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JP3202121B2 - 文字入力装置、ゲーム装置及び文字入力方法 - Google Patents
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JP3202121B2 - 文字入力装置、ゲーム装置及び文字入力方法 - Google Patents

文字入力装置、ゲーム装置及び文字入力方法

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JP3202121B2
JP3202121B2 JP35162593A JP35162593A JP3202121B2 JP 3202121 B2 JP3202121 B2 JP 3202121B2 JP 35162593 A JP35162593 A JP 35162593A JP 35162593 A JP35162593 A JP 35162593A JP 3202121 B2 JP3202121 B2 JP 3202121B2
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淳 豊田
晴子 沼田
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Namco Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字入力装置、ゲーム
装置及び文字入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭用・業務用のゲーム装
置、電子手帳等の電子機器等においては、操作者が文字
を入力するための種々の文字入力装置が知られている。
以下、ゲーム装置例えば家庭用ゲーム装置を例にとり、
従来の文字入力装置について説明する。
【0003】例えばロールプレインゲーム(以下、RP
Gゲームと呼ぶ)等のゲームにおいては、ゲーム中の関
門を突破したり、ゲームの主人公の名前を入力するため
に文字入力をしなければならない場合がある。このよう
な場合には、操作者即ちプレーヤは、CRT、テレビ等
の画像表示部上に表示される文字入力画面を見ながらジ
ョイパッド、ジョイスティック等の操作部を操作して文
字を入力する。図9(A)には、このような文字入力操
作時に画像表示部に表示される画面の一例が示される。
また、図9(B)には、この場合にプレーヤが操作する
操作部12の一例が示される。
【0004】図9(A)に示すように、この場合に画面
上には、選択候補表示50、選択文字キャラクタ表示例
えばカーソル52、モード表示54、入力文字表示56
等の表示が映し出される。
【0005】ここで、選択候補表示50とは、選択候補
となる複数の文字キャラクタを示す表示である。図9
(A)では、「あ〜ん」の大文字、「ぁ〜っ」の小文
字、「が〜ぼ」の濁音、「ぱ〜ぽ」の半濁音からなる8
0文字の選択候補文字キャラクタが表示されている。ま
た、選択文字キャラクタ表示とは例えばカーソル52と
呼ばれるものであり、プレーヤが選択しようとしている
文字キャラクタを示す表示である。プレーヤは操作部1
4により、このカーソル52を順次文字キャラクタ毎に
1つずつ縦方向又は横方向に移動させて、所望の文字キ
ャラクタの選択操作を行うことになる。
【0006】また、モード表示54とは画面のモード切
り換えを行うための表示である。図9(A)において
は、例えば「カタカナ」という表示に前述のカーソル5
2を移動させて選択すると、選択候補表示52に示され
る”ひらがな文字”が”カタカナ文字”に切り換えられ
ることになる。また、同様に「もどる」を選択するとカ
ーソル52がもどり、「おわる」を選択すると文字入力
モードが終了することになる。また、入力文字表示56
とは、プレーヤが入力した文字キャラクタを示す表示で
ある。プレーヤはこの表示により、自分が入力した文字
を確認することが可能となる。
【0007】図9(B)に示すように、操作部12に
は、十字ボタン14、ボタン16、ボタン18が設けら
れている。十字ボタン14とは、前述のカーソル52を
左右上下方向及び場合によっては斜め方向に移動させる
ためのものであり、これによりデジタル方位入力が可能
となる。また、ボタン16は、選択、入力等を決定する
ためのボタンである。例えば図9(A)の状態でこのボ
タン16を押すと文字「は」の選択、入力が決定され
る。また、ボタン18は、選択、入力等をキャンセルさ
せるためのボタンである。例えば図9(A)の状態でこ
のボタン18を押すと文字「は」の選択、入力がキャン
セルされることになる。
【0008】次に、この従来例の文字入力装置の動作に
ついて図10に示すフロチャートにしたがって説明す
る。まず、ステップP1の入力スタートで、画像表示部
に図9(A)に示す画面が表示される。次に、ステップ
P2に示すように、選択候補表示50に示される80文
字の候補から、カーソル52によりプレーヤに所望の文
字キャラクタを選択させる。例えばプレーヤが十字ボタ
ン14により、かな大文字「は」の位置にカーソルを動
かし、ボタン16により選択し決定したとする。すると
ステップP3に示すように、かな大文字「は」が入力文
字表示部56に表示される。そして、ボタン16により
入力を決定すると、また、ステップP2に戻ることにな
る。次に、プレーヤが、十字ボタン14により、かな小
文字例えば「ゃ」の位置にカーソルを動かし、ボタン1
6により選択し決定したとする。するとステップP4に
示すように、かな小文字「ゃ」が入力文字表示部56に
表示される。そして、ボタン16により入力を決定する
と、また、ステップP2に戻ることになる。同様に、か
な濁点例えば「が」の文字を選択すると、ステップP5
に示すように「が」が表示され、決定によりステップP
2に戻る。
【0009】このようにして、プレーヤが、入力したい
全ての文字を入力し、モード表示部54の「おわる」を
選択すると、ステップP6に示すように、文字入力操作
が終了することになる。
【0010】図11には、他の従来文字入力装置におい
て、文字入力操作時に画像表示部に表示される画面の一
例が示される。
【0011】図11に示すように、この場合に画面上に
は、選択候補表示50、カーソル52、モード表示5
4、入力文字表示56などの表示が映し出されている。
そして、選択候補表示50内には、前述の図9(A)と
異なり、濁音・半濁音選択表示58が映し出されてい
る。この濁点・半濁点選択表示58は、前回に入力され
た文字に濁点又は半濁点をつける選択を行うための表示
である。例えば前回に「は」が入力された後に、濁点・
半濁点選択表示58のうち例えば濁点を選択すると、
「ば」の選択、入力が行われることになる。
【0012】次に、この従来例の文字入力装置の動作に
ついて図12に示すフロチャートにしたがって説明す
る。まず、ステップQ1で入力がスタートし、次に、ス
テップQ2で、選択候補表示50に示される61文字の
候補から、カーソル52によりプレーヤに所望の文字キ
ャラクタを選択させる。例えばプレーヤが、かな大文字
「は」選択し決定したとする。するとステップQ3に示
すように、かな大文字「は」が入力文字表示部56に表
示される。同様にプレーヤがかな小文字「ゃ」を選択し
