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JP3213665B2 - 現像装置並びに画像形成装置 - Google Patents
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JP3213665B2 - 現像装置並びに画像形成装置 - Google Patents

現像装置並びに画像形成装置

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JP3213665B2
JP3213665B2 JP3690294A JP3690294A JP3213665B2 JP 3213665 B2 JP3213665 B2 JP 3213665B2 JP 3690294 A JP3690294 A JP 3690294A JP 3690294 A JP3690294 A JP 3690294A JP 3213665 B2 JP3213665 B2 JP 3213665B2
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貴雄 泉
利博 笠井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像を粉体一成分
現像剤で可視像化する現像装置並びに該現像装置を適用
した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのカラー指向に応えて、
フルカラー画像形成装置が登場してきた。このフルカラ
ー画像形成装置の1つに、感光体ドラム4連タンデム方
式がある。この方式は、個々に画像形成機能を有する4
組の画像形成機構を内蔵し、4本の像担持体としての感
光体ドラム上に、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラッ
クの粉体一成分現像剤(トナー)を用いて各色の現像剤
像を形成し、1枚の被転写材に順次この現像剤像を転写
し、カラー画像を得る方式である。
【0003】一方、静電潜像を可視像化する現像装置と
しては、粉体一成分現像剤を用いて現像する一成分現像
方式が主流になりつつある。その中でも、磁石を現像ロ
ーラ内に持たない非磁性一成分現像方式は、現像装置の
小型軽量化、低価格化に有利であるといった特長がある
ため、多用化される傾向にある。
【0004】この非磁性一成分現像方式は、回転に伴っ
て現像剤を被現像部に供給する弾性体からなる現像ロー
ラに対して、現像剤の薄膜を形成するために金属,合成
樹脂等からなる現像剤薄層形成部材を押し当て、これに
より被現像部に導かれる現像ローラ上の現像剤の帯電と
層規制を行ない、さらに、現像ローラと像担持体である
感光体ドラムとを接触あるいは近接させることにより感
光体ドラム上の静電潜像を現像するものである。
【0005】この方法では、現像剤に十分な電荷を与え
るたり、均一な薄層を形成するために、現像剤薄層形成
部材の押圧力を強くする必要がある。しかしながら、上
述したフルカラー画像形成装置等に適用される現像装置
に使用される現像剤は、3色ないし4色の現像剤が定着
時に完全に溶融して融け合うようにするため、軟化点が
低く、柔らかい熱可塑性樹脂からなる現像剤が使用され
る。
【0006】このような現像剤は、現像剤薄層形成部材
の押圧が強いと層形成部材や現像ローラに固着してしま
い、そのために安定な帯電現像剤層を形成できず画像劣
化の原因となるといった問題があった。
【0007】それを解決するために、特開昭62−11
3178号に開示されるように、現像剤薄層形成部材を
摩耗させながら使用する等の提案がなされているが、現
像ローラへの固着をも防止できる方策となっていない。
【0008】また、特に前述したフルカラー画像形成装
置や、近年開発が盛んに行なわれているカラープリン
タ、カラー複写機等2色以上の画像形成装置の場合、複
数の現像装置を1つのモータで同時に駆動制御している
ことが多いため、現像に関与していない時間でも現像装
置の現像ローラ等が駆動していることがある。
【0009】そのため、現像剤は、現像ローラと現像剤
薄層形成部材との接触部、現像ローラと像担持体との接
触部で必要以上に摩擦され、現像ローラへの固着がより
生じ易いという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
カラー画像形成装置等に適用される現像装置では、通常
よりも軟化点の低い現像剤が使われるだけでなく、現像
に関与しない時でも現像ローラの駆動に伴う搬送動作が
行われるために、現像剤に対する必要以上の接触摩擦に
より現像剤が過剰なストレスを受け、現像剤薄層形成部
材及び現像ローラ等の現像剤保持手段に現像剤が固着す
るという問題があった。
【0011】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その第1の目的とするところは、回転に伴って現像
剤を被現像部に供給する現像剤保持手段及びこの現像剤
保持手段の表面に現像剤の薄層を形成するための現像剤
薄層形成手段への現像剤の固着を防止でき、安定した現
像動作を行い得るようにした現像装置を提供することに
ある。
【0012】また、第2の目的とするところは、回転に
伴って現像剤を被現像部に供給する現像剤保持手段及び
この現像剤保持手段の表面に現像剤の薄層を形成するた
めの現像剤薄層形成手段への現像剤の固着を防止でき、
安定した現像動作を行い得るようにした現像装置を備
え、良好な画像形成を可能とした画像形成装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決して上記第1の目的を達成するための第1の手段と
して、回転可能に設けられ回転に伴って現像剤を被現像
部に供給する現像剤保持手段と、第1の材質により形成
され、前記現像剤保持手段に対して現像動作時に接触し
前記現像剤保持手段の表面に前記被現像部に供給される
現像剤の薄層を形成する現像剤薄層形成手段と、前記第
1の材質と異なる第2の材質により形成され、前記現像
剤保持手段に対して非現像動作時に接触し前記現像剤保
持手段の現像剤を保持する現像剤除去手段と、を具備
し、前記現像剤薄層形成手段と前記現像剤除去手段は、
互いに貼り合わせられている構成としたものである。
