JP3205650B2 - 圧延機におけるチョックの脱着装置 - Google Patents
圧延機におけるチョックの脱着装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延機から定期補修の
ため、或いは異常替えのため取出されたワークロールよ
りチョックを脱着する装置に関する。
ため、或いは異常替えのため取出されたワークロールよ
りチョックを脱着する装置に関する。
【0002】
【従来技術】圧延機のワークロールは、摩耗、肌荒れ等
のため定期的に或いは異常替えで圧延機スタンドから取
出され、表面を研磨して補修されたのち、再び圧延機に
組み込まれるようになっており、圧延機からチョックご
と取り出されたワークロールは、ロール支持台上に運ば
れ、研磨を終えて補修されたワークロールとチョックの
差し換えを行っている。
のため定期的に或いは異常替えで圧延機スタンドから取
出され、表面を研磨して補修されたのち、再び圧延機に
組み込まれるようになっており、圧延機からチョックご
と取り出されたワークロールは、ロール支持台上に運ば
れ、研磨を終えて補修されたワークロールとチョックの
差し換えを行っている。
【0003】この手順について更に詳しく説明すると、
圧延機から取り出された上下一対のワークロールはクレ
ーンにて一つゞつロール支持台上に運ばれ、研磨工程を
終えてロール支持台上に運ばれたワークロールと通常交
互に並べられる。次に支持台の両側の走行台車に昇降並
びに左右動(支持台に向かって進退)可能に支持される
チョックの受け台が昇降並びに走行台車の移動により、
上下並びに前後に位置決めされ、ついで支持台に向かっ
て一定量前進し、ロールネックとの固定を解除されたチ
ョックを受取り後退する。そして支持台に沿い、研磨を
終えて補修されたロール位置まで平行移動したのち、チ
ョック受け台を前後並びに上下に微調整しながらチョッ
クとロールの芯合わせを行い、ついでチョック受け台ロ
ール端に向かって前進させ、チョックをロールネックに
差込んだのち固定していた。
圧延機から取り出された上下一対のワークロールはクレ
ーンにて一つゞつロール支持台上に運ばれ、研磨工程を
終えてロール支持台上に運ばれたワークロールと通常交
互に並べられる。次に支持台の両側の走行台車に昇降並
びに左右動(支持台に向かって進退)可能に支持される
チョックの受け台が昇降並びに走行台車の移動により、
上下並びに前後に位置決めされ、ついで支持台に向かっ
て一定量前進し、ロールネックとの固定を解除されたチ
ョックを受取り後退する。そして支持台に沿い、研磨を
終えて補修されたロール位置まで平行移動したのち、チ
ョック受け台を前後並びに上下に微調整しながらチョッ
クとロールの芯合わせを行い、ついでチョック受け台ロ
ール端に向かって前進させ、チョックをロールネックに
差込んだのち固定していた。
【0004】上述するチョックのロールネックへの固定
及びその解除は従来、手作業により次のようにして行っ
ていた。すなわち固定の解除は、アジャストリングを回
動操作して弛めたのち、スラストクランプリングの外周
に装着されるスラストクランプバンドを弛めて二分割さ
れたスラストクランプリングへの圧着を解除し、ついで
スラストクランプリングの通しボルトを抜いて、ロール
ネックからスラストクランプリングを取外すことにより
行い、チョックの固定は上記と逆の手順を経て行ってい
るが、アジャストリングの回動操作、スラストクランプ
バンドの締付け或いはその解除、通しボルトの着脱操作
などチョックの差換えにはかなりな労力と手間を要して
いた。
及びその解除は従来、手作業により次のようにして行っ
ていた。すなわち固定の解除は、アジャストリングを回
動操作して弛めたのち、スラストクランプリングの外周
に装着されるスラストクランプバンドを弛めて二分割さ
れたスラストクランプリングへの圧着を解除し、ついで
スラストクランプリングの通しボルトを抜いて、ロール
ネックからスラストクランプリングを取外すことにより
行い、チョックの固定は上記と逆の手順を経て行ってい
るが、アジャストリングの回動操作、スラストクランプ
バンドの締付け或いはその解除、通しボルトの着脱操作
などチョックの差換えにはかなりな労力と手間を要して
いた。
【0005】この問題を解消し、チョックの着脱を自動
的に行えるようにするため、特開平5−23718号に
は、図1に示すように、チョック1と一体に組込まれ、
かつロールネック2のキー溝3に差込まれるキー4を連
結したリングキャリア5に捩込まれるアジャストリング
6と、ロールネック2の環状溝7に嵌合する爪8を有す
ると共に、ピン10を押出すコイルバネ9の作用によっ
て外方に突出し、ロールネック2の係止溝11に嵌合係
止して回転止めされる係止片12を軸着し、アジャスト
リング6と一体に連結されるスラストクランプリング1
3とよりなるチョックの固定装置を設ける一方、走行台
車にチョック受け台を設けるほか、ロール受け台に支持
されるワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心と
平行に延び、モータを駆動源として上記軸心の周りに一
定角度回転可能な一対のクランバーを設け、チョックの
取外し時には、走行台車を一定量前進させてチョック1
をチョック受け台上に支持させると共に、クランバーに
より係止片12の押込みと、スラストクランプリング1
3への係止とを行い、係止片12の押込みにより係止片
12を係止溝11より離脱させて回動可能としたのち、
クランバーによりスラストクランプリング13をアジャ
ストリング6と共に一定角度回動させて爪8を環状溝7
より軸方向に形成されるロールネック2の切欠き溝に合
致させ、抜き差し可能にした状態において、走行台車を
後退させてチョック1をロールネック2より抜取り、ま
たチョック取付け時には上記と逆の手順を経てチョック
をロールネックに差込み固定するようにしたチョックの
着脱装置が提案されている。
的に行えるようにするため、特開平5−23718号に
は、図1に示すように、チョック1と一体に組込まれ、
かつロールネック2のキー溝3に差込まれるキー4を連
結したリングキャリア5に捩込まれるアジャストリング
6と、ロールネック2の環状溝7に嵌合する爪8を有す
ると共に、ピン10を押出すコイルバネ9の作用によっ
て外方に突出し、ロールネック2の係止溝11に嵌合係
止して回転止めされる係止片12を軸着し、アジャスト
リング6と一体に連結されるスラストクランプリング1
3とよりなるチョックの固定装置を設ける一方、走行台
車にチョック受け台を設けるほか、ロール受け台に支持
されるワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心と
平行に延び、モータを駆動源として上記軸心の周りに一
定角度回転可能な一対のクランバーを設け、チョックの
取外し時には、走行台車を一定量前進させてチョック1
をチョック受け台上に支持させると共に、クランバーに
より係止片12の押込みと、スラストクランプリング1
3への係止とを行い、係止片12の押込みにより係止片
12を係止溝11より離脱させて回動可能としたのち、
クランバーによりスラストクランプリング13をアジャ
