを構成するシース内に超音波伝達媒体を
封入した後の先端封止手段に特徴を有する超音波プロー
ブに関するものである。
際に使用する超音波プローブの先端構造に係るもので、
超音波プローブを構成するシース内に超音波伝達媒体を
封入した後の先端封止手段に特徴を有する超音波プロー
ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】体腔内への挿入部の先端に超音波探触子
もしくはミラーを回転自在に設けて、それらを回転駆動
部から延在するフレキシブルシャフト等を介して回動さ
せながらメカニカルスキャンする超音波プローブは既知
である。この種の超音波プローブでは、超音波探触子も
しくはミラーがホルダーを介して支持され、ホルダーの
一端にはフレキシブルシャフトが連結され、このフレキ
シブルシャフトはこれらを包囲するシースとともにプロ
ーブ後端に位置するコネクタ部まで延在している。
もしくはミラーを回転自在に設けて、それらを回転駆動
部から延在するフレキシブルシャフト等を介して回動さ
せながらメカニカルスキャンする超音波プローブは既知
である。この種の超音波プローブでは、超音波探触子も
しくはミラーがホルダーを介して支持され、ホルダーの
一端にはフレキシブルシャフトが連結され、このフレキ
シブルシャフトはこれらを包囲するシースとともにプロ
ーブ後端に位置するコネクタ部まで延在している。
【0003】上記シースの内部には超音波伝達媒体(例
えば流動パラフィン等)が充填されており、超音波ビー
ムの伝達を効率よく行わせ、またシース内のフレキシブ
ルシャフトの動作を円滑に行わせるように潤滑剤の役割
を兼ねている。ところで、この超音波伝達媒体はシース
先端側もしくは後端側からシース内に封入され、シース
先端部は栓を接着固定することで封止するようにしてい
る。例えば、実開平5−74504号公報(図2)は、
外筒チューブ(シース)13先端側内にフレキシブルシ
ャフト15に連結された振動子19が配設され、外筒チ
ューブ13とフレキシブルシャフト15の間には音響媒
体(超音波伝達媒体)14が充填され、さらに外筒チュ
ーブ13の先端に液体を封じ込めるためのポーラス部材
(栓)12が設けられている内容が図示されている。
えば流動パラフィン等)が充填されており、超音波ビー
ムの伝達を効率よく行わせ、またシース内のフレキシブ
ルシャフトの動作を円滑に行わせるように潤滑剤の役割
を兼ねている。ところで、この超音波伝達媒体はシース
先端側もしくは後端側からシース内に封入され、シース
先端部は栓を接着固定することで封止するようにしてい
る。例えば、実開平5−74504号公報(図2)は、
外筒チューブ(シース)13先端側内にフレキシブルシ
ャフト15に連結された振動子19が配設され、外筒チ
ューブ13とフレキシブルシャフト15の間には音響媒
体(超音波伝達媒体)14が充填され、さらに外筒チュ
ーブ13の先端に液体を封じ込めるためのポーラス部材
(栓)12が設けられている内容が図示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、超音波プロ
ーブ内に超音波伝達媒体を封入した状態でシース先端部
の封止を行おうとすると、シース内の超音波伝達媒体に
より封止部材とシースとの接着効果が弱くなったり、場
合によっては接着できないことがある。封止部材の接着
が十分でないと、シースから超音波伝達媒体が漏れ超音
波振動子の回りに気泡が発生する。その結果、超音波画
像の画質の劣化や超音波画像が出なくなる等の不具合が
生じる。また、シースから超音波伝達媒体が漏れないよ
うにシース先端の封止個所を別部材で十分にカバーしよ
うとすると、挿入部の太径化を招いてしまうという不具
合が生じてしまう。
ーブ内に超音波伝達媒体を封入した状態でシース先端部
の封止を行おうとすると、シース内の超音波伝達媒体に
より封止部材とシースとの接着効果が弱くなったり、場
合によっては接着できないことがある。封止部材の接着
が十分でないと、シースから超音波伝達媒体が漏れ超音
波振動子の回りに気泡が発生する。その結果、超音波画
像の画質の劣化や超音波画像が出なくなる等の不具合が
生じる。また、シースから超音波伝達媒体が漏れないよ
うにシース先端の封止個所を別部材で十分にカバーしよ
うとすると、挿入部の太径化を招いてしまうという不具
合が生じてしまう。
【0005】本発明は、挿入部の太径化を伴うことなく
超音波プローブの中の超音波伝達媒体を、確実にしかも
容易にシールすることのできる先端構造を有する超音波
プローブを提供することを目的としたものである。
超音波プローブの中の超音波伝達媒体を、確実にしかも
容易にシールすることのできる先端構造を有する超音波
