JP3212865B2 - 携帯用小物入れ、バインダー、その他の溶着部品における縁部溶着構造 - Google Patents
携帯用小物入れ、バインダー、その他の溶着部品における縁部溶着構造Info
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Description
波溶着可能な材料からなるものとし、前記両外皮間に高
周波溶着可能でない材料で形成された網体からなる中仕
切を配置し、開口部となる部分を除いた他の辺を高周波
溶着して前記両外皮と両者間に位置する中仕切とを互い
に固定する形式の携帯用小物入れやバインダー等の溶着
物品における縁部溶着構造に関し、特に、高周波による
前記溶着部の内側をさらに高周波溶着して高周波溶着可
能な材料からなる二枚の外皮間に高周波溶着可能でない
材料で形成された網体からなる中仕切が配置されている
場合の高周波による溶着状態をより完全ならしめたこと
を特徴とするものである。
ンダーの表紙等の溶着物品にあっては、本体1もしくは
11の二枚の外皮2,2もしくは21,21を高周波溶着可能
な材料からなるものとし、前記両外皮2,2もしくは2
1,21間に位置する網体からなる中仕切3もしくは31を
高周波溶着可能でない材料からなるものとし、開口部と
なる部分を除いた他の辺を高周波溶着4し、高周波溶着
可能な材料からなる両外皮2,2もしくは21,21と両者
間に位置する高周波溶着可能でない材料からなる中仕切
3もしくは31とを互いに固定したい場合がある。
能な材料からなる二枚の外皮2,2もしくは21,21の外
面から高周波溶着4するが、図3(a),(b) に詳示するよ
うに、高周波によるこの溶着部4の裏側における外皮
2,2もしくは21,21間には、高周波溶着可能でない材
料で形成された網体からなる中仕切3もしくは31の網線
3a,3aもしくは31a,31a が位置しているから、網線3a,
3aもしくは31a,31a の部分では高周波溶着可能な材料か
らなる両外皮2,2もしくは21,21同士が直接高周波溶
着されたことにはならず、その分だけ必然的に溶着状態
が弱くなる。
2,2もしくは21,21間に位置する中仕切3もしくは31
とが、ともに高周波溶着可能な材料(例えば、塩化ビニ
ルその他の材料)からなる場合には、高周波による溶着
状態が弱くなる事態は起こりにくい。しかしながら、前
記外皮2,2もしくは21,21と両外皮2,2もしくは2
1,21間に位置する中仕切3もしくは31の材質を異なら
しめた場合、すなわち、前記外皮2,2もしくは21,21
を高周波溶着可能な材料からなるものとし、両者間に位
置する中仕切3もしくは31を高周波溶着可能でない材料
(例えば、ナイロンその他の熱可塑性材料)からなるも
のとし、しかも、中仕切3もしくは31が網体である場合
には、外側に位置する外皮2もしくは21の材質に合わせ
た高周波による溶着では、上述した理由により必然的に
溶着状態が弱くなる。本発明は、中仕切3もしくは31が
網体からなることを巧みに利用し、高周波による前記溶
着部4の裏側における外皮2,2もしくは21,21間にお
いて中仕切3もしくは31の網線3a,3aもしくは31a,31a
が来る部分で高周波による溶着状態が充分でないとして
も、それより内側の部分における両外皮を中仕切の網線
と網線との間において更に高周波溶着5して外皮同士を
直接固定することにより、溶着状態が充分でない部分か
ら口が開くのを少なくするようにしたものである。
携帯用小物入れやバインダーの表紙等の溶着物品におい
て、高周波溶着可能な材料で形成された二枚の外皮と両
外皮間に位置する高周波溶着可能でない材料で形成され
た網体からなる中仕切とを、開口部となる部分を除いた
他の辺において高周波溶着4するとともに、高周波によ
るこの溶着部4の内方であって高周波溶着可能でない材
料で形成された網体からなる前記中仕切の網線と網線と
の間において、両外皮を高周波溶着5して両外皮同士を
直接固定する。このようにすると、高周波による前記溶
着部4の裏側における外皮間において中仕切の網線が来
る部分で多少高周波による溶着状態が充分でないとして
も、それより内側の部分で高周波溶着可能な材料で形成
された両外皮が更に高周波溶着5されて外皮同士が直接
固定されているので、高周波による前記溶着部4より内
側の部分が高周波溶着可能な材料同士の直接固定による
高周波溶着部5で補強されることになり、溶着状態が充
分でないと思われる部分から口が開くのを少なくするこ