決定すると、ステップQ4に示すようにかな小文字
「ゃ」が表示されることになる。
【0013】さて、例えばプレーヤが濁音「ば」を選
択、入力したい場合は次のようにする。即ち、この場合
には、まず、ステップQ2、Q3により、かな大文字
「は」を選択し入力させる。そして、次に、ステップQ
2により、濁点・半濁点選択表示58から、濁点を選択
させる。すると、ステップQ5により、かな大文字
「は」に濁点がついた「ば」が表示される。その後、プ
レーヤがボタン16により選択を決定すると、「ば」の
入力が行われることになる。全ての入力が終わると、ス
テップQ6により文字入力操作が終了することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上述べた従来
の文字入力装置では、文字入力操作が非常に煩雑で、手
間がかかるという問題があった。
【0015】例えば、図9(A)で説明した文字入力装
置で「しずかだ」という文字を入力する場合を考える。
この場合には、まず図9(A)においてK1点にある
「し」を選択し入力する。次に、十字ボタン14により
カーソル52を右方向に6文字キャラクタ、下方向に4
文字キャラクタ移動して(合計で10文字キャラクタ移
動)、K2点にある「ず」を選択し入力する。次に、カ
ーソル52を左方向に2文字キャラクタ、上方向に5文
字キャラクタ移動して(合計で7文字キャラクタ移
動)、K3点にある「か」を選択し入力する。そして、
最後に左方向に5文字キャラクタ、下方向に6文字キャ
ラクタ移動して(合計で11文字キャラクタ移動)、K
4点にある「だ」を選択し入力する。
【0016】以上にように、この従来文字入力装置で
は、合計で28文字キャラクタのカーソル移動を行って
文字キャラクタの選択、入力を行わなければならなかっ
た。このため、文字入力操作が非常に煩雑・複雑になる
とともに、操作に非常に時間がかかるという問題が生じ
ていた。このことは、プレーヤに非常なストレスを感じ
させたり、あるいは誤った文字入力操作をおこさせたり
するといった事態も生じさせていた。
【0017】このような問題点は、図11で説明した従
来文字入力装置においても同様に生じた。即ち、この図
11に示す従来文字入力装置では「しずかだ」を入力す
る場合には以下のように行う。
【0018】まず図11においてL1点にある「し」を
選択し入力する。次に、十字ボタン14によりカーソル
52を右方向に1文字キャラクタ移動して(合計で1文
字キャラクタ移動)、L2点にある「す」を選択し入力
する。次に、カーソル52を右方向に8文字キャラク
タ、上方向に2文字キャラクタ移動して(合計で10文
字キャラクタ移動)、L3点にある濁点を選択する。こ
れにより「ず」が入力されることになる。次に、カーソ
ル52を左方向に10文字キャラクタ、下方向に1文字
キャラクタ移動して(合計で11文字キャラクタ移
動)、L4点にある「か」を選択し入力する。次に、カ
ーソル52を下方向に2文字キャラクタ移動して(合計
で2文字キャラクタ移動)、L5点にある「た」を選択
し入力する。最後に、カーソル52を右方向に10文字
キャラクタ、上方向に3文字キャラクタ移動して(合計
で13文字キャラクタ移動)、L3点にある濁点を選択
する。これにより「だ」が入力されることになる。
【0019】以上のように、この従来文字入力装置にお
いては、合計で37文字キャラクタのカーソル移動を行
って文字キャラクタの選択、入力を行わなければならな
かった。このため、図9(A)に示した文字入力操作よ
りも更に文字入力操作が煩雑・複雑で、操作に非常に時
間がかかるという問題が生じていた。これにより、更に
プレーヤにストレスを感じさせたり、あるいは誤った文
字入力操作をおこさせたりするといった事態を生じさせ
ていた。
【0020】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的とすることは、文字入力操
作が煩雑・複雑でなく高速に行え、操作者にストレスを
感じさせたり、誤った文字入力操作をおこさせたりする
ことが少ない文字入力装置、ゲーム装置、文字入力方法
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、操作
者が文字入力のための操作を行う操作部と、前記操作部
からの操作信号に基づいて画像合成のための処理を行う
処理部と、前記処理部における前記画像合成処理に基づ
いて画像の合成を行う画像合成部と、合成された画像が
表示される画像表示部とを含む文字入力装置であって、
前記処理部における前記画像合成処理により、選択候補
である複数の文字キャラクタが前記画像表示部に表示さ
れ、操作者がそれらの文字キャラクタのいずれかを前記
操作部により文字選択操作すると、選択された文字キャ
ラクタの変形文字キャラクタについても文字選択操作で
きるように前記画像表示部に変形文字選択表示が行われ
ることを特徴とする。
【0022】請求項2の発明は、請求項1において、前
記画像表示部への前記変形文字選択表示が、前記選択さ
れた文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタを選択
候補として一覧表示することにより行われることを特徴
とする。
【0023】請求項3の発明は、請求項1において、前
記画像表示部への前記変形文字選択表示が、前記選択さ
れた文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタを選択
候補として交互に切り換えて表示することにより行われ
ることを特徴とする。
【0024】請求項4の発明は、請求項1において、前
記処理部における前記画像合成処理により、前記画像表
示部に第1、第2のウィンドウを含む複数のウィンドウ
が表示され、前記選択候補である複数の文字キャラクタ
は前記第1のウィンドウに表示され、操作者が前記第1
のウィンドウから文字キャラクタのいずれかを前記操作
部により文字選択操作すると、選択された文字キャラク
タの変形文字キャラクタについても文字選択操作できる
ように選択された文字キャラクタ及びその変形文字キャ
ラクタが前記第2のウィンドウに一覧表示されることを
特徴とする。
【0025】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいず
れかにおいて、前記操作部による前記文字選択操作が、
マトリクス状に所定間隔で配置された前記複数の文字キ
ャラクタに対して、選択しようとしている文字キャラク
タを示す選択文字キャラクタ表示を、順次文字キャラク
タ毎に移動させることにより行われることを特徴とす
る。
【0026】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかにおいて、前記変形文字キャラクタが、選択された
文字キャラクタの大文字、小文字、濁音、半濁音である
ことを特徴とする。
【0027】請求項7の発明は、請求項1乃至6のいず
れかの文字入力装置を含むゲーム装置であって、操作者
は前記操作部によりゲーム操作を行い、前記処理部が前
記操作部からのゲーム操作信号に基づいてゲーム画像合
成のための処理を行い、前記画像合成部が前記処理部に
おける前記ゲーム画像合成処理に基づいてゲーム画像の