プローブを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、超音波振動子と、この超音波振動子を
保持する振動子保持部材とを可撓性シース内に設け、前
記超音波振動子の周囲に超音波伝達媒体を充填し、超音
波走査することにより超音波画像を得る超音波プローブ
において、前記可撓性シースの内径よりも大径でかつ少
なくとも前記振動子保持部材に対向する側が該振動子保
持部材側に突出する曲面で形成され、前記可撓性シース
内腔の先端部における上記振動子保持部材側に挿入され
た第1の封止部材と、該第1の封止部材よりも先端側の
前記可撓性シース内腔に設けられ、前記可撓性シースの
先端縁に固定される第2の封止部材とを具備することを
特徴とするものである。
達成するために、超音波振動子と、この超音波振動子を
保持する振動子保持部材とを可撓性シース内に設け、前
記超音波振動子の周囲に超音波伝達媒体を充填し、超音
波走査することにより超音波画像を得る超音波プローブ
において、前記可撓性シースの内径よりも大径でかつ少
なくとも前記振動子保持部材に対向する側が該振動子保
持部材側に突出する曲面で形成され、前記可撓性シース
内腔の先端部における上記振動子保持部材側に挿入され
た第1の封止部材と、該第1の封止部材よりも先端側の
前記可撓性シース内腔に設けられ、前記可撓性シースの
先端縁に固定される第2の封止部材とを具備することを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成することにより、振
動子保持部材側へ突出した曲面を有する上記第1の封止
部材で容易に封止を行い、シース内を洗滌・化学処理等
の前処理を行った後に、別の上記第2の封止部材を固定
する。
動子保持部材側へ突出した曲面を有する上記第1の封止
部材で容易に封止を行い、シース内を洗滌・化学処理等
の前処理を行った後に、別の上記第2の封止部材を固定
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明していく。図1は、本発明
に係る超音波プローブを組み込んだ超音波画像診断シス
テムの全体図である。超音波プローブ1はコネクタ部を
介して駆動ユニット2と着脱自在な構造になっている。
3はパルサーユニット、4は観測装置、5はモニタ、6
は支持アームであり、これらはカート7にそれぞれ載置
されている。
明の実施の形態を詳細に説明していく。図1は、本発明
に係る超音波プローブを組み込んだ超音波画像診断シス
テムの全体図である。超音波プローブ1はコネクタ部を
介して駆動ユニット2と着脱自在な構造になっている。
3はパルサーユニット、4は観測装置、5はモニタ、6
は支持アームであり、これらはカート7にそれぞれ載置
されている。
【0009】図2は、先端が封止される前の状態の超音
波プローブ全体図である。先端部8に連続する挿入部9
は、前記駆動ユニット2に接続するコネクタ10まで延
在している。
波プローブ全体図である。先端部8に連続する挿入部9
は、前記駆動ユニット2に接続するコネクタ10まで延
在している。
【0010】図3は前記先端部8の拡大断面図である。
シース11内に金属製のハウジング12が設けられ、こ
のハウジング12に後述する電極、音響レンズ、圧電板
等を有する振動子ユニット13が接着固定されている。
上記振動子ユニット13は、シリンドルカル状の音響レ
ンズ14、GND電極15、+電極16、圧電板17、
バッキング材18を有しており、圧電板17の電極は折
り返し電極となっている。電極の極性は音響レンズ側が
GNDとなるようになっている。
シース11内に金属製のハウジング12が設けられ、こ
のハウジング12に後述する電極、音響レンズ、圧電板
等を有する振動子ユニット13が接着固定されている。
上記振動子ユニット13は、シリンドルカル状の音響レ
ンズ14、GND電極15、+電極16、圧電板17、
バッキング材18を有しており、圧電板17の電極は折
り返し電極となっている。電極の極性は音響レンズ側が
GNDとなるようになっている。
【0011】また、振動子ユニット13への配線は、同
軸ケーブル19の芯栓19aをペースト半田や導電性接
着剤等で+電極16へ接続し、GND電極15への接続
は同軸ケーブルのシールド線19bを金属製のハウジン
グ12に半田や導電性接着剤等で接続し、ハウジング1
2の後端に同軸ケーブル19が挿通されたフレキシブル
シャフト20を接続することによって行っている。
軸ケーブル19の芯栓19aをペースト半田や導電性接
着剤等で+電極16へ接続し、GND電極15への接続
は同軸ケーブルのシールド線19bを金属製のハウジン
グ12に半田や導電性接着剤等で接続し、ハウジング1
2の後端に同軸ケーブル19が挿通されたフレキシブル
シャフト20を接続することによって行っている。