とができる。
て詳細に説明する。図1には、携帯用小物入れに本発明
の縁部溶着構造を採用した場合の一例が、また、図2に
は、バインダーの表紙に本発明の縁部溶着構造を採用し
た場合の一例がそれぞれ図示されている。携帯用小物入
れ本体1の両外皮2,2及びバインダーの表紙本体11の
内外二枚の外皮21,21は高周波溶着可能な材料からなっ
ている。高周波溶着可能な材料としては、例えば塩化ビ
ニルを挙げることができる。高周波溶着可能な材料から
なる前記外皮2,2もしくは21,21間には、高周波溶着
可能でない材料で形成された網体からなる中仕切3もし
くは31が配置されている。そして、図1、図2に示す場
合には、高周波溶着可能でない材料で形成された網体か
らなるこの中仕切3もしくは31とその外側に位置する高
周波溶着可能な 材料からなる外皮2,2もしくは21,21
とが、本体1もしくは11の開口部となる一つの辺を除い
た他の三辺(図1においては、本体1の開口部1aとなる
上縁部を除いた左右両側縁部と下縁部、図2において
は、バインダーの表紙本体11の中央に取り付けられてい
るバインダー金具8を中にしてその両側に位置する一つ
の辺を除いた上下両側縁部と左右の端縁部)において高
周波溶着4されて互いに固定されている。なお、図1に
示す場合においては、厳密に言うと、高周波によるこの
溶着部4を本体1の上縁部を含む所まで、すなわち、上
縁部に装着されているファスナー6(後述する)の両端
に達する所まで延長してある。一方、網体からなる中仕
切3もしくは31は、熱可塑性合成樹脂であるナイロン製
であり、この材料は高周波溶着不可能である。高周波に
よる溶着部4の裏側においては、図3(a),(b) に詳示す
るように、高周波溶着可能な材料からなる外皮2,2も
しくは21,21間に高周波溶着可能でない材料で形成され
た網体からなる中仕切3もしくは31の網線3a,3aもしく
は31a ,31a が来ることになり、その部分では高周波溶
着可能な材料からなる外皮2,2もしくは21,21同士が
直接溶着されていないから、その分だけ必然的に溶着状
態が弱くなる。すなわち、前記外皮2,2もしくは21,
21をいずれも高周波溶着可能な材料である塩化ビニル製
とし、両外皮2,2もしくは21,21間に位置する中仕切
3もしくは31を高周波溶着可能でないナイロン製とした
場合には、高周波溶接装置により高周波による溶着を実
施しても、上述した理由により必然的に溶着状態が弱く
なる。
であって高周波溶着可能でない材料で形成された網体か
らなる前記中仕切3もしくは31の網線3aと網線3aもしく
は網線31a と網線31a との間において、高周波溶着可能
な材料からなる両外皮2,2もしくは21,21を更に高周
波溶着5して外皮同士を直接固定する。このようにする
と、高周波による前記溶着部4の裏側における外皮2,
2もしくは21,21間において高周波溶着可能でない材料
で形成された中仕切3もしくは31の網線3a,3aもしくは
31a,31a が来る部分で多少高周波による溶着状態が充分
でないとしても、それより内側の部分で高周波溶着可能
な材料で形成された両外皮2,2もしくは21,21が更に
高周波溶着5されて外皮同士が直接固定されているの
で、高周波による前記溶着部4より内側の部分が高周波
溶着可能な材料同士の直接固定による高周波溶着部5で
補強されることになり、溶着状態が充分でないと思われ
る部分から口が開くのを少なくすることができる。高周
波による前記溶着部4より内側部分における高周波溶着
可能な材料同士の直接固定による高周波溶着部5は、図
3(a) で示すように、中仕切3もしくは31の網線3a,3a
もしくは31a,31a をいずれも横切って直線状に溶着され
たものであってもよいし、図3(b) で示すように、中仕
切3もしくは31の網線3a,3aもしくは31a,31a 間のみが
溶着されたものであってもよい。要は、高周波溶着可能
でない材料で形成された網体からなる中仕切3もしくは
31の少なくとも網線3aと網線3aもしくは網線31a と網線
31a との間において、高周波溶着可能な材料で形成され
た両外皮2,2もしくは21,21が更に高周波溶着5され
て外皮同士が直接固定されておればよい。高周波による
溶着部5の一例として、ここには平面的に見て直線状に
溶着した場合を例示したが、高周波によるこの溶着部5
は平面的に見て必ずしも直線状である必要はなく、例え
ば、ジグザグ状としてもよく、また、波線等種々の形状