【0014】またこの発明は、上記課題を解決して上記
第1の目的を達成するための第2の手段として、回転可
能に設けられ回転に伴って現像剤を被現像部に供給する
現像剤保持手段と、この現像剤保持手段の表面に接触す
ることにより前記現像剤保持手段の表面に前記被現像
部に形成される現像剤の薄層を形成する第1の材質によ
り形成された第1の接触部及び前記現像剤保持手段に対
して接触することにより前記現像剤保持手段の現像剤を
除去する前記第1の材質と異なる第2の材質により形成
された第2の接触部とを備えた層規制部材と、現像動作
時には前記層規制部材の前記第1の接触部を前記現像
剤保持手段に接触させ、非現像動作時には前記第2の
接触部を前記現像剤保持手段に接触させるべく切換える
切換手段と、を具備してなる構成としたものである。
【0015】またこの発明は、上記課題を解決して上記
第1の目的を達成するための第3の手段として、回転可
能に設けられ回転に伴って現像剤を被現像部に供給する
円筒状の現像剤保持手段と、この現像剤保持手段の表面
に接触することにより前記現像剤保持手段の表面に
記被現像部に形成される現像剤の薄層を形成する第1の
接触部及び前記現像剤保持手段に対して接触することに
より前記現像剤保持手段の現像剤を除去する第2の接触
部とを備え、現像動作時と非現像動作時とで切換え可能
な層規制部材と、現像剤薄層形成用の前記第1の接触部
を、曲率半径Rが、R≧現像剤保持手段の曲率半径×
0.5を満足する形状とすると共に、現像剤除去用の前
記第2の接触部を、前記第2の接触部が当接する点での
現像剤保持手段の接線と前記第2の接触部のエッジとで
作る角度θが、θ≦90°を満足する形状としたもので
ある。
【0016】またこの発明は、上記課題を解決して上記
第2の目的を達成するための手段として、複数の像担持
体と、これら各像担持体上に潜像を形成する複数の潜像
形成手段と、これら各潜像形成手段により形成された
像担持体上の潜像を現像剤により顕像化する複数の現
像装置と、これら各現像装置によりトナー像が形成され
る各像担持体に被転写材を順次搬送する被転写材搬送手
段と、前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前
記搬送手段で搬送される被転写材に対して前記各像担持
体上に形成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手
段と、を具備し、1枚の被転写材に前記現像装置により
形成された現像剤像を順次転写してカラー画像を得る画
像形成装置であって、前記各現像装置が、回転可能に設
けられ回転に伴って現像剤を被現像部に供給する現像剤
保持手段と、この現像剤保持手段の表面に接触すること
により前記現像剤保持手段の表面に前記被現像部に形
成される現像剤の薄層を形成する第1の材質により形成
された第1の接触部及び前記現像剤保持手段に対して接
触することにより前記現像剤保持手段の現像剤を除去す
前記第1の材質と異なる第2の材質により形成された
第2の接触部とを備えた層規制部材と、現像動作時に
前記層規制部材の前記第1の接触部を前記現像剤保
持手段に接触させ、非現像動作時には前記第2の接触
部を前記現像剤保持手段に接触させるべく切り換える切
換手段と、を具備してなる構成としたものである。
【0017】
【作用】上記第1の手段の現像装置によれば、回転に伴
って現像剤を被現像部に供給する現像剤保持手段に対し
て非現像動作時に接触し、該現像剤保持手段の現像剤を
除去する現像剤除去手段を有することから、非現像動作
時における被現像部方向への搬送に伴う現像剤の必要以
上の接触摩擦が防止され、現像剤薄層形成手段や現像剤
保持手段への現像剤の固着が防止され、安定した現像動
作が可能となる。
【0018】また、現像剤除去手段と現像剤薄層形成手
段とを兼用したから、現像剤除去手段を独立して設ける
必要がなく、構成の簡素化が可能となる。上記第2の手
段の現像装置によれば、回転に伴って現像剤を被現像部
に供給する現像剤保持手段の表面に接触することにより
該現像剤保持手段の表面に被現像部に供給される現像剤
の薄層を形成する第1の接触部及び前記現像剤保持手段
に対して接触することにより該現像剤保持手段の現像剤
を除去する第2の接触部を備えた層規制部材を設け、現
像動作時には前記層規制部材の前記第1の接触部を現像
剤保持手段に接触させ、非現像動作時には前記第2の接
触部を現像剤保持手段に接触させるべく切換えるように
したから、非現像動作時における被現像部方向への搬送
に伴う現像剤の必要以上の接触摩擦が防止され、現像剤
薄層形成手段や現像剤保持手段への現像剤の固着が防止
され、安定した現像動作が可能となる。
【0019】また、1つの層規制部材に形成された第
1,第2の接触部を切換えることにより、現像剤保持手
段に対する現像剤の薄層形成と現像剤除去が選択的に行
えるため、現像剤除去手段を独立して設ける必要がな
く、構成の簡素化が可能となる。
【0020】上記第3の手段の現像装置によれば、上記
第2の手段の作用に加えて、さらに、現像剤薄層形成用
の第1の接触部を、曲率半径Rが、R≧現像剤保持手段
の曲率半径×0.5を満足する形状としたから、現像剤
保持手段及び現像剤薄層形成部への現像剤の固着防止効
果を高めることができ、より安定した現像動作を行い得
るものとなる。
【0021】さらに、現像剤除去用の第2の接触部を、
該第2の接触部が当接する点での現像剤保持手段の接線
と該第2の接触部のエッジとで作る角度θが、θ≦90
°を満足する形状としたから、非現像動作時における現
像剤除去作用が確実に行え、現像剤の固着防止効果をよ
り高めることができる。
【0022】上記手段の画像形成装置によれば、複数設
けられた各現像装置が、回転に伴って現像剤を被現像部
に供給する現像剤保持手段の表面に接触することにより
該現像剤保持手段の表面に被現像部に供給される現像剤
の薄層を形成する第1の接触部及び前記現像剤保持手段
に対して接触することにより該現像剤保持手段の現像剤
を除去する第2の接触部を備えた層規制部材を設け、現
像動作時には前記層規制部材の前記第1の接触部を現像
剤保持手段に接触させ、非現像動作時には前記第2の接
触部を現像剤保持手段に接触させるべく切換えるように
したから、非現像動作時における被現像部方向への搬送
に伴う現像剤の必要以上の接触摩擦が防止され、現像剤
薄層形成手段や現像剤保持手段への現像剤の固着が防止