【0012】図4は前記コネクタ部10の詳細を示した
断面図、およびこの断面図におけるX−X断面図であ
る。前記フレキシブルシャフト20の後端は、ベアリン
グ21に支持された硬質シャフト22に接続され、フレ
キシブルシャフト20を内包しているシース11は口金
23に接続されている。
断面図、およびこの断面図におけるX−X断面図であ
る。前記フレキシブルシャフト20の後端は、ベアリン
グ21に支持された硬質シャフト22に接続され、フレ
キシブルシャフト20を内包しているシース11は口金
23に接続されている。
【0013】前記硬質シャフト22は、更にコネクタユ
ニット24に接続されている。このコネクタユニット2
4は、前記駆動ユニット2からの回転力の伝達と超音波
振動子から駆動ユニット2への信号の授受、及び前記振
動子ユニット13の電気的なマッチングを行なう機能を
有している。なお、上記電気的なマッチングは、コネク
タユニット24内に設けられたマッチングコイル25で
行う。また、コネクタユニット24を金属製のパイプ2
6内に設けることによりシールド性を高めている。この
金属製のパイプ26は、前記ベアリング21を支持して
いる口金23に設けられた超音波伝達媒体注入用の開口
部27のシールを行うゴム栓28の抜け止め機能も果た
している。
ニット24に接続されている。このコネクタユニット2
4は、前記駆動ユニット2からの回転力の伝達と超音波
振動子から駆動ユニット2への信号の授受、及び前記振
動子ユニット13の電気的なマッチングを行なう機能を
有している。なお、上記電気的なマッチングは、コネク
タユニット24内に設けられたマッチングコイル25で
行う。また、コネクタユニット24を金属製のパイプ2
6内に設けることによりシールド性を高めている。この
金属製のパイプ26は、前記ベアリング21を支持して
いる口金23に設けられた超音波伝達媒体注入用の開口
部27のシールを行うゴム栓28の抜け止め機能も果た
している。
【0014】また、コネクタユニット24に設けられた
プラスチックリング29(例えばポリアセタール、テフ
ロン等)は、コネクタユニット24の回転時にパイプ2
6内面との摺動抵抗を少なくしている。更にコネクタユ
ニット24のシール効果を安定させるために、コネクタ
ユニット24と摺動するようにパイプ26に支持された
コイルバネ30が設けられている。
プラスチックリング29(例えばポリアセタール、テフ
ロン等)は、コネクタユニット24の回転時にパイプ2
6内面との摺動抵抗を少なくしている。更にコネクタユ
ニット24のシール効果を安定させるために、コネクタ
ユニット24と摺動するようにパイプ26に支持された
コイルバネ30が設けられている。
【0015】図5は、超音波伝達媒体封止部材を設けた
構成を示す断面図である。図示のようにハウジング(振
動子保持部材)12側に第1封止部材(超音波伝達媒体
封止部材)31、その先端側に第2封止部材33が直列
に設けられている。このうち、第1封止部材31をシー
ス11の内径よりわずかに大きい外径を有するゴム球と
している。また、第2封止部材33はシース11とほぼ
同材質からなるリベットで、そのリベットの茎部端面3
3aを球面状にくぼませ、ゴム球である第1封止部材3
1の表面に適合するように形成してある。そして、リベ
ットは、シース11最先端に超音波溶着されている。
構成を示す断面図である。図示のようにハウジング(振
動子保持部材)12側に第1封止部材(超音波伝達媒体
封止部材)31、その先端側に第2封止部材33が直列
に設けられている。このうち、第1封止部材31をシー
ス11の内径よりわずかに大きい外径を有するゴム球と
している。また、第2封止部材33はシース11とほぼ
同材質からなるリベットで、そのリベットの茎部端面3
3aを球面状にくぼませ、ゴム球である第1封止部材3
1の表面に適合するように形成してある。そして、リベ
ットは、シース11最先端に超音波溶着されている。
【0016】次に、このように構成された超音波プロー
ブ1内に超音波伝達媒体を封入する場合を説明する。先
ず、シース11の先端もしくは口金23の開口部27か
ら超音波伝達媒体をシース11内に充填する(図3、図
4)。その後、シース11先端からアレイ状の第1封止
部材31をハウジング12から数ミリ離れた位置まで押
し込みシール固定する。この場合、第1封止部材31は
超音波伝達媒体32がシース11最先端側に一時的(後
述する第2の封止部材を固定するまでの間)に漏れてこ
なければ、シール効果は十分である。その後、シース先
端側を十分に洗滌乾燥させ、第2封止部材33を差し込
んだ後、断面U状の穴38aを有するホーン38を介し
て第2封止部材33をシース最先端に超音波溶着する。
図5はこうして第1封止部材31、第2の封止部材を固
定した状態を示した断面図である。
