JP3214360B2 - 車両用操舵制御装置 - Google Patents
車両用操舵制御装置Info
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Description
に関し、特に道路の白線等を認識して自車の走行車線か
らの逸脱を防止する車両の操舵制御装置に関する。
ことを目的として、道路の白線等を認識して自車の走行
車線を認識し、この走行車線から逸脱しないように操舵
制御を行う車両用操舵制御装置が提案されている。
は、道路の白線を認識し、安全走行ポテンシャルエネル
ギを白線の内側の走行車線では低く設定し、白線近傍で
は白線に近づくに従って高くなるよう設定し、安全走行
ポテンシャルエネルギが低くなるように後輪を補助操舵
することが開示されている。
行ポテンシャルエネルギを白線近傍では白線に近づくに
従って高くしており、安全走行ポテンシャルエネルギが
低くなるように補助操舵をするため、車両は走行車線の
中央を走行するように操舵制御される。
合、従来のように走行車線の中央を走行するように制御
すること、又は左右の修正操舵特性を同一に設定するこ
とは最適とはいえないという問題があった。つまり、走
行車線の左右両側方の状態によって、中央から左又は右
に寄せて安全度の高い側へオフセットさせ操舵制御する
ことが望ましい。また、安全度の高い側への操舵量は安
全度の低い側への操舵量より大きくすることが望まし
い。
走行車線の周辺環境に基づいて走行車線の幅方向の基準
位置又は操舵制御の操舵ゲインを変更することにより、
最適で安全性の高い操舵制御を行う車両用操舵制御装置
を提供することを目的とする。
図1(A)に示す如く、自車の走行車線の幅方向の車両
位置を認識する車両位置認識手段M1を有し、上記自車
の走行車線の幅方向の基準位置と、上記車両認識手段で
得られた車両位置とに基づいて、上記基準位置に車両を
誘導すべく操舵制御する操舵制御手段M2とを有する車
両用操舵制御装置において、自車の走行車線の周辺環境
を認識する周辺環境認識手段M3と、上記周辺環境認識
手段の認識結果に基づいて上記基準位置を変更する基準
位置変更手段M4とを有する。
有無等に応じて基準位置を変更することにより、より安
全性が高く、運転者の感覚に合った走行位置を走行する
ことができ制御を最適化できる。請求項2に記載の発明
は、図1(B)に示す如く、自車の走行車線の幅方向の
車両位置を認識する車両位置認識手段M1を有し、上記
自車の走行車線の幅方向の基準位置と、上記車両認識手
段で得られた車両位置とに基づいて、上記基準位置に車
両を誘導すべく操舵制御する操舵制御手段M2とを有す
る車両用操舵制御装置において、自車の走行車線の周辺
環境を認識する周辺環境認識手段M3と、上記周辺環境
認識手段の認識結果に基づいて上記操舵制御における左
右方向の操舵ゲインを変更する操舵ゲイン変更手段M5
とを有する。
有無等に応じて左右の操舵ゲインを変更することによ
り、安全性の高い方向への移動時間を短かくすることが
できる。
成図を示す。同図中、前輪操舵機構Aは操舵ハンドル1
1を有しており、この操舵ハンドル11は操舵軸12を
介してピニオンギヤ13に接続されている。このピニオ
ンギヤ13はラックバー14と噛合し、操舵ハンドル1
1の回転運動をラックバー14の往復運動に変換して伝
達するものである。ラックバー14の両端には左右タイ
ロッド15a,15b及び左右ナックルアーム16a,
16bを介して左右前輪FW1,FW2が操舵可能に連
結されている。
回動による軸方向の変位に応じて左右前輪FW1,FW
2を操舵する。操舵軸12の中間には四方弁からなる制
御バルブ17が組み付けられている。制御バルブ17
は、操舵軸12に作用する操舵トルクに応じて、エンジ
ン18により駆動される油圧ポンプ21からの作動油を
パワーシリンダ22の一方の油室へ供給するとともに、
パワーシリンダ22の他方の油室内の作動油をリザーバ
23へ排出するように機能する。パワーシリンダ22
は、作動油の吸排に応じてラックバー14を軸方向に駆
動することにより、左右前輪FW1,FW2の操舵を助
勢する。
達される衝撃やステアリング系の振動を減衰させるため
のショックアブソーバ(ステアリングダンパ)であり、
ショックアブソーバのオリフィス径を可変することによ
り減衰係数を可変して操舵トルクを可変する。
に軸方向に変位して左右後輪RW1,RW2を操舵する