合成を行い、前記画像表示部に合成されたゲーム画像が
表示されることを特徴とする。
【0028】請求項8の発明は、操作者が画像表示部に
画像表示された文字キャラクタを見ながら操作部により
文字入力操作できる文字入力方法であって、(A)選択
候補である複数の文字キャラクタを前記画像表示部に表
示する工程と、(B)前記画像表示部に表示された前記
複数の文字キャラクタのいずれかを操作者に前記操作部
により文字選択操作させる工程と、(C)前記工程
(B)の後、選択された文字キャラクタの変形文字キャ
ラクタについても文字選択操作できるように前記画像表
示部に変形文字選択表示する工程と、(D)前記変形文
字選択表示に基づいて操作者に文字選択操作させ前記文
字入力操作が行われる工程とを含むことを特徴とする。
【0029】請求項9の発明は、請求項8において、前
記工程(C)における前記変形文字選択表示が、前記選
択された文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタを
選択候補として一括表示することにより行われることを
特徴とする。
【0030】請求項10の発明は、請求項8において、
前記工程(C)における前記変形文字選択表示が、前記
選択された文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタ
を選択候補として交互に切り換えて表示することにより
行われることを特徴とする。
【0031】請求項11の発明は、請求項8において、
前記画像表示部には第1、第2のウィンドウを含む複数
のウィンドウが表示され、前記工程(A)では、選択候
補である複数の文字キャラクタを前記第1のウィンドウ
に表示し、前記工程(B)では、前記第1のウィンドウ
に表示された前記複数の文字キャラクタのいずれかを操
作者に前記操作部により文字選択操作させ、前記工程
(C)では、前記工程(B)の後、選択された文字キャ
ラクタの変形文字キャラクタについても文字選択操作で
きるように選択された文字キャラクタ及びその変形文字
キャラクタを前記第2のウィンドウに表示し、前記
(D)では、前記第2のウィンドウ画面の表示に基づい
て操作者に文字選択操作させ前記文字入力操作が行われ
ることを特徴とする。
【0032】請求項12の発明は、請求項8乃至11の
いずれかにおいて、前記工程(B)における前記文字選
択操作が、マトリクス状に所定間隔で配置された前記複
数の文字キャラクタに対して、選択しようとしている文
字キャラクタを示す選択文字キャラクタ表示を、順次文
字キャラクタ毎に移動させることにより行われることを
特徴とする。
【0033】請求項13の発明は、請求項8乃至12の
いずれかにおいて、前記工程(C)で文字選択操作でき
る前記変形文字キャラクタが、選択された文字キャラク
タの大文字、小文字、濁音、半濁音であることを特徴と
する。
【0034】
【作用】請求項1及び8の発明によれば、選択候補であ
る複数の文字キャラクタが画像表示部に表示される。そ
して、操作者がそれらの文字キャラクタのいずれかを文
字選択操作すると、選択された文字キャラクタの変形文
字キャラクタについても文字選択操作できるように変形
文字選択表示が行われる。従って、変形文字キャラクタ
を、初めの選択候補として画像表示部に表示する必要が
ないため、選択候補表示の範囲を非常に狭い範囲とする
ことができる。これにより、操作者は非常に狭い範囲で
文字選択操作を行うことができる。そして、変形文字キ
ャラクタについては、変形文字選択表示に表示される。
従って、この変形文字選択表示から所望の変形文字キャ
ラクタを選択することにより、変形文字キャラクタにつ
いても文字入力操作を行うことが可能となる。
【0035】また、請求項2及び9の発明によれば、前
述の変形文字選択表示が、選択された文字キャラクタ及
びその変形文字キャラクタを選択候補として一覧表示す
ることにより行われる。従って、操作者は、この一覧表
示された変形文字選択表示の中から所望の文字キャラク
タ又は変形文字キャラクタを選択することにより文字入
力操作を行うことが可能となる。
【0036】また、請求項3及び10の発明によれば、
前述の変形文字選択表示が、選択された文字キャラクタ
及びその変形文字キャラクタを選択候補として交互に切
り換えて表示することにより行われる。従って、操作者
は、交互に切り換えて表示される変形文字選択表示の中
から所望の文字キャラクタ又は変形文字キャラクタを選
択することにより文字入力操作を行うことが可能とな
る。
【0037】また、請求項4及び11の発明によれば、
画像表示部には複数のウィンドウが表示される。そし
て、操作者が第1のウィンドウからいずれかの文字キャ
ラクタを文字選択操作すると、選択された文字キャラク
タの変形文字キャラクタについても文字選択操作できる
ように、選択された文字キャラクタ及びその変形文字キ
ャラクタが第2のウィンドウに一覧表示される。そし
て、第1のウィンドウで文字選択操作すると、次は、第
2のウィンドウで一覧表示された変形文字キャラクタに
ついての文字選択操作が可能となる。このように、第
1、第2のウィンドウに表示を分割することで、操作者
の文字選択操作が非常に簡易になる。
【0038】また、請求項5及び12の発明によれば、
操作部による文字選択操作が、マトリクス状に所定間隔
で配置された複数の文字キャラクタに対して、選択文字
キャラクタ表示を順次文字キャラクタ毎に移動させるこ
とにより行われる。このように、選択文字キャラクタ表
示を文字キャラクタ毎に移動させて文字選択操作を行う
場合に、本発明は特に簡易に高速に文字入力操作を行う
ことが可能となる。
【0039】また、請求項6及び13の発明によれば、
変形文字キャラクタが、選択された文字キャラクタの大
文字、小文字、濁音、半濁音となる。これにおり、これ
らの大文字、小文字、濁音、半濁音が混ざった文字列を
文字入力する場合に、非常に簡易に高速に文字入力操作
することができる。
【0040】また、請求項7の発明によれば、操作者は
操作部によりゲーム操作を行い、処理部が操作部からの
ゲーム操作信号に基づいて所定処理を行い、これにより
文字画像のみならずゲーム画像の合成も行われることに
なる。このように、本発明は、通常の文字入力装置のみ
ならず、ゲーム装置における文字入力にも適用すること
ができる。
【0041】
【実施例】
1.第1の実施例 図1には、本第1の実施例に係る文字入力装置のブロッ
ク図が示される。
【0042】図1に示すように、本第1の実施例は、操
作部12と、処理部100と、画像合成部200と、画
像表示部10とを含んで構成される。
【0043】操作部12は、操作者が文字入力のための
操作を行うものである。本第1の実施例に使用される操
作部12としては、例えば図8(A)〜(F)に示すよ
うに非常に多数の種類のものが考えられる。但し、以下
では説明を簡単にするため、操作部12として図8
(A)に示したものを用いた場合について説明を行うこ
ととする。即ち、この操作部12には、従来例で説明し
たものと同様に十字ボタン14、ボタン16、18が設
けられている。操作者はこれらの十字ボタン14、ボタ
ン16、18を操作して文字入力操作を行うことにな
る。
【0044】処理部100は、操作部からの操作信号に
基づいて画像合成等のための所定の処理を行うものであ
