JP3215064B2 - 画像読み取り装置の制御方法 - Google Patents
画像読み取り装置の制御方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、写真フィルム等
の透過原稿を読み取る画像読み取り装置の制御方法に関
するものであり、特に高品質の画像読み取りを実現する
制御方法に関するものである。
の透過原稿を読み取る画像読み取り装置の制御方法に関
するものであり、特に高品質の画像読み取りを実現する
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】透明フィルム等による、透過原稿を読み
取る機能を持った画像読み取り装置では、原稿を照射す
る光源と原稿を透過した画像光を読み取る受光センサ部
とを対向させながら移動することで前記の原稿の画像情
報を読み取る構成を採っている。この透過原稿の画像読
み取りを高い品質で実施するには、前記の原稿を照射す
る光源と原稿を透過した画像光を読み取る受光部とがそ
の相対的な位置関係を適正な値に保持する必要がある。
取る機能を持った画像読み取り装置では、原稿を照射す
る光源と原稿を透過した画像光を読み取る受光センサ部
とを対向させながら移動することで前記の原稿の画像情
報を読み取る構成を採っている。この透過原稿の画像読
み取りを高い品質で実施するには、前記の原稿を照射す
る光源と原稿を透過した画像光を読み取る受光部とがそ
の相対的な位置関係を適正な値に保持する必要がある。
【0003】従来の技術による画像読み取り装置の構成
の1例を、図7により説明する。上部筐体65に内蔵す
る光源ユニット62には光源61を有し、前記の光源6
1の照射する光は下部筐体74の上面に備える透過ガラ
ス73に載置した原稿75を透過して、下部筐体74に
内蔵する光学ユニット69に備えるミラー66でその進
行方向を転じて集光レンズ67を経てCCD68にいた
る。
の1例を、図7により説明する。上部筐体65に内蔵す
る光源ユニット62には光源61を有し、前記の光源6
1の照射する光は下部筐体74の上面に備える透過ガラ
ス73に載置した原稿75を透過して、下部筐体74に
内蔵する光学ユニット69に備えるミラー66でその進
行方向を転じて集光レンズ67を経てCCD68にいた
る。
【0004】前記の光源ユニット62は駆動プーリ71
aと従動プーリ72aとにより駆動される駆動ベルト7
0aにより原稿75にそって移動する。また前記の光学
ユニット69もまた駆動プーリ71と従動プーリ72と
により駆動される駆動ベルト70により、前記の光源ユ
ニット62の移動と同期して原稿75にそって移動す
る。
aと従動プーリ72aとにより駆動される駆動ベルト7
0aにより原稿75にそって移動する。また前記の光学
ユニット69もまた駆動プーリ71と従動プーリ72と
により駆動される駆動ベルト70により、前記の光源ユ
ニット62の移動と同期して原稿75にそって移動す
る。
【0005】図9により、光源61の照射する光の光軸
とCCD68の受光する光量との関係について説明す
る。図9に示す曲線は、光源61の照射する光の光軸が
CCD68の光軸と一致すればC0の位置になりその検
出する光量は100%となり、前記の光源61の照射す
る光の光軸がC1の位置にずれるとその検出する光量は
K1%に変化することを示す。
とCCD68の受光する光量との関係について説明す
る。図9に示す曲線は、光源61の照射する光の光軸が
CCD68の光軸と一致すればC0の位置になりその検
出する光量は100%となり、前記の光源61の照射す
る光の光軸がC1の位置にずれるとその検出する光量は
K1%に変化することを示す。
【0006】図9の曲線に示すごとく、たとえば光軸が
C1にずれた場合にはCCDの検出する光量がK1%に
変化するごとく、前記のC0の近傍では発生するずれに
対してその検出する光量に変化の少ない領域が存在する
が、ずれが大きくなってたとえば光軸がC4にずれた場
合にはCCDの検出する光量がK3%に変化するごと
く、前記の変化率の緩やかな領域から外れると検出する
光量は大きく低下する。
C1にずれた場合にはCCDの検出する光量がK1%に
変化するごとく、前記のC0の近傍では発生するずれに
対してその検出する光量に変化の少ない領域が存在する