ブ1内に超音波伝達媒体を封入する場合を説明する。先
ず、シース11の先端もしくは口金23の開口部27か
ら超音波伝達媒体をシース11内に充填する(図3、図
4)。その後、シース11先端からアレイ状の第1封止
部材31をハウジング12から数ミリ離れた位置まで押
し込みシール固定する。この場合、第1封止部材31は
超音波伝達媒体32がシース11最先端側に一時的(後
述する第2の封止部材を固定するまでの間)に漏れてこ
なければ、シール効果は十分である。その後、シース先
端側を十分に洗滌乾燥させ、第2封止部材33を差し込
んだ後、断面U状の穴38aを有するホーン38を介し
て第2封止部材33をシース最先端に超音波溶着する。
図5はこうして第1封止部材31、第2の封止部材を固
定した状態を示した断面図である。
【0017】このようにして、シース11内に超音波伝
達媒体32を充填した後、2段階にわたって封止部材を
設けるので、第2の封止部材33をシース11に接着固
定する前に接着の前処理(洗滌・化学処理等)が十分に
でき、その過程で超音波伝達媒体32の付着もないので
第2の封止部材33を確実に接着固定できることにな
る。また、超音波伝達媒体32がシール11外に漏れて
しまうことによる超音波伝達媒体11中への気泡の混入
を防止することも可能となる。また、挿入部の太径化を
招くこともない。
達媒体32を充填した後、2段階にわたって封止部材を
設けるので、第2の封止部材33をシース11に接着固
定する前に接着の前処理(洗滌・化学処理等)が十分に
でき、その過程で超音波伝達媒体32の付着もないので
第2の封止部材33を確実に接着固定できることにな
る。また、超音波伝達媒体32がシール11外に漏れて
しまうことによる超音波伝達媒体11中への気泡の混入
を防止することも可能となる。また、挿入部の太径化を
招くこともない。
【0018】また、第1封止部材31がシース内径より
わずかに大きいゴム球であるので、第1封止部材31を
シース11内に挿入する作業を容易に行え、作業性の向
上を図れる。さらに、第2封止部材33を超音波溶着に
より固定するので、その際に用いるホーン38の穴38
aサイズにより先端部の外径が制御可能となり、第2封
止部材を従来法により単に接着固定する方法に比較して
プローブ先端の外径が安定してできあがるとともに、第
2封止部材の固定作業も容易になる。なお、超音波溶着
という手段を用いたが、U字状のヒータを介してでも溶
着が可能である。また、第2封止部材33はシース11
と同材質でなくても可能で、全く異種のもの、異種材料
をブレンドしたもの、造影剤等をブレンドしたものでも
溶着性の点で問題なければよい。
わずかに大きいゴム球であるので、第1封止部材31を
シース11内に挿入する作業を容易に行え、作業性の向
上を図れる。さらに、第2封止部材33を超音波溶着に
より固定するので、その際に用いるホーン38の穴38
aサイズにより先端部の外径が制御可能となり、第2封
止部材を従来法により単に接着固定する方法に比較して
プローブ先端の外径が安定してできあがるとともに、第
2封止部材の固定作業も容易になる。なお、超音波溶着
という手段を用いたが、U字状のヒータを介してでも溶
着が可能である。また、第2封止部材33はシース11
と同材質でなくても可能で、全く異種のもの、異種材料
をブレンドしたもの、造影剤等をブレンドしたものでも
溶着性の点で問題なければよい。
【0019】本発明は以上の実施の形態に限定されるも
のではなく、幾多の変更、変形が可能である。例えば、
超音波プローブは駆動ユニットからの回転力により超音
波振動子を回転させるものに限らず、ミラーを回転させ
ることにより超音波走査するミラー回転タイプの超音波
プローブでもよい。また、封止部材は前記のように2個
に限定されるものではなく、それ以上であってもよいこ
とはいうまでもない。
のではなく、幾多の変更、変形が可能である。例えば、
超音波プローブは駆動ユニットからの回転力により超音
波振動子を回転させるものに限らず、ミラーを回転させ
ることにより超音波走査するミラー回転タイプの超音波
プローブでもよい。また、封止部材は前記のように2個
に限定されるものではなく、それ以上であってもよいこ
とはいうまでもない。
【0020】以上の実施の形態に記載された発明は以下
の発明として捉えることもできる。 1.超音波振動子と、この超音波振動子を保持する振動
子保持部材とを可撓性シース内に設け、前記超音波振動
子の周囲に超音波伝達媒体を充填し、超音波走査するこ
とにより超音波画像を得る超音波プローブにおいて、前
記可撓性シース内腔の先端部に、この先端部よりシース
軸方向手元側に位置する前記振動子保持部材側へ突出し
た曲面を有する超音波伝達媒体封止部材を設けたことを
特徴とする超音波プローブ。前記第1項によれば、曲面