ストリング6と共に一定角度回動させて爪8を環状溝7
より軸方向に形成されるロールネック2の切欠き溝に合
致させ、抜き差し可能にした状態において、走行台車を
後退させてチョック1をロールネック2より抜取り、ま
たチョック取付け時には上記と逆の手順を経てチョック
をロールネックに差込み固定するようにしたチョックの
着脱装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】クランバーを備えた上
述する装置によれば、チョックの差換えを自動的に行う
ことができ、チョックの差換えに従来要していた労力と
手間を省くことができる利点があるが、この装置にもな
お改良すべき余地がある。その一つは、クレーン操作に
よりワークロールをロール受け台に装着したとき、ワー
クロールが所定位置より軸方向にずれていた場合の対処
方法である。ロール受け台に装着されたワークロールが
軸方向にずれていると、走行台車を一定量前進させたと
き、クランバーがスラストクランプリングに達しなかっ
たり、到達しても係止片を十分に押込むことができない
ために回転止めの解除ができなかったりし、また逆にク
ランバーが前進端に達する前にスラストクランプリング
や係止片に当たり、走行台車がなおも前進すると、クラ
ンバーがスラストクランプリングや係止片に支えてクラ
ンバーが損傷するおそれがある。
述する装置によれば、チョックの差換えを自動的に行う
ことができ、チョックの差換えに従来要していた労力と
手間を省くことができる利点があるが、この装置にもな
お改良すべき余地がある。その一つは、クレーン操作に
よりワークロールをロール受け台に装着したとき、ワー
クロールが所定位置より軸方向にずれていた場合の対処
方法である。ロール受け台に装着されたワークロールが
軸方向にずれていると、走行台車を一定量前進させたと
き、クランバーがスラストクランプリングに達しなかっ
たり、到達しても係止片を十分に押込むことができない
ために回転止めの解除ができなかったりし、また逆にク
ランバーが前進端に達する前にスラストクランプリング
や係止片に当たり、走行台車がなおも前進すると、クラ
ンバーがスラストクランプリングや係止片に支えてクラ
ンバーが損傷するおそれがある。
【0007】本発明の第1の目的は、上記の問題を解消
し、ロール受け台に装着されたワークロールが所定位置
より軸方向に多少ずれていても、クランバーが係止片を
一定量押込んで回転止めの解除を確実に行えるようにす
ると共に、スラストクランプリング或いは係止片を確実
に係止できるようにするものである。本発明の第2の目
的は、ロール受け台に装着されたワークロールが所定位
置より軸方向にずれていた場合、このずれを解消できる
ようにするものである。
し、ロール受け台に装着されたワークロールが所定位置
より軸方向に多少ずれていても、クランバーが係止片を
一定量押込んで回転止めの解除を確実に行えるようにす
ると共に、スラストクランプリング或いは係止片を確実
に係止できるようにするものである。本発明の第2の目
的は、ロール受け台に装着されたワークロールが所定位
置より軸方向にずれていた場合、このずれを解消できる
ようにするものである。
【0008】本発明の第3の目的は、クランバーによる
スラストクランプリング或いは係止片への係止を検出す
る検出手段を設けて、係止が行われたかどうかを確認で
きるようにし、更に第4の目的は、係止片が一定量押込
まれて回転止めの解除が確実に行われたかどうかを検出
できるようにするものである。本発明の第5の目的は、
径の異なるワークロールに対処できるようにするため、
クランバーの間隔を拡縮できるようにするものである。
スラストクランプリング或いは係止片への係止を検出す
る検出手段を設けて、係止が行われたかどうかを確認で
きるようにし、更に第4の目的は、係止片が一定量押込
まれて回転止めの解除が確実に行われたかどうかを検出
できるようにするものである。本発明の第5の目的は、
径の異なるワークロールに対処できるようにするため、
クランバーの間隔を拡縮できるようにするものである。
【0009】
【課題の解決手段及び作用】第1の目的を達成するため
のチョック脱着装置は、ワークロールを支持するロール
受け台と、ロール受け台に支持されるワークロールの軸
方向に進退可能な走行台車と、走行台車を一定量後退さ
せる第1の作動装置と、走行台車に設置され、チョック
を支持するチョック受け台及びロール受け台に支持され
るワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心と平行
に伸び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対のクラ
ンバーとを設け、チョックの固定装置がロールネックの
環状溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラストクラン
プリングと、スラストクランプリングに軸方向に回動可
能に軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌合係止
してスラストクランプリングの回転止めを行う係止片
と、係止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバネ
と、スラストクランプリング或いは係止片に設けられ、
上記クランバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止手段
とを有する圧延機におけるチョックの脱着装置におい
て、クランバーをワークロール軸方向に進退させる第2
の作動装置と、第2の作動装置の負荷が設定値に達した
とき、作動装置を停止させる停止手段とを設けたことを
特徴とするものである。
のチョック脱着装置は、ワークロールを支持するロール
受け台と、ロール受け台に支持されるワークロールの軸
方向に進退可能な走行台車と、走行台車を一定量後退さ
せる第1の作動装置と、走行台車に設置され、チョック
を支持するチョック受け台及びロール受け台に支持され
るワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心と平行
に伸び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対のクラ
ンバーとを設け、チョックの固定装置がロールネックの
環状溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラストクラン
プリングと、スラストクランプリングに軸方向に回動可
能に軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌合係止
してスラストクランプリングの回転止めを行う係止片
と、係止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバネ
と、スラストクランプリング或いは係止片に設けられ、
上記クランバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止手段
とを有する圧延機におけるチョックの脱着装置におい