され、安定した現像動作が可能となって、良好な画像形
成が可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図
8を参照して説明する。まず、図1を参照して本発明の
現像装置14を採用したカラー画像形成装置1の全体構
成の概略を説明する。
【0024】装置本体2内には、イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)の粉体一
成分現像剤(以後、トナーと称する)を用いて画像形成
を行う4組の記録装置10Y,10M,10C,10B
Kが並んで配置してある。
【0025】各記録装置10Y,10M,10C,10
BKは、それぞれ同じ構成部材よりなっているので、説
明を簡単化するため、イエロー記録装置10Yについて
説明し、他の記録装置10M,10C,10BKについ
ては省略する。
【0026】なお、各色について同じ部分には同じ符号
を付し、各色の構成の区別をつけるために、符号に各色
を示す添字を付してある。記録装置10Yは、像担持体
である感光体ドラム11Yを有し、その周囲には、帯電
手段であるコロナ帯電器12Y、潜像形成手段であるL
ED露光ヘッド13Y、後述する現像手段である現像装
置14Y、転写手段である転写ロ−ラ15Y、清掃手段
であるクリーニング装置16Y等が設けられている。
【0027】そして、コロナ帯電器12Yにより負の電
荷を与えられ−400〜−800vに一様に帯電され
る。ついで、LED露光ヘッド13Yにより画像処理部
から送られてきた画像情報に従って露光され、感光体ド
ラム11Y上には、イエロー光像の潜像が形成される。
この潜像は現像装置14Yにより現像され感光体ドラム
11Y上に顕像(トナ−像)が形成される。
【0028】一方、被転写材としての記録用紙Pは、装
置本体2内底部に設けられた給紙カセット20からピッ
クアップローラ21,給紙ローラ22、分離部材23等
で構成される給紙機構24を介して最上端の用紙Pのみ
取出され、レジストローラ対25により先端を揃えられ
タイミングを合わせて被転写材搬送手段である搬送ベル
ト26に送られる。
【0029】転写材搬送ベルト26により搬送される記
録用紙Pは、イエロー画像形成用の記録装置10Yの転
写領域に進入し、転写ロ−ラ15Yによって4〜6kV
の正の電荷を与えられて感光体ドラム11Y上のトナー
像が記録用紙Pに転写される。
【0030】記録用紙Pは更に進んで、マゼンタ画像形
成用の記録装置10Mの転写領域、シアン画像形成用の
記録装置10Cの転写領域、ブラック画像形成用の記録
装置10BKの転写領域へ順に進入し、それぞれ上記の
イエロー画像形成用の記録装置10Yの場合と同様に転
写ロ−ラ15M,15C,15BKの作用下でトナー像
が転写される。
【0031】このように、4色のトナー像が転写された
記録用紙Pは、定着装置27により定着され、排紙ロー
ラ対28を介して排紙トレイ29上に排紙される。上記
のように、カラー画像形成装置1においては、1色ずつ
露光、現像、転写の動作を行なうために、組込まれた4
組の現像装置14Y,14M,14C,14BKが選択
的に動作されるようになっている。
【0032】また、4組の現像装置14Y,14M,1
4C,14BKは、1つのモータ(図示しない)を駆動
源として回転駆動が制御されるようになっており、回転
に伴って非磁性一成分トナーTを感光体ドラム11との
接触位置である被現像部30に搬送する現像剤保持手段
としての現像ローラ32Y,32M,32C,32BK
は同時にON,OFFされるようになっている。
【0033】一方、現像装置14Y,14M,14C,
14BKは、後述するように、内部に配置された層規制
部材34Y,34M,34C,34BKの接触位置を切
換えることにより、現像動作時には被現像部30に供給
されるトナーTの薄層を現像ローラ32Y,32M,3
2C,32BK上に形成して現像可能とし、非現像動作
時には現像ローラ32Y,32M,32C,32BKか
らトナーTを除去して現像不可能とするようになってい
る。
【0034】すなわち、現像装置14Yの現像動作中
は、他の現像装置14M,14C,14BKの現像ロー
ラ30M,30C,30BK上のトナーTを掻き取るこ
とで非現像状態とし、そして、現像装置14Yの現像動
作が終了する前に現像装置14Mの層規制部材34Mが
トナー薄層を形成する部分に切換り、記録用紙Pの転写
領域への進入タイミングに合わせて現像動作を行なうよ
うになっている。
【0035】一方、現像動作を終了した現像装置14Y
の層規制部材34YはトナーTを掻き取る部分に切換わ
って現像ローラ32Y上からトナーTを回収する。現像
装置14C,14BKも同様の動作を順次行なうように
なっている。
【0036】次に、前記現像装置14Y,14M,14
C,14BKを構成する現像装置14を、図2を参照し
て説明する。図中40は、内部が粉体一成分現像剤であ
るトナーTを貯留する現像剤貯留部(以後トナー貯留部
という)42となる現像装置本体であり、この現像装置
本体40の上には、現像剤収容手段としてのトナーホッ
パ44が連設されている。
【0037】また、この現像装置本体40には、前記ト
ナー貯留部42に一部を介在させ回転に伴ってトナーT
を感光体ドラム11(11Y,11M,11C,11B
K)に対向する被現像部30に供給する回転駆動可能な
現像剤保持手段としての弾性体からなる現像ローラ32
が接触(あるいは近接)する状態に設けられている。
【0038】前記現像ローラ32Y,32M,32C,
32BKを構成するこの現像ローラ32は、現像ローラ
32の回転中心と感光体ドラム11の回転中心とを結ぶ
線L1 と、感光体ドラム11の回転中心を通る垂直線L
2 とがなす角度Θ1 が30°になる位置に配置されてい
る。
【0039】さらに、現像装置本体40内には、現像ロ
ーラ32の後側に接触する状態に回転に伴ってトナー貯
留部32のトナーTを現像ローラ36に供給すると共に
被現像部30で使用されずに戻った現像ローラ36上に
残ったトナーTをトナー貯留部42に回収する現像剤供
給手段としてのトナー供給ローラ(中間ローラ)46が
設けられている。
【0040】さらに、このトナー供給ローラ46の配設
位置よりもトナー移送方向下流側、すなわち、現像ロー
ラ32の回転中心と感光体ドラム11の回転中心とを結
