JP3206295B2 - アナログ/デジタル変換器 - Google Patents
アナログ/デジタル変換器Info
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Description
速アナログ/デジタル変換に用いられる、アナログ/デ
ジタル変換器に関するものであり、特にその検査精度の
向上を図るものである。
速に進んでいる。これらのアナログ信号をデジタル信号
に変換する手段として高速アナログ/デジタル変換器の
需要が増大している。これらのアナログ/デジタル変換
器は高速変換を要求され、従来の逐次比較型のような中
速タイプのものは使用することができない。この信号帯
域でもっぱら使用されるのが、完全並列比較型、あるい
は直並列比較型と呼ばれるタイプのアナログ/デジタル
変換器である。
ル変換器の説明を行う。完全並列比較型アナログ/デジ
タル変換器とは、分解能に応じた数の電圧比較器を並列
に用いるものであり、一般にNビットの分解能を得るの
に2N−1個の電圧比較 器が必要である。ここでは4b
it分解能のものを例として説明する。
ジタル変換器を示す。図3において301は基準電圧分
割抵抗、302は電圧比較器であり、各電圧比較器30
2の基準電圧端子には、端子307に入力された基準電
圧Vrefを基準電圧分割抵抗301により抵抗分割し
た15種の電圧が入力される。また電圧比較器302の
入力電圧端子は共通に接続され、端子308からのアナ
ログ信号Vinが入力される。
ッチするフリップフロップ、304はラッチした比較出
力を受け、入力電圧の大きさに応じた位置の論理回路か
ら出力を得る位置検出回路である。305は位置検出回
路304の出力をラッチするフリップフロップであり、
306はフリップフロップの出力を受け、アナログ信号
値に応じた4bitデジタルデータに変換して端子30
9に出力するエンコーダである。
変換器の動作を説明する。アナログ入力電圧は電圧比較
器302に入力され、基準電圧分割抵抗301より得ら
れた複数の基準電圧と比較される。電圧比較器302の
出力は通常図4のようになる。複数の位置検出回路30
4は、入力電圧の大きさにそれぞれ対応しており、比較
出力から入力電圧の大きさに応じた位置検出回路304
がデータを出力する。エンコーダ306は、どの位置検
出回路304がデータを出力をしたかに応じ、入力電圧
に応じたデジタルデータを出力する。
れたパターン以外の電圧比較出力結果も想定して設計さ
れている。図4のパターンのみ考慮するなら2つの隣接
するデータで01となるパターンを検出すればよい。と
ころが、ここでは3つの隣接するデータのなかから00
1となるパターンを検出している。これは様々な要因で
電圧比較器が誤動作した場合に複数の位置信号の出力を
防ぐものである。
るいは電圧比較器自体のオフセット電圧等である。これ
らの要因で電圧比較出力結果が00001011111
1111のようなパターンを出力する場合が考えられ
る。この場合2つの隣接データの処理を行ったのでは、
2個の01パターンを検出し複数列の位置信号をエンコ
ーダ306に出力してしまうため、エンコーダの出力デ
ータは多大なエラーを出力する可能性がある。しかし、
3つの隣接データで001パターンを検出すると、上記
電圧比較出力結果が入力されても1系列の位置信号を出
力するので、多大なエラーの出現を抑制することができ
る。
アナログ/デジタル変換器のテストは、アナログ信号を
電圧比較器302に入力し、最終ディジタル出力データ
を処理して行っていた。例えばアナログ入力信号として
ランプ波を使用するDCテストがある。これはランプ入
力波に応じたディジタル出力データを採取し、採取デー
タの近似直線を最小二乗法で算出し、これを理想直線と
し、この理想直線と採取データの誤差を求め直線性誤差
を求めるテスト手法である。
ストではディジタル回路部分のテストが十分に行えない
といった問題がある。すなわちアナログ信号の入力で
は、通常動作では発生し得ないような電圧比較器302
の比較出力を得ることが非常に困難であるため、位置検
出回路304の動作を充分テストすることが出来ないの
である。さらにアナログ回路部分においても、電圧比較
器302の動作を確認することはできなかった。本発明
は上記従来の問題点を除去し、解決することを目的とす
るものである。
に、本発明のアナログ/デジタル変換器は、デジタル回
路部分の構成において、少なくとも電圧比較結果をラッ
チするフリップフロップがスキャンパス機能を具備した
フリップフロップで実現され、それらのフリップフロッ
プが本来のデータ経路とは別にシリアルに接続され、シ
リアルに接続されたフリップフロップの入力にテストパ
ターンを入力する入力端子を備え、且つ、シリアルに接
続されたフリップフロップの出力信号を出力する出力端
子を備えることを特徴とするものである。
ことが困難であった位置検出回路のテストパターンを、
前記入力端子より直列に接続されたフリップフロップに
順次与えることができる。その結果、完全並列型アナロ
グ/デジタル変換器及び直並列比較型アナログ/デジタ
ル変換器のロジック部の検査精度が向上する。
したフリップフロップのデータを、前記出力端子から得
ることによって、従来観測が出来なかった電圧比較器の
電圧比較結果を観測することができるようになるという
利点もある。
ビットのアナログ/デジタル変換器の一実施例を示す。
図において101は基準電圧分割抵抗、102は電圧比
較器、103は電圧比較結果をラッチするスキャンフリ
ップフロップ(SFF)であり、15個のスキャンフリ
ップフロップは出力が順次下段のスキャンフリップフロ
ップに入力されるよう、直列に接続している。104は
ラッチした電圧比較結果を入力電圧位置信号に変換する
位置検出回路、105位置検出信号をラッチするフリッ
プフロップ、106は入力電圧位置信号を4bitデジ
タルデータに変換して出力端子112に出力するエンコ
ーダである。
3にラッチするテストデータを入力するスキャンパス入
力端子、108は各スキャンフリップフロップにラッチ
されたデータを取り出すためのスキャンパス出力端子、
109はスキャンフリップフロップ103の入力を、電
圧比較器102の比較出力またはテストデータのどちら
かに切り換えるためのモード切り換え端子である。
フロップ103の内部回路例を示す。201はアナログ
スイッチ、202はインバータ、203はデータフリッ
