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JP3209012B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット装置に用いられるカセット - Google Patents
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JP3209012B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット装置に用いられるカセット - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット装置に用いられるカセット

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JP3209012B2
JP3209012B2 JP22921194A JP22921194A JP3209012B2 JP 3209012 B2 JP3209012 B2 JP 3209012B2 JP 22921194 A JP22921194 A JP 22921194A JP 22921194 A JP22921194 A JP 22921194A JP 3209012 B2 JP3209012 B2 JP 3209012B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛、特に帯状の布や
紐に文字や模様を記録するためのインクジェット記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状にされた布、いわゆる布リボ
ンは、無地のものが多かったが、最近の包装用や各種の
たすき・鉢巻などに使用されている布リボンには文字や
模様が入っている。その文字や模様をいれるには、織り
込んだり、スタンプで捺印をしたり、転写装置やスクリ
ーンにて捺染したりしていた。同様に帯状した紐、例え
ば、靴ひもにも文字や模様がはいっており、これも前述
と同様に織り込んだり、捺印したり、転写したりするこ
とにより生産されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
文字や模様を織り込む方式は、大がかりな設備を必要と
するため、個人や小さな店舗では実施が困難である。通
常は専門業者に注文して製作依頼を行うのが一般的であ
る。そのため、少量な需要には向かないし、その場で所
望の布リボンを調達することができず、その布リボンを
入手するにはかなりの日数がかかる。
【0004】決まりきった文字や模様を記録するのであ
れば、その場でスタンプにて捺印することもできるが、
実際はそのようなことは少なく、所望の文字や模様を捺
染する場合は、その度に新しいスタンプ印を改めて製作
する必要があった。そうなれば、スタンプ印を製作する
のに日数がかかるうえ、そのスタンプ印の製作は個人や
小さな店舗では困難である。
【0005】一方、転写装置やスクリーンで捺染する方
式は、多色対応が難しく、かつ、所望の文字や模様とな
れば新しい版(スクリーン)を製作せねばならず、前述
したと同じように製版できるまで日数がかかる等の問題
があった。
【0006】即ち、従来の織り込みや捺染をする方法で
は複雑な工程と設備を要し、多大な費用と手間を費やさ
ねばならず、個人や小規模の店舗等からの多品種小量生
産の要求を満たせられるのものとは言えなかった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、布リボンや紐等の被記録媒体の
用意、取り替えを比較的簡単に行うことができ、かつ、
所望の文字、図柄や模様をその場で構成し、使用者が手
軽に帯状布に記録を行うことが可能なインクジェット記
録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載のインクジェット記録装置
は、インクを吐出し被記録媒体に文字や図柄を記録する
ものであり、更に、被記録媒体としての長尺の帯状布を
巻回した供給スプールを収納したカセットと、前記カセ
ットを着脱自在に装着可能なカセット装着部と、前記カ
セット内の帯状布を所定方向に送る駆動手段と、前記駆
動手段により搬送される前記帯状布に文字や図柄を記録
するインクジェット記録手段とを備えており、前記カセ
ットは、前記帯状布と、前記帯状布の幅よりも大なる幅
を有する帯状のセパレータとを収納し、インクジェット
記録手段による記録時において前記帯状布とセパレータ
とが重なり合うように各々を案内するガイド部材を備
え、前記帯状布の幅よりはみ出た前記セパレータにおい
て、前記インクジェット記録手段のヘッド部のメンテナ
ンス処理を行うようにしたものである。
【0009】請求項2に記載のインクジェット記録装置
は、請求項1に記載のインクジェット記録装置におい
て、前記カセットは、前記帯状布と前記セパレータとを
重ね合わせた状態で巻回保持する前記供給スプールと、
前記セパレータのみ巻き取り可能な巻取スプールとを内
部に収納し、記録の終了した帯状布のみをカセット外に
排出する。
【0010】請求項3に記載のカセットは、請求項1ま