ぶ線L1 に対してなす角度Θ2 が150°になる垂直線
3 上に回転中心を有する状態に前記層規制部材34
Y,34M,34C,34BKを構成する層規制部材3
4が設けられている。
【0041】ちなみに、前記LED露光ヘッド13Y,
13M,13C,13BKを構成するLED露光ヘッド
13は、感光体ドラム11の回転中心を通る垂直線L2
上かつ感光体ドラム11の真上、前記転写ロ−ラ15
Y,15M,15C,15BKを構成する転写ロ−ラ1
5は、感光体ドラム11の回転中心を通る垂直線L2
かつ感光体ドラム11の真下に配設されている。さら
に、転写ロ−ラ15の配設位置よりも下流側に位置し
て、前記クリーニング装置16Y,16M,16C,1
6BKを構成するクリーニング装置16が、さらにクリ
ーニング装置16とLED露光ヘッド13との間には、
前記コロナ帯電器12Y,12M,12C,12BKを
構成するコロナ帯電器12が配置される。
【0042】層規制部材34は、断面半円状の第1の接
触部である層形成部48と、層形成部48の平坦面側に
一体的に設けられた断面矩形状の第2の接触部である層
除去部50を備え、長手方向両端部に設けられた支軸5
2を回転中心として回動可能となっている。
【0043】第1の接触部である層形成部48は、現像
ローラ32の表面に接触することにより現像ローラ32
の表面に前記被現像部30に供給されるトナーTの薄層
を形成する現像剤薄層形成手段を構成し、第2の接触部
である層除去部50は、前記現像ローラ32に対して接
触することにより現像ローラ32のトナーTを除去する
現像剤除去手段を構成し、層規制部材34はこれら現像
剤薄層形成手段と現像剤除去手段とを兼用したものとな
っている。
【0044】現像剤薄層形成用の層形成部48は、R7
mmの曲率を有するシリコンゴム部材からなり、現像剤除
去用の層除去部50はエッジ部の角度が90°であるS
USの部材からなり、両者を接着剤により貼合わせたも
のとなっている。
【0045】また、シリコンゴム部材からなる層形成部
48は、前記支軸52を支承する軸受部に作用するスプ
リング54(図3参照)によって30〜600g/cm2
(2.94×10-3〜5.88×10-2N/mm2 )の圧
力で現像ローラ32に対して圧接される。ちなみに、現
像ローラ32は、φ18mmである。
【0046】また、層規制部材34は、現像装置本体4
0のリア側に設けられた切換手段としての切換機構56
により、現像動作時には層規制部材34の前記第1の接
触部である層形成部48を現像ローラ32に接触させ、
非現像動作時には前記第2の接触部である層除去部50
を現像ローラ32に接触させるべく切換えられる用にな
っている。
【0047】この、切換機構56は、図3に示すような
構成となっている。すなわち、層規制部材34の支軸5
2には、歯車58が取付けられており、歯車58には支
軸60を回動支点とする扇型の歯車62が噛合した状態
となっている。
【0048】扇型の歯車62には、駆動源であるプラン
ジャ型ソレノイド64が連結されており、ソレノイド6
4のワンストロークで層規制部材34が90°回転する
ように扇型の歯車62を矢印A方向に回動させるように
なっている。また、扇型の歯車62には、ソレノイド6
4と反対側に付勢部材としてのバネ66が取り付けら
れ、ソレノイド64に電圧がかかっていないときには、
このバネ66で引っ張ることにより層規制部材34が9
0°逆方向に回転するように扇型の歯車62を矢印B方
向に回動させるようになっている。
【0049】次に、切換機構56による現像動作時と非
現像動作時における層規制部材34の切換え動作につい
て、図2、図3を参照して説明する。記録装置10Y,
10M,10C,10BKを構成する記録装置10は、
プロセススピード100mm/sec、感光体ドラム径
φ30mm、LED露光ヘッド13と被現像部30(現
像ニップ部)との角度30度、現像ローラ32の回転周
速比はプロセススピードの1.5倍、現像ローラ径φ1
8mm、層規制部材34と被現像部30(現像ニップ
部)との角度150度である。
【0050】しかして、後述する制御手段としての制御
部70から切換機構56のソレノイド64の駆動タイミ
ング信号が送られ、ソレノイド64に電圧がかかって
0.5秒で第2の接触部である層除去部50から図2の
実線で示すように第1の接触部である層形成部48に切
換わる。
【0051】形成されたトナーTの薄層は、0.16秒
で被現像部30(現像ニップ部)に到達する。ソレノイ
ド駆動タイミングから0.7秒後に後述するLED露光
ヘッド13の露光ヘッドドライブ回路72Y(72M,
72C,72BK)にタイミング信号が送られ、発光し
て潜像の形成を始める。感光体ドラム11の回転により
静電潜像が被現像部30に0.08秒で進入する。この
時、既に現像ローラ32上にはトナーTの薄層が形成さ
れており、帯電トナーが移行して静電潜像を現像する。
【0052】露光の終了と同時にソレノイド64への印
加電圧もストップし、バネ66の力で層規制部材34は
逆方向に一回転し、第1の接触部である層形成部48か
ら図2の二点鎖線で示すように第2の接触部である層除
去部50に切換わる。
【0053】このようにすれば、現像動作時のみに現像
ローラ32上に必要なトナーTの層を形成させることが
できる。なお、感光体ドラム11、現像ローラ32等の
サイズ、配置角度、プロセススピードを変更した場合は
ソレノイド64の駆動タイミングを変え、被現像部30
(現像ニップ部)への現像ローラ32上のトナー層の進
入を静電潜像の進入より0.1秒程度速くなるように制
御すれば良い。
【0054】図4は、第1の接触部である層形成部48
が現像ローラ32に当接した現像動作状態を示す。そし
て、層形成部48により被現像部30側に供給されるト
ナーTの量を規制する。同時に、現像ローラ32の回転
によって層形成部48と現像ローラ32との接触部に形
成されるニップ部分にトナー粒子が取り込まれトナーT
の薄層が形成されると共に、両者の周速差によってトナ
ー粒子が摩擦帯電される。
【0055】層形成部48は、曲率半径Rが現像ローラ
32の外周半径(=曲率半径)×0.5以上である。そ
の理由は、図5に示す実験データより得られたものであ
る。図5は曲率半径Rを変えたときの現像ローラ32へ
のトナーTの固着が発生した時のランニング枚数であ
る。
【0056】曲率半径Rが現像ローラの外周半径×0.