リレーロッド31を有する。リレーロッド31の両端に
は、前記前輪操舵機構Aの場合と同様に、左右タイロッ
ド32a,32b及び左右ナックルアーム33a,33
bを介して左右後輪RW1,RW2が操舵可能に連結さ
れている。
ジング34により軸方向に変位可能に支持され、ハウジ
ング34内にはパワーシリンダ35が形成されている。
パワーシリンダ35は作動油の吸排に応じてリレーロッ
ド31を軸方向へ駆動するものであり、リレーロッド3
1に固定されたピストン35aにより左右油室35b,
35cに区画されている。これらの左右油室35b,3
5c内にはスプリング36a,36bがプレロードを付
与された状態でリレーロッド31を貫通させるようにし
て組み込まれており、スプリング36a,36bはそれ
らの弾発力によりリレーロッド31を中立位置に附勢し
ている。
ンダ35とともに油圧倣い機構を構成するスプールバル
ブ37が組み込まれている。このスプールバルブ37は
ハウジング34内に軸方向に液密的且つ摺動可能に収容
されたバルブスリーブ37aと、ハウジング34に固定
されたバルブスリーブ37bと、からなり、バルブスリ
ーブ37aの左方向への変位に応じて、エンジン18に
より駆動される油圧ポンプ38からの作動油をパワーシ
リンダ35の左油室35bへ供給するとともに、パワー
シリンダ35の右油室35c内の作動油をリザーバ23
へ排出する。又、バルブスリーブ37aが右方向へ変位
すると、スプールバルブ37は油圧ポンプ38からの作
動油をパワーシリンダ35の右油室35cへ供給すると
ともに、パワーシリンダ35の左油室35b内の作動油
をリザーバ23へ排出する。
孔37a1 が設けられており、貫通孔37a1 にはレバ
ー41が貫通されている。レバー41の中間部分には球
型の節状隆起部41aが設けられ、レバー41は節状隆
起部41aの外周面にて貫通孔37a1 の内周面に傾動
且つ摺動可能に係合している。又、レバー41の下端部
はピストン35aの外周上に設けた環状溝35a1 内に
回動可能且つ上下方向に摺動可能に嵌合され、レバー4
1の上端部はピン42に回動可能に接続されている。
けた支持孔34a,34b内に進退可能且つ回転不能に
侵入している。又、ピン42の外周上にはラック歯42
aが形成され、ラック歯42aにはステップモータ43
の回転軸に固定されたウォーム44が噛合している。こ
の場合、ステップモータ43が右回転又は左回転すると
ピン42は右方向又は左方向に変位するようになってい
る。
クセンサ51、後輪操舵角センサ54、ウインカスイッ
チ60、及び走行環境検出手段としてのガイドライン認
識手段62、車速センサ65及び前輪の操舵角を検出す
る操舵角センサ67が接続されている。
るトルクを検出して操舵トルクMTを表わす信号をEC
U50に供給する。後輪操舵角センサ54はステップモ
ータ43の回転角を測定して後輪操舵角θrを表わす信
号をECU50に供給する。ウインカスイッチ60は方
向指示機の操作時にオンとなり、オン/オフ信号をEC
U50に供給する。
段M3としてのガイドライン認識手段62は車両の進行
方向前方の道路を撮像した道路画像をカメラ64から供
給され、この道路画像を処理して道路の中央又は路側の
白線や黄色の追越し禁止線等のガイドラインを認識し、
このガイドラインに基づいて走行車線を認識し、図4に
一点鎖線で示す走行車線中央線からの車両オフセット量
E(n)を検出する。また、これと共に道路の車線数及
び歩道や中央分離帯の有無等の走行環境情報を検出す
る。ここで、θは画像から得た傾き角、lは前方注視点
距離(一定値)、eは現在横ずれ量であり、 E(n)=e+e’ e’≒l×θ と表わされる。この車両オフセット量E(n)及び走行
環境情報ECU50に供給される。
クロコンピュータで構成され、中央処理ユニット(CP
U)70と、リードオンリメモリ(ROM)72と、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)74と、入力ポート回
路76と、出力ポート回路78と、通信回路80とを有
し、これは双方向性のコモンバス82により互いに接続
されている。
センサ54,ウインカスイッチ60,車速センサ65,
操舵角センサ67夫々の出力する検出信号が供給され
る。また、通信回路80にはガイドライン認識手段62
の出力する車両オフセット量E(n)が供給される。R
