JP3204697B2 - 自動分析方法 - Google Patents
自動分析方法Info
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Description
中に含まれる蛋白、特に酵素或いは抗体等の成分を分析
するのに用いられる自動分析方法に関する。
法として、これまでに種々の方法が提案されている。こ
の中には、光源からの光を吸収セルに当てて内部に収容
されている反応液の着色の度合いを測定する吸光度測定
法、反応液の濁りの度合いを測定する比濁測定法等の方
法が知られている。また、上記の測定法において吸光度
あるいは比濁の測定をする場合、測定値の求め方にも種
々の方法が提案されている。これを大別すると、被検液
の反応を最後まで行わせた後に最終的な反応生成物の量
を測定する終点測定法、また、被検液の反応の速度を求
めることにより被検物質の量を測定する反応速度測定法
がある。
る物質の測定値を求める場合に用いられる。また、上記
反応速度法は、活性等で表される酵素や抗体等の測定値
を求める場合に用いられる。また、上記反応速度測定法
には、連続的に計測を行った後に反応速度を求める連続
測定法と、一定時間経過後での計測を繰り返しそれらの
測定値から反応速度を求める多点測定法と、異なる二つ
の時点での計測だけから反応速度を求める二点測定法が
ある。これらのうち、多点測定法は装置の構成、処理数
の効率化等の点から最も一般的に用いられている方法で
ある。
検液のある時点での吸光度を測定するもので、複数個の
データをサンプリングしそれらの平均等の処理を施した
値をその時点の吸光度として求める。それを一定時間毎
に繰り返し求められた多数時点での吸光度から、最小二
乗法等の統計的手法を用いて単位時間当たりの反応の変
化を求め、反応速度を求める方法である。なお、前記終
点測定法でも一般的には、サンプリングされた複数個の
データからその時点での吸光度を算出するようにしてい
る。
を達成するために、請求項1において被検物質に対する
反応結果を得るに先立って、複数の測定時点においてそ
れぞれ測定精度上必要な複数の測定データを得、これら
複数の時点における測定データを利用して特定の被検物
質に関する測定値を求めるようにして上記被検物質を分
析する自動分析方法において、各測定時点における上記
複数の測定データからなる測定データの組を統計学的変
数に変換する工程と、変換した統計学的係数を有する精
度管理用の情報データについて記憶、出力、伝送の少な
くとも一つを行う工程とを有することを特徴とする自動
分析方法とした。さらに、請求項2にかかる発明は請求
項1に記載の自動分析方法において、前記統計学的係数
を、複数の分析時期が異なる同一の被検物質について分
析の時期毎に算出することを特徴とするものである。ま
た、請求項3にかかる発明は請求項1または2に記載の
自動分析方法において、前記統計学的係数のうち、精度
管理上必要な係数のみを出力または伝送するようにした
ことを特徴とするものである。
れるもので、測定終了後に測定が目的に沿って実施され
たか否かの判断をすることのできる自動分析方法を提供
することを目的としたものである。
め、請求項1に係る本発明は、被検物質に対する反応結
果を得るに先立って、測定精度上必要な複数の測定デー
タを得、これら測定データを利用して特定の被検物質に
関する測定値を求めるようにして上記被検物質を分析す
る自動分析方法において、上記複数の測定データを精度
管理用の統計学的係数に変換する工程と、変換した統計
学的係数を有する精度管理用の情報データについて記
憶、出力、伝送の少なくとも一つを行なう工程とを有す
ることを特徴とするものである。さらに、請求項2に係
る発明は、請求項1に記載の自動分析方法において、前
記統計学的係数を、複数の分析時期が異なる同一の被検
物質について分析の時期毎に算出することを特徴とする
ものである。さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
または2に記載の自動分析方法において、前記統計学的
係数のうち、精度管理上必要な係数のみを出力または伝
送するようにしたことを特徴とするものである。
タを利用して特定の被検物質に関する測定値を求めて被
検物質を分析するにあたり、各測定時点における複数の
測定データからなる測定データの組を精度管理用の統計
学的係数に変換し、その変換した統計学的係数を有する
精度管理用の情報データについて記憶、出力、伝送の少
なくとも一つを行うことにより、本来の測定結果が信頼
性のあるものか否かを判断することが必要となる。
を説明していく。本発明は、反応速度測定法によって測
定する自動分析方法である。被検物質を含む検体と試薬
を混合攪拌する装置については、周知の手段を用いて行
うので詳細な説明は省略する。検体と試薬が攪拌された
被検液は、周知の搬送手段によって測光位置まで搬送さ
れる。測光位置では、測光光束が被検液を収容した反応
容器に照射され、反応容器を透過した光は光検出器で受
光されるようになっている。
は、Δt時間毎の時点TにN個の測光データ(D1,D
2・・・DN)をサンプリングする。そして、それらの
平均値(1/N×ΣDi)を出し吸光度Aとする。こう