5程度あれば1万枚のライフを達成することができ、そ
れよりも大きければトナーTの固着は更に発生し難くな
る。現像ローラ32へのトナーTの固着が発生すると、
非画像部のトナーかぶりの極端な増加、トナー層が現像
ローラ32上に保持されずにトナー落ちが発生するなど
の問題が発生する。
【0057】層形成部48の曲率が上記である理由は必
ずしも論理的に明らかでないが、上記よりも小さい場
合、ニップ幅を大きくとることができず、トナーTを十
分に摩擦帯電させるために押圧力を強くする必要があ
る。この場合、加える押圧力が狭いニップ部に集中する
ため単位面積当たりの押圧力が大きくなり、現像ローラ
32へのトナーTの固着が発生し易い。
【0058】それに対して、曲率が大きければ現像ロー
ラ32が弾性体であるためニップ幅も大きくすることが
でき、トナーTの摩擦時間が増えるため摩擦帯電のため
に必要な押圧も小さくてすむ。従って接触面積が大きい
ため単位面積当たりの押圧力が小さくなり、トナーTの
固着を発生し難いものとなる。
【0059】また、層形成部48の材料としては、SU
S、銅、リン青銅、アルミ、亜鉛鍍金、ニッケル鍍金な
どの金属を用いることもできるが、シリコンゴム、ウレ
タンゴム等の合成樹脂を用いることにより使用に応じて
摩耗し、トナーが固着することがないためより望まし
い。ちなみに、この実施例では、R7mmの曲率を有する
シリコンゴム部材を使用した。
【0060】しかして、層形成部48が現像ローラ32
に当接した現像動作時においては、現像装置本体40内
のトナー貯留部42の非磁性一成分トナーTは、トナー
供給ローラ46により現像ローラ32に送られ、つい
で、現像ローラ32の回転に伴って、矢印Cで示すよう
に、層形成部48とのニップ部を通過し、薄層状態かつ
静電像電荷と同極性の電荷が与えられた状態で被現像部
30に送られる。
【0061】そして、被現像部30において感光体ドラ
ム11と接触した際に、感光体ドラム11側に移行し、
感光体ドラム11上の静電潜像を可視化するようになっ
ている。
【0062】一方、現像に寄与されなかった残りのトナ
ーTは、現像ローラ32の回転によりトナー貯留部42
に戻り回収される。なお、この現像動作時において、現
像ローラ32と感光体ドラム11との間に、交流バイア
ス電圧あるいは直流バイアス電圧、または、直流と交流
を重畳したバイアス電圧を印加するようにしても良い。
【0063】図6は、第2の接触部である層除去部50
のエッジ部が現像ローラ32に当接した非現像動作状態
を示す。現像ローラ32上のトナーTの薄層は、層除去
部50のエッジ部50Aにより掻落される。この現像ロ
ーラ32から掻落されたトナーT及びトナー供給ローラ
46の回転により運ばれるトナーTは、矢印Dで示すよ
うに層除去部50の平坦面50Bに沿って一旦上方に案
内されトナー貯留部42に戻される。これにより、現像
ローラ32が回転しているにもかかわらず被現像部30
側にはトナーTが搬送されなくなる。
【0064】上記のように、現像動作を行なうとき以外
は現像ローラ32上にトナーTが存在しないため現像ロ
ーラ32と感光体ドラム11とのニップ部、現像ローラ
32と層規制部材34のニップ部でトナーTが過剰なス
トレスを受けることがなく、現像ローラ32へのトナー
Tの固着も生じない。
【0065】また、前記層除去部50は、図7の(a)
に示すように、現像ローラ32と接触する接線L4 とエ
ッジ部50Aとのなす角度Θ3 が90°以下となってい
る。図7の(b)に示すように、現像ローラ32と接触
する接線L4 とエッジ部50Aとのなす角度が、90°
よりも大きい角度Θ4 のとき、現像ローラ32の表面と
層除去部500のエッジ部500Aでつくる空間にトナ
ーTを取り込み易くなり、トナーTを現像ローラ32か
ら掻き落とすという所望の効果が得られない。90°よ
りも小さい場合は、原理的にはいくら小さくてもかまわ
ないが、実際には余り小さすぎると、強度に問題がでた
り、弾性体である現像ローラ32の表面を傷つたり、製
造が難しい、等の問題が生じるため、30°程度以上で
あることが望ましい。
【0066】また、材質としては金属、ウレタンゴム等
の合成樹脂を用いることができる。ちなみに、この実施
例では、エッジ部59Aの角度が90°で、材質はSU
Sである。
【0067】ここで、実施例としてあげた現像器構造
は、非磁性一成分接触現像方式について説明するもので
あり、各現像器構成部品の配置や寸法等、これに限定さ
れるものではない。
【0068】また、図8に示すように、各記録装置10
Y,10M,10C,10BKには、制御手段としての
制御部70から動作信号が入力され、一連の画像形成動
作がなされるようになっている。
【0069】すなわち、制御部70には、現像装置14
Y,14M,14C,14BKの層規制部材切換用のソ
レノイド64を駆動するためのソレノイド駆動回路74
Y,74M,74C,74BKが接続されている。ま
た、LED露光ヘッド13Y,13M,13C,13B
Kの駆動を制御する露光ヘッドドライブ回路72Y,7
2M,72C,72BKが接続されている。
【0070】また、各露光ヘッドドライブ回路72Y,
72M,72C,72BKには、それぞれページメモリ
76Y,76M,76C,76BKが接続されており、
これらページメモリ76Y,76M,76C,76BK
にはインターフェース78を介してカラー画像読取装置
やパーソナルコンピュータなどの図示しない外部機器か
らカラー画像情報が入力されるようになっている。
【0071】しかして、給紙カセット20から取出され
た記録用紙Pがイエロー画像の記録装置10Yの転写ロ
−ラ15Yの配設位置である転写部まで搬送される時間
をT1 、マゼンタ画像の転写部までの時間をT2 、シア
ン画像の転写部までの時間をT3 、ブラック画像の転写