て、クランバーをワークロール軸方向に進退させる第2
の作動装置と、第2の作動装置の負荷が設定値に達した
とき、作動装置を停止させる停止手段とを設けたことを
特徴とするものである。
【0010】本装置によれば、チョックの脱着時、先ず
走行台車が第1の作動操作により一定量前進したのち、
クランバーが第2の作動装置により前進する。この前進
によりクランバーが係止片に当たり、係止片を一定量押
込むと共に、係止手段に係合する。係合によりクランバ
ーの前進が阻止された状態でなおも前進を続けようとす
ると、第2の作動装置の負荷が上昇するようになり、負
荷が一定量以上になると、第2の作動装置が停止され
る。
走行台車が第1の作動操作により一定量前進したのち、
クランバーが第2の作動装置により前進する。この前進
によりクランバーが係止片に当たり、係止片を一定量押
込むと共に、係止手段に係合する。係合によりクランバ
ーの前進が阻止された状態でなおも前進を続けようとす
ると、第2の作動装置の負荷が上昇するようになり、負
荷が一定量以上になると、第2の作動装置が停止され
る。
【0011】以上のように、本装置においてクランバー
は、第2の作動装置により係止片を一定量押込むと共
に、係止手段に係合するまで前進しつゞける。本装置で
用いられる係止手段としては例えば、スラストクランプ
リングに係止片に隣接して突設され、クランバー先端の
二又に嵌合係止される凸部、係止片に形成され、クラン
バー先端が嵌合係止する凹部等が例示される。このなか
では係止片に形成される凹部が望ましい。クランバーは
先端が凹部に嵌合しうる形状を有していればよく、構造
が簡単で、しかもクランバー先端を凸部に嵌合させるだ
けで係止片の押込みとスラストクランプリングの回動時
の係止を行えるようになるからである。
は、第2の作動装置により係止片を一定量押込むと共
に、係止手段に係合するまで前進しつゞける。本装置で
用いられる係止手段としては例えば、スラストクランプ
リングに係止片に隣接して突設され、クランバー先端の
二又に嵌合係止される凸部、係止片に形成され、クラン
バー先端が嵌合係止する凹部等が例示される。このなか
では係止片に形成される凹部が望ましい。クランバーは
先端が凹部に嵌合しうる形状を有していればよく、構造
が簡単で、しかもクランバー先端を凸部に嵌合させるだ
けで係止片の押込みとスラストクランプリングの回動時
の係止を行えるようになるからである。
【0012】また停止手段としては、作動装置として例
えば、油圧シリンダーを用いる場合においては、油圧回
路の圧力を検出し、圧力が設定圧に達したとき、モータ
の駆動回路を開いてモータを停止させ、或いは切換弁の
切換えを行って油圧シリンダーへの送油を停止させる圧
力スイッチ、油圧回路の圧力を検出する圧力センサー及
び圧力センサーによって検出された圧力が設定圧に達し
たとき、作動装置停止のための制御信号を出力する制御
装置よりなるものを用いることができ、作動装置として
例えば、モータを用いる場合にはモータのトルクを検出
する検出器と、検出器によって検出されたトルクが設定
圧に達したとき、モータの駆動回路を制御する制御スイ
ッチを開く制御装置よりなるものを用いることができ
る。
えば、油圧シリンダーを用いる場合においては、油圧回
路の圧力を検出し、圧力が設定圧に達したとき、モータ
の駆動回路を開いてモータを停止させ、或いは切換弁の
切換えを行って油圧シリンダーへの送油を停止させる圧
力スイッチ、油圧回路の圧力を検出する圧力センサー及
び圧力センサーによって検出された圧力が設定圧に達し
たとき、作動装置停止のための制御信号を出力する制御
装置よりなるものを用いることができ、作動装置として
例えば、モータを用いる場合にはモータのトルクを検出
する検出器と、検出器によって検出されたトルクが設定
圧に達したとき、モータの駆動回路を制御する制御スイ
ッチを開く制御装置よりなるものを用いることができ
る。
【0013】第2の目的を達成するためのチョックの脱
着装置は、上記装置におけるチョック受け台を移動可能
とし、これを第3の作動装置により進退させて、ロール
受け台に支持されるワークロールの軸方向のずれを解消
することを特徴とするものである。本装置によれば、ロ
ール受け台に装着されたワークロールがワークサイド或
いはドライブサイドの一方の側に出張ってずれていると
きには、両側の第3の作動装置でチョック受け台を互い
に押し込むようにして押し動かすことにより、そのずれ
が解消される。
着装置は、上記装置におけるチョック受け台を移動可能
とし、これを第3の作動装置により進退させて、ロール
受け台に支持されるワークロールの軸方向のずれを解消
することを特徴とするものである。本装置によれば、ロ
ール受け台に装着されたワークロールがワークサイド或
いはドライブサイドの一方の側に出張ってずれていると
きには、両側の第3の作動装置でチョック受け台を互い
に押し込むようにして押し動かすことにより、そのずれ
が解消される。
【0014】ワークサイド及びドライブサイドの第3の
作動装置は通常、チョック受け台を同時に、かつ同量づ
ゝ押し動かすようにされ、負荷が均衡したとき、或いは
均衡後負荷が設定値に達したとき、両作動装置が同時に
停止するようにされる。出張っている側の作動装置の負
荷は当初、ワークロールを押し動かすため、引込んでい
る側の作動装置の負荷と比べ大であるが、ワークロール
のずれが解消されると、両作動装置の負荷が均衡するよ
うになり、均衡すると、或いは均衡後、負荷が更に上昇
して設定値に達すると、両作動装置が共に同時に停止す
る。
作動装置は通常、チョック受け台を同時に、かつ同量づ
ゝ押し動かすようにされ、負荷が均衡したとき、或いは
均衡後負荷が設定値に達したとき、両作動装置が同時に
停止するようにされる。出張っている側の作動装置の負
荷は当初、ワークロールを押し動かすため、引込んでい
る側の作動装置の負荷と比べ大であるが、ワークロール
のずれが解消されると、両作動装置の負荷が均衡するよ
うになり、均衡すると、或いは均衡後、負荷が更に上昇
して設定値に達すると、両作動装置が共に同時に停止す
る。
【0015】チョックの脱着装置は特開平5−2371
8号に示されるように、ロール受け台にワークロールを
上下二段に装着できるようにすると共に、チョック受け
台及びクランバーを上下に設け、ロール受け台に上下に
装着されるワークロールよりチョックを同時に脱着でき
るようにするのが望ましい。この場合、上下のチョック
受け台は、第4の作動装置により、上下のクランバー
は、第5の作動装置によりそれぞれ同時に前後進できる
ようにされると共に、チョック受け台は、第3の作動装
置により、またクランバーは第2の作動装置によりそれ
ぞれ個別に前後進できるようにされる。
8号に示されるように、ロール受け台にワークロールを
上下二段に装着できるようにすると共に、チョック受け
台及びクランバーを上下に設け、ロール受け台に上下に
装着されるワークロールよりチョックを同時に脱着でき
るようにするのが望ましい。この場合、上下のチョック
受け台は、第4の作動装置により、上下のクランバー
は、第5の作動装置によりそれぞれ同時に前後進できる
ようにされると共に、チョック受け台は、第3の作動装
