JP3204066B2 - 容量式電磁流量計 - Google Patents
容量式電磁流量計Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定流体の流量を
電気信号に変換し静電容量を介してこの流量に対応する
流量信号を出力する容量式電磁流量計に係り、特に測定
流体に関連する環境条件が正常か否かの判別が可能なよ
うに改良した容量式電磁流量計に関する。
電気信号に変換し静電容量を介してこの流量に対応する
流量信号を出力する容量式電磁流量計に係り、特に測定
流体に関連する環境条件が正常か否かの判別が可能なよ
うに改良した容量式電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の容量式電磁流量計の構成の
概要を示す構成図である。この種の構成は特願平5−8
6061号(特開平6−300596号)「発明の名
称:容量式電磁流量計」に開示されているが、その要点
を以下に説明する。
概要を示す構成図である。この種の構成は特願平5−8
6061号(特開平6−300596号)「発明の名
称:容量式電磁流量計」に開示されているが、その要点
を以下に説明する。
【0003】10は励磁回路であり所定の波形、周波数
で励磁コイル11A、11Bに励磁電流Ifを流すと共
に信号処理に必要なタイミング信号T1を変換部12に
出力している。
で励磁コイル11A、11Bに励磁電流Ifを流すと共
に信号処理に必要なタイミング信号T1を変換部12に
出力している。
【0004】励磁コイル11A、11Bは励磁電流If
に対応する波形・周波数を持つ磁場Bを測定流体Qに印
加している。検出電極13A、13Bは測定流体Qとは
絶縁されて絶縁性の導管14に固定されている。これら
の検出電極13A、13Bは変換部12の前置増幅器1
5A、15Bの入力端に端子TA、TBを介して接続され
ている。
に対応する波形・周波数を持つ磁場Bを測定流体Qに印
加している。検出電極13A、13Bは測定流体Qとは
絶縁されて絶縁性の導管14に固定されている。これら
の検出電極13A、13Bは変換部12の前置増幅器1
5A、15Bの入力端に端子TA、TBを介して接続され
ている。
【0005】前置増幅器15A、15Bの出力端に現れ
る電気信号は差動増幅器16で差動演算がなされて信号
処理回路17に出力される。信号処理回路17はタイミ
ング信号T1を用いて信号処理を実行して変換部12の
出力端18に流量信号として出力する。
る電気信号は差動増幅器16で差動演算がなされて信号
処理回路17に出力される。信号処理回路17はタイミ
ング信号T1を用いて信号処理を実行して変換部12の
出力端18に流量信号として出力する。
【0006】このような構成において、測定流体Qが導
管14に流れると、この導管14の内部には測定流体Q
の流量に対応する起電力が発生している。この起電力は
測定流体Qと検出電極13A、13Bとの間に形成され
ている静電容量CA、CB(数10pF程度の値)を介し
て前置増幅器15A、15Bの入力端に出力されてい
る。
管14に流れると、この導管14の内部には測定流体Q
の流量に対応する起電力が発生している。この起電力は
測定流体Qと検出電極13A、13Bとの間に形成され
ている静電容量CA、CB(数10pF程度の値)を介し
て前置増幅器15A、15Bの入力端に出力されてい
る。
【0007】前置増幅器15A、15Bの入力側は高イ
ンピーダンスであるので、前置増幅器15A、15Bで
これを低インピーダンスに変換して差動増幅器16に出
力し、ここでコモンモードノイズなどを除去して信号処
理回路17に出力する。信号処理回路17は所定の流量
演算プログラムにより流量信号を演算して出力端18に
出力する。
ンピーダンスであるので、前置増幅器15A、15Bで
これを低インピーダンスに変換して差動増幅器16に出
力し、ここでコモンモードノイズなどを除去して信号処
理回路17に出力する。信号処理回路17は所定の流量
演算プログラムにより流量信号を演算して出力端18に
出力する。
【0008】このような容量式の電磁流量計において
は、測定流体Qに非接触の状態で導管14の中の測定流
体Qが空になったことを検知するためには、例えば実開
昭57−63223号に開示されているような静電容量
検知形の検知手段を応用することが考えられる。
は、測定流体Qに非接触の状態で導管14の中の測定流
体Qが空になったことを検知するためには、例えば実開
昭57−63223号に開示されているような静電容量
検知形の検知手段を応用することが考えられる。
【0009】以下、この点について図6、図7を用いて
その要点を説明する。図6は検出器の断面図である。図
7はこの図6に示す検出器に接続される変換器の構成を
示す回路図である。
その要点を説明する。図6は検出器の断面図である。図
7はこの図6に示す検出器に接続される変換器の構成を
示す回路図である。
【0010】図6において、管路20は導電性の導管2
1の内周面に絶縁性のライニング22が内張りされて形
