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JP3209869B2 - 固体ロケットモータおよび固体ロケットモータの固体推進薬注入方法 - Google Patents
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JP3209869B2 - 固体ロケットモータおよび固体ロケットモータの固体推進薬注入方法 - Google Patents

固体ロケットモータおよび固体ロケットモータの固体推進薬注入方法

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JP3209869B2
JP3209869B2 JP29867094A JP29867094A JP3209869B2 JP 3209869 B2 JP3209869 B2 JP 3209869B2 JP 29867094 A JP29867094 A JP 29867094A JP 29867094 A JP29867094 A JP 29867094A JP 3209869 B2 JP3209869 B2 JP 3209869B2
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野 雅 弘 高
谷 栄 宮
野 晴 仁 反
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高野 雅弘
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータケースに固体推
進薬を注入して直填硬化法により成形されたグレインを
有する上段ロケットモータとして使用される固体ロケッ
トモータおよびモータケースに固体推進薬を注入して直
填硬化法によりグレインを成形する際に用いられる固体
ロケットモータの固体推進薬注入方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した固体ロケットモータとし
ては、例えば、図4および図5に示すものがある。
【0003】図4に部分的に示すように、固体ロケット
モータ51は、モータケース52と、このモータケース
52の内側に貼付された断熱体53と、断熱体53の内
側に充填されたグレイン54と、断熱体53の尾部側端
部寄りの部分に設けられてグレイン54の尾部側端部5
4aの周縁と接着するリリーフブーツ55を備えてお
り、モータケース52の尾部開口に図示しないノズルが
取り付けられるようになっている。
【0004】リリーフブーツ55は、図4の拡大円内に
も示すように、断熱体53から分岐して形成されてお
り、図5に示すように、スラリー状の固体推進薬56を
注入して熱硬化させる直填硬化法により成形したグレイ
ン54の冷却時に、仮想線で示す状態から実線で示す状
態に熱収縮するグレイン54の尾部側端部54aととも
に移動して、この熱収縮により生じる熱応力を緩和する
ようになっている。
【0005】そして、グレイン54を成形するにあたっ
てスラリー状の固体推進薬56をモータケース52に注
入する際には、例えば、図6に示すように、注入作業時
にリリーフブーツ55の端部55aに保護膜60を装着
して、この保護膜60を介してリリーフブーツ55の端
部55aをモータケース52の尾部開口側に引き寄せな
がら、固体推進薬56を注入するようにしており、これ
により、リリーフブーツ55と断熱体53との間に、ス
ラリー状の固体推進薬56が流れ込んだりリリーフブー
ツ55の端部55aが固体推進薬56の内部に落ち込ん
でそのまま硬化してしまったりするのを防ぐようにして
いる。この保護膜60は、固体推進薬56が硬化してグ
レイン54が成形された後に除去されるようになってい
る。
【0006】上記した固体ロケットモータ51は、平成
4年9月30日 丸善株式会社発行の 第2版 航空宇
宙工学便覧の第932頁〜第933頁に記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の固体ロケットモータ51では、スラリー状固体推
進薬56の注入作業時に、グレイン54の熱収縮により
生じる熱応力を緩和するリリーフブーツ55の機能に関
係ない保護膜60をこのリリーフブーツ55に装着しな
くてはならないことから、この保護膜60の装着・除去
を行うための工数および材料費を余分に必要としてい
た。
【0008】また、リリーフブーツ55の端部55aに
対する保護膜60の装着が完全でなかったり、保護膜6
0による端部55aの引き寄せが不十分であったりした
場合には、上記したリリーフブーツ55と断熱体53と
の間へのスラリー状固体推進薬56の流入やリリーフブ