たは2に記載のインクジェット装置に用いられるカセッ
トであって、被記録媒体としての長尺の帯状布と、前記
帯状布の幅よりも大なる幅を有する帯状のセパレータと
を収納し、インクジェット記録手段による記録時におい
て前記帯状布とセパレータとが重なり合うように各々を
案内するガイド部材を備えたものである。
【0011】請求項4に記載のカセットは、請求項2に
記載のインクジェット装置に用いら れるカセットであっ
て、被記録媒体としての長尺の帯状布と、その帯状布の
幅よりも大なる幅を有する帯状のセパレータとを重ね合
わせた状態で巻回保持する供給スプールを収納し、イン
クジェット記録手段による記録時において前記帯状布と
セパレータとが重なり合うように各々を案内するガイド
部材を備えたものである。
【0012】請求項5に記載のインクジェット記録装置
は、インクを吐出し被記録媒体に文字や図柄を記録する
インクジェット記録装置において、被記録媒体としての
長尺の帯状布を巻回した供給スプールを収納したカセッ
トと、前記カセットを着脱自在に装着可能なカセット装
着部と、前記カセット内の帯状布を所定方向に送る駆動
手段と、前記駆動手段により搬送される前記帯状布に文
字や図柄を記録するインクジェット記録手段とを備え、
前記カセットは、前記帯状布と、記録がなされた前記帯
状布の幅方向の少なくとも一端部を所定の幅寸法で切断
する第二の切断手段とを収納し、前記帯状布の前記切断
される部位において、前記インクジェット記録手段のヘ
ッド部のメンテナンス処理を行うようにしたことを特徴
としている。
【0013】請求項6に記載のカセットは、請求項5に
記載のインクジェット装置に用いられるカセットであっ
て、被記録媒体としての長尺の帯状布と、記録がなされ
た前記帯状布の幅方向の少なくとも一端部であって、前
記インクジェット記録手段のヘッド部のメンテナンス処
理を行う部位を所定の幅寸法で切断する第二の切断手段
とを収納している。
【0014】
【作用】上記の構成を有する請求項1の本発明のインク
ジェット記録装置によれば、被記録媒体としての帯状布
が、供給スプールに巻回されてカセットに収納されてい
る。そして、そのカセットは、本装置のカセット装着部
へ着脱自在に装着される。よって、所望の素材,幅を呈
する帯状布に記録を行う際には、装着するカセットを取
り替えることで対応される。そして、駆動手段により搬
送される前記帯状布に、インクジェット記録手段を用い
て文字や図柄の記録を行う。ここで、帯状布の幅よりは
み出たセパレータを用いてインクジェット記録手段のヘ
ッド部のメンテナンス処理を行う。
【0015】また、請求項2のインクジェット記録装置
においては、前記カセットは、前記帯状布と前記セパレ
ータとを重ね合わせた状態で巻回保持する前記供給スプ
ールと、前記セパレータのみ巻き取り可能な巻取スプー
ルとを内部に収納しており、記録の終了した帯状布のみ
がカセット外に排出される。
【0016】請求項5のインクジェット記録装置におい
ては、前記カセットは、前記帯状布と、記録がなされた
前記帯状布の幅方向の少なくとも一端部を所定の幅寸法
で切断する第二の切断手段とを収納しており、前記帯状
布の前記切断される部位において、前記インクジェット
記録手段のヘッド部のメンテナンス処理が行われる。
【0017】なお、本明細書において、「記録」とは
「捺染」の意味を含むものであり、広く布帛や紙などの
記録媒体に画像を付与することをいう。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0019】図1に、本実施例に係わるインクジェット
記録装置(以降、単に装置と称する)10の外観を示
す。この装置10の上部には、各種の操作キー11と、
いろいろなメッセージを表示するための液晶ディスプレ
イ12と、複数の風穴13と、着脱可能なトップカバー
14が設けられている。トップカバー14には、記録状
態と後述する帯状布16aの幅などを確認するための透
明な窓15が併設けられている。さらに、装置10の側
部には開閉自在なカセットカバー19が設けられてお
り、そのカセットカバー19の奥には、帯状布16a
(図2参照)を収納したカセット18を着脱可能に収納
するカセット装着部17が形成されている。尚、同図は
カセット18が装着された状態を示す。さらに、カセッ
ト18は締めネジ48によりカセット装着部17にしっ
かりと固定されている。また、装置10の上後部には、
記録された帯状布16aを所望の長さで切断する切断部
54(図2参照)の切断レバー58が設けられている。
【0020】そして、図1に示すように、装置10とコ
ンピュータ端末20はケーブル26にて接続されてい
る。コンピュータ端末20には、表示装置22、キーボ
ード部24がそれぞれ接続されている。このコンピュー
タ端末20と表示装置22とキーボード部24とが記録
データ形成機構を構成し、インクジェット記録装置によ
り記録される文字や図柄をこれらによりコンピュータグ
ラフィックス等の画像処理により作成する。ここにおい
て作成された文字や図柄の記録データは、ケーブル26
を通してインクジェット記録装置10に伝達され、イン
クジェット記録装置10により帯状布16aにプリント
記録される。
【0021】次に、図2乃至図4を参照しながら説明を