を有する超音波伝達媒体封止部材であるので、封止部材
をシース内に挿入する作業を容易に行え、作業性の向上
を図れる。また、封止部材をシース先端部に直列に複数
設けることにより、挿入部の太径化を招くことなく簡
単、確実に超音波プローブ先端の封止を行うことがで
き、超音波伝達媒体の漏れや、漏れによる超音波振動子
近傍の気泡発生を防止できる。したがって、明瞭な超音
波画像を得ることにより適正な超音波診断を実施できる
ことになる。
の発明として捉えることもできる。 1.超音波振動子と、この超音波振動子を保持する振動
子保持部材とを可撓性シース内に設け、前記超音波振動
子の周囲に超音波伝達媒体を充填し、超音波走査するこ
とにより超音波画像を得る超音波プローブにおいて、前
記可撓性シース内腔の先端部に、この先端部よりシース
軸方向手元側に位置する前記振動子保持部材側へ突出し
た曲面を有する超音波伝達媒体封止部材を設けたことを
特徴とする超音波プローブ。前記第1項によれば、曲面
を有する超音波伝達媒体封止部材であるので、封止部材
をシース内に挿入する作業を容易に行え、作業性の向上
を図れる。また、封止部材をシース先端部に直列に複数
設けることにより、挿入部の太径化を招くことなく簡
単、確実に超音波プローブ先端の封止を行うことがで
き、超音波伝達媒体の漏れや、漏れによる超音波振動子
近傍の気泡発生を防止できる。したがって、明瞭な超音
波画像を得ることにより適正な超音波診断を実施できる
ことになる。
【0021】2.前記超音波伝達媒体封止部材は、シー
ス内径よりわずかに大きいゴム球であることを特徴とす
る第1項記載の超音波プローブ。前記第2項によれば、
超音波伝達媒体封止部材をシース内に挿入する作業を容
易に行え、作業性の向上を図れる。
ス内径よりわずかに大きいゴム球であることを特徴とす
る第1項記載の超音波プローブ。前記第2項によれば、
超音波伝達媒体封止部材をシース内に挿入する作業を容
易に行え、作業性の向上を図れる。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく本発明においては、請求項
1記載のごとくの第1の封止部材、第2の封止部材それ
ぞれを有して、先ずその第1の封止部材により可撓性シ
ースの先端を容易に封止し、その後その第2の封止部材
により可撓性シースの先端を封止することが可能であ
り、したがってまた、第1の封止部材により可撓性シー
スの先端側より手元の側を封止することができるので、
第2の封止部材を可撓性シースの先端に固定する際に、
あらかじめ可撓性シースの先端を洗滌等することが可能
となる。よってまた、明細書冒頭で述べたごとく、超音
波プローブ内に超音波伝達媒体を封入した状態でシース
先端部の封止を行おうとすると、シース内の超音波伝達
媒体により封止部材とシースとの接着効果が弱くなった
り、場合によっては接着できないことがあり、封止が十
分でないと、これもまた明細書冒頭で述べた如くの問題
をもたらすのに対し、このようなことも避けられ、その
第2の封止部材の固定も確実なものとし得て、確実に超
音波プローブ先端の封止を行うことが可能となる。請求
項2によれば、第1封止部材がゴム球であるので、第1
封止部材をシース内に挿入する作業を容易に行え、作業
性の向上を図れる。さらに、第2封止部材は超音波溶着
により固定するので、その際に用いるホーンの穴サイズ
により先端部の外径が制御可能となり、プローブ先端の
外径が安定してできあがるとともに、第2封止部材の固
定作業も容易になる。これはまた、シースとほぼ同材質
とすると、溶着性の点でもよい。また、封止部材をシー
ス先端部に直列に複数設けることにより、挿入部の太径
化を招くことなく簡単、確実に超音波プローブ先端の封
止を行うことができ、超音波伝達媒体の漏れや、漏れに
よる超音波振動子近傍の気泡発生を防止できる。したが
って、明瞭な超音波画像を得ることにより適正な超音波
診断を実施できることになる。
1記載のごとくの第1の封止部材、第2の封止部材それ
ぞれを有して、先ずその第1の封止部材により可撓性シ
ースの先端を容易に封止し、その後その第2の封止部材
により可撓性シースの先端を封止することが可能であ
り、したがってまた、第1の封止部材により可撓性シー
スの先端側より手元の側を封止することができるので、
第2の封止部材を可撓性シースの先端に固定する際に、
あらかじめ可撓性シースの先端を洗滌等することが可能
となる。よってまた、明細書冒頭で述べたごとく、超音
波プローブ内に超音波伝達媒体を封入した状態でシース
先端部の封止を行おうとすると、シース内の超音波伝達
媒体により封止部材とシースとの接着効果が弱くなった
り、場合によっては接着できないことがあり、封止が十
分でないと、これもまた明細書冒頭で述べた如くの問題