が、ずれが大きくなってたとえば光軸がC4にずれた場
合にはCCDの検出する光量がK3%に変化するごと
く、前記の変化率の緩やかな領域から外れると検出する
光量は大きく低下する。
【0007】以上に述べた事柄から、透過原稿を読み取
る画像読み取り装置において、CCDの検出する光量を
低下させることなく高い画像品質を維持させるには次の
項目について処置を施す必要がある。
る画像読み取り装置において、CCDの検出する光量を
低下させることなく高い画像品質を維持させるには次の
項目について処置を施す必要がある。
【0008】光源の照射する光の光軸は、受光部のC
CDの中心に合わせる。
CDの中心に合わせる。
【0009】前記の光軸は、原稿にそって読み取り走
査を実施する行程においてずれを生じさせない。
査を実施する行程においてずれを生じさせない。
【0010】前記のに示すように光源の照射する光の
光軸と受光部のCCDの中心とを合わせるために、従来
の技術では当該画像読み取り装置の製造工程において十
分な光軸調整を行なって出荷する。
光軸と受光部のCCDの中心とを合わせるために、従来
の技術では当該画像読み取り装置の製造工程において十
分な光軸調整を行なって出荷する。
【0011】また前記のに示すように光軸を原稿にそ
って読み取り走査を実施する行程においてずれを生じさ
せないために、従来の技術では図7に示すごとく光学ユ
ニット69の走査に必要な駆動源としてパルスモータ等
を用いて走査中の位置制御精度を確保し、さらに光源ユ
ニット62の走査にも同様にパルスモータ等を用いて、
当該光源ユニット62が前記の光学ユニット69の走査
に追随する精度を十分なものとして保証する。
って読み取り走査を実施する行程においてずれを生じさ
せないために、従来の技術では図7に示すごとく光学ユ
ニット69の走査に必要な駆動源としてパルスモータ等
を用いて走査中の位置制御精度を確保し、さらに光源ユ
ニット62の走査にも同様にパルスモータ等を用いて、
当該光源ユニット62が前記の光学ユニット69の走査
に追随する精度を十分なものとして保証する。
【0012】前記の方式を取ることにより、実用的には
十分な光軸の一致した画像読み取り装置を得ることがで
きるが、駆動プーリ71aおよび従動プーリ72aと駆
動ベルト70a等からなる駆動系を収納するために、操
作時に開閉動作を伴わなければならない上部筐体65を
大型化する必要が生じるなど、操作性を阻害する要因と
なる。
十分な光軸の一致した画像読み取り装置を得ることがで
きるが、駆動プーリ71aおよび従動プーリ72aと駆
動ベルト70a等からなる駆動系を収納するために、操
作時に開閉動作を伴わなければならない上部筐体65を
大型化する必要が生じるなど、操作性を阻害する要因と
なる。
【0013】なお図8に示すごとく光学ユニット69と
光源ユニット65とを一体として構成させることにより
前記の光学ユニット69と光源ユニット62との位置的
関係は固定される。しかし前記の場合だと上部筐体65
の開閉が困難となり、反射光を用いた読み取り機構が使
用困難となるなど、当該画像読み取り装置の適用できる
応用範囲を大きく制限する結果となる。
光源ユニット65とを一体として構成させることにより
前記の光学ユニット69と光源ユニット62との位置的
関係は固定される。しかし前記の場合だと上部筐体65
の開閉が困難となり、反射光を用いた読み取り機構が使
用困難となるなど、当該画像読み取り装置の適用できる
応用範囲を大きく制限する結果となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた事柄か
ら、透過原稿を読み取る画像読み取り装置において、読
み取り走査の際にCCDの検出する光量を低下させるこ
となく高い画像品質を維持させるには次の項目について
処置を施す必要がある。
ら、透過原稿を読み取る画像読み取り装置において、読
み取り走査の際にCCDの検出する光量を低下させるこ
となく高い画像品質を維持させるには次の項目について
処置を施す必要がある。
【0015】光源の照射する光の光軸は、受光部のC
CDの中心に合わせる。
CDの中心に合わせる。
【0016】前記の光軸は、原稿にそって読み取り走
査を実施する行程においてずれを生じさせない。