する。図2に装置10の縦断面図を示し、図3に後述す
る装置10のセパレータ巻取部76の横断面図を示し、
図4にインクジェット記録機構を示す。尚、図4は要部
のみ示し、カセット18などの筐体部を便宜上省いてあ
る。
【0022】インクジェット記録装置10の内部機構
は、大まかに分けて、記録部28と、インク供給部36
と、カセット装着部17と、乾燥機50と、切断部54
と、セパレータ巻取部76とからなる。
【0023】図2乃至図4に示すように、記録部28
は、キャリッジ30と、キャリッジ30上に固定された
インクジェット記録ヘッド(以降、単に記録ヘッドと称
する)32と、シヤーシ46に固定されたプラテン33
により構成される。このキャリッジ30は、シャーシ4
6,47間を水平方向に伸びた2本のガイド軸34に摺
動可能に係止され、キャリッジ30の下部につながれた
ベルト35を介して、モータ31の駆動力により往復運
動される。そして、キャリッジ30の移動にともない、
記録ヘッド32は周知のインクジェット記録方式にて記
録をおこなう。
【0024】記録ヘッド32は、複数のノズル列を備
え、圧電素子や電気−熱変換素子等の周知の吐出エネル
ギー発生素子を用いて、前記コンピュータ端末20(図
1参照)から送られてくる記録データに応じてノズル列
からインクを選択的に吐出する、ドットオンデマンド機
構を有するものを使用している。また、今回はカラー記
録用のインクジェット記録ヘッドを使用している。
【0025】インク供給部36は、装置10内の略上方
に配設され、図4に示すように、シアン(青)、マゼン
タ(赤)、イエロー(黄)および黒の4種類の独立した
インク壷38(38a〜38d)を横一列に配したイン
ク貯留器40を備えている。各インク壷38には、それ
ぞれのインクを投入する上面開口に対応して蓋41が開
閉可能に設けられている。各インク壺38と記録ヘッド
32とはインク供給管44で接続されており、必要に応
じて、インク供給部36よりインク供給管44を通して
所定のインクが記録ヘッド32に供給される。また、イ
ンク供給部36は図示しないインクポンプを有し、後述
するメンテナンス処理の際には、インクポンプを用いて
強制的にインクが記録ヘッド32に供給される。
【0026】また、図3に示すように、前記プラテン3
3の背面部において、カセットカバー19とシャーシ4
6により仕切られた所定空間にはカセット装着部17が
形成されている。カセット装着部17にはカセット18
が着脱自在に装着可能である。また、シャーシ46のカ
セット装着部17の突き当りに相当する部位には、カセ
ットの装着時に位置決め可能となるようにした2つの位
置決め突起132,134が設けられている。また、シ
ャーシ46には、カセット18に収納された後述の帯状
リボン16の終端を検出するための発光部と受光部から
なる光電検出機141と、カセット18の巻取スプール
104を駆動するセパレータ駆動部76と、後述する送
りローラ106を駆動するリボン駆動部60とが突設さ
れている。
【0027】そして、カセット装着部17の上部近傍に
は、図2に示すように、ガイドプレート52と、本発明
の定着手段に相当する乾燥機50が配設されている。乾
燥機50は、乾風を吹き付けることにより記録された文
字や図柄を帯状布16aに固着させるものである。尚、
装置10上部に設けられた風穴13により、装置10内
の温度が必要以上に上がらないようにしている。ガイド
プレート52は、その乾燥機50の背面に配設され、シ
ヤーシ46に締め付けられている。ガイドプレート52
は、乾燥機50からの風を受けて帯状布16aがたるん
だりしないようにすると共に、帯状布16aを送りロー
ラ106まで案内する。
【0028】また、図2に示すように、記録終了時、帯
状布16aを所望の長さに切断するための切断部54が
装置10の上後部に設けられている。その切断部54
は、カセット18の帯状布16aの排出口53の近傍に
あり、刃56aが取り付けられている回転カッタ56と
切断レバー58とが噛合された状態で、それぞれ回転軸
56b,58aに回動可能に係止された構成を有する。
そして、図2の矢印方向Cに切断レバー58を回転させ
れば、刃56aが装置10の壁59の外面に帯状布16
aを押圧し切断できるようになっている。尚、切断後に
切断レバー58を離せば、図示しない付勢手段により、
当初の切断前の位置に切断レバー58を回復させるよう
になっている。
【0029】次に、リボン駆動部60及びセパレータ巻
取部76について図5を用いて説明する。後述するカセ
ット18に収納された帯リボン16を搬送するためのリ
ボン駆動部60及びセパレータ巻取部76は、シャーシ
46に設けらている。リボン駆動部60は、シヤーシ4
6にネジ締めされ後述する各部品を固持するサブシャー
シ64と、そのサブシャーシ64に固定されている布巻
取モータ62と、シャーシ46より突設されたリボン駆
動軸68と、そのリボン駆動軸68を回動可能に嵌合支
持しサブシャーシ64に固設された軸72とからなる。
前記布巻取モータ62の回転軸には歯車66が設けられ
ており、前記リボン駆動軸68にはその歯車66と噛み
合わされる歯部70と、リボン駆動軸68の先端近傍の