ーツ55における端部55aの固体推進薬56内部への
埋め込みなどといった不具合が生じる可能性があるとい
う問題を有しており、これらの問題を解決することが従
来の課題となっていた。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の課題に着目し
てなされたものであって、グレインの冷却時における熱
収縮により生じる熱応力を確実に緩和することができる
のに加えて、工数および材料費の低減を図ったうえで、
作業性を向上させることが可能である固体ロケットモー
タおよび固体ロケットモータの固体推進薬注入方法を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る発明は、モータケースと、前記モータケースの内側に
貼付された断熱体と、前記断熱体の内側に成形された固
体推進薬からなるグレインを備えた固体ロケットモータ
において、前記断熱体を断熱材積層接着構造とし、前記
グレインの尾部側端部ないしその近傍位置における断熱
体と断熱材との間に離型フィルムを介在させて互いに離
間可能なケース側断熱部分とリリーフブーツ部分とを形
成し、前記ケース側断熱部分の端部とリリーフブーツ部
分の端部とを全周にわたって接着すると共に、リリーフ
ブーツ部分に通気孔を設けた構成としており、この固体
ロケットモータの構成を上記した従来の課題を解決する
ための手段としている。
【0011】本発明の請求項2に係わる発明は、モータ
ケースと、前記モータケースの内側に貼付された断熱体
と、前記断熱体の内側に成形された固体推進薬からなる
グレインを備えた固体ロケットモータにおいて、前記断
熱体を断熱材積層接着構造とし、前記グレインの尾部側
端部ないしその近傍位置における断熱体と断熱材との間
に離型フィルムを介在させて互いに離間可能なケース側
断熱部分とリリーフブーツ部分とを形成し、前記ケース
側断熱部分の端部とリリーフブーツ部分の端部とを円周
方向において部分的に接着した構成としており、この固
体ロケットモータの構成を上記した従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0012】一方、本発明の請求項3に係わる発明は、
モータケースの内側に断熱体を介して固体推進薬を注入
してグレインを成形するに際して、断熱体を断熱材積層
接着構造とし、断熱材を積層して互いに接着するとき
に、前記グレインの尾部側端部が位置する部分ないしそ
の近傍における断熱材と断熱材との間に離型フィルムを
介在させて、互いに離間可能でかつ各々の端部同士が全
周にわたって接着されたケース側断熱部分とリリーフブ
ーツ部分とを形成すると共に、リリーフブーツ部分に通
気孔を形成したのち、前記固体推進薬を注入する構成と
しており、この固体ロケットモータの固体推進薬注入方
法の構成を上記した従来の課題を解決するための手段と
している。
【0013】本発明の請求項4に係わる発明は、モータ
ケースの内側に断熱体を介して固体推進薬を注入してグ
レインを成形するに際して、断熱体を断熱材積層接着構
造とし、断熱材を積層して互いに接着するときに、前記
グレインの尾部側端部が位置する部分ないしその近傍に
おける断熱材と断熱材との間に離型フィルムを介在させ
て、互いに離間可能でかつ各々の端部同士が接着された
ケース側断熱部分とリリーフブーツ部分とを形成すると
共に、ケース側断熱部分の端部とリリーフブーツ部分の
端部との接着部分に、円周方向において部分的に非接着
部を形成したのち、固体推進薬を注入する構成としてお
り、この固体ロケットモータの固体推進薬注入方法の構
成を上記した従来の課題を解決するための手段としてい
る。
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の作用】本発明の請求項1および請求項2に係わ
る発明において、スラリー状固体推進薬のモータケース
内部への注入に際して、ケース側断熱部分の端部とリリ
ーフブーツ部分の端部とが接着してあるので、従来必要
としていた保護膜を使用しなくとも、ケース側断熱部分
とリリーフブーツ部分との間へ固体推進薬が流入したり
するなどといった不具合が防止されることから、工数お
よび材料費の低減が図られることとなり、注入作業性も
向上することとなる。
【0017】そして、本発明の請求項1および請求項2
に係わる発明では、上記した構成としていることから、
モータケースに固体推進薬を注入して成形されたグレイ
ンが冷却される際には、モータケースと固体推進薬との
線膨脹係数(熱膨張率)および剛性の各差異によって、
モータケースに外周側が固定されたグレインが大きく熱
収縮して熱応力(グレイン内部加工応力)が生じるが、
リリーフブーツ部分がケース側断熱部分から離間してと