成されている。管路20の管壁には流量信号を検出する
ための検出電極23a、23bが導管21とは絶縁され
て測定流体24に接するように固定されている。そし
て、図示されていないが管路20の外部から測定流体2
4に磁場が印加されている。
1の内周面に絶縁性のライニング22が内張りされて形
成されている。管路20の管壁には流量信号を検出する
ための検出電極23a、23bが導管21とは絶縁され
て測定流体24に接するように固定されている。そし
て、図示されていないが管路20の外部から測定流体2
4に磁場が印加されている。
【0011】さらに、これらの検出電極23a、23b
とは別に、リード線25aと25bとがそれぞれ接続さ
れた電極26aと26bが、導管21の上方に設けられ
た孔27を介してライニング22とは絶縁されて配設さ
れている。
とは別に、リード線25aと25bとがそれぞれ接続さ
れた電極26aと26bが、導管21の上方に設けられ
た孔27を介してライニング22とは絶縁されて配設さ
れている。
【0012】これらの検出電極23aと23bの間に測
定流体24を介して静電容量CQが形成されており、検
出電極23aと23bに接続されたリード線25aと2
5bの間には図7に示すようにトランスTの2次巻線と
抵抗値Rを有する抵抗28とが直列に接続されている。
定流体24を介して静電容量CQが形成されており、検
出電極23aと23bに接続されたリード線25aと2
5bの間には図7に示すようにトランスTの2次巻線と
抵抗値Rを有する抵抗28とが直列に接続されている。
【0013】そして、このトランスTの1次巻線には交
流電源29が接続され、交流電源29からその2次巻線
を介して検出電極26a、測定流体24、検出電極26
b、抵抗28に交流電流を流し、抵抗28の両端に電圧
eRを発生させる。
流電源29が接続され、交流電源29からその2次巻線
を介して検出電極26a、測定流体24、検出電極26
b、抵抗28に交流電流を流し、抵抗28の両端に電圧
eRを発生させる。
【0014】抵抗28の両端には、トランジスタ30の
ベースとエミッタが接続され、さらにこのトランジスタ
30を保護するためのダイオード31が並列に接続され
ている。
ベースとエミッタが接続され、さらにこのトランジスタ
30を保護するためのダイオード31が並列に接続され
ている。
【0015】さらに、トランジスタ30のコレクタとエ
ミッタとの間には、リレー32のコイル32aと直流電
源33とが直列に接続され、さらにこのリレー32のb
接点32bの動作を安定させるためのコンデンサ34が
コイル32aに並列に接続されている。
ミッタとの間には、リレー32のコイル32aと直流電
源33とが直列に接続され、さらにこのリレー32のb
接点32bの動作を安定させるためのコンデンサ34が
コイル32aに並列に接続されている。
【0016】この場合に、測定流体24が満水状態で管
路20の内部を満たしているときにeR>Vbeとなるよ
うに抵抗値R、交流電源29の電圧、その周波数を選定
しておく。ただし、Vbeはトランジスタ30のベース/
エミッタ間の順方向電圧である。
路20の内部を満たしているときにeR>Vbeとなるよ
うに抵抗値R、交流電源29の電圧、その周波数を選定
しておく。ただし、Vbeはトランジスタ30のベース/
エミッタ間の順方向電圧である。
【0017】以上のような構成において、測定流体24
が満水状態のときは、eR>Vbeの条件を満たすので、
トランジスタ30はオンとなりコイル32aに電流が流
れてb接点32bは開放され、外部に警報が出ることは
ない。
が満水状態のときは、eR>Vbeの条件を満たすので、
トランジスタ30はオンとなりコイル32aに電流が流
れてb接点32bは開放され、外部に警報が出ることは
ない。
【0018】しかしながら、非満水のときには検出電極
23aと23bの間の静電容量CQが小さくなるので、
eR<Vbeとなりトランジスタ30が遮断され、リレー
32が消勢されてb接点32bが閉成され、これにより
警報装置が動作する。
23aと23bの間の静電容量CQが小さくなるので、
eR<Vbeとなりトランジスタ30が遮断され、リレー
32が消勢されてb接点32bが閉成され、これにより
警報装置が動作する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような単に静電容量の大きさに起因する変化を用いて満
水か非満水かを検知する電磁流量計は、測定流体の導電
率が大きいときはともかく、例えば0.01μS/cmといった
ような極めて小さい導電率のときは、満水のときと非満
水のときとでその変化が小さくなり有効に検知するのが
難しい。
ような単に静電容量の大きさに起因する変化を用いて満
水か非満水かを検知する電磁流量計は、測定流体の導電
率が大きいときはともかく、例えば0.01μS/cmといった
ような極めて小さい導電率のときは、満水のときと非満
水のときとでその変化が小さくなり有効に検知するのが
難しい。