にしてもよいことは勿論である。一方、図1、図2に示
す場合にあっては、少なくとも高周波溶着可能でない材
料で形成された網体からなる中仕切3及び31が存在する
部分のみにおいて、高周波による前記溶着部4の内側を
高周波溶着5して補強してあるが、図1に示す携帯用小
物入れの場合には、中仕切3のない上側の方まで高周波
による溶着部5を延長してもよいことは勿論である。
い)により高周波による前記溶着4,5と溶断とを同時
に行うようにすると、両外皮2,2もしくは21,21と両
者間に位置する中仕切3もしくは31とを高周波溶着しな
がら本体1もしくは11を所定の形状に仕上げることがで
きるので、きわめて効率的である。
皮2,2、もしくは、バインダーの表紙本体11の両外皮
21,21を塩化ビニル製、網体からなる中仕切3もしくは
31をナイロン製とした場合を例に挙げて説明したが、本
発明は、両材質以外のものからなる外皮と中仕切とを用
いた小物入れ、バインダーの表紙、その他高周波溶着可
能な材料と高周波溶着可能でない材料とを組み合わせた
種々の溶着物品を製造する場合にも広く応用することが
できることは言うまでもない。すなわち、本発明は、本
体1もしくは11の両外皮2,2もしくは21,21が少なく
とも高周波溶着可能な材料からなり、両者間に位置する
網体からなる中仕切3もしくは31が高周波溶着可能でな
い材料からなるものであれば、前記溶着手段を採用する
ことにより小物入れやバインダーの表紙、その他種々の
高周波溶着物品における高周波による溶着部4の内側を
高周波溶着可能な材料同士の直接固定による高周波溶着
部5で補強することができる。また、図面には、中仕切
3もしくは31の網線3aと網線3aもしくは網線31a と網線
31a とがいずれも直角に交叉している場合を例示した
が、本発明は、この中仕切を用いた場合のみに限定され
るものではなく、例えば、両網線3aと3aもしくは両網線
31a と31a とが斜めに交叉する場合、すなわち、網目が
菱形の場合やその他様々な形状の網目をしている中仕切
を用いた場合にも広く応用することができる。
もしくは11の両外皮2,2もしくは21,21をいずれも透
明としてあるが、本発明は、両外皮2,2もしくは21,
21が透明でない場合にも応用することができることは言
うまでもない。なお、本体1もしくは11の両外皮2,2
もしくは21,21をいずれも透明としてある場合には、図
1及び図2に示すように、いずれの側からも収納部に入
っている物Aもしくはaを透視することができるのみな
らず、網体からなる中仕切3もしくは31を通してその裏
側に入っている物aもしくはAまで見ることができる。
図1においては、理解しやすいように、透明な外皮2を
通して見える中仕切3や収納部に入っている物A、及
び、網体からなる中仕切3を通してその裏側に入ってい
る物aをいずれも細い実線で示してある。また、図2に
おいても、透明な外皮21を通して見える中仕切31、及
び、網体からなる中仕切31を通してその裏側に入ってい
る物aをいずれも細い実線で示してある。
体1の上縁にファスナー6が装着してあり、この部分を
開閉することにより、本体1の収納部に種々の物A,a
を入れたり、ここから取り出すことができる。ファスナ
ー6のテープ6aを高周波溶着可能な材料としておけば、
図1において符号7で示すように、高周波溶着可能な材
料からなる両外皮2,2とテープ6aとを高周波により溶
着することができるので、本体1の上縁部にきわめて効
率よくファスナー6を装着することができる。
表紙本体11の収納部の開口部11a は内側(図2において
は、上側に現れる)の外皮21の一部を切り欠いた態様に
なっており、その部分においては中仕切31の一部が露出
した形になっている。そして、その端縁部には、合成樹
脂からなるテープ状の縁取り9が施されている。また、
図2に示すバインダーにあっては、内側(図2において
は、上側に現れる)の外皮21に直線状の切目を入れてそ
の部分をポケット口10としてあり、この部分から小さい
品物を出し入れすることができるようにしてある。
は携帯用小物入れとバインダーの表紙とに本発明の縁部
溶着構造を応用した場合を例に挙げて説明したが、本発
明の縁部溶着構造はこれら以外の種々の溶着物品の縁部
を高周波により溶着する場合に広く応用することができ
るものである。
で形成された二枚の外皮と両外皮間に位置する高周波溶
着可能でない材料で形成された網体からなる中仕切と
が、本体の開口部となる部分を除いた他の辺において高