くに大きく自由変形するグレインの尾部側端部とともに
その変形方向に移動することから、熱応力は緩和される
こととなり、グレインの機械的強度の安全率が十分に確
保されることとなる。
【0018】このとき、ケース側断熱部分から離間した
リリーフブーツ部分とこのケース側断熱部分との間は大
気に解放されて、略真空状態となることが回避され、リ
リーフブーツ部分はケース側断熱部分からほとんど抵抗
なく離間するので、リリーフブーツ部分の熱応力緩和機
能はより一層向上することとなる。
【0019】本発明の請求項3および請求項4に係わる
発明では、上記した構成としているので、モータケース
に固体推進薬を注入するに際して、従来用いていた保護
膜を必要とすることなく、ケース側断熱部分とリリーフ
ブーツ部分との間へ固体推進薬が流入するといった事態
が発生しないこととなり、その結果、工数および材料費
の低減が図られ、注入作業性が向上する。そして、固体
推進薬の注入により成形されたグレインが冷却される際
には、従来と同様に、リリーフブーツ部分がケース側断
熱部分から離間して、グレインが大きく熱収縮すること
によって生じる熱応力は緩和され、この際、ケース側断
熱部分から離間したリリーフブーツ部分とこのケース側
断熱部分との間は大気に解放されることから、リリーフ
ブーツ部分はケース側断熱部分からほとんど抵抗なく離
間することとなり、リリーフブーツ部分による熱応力緩
和はより一層確実になされることとなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0021】図1および図2は本発明に係わる固体ロケ
ットモータおよび固体ロケットモータの固体推進薬注入
方法の一実施例を示している。
【0022】図1に示すように、この固体ロケットモー
タ1は、チタン合金および繊維強化プラスチックからな
るモータケース2と、このモータケース2の内側に貼付
した断熱体10と、この断熱体10の内側に充填したグ
レイン3を備えており、モータケース2の尾部開口に、
ノズル4をその亜音速縮流部4aおよびスロート部4b
をモータケース2内に埋没させて取り付けている。
【0023】断熱体10は、図2に拡大して示すよう
に、ゴム系薄板断熱材10A,10Bを積層接着してな
るもので、グレイン3の尾部側端部3aないしその近傍
に位置する部位には、ゴム系薄板断熱材10A,10B
の間に離型フィルム5を介在させることによって互いに
離間可能に分岐して形成したケース側断熱部分11とリ
リーフブーツ部分12とが設けてあり、ケース側断熱部
分11の端部11aおよびリリーフブーツ部分12の端
部12aは全周にわたって接着してある。この場合、リ
リーフブーツ部分12には、小径の通気孔12bが設け
てある。
【0024】また、グレイン3は、スラリー状の固体推
進薬6をモータケース2内に注入して約50〜60C゜
で熱硬化させる直填硬化法により成形してあって、その
尾部側端面を除く表面は全て断熱体10に接着するもの
となっている。そして、グレイン3は、常温まで冷却さ
れる際において、図1および図2に仮想線で示す状態か
ら実線で示す状態に熱収縮するようになっており、この
際、リリーフブーツ部分12がケース側断熱部分11か
ら離間して、グレイン3の尾部側端部3aとともにその
変形方向に移動するようになっている。
【0025】この固体ロケットモータ1において、グレ
イン3を成形するにあたってスラリー状の固体推進薬6
をモータケース2に注入するに際しては、ゴム系薄板断
熱材10A,10Bを積層して互いに接着する時点にお
いて、グレイン3の尾部側端部3aが位置する部分ない
しその近傍におけるゴム系薄板断熱材10A,10Bの
間に離型フィルム5を挟み込んでケース側断熱部分11
とリリーフブーツ部分12とを形成すると共に、各々の
端部11a,12a同士を全周にわたって接着し、さら
に、リリーフブーツ部分12に小径の通気孔12bを形
成したのち、スラリー状の固体推進薬6を注入する。
【0026】したがって、ケース側断熱部分11の端部
11aとリリーフブーツ部分12の端部12aとが接着
してあるので、ケース側断熱部分11とリリーフブーツ
部分12との間へ固体推進薬6が流入するなどといった
事態の発生は回避されることから、保護膜を必要として
いた従来と比較して、工数および材料費の低減が実現す
ることとなり、注入作業性も向上することとなる。
【0027】そして、この固体ロケットモータ1におい
て、グレイン3が冷却される際には、モータケース2と
固体推進薬6との線膨脹係数および剛性の各差異に起因
して、モータケース2に外周側が固定されたグレイン3
が大きく熱収縮することにより熱応力が生じるが、リリ
ーフブーツ部分12がケース側断熱部分11から離間し