【0020】さらに、導電率の小さい測定流体の流量を
測定する場合には、導電率が下限の測定限界にあるとき
も多いので、測定流体の導電率が測定範囲内にあるか否
かの環境判別をすることも必要となる。
測定する場合には、導電率が下限の測定限界にあるとき
も多いので、測定流体の導電率が測定範囲内にあるか否
かの環境判別をすることも必要となる。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための主な構成として、測定流体を流すための
絶縁性物質で作られた導管と、先の測定流体に磁場を印
加する励磁手段と、先の測定流体に発生した信号電圧を
先の導管で形成される静電容量を介して検出する一対の
検出電極と、これらの検出電極と離間して円周方向で互
いに間隙を保持して分割配置された一対のガード電極
と、先のガード電極と先の検出電極との電位が同一とな
るように制御する一対の増幅手段と、所定の周波数信号
を発生させる周波数発生手段と、先のガード電極を先の
増幅手段と先の周波数発生手段とに切り換える切換手段
とを具備し、この切換手段により先の周波数信号を先の
ガード電極に印加した状態で得られる先の増幅手段の出
力の周波数特性の差異から先の測定流体に関連する環境
条件を検知するようにしたものである。
解決するための主な構成として、測定流体を流すための
絶縁性物質で作られた導管と、先の測定流体に磁場を印
加する励磁手段と、先の測定流体に発生した信号電圧を
先の導管で形成される静電容量を介して検出する一対の
検出電極と、これらの検出電極と離間して円周方向で互
いに間隙を保持して分割配置された一対のガード電極
と、先のガード電極と先の検出電極との電位が同一とな
るように制御する一対の増幅手段と、所定の周波数信号
を発生させる周波数発生手段と、先のガード電極を先の
増幅手段と先の周波数発生手段とに切り換える切換手段
とを具備し、この切換手段により先の周波数信号を先の
ガード電極に印加した状態で得られる先の増幅手段の出
力の周波数特性の差異から先の測定流体に関連する環境
条件を検知するようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は本発明の実施の1形態を
示す構成図である。導管35は絶縁物で構成されてお
り、この外壁には導管35の中心に対して検出電極3
6、37が互いに対向して円弧状に固定されている。
て図を用いて説明する。図1は本発明の実施の1形態を
示す構成図である。導管35は絶縁物で構成されてお
り、この外壁には導管35の中心に対して検出電極3
6、37が互いに対向して円弧状に固定されている。
【0023】さらに、ガード電極38a、38bと、ガ
ード電極39a、39bとが、検出電極36、37に対
して円周方向に離間される方向で互いに間隙を保持され
て分割配置されている。
ード電極39a、39bとが、検出電極36、37に対
して円周方向に離間される方向で互いに間隙を保持され
て分割配置されている。
【0024】演算増幅器40の非反転入力端(+)は検
出電極36に、その反転入力端(−)は出力端と接続さ
れると共にガード電極38aと38bとに互いに接続さ
れている。
出電極36に、その反転入力端(−)は出力端と接続さ
れると共にガード電極38aと38bとに互いに接続さ
れている。
【0025】また、演算増幅器41の非反転入力端
(+)は検出電極37に、その反転入力端(−)は出力
端に接続されると共にスイッチ42を介してガード電極
39aと39bとに互いに接続されている。
(+)は検出電極37に、その反転入力端(−)は出力
端に接続されると共にスイッチ42を介してガード電極
39aと39bとに互いに接続されている。
【0026】スイッチ42の共通端42cはガード電極
39aと39bとに接続されているが、その一方の切換
端42aは演算増幅器41の反転入力端(−)に接続さ
れ、その他方の切換端42bは周波数発生回路43に接
続されている。
39aと39bとに接続されているが、その一方の切換
端42aは演算増幅器41の反転入力端(−)に接続さ
れ、その他方の切換端42bは周波数発生回路43に接
続されている。
【0027】この周波数発生回路43は、例えば、必要
に応じてその周波数fを可変することができるSIN状に
変化する波形を有する一定振幅の周波数信号VOを発生
させるものである。
に応じてその周波数fを可変することができるSIN状に
変化する波形を有する一定振幅の周波数信号VOを発生
させるものである。
【0028】スイッチ42の共通端42cが切換端42
aに接続されているときは、マイクロコンピュータを内
蔵している信号処理回路44が演算増幅器40と41か
ら出力される信号VQを用いて流量信号を演算してその
出力端45に出力する。
aに接続されているときは、マイクロコンピュータを内
蔵している信号処理回路44が演算増幅器40と41か
ら出力される信号VQを用いて流量信号を演算してその
出力端45に出力する。
【0029】また、スイッチ42の共通端42cが切換