外周面に形成されたセレーション77と、歯車70の下
方に形成されたタイミングプーリ74との3つが一体的
に設けられている。
【0030】一方、セパレータ巻取部76は、前記リボ
ン駆動軸68のやや下方に、やはりサブシャーシ64に
固設された軸78と、その軸78に回動可能に嵌合さ
れ、フランジ部81を有する中空の回転軸80と、その
回転軸80に回動可能に嵌合され、歯が形成されたタイ
ミングプーリ84と、そのタイミングプーリ84の下端
に接着されたフェルト94と、前記回転軸80の上端部
に嵌合され外周面に軸方向に延びる突起88を複数個角
度間隔に形成されたカム82と、そのカム82とタイミ
ングプーリ84との間に嵌合された圧縮コイルスプリン
グ86と、回転軸81およびカム82とを軸78から抜
けないようにするための止メ輪92と、前記タイミング
プーリ74とタイミングプーリ84との間に掛け渡され
たタイミングベルト96と、から構成されている。
【0031】布巻取モータ62が駆動されると、歯車6
6および歯車70によって伝達された回転力によりリボ
ン駆動軸68が所定角度ずつ回転させられる。そして、
そのリボン駆動軸68と一体となっているタイミングプ
ーリ74が回転されると、タイミングベルト96を介し
てタイミングプーリ84が回転される。前記したタイミ
ングプーリ84に接着されているフェルト94およびス
プリング86によって、タイミングプーリ84の回転を
前記フェルト94と回転軸80のフランジ部81との摩
擦力によって回転軸80に伝達し、回転軸80が回転さ
れる。また、上記構成により、回転軸80の負荷トルク
が一定値(前記摩擦力)を越えるときはスリップするス
リップ機構が構成されている。
【0032】次に、カセット18について図6及び図7
を用いて説明する。以上のように構成されたリボン駆動
部60とセパレータ巻取部76によって駆動されるカセ
ット18は、図6,7に示すように、帯リボン16が巻
かれている供給スプール102と、セパレータ16bを
巻き取る巻取スプール104と、記録された帯状布16
aを送る一対の送りローラ106および108などから
構成されている。なお、図7は、便宜上、ケース98の
ケース蓋100を省いた図である。
【0033】カセット18のケース98は、ケース本体
99と、そのケース本体99の上部開口を閉塞するケー
ス蓋100とから成っている。ケース本体99の底壁1
01とケース蓋100とには、前記リボン駆動軸68、
回転軸80、巻取スプール104などのそれぞれの軸心
間の相対位置関係と等しい相対関係にある中心を有し、
且つ、底壁101とケース蓋100との互いに同心の一
対ずつの開口110,112および114が設けられて
おり、これらの開口110,112および114に送り
ローラ106、巻取スプール104および供給スプール
102が取り付けられている。
【0034】すなわち、これら送りローラ106、巻取
スプール104および供給スプール102は、その両端
部が開口110,112および114に嵌合されると共
に、それら各々の中間部に形成された大径部が底壁10
1およびケース蓋100に挟まれることにより、回動可
能かつ軸方向の移動不能な状態で取り付けられている。
【0035】また、巻取スプール104と送りローラ1
06の中心部には、それぞれ軸方向に貫通する貫通孔1
16,118が形成されており、図7に示すように貫通
孔116の内周面には、前記カム82に設けられた突起
88に対応する複数(図においては4つ)の溝120が
設けられ、貫通孔118の内周面には、前記リボン駆動
軸68に形成されたセレーション77に対応するセレー
ション122が形成されている。
【0036】更に、開口114の略上方に設けられた長
孔123に、原動側の送りローラ106と共同して布送
りをおこなう従動側の送りローラ108が取り付けられ
ており、図示しないバネ等の付勢部材によって送りロー
ラ106側に押しつけられている。
【0037】カセット18内の供給スプール102に巻
き付けられた帯リボン16は、図7に示すようにケース
98内に取り付けられた複数の回動可能なリボンガイド
124によって案内されつつ、ケース98の内縁部を引
き回され、送りローラ106と108との間を通って切
断部54に導かれる経路になっている。さらに、供給ス
プール102の近傍のケース本体99の外周壁126に
挟まれた押さえバネ128が設けられ、リボンガイド1
24方向に付勢力を与えることにより、リボンガイド1
24と押さえバネ128にて帯リボン16を挟持し、帯
リボン16に独立したバックテンションを与えている。
【0038】ケース本体99の底壁101の開口14
4、146は、供給スプール102に巻かれた帯リボン
16の終端を検出するための発光部と受光部とからなる
上述の光電検出器141が、ケース98内に突入するこ
とを許容するために設けられたものである。
【0039】以上のように構成されたカセット18にお
いては、装置10内に装着されていても、装置10から
外されていても、帯リボン16がたるむことがあり、こ
のような場合、送りローラ106から突出された部分に
嵌め込まれたツマミ140を図6の矢印方向Dへ回して
たるみを取ることができる。
【0040】ここで、帯リボン16について図8を用い