OM72には制御プログラムが記憶されている。CPU
70は制御プログラムに基づき、後述する種々の演算を
行い、その際にRAM74が作業領域として使用され
る。
実行する操舵制御処理の一実施例のフローチャートを示
す。この処理は所定時間間隔で繰り返し実行される。図
5中、ステップS10ではウインカスイッチ60がオフ
か否かによって、操舵ハンドル11の操舵が運転者の無
意識操舵か否かを判別する。ウインカスイッチ60がオ
フで無意識操舵である場合にはステップS12に進み、
そうでない場合は処理サイクルを終了する。
62で走行車線の認識ができたかどうかを判別する。走
行車線の認識ができた場合にはステップS14に進み、
認識できない場合には処理サイクルを終了する。ステッ
プS14では車速センサ65の出力する車速V、操舵セ
ンサ67の出力する操舵角MA、ガイドライン認識手段
62の出力する車両オフセット量E(n)及び走行環境
情報を読み込む。この車両オフセット量E(n)は走行
車線中央を基準とした値である。
報から道路が片側1車線か否かを判別し、片側1車線の
場合はステップS18で歩道の有無を判別する。ここ
で、歩道が有ればステップS20で次式により車両オフ
セット量をERだけ右側にシフトし、かつ右方向操舵ゲ
インΔKRを増大させる。
にある歩道の存在を考慮し、より運転者の感覚に合った
制御を行うためである。
ステップS22に進み、車両オフセット量E(n)はそ
のままとし、左方向操舵ゲインΔKLを増大させる。 E(n)=E(n) ΔKL=ΔKL×k これは自車の走行する車線の右側を通過する対向車を考
慮し、より運転者の感覚に合った制御を行うためであ
る。
場合はステップS24に進み、片側2車線か否かを判別
し、片側2車線の場合はステップS26で走行環境情報
から自車が左端の車線を走行中か否かを判別する。左端
を走行中の場合はステップS27で歩道の有無を判別す
る。ここで、歩道があればステップS28で次式により
車両オフセット量をERだけ右側にシフトし、かつ右方
向操舵ゲインΔKRを増大させる。
運転者の感覚に合った制御を行うためである。また歩道
がない場合はステップS29で車両オフセット量E
(n)をELだけ左側にシフトし、かつ左方向操舵ゲイ
ンΔKLを増大させる。
中の場合はステップS30で車両オフセット量E(n)
はそのままとし、左方向操舵ゲインΔKLを増大させ
る。
3車線とみなし、ステップS32で走行環境情報から自
車が左端の車線を走行中か否かを判別する。左端を走行
中の場合はステップS33で歩道の有無を判別する。こ
こで、歩道があればステップS34で次式により車両オ
フセット量をERだけ右側にシフトし、かつ右方向操舵
ゲインΔKRを増大させる。
運転者の感覚に合った制御を行うためである。また歩道
がない場合はステップS35で車両オフセット量E
(n)をELだけ左側にシフトし、かつ左方向操舵ゲイ
ンΔKLを増大させる。
の車線を走行中か否かを判別し、右端でない、つまり中
央車線を走行中の場合はステップS38で車両オフセッ
ト量E(n)はそのままとし、左方向操舵ゲインΔKL
及び右方向操舵ゲインΔKRを増大させる。
両オフセット量E(n)はそのままとし、かつ左方向操
舵ゲインΔKLを増大させる。
て基準位置を変更することにより、より安全性が高く、
運転者の感覚に合った走行位置を走行することができ、
また、左右の操舵ゲインを変更することにより、安全性
の高い方向への移動時間を短かくすることができる。
手段M5に対応する上記のステップS20,S22,S
28〜S30,S34,S35,S38,S40夫々を
実行した後は図7のステップS44に進む。ステップS
44では次式により後輪操舵制御量D(n)を算出す
る。
(n)−E1(n−1)} 但し、D(n−1)は前回の後輪操舵制御量、E1(n
−1)は前回のオフセット量、K1は後輪制御ゲイン
(一定値)である。この後、ステップS46に進み、後
輪操舵制御量D(n)に基づいて駆動回路56を駆動
し、これによってステップモータ43が回転駆動されて
後輪の操舵が行われ、その後、処理サイクルを終了す
る。
側に歩道100を持つ車線102を走行中の車両104
は、走行車線100の破線で示す中央より、矢印右側に
寄って走行し、歩行者の安全を確保できる。また、図9
に示す如く片側3車線の中央車線106を走行する車両
108は、中央車線106の破線で示す中央を走行す