る。即ち、処理部100では、例えばどの文字キャラク
タをどの位置に配置するかを決める処理が行われる。ま
た、操作者が操作部12に操作信号を入力すると、これ
に応じて選択文字キャラクタ表示例えばカーソルを動か
したりする処理が行われる。また、操作部12からの操
作信号に応じて、表示する文字を変更したり、あるい
は、選択、入力の決定、キャンセルを行ったりする等の
処理も行われることになる。
【0045】画像合成部200では、前記処理部100
における画像合成処理に基づいて、文字画像等の画像合
成が行われる。例えば、処理部100の処理により決め
られた位置に文字キャラクタを表示する画像合成が行わ
れる。また、処理部100の処理により決められた位置
にカーソル等の移動する等の画像合成が行われる。ま
た、処理部100の処理により選択、入力が決定、キャ
ンセルが行われると、それに応じて文字キャラクタを表
示、あるいは消去する等の画像合成が行われることにな
る。
【0046】画像表示部10では、画像合成部200に
より合成された画像が表示される。この画像表示部10
としては、CRT、テレビ、液晶表示装置等の種々のも
のが考えられる。
【0047】図2には、本第1の実施例において画像表
示部10に表示される画面の一例が示される。図2に示
すように、この場合に画面上には、複数のウィンドウ、
即ち第1〜第5のウィンドウ60〜68が映し出されて
いる。
【0048】第1のウィンドウ60には、選択候補表示
50が映し出されている。この選択候補表示50は、前
述の従来例と同様に選択候補となる複数の文字キャラク
タを示す表示である。但し、本第1の実施例における選
択候補表示50には、大文字キャラクタ「あ〜ん」及び
その他の文字キャラクタ「モード」、「END」、「す
すむ」、「もどる」のみが表示され、図9(A)に示す
従来例において表示されていた小文字「ぁ〜っ」、濁音
「が〜ぼ」、半濁音「ぱ〜ぽ」については表示されてい
ない。また、図11に示す従来例において表示されてい
た小文字「ぁ〜っ」、濁点・半濁点選択表示58につい
ては表示されていない。この結果、図9(A)の従来例
では80文字、図11の従来例では61文字であった選
択候補文字が、本第1の実施例では非常に少なく51文
字となる。従って、選択文字キャラクタ表示であるカー
ソル52の動かす範囲を、非常に狭い範囲とすることが
できるとともに、操作者が選択しなければならない文字
キャラクタの種類を非常に少なくすることができる。こ
れにより、文字入力の簡易化、高速化、誤った文字入力
操作の防止、操作者のストレスの低減等を図ることが可
能となる。
【0049】選択文字キャラクタ表示とは、前述したよ
うに操作者が選択しようとしている文字キャラクタを示
す表示である。本第1の実施例では、選択文字キャラク
タ表示として、例えばカーソル52と呼ばれるものが用
いられている。操作者はこのカーソル52を順次文字キ
ャラクタ毎に1つずつ移動させて、文字キャラクタの選
択操作を行うことになる。なお、選択文字キャラクタ表
示の手法としては、図2に示すカーソル表示と呼ばれる
も手法以外にも種々の手法を用いることができる。例え
ば、操作者が選択している文字キャラクタの色と非選択
の文字キャラクタの色を異なったものとする手法が考え
られる。また、操作者が選択している文字キャラクタを
点滅させたり、あるいは、選択している文字のすぐ近く
に矢印を表示する等の手法も考えられる。
【0050】モード表示54とは画面のモード切り換え
を行うための表示であり、本第1の実施例では、第3〜
第5のウィンドウ64〜68に表示されている。そし
て、これらのモードの選択は、選択候補表示50に表示
される「モード」を選択することにより行われることに
なる。これにより、本第1の実施例では、選択候補表示
50に表示される文字キャラクタを、”ひらがな文
字”、”カタカナ文字”、”英数文字”に切り換えるこ
とが可能となる。なお、選択候補表示50の中の「すす
む」は、文字入力表示56内でカーソルを右方向に進め
るための表示であり、「もどる」は左方向に進めるため
の表示である。また、「END」は、文字入力操作を終
了させるための表示である。
【0051】入力文字表示56は操作者が入力した文字
キャラクタを示すための表示であり、本第1の実施例で
は第2のウィンドウ62に表示される。操作者はこの表
示により、自分が入力した文字を確認することになる。
【0052】変形文字選択表示70とは、選択された文
字キャラクタの変形文字キャラクタについても文字選択
操作できるように画面上に表される表示である。本第1
の実施例では、この変形文字選択表示70は第2のウィ
ンドウ62内に表示されている。
【0053】ここで、変形文字キャラクタとは、選択さ
れた文字キャラクタの例えば大文字、小文字、濁音、半
濁音等をいう。例えば大文字「つ」の変形文字キャラク
タとしては、小文字「っ」、濁音「づ」等が考えられ
る。また、小文字「j」の変形キャラクタとしては大文
字「J」等が考えられる。図2では、変形文字選択表示
70には、選択された文字キャラクタである大文字
「は」及びその変形文字キャラクタである濁音「ば」、
半濁音「ぱ」が選択候補として一覧表示されている。そ
して、この場合には、操作者が文字入力を確認し易いよ
うに、あるいは変形文字の選択を行い易いようにするた
め、変形文字選択表示70は、文字入力表示56のすぐ
下に選択文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタを
縦方向に配置することにより行われている。
【0054】次に、この本第1の実施例の文字入力装置
の動作について図3に示すフロチャートにしたがって説
明する。まず、ステップS1の入力スタートで画像表示
装置に図2に示すような複数のウィンドウ60〜58が
表示される。次に、ステップS2に示すように、第1の
ウィンドウ60内の選択候補表示50に示される51文
字の候補から、カーソル52により操作者に所望の文字
キャラクタを選択させる。
【0055】次に、操作者が十字ボタン14により、小
文字、濁音、半濁音の無い文字例えば「な」の位置にカ
ーソルを動かし、ボタン16により選択し決定したとす
る。するとステップS3に示すように、かな大文字
「な」が入力文字表示部56に表示される。そして、ボ
タン16により入力を決定すると「な」が入力され、ま
た、ステップS2に戻ることになる。このように本第1
の実施例においては、小文字、濁音、半濁音の無い文字
を選択した場合には、その後の2次的な処理は何も行わ
れず、選択の決定によりそのままその文字は入力される
ことになる。
【0056】次に、操作者が十字ボタン14により、小
文字、濁音、半濁音の有る文字例えば「は」の位置にカ
ーソルを動かし、ボタン16により選択し決定したとす
る。するとステップS4に示すように、次の2次的な処
理が行われ、大文字、小文字、濁音、半濁音の候補が表
示される。具体的には、第1のウィンドウ60内におい
てカーソル52をM1点に合わせてボタン16により選
択の決定をすると、カーソル52は第2のウィンドウ6
2のM2点の位置に移動する。すると、第2のウィンド
ウ62内に、変形文字選択表示70、即ち「は」、
「ば」、「ぱ」が表示されることになる。
【0057】次に、ステップS5に示すように、操作者
に最大で3つの候補から所望の文字キャラクタを選択さ