部までをT4 とする。T1 ,T2 ,T3 ,T4 から感光
体ドラム11が露光部から転写部まで回転する時間t1
を引いた時間をそれぞれTy,Tm,Tc,Tbk、更
に上記のように現像ニップへの現像ローラ32上のトナ
ー層の進入を静電潜像の進入より0.1秒程度速くなる
ように計算された露光タイミングとの時間差t2 をT
y,Tm,Tc,Tbkから引いた時間をTy′,T
m′,Tc′,Tbk′とする。
【0072】4組の感光体ドラム11Y,11M,11
C,11BK、及び4組の現像装置14Y,14M,1
4C,14BKはそれぞれ一つのデータで駆動してい
る。プリント信号により感光体ドラム11Y,11M,
11C,11BK、現像装置14Y,14M,14C,
14BKのモータ(図示しない)が駆動を始め、同時に
除電ランプ(図示しない)が駆動して、感光体ドラム1
1Y,11M,11C,11BKをクリーニングする。
【0073】ついで、数秒後にピックアップローラ21
を含む給紙機構24が駆動し、同時に帯電手段であるコ
ロナ帯電器12Y,12M,12C,12BKがONに
なる。そこからTy時間後にイエローへのLED露光ヘ
ッド13Yの露光ヘッドドライブ回路72Yが、Ty′
時間後にイエローのソレノイド駆動回路74YがONに
なり、T1時間後にはイエローの転写ロ−ラ15Yに対
する転写電圧がONされる。
【0074】このようにして、順次Tm,Tc,Tbk
時間には各色の露光ヘッドドライブ回路72M,72
C,72BKがON、Tm′,Tc′,Tbk′時間に
は各色のソレノイド駆動回路74M,74C,74BK
がON、T2 ,T3 ,T4 時間には転写ロ−ラ15M,
15C,15BKに対する転写電圧がONになる。T
y,Tm,Tc,Tbk、Ty′,Tm′,Tc′,T
bk′はページメモリ76Y,76M,76C,76B
K中のデータがなくなり次第OFFになり、またT1
4 はONのタイミングが設定紙サイズが転写部を通過
する時間経過後OFFになる。
【0075】ソレノイド駆動回路74Y,74M,74
C,74BKがONの時、層規制部材34Y,34M,
34C,34BKは第1の接触部である層形成部48が
現像ローラ32Y,32M,32C,32BKに当接
(図4参照)しており、OFFになると第2の接触部で
ある層除去部50が現像ローラ32Y,32M,32
C,32BKに当接(図6参照)する。
【0076】このように感光体ドラム11Y,11M,
11C,11BK、現像ローラ32Y,32M,32
C,32BKの駆動モータを4色共通にしても、現像時
のみ現像ローラ32Y,32M,32C,32BK上に
トナーTの層を形成させることにより、トナーTに層規
制部材34Y,34M,34C,34BKによる余分な
ストレスを与えることがなく、トナーT、及び現像装置
14Y,14M,14C,14BKの部品の長寿命化が
図ることができる。
【0077】図9は、層規制部材34の変形例を示し、
この層規制部材341は、断面半円状の一端部分を直角
に削除した略扇型形状の第1の接触部である層形成部4
80と、断面半円状の第2の接触部である層除去部50
1とを接合してなる構成となっている。
【0078】そして、支軸52を中心として90°回転
することにより、第1の接触部である層形成部480を
現像ローラ32に接触させたり、層除去部501のエッ
ジ部501Aを現像ローラ32に接触するように切換え
るものである。
【0079】なお、層形成部480及び層除去部501
の材質、押圧力、切換機構は前述の一実施例で説明した
ものと同様であり、また、作用等も同じなためこれらに
ついての重複説明は省略する。
【0080】図10は、層規制部材34のさらに異なる
変形例を示し、この層規制部材342は、断面扇型形状
の第1の接触部である層形成部481と、これよりも幅
狭な断面扇型形状の第2の接触部である層除去部502
とを接合してなる構成となっている。
【0081】そして、支軸52を中心として90°回転
することにより、第1の接触部である層形成部481を
現像ローラ32に接触させたり、層除去部502のエッ
ジ部502Aを現像ローラ32に接触するように切換え
るものである。
【0082】なお、層形成部480及び層除去部501
の材質、押圧力、切換機構は前述の一実施例で説明した
ものと同様であり、また、作用等も同じなためこれらに
ついての重複説明は省略する。
【0083】図11は、層規制部材34を切換える切換
機構56の変形例を示すもので、駆動源として前述のプ
ランジャ型ソレノイド64に代えてロータリソレノイド
640を使用したものである。ロータリソレノイド64
0の支軸642を回動中心として回動する作動体644
には、層規制部材343が一体に取付けられている。
【0084】そして、コイル646に電圧を印加して作
動体644を20度回転させることにより、層規制部材
343の断面扇形の第1の接触部である層形成部481
と、第2の接触部である断面矩形状の層除去部50のエ
ッジ部50Aを選択的に現像ローラ32に接触させるも
のである。
【0085】ここで実施例としての現像装置を感光体ド
ラム,現像装置等を4組水平に並べたタンデム方式の画
像形成装置に適用した場合について説明したが、これに
限らず、例えば黒とそれ以外の他の色を1色ずつ選択的
に、あるいは2色合成して印字できるようにした2組の
現像装置を組込むようにした画像形成装置に適用可能で
あり、また、ブラック(BK)を除いたイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)のトナーTを装
填した3組の現像装置を組込むようにした画像形成装置
に適用可能である。その他、本発明は本発明の要旨を変
えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。請求項1記載の現像装置によれ