プフロップである。データフリップフロップ203のデ
ータ端子に、スキャンパス入力端子107からのテスト
データ(DT信号)、あるいは電圧比較器102からの
比較出力(D信号)のどちらを入力するかを、モード切
り換え端子109からの切り換え信号(S信号)で選択
するよう構成している。
09をLOWレベルに固定することにより通常動作モー
ドに設定する。電圧比較器102の基準電圧端子110
には、基準電圧Vrefを基準電圧分割抵抗101によ
り抵抗分割した24−1種の電圧を入力する 。また、全
ての電圧比較器の入力電圧端子111は共通に接続し、
アナログ信号Vinを入力する。電圧比較器102の比
較結果をスキャンフリップフロップ103でラッチし、
位置検出回路104、フリップフロップ105、エンコ
ーダ106によってデジタルデータに変換する。
端子109をHIGHレベルに固定することによってス
キャンテストモードに設定する。スキャンテストモード
においては、電圧比較器の比較出力は、フリップフロッ
プ103と切り離され、スキャンパス入力端子107が
スキャンフリップフロップ103に接続される。スキャ
ンフリップフロップは、順次下段のスキャンフリップフ
ロップと出力され、最下段のスキャンフリップフロップ
の出力はスキャンパス出力端子108に接続される。
に同期して例えば、電圧比較器の誤動作を想定した11
1101000000000というパターンを入力する
と、シリアルスキャンによってデータがシフトされ、1
5個のスキャンフリップフロップ103のそれぞれに前
記パターンのデータがセットされる。この設定データは
位置検出回路104、フリップフロップ105を経てエ
ンコーダ106に入力されデジタルデータを出力する。
ロジックテストモードにおいては、エンコーダ106出
力のデジタルデータと、入力パターンの期待値との比較
を行うことによって判定を行う。
スキャンテストモードを組み合わせることによって電圧
比較器102の比較結果を直接観測することができる。
通常動作モードで電圧比較動作を行わせて、スキャンフ
リップフロップに比較出力をラッチさせたあと、スキャ
ンテストモードに切り換える。シリアルスキャンによっ
て電圧比較結果をスキャン出力端子108から観測でき
る。従来なら、アナログ/デジタル変換器の全ての不良
検出をエンコーダ出力デジタルデータの測定結果から類
推するより手だてが無かったが、スキャンテストモード
を利用することによって、電圧比較器102の比較結果
を直接観測することができるようになる。
グ/デジタル変換器を説明したが、直並列比較型アナロ
グ/デジタル変換器に適用できることは言うまでもな
い。
ナログ/デジタル変換器にスキャンテストを導入するこ
とによって、従来十分なテストが行うことができなかっ
たデジタル回路部分のロジックテストを可能にし、アナ
ログ回路部分においても、従来観測することができなか
った電圧比較器の比較結果を観測することができるよう
になる。この結果、アナログ/デジタル変換器の検査精
度の格段に向上する。
変換器の構成図
の入出力特性の説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 通常動作モードにして入力アナログ電圧
を複数の電圧比較器に印加するステップと、複数の電圧
比較器で複数の基準電圧と入力アナログ電圧の比較動作
を行なうステップと、前記複数の電圧比較器の複数の電
圧比較出力を各々対応したフリップフロップでラッチす
るステップと、スキャンテストモードに切り替え、フリ
ップロップでラッチした電圧比較出力を直列接続された
フリップフロップ間で移動し、そのうちの1つのフリッ
プフロップから電圧比較出力を得るステップにより実現
されるアナログ/デジタル変換器の電圧比較器の試験方
法。 - 【請求項2】前記アナログ/デジタル変換器は、完全並
列比較型アナログ/デジタル変換器、または直並列比較
型アナログ/デジタル変換器であることを特徴とした、
請求項1に記載のアナログ/デジタル変換器の電圧比較
器の試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09618194A JP3206295B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | アナログ/デジタル変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09618194A JP3206295B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | アナログ/デジタル変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07303043A JPH07303043A (ja) | 1995-11-14 |
| JP3206295B2 true JP3206295B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=14158153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09618194A Expired - Fee Related JP3206295B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | アナログ/デジタル変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206295B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4525706B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2010-08-18 | 株式会社デンソー | A/d変換回路の試験方法 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP09618194A patent/JP3206295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07303043A (ja) | 1995-11-14 |
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