置により、またクランバーは第2の作動装置によりそれ
ぞれ個別に前後進できるようにされる。
【0016】第3の目的を達成するためのチョックの脱
着装置は、ワークロールを支持するロール受け台と、ロ
ール受け台に支持されるワークロールの軸方向に進退可
能な走行台車と、走行台車を一定量後退させる第1の作
動装置と、走行台車に設置され、チョックを支持するチ
ョック受け台及びロール受け台に支持されるワークロー
ルの軸心を挟んで、その両側に軸心と平行に伸び、前記
軸心の周りに一定量回動可能な一対のクランバーとを設
け、チョックの固定装置がロールネックの環状溝に摺動
可能に嵌合する爪を備えたスラストクランプリングと、
スラストクランプリングに軸方向に回動可能に軸支さ
れ、ロールネックに形成の係止溝に嵌合係止してスラス
トクランプリングの回転止めを行う係止片と、係止片を
係止溝に嵌合させるように付勢するバネと、スラストク
ランプリング或いは係止片に設けられ、上記クランバー
先端が係脱可能に嵌合係止する係止手段とを有する圧延
機におけるチョックの脱着装置において、一対のクラン
バーのうち、少なくとも一方のクランバーに進退可能に
添設される検出棒と、検出棒とクランバーの相対的な移
動量が設定値に達したとき、それを検出して制御装置に
出力するセンサーとよりなることを特徴とするものであ
る。
着装置は、ワークロールを支持するロール受け台と、ロ
ール受け台に支持されるワークロールの軸方向に進退可
能な走行台車と、走行台車を一定量後退させる第1の作
動装置と、走行台車に設置され、チョックを支持するチ
ョック受け台及びロール受け台に支持されるワークロー
ルの軸心を挟んで、その両側に軸心と平行に伸び、前記
軸心の周りに一定量回動可能な一対のクランバーとを設
け、チョックの固定装置がロールネックの環状溝に摺動
可能に嵌合する爪を備えたスラストクランプリングと、
スラストクランプリングに軸方向に回動可能に軸支さ
れ、ロールネックに形成の係止溝に嵌合係止してスラス
トクランプリングの回転止めを行う係止片と、係止片を
係止溝に嵌合させるように付勢するバネと、スラストク
ランプリング或いは係止片に設けられ、上記クランバー
先端が係脱可能に嵌合係止する係止手段とを有する圧延
機におけるチョックの脱着装置において、一対のクラン
バーのうち、少なくとも一方のクランバーに進退可能に
添設される検出棒と、検出棒とクランバーの相対的な移
動量が設定値に達したとき、それを検出して制御装置に
出力するセンサーとよりなることを特徴とするものであ
る。
【0017】本装置において、係止手段が凹部である場
合、検出棒が凹部周縁に当たって停止したのち、クラン
バーが更に前進を続けて凹部に嵌合係止するようになる
が、検出棒が停止したのちのクランバーの移動量が設定
値に達して、それをセンサーが検出すると、クランバー
の凹部への嵌合係止が確認されるようになる。係止手段
が凸部である場合には、検出棒は凸部に当たるようにさ
れ、凸部に当たって停止したのち、クランバーが更に前
進を続けてその先端の二又が凸部を嵌合係止するように
なる。したがってこの場合、検出棒が凸部に当たって停
止したのちのクランバーの移動量が設定値に達すること
で、クランバーの凸部への嵌合係止が確認されるように
なる。
合、検出棒が凹部周縁に当たって停止したのち、クラン
バーが更に前進を続けて凹部に嵌合係止するようになる
が、検出棒が停止したのちのクランバーの移動量が設定
値に達して、それをセンサーが検出すると、クランバー
の凹部への嵌合係止が確認されるようになる。係止手段
が凸部である場合には、検出棒は凸部に当たるようにさ
れ、凸部に当たって停止したのち、クランバーが更に前
進を続けてその先端の二又が凸部を嵌合係止するように
なる。したがってこの場合、検出棒が凸部に当たって停
止したのちのクランバーの移動量が設定値に達すること
で、クランバーの凸部への嵌合係止が確認されるように
なる。
【0018】第4の目的を達成するためのチョックの脱
着装置は、上記装置における検出棒がスラストクランプ
リングに当たり、クランバーが係止片に当たるようにさ
れることを特徴とするものである。。本装置によれば、
検出棒がスラストクランプリングに当たって停止したの
ち、クランバーが前進を続けて係止片を押し込むか、係
止片が係止溝より外れるまで押込まれ、検出棒の前進が
止まったのちのクランバーの移動量が設定値に達して、
それをセンサーが検出したとき、係止片の係止溝よりの
離脱が確認される。
着装置は、上記装置における検出棒がスラストクランプ
リングに当たり、クランバーが係止片に当たるようにさ
れることを特徴とするものである。。本装置によれば、
検出棒がスラストクランプリングに当たって停止したの
ち、クランバーが前進を続けて係止片を押し込むか、係
止片が係止溝より外れるまで押込まれ、検出棒の前進が
止まったのちのクランバーの移動量が設定値に達して、
それをセンサーが検出したとき、係止片の係止溝よりの
離脱が確認される。
【0019】本装置において用いられるセンサーとして
は、例えば検出棒後端に接触して作動するリミットスイ
ッチ、検出棒後端を検出する近接スイッチ等が好ましい
例として挙げられる。第5の目的を達成するためのチョ
ックの脱着装置は、ワークロールを支持するロール受け
台と、ロール受け台に支持されるワークロールの軸方向
に進退可能な走行台車と、走行台車を一定量後退させる
第1の作動装置と、走行台車に設置され、チョックを支
持するチョック受け台及びロール受け台に支持されるワ
ークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心と平行に伸
び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対のクランバ
ーとを設け、チョックの固定装置がロールネックの環状
溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラストクランプリ
ングと、スラストクランプリングに軸方向に回動可能に
軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌合係止して
スラストクランプリングの回転止めを行う係止片と、係
止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバネと、スラ
ストクランプリング或いは係止片に設けられ、上記クラ
ンバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止手段とを有す
る圧延機におけるチョックの脱着装置において、パルス
モータによって回転駆動されるピニオンと、一方向にの
み摺動可能に支持され、ピニオンに両側より噛合する一
対のラックとよりなり、クランバーをラックに連結し、
ラックと一体となって移動させるようにしたことを特徴
とするものである。
は、例えば検出棒後端に接触して作動するリミットスイ
ッチ、検出棒後端を検出する近接スイッチ等が好ましい
例として挙げられる。第5の目的を達成するためのチョ
ックの脱着装置は、ワークロールを支持するロール受け
台と、ロール受け台に支持されるワークロールの軸方向