て、とくに大きく自由変形するグレイン3の尾部側端部
3aとともにその変形方向に移動することから、熱応力
は確実に緩和されることとなり、グレイン3における機
械的強度の安全率が十分に確保されることとなり、ま
た、この実施例では、リリーフブーツ部分12に小径の
通気孔12bを形成しているので、リリーフブーツ部分
12がケース側断熱部分11から離間する際には、リリ
ーフブーツ部分12とこのケース側断熱部分11との間
が通気孔12bを介して大気に解放されることとなり、
リリーフブーツ部分12はケース側断熱部分11からほ
とんど抵抗なく離間するので、リリーフブーツ部分12
の熱応力緩和機能はより一層向上することとなる。
【0028】図3は本発明に係わる固体ロケットモータ
および固体ロケットモータの固体推進薬注入方法の他の
実施例を示している。
【0029】この実施例に係わる固体ロケットモータ2
1および固体ロケットモータの固体推進薬注入方法が先
の実施例と相違しているところは、スラリー状の固体推
進薬6をモータケース2に注入する際のゴム系薄板断熱
材10A,10Bを積層して互いに接着する時点におい
て、先の実施例では、グレイン3の尾部側端部3aが位
置する部分ないしその近傍において形成したケース側断
熱部分11とリリーフブーツ部分12との各々の端部1
1a,12a同士を全周にわたって接着すると共に、リ
リーフブーツ部分12に小径の通気孔12bを形成する
ようにしているのに対して、この実施例では、グレイン
3の尾部側端部3aが位置する部分ないしその近傍にお
いて形成したケース側断熱部分11の端部11aとリリ
ーフブーツ部分22の端部22aとを円周方向の複数箇
所に設けた接着部22cを介して接着した点にある。
【0030】つまり、この実施例による固体ロケットモ
ータ21においても、ケース側断熱部分11の端部11
aとリリーフブーツ部分22の端部22aとが接着部2
2cを介して接着してあるので、ケース側断熱部分11
とリリーフブーツ部分22との間へ固体推進薬6が流入
することが阻止され、また、グレイン3が冷却される際
には、リリーフブーツ部分22とこのケース側断熱部分
11との間が接着部22cの間に形成される非接着部2
2dを介して大気に解放されることから、リリーフブー
ツ部分22はケース側断熱部分11からほとんど抵抗な
く離間して、グレイン3の尾部側端部3aとともにその
変形方向に移動することとなり、グレイン3の熱収縮に
よる熱応力は確実に緩和されることとなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
および請求項2に係わる発明では、上記した構成とした
から、スラリー状固体推進薬のモータケース内部への注
入に際して、従来必要としていた保護膜を使用しなくと
も、ケース側断熱部分とリリーフブーツ部分との間へ固
体推進薬が流入するなどといった事態が生じるのを防止
することができようになり、工数および材料費の低減を
実現できると共に注入作業性を向上させることが可能で
あり、加えて、グレインが冷却される際には、リリーフ
ブーツ部分がケース側断熱部分から離間して熱収縮によ
りとくに大きく自由変形するグレインの尾部側端部とと
もにその変形方向に移動するので、熱応力を確実に緩和
することが可能であるという著しく優れた効果がもたら
される。
【0032】また、本発明の請求項1および請求項2に
係わる発明では、ケース側断熱部分から離間したリリー
フブーツ部分とこのケース側断熱部分との間を大気に解
放することができ、その結果、リリーフブーツ部分はケ
ース側断熱部分からほとんど抵抗なく離間するので、リ
リーフブーツ部分の熱応力緩和機能をより一層向上させ
ることができるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0033】さらに、本発明の請求項3および請求項4
に係わる発明では、上記した構成としているので、モー
タケースに固体推進薬を注入するに際して、従来用いて
いた保護膜を必要とすることなく、ケース側断熱部分と
リリーフブーツ部分との間へ固体推進薬が流入するとい
った事態が発生するのを阻止することができ、その結
果、グレインが冷却される際に大きく熱収縮することに
よって生じる熱応力を緩和する機能を損なうことなく、
工数および材料費の低減および注入作業性の向上を実現
することができるという著しく優れた効果がもたらさ
れ、加えて、リリーフブーツ部分とこのケース側断熱部
分との間を大気に解放することができるため、リリーフ
ブーツ部分による熱応力緩和をより一層高めることがで
きるという著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる固体ロケットモータの一実施例
を示す断面説明図である。