せる。具体的には、操作者はカーソル52をM3点に移
動し、「は」、「ば」、「ぱ」の中から所望の文字キャ
ラクタを選択する。すると、ステップS6に示すように
選択された文字キャラクタが、文字入力表示56に表示
され、プレーヤがボタン16により選択を決定すると、
その文字についての文字入力が終了する。
【0058】このようにして、操作者が、入力したい全
ての文字を入力し、選択候補表示50の「END」を選
択すると、ステップS7に示すように、文字入力操作が
終了することになる。
【0059】以上のように本第1の実施例によれば、非
常に簡易に高速に文字入力操作を行うことができる。こ
のことを、以下、従来例との比較において説明する。
【0060】例えば、従来例の説明と同様に、本第1の
実施例により「しずかだ」の文字を入力する場合を考え
る。この場合には、まず図2においてN1点にある
「し」を選択する。すると、カーソル52がM2点に飛
び、変形文字選択表示70には「し」、「じ」が表示さ
れる。従って、この場合にはカーソル52がM2点にあ
るままでボタン16を押し、選択を決定する。すると、
カーソル52は第1のウィンドウ60の中の「し」の位
置、即ちN1点に自動的に戻る。次に、十字ボタン14
によりカーソル52を右方向に1文字キャラクタ移動し
て(合計で1文字キャラクタ移動)、N2点にある
「す」を選択する。すると、カーソル52がM2点に飛
び、変形文字選択表示70には「す」、「ず」が表示さ
れる。従って、操作者はカーソル52を下に2文字キャ
ラクタ移動し、「ず」を選択し決定する(合計で2文字
キャラクタ移動)。次に、カーソル52がN2点に戻っ
た後、カーソル52を左方向に2文字キャラクタ、上方
向に1文字キャラクタ移動して(合計で3文字キャラク
タ移動)、N3点にある「か」を選択し、上記の「し」
の場合と同様に選択し決定する。そして、カーソル52
がN3点に戻った後、最後にカーソル52を下方向に2
文字キャラクタ移動して(合計で2文字キャラクタ移
動)、N4点にある「た」を選択する。そして、カーソ
ル52を上記の「ず」の場合と同様に下に2文字キャラ
クタ移動して「だ」を選択し決定する(合計で2文字キ
ャラクタ)。
【0061】以上のように、本第1の実施例では、「し
ずかだ」の入力を、合計で10文字キャラクタのカーソ
ル移動で行うことができる。従って、合計で28文字キ
ャラクタのカーソル移動が必要であった図9(A)に示
す従来例、及び、合計で37文字キャラクタのカーソル
移動を要する図11に示す従来例に比べて、カーソルの
移動量を格段に少なくすることが可能となる。これによ
り、文字入力を例えば従来例の約3倍から4倍高速化す
ることが可能となる。また、このようにカーソル移動量
が少なくなるとともに、選択候補表示50の面積即ちカ
ーソル移動範囲が狭くなり、更に、第1次処理において
選択すべき文字キャラクタの種類が少なくなるため、文
字入力操作が非常に簡易化されることになる。これによ
り、誤った文字入力操作が生ずるのを有効に防止でき、
操作者のストレスを大幅に低減することが可能となる。
【0062】さて、図4には、選択候補表示50に表示
される選択候補が”ひらがな”の場合の変形文字選択表
示70の組み合わせの例が示される。選択候補が”カタ
カナ”の場合も全く同様の組み合わせとなる。選択候補
が”英字”の場合には、例えば「J」と「j」のように
大文字と小文字の組み合わせが考えられる。これによ
り、例えば「James Adames」等の名前の文
字入力を非常に簡易に高速に行うことが可能となる。更
に、全角、半角の組み合わせも考えられる。また、選択
候補が”数字”の場合は、全角、半角の組み合わせ、漢
数字とアラビア数字の組み合わせも考えられる。
【0063】更に、例えば、かな大文字「は」を選択し
たときに、変形文字選択表示70には、「は」、
「ば」、「ぱ」のみならず、カタカナの「ハ」、
「バ」、「パ」についても一覧表示するようにしてもよ
い。
【0064】また、画像表示部10に表示する画面の形
態ついても図2に示すものに限らず種々のものを考える
ことができる。例えば、図2に示すような複数のウィン
ドウを表示しない形態も考えられる。また、変形文字選
択表示70の表示手法についても種々のものを考えるこ
とができる。
【0065】例えば図2に示すようにM2点とM3点の
両方に選択文字キャラクタ「は」を表示せず、図5
(A)に示すように選択文字キャラクタ「は」を1箇所
にのみ表示し、この「は」を変形文字選択表示70と文
字入力表示56とで共用させる手法も考えられる。
【0066】また、図5(B)に示すように変形文字選
択表示70を1箇所にのみ表示し、この位置で選択文字
キャラクタとその変形文字キャラクタとを、選択候補と
して交互に例えば「は」「ば」「ぱ」というように切り
換えて表示して変形文字選択表示を行う手法も考えられ
る。
【0067】また、図5(C)に示すように、「は」を
カーソル52により選択すると、「は」のすぐ近くの位
置にウィンドウ62を表示するような手法も考えられ
る。このようにすると、更に文字入力操作が簡易化する
と考えられる。なお、この場合、文字入力表示56は別
の違う位置に固定して表示し、変形文字選択表示のみ、
選択された文字キャラクタのすぐ近くに表示してもよ
い。
【0068】また、本第1の実施例は、例えば初めに
「しすかだ」と入力されていた文字を「しずかだ」に変
更する場合にも当然適用できる。この場合は、図2にお
ける「すすむ」、「もどる」等を選択して変更したい文
字キャラクタ「す」の位置にカーソルを移動させる。そ
して、変更したい文字キャラクタ「す」を選択し、変形
文字キャラクタ70を表示させる。その後に変形文字選
択表示70から「ず」を選択することになる。
【0069】2.第2の実施例 第2の実施例は、本発明に係る文字入力装置及び文字入
力方法が適用されたゲーム装置についての実施例であ
る。
【0070】図6(A)〜(D)には、本第2の実施例
に係るゲーム装置により形成されるゲームの画面の一例
が示される。このゲームは、プレーヤが操作する主人公
が世界中を旅して歩き、宝物を探すRPGゲームであ
る。このRPGゲームの場合、まず、ゲームを最初にス
タートする時に、操作者即ちプレーヤが主人公に自分の
好きな名前をつけることが可能となっている。例えば、
プレーヤが「ジャガーのとらぞう」という名前を主人公
につける場合は、プレーヤは本発明の文字入力手法で主
人公に名前をつけることになる。本文字入力手法では、
この「ジャガーのとらぞう」のように濁音と非濁音、小
文字と大文字、カタカナとひらがな等が混ざったような
文字を入力する場合に特に有効となる。
【0071】図6(A)は、この「ジャガーのとらぞ
う」であるプレーヤが、海賊が秘蔵している宝物を探し
に行く画面である。この場合、海賊はプレーヤに対して
合い言葉を言うことを要求している。この”合い言葉”
は、プレーヤが色々な町で色々な人と会話することによ
り知ることができた”合い言葉”である。プレーヤは、
自分が知っている種々の”合い言葉”から、この場面に
ふさわしい”合い言葉”を選び文字入力操作を行うこと
になる。そして、文字入力操作を行う場合には、ゲーム
画面上に図6(B)に示すように文字入力用の複数のウ
ィンドウが映し出される。これらのウィンドウは、図2