て説明する。帯リボン16は、図8に示すように帯状布
16aと長尺の帯状になったセパレータ16bとからな
り、上下に重ね合わされている。また、この2枚は容易
に分離可能な程度に仮接着がなされており、その状態
で、供給スプール102に帯状布16aを上にして巻回
されている。帯状布16a側が記録面であり、後述する
ように、予め、水溶性金属塩およびカチオン系物質で前
処理がなされている。
【0041】また、セパレータ16bは、帯状布16a
より数mm大きくなっている。これは、インクジェット
記録において起こりがちな、ノズルの目詰まりやゴミの
付着,メニスカスの後退等に起因する吐出不良により、
どうしても定期的に動作状態の回復処理を行わなくては
ならない。そして、その回復処理を帯状布16aへの記
録動作と共に一連の動作の中で行えるようする為に、少
しセパレータ16bの幅を大きくしている。つまり、セ
パレータ16bの端部からインクジェット記録を開始す
るようにして、帯状布16aに文字や図柄の記録を行い
つつ、帯状布16aからはみ出たセパレータ16bにて
定期的に試し印字やメンテナンス処理を行うようにして
いる。
【0042】ヘッドのインク吐出安定性を確保するため
に、インクジェット記録ではメンテナンスと呼ばれる処
理を行う。メンテナンスには、先ず、記録動作開始前に
ノズル内に混入した気泡やゴミ等を排出するためにイン
クポンプを用いて記録ヘッド32内のインクを加圧して
ノズルから強制的に排出するという動作(強制吐出)
と、ノズル周辺部に付着したインクやゴミ等を直接拭き
取るという動作(クリーニング)がある。通常これらの
動作を行うには特別な部材(強制吐出には吐出されたイ
ンクを受けたり吸引したりする部材、クリーニングには
ワイパー状の部材)が必要である。しかし、本実施例で
はセパレータ16b上に強制吐出を行ったり、セパレー
タ16bにてクリーニングを行うことで、前記特別な部
材を設けなくとも簡便にメンテナンスを行わせることが
可能である。また、以上のことから、セパレータ16b
はインク吸収性の良いものを用いるのが好ましい。
【0043】帯状布16aの幅Aは、特に限定しない
が、カセット18や装置10の大きさが手ごろなものを
考えると、好適には100mm以下の幅のものが用いら
れている。使用可能な帯状布16aの幅のバリエーショ
ンは、任意の幅が望ましいが、実使用上は、5、10、
15、20、30、50、100mm幅を準備すればよ
い。尚、当然のことながら、本発明がこの幅に限定され
るものでない。
【0044】ここで、例えば、幅が20mmの帯状布1
6aが内包される深さを最小寸法とし、20mm以下の
帯状布16aのものは、皆同じケース98に収納させる
ようにしてもよい。つまり、図9に示すように、ケース
蓋100に複数のネジ締めなどで固着されたスペーサ1
30をカセット18内に設置することにより、カセット
18の外形を同じくして、多様な幅の帯状布16aを収
納することができる。こうすることでケース98の種類
を少なくすることができる。また、それに伴いカセット
装着部17へカセット18を装着し固定する構成も簡単
にすることが出来る。勿論、20mm以下の帯状布16
aにおいても、その幅別に各々専用のカセット18を用
いてもなんら問題がない。
【0045】インクジェット記録方法は、従来、紙が主
体であり、繊維構造物に利用した場合の主な問題点は、
滲みと染色性である。繊維構造物は、紙ほどの吸水性は
なく、しかも多様な繊維組織や糸使いがあるため、イン
クの滲みが大きく、鮮明な図柄が得られない。そのた
め、被記録媒体である帯状布16aに予め前処理を行っ
ておき、インクが帯状布16aにのり易くしておくこと
が好ましい。そこで、本実施例では特開昭61ー231
285号公報で開示されているように、繊維構造物であ
る帯状布16aに対して、予め水溶性金属塩およびカチ
オン系物質で前処理をおこない、インク成分として、分
散染料、凝固可能なアニオン系物質およびポリエチレン
グルコールまたはその誘導体とを少なくとも含有するも
のを用い、繊維構造物上で凝固またはゲル化させるもの
を使用する。
【0046】次に、本装置10の作用を説明する。ま
ず、装置10へのカセット18の装着は、シャーシ46
に設けられているカセット18の位置決め突起132、
134をケース本体99の底壁101の丸孔136、長
孔138に嵌合させ、複数の締めネジ48にてカセット
装着部17へしっかり固定させる。そして、前記したよ
うに、ツマミ140を矢印方向D(図6参照)へ回して
帯リボン16のたるみを取る。
【0047】そして、装置10に取り付けられているカ
セット18内の帯状布16aの幅Aを操作キー11で入
力する。勿論、その帯状布16aの幅Aを自動感知する
手段を設けてもよい。所望の文字、図柄や模様を前記コ
ンピュータ端末20にて構成し、さらに、表示装置22
にて記録内容を再確認し、記録を始める。記録は、前述
したようにインクジェット記録方式であり、キャリッジ
30上に固定された記録ヘッド32がガイド軸34、3
4に沿って、単方向もしくは相方向に移動され単色もし
くは多色の記録をおこなう。
【0048】リボン駆動部60にて帯状リボン16は送
られ、さらに、詳しくは、送りローラ106および10