した処理により複数の時点(Ti)での吸光度(Ai)
を得ることができる。図1は、T1時点での吸光度A1
からT5時点での吸光度A5までのデータに基づく回帰
直線を最小二乗法により求めたものである。このように
して得られた回帰直線の一次式から、単位時間当たりの
吸光度変化量(ΔA/Δt)を得ることができる。さら
に、これに基づき反応速度ひいては被検物質の含有量
(K×ΔA/Δt;Kは定数)を得ることができる。
とともに、複数の時点でサンプリングされた測光データ
のばらつきの度合いを示す係数として標準偏差(数1)
あるいは最大最小の差(数2)を同時に記憶するように
なっている。この場合、データ作成手段によって報告書
を作成させるようにしてもよい。
のである。左欄の「検体番号」は被検体の来歴を示すも
のであり、中欄の「測定値」は測定結果である被検物質
の含有量を示したものであり、右欄の「各測定での標準
偏差」は各測定時点において算出された吸光度とその標
準偏差を示したものである。
測定法に応用したものであるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、二点測定等にも応用することができ
る。また、データの分布状況(ばらつき度合い)を示す
係数についても、標準偏差、最大最小の差をとる方法に
限定されるものではない。また、本実施例では全ての測
定時点でのサンプリングされたデータの分布状況を示す
係数を印字して報告書を作成する例を示しているが、報
告書の見やすさという点から予め設定された基準値を超
える係数のみを印字するようにしてもよい。しかし、分
析装置から分析結果をホストのコンピュータに伝送する
ようなシステムをとっている場合は、全ての係数を伝送
するようにした方がよいであろう。
質の測定結果とともに、この測定結果を得るために利用
した複数の測定データについて各測定時点における複数
の測定データからなる測定データの組から得られた精度
管理用の統計学的係数を参照することにより、複数の各
測定時点において信頼性のある測定結果が得られている
か否かが判断できることになる。また、基準値を越えた
係数のみを出力または伝送させた場合には、必要な精度
管理用の情報データのみを参照できるので、データの異
常が見易くなる。
る。
示したものである。
Claims (3)
- 【請求項1】被検物質に対する反応結果を得るに先立っ
て、複数の測定時点においてそれぞれ測定精度上必要な
複数の測定データを得、これら複数の時点における測定
データを利用して特定の被検物質に関する測定値を求め
るようにして上記被検物質を分析する自動分析方法にお
いて、各測定時点における上記複数の測定データからな
る測定データの組を統計学的変数に変換する工程と、変
換した統計学的係数を有する精度管理用の情報データに
ついて記憶、出力、伝送の少なくとも一つを行う工程と
を有することを特徴とする自動分析方法。 - 【請求項2】前記統計学的係数を、複数の分析時期が異
なる同一の被検物質について分析の時期毎に算出するこ
とを特徴とする請求項1に記載の自動分析方法。 - 【請求項3】前記統計学的係数のうち、精度管理上必要
な係数のみを出力または伝送するようにしたことを特徴
とする請求項1または、2に記載の自動分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26770891A JP3204697B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26770891A JP3204697B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動分析方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107248A JPH05107248A (ja) | 1993-04-27 |
| JP3204697B2 true JP3204697B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17448446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26770891A Expired - Fee Related JP3204697B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204697B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5104196B2 (ja) * | 2007-10-22 | 2012-12-19 | 株式会社日立製作所 | 分析結果管理の方法および装置 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP26770891A patent/JP3204697B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05107248A (ja) | 1993-04-27 |
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