で説明したものと同一のものである。図6(B)におい
ては、プレーヤは自分がこれが正しいと思う「めめくら
げ」という”合い言葉”を入力している。この場合
「げ」を入力するときに、本文字入力手法が非常に有効
となる。
【0072】プレーヤが、文字入力した”合い言葉”
「めめくらげ」が、正しいものであった場合には、図6
(C)に示すように門番はドアを開けてくれる。逆に、
プレーヤが文字入力した”合い言葉”がこの場面の”合
い言葉”でなかった場合、または、誤まった文字入力操
作により誤った”合い言葉”「めめくらけ」を入力して
しまった場合には、図6(D)に示すように、主人公は
怪しい奴と見なされ、門番に袋叩きにされてしまう。そ
して、プレーヤは門番にやられた後に、再度、別の”合
い言葉”、または、正しい”合い言葉”の文字入力を行
うことになる。
【0073】さて、以上のようなゲーム場面では、例え
ば文字入力の候補となる”合い言葉”が多数あった場
合、あるいは、”合い言葉”が濁点、半濁点、小文字等
を多数含むような場合には、従来のゲーム装置では文字
入力操作が遅く、煩雑であったため、プレーヤに非常に
ストレスを感じさせるものとなっていた。従って、この
ような場合に、スムーズで簡易な文字入力操作が可能な
ゲーム装置が望まれていた。
【0074】図7には、本第2の実施例のゲーム装置の
ブロック図が示される。このゲーム装置は図7に示すよ
うに操作部12、処理部100、画像合成部200、画
像表示部10を含んで構成される。
【0075】操作部12は、文字入力操作のみならず、
例えば主人公であるキャラクターを動かす、魔法を唱え
る、レーシングカーを操作する等のゲーム操作も可能と
なっている。
【0076】処理部100は、中央処理部102、主記
憶部108を含んで構成される。そして、処理部100
では、文字画像合成のための処理のみならずゲーム画像
合成のための処理、ゲーム効果音合成のための処理等の
種々の処理が行われる。主記憶部108にはこれらの処
理を行うためのゲームプログラム等の種々の情報が記憶
されている。そして、中央処理部102は、このゲーム
プログラム等の情報を主記憶部108から読み出して、
画像合成、音声合成のための種々の処理を行うことにな
る。
【0077】画像合成部200は、画像処理部202、
画像情報記憶部204、画像バッファ206を含んで構
成される。そして画像合成部200では、上述の処理部
100による画像合成処理に基づいてゲーム画像の合
成、文字画像の合成等が行われる。画像情報記憶部20
4にはこれらの画像合成を行うための画像情報が記憶さ
れている。具体的には画像情報記憶部204には、主人
公を表すキャラクター、敵を表すキャラクター、地形マ
ップ、文字キャラクター等のキャラクタ情報が記憶され
ている。また、このゲーム装置が3次元ゲーム装置、例
えばポリゴンによりゲーム画面を形成するタイプのゲー
ム装置である場合には、画像情報記憶部204には、主
人公のキャラクター、レーシングカー、戦闘機、地形マ
ップ、文字キャラクタ等を表すオブジェクトのポリゴン
情報が記憶されることになる。
【0078】画像処理部202は、処理部100からの
画像合成処理情報に基づいて、画像情報記憶部204か
ら対応する画像情報を読み出し、1フィールド毎の画像
合成を行う。具体的には、処理部100からは、当該フ
ィールドにおいて、主人公、敵、レーシングカー、戦闘
機、地形マップ、文字キャラクタ等を、ゲーム画面上あ
るいは仮想3次元空間上(3次元ゲーム装置の場合)の
どの位置に配置するかを指示する画像合成処理情報が送
られてくる。そして、画像処理部202では、これらの
画像合成処理情報に基づいて、対応する画像情報を画像
情報記憶部204から読み出し、これを対応する位置に
配置する等の処理が行われる。そして、画像バッファ2
06に、各フィールドにおいてゲーム画面に表示すべき
画像が記憶される。この画像バッファ206としては、
例えばビデオRAMと呼ばれるものが用いられる。ま
た、3次元ゲーム装置においてはフィールドバッファと
呼ばれるものが用いられる。
【0079】画像表示部10では、画像バッファ206
あるいは画像処理部204から、当該フィールドにおい
てゲーム画面に表示すべき画像を読み出し、これをプレ
ーヤに対して表示することになる。
【0080】なお、図7において、主記憶部108、画
像情報記憶部204については、外部記憶装置109と
することができる。この外部記憶装置109としては、
ゲーム用カートリッジ、あるいはCDROM、フロッピ
ーディスク等を用いることができる。
【0081】さて、本ゲーム装置により、どのよう図2
で説明したような文字画面を形成するかについて簡単に
説明する。
【0082】主記憶部108には、ゲーム進行中のどの
場面で、どのようにして図2に示す文字画面を表示する
かの情報が記憶されている。また、図2に示す文字画面
において、どの文字キャラクタをどの位置に配置するか
の情報についても記憶されている。中央処理部102
は、この情報を主記憶部108から読み出して、文字画
像合成のための処理を行うことになる。そして、例えば
文字画面を表示した際に、プレーヤが操作部12により
文字入力操作をした場合に、例えばどのようにカーソル
52を動かすか、あるいは、どのようにして文字を選択
させ、入力させるか等の処理を行うことになる。そし
て、この処理に基づいて、画像処理部202が実際に画
像表示部10に表示すべき画像の合成を行う。具体的に
は、画像処理部202には、処理部100から、文字キ
ャラクタのキャラクターナンバー及びその配置位置情報
等の情報が入力される。そして、画像処理部202は、
この情報をもとに対応するキャラクタの画像情報を画像
情報記憶部204から読み出す。そして、当該フィール
ドにおいて表示すべき文字画面についての画像情報を画
像バッファ206に順次書き込むことになる。なお、文
字キャラクタについては、通常の文字キャラクタとその
変形文字キャラクタとを一対にして、画像情報記憶部2
04に記憶しておくことが望ましい。このようにするこ
とで、前述の変形文字選択表示70の形成をより簡易に
することが可能となる。
【0083】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0084】例えば操作部12の形態としては図8
(A)に示すものに限らず、例えば図8(B)〜(F)
に示すような種々の形態のものを用いることができる。
例えば図8(B)では、選択、入力の決定用ボタン1
6、キャンセルボタン18以外の他のボタン20、22
が設けられている。このように他のボタン20、22を
例えばウィンドウ間の移動、変形文字選択表示等の処理
のために用いれば、文字入力操作を更に簡易にすること
が可能となる。
【0085】また、図8(C)では、十字ボタン14の
代わりにレバー28を用いており、図8(D)では回転
ボール30を用いている。例えばレバー28を左右上下
に倒すことにより、あるいは回転ボール30を左右上下
に回転させることにより、カーソル(選択文字キャラク
タ表示)52を左右上下に移動させることが可能とな
る。このように本発明において選択文字キャラクタ表示
(カーソル等)を移動させる操作部12の形態として
は、十字ボタン14のみならずあらゆる種類のものを用
いることができる。