に進退可能な走行台車と、走行台車を一定量後退させる
第1の作動装置と、走行台車に設置され、チョックを支
持するチョック受け台及びロール受け台に支持されるワ
ークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心と平行に伸
び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対のクランバ
ーとを設け、チョックの固定装置がロールネックの環状
溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラストクランプリ
ングと、スラストクランプリングに軸方向に回動可能に
軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌合係止して
スラストクランプリングの回転止めを行う係止片と、係
止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバネと、スラ
ストクランプリング或いは係止片に設けられ、上記クラ
ンバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止手段とを有す
る圧延機におけるチョックの脱着装置において、パルス
モータによって回転駆動されるピニオンと、一方向にの
み摺動可能に支持され、ピニオンに両側より噛合する一
対のラックとよりなり、クランバーをラックに連結し、
ラックと一体となって移動させるようにしたことを特徴
とするものである。
【0020】本装置によれば、ピニオンを回転させる
と、ラックが互いに逆向きに平行移動し、これによりク
ランバーの間隔が拡大し、或いは縮小する。
と、ラックが互いに逆向きに平行移動し、これによりク
ランバーの間隔が拡大し、或いは縮小する。
【0021】
【実施例】図2は、本発明に係るチョックの脱着装置を
示すもので、ロール受け台21には、ワークロール22
が上下二段に一定の間隔で装着することができるうにな
っており、その両側に走行台車23がレール24上にワ
ークロール22の軸方向に沿って移動可能に支持され、
それぞれ第1の作動装置としての油圧シリンダー25に
よりワークロール22に向かって進退できるようにして
ある。
示すもので、ロール受け台21には、ワークロール22
が上下二段に一定の間隔で装着することができるうにな
っており、その両側に走行台車23がレール24上にワ
ークロール22の軸方向に沿って移動可能に支持され、
それぞれ第1の作動装置としての油圧シリンダー25に
よりワークロール22に向かって進退できるようにして
ある。
【0022】走行台車23には、図示省略した第4の作
動装置としての油圧シリンダーの作動により、ワークロ
ールに向かって進退する移動台(図示省略)と、該移動
台に取着の支持枠26に装着されて昇降可能に支持さ
れ、かつ上記移動台に取着の油圧シリンダー60の作動
により進退する楔27によって上下位置が調整される取
付台28と、第5の作動装置としての油圧シリンダー4
4の作動によりワークロールに向かって進退する移動台
37と、移動台37上に設けられる高低の支持台29、
30が設けてあり、取付台28にはチョックを支持する
チョック受け台31が上下二段に一定の間隔で、それぞ
れがワークロール22に向かって移動可能に支持され、
第3の作動装置としての油圧シリンダー59により進退
できるようにしてある。
動装置としての油圧シリンダーの作動により、ワークロ
ールに向かって進退する移動台(図示省略)と、該移動
台に取着の支持枠26に装着されて昇降可能に支持さ
れ、かつ上記移動台に取着の油圧シリンダー60の作動
により進退する楔27によって上下位置が調整される取
付台28と、第5の作動装置としての油圧シリンダー4
4の作動によりワークロールに向かって進退する移動台
37と、移動台37上に設けられる高低の支持台29、
30が設けてあり、取付台28にはチョックを支持する
チョック受け台31が上下二段に一定の間隔で、それぞ
れがワークロール22に向かって移動可能に支持され、
第3の作動装置としての油圧シリンダー59により進退
できるようにしてある。
【0023】ワークサイド及びドライブサイドの油圧シ
リンダー59はまた、両者が同時に作動し、しかもチョ
ック受け台31を同量づゝ進退させるように、油圧回路
が同じ回路で構成されており、しかも両油圧回路には圧
力スイッチが設けられ、両油圧回路の圧力がそれぞれ上
昇して均衡後、更に上昇して設定圧に達したとき、圧力
スイッチが動作して切換弁が切換わり、油圧シリンダー
59への送油が停止されるようにしてある。
リンダー59はまた、両者が同時に作動し、しかもチョ
ック受け台31を同量づゝ進退させるように、油圧回路
が同じ回路で構成されており、しかも両油圧回路には圧
力スイッチが設けられ、両油圧回路の圧力がそれぞれ上
昇して均衡後、更に上昇して設定圧に達したとき、圧力
スイッチが動作して切換弁が切換わり、油圧シリンダー
59への送油が停止されるようにしてある。
【0024】支持台29、30にはそれぞれ、その上端
にワークロール22の軸心を挟んでその両側に平行に伸
び、軸心の周りに一定角度回動可能な一対のクランバー
33が支持されている。図3及び図4は、クランバー3
3と、その支持台29、30の詳細を示すもので、各支
持台29、30はそれぞれ断面逆U形状をなし、一方の
支持台29は走行台車23上に支柱35によって支持さ
れる一対の平行なレール36上に移動可能に装着される
板状の移動台37上に平行に敷設されるレール38上に
移動可能に装着され、また支持台30は移動台37に取
付けた門形状の枠39に上端に敷設のレール41に移動
可能に装着されている。そして各支持台29、30は、
移動台37及び枠39に取付けた第2の作動装置として
の油圧シリンダー42によりそれぞれ進退できるように
してあり、このうち、上側の油圧シリンダー42は、取
付台28に支持される上側のチョック受け台31を進退
させる油圧シリンダー59と、下側の油圧シリンダー4
2は下側のチョック受け台31を進退させる油圧シリン
ダー59とそれぞれ同期して作動するように油圧回路
(図示省略)が構成され、各油圧回路には上記と同様、
圧力スイッチが設けられ、油圧が設定圧に達すると、圧
力スイッチが動作して切換弁が切換わり、油圧シリンダ
ー42への送油が停止されるようにしてある。
にワークロール22の軸心を挟んでその両側に平行に伸
び、軸心の周りに一定角度回動可能な一対のクランバー
33が支持されている。図3及び図4は、クランバー3
3と、その支持台29、30の詳細を示すもので、各支
持台29、30はそれぞれ断面逆U形状をなし、一方の
支持台29は走行台車23上に支柱35によって支持さ
れる一対の平行なレール36上に移動可能に装着される
板状の移動台37上に平行に敷設されるレール38上に
移動可能に装着され、また支持台30は移動台37に取
付けた門形状の枠39に上端に敷設のレール41に移動
可能に装着されている。そして各支持台29、30は、
移動台37及び枠39に取付けた第2の作動装置として
の油圧シリンダー42によりそれぞれ進退できるように