をもたらすのに対し、このようなことも避けられ、その
第2の封止部材の固定も確実なものとし得て、確実に超
音波プローブ先端の封止を行うことが可能となる。請求
項2によれば、第1封止部材がゴム球であるので、第1
封止部材をシース内に挿入する作業を容易に行え、作業
性の向上を図れる。さらに、第2封止部材は超音波溶着
により固定するので、その際に用いるホーンの穴サイズ
により先端部の外径が制御可能となり、プローブ先端の
外径が安定してできあがるとともに、第2封止部材の固
定作業も容易になる。これはまた、シースとほぼ同材質
とすると、溶着性の点でもよい。また、封止部材をシー
ス先端部に直列に複数設けることにより、挿入部の太径
化を招くことなく簡単、確実に超音波プローブ先端の封
止を行うことができ、超音波伝達媒体の漏れや、漏れに
よる超音波振動子近傍の気泡発生を防止できる。したが
って、明瞭な超音波画像を得ることにより適正な超音波
診断を実施できることになる。
【図1】超音波診断システムの全体構成図である。
【図2】本発明に係る超音波プローブの全体図である。
【図3】同じく先端部の拡大断面図である。
【図4】同じくコネクタ部の断面図、およびこの断面図
におけるX−X断面図である。
におけるX−X断面図である。
【図5】同じく超音波プローブ先端部の拡大断面図であ
る。
る。
11 シース 12 ハウジング 13 振動子ユニット 31 第1封止部材 32 超音波伝達媒体 33 第2封止部材 33a 茎部端面 38 ホーン 38a 穴
Claims (2)
- 【請求項1】 超音波振動子と、この超音波振動子を保
持する振動子保持部材とを可撓性シース内に設け、前記
超音波振動子の周囲に超音波伝達媒体を充填し、超音波
走査することにより超音波画像を得る超音波プローブに
おいて、 前記可撓性シースの内径よりも大径でかつ少なくとも前
記振動子保持部材に対向する側が該振動子保持部材側に
突出する曲面で形成され、前記可撓性シース内腔の先端
部における上記振動子保持部材側に挿入された第1の封
止部材と、 該第1の封止部材よりも先端側の前記可撓性シース内腔
に設けられ、前記可撓性シースの先端縁に固定される第
2の封止部材とを具備することを特徴とする超音波プロ
ーブ。 - 【請求項2】 前記第1の封止部材をゴム球とし、前記
第2の封止部材は前記可撓性シースとほぼ同材質からな
り、かつその固定を超音波溶着による固定としたことを
特徴と請求項1記載の超音波プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19464196A JP3201722B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 超音波プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19464196A JP3201722B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 超音波プローブ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5227287A Division JP2807402B2 (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 超音波プローブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08336536A JPH08336536A (ja) | 1996-12-24 |
| JP3201722B2 true JP3201722B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=16327901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19464196A Expired - Fee Related JP3201722B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 超音波プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201722B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19464196A patent/JP3201722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08336536A (ja) | 1996-12-24 |
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