【0086】また、図8(E)は、レーシングカーゲー
ムに本発明を適用した場合の操作部12の例である。こ
の場合は、ハンドル36を回すこと等により選択文字キ
ャラクタ表示を移動させることができる。また、アクセ
ル28等を踏むことにより文字キャラクタの選択、入
力、キャンセル等を行うことができる。
【0087】また、図8(F)には、本発明を電子手帳
などの電子機器に適用した場合の例が示される。この場
合画像表示部10としては液晶パネル等が用いられる。
また、操作部12としてはボタン(キーボード)42〜
49が用いられる。そして、カーソル52等の選択文字
キャラクタ表示(カーソル等)の移動は、ボタン42〜
48等で行うことができる。また、その他の命令はボタ
ン49等で行うことができる。このような電子手帳等の
電子機器に本発明を適用することにより、データの構
築、データの検索等における文字入力を非常に簡易に高
速に行うことが可能となる。
【0088】また、本発明が適用できるゲームとして
は、上述のRPGゲームのみならず、あらゆる種類のゲ
ームが考えられる。例えばアドベンチャーゲームにおい
てゲームの中の関門を突破させる時の文字入力等に適用
できる。また、クイズゲーム等、プレイヤーに対し質問
を与え文字列で回答させるようなゲーム等にも応用でき
る。また、格闘技ゲーム等において自分の名前を入力し
て、プレイヤーのプレイ記録を登録する場合や、占いマ
シン等で自分のデータを登録する場合等にも適用するこ
とができる。また、ゲーム中のキャラクターに好きな名
前をつける等、プレイヤーがゲーム中に作成したデータ
に対して命名することのできるシステムであれば、あら
ゆるジャンルのゲームに適用できる。また、パスワード
入力によるコンティニュー等にも本発明を適用できる。
例えば、メモリバックアップ機能の無い装置で、ゲーム
を一時中断し、同じ状態から再び継続したい場合に採用
されている「パスワードコンティニュー方式」等にも適
用できる。
【0089】更に、本発明における変形文字キャラクタ
としてはあらゆる種類のものを考えることができ、例え
ばドイツ語やフランス語の変母印のように、文字の上に
記号が付いたものを変形文字キャラクタとすることもで
きる。また、文字キャラクタの色を変えた文字キャラク
タを変形文字キャラクタとすることも可能である。
【0090】
【発明の効果】請求項1及び8の発明によれば、変形文
字キャラクタを、初めの選択候補として画像表示部に表
示する必要がない。従って、選択候補表示の範囲を非常
に狭い範囲とすることができる。また、変形文字キャラ
クタについても、変形文字選択表示から所望の変形文字
キャラクタを選択することにより文字入力操作できる。
従って、操作者は非常に狭い範囲で文字選択操作でき、
更に、最初に選択すべき文字キャラクタの種類も少なく
できる。この結果、文字入力操作を非常に簡易化、高速
化することができるとともに、誤った文字入力操作が生
ずるのを有効に防止でき、操作者のストレスを大幅に低
減することが可能となる。
【0091】また、請求項2及び9の発明によれば、一
覧表示された変形文字選択表示の中から所望の文字キャ
ラクタ又は変形文字キャラクタを選択することにより文
字入力操作を行うことができる。従って、操作者は一覧
表示された文字キャラクタ及び変形文字キャラクタを見
ながら文字入力操作できるため、更に簡易で高速な文字
入力操作が可能となる。
【0092】また、請求項3及び10の発明によれば、
交互に切り換えて表示される変形文字選択表示の中から
所望の文字キャラクタ又は変形文字キャラクタを選択す
ることにより文字入力操作を行うことができる。従っ
て、更に簡易で高速な文字入力操作ができるとともに、
一覧表示する場合に比べて文字キャラクタ及び変形文字
キャラクタが表示される範囲を非常に狭い範囲とするこ
とも可能となる。
【0093】また、請求項4及び11の発明によれば、
最初の選択候補が表示される第1のウィンドウで文字選
択操作すると、次は、第2のウィンドウに一覧表示され
た変形文字キャラクタについて文字選択操作することが
可能となる。したがって、初めの選択候補が表示される
第1のウィンドウの大きさを非常に狭くすることができ
る。また、第1、第2のウィンドウに表示が分割される
ため、現在選択を行っている表示が最初の選択候補表示
か、変形文字キャラクタについての次の選択候補かを、
操作者が容易に認識でき、さらに簡易で高速な文字入力
操作が可能となる。
【0094】また、請求項5及び12の発明によれば、
文字選択操作が、文字キャラクタに対して選択文字キャ
ラクタ表示を順次文字キャラクタ毎に移動させることに
より行われる。本発明では、最初の選択候補表示を非常
に狭い範囲とすることができ、更に変形文字キャラクタ
の選択も簡易である。従ってこのように選択文字キャラ
クタ表示を順次文字キャラクタ毎に移動させて文字選択
操作を行うような場合には、従来例に比べ特に簡易で高
速な文字入力操作を行うことが可能となる。
【0095】また、請求項6及び13の発明によれば、
大文字、小文字、濁音、半濁音が混ざった文字列を非常
に簡易に高速に文字入力操作することができる。これに
より特に、ひらがな、カタカナの入力を従来例に比べ非
常に簡易に容易にすることが可能となる。
【0096】また、請求項7の発明によれば、文字画像
のみならずゲーム画像の合成も行われることになる。こ
れにより、例えばゲームにおけるゲームキャラクタの名
前の入力、自分の名前の登録、ゲーム中におけるゲーム
突破のための文字列の入力、パスワードの入力等を非常
に簡易に高速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る文字入力装置のブ
ロック図である。
【図2】画像表示部に表示される文字画面の一例であ
る。
【図3】本第1の実施例の動作を示すフロチャートであ
る。
【図4】変形文字キャラクタの組み合わせについて説明
するための概略説明図である。
【図5】図5(A)〜(C)は、変形文字選択表示にお
ける種々の表示形式を説明するための概略説明図であ
る。
【図6】図6(A)〜(D)は、本第2の実施例に係る
ゲーム装置により形成されるゲーム画面の一例である。
【図7】本第2の実施例に係るゲーム装置のブロック図
の一例である。
【図8】図8(A)〜(F)は、本発明に使用される操
作部の種々の形態について示す概略図である。
【図9】図9(A)は従来の文字入力装置により表示さ
れる文字画面の一例であり、図9(B)は操作部の一例
を示す概略図である。
【図10】従来の文字入力装置の動作を示すフロチャー
トである。
【図11】従来の他の文字入力装置により表示される文
字画面の一例である。
【図12】従来の他の文字入力装置の動作を示すフロチ
ャートである。
【符号の説明】
10 画像表示部 12 操作部 50 選択候補表示 52 カーソル(選択文字キャラクタ表示) 54 モード表示 56 文字入力表示 60 第1のウィンドウ 62 第2のウィンドウ 64〜68 第3〜第5のウィンドウ 70 変形文字選択表示 100 処理部 102 中央処理部 108 主記憶部 200 画像合成部 202 画像処理部 204 画像情報記憶部 206 画像バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/023 A63F 9/24 G06F 17/22