8にて、帯状布16aが送られ、その動きに同期し、セ
パレータ巻取部76の回転軸80やカム82などにて、
セパレータ16bがカセット18内の巻取スプール10
4に巻き取られる。そして、乾燥機50にて、順次、記
録された文字、図柄や模様を乾燥させて、所望の長さに
達したら、切断レバー58を矢印方向C(図2参照)に
回転させ、帯状布16aを切断する。
【0049】以上説明したことから明かなように、本実
施例のインクジェット記録装置10は、カセット18に
被記録媒体たる帯状布16aを内蔵し、そのカセット1
8を装置10に着脱自在に装着できるように構成されて
いるため、所望の幅や素材を持った帯状布16aに比較
的簡単に取り替えることができ、取り扱い性に優れてい
る。また、カセットおよびインクジェット機構を用いる
ことで、装置10全体の構成を簡素化出来ると共に、記
録にかかる工程を減少できる。よって、小型で且つ操作
性のよい装置を提供でき、且つ、インクジェット記録の
特徴といえる高品質記録により、細密な文字や図柄の捺
染を行うことができる。
【0050】また、コンピュータ端末20等を接続して
使用することで、所望の文字、図柄や模様をその場で構
成し記録することができる。
【0051】また、乾燥機50などの定着手段により記
録された文字や図柄を帯状布16aに定着させるように
すれば、使用者はより堅牢性の高い記録がなされた帯状
布16aを入手することができる。
【0052】更に、切断手段54を備えれば、使用者は
簡便に記録がなされた分だけの帯状布16aを入手する
ことができる。
【0053】尚、本発明の上記実施例の趣旨を逸脱する
ことなく、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を
施した態様で本発明を実施し得ることは勿論である。例
えば、本実施例では、帯状布16aに記録を行うとした
が、被記録媒体は靴ひものような帯状の紐であってもよ
い。
【0054】さらに、記録された帯状布16aが所望の
長さになったら、手動で切断するとしたが、オートカッ
ト方式にしてもよい。
【0055】また、本実施例では別途のコンピュータ端
末20を接続し文字や図柄の記録データを作成したが、
装置10内に記録データ作成部として、キーボード入力
装置やスキャナー等を装置10に一体に構成させてもよ
い。
【0056】更に、ここで本発明の変形例を示す。上記
した実施例においては、カセット18に帯状布16aと
セパレータ16bからなる帯状リボン16を収納し、使
用していた。しかし、本実施例においては、図10乃至
図12に示すようにセパレータ16aを無くし、帯状布
16aのみ収納したカセットを用いるインクジェット記
録装置210を挙げる。
【0057】先ず、この実施例に使用されるカセット2
18について説明する。図10に示すように、カセット
218は帯状布16aが巻かれている供給スプール10
2と、記録された帯状布16aを送る一対の送りローラ
106および108、第2の切断部150などから構成
されている。送りローラ106および、供給スプール1
02は、上記カセット18と同様に、回動可能かつ軸方
向の移動不能な状態で取り付けられている。
【0058】また、送りローラ106の中心部には、そ
れぞれ軸方向に貫通する貫通孔118が形成されてお
り、同様にその貫通孔118の内周面には、前記リボン
駆動軸68に形成されたセレーション77に対応するセ
レーション122が形成されている。
【0059】更に、開口114の略上方に設けられた長
孔123に、原動側の送りローラ106と共同して布送
りをおこなう従動側の送りローラ108が取り付けられ
ており、前記送りローラ106側に押しつけられてい
る。
【0060】カセット18内の供給スプール102に巻
き付けられた帯状リボン16は、図10に示すようにケ
ース98内に取り付けられた複数の回動可能なリボンガ
イド124によって案内されつつ、ケース98の内縁部
を引き回され、送りローラ106と送りローラ108と
の間を通って切断部54に導かれる経路になっている。
さらに、供給スプール102の近傍のケース本体99の
外周壁126に挟まれた押さえバネ128が設けられ、
リボンガイド124方向に付勢力を与えることにより、
リボンガイド124と押さえバネ128にて帯リボン1
6を挟持し、帯リボン16に独立したバックテンション
を与えている。
【0061】尚、カセット218にも、上述の光電検出
器141がケース98内に突入することを許容するため
に設けられた開口144,146を備えても良いし、た
るみを取るために、嵌め込まれたツマミ140を備えて
いてもよい。
【0062】また、本実施例においては、帯状布16a
の幅方向の両端部を切り取る為の第2の切断部150が
配設されている。第2の切断部150は、図11及び図
12に示すように送りローラ106及び送りローラ10
8に設けられており、送りローラ106に嵌着されたリ
ング状の回転刃を呈する一対のカッタ151と、送りロ
ーラ106と送りローラ108とに掛け合わされ、送り
ローラ108の駆動力を送りローラ106に伝達する丸
ベルト153からなる。尚、丸ベルト153は送りロー
ラ108を送りローラ104に付勢する付勢部材として
もはたらく。この第2の切断部150により、帯状布1