ば、第2の材質により形成され、回転に伴って現像剤を
被現像部に供給する現像剤保持手段に対して非動作時に
接触し、現像剤保持手段の現像剤を保持する現像剤除去
手段と、非現像動作時における被現像部方向への搬送に
伴う現像剤の必要以上の接触摩擦が防止され、現像剤薄
層形成手段や現像剤保持手段への現像剤の固着が防止さ
れ、安定した現像動作が可能となる。
【0087】また、現像剤薄層形成手段と現像剤除去手
段とを、互いに貼り合わせて用いることにより、現像剤
除去手段を独立して設ける必要がなく、構成の簡素化が
可能となる。請求項2記載の現像装置によれば、回転に
伴って現像剤を被現像部に供給する現像剤保持手段の表
面に接触することにより現像剤保持手段の表面に被現
像部に形成される現像剤の薄層を形成する第1の接触部
及び現像剤保持手段に対して接触することにより現像剤
保持手段の現像剤を除去する第2の接触部とを備えた層
規制部材を設け、現像動作時には層規制部材の第1の
接触部を現像剤保持手段に接触させ、非現像動作時に
第2の接触部を現像剤保持手段に接触させるべく切
換えるようにしたから、非現像動作時における被現像部
方向への搬送に伴う現像剤の必要以上の接触摩擦が防止
され、現像剤薄層形成手段や現像剤保持手段への現像剤
の固着が防止され、安定した現像動作が可能となる。
【0088】また、1つの現像剤層規制部材に形成され
た第1,第2の接触部を切換えることにより、現像剤保
持手段に対する現像剤の薄層形成と現像剤除去が選択的
に行えるため、現像剤除去手段を独立して設ける必要が
なく、構成の簡素化が可能となる。
【0089】請求項3記載の現像装置によれば、上記第
2の手段の作用に加えて、さらに、現像剤薄層形成用の
第1の接触部を、曲率半径Rが、R≧現像剤保持手段の
曲率半径×0.5を満足する形状としたから、現像剤保
持手段及び現像剤薄層形成部への現像剤の固着防止効果
を高めることができ、より安定した現像動作を行い得る
ものとなる。
【0090】さらに、現像剤除去用の第2の接触部を、
該第2の接触部が当接する点での現像剤保持手段の接線
と該第2の接触部のエッジとで作る角度θが、θ≦90
°を満足する形状としたから、非現像動作時における現
像剤除去作用が確実に行え、現像剤の固着防止効果をよ
り高めることができる。
【0091】請求項4記載の画像形成装置によれば、複
数設けられた各現像装置が、回転に伴って現像剤を被現
像部に供給する現像剤保持手段の表面に接触することに
より該現像剤保持手段の表面に被現像部に供給される現
像剤の薄層を形成する第1の接触部及び前記現像剤保持
手段に対して接触することにより該現像剤保持手段の現
像剤を除去する第2の接触部を備えた現像剤層規制部材
を設け、現像動作時には前記現像剤層規制部材の前記第
1の接触部を現像剤保持手段に接触させ、非現像動作時
には前記第2の接触部を現像剤保持手段に接触させるべ
く切換えるようにしたから、非現像動作時における被現
像部方向への搬送に伴う現像剤の必要以上の接触摩擦が
防止され、現像剤薄層形成手段や現像剤保持手段への現
像剤の固着が防止され、安定した現像動作が可能となっ
て、良好な画像形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体構成を示す断面
図。
【図2】本発明の現像装置の一実施例を備えた記録装置
の略断面図。
【図3】図2に示される現像装置の層規制部材切換機構
の構成を示す図。
【図4】図2に示される現像装置の現像動作時の状態を
示す説明図。
【図5】図2に示される現像装置における層規制部材の
層形成部の曲率半径とトナー固着発生枚数との相関図。
【図6】図2に示される現像装置の非現像動作時の状態
を示す説明図。
【図7】図2に示される現像装置における層規制部材の
層除去部のエッジ部角度の状態を示す図。
【図8】図1に示す画像形成装置に於いて層規制部材を
切り替えて使用する場合の制御ブロック図。
【図9】本発明の要部である層規制部材の第1の変形例
を示す図。
【図10】本発明の要部である層規制部材の第2の変形
例を示す図。
【図11】本発明の要部である層規制部材の切換機構の
他の実施例を示す図。
【符号の説明】
1…カラー画像形成装置、2…装置本体、記録装置10
(10Y,10M,10C,10BK)…記録装置、1
1(11Y,11M,11C,11BK)…感光体ドラ
ム(像担持体)、12(12Y,12M,12C,12
BK)…コロナ帯電器(帯電手段)、13(13Y,1
3M,13C,13BK…LED露光ヘッド(潜像形成
手段)、14(14Y,14M,14C,14BK)…
現像装置(現像手段)、15(15Y,15M,15
C,15BK)…転写ロ−ラ(転写手段)、30…被現
像部、32(32Y,32M,32C,32BK…現像
ローラ(現像剤保持手段)、34,(34Y,34M,
34C,34BK)…層規制部材、40…現像装置本
体、42…トナー貯留部(現像剤貯留部)、44…トナ
ーホッパ(現像剤収容手段)、46…トナー供給ローラ
(現像剤供給手段)、48…第1の接触部である層形成
部(現像剤薄層形成手段)、50…第2の接触部である
層除去部(現像剤除去手段)、50A…エッジ部、52
…支軸、54…スプリング、56…切換機構(切換手
段)、64…プランジャ型ソレノイド(駆動源)、66
…バネ(付勢部材)、341,342,343…層規制
部材、480,481…第1の接触部である層形成部
(現像剤薄層形成手段)、500,501…第2の接触
部である層除去部(現像剤除去手段)、500A,50
1A…エッジ部、,640…ロータリソレノイド(駆動
源)、P…記録用紙(被転写材)、T…トナー(粉体一
成分現像剤)。