周波溶着4され、高周波によるこの溶着部4の内方であ
って高周波溶着可能でない材料で形成された網体からな
る前記中仕切の網線と網線との間において、高周波溶着
可能な材料で形成された両外皮が高周波溶着5されて外
皮同士が直接固定されているので、高周波による前記溶
着部4の裏側における外皮間において高周波溶着可能で
ない材料で形成された中仕切の網線が来る部分で多少高
周波による溶着状態が充分でないとしても、それより内
側の部分が高周波溶着可能な材料同士の直接固定による
高周波溶着部5で補強されることになり、溶着状態が充
分でないと思われる部分から口が開くのを少なくするこ
とができるという効果がある。
した場合の一例を示す斜視図で、手前側の外皮の一部を
切り欠いて示すとともに、中仕切の両側にそれぞれ物を
入れた状態を示す。
用した場合の一例を示す斜視図で、内側の外皮の一部を
切り欠いて示すとともに、中仕切の両側にそれぞれ物を
入れた状態を示す。
細に示す拡大平面図で、本体の一部のみを示すととも
に、上側の外皮の一部を切り欠いて示す。
…網線、4,5…高周波による溶着(高周波による溶着
部)。
Claims (1)
- 【請求項1】高周波溶着可能な材料で形成された二枚の
外皮と両外皮間に位置する高周波溶着可能でない材料で
形成された網体からなる中仕切とを、開口部となる部分
を除いた他の辺において高周波溶着4するとともに、高
周波によるこの溶着部4の内方であって高周波溶着可能
でない材料で形成された網体からなる前記中仕切の網線
と網線との間において、高周波溶着可能な材料で形成さ
れた両外皮を高周波溶着5して外皮同士を直接固定した
ことを特徴とする携帯用小物入れ、バインダー、その他
の溶着物品における縁部溶着構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02174196A JP3212865B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 携帯用小物入れ、バインダー、その他の溶着部品における縁部溶着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02174196A JP3212865B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 携帯用小物入れ、バインダー、その他の溶着部品における縁部溶着構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09193581A JPH09193581A (ja) | 1997-07-29 |
| JP3212865B2 true JP3212865B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=12063508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02174196A Expired - Fee Related JP3212865B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 携帯用小物入れ、バインダー、その他の溶着部品における縁部溶着構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3212865B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101553479B1 (ko) * | 2014-06-20 | 2015-09-15 | 주식회사 세일콜렉션 | 표지용 카드꽂이 수납부 및 그 제조방법 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP02174196A patent/JP3212865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101553479B1 (ko) * | 2014-06-20 | 2015-09-15 | 주식회사 세일콜렉션 | 표지용 카드꽂이 수납부 및 그 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09193581A (ja) | 1997-07-29 |
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