してあり、このうち、上側の油圧シリンダー42は、取
付台28に支持される上側のチョック受け台31を進退
させる油圧シリンダー59と、下側の油圧シリンダー4
2は下側のチョック受け台31を進退させる油圧シリン
ダー59とそれぞれ同期して作動するように油圧回路
(図示省略)が構成され、各油圧回路には上記と同様、
圧力スイッチが設けられ、油圧が設定圧に達すると、圧
力スイッチが動作して切換弁が切換わり、油圧シリンダ
ー42への送油が停止されるようにしてある。
【0025】一方移動台37も支柱35に固着される棚
43上に取着され、上記第4の作動装置と同期して作動
する第5の作動装置としての油圧シリンダー44により
進退できるようにしてある。各支持台29、30にはそ
の上端に、細長箱状回転体46がその中央部をロール受
け台21に装着されるワークロール22の軸心の延長上
に合わせて軸受47により回転可能に軸支され、支持台
上に取付けたギャードモータ48により一定角度回動で
きるようにしてある。
43上に取着され、上記第4の作動装置と同期して作動
する第5の作動装置としての油圧シリンダー44により
進退できるようにしてある。各支持台29、30にはそ
の上端に、細長箱状回転体46がその中央部をロール受
け台21に装着されるワークロール22の軸心の延長上
に合わせて軸受47により回転可能に軸支され、支持台
上に取付けたギャードモータ48により一定角度回動で
きるようにしてある。
【0026】回転体46には、前面の左右に案内溝50
が左右対称形をなして形成され、また内部には中央にギ
ャードモータ51によって回転駆動されるピニオン52
が軸支されると共に、上下に上記軸心と直交する方向に
移動可能に装着され、ピニオン52に上下より噛合する
一対のラック53と、各ラック53に固着される駒54
とを設け、各駒54には軸心を挟んで対称をなし、かつ
軸心に沿い、案内溝50を通って伸びるクランバー33
と、クランバー33に摺動可能に添設される検出棒56
とを取着し、検出棒56は図5に詳細に示されるよう
に、バネ57によって常に突出するように付勢されて、
その先端がクランバー先端より若干後退した位置にあ
り、検出棒56がバネ57の作用に抗して一定量以上後
退し、近接スイッチ58がそれを検出すると、検出信号
が図示しない制御装置に出力され、これにより制御装置
は組込まれたプログラムに則って制御信号を発信し、ギ
ャードモータ48の制御回路中における制御スイッチを
ONにしてギャードモータ48を一定量駆動させるよう
になっている。
が左右対称形をなして形成され、また内部には中央にギ
ャードモータ51によって回転駆動されるピニオン52
が軸支されると共に、上下に上記軸心と直交する方向に
移動可能に装着され、ピニオン52に上下より噛合する
一対のラック53と、各ラック53に固着される駒54
とを設け、各駒54には軸心を挟んで対称をなし、かつ
軸心に沿い、案内溝50を通って伸びるクランバー33
と、クランバー33に摺動可能に添設される検出棒56
とを取着し、検出棒56は図5に詳細に示されるよう
に、バネ57によって常に突出するように付勢されて、
その先端がクランバー先端より若干後退した位置にあ
り、検出棒56がバネ57の作用に抗して一定量以上後
退し、近接スイッチ58がそれを検出すると、検出信号
が図示しない制御装置に出力され、これにより制御装置
は組込まれたプログラムに則って制御信号を発信し、ギ
ャードモータ48の制御回路中における制御スイッチを
ONにしてギャードモータ48を一定量駆動させるよう
になっている。
【0027】本装置は以上のように構成され、ロール受
け台21に装着されるワークロール22からのチョック
の取外しは次のようにして行われる。先ず、ワークロー
ル22の種類についてのデータが制御装置に入力され、
制御装置はこれに基づいてギャードモータ51を一定量
回転させ、クランバー33をワークロール22のサイズ
に合わせて径方向に移動させ、両クランバー間の間隔を
拡げ、或いは縮める。
け台21に装着されるワークロール22からのチョック
の取外しは次のようにして行われる。先ず、ワークロー
ル22の種類についてのデータが制御装置に入力され、
制御装置はこれに基づいてギャードモータ51を一定量
回転させ、クランバー33をワークロール22のサイズ
に合わせて径方向に移動させ、両クランバー間の間隔を
拡げ、或いは縮める。
【0028】次にロール受け台21にワークロール22
を上下に一定の間隔で装着した状態で、ワークサイド及
びドライブサイドの両走行台車23を油圧シリンダー2
5の作動により一定量前進させる。走行台車23が一定
量前進したのち、油圧シリンダー44及び第4の作動装
置としての図示省略した油圧シリンダーを作動させて図
示省略した取付台用の移動台及び移動台37を更に一定
量前進させ、ついでチョック受け台の油圧シリンダー5
9及び油圧シリンダー42を作動させてチョック受け台
31及びクランバー33を前進させる。
を上下に一定の間隔で装着した状態で、ワークサイド及
びドライブサイドの両走行台車23を油圧シリンダー2
5の作動により一定量前進させる。走行台車23が一定
量前進したのち、油圧シリンダー44及び第4の作動装
置としての図示省略した油圧シリンダーを作動させて図
示省略した取付台用の移動台及び移動台37を更に一定
量前進させ、ついでチョック受け台の油圧シリンダー5
9及び油圧シリンダー42を作動させてチョック受け台
31及びクランバー33を前進させる。
【0029】チョック受け台の前進時には先ず、チョッ
クを受け、ついでワークロールがワークサイド或いはド
ライブサイドの一方の側に出張ってずれているとき、ワ
ークロールを出張った側より押込む。他方の側のチョッ
ク受け台はチョックを受けるのみで、ワークロールの押
込みは行わない。ワークロールを一方の側より押込んで
ずれが解消されると、他方の側の油圧シリンダーの作動
によりワークロールの押込みが行われるようになり、ワ
ークロールを押込むための両側の油圧シリンダー59の
油圧が均衡するに至る。この状態でなおも押し込もうと
すると、両油圧シリンダー59の油圧が共に上昇し、設
定圧まで上昇すると、図示省略した圧力スイッチが作動
し、切換弁が切換わって両油圧シリンダー59への送油
が停止される。
クを受け、ついでワークロールがワークサイド或いはド
ライブサイドの一方の側に出張ってずれているとき、ワ
ークロールを出張った側より押込む。他方の側のチョッ
ク受け台はチョックを受けるのみで、ワークロールの押
込みは行わない。ワークロールを一方の側より押込んで
ずれが解消されると、他方の側の油圧シリンダーの作動
によりワークロールの押込みが行われるようになり、ワ
ークロールを押込むための両側の油圧シリンダー59の
油圧が均衡するに至る。この状態でなおも押し込もうと
すると、両油圧シリンダー59の油圧が共に上昇し、設
定圧まで上昇すると、図示省略した圧力スイッチが作動
し、切換弁が切換わって両油圧シリンダー59への送油
が停止される。
【0030】一方クランバー33の前進途上において
は、各クランバー33がそれぞれ図1に示す係止片12
に達し、係止片12に形成される凹部14に嵌合する。
検出棒56がスラストクランプリング13に当たったの