る。これと共に、図10に示す如く片側3車線の歩道の
ない左端車線110を走行する車両112は左端車線1
10の破線で示す中央より矢印左側に寄って走行し、右
端車線114を走行する車両116は右端車線114の
破線で示す中央を走行し、中央車線106を走行する車
両との間の車幅間隔を大きくすることができ、安全性の
高い走行を行うことができる。
行うものであるが、例えばスイッチオン時に前輪の操舵
制御を行い、スイッチオフ時には運転者が前輪を操舵す
る構成であっても良く、上記実施例に限定されない。上
記実施例においては、車速V、カーブの曲率半径R、操
舵角度MAを用いて走行環境を検出しているが、その
他、操舵角速度、ブレーキ作動状態など、種々のパラメ
ータを用いて、より細分化された走行環境に対応させる
よう構成しても良い。
周辺環境つまり車線数や歩道の有無等に応じて基準位置
を変更することにより、より安全性が高く、運転者の感
覚に合った走行位置を走行することができ制御を最適化
できる。また、請求項2に記載の発明は、周辺環境つま
り車線数や歩道の有無等に応じて左右の操舵ゲインを変
更することにより、安全性の高い方向への移動時間を短
かくすることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 自車の走行車線の幅方向の車両位置を認
識する車両位置認識手段を有し、上記自車の走行車線の
幅方向の基準位置と、上記車両認識手段で得られた車両
位置とに基づいて、上記基準位置に車両を誘導すべく操
舵制御する操舵制御手段とを有する車両用操舵制御装置
において、 自車の走行車線の周辺環境を認識する周辺環境認識手段
と、 上記周辺環境認識手段の認識結果に基づいて上記基準位
置を変更する基準位置変更手段とを有することを特徴と
する車両用操舵制御装置。 - 【請求項2】 自車の走行車線の幅方向の車両位置を認
識する車両位置認識手段を有し、上記自車の走行車線の
幅方向の基準位置と、上記車両認識手段で得られた車両
位置とに基づいて、上記基準位置に車両を誘導すべく操
舵制御する操舵制御手段とを有する車両用操舵制御装置
において、 自車の走行車線の周辺環境を認識する周辺環境認識手段
と、 上記周辺環境認識手段の認識結果に基づいて上記操舵制
御における左右方向の操舵ゲインを変更する操舵ゲイン
変更手段とを有することを特徴とする車両用操舵制御装
置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP18382896A JP3214360B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 車両用操舵制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18382896A JP3214360B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 車両用操舵制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029554A JPH1029554A (ja) | 1998-02-03 |
| JP3214360B2 true JP3214360B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=16142562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18382896A Expired - Fee Related JP3214360B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 車両用操舵制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3214360B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-07-12 JP JP18382896A patent/JP3214360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH1029554A (ja) | 1998-02-03 |
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