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が文字入力のための操作を行う操
    作部と、前記操作部からの操作信号に基づいて画像合成
    のための処理を行う処理部と、前記処理部における前記
    画像合成処理に基づいて画像の合成を行う画像合成部
    と、合成された画像が表示される画像表示部とを含む文
    字入力装置であって、 前記処理部における前記画像合成処理により、選択候補
    である複数の文字キャラクタが前記画像表示部に表示さ
    れ、操作者がそれらの文字キャラクタのいずれかを前記
    操作部により文字選択操作すると、選択された文字キャ
    ラクタの変形文字キャラクタについても文字選択操作で
    きるように前記画像表示部に変形文字選択表示が行われ
    ることを特徴とする文字入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記画像表示部への前記変形文字選択表示が、前記選択
    された文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタを選
    択候補として一覧表示することにより行われることを特
    徴とする文字入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記画像表示部への前記変形文字選択表示が、前記選択
    された文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタを選
    択候補として交互に切り換えて表示することにより行わ
    れることを特徴とする文字入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記処理部における前記画像合成処理により、前記画像
    表示部に第1、第2のウィンドウを含む複数のウィンド
    ウが表示され、前記選択候補である複数の文字キャラク
    タは前記第1のウィンドウに表示され、操作者が前記第
    1のウィンドウから文字キャラクタのいずれかを前記操
    作部により文字選択操作すると、選択された文字キャラ
    クタの変形文字キャラクタについても文字選択操作でき
    るように選択された文字キャラクタ及びその変形文字キ
    ャラクタが前記第2のウィンドウに一覧表示されること
    を特徴とする文字入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記操作部による前記文字選択操作が、マトリクス状に
    所定間隔で配置された前記複数の文字キャラクタに対し
    て、選択しようとしている文字キャラクタを示す選択文
    字キャラクタ表示を、順次文字キャラクタ毎に移動させ
    ることにより行われることを特徴とする文字入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記変形文字キャラクタが、選択された文字キャラクタ
    の大文字、小文字、濁音、半濁音であることを特徴とす
    る文字入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかの文字入力装
    置を含むゲーム装置であって、 操作者は前記操作部によりゲーム操作を行い、前記処理
    部が前記操作部からのゲーム操作信号に基づいてゲーム
    画像合成のための処理を行い、前記画像合成部が前記処
    理部における前記ゲーム画像合成処理に基づいてゲーム
    画像の合成を行い、前記画像表示部に合成されたゲーム
    画像が表示されることを特徴とするゲーム装置。
  8. 【請求項8】 操作者が画像表示部に画像表示された文
    字キャラクタを見ながら操作部により文字入力操作でき
    る文字入力方法であって、 (A)選択候補である複数の文字キャラクタを前記画像
    表示部に表示する工程と、 (B)前記画像表示部に表示された前記複数の文字キャ
    ラクタのいずれかを操作者に前記操作部により文字選択
    操作させる工程と、 (C)前記工程(B)の後、選択された文字キャラクタ
    の変形文字キャラクタについても文字選択操作できるよ
    うに前記画像表示部に変形文字選択表示する工程と、 (D)前記変形文字選択表示に基づいて操作者に文字選
    択操作させ前記文字入力操作が行われる工程と、 を含むことを特徴とする文字入力方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記工程(C)における前記変形文字選択表示が、前記
    選択された文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタ
    を選択候補として一括表示することにより行われること
    を特徴とする文字入力方法。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記工程(C)における前記変形文字選択表示が、前記
    選択された文字キャラクタ及びその変形文字キャラクタ
    を選択候補として交互に切り換えて表示することにより
    行われることを特徴とする文字入力方法。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 前記画像表示部には第1、第2のウィンドウを含む複数
    のウィンドウが表示され、 前記工程(A)では、選択候補である複数の文字キャラ
    クタを前記第1のウィンドウに表示し、 前記工程(B)では、前記第1のウィンドウに表示され
    た前記複数の文字キャラクタのいずれかを操作者に前記
    操作部により文字選択操作させ、 前記工程(C)では、前記工程(B)の後、選択された
    文字キャラクタの変形文字キャラクタについても文字選
    択操作できるように選択された文字キャラクタ及びその
    変形文字キャラクタを前記第2のウィンドウに表示し、 前記(D)では、前記第2のウィンドウ画面の表示に基
    づいて操作者に文字選択操作させ前記文字入力操作が行
    われることを特徴とする文字入力装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれかにおい
    て、 前記工程(B)における前記文字選択操作が、マトリク
    ス状に所定間隔で配置された前記複数の文字キャラクタ
    に対して、選択しようとしている文字キャラクタを示す
    選択文字キャラクタ表示を、順次文字キャラクタ毎に移
    動させることにより行われることを特徴とする文字入力
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項8乃至12のいずれかにおい
    て、 前記工程(C)で文字選択操作できる前記変形文字キャ
    ラクタが、選択された文字キャラクタの大文字、小文
    字、濁音、半濁音であることを特徴とする文字入力方
    法。
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