6aは搬送されると共にその両端を所定幅にて切断され
る。
【0063】次に、このカセット218を装着するイン
クジェット記録装置210について説明する。図11に
示すように、基本的な構成は前述の装置10と同じであ
り、ただ装置210にはセパレータ16bを扱う必要が
無いのでセパレータ巻取部76が欠落している。装置2
10は、リボン駆動部60にて帯状布16aを搬送し、
記録部28にてその搬送される帯状布16aに文字や図
柄を記録する。
【0064】この装置210において、記録部28のメ
ンテナンス処理は、前述のセパレータ16b上の代わり
に帯状布16aの幅方向の端部にて行う。そして、帯状
布16aのメンテナスス処理がなされた部位は当然イン
ク等で汚れてしまうため、その汚れた部位を前記第2の
切断部150にて切断する。よって、使用者には汚れた
部位が切りとられた、高品質な記録がなされた帯状布1
6aが排出される。
【0065】尚、排出される帯状布16aは両端が切断
されるため、カセット収納時の幅より狭いものになって
しまう。そのため、カセット218に収納される帯状布
16aは、使用者が所望の幅よりその分だけ大きな幅を
もたせてある。
【0066】また、第2の切断部150が切断する端部
の幅は一定値ではなく、使用者が適宜設定してその幅を
変更できるようにしてもよい。そうすれば、1種類のカ
セットで様々な幅の記録済み帯状布16aを使用者に提
供できる。
【0067】尚、第2の切断部150が配設される位置
は、上記実施例に限定されることなく、帯状布16aの
搬送経路上にあればどこに設けられていてもよい。更
に、第2の切断部150はカセット218ではなく、装
置210側に設けられていてもよい。但し、装置側21
0に設ける場合には、装着されるカセットの種類毎に切
断する幅を変更するように第2の切断部150を制御す
る制御装置を用意する必要がある。
【0068】ただ、本実施例のように送りローラ106
もしくは送りローラ108上に、リング状の回転刃をそ
れらと同心円上になるように配設すれば、簡単にしかも
場所を取らずに第2の切断部150を構成できる。ま
た、カセット218毎に第2の切断部150を設けるこ
とは、装置210側に設ける場合と比較して、装着され
るカセット毎に切断する幅を制御する制御装置を必要と
しない分、装置210の構成が簡素になる。
【0069】また、第2の切断手段150により切断さ
れた両端部をカセット218外に排出せず、カセット2
18内部へ巻取るように、カセット218内に端部巻取
りスプール(図示せず)を設け、送りローラ106,1
08と共に駆動させるようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインクジェット記録装置およびこのインクジェッ
ト記録装置に用いられるカセットによれば、被記録媒体
たる帯状布を内蔵し、そのカセットを装置に着脱自在に
装着できるように構成されているため、所望の幅や素材
を持った帯状布に比較的簡単に取り替えることができ、
取り扱い性に優れている。また、カセットおよびインク
ジェット機構を用いることで、装置全体の構成を簡素化
出来ると共に、捺染にかかる工程を減少できる。よっ
て、小型で且つ操作性のよい装置を提供でき、且つ、イ
ンクジェット記録の特徴といえる高品質記録により、細
密な文字や図柄の捺染を行うことができる。
【0071】また、コンピュータ端末等を接続して使用
することで、所望の文字、図柄や模様をその場で構成し
記録することができる。
【0072】また、 使用者は簡便に記録がなされた分だ
けの帯状布を入手することができる。
【0073】また、 メンテナンスの為の複雑な機器を設
けることなく、メンテナンス処理を行うことができる。
よって、簡単な構成により、帯状布や装置内部を汚すこ
となく、常に適正な印字品質でもって帯状布への記録を
継続させられる。さらに、文字や図柄を帯状布の幅いっ
ぱいに記録することを可能にする。
【0074】また、 帯状布とセパレータとを1つの供給
スプールに重ねて巻回すれば、両テープにかかる実装ス
ペースを節減でき、カセットを小型化することを可能に
する。延いては、それがインクジェット記録装置の小型
化をも可能にする。また、使用されたセパレータは巻取
スプールにて巻き取られて帯状布のみ排出されるので、
前記セパレータに吸着された汚れがカセット外に出るこ
とが無く、他の機器や帯状布を汚染することが無い。
【0075】なお、 帯状布に前処理材によるによる前処
理を行っておけば、インクが定着し易くなり、滲み等の
印字不良が防止される。
【0076】また、 第二の切断手段を設ければ、前記セ
パレータと同様に、その切り取られる両端部にてメンテ
ナンス処理を行うことが可能であり、そうすれば、メン
テナンスの為の複雑な機器を設けることなく、簡単な構
成により実現することができる。尚、前記のようにメン
テナンス処理により汚された部位(両端部)は切り取ら
れるため、使用者にはあくまで高品位の記録がなされた
部位のみ提供することができる。
【0077】更に、第二の切断手段をカセットに設ける
ことにより、 使用されるテープの種類に合わせて切断す
る位置を逐一変更する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインクジェット記録装置の