端42bに接続されているときは、信号処理回路44は
演算増幅器40と41から出力される信号Vfを用いて
周波数特性を演算してその出力端45に出力する。
端42bに接続されているときは、信号処理回路44は
演算増幅器40と41から出力される信号Vfを用いて
周波数特性を演算してその出力端45に出力する。
【0030】次に、このように構成された実施の態様の
動作について、図2、図3、および図4に示す特性図を
用いて説明する。先ず、通常の流量測定の状態における
動作について説明する。このときはスイッチ42の共通
端42cは切換端42aに接続されている。
動作について、図2、図3、および図4に示す特性図を
用いて説明する。先ず、通常の流量測定の状態における
動作について説明する。このときはスイッチ42の共通
端42cは切換端42aに接続されている。
【0031】この状態では、演算増幅器40も41も共
にこれらの反転入力端(−)と非反転入力端(+)とが
同電位になるように動作するので、演算増幅器40と4
1は検出電極36、37の近傍に存在する浮遊容量の影
響を受けることなく、測定流体中に発生した信号電圧を
検出することができる。信号処理回路44はこの演算増
幅器40と41で検出された検出結果を用いて流量演算
を実行して出力端45に出力する。
にこれらの反転入力端(−)と非反転入力端(+)とが
同電位になるように動作するので、演算増幅器40と4
1は検出電極36、37の近傍に存在する浮遊容量の影
響を受けることなく、測定流体中に発生した信号電圧を
検出することができる。信号処理回路44はこの演算増
幅器40と41で検出された検出結果を用いて流量演算
を実行して出力端45に出力する。
【0032】次に、測定流体の環境条件を検知する場合
について説明する。この場合は、スイッチ42の共通端
42cを切換端42bに接続する。この状態では、周波
数発生回路43からSIN状に変化する一定振幅の周波数
信号VOをガード電極39aと39bに印加される。
について説明する。この場合は、スイッチ42の共通端
42cを切換端42bに接続する。この状態では、周波
数発生回路43からSIN状に変化する一定振幅の周波数
信号VOをガード電極39aと39bに印加される。
【0033】そして、演算増幅器40は、この周波数信
号VOを測定流体と検出電極36を介して受信し、その
出力端から信号処理回路44の入力の一端に出力する。
一方、演算増幅器41は、測定流体を介さずに受信して
信号処理回路44の入力の他端に出力する。
号VOを測定流体と検出電極36を介して受信し、その
出力端から信号処理回路44の入力の一端に出力する。
一方、演算増幅器41は、測定流体を介さずに受信して
信号処理回路44の入力の他端に出力する。
【0034】このようにして、信号処理回路44は、こ
れらの演算増幅器40と41の出力端に得られる信号V
fを周波数信号VOで割算(Vf/VO)して、その振幅G
Aと位相PHの変化を算出し、内蔵されるメモリなどに
記憶される。
れらの演算増幅器40と41の出力端に得られる信号V
fを周波数信号VOで割算(Vf/VO)して、その振幅G
Aと位相PHの変化を算出し、内蔵されるメモリなどに
記憶される。
【0035】この演算は、例えば周波数信号VOの周波
数fを10Hz〜40MHzの範囲で変化させて、各周
波数fに対して実行される。これにより、測定流体の環
境条件に対応して図2〜図4に示すような特性曲線が得
られる。
数fを10Hz〜40MHzの範囲で変化させて、各周
波数fに対して実行される。これにより、測定流体の環
境条件に対応して図2〜図4に示すような特性曲線が得
られる。
【0036】図2に示す特性曲線は測定流体が導管35
を満たしていない非満水の状態、図3に示す特性曲線は
測定流体が導管35を正常な状態(導電率が0.2μS/c
m)で満たされている状態、図4に示す特性曲線は測定
流体の導電率の範囲が測定下限である0.01μS/cmの状
態の場合の各特性曲線をそれぞれ示している。
を満たしていない非満水の状態、図3に示す特性曲線は
測定流体が導管35を正常な状態(導電率が0.2μS/c
m)で満たされている状態、図4に示す特性曲線は測定
流体の導電率の範囲が測定下限である0.01μS/cmの状
態の場合の各特性曲線をそれぞれ示している。
【0037】図2に示す非満水の状態では、振幅GAが
10KHzまではほぼ平坦な特性であり、図3に示す満
水の状態では振幅GAが1KHzまで1次的に増加する
特性を示しており、この違いから満水と非満水の判別を
することができる。また、導電率が測定可能範囲の下限
のときは図4に示すように周波数fが低い状態での振幅
GAの減衰が満水のときほど大きくないという特徴を示
す。
10KHzまではほぼ平坦な特性であり、図3に示す満
水の状態では振幅GAが1KHzまで1次的に増加する
特性を示しており、この違いから満水と非満水の判別を
することができる。また、導電率が測定可能範囲の下限
のときは図4に示すように周波数fが低い状態での振幅
GAの減衰が満水のときほど大きくないという特徴を示