ち、クランバー33が更に前進すると、係止片12が押
込まれて係止溝11より外れる。係止片12がスラスト
クランプリング13によってその動きを阻止されるまで
押込まれたのち、なおも押込まれようとすると、油圧シ
リンダー42への送油圧力が上昇する。そして設定圧ま
で上昇すると、圧力スイッチが動作して切換弁が切換わ
り、油圧シリンダー42への送油が停止されてクランバ
ー33が停止する。
は、各クランバー33がそれぞれ図1に示す係止片12
に達し、係止片12に形成される凹部14に嵌合する。
検出棒56がスラストクランプリング13に当たったの
ち、クランバー33が更に前進すると、係止片12が押
込まれて係止溝11より外れる。係止片12がスラスト
クランプリング13によってその動きを阻止されるまで
押込まれたのち、なおも押込まれようとすると、油圧シ
リンダー42への送油圧力が上昇する。そして設定圧ま
で上昇すると、圧力スイッチが動作して切換弁が切換わ
り、油圧シリンダー42への送油が停止されてクランバ
ー33が停止する。
【0031】係止片12がスラストクランプリング13
によってその動きを阻止されるまで押込まれるときには
また、近接スイッチ58が検出棒後端を検出するように
なる。近接スイッチ58が検出棒後端を検出すると、そ
の検出信号に基づいて制御装置より発信する制御信号に
よりギャードモータ48が駆動され、回転体46を一定
角度回転させる。これによりスラストクランプリング1
3が一定量回動し、爪8が切欠溝に合致する。その後油
圧シリンダー25の作動により走行台車23が一定量後
退し、チョック1がロールネック2より外れる。
によってその動きを阻止されるまで押込まれるときには
また、近接スイッチ58が検出棒後端を検出するように
なる。近接スイッチ58が検出棒後端を検出すると、そ
の検出信号に基づいて制御装置より発信する制御信号に
よりギャードモータ48が駆動され、回転体46を一定
角度回転させる。これによりスラストクランプリング1
3が一定量回動し、爪8が切欠溝に合致する。その後油
圧シリンダー25の作動により走行台車23が一定量後
退し、チョック1がロールネック2より外れる。
【0032】ワークロールへのチョックの取付けは、上
記と逆の手順を辿って行われる。
記と逆の手順を辿って行われる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され次のよう
な効果を奏する。請求項1記載の脱着装置によれば、ク
レーン操作によりロール受け台に装着したワークロール
が所定位置より軸方向に多少ずれていても、クランバー
で係止片を係止溝より離脱させるまで確実に押込むこと
ができ、またクランバーを係止手段に嵌合係止させるこ
とができる。
な効果を奏する。請求項1記載の脱着装置によれば、ク
レーン操作によりロール受け台に装着したワークロール
が所定位置より軸方向に多少ずれていても、クランバー
で係止片を係止溝より離脱させるまで確実に押込むこと
ができ、またクランバーを係止手段に嵌合係止させるこ
とができる。
【0034】請求項2記載の脱着装置によれば更に、チ
ョックをチョック受け台上の所定位置に支持することが
できる。請求項3記載の脱着装置によれば、上下に支持
される一対のワークロールに対し、チョックの脱着を同
時に行うことができる。請求項4記載の脱着装置におい
ては、クランバーが係止手段に嵌合係止したかどうかを
検出することができ、請求項5記載の脱着装置において
は、係止片が押込まれて係止溝より離脱したかどうかを
検出することができる。
ョックをチョック受け台上の所定位置に支持することが
できる。請求項3記載の脱着装置によれば、上下に支持
される一対のワークロールに対し、チョックの脱着を同
時に行うことができる。請求項4記載の脱着装置におい
ては、クランバーが係止手段に嵌合係止したかどうかを
検出することができ、請求項5記載の脱着装置において
は、係止片が押込まれて係止溝より離脱したかどうかを
検出することができる。
【0035】請求項6記載の脱着装置によれば、クラン
バーの間隔を変えることができ、径の異なる種々のワー
クロールに対応させることができる。請求項7記載の装
置のように、係止手段を凹部とし、クランバーを凹部に
嵌合係止させるようにすれば、クランバーの構造が簡単
となり、クランバーで係止片の押込みと回動時の係止が
行えるようになる。
バーの間隔を変えることができ、径の異なる種々のワー
クロールに対応させることができる。請求項7記載の装
置のように、係止手段を凹部とし、クランバーを凹部に
嵌合係止させるようにすれば、クランバーの構造が簡単
となり、クランバーで係止片の押込みと回動時の係止が
行えるようになる。
【図1】 チョックの要部断面図。
【図2】 本発明に係るチョック脱着装置の概略図。
【図3】 本発明に係るチョック脱着装置の要部の正面
図。
図。
【図4】 図3に示す脱着装置の側面図。
【図5】 検出棒を添設したクランバーの拡大正面図。
1・・・チョック 2・・・ロール
ネック 6・・・アジャストリング 8・・・爪 9・・・コイルバネ 11・・・係止
溝 12・・・係止片 13・・・スラ
ストクランプリング 14・・・凹部 21・・・ロー
ル受け台 22・・・ワークロール 23・・・走行
台車 25、42、44、59、60・・・油圧シリンダー 29、30・・・支持台 31・・・チョ
ック受け台 33・・・クランバー 46・・・回転
体 48、51・・・ギャードモータ 52・・・ピニ
オン 53・・・ラック 56・・・検出
棒 58・・・近接スイッチ
ネック 6・・・アジャストリング 8・・・爪 9・・・コイルバネ 11・・・係止
溝 12・・・係止片 13・・・スラ
ストクランプリング 14・・・凹部 21・・・ロー
ル受け台 22・・・ワークロール 23・・・走行
台車 25、42、44、59、60・・・油圧シリンダー 29、30・・・支持台 31・・・チョ
ック受け台 33・・・クランバー 46・・・回転
体 48、51・・・ギャードモータ 52・・・ピニ
オン 53・・・ラック 56・・・検出
棒 58・・・近接スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 弘明 三重県員弁郡東員町中上20 (72)発明者 辻 弘史 大阪府羽曳野市東坂田301 (72)発明者 水谷 勉 三重県桑名市春陽町773−7 (56)参考文献 特開 平5−23718(JP,A) 特開 昭52−110255(JP,A) 実開 平4−118206(JP,U) 実開 昭52−129738(JP,U) 実開 昭63−174904(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 31/10 B21B 31/08
Claims (7)
- 【請求項1】 ワークロールを支持するロール受け台
と、前記ワークロールの軸方向に進退可能な走行台車
と、走行台車を一定量後退させる第1の作動装置と、走
行台車に設置され、チョックを支持するチョック受け台
及び前記ワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心