【図2】図1の固体ロケットモータにおけるリリーフブ
ーツ部分の拡大断面説明図である。
【図3】本発明に係わる固体ロケットモータの他の実施
例を示すリリーフブーツ部分の拡大正面説明図である。
【図4】従来の固体ロケットモータを示す部分断面説明
図である。
【図5】図4の固体ロケットモータにおいてグレインが
熱圧縮した状態を示す部分断面説明図である。
【図6】図4の固体ロケットモータに固体推進薬を注入
してグレインを成形する状況を示すリリーフブーツの拡
大断面説明図である。
【符号の説明】
1,21 固体ロケットモータ 2 モータケース 3 グレイン 3a 尾部側端部 6 固体推進薬 10 断熱体 10A,10B ゴム系薄板断熱材 11 ケース側断熱部分 11a ケース側断熱部分の端部 12,22 リリーフブーツ部分 12a,22a リリーフブーツ部分の端部 12b 通気孔 22c 接着部 22d 非接着部
フロントページの続き (72)発明者 宮 谷 栄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 反 野 晴 仁 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−54710(JP,A) 特開 昭52−61615(JP,A) 特開 平5−256196(JP,A) 実開 昭62−21456(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02K 9/24 F02K 9/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースと、前記モータケースの内
    側に貼付された断熱体と、前記断熱体の内側に成形され
    た固体推進薬からなるグレインを備えた固体ロケットモ
    ータにおいて、前記断熱体を断熱材積層接着構造とし、
    前記グレインの尾部側端部ないしその近傍位置における
    断熱体と断熱材との間に離型フィルムを介在させて互い
    に離間可能なケース側断熱部分とリリーフブーツ部分と
    を形成し、前記ケース側断熱部分の端部とリリーフブー
    ツ部分の端部とを全周にわたって接着すると共に、リリ
    ーフブーツ部分に通気孔を設けたことを特徴とする固体
    ロケットモータ。
  2. 【請求項2】 モータケースと、前記モータケースの内
    側に貼付された断熱体と、前記断熱体の内側に成形され
    た固体推進薬からなるグレインを備えた固体ロケットモ
    ータにおいて、前記断熱体を断熱材積層接着構造とし、
    前記グレインの尾部側端部ないしその近傍位置における
    断熱体と断熱材との間に離型フィルムを介在させて互い
    に離間可能なケース側断熱部分とリリーフブーツ部分と
    を形成し、前記ケース側断熱部分の端部とリリーフブー
    ツ部分の端部とを円周方向において部分的に接着したこ
    とを特徴とする固体ロケットモータ。
  3. 【請求項3】 モータケースの内側に断熱体を介して固
    体推進薬を注入してグレインを成形するに際して、断熱
    体を断熱材積層接着構造とし、断熱材を積層して互いに
    接着するときに、前記グレインの尾部側端部が位置する
    部分ないしその近傍における断熱材と断熱材との間に離
    型フィルムを介在させて、互いに離間可能でかつ各々の
    端部同士が全周にわたって接着されたケース側断熱部分
    とリリーフブーツ部分とを形成すると共に、リリーフブ
    ーツ部分に通気孔を形成したのち、前記固体推進薬を注
    入することを特徴とする固体ロケットモータの固体推進
    薬注入方法。
  4. 【請求項4】 モータケースの内側に断熱体を介して固
    体推進薬を注入してグレインを成形するに際して、断熱
    体を断熱材積層接着構造とし、断熱材を積層して互いに
    接着するときに、前記グレインの尾部側端部が位置する
    部分ないしその近傍における断熱材と断熱材との間に離
    型フィルムを介在させて、互いに離間可能でかつ各々の
    端部同士が接着されたケース側断熱部分とリリーフブー
    ツ部分とを形成すると共に、ケース側断熱部分の端部と
    リリーフブーツ部分の端部との接着部分に、円周方向に
    おいて部分的に非接着部を形成したのち、固体推進薬を
    注入することを特徴とするの固体ロケットモータの固体
    推進薬注入方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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