す。
【0038】以上のように、測定流体の環境条件によ
り、周波数特性に大きな違いがあるので、この周波数特
性から満水、非満水、導電率の下限範囲外か否かの判断
をすることができる。
り、周波数特性に大きな違いがあるので、この周波数特
性から満水、非満水、導電率の下限範囲外か否かの判断
をすることができる。
【0039】しかしながら、このように周波数を可変し
なくても、予め測定流体の周波数特性が分かっていると
きは、特定の周波数に対する振幅GAの減衰を検知する
だけで環境条件を判別することができる。
なくても、予め測定流体の周波数特性が分かっていると
きは、特定の周波数に対する振幅GAの減衰を検知する
だけで環境条件を判別することができる。
【0040】例えば、これを固定の周波数fとして20
Hzの点である各特性図のM点に着目すると、図2から
は振幅GAがほぼ0.9、図3からは振幅GAはほぼ
0.03、図4からは振幅GAがほぼ0.4と求めるこ
とができる。
Hzの点である各特性図のM点に着目すると、図2から
は振幅GAがほぼ0.9、図3からは振幅GAはほぼ
0.03、図4からは振幅GAがほぼ0.4と求めるこ
とができる。
【0041】したがって、振幅GAが0.4〜0.9の
範囲では、非満水か或いは導電率の下限を越えているこ
とを示しており測定不能の範囲と判断することができ、
振幅GAが1に対して2桁程度小さい値のときは正常な
測定状態であると判断することができる。
範囲では、非満水か或いは導電率の下限を越えているこ
とを示しており測定不能の範囲と判断することができ、
振幅GAが1に対して2桁程度小さい値のときは正常な
測定状態であると判断することができる。
【0042】このような正常な測定状態か否かの判断
は、通常の流量測定の途中の状態でも、信号処理回路4
4からの切換信号により、スイッチ42の共通端42c
を切換端42aから切換端42bに一定の時間間隔で切
り換えることにより、随時、自動的に実行することがで
きる。
は、通常の流量測定の途中の状態でも、信号処理回路4
4からの切換信号により、スイッチ42の共通端42c
を切換端42aから切換端42bに一定の時間間隔で切
り換えることにより、随時、自動的に実行することがで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように本発明によれば、容量式電磁流量計にお
いて、切換手段により周波数信号をガード電極に印加し
た状態で検出電極に得られる信号の周波数特性の差異か
ら、随時、必要に応じて測定流体に関連する環境条件を
測定流体に非接触の状態で検知することができる。
説明したように本発明によれば、容量式電磁流量計にお
いて、切換手段により周波数信号をガード電極に印加し
た状態で検出電極に得られる信号の周波数特性の差異か
ら、随時、必要に応じて測定流体に関連する環境条件を
測定流体に非接触の状態で検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す実施の形態において非満水のときの
特性を示す特性図である。
特性を示す特性図である。
【図3】図1に示す実施の形態において満水のときの特
性を示す特性図である。
性を示す特性図である。
【図4】図1に示す実施の形態において下限導電率のと
きの特性を示す特性図である。
きの特性を示す特性図である。
【図5】従来の容量式電磁流量計の構成を示す構成図で
ある。
ある。
【図6】非満水検知をする従来の電磁流量計の検出器の
構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
【図7】図6に示す電磁流量計のと結合される変換器の
構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
10 励磁回路 11A、11B 励磁コイル 12 変換部 13A、13B、23a、23b、36、37 検出電
極 14、21、35 導管 15A、15B 前置増幅器 16 差動増幅器 17 信号処理回路 20 管路 22 ライニング 26a、26b 電極 30 トランジスタ 38a、38b、39a、39b ガード電極 40、41 演算増幅器 42 スイッチ 43 周波数発生回路 44 信号処理回路
極 14、21、35 導管 15A、15B 前置増幅器 16 差動増幅器 17 信号処理回路 20 管路 22 ライニング 26a、26b 電極 30 トランジスタ 38a、38b、39a、39b ガード電極 40、41 演算増幅器 42 スイッチ 43 周波数発生回路 44 信号処理回路
Claims (3)
- 【請求項1】測定流体を流すための絶縁性物質で作られ
た導管と、前記測定流体に磁場を印加する励磁手段と、
前記測定流体に発生した信号電圧を前記導管で形成され
る静電容量を介して検出する一対の検出電極と、これら
の検出電極と離間して円周方向で互いに間隙を保持して
分割配置された一対のガード電極と、前記ガード電極と