外観斜視図である。
【図2】インクジェット記録装置の縦断面図である。
【図3】インクジェット記録装置の巻取部の横断面図で
ある。
【図4】インクジェット記録装置の記録部やインク供給
部を説明する図である。
【図5】インクジェット記録装置のリボン駆動部の断面
図である。
【図6】カセットの外観斜視図である。
【図7】カセットの構成の説明図である。
【図8】帯状布の構成図である。
【図9】カセットの変形例の説明図である。
【図10】本発明の変形例であるインクジェット記録装
置に使用されるカセットの構成の説明図である。
【図11】本発明の変形例であるインクジェット記録装
置の記録部やインク供給部を説明する図である。
【図12】本発明の変形例であるインクジェット記録装
置のリボン駆動部の断面図である。
【符号の説明】
10 インクジェット記録装置 16 帯状リボン 16a 帯状布 16b セパレータ 17 カセット装着部 18 カセット 20 コンピュータ端末 28 記録部 30 キャリッジ 32 記録ヘッド 36 インク供給部 50 乾燥機 54 切断部 60 リボン駆動部 76 セパレータ巻取部 102 供給スプール 104 巻取スプール 106 送りローラ 108 送りローラ 150 第2の切断部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出し被記録媒体に文字や図柄
    を記録するインクジェット記録装置において、 被記録媒体としての長尺の帯状布を巻回した供給スプー
    ルを収納したカセットと、 前記カセットを着脱自在に装着可能なカセット装着部
    と、 前記カセット内の帯状布を所定方向に送る駆動手段と、 前記駆動手段により搬送される前記帯状布に文字や図柄
    を記録するインクジェット記録手段とを備え 前記カセットは、前記帯状布と、前記帯状布の幅よりも
    大なる幅を有する帯状のセパレータとを収納し、インク
    ジェット記録手段による記録時において前記帯状布とセ
    パレータとが重なり合うように各々を案内するガイド部
    材を備え、 前記帯状布の幅よりはみ出た前記セパレータにおいて、
    前記インクジェット記録手段のヘッド部のメンテナンス
    処理を行うようにした ことを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記カセットは、前記帯状布と前記セパ
    レータとを重ね合わせた状態で巻回保持する前記供給ス
    プールと、前記セパレータのみ巻き取り可能な巻取スプ
    ールとを内部に収納し、記録の終了した帯状布のみをカ
    セット外に排出することを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のインクジェッ
    ト装置に用いられるカセットであって、被記録媒体とし
    ての長尺の帯状布と、前記帯状布の幅よりも大なる幅を
    有する帯状のセパレータとを収納し、インクジェット記
    録手段による記録時において前記帯状布とセパレータと
    が重なり合うように各々を案内するガイド部材を備えた
    カセット。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のインクジェット装置に
    用いられるカセットであって、被記録媒体としての長尺
    の帯状布と、その帯状布の幅よりも大なる幅 を有する帯
    状のセパレータとを重ね合わせた状態で巻回保持する供
    給スプールを収納し、インクジェット記録手段による記
    録時において前記帯状布とセパレータとが重なり合うよ
    うに各々を案内するガイド部材を備えたカセット。
  5. 【請求項5】 インクを吐出し被記録媒体に文字や図柄
    を記録するインクジェット記録装置において、 被記録媒体としての長尺の帯状布を巻回した供給スプー
    ルを収納したカセットと、 前記カセットを着脱自在に装着可能なカセット装着部
    と、 前記カセット内の帯状布を所定方向に送る駆動手段と、 前記駆動手段により搬送される前記帯状布に文字や図柄
    を記録するインクジェット記録手段とを備え、 前記カセットは、前記帯状布と、記録がなされた前記帯
    状布の幅方向の少なくとも一端部を所定の幅寸法で切断
    する第二の切断手段とを収納し、 前記帯状布の前記切断される部位において、前記インク
    ジェット記録手段のヘッド部のメンテナンス処理を行う
    ようにしたことを特徴とする インクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のインクジェット装置に
    用いられるカセットであって、被記録媒体としての長尺
    の帯状布と、記録がなされた前記帯状布の幅方向の少な
    くとも一端部であって、前記インクジェット記録手段の
    ヘッド部のメンテナンス処理を行う部位を所定の幅寸法
    で切断する第二の切断手段とを収納したカセット。
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