フロントページの続き (72)発明者 笠井 利博 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 高木 修 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (72)発明者 福留 康行 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (56)参考文献 特開 平5−27579(JP,A) 特開 平4−204961(JP,A) 特開 昭56−125776(JP,A) 特開 平4−88374(JP,A) 特開 平4−221978(JP,A) 実開 昭64−49861(JP,U) 実開 昭61−76453(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 504

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能に設けられ回転に伴って現像剤を
    被現像部に供給する現像剤保持手段と、第1の材質により形成され、前記 現像剤保持手段に対し
    て現像動作時に接触し前記現像剤保持手段の表面に前記
    被現像部に供給される現像剤の薄層を形成する現像剤薄
    層形成手段と、前記第1の材質と異なる第2の材質により形成され、
    記現像剤保持手段に対して非現像動作時に接触し前記
    像剤保持手段の現像剤を保持する現像剤除去手段と、 を具備し、 前記現像剤薄層形成手段と前記現像剤除去手段は、互い
    に貼り合わせられていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】回転可能に設けられ回転に伴って現像剤を
    被現像部に供給する現像剤保持手段と、 この現像剤保持手段の表面に接触することにより前記
    像剤保持手段の表面に前記被現像部に形成される現像
    剤の薄層を形成する第1の材質により形成された第1の
    接触部及び前記現像剤保持手段に対して接触することに
    より前記現像剤保持手段の現像剤を除去する前記第1の
    材質と異なる第2の材質により形成された第2の接触部
    とを備えた層規制部材と、 現像動作時には前記層規制部材の前記第1の接触部を
    前記現像剤保持手段に接触させ、非現像動作時には
    記第2の接触部を前記現像剤保持手段に接触させるべく
    切り換える切換手段と、 を具備してなることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】回転可能に設けられ回転に伴って現像剤を
    被現像部に供給する円筒状の現像剤保持手段と、 この現像剤保持手段の表面に接触することにより前記
    像剤保持手段の表面に前記被現像部に形成される現像
    剤の薄層を形成する第1の接触部及び前記現像剤保持手
    段に対して接触することにより前記現像剤保持手段の現
    像剤を除去する第2の接触部とを備え、現像動作時と非
    現像動作時とで切換え可能な層規制部材と、 現像剤薄層形成用の前記第1の接触部を、曲率半径R
    が、R≧現像剤保持手段の曲率半径×0.5を満足する
    形状とすると共に、現像剤除去用の前記第2の接触部
    を、前記第2の接触部が当接する点での現像剤保持手段
    の接線と前記第2の接触部のエッジとで作る角度θが、
    θ≦90°を満足する形状としたことを特徴とする現像
    装置。
  4. 【請求項4】複数の像担持体と、これら各 像担持体上に潜像を形成する複数の潜像形成手
    段と、 これら各潜像形成手段により形成された前記像担持体上
    の潜像を現像剤により顕像化する複数の現像装置と、 これら各現像装置によりトナー像が形成される各像担持
    体に被転写材を順次搬送する被転写材搬送手段と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
    手段で搬送される被転写材に対して前記各像担持体上に
    形成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、 を具備し、1枚の被転写材に前記現像装置により形成さ
    れた現像剤像を順次転写してカラー画像を得る画像形成
    装置であって、 前記各現像装置が、 回転可能に設けられ回転に伴って現像剤を被現像部に供
    給する現像剤保持手段と、 この現像剤保持手段の表面に接触することにより前記
    像剤保持手段の表面に前記被現像部に形成される現像
    剤の薄層を形成する第1の材質により形成された第1の
    接触部及び前記現像剤保持手段に対して接触することに
    より前記現像剤保持手段の現像剤を除去する前記第1の
    材質と異なる第2の材質により形成された第2の接触部
    とを備えた層規制部材と、 現像動作時には前記層規制部材の前記第1の接触部を
    前記現像剤保持手段に接触させ、非現像動作時には
    記第2の接触部を前記現像剤保持手段に接触させるべく
    切り換える切換手段と、 を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記現像剤薄層形成手段に用いられる前記
    第1の材質は、例えばシリコンゴムであり、前記現像剤
    除去手段に用いられる前記第2の材質は、例えばステン
    レス鋼であることを特徴とする請求項1または2記載の
    現像装置。
  6. 【請求項6】前記現像剤薄層形成手段に用いられる前記
    第1の材質は、例えばシリコンゴムであり、前記現像剤
    除去手段に用いられる前記第2の材質は、例えばステン
    レス鋼であることを特徴とする請求項4記載の画像形成
    装置。
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