前記検出電極との電位が同一となるように制御する一対
の増幅手段と、所定の周波数信号を発生させる周波数発
生手段と、前記ガード電極を前記増幅手段と前記周波数
発生手段とに切り換える切換手段とを具備し、この切換
手段により前記周波数信号を前記ガード電極に印加した
状態で得られる前記増幅手段の出力の周波数特性の差異
から前記測定流体に関連する環境条件を検知することを
特徴とする容量式電磁流量計。 - 【請求項2】前記環境条件として導管の内部が測定流体
で満たされているか否かを検知することを特徴とする請
求項1記載の容量式電磁流量計。 - 【請求項3】前記環境条件として測定流体の測定可能範
囲内の導電率であるか否かを検知することを特徴とする
請求項1記載の容量式電磁流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01399296A JP3204066B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 容量式電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01399296A JP3204066B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 容量式電磁流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210745A JPH09210745A (ja) | 1997-08-15 |
| JP3204066B2 true JP3204066B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=11848737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01399296A Expired - Fee Related JP3204066B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 容量式電磁流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204066B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101741787B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2017-05-30 | (주) 테크로스 | 선박에 설치된 전자 유량계 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5178019B2 (ja) * | 2007-01-29 | 2013-04-10 | 京セラ株式会社 | 燃料電池装置 |
| DE102007014469A1 (de) * | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Verfahren zur vorausschauenden Wartung und/oder Verfahren zur Bestimmung der elektrischen Leitfähigkeit bei einem magnetischinduktiven Durchflussmessgerät |
| DE102007015368A1 (de) * | 2007-03-28 | 2008-10-02 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Verfahren zum Betreiben eines magnetisch-induktiven Durchflußmeßgeräts |
| CN111982215A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-24 | 维沃移动通信有限公司 | 流量检测装置和检测方法 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP01399296A patent/JP3204066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101741787B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2017-05-30 | (주) 테크로스 | 선박에 설치된 전자 유량계 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH09210745A (ja) | 1997-08-15 |
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Legal Events
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