と平行に伸び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対
のクランバーとを設け、チョックの固定装置がロールネ
ックの環状溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラスト
クランプリングと、スラストクランプリングに軸方向に
回動可能に軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌
合係止してスラストクランプリングの回転止めを行う係
止片と、係止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバ
ネと、スラストクランプリング或いは係止片に設けら
れ、上記クランバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止
手段とを有する圧延機におけるチョックの脱着装置にお
いて、クランバーをワークロール軸方向に進退させる第
2の作動装置と、第2の作動装置の負荷が設定値に達し
たとき、作動装置を停止させる停止手段とを設けたこと
を特徴とするチョックの脱着装置。 - 【請求項2】 チョック受け台は移動可能で、第3の作
動装置により押し動かされ、ワークロールの軸方向のず
れを解消する請求項1記載のチョックの脱着装置。 - 【請求項3】 ロール受け台に、ワークロールが上下に
支持できるように構成される一方、チョック受け台及び
クランバーが上下に配置され、チョック受け台及びクラ
ンバーはそれぞれ第4及び第5の作動装置により上下同
時に前後進させられるようになっていると共に、第2及
び第3の作動装置がそれぞれ一対づゝ設けられ、チョッ
ク受け台及びクランバーを個別に前後進させるようにに
なっている請求項2記載のチョックの脱着装置。 - 【請求項4】 ワークロールを支持するロール受け台
と、前記ワークロールの軸方向に進退可能な走行台車
と、走行台車を一定量後退させる第1の作動装置と、走
行台車に設置され、チョックを支持するチョック受け台
及び前記ワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心
と平行に伸び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対
のクランバーとを設け、チョックの固定装置がロールネ
ックの環状溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラスト
クランプリングと、スラストクランプリングに軸方向に
回動可能に軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌
合係止してスラストクランプリングの回転止めを行う係
止片と、係止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバ
ネと、スラストクランプリング或いは係止片に設けら
れ、上記クランバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止
手段とを有する圧延機におけるチョックの脱着装置にお
いて、一対のクランバーのうち、少なくとも一方のクラ
ンバーに進退可能に添設される検出棒と、検出棒とクラ
ンバーの相対的な移動量が設定値に達したとき、それを
検出して制御装置に出力するセンサーとよりなることを
特徴とするチョックの脱着装置。 - 【請求項5】 上記装置における検出棒がスラストクラ
ンプリングに当たり、クランバーが係止片に当たるよう
にされることを特徴とする請求項4記載のチョックの脱
着装置。 - 【請求項6】 ワークロールを支持するロール受け台
と、前記ワークロールの軸方向に進退可能な走行台車
と、走行台車を一定量後退させる第1の作動装置と、走
行台車に設置され、チョックを支持するチョック受け台
及び前記ワークロールの軸心を挟んで、その両側に軸心
と平行に伸び、前記軸心の周りに一定量回動可能な一対
のクランバーとを設け、チョックの固定装置がロールネ
ックの環状溝に摺動可能に嵌合する爪を備えたスラスト
クランプリングと、スラストクランプリングに軸方向に
回動可能に軸支され、ロールネックに形成の係止溝に嵌
合係止してスラストクランプリングの回転止めを行う係
止片と、係止片を係止溝に嵌合させるように付勢するバ
ネと、スラストクランプリング或いは係止片に設けら
れ、上記クランバー先端が係脱可能に嵌合係止する係止
手段とを有する圧延機におけるチョックの脱着装置にお
いて、パルスモータによって回転駆動されるピニオン
と、一方向にのみ摺動可能に支持され、ピニオンに両側
より噛合する一対のラックとよりなり、クランバーをラ
ックに連結し、ラックと一体となって移動させるように
したことを特徴とするチョックの脱着装置。 - 【請求項7】 係止手段は係止片に形成される凹部であ
る請求項1、4又は6記載のチョックの脱着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21609193A JP3205650B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 圧延機におけるチョックの脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21609193A JP3205650B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 圧延機におけるチョックの脱着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760319A JPH0760319A (ja) | 1995-03-07 |
| JP3205650B2 true JP3205650B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=16683112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21609193A Expired - Fee Related JP3205650B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 圧延機におけるチョックの脱着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3205650B2 (ja) |
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-
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- 1993-08-31 JP JP21609193A patent/JP3205650B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH0760319A (ja) | 1995-03-07 |
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