査を実施する行程においてずれを生じさせない。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0018】1)当該画像読み取り装置による透過原稿
の読み取り開始に際して、前記の光源ユニットの位置に
合わせて光学ユニットの位置を制御し、読み取り開始時
の最適な位置関係を準備して読み取りを開始する。
の読み取り開始に際して、前記の光源ユニットの位置に
合わせて光学ユニットの位置を制御し、読み取り開始時
の最適な位置関係を準備して読み取りを開始する。
【0019】この手段により、光学ユニットの読み取り
開始位置を補正する基準を設定するという作用を得る
開始位置を補正する基準を設定するという作用を得る
【0020】2)前記の透過原稿の読み取り開始に際し
てあらかじめ前記の光源ユニットの読み取り走査におけ
る定性的な位置ずれ量を検出して、前記の光学ユニット
の読み取り開始位置の補正値を算出する。
てあらかじめ前記の光源ユニットの読み取り走査におけ
る定性的な位置ずれ量を検出して、前記の光学ユニット
の読み取り開始位置の補正値を算出する。
【0021】この手段により、光学ユニットの読み取り
開始位置を補正する補正値を算出するという作用を得
る。
開始位置を補正する補正値を算出するという作用を得
る。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示すような形態
を取る。
を取る。
【0023】1)透過原稿を読み取る際に使用する光源
ユニットの読み取り走査用の駆動系と、画像信号を得る
光学ユニットの読み取り走査用の駆動系を個別に持ち、
必要時に前記の光源ユニットの読み取り走査用の駆動系
を作動させる。
ユニットの読み取り走査用の駆動系と、画像信号を得る
光学ユニットの読み取り走査用の駆動系を個別に持ち、
必要時に前記の光源ユニットの読み取り走査用の駆動系
を作動させる。
【0024】2)透過原稿の読み取り開始に際し、読み
取り開始地点にある光源ユニットに対して光学ユニット
の位置を調整して補正し、読み取り開始地点にある光源
ユニットに対して光軸を一致させる。
取り開始地点にある光源ユニットに対して光学ユニット
の位置を調整して補正し、読み取り開始地点にある光源
ユニットに対して光軸を一致させる。
【0025】3)次に事前読み取りを行なう。前記の事
前読み取り終了の地点で再度光学ユニットの位置を調整
して読み取り開始地点にある光源ユニットに対して光軸
の一致する地点を求めて、当該事前読み取りにおける光
軸の累積のずれ量を得る。
前読み取り終了の地点で再度光学ユニットの位置を調整
して読み取り開始地点にある光源ユニットに対して光軸
の一致する地点を求めて、当該事前読み取りにおける光
軸の累積のずれ量を得る。
【0026】4)前記の事前読み取りにおける光軸のず
れ量の半分の量をもって読み取り開始時において光学ユ
ニットを補正した位置を前記の事前読み取り時のずれの
方向に対して反対側にずらして修正し、以降の読み取り
開始位置の補正値とする。
れ量の半分の量をもって読み取り開始時において光学ユ
ニットを補正した位置を前記の事前読み取り時のずれの
方向に対して反対側にずらして修正し、以降の読み取り
開始位置の補正値とする。
【0027】5)前記の光学ユニットの読み取り開始時
の補正値は当該画像読み取り装置に内蔵するEEPRO
M部に格納する。
の補正値は当該画像読み取り装置に内蔵するEEPRO
M部に格納する。
【0028】この形態を取ることにより当該画像読み取
り装置は透過原稿を読み取る時には光学ユニットの走査
移動の開始位置を光源ユニットの走査開始位置および走
査移動の精度に合わせて補正するという作用を得る。
り装置は透過原稿を読み取る時には光学ユニットの走査
移動の開始位置を光源ユニットの走査開始位置および走
査移動の精度に合わせて補正するという作用を得る。
【0029】
【実施例】この発明による代表的な実施例を、図1ない
し図6によって説明する。
し図6によって説明する。
【0030】図1はこの発明による画像読み取り装置の
実施例における構成を示す。当該画像読み取り装置は上
部筐体5と下部筐体14とによって構成され、ヒンジ1
6によって開閉自在に係止されている。
実施例における構成を示す。当該画像読み取り装置は上
部筐体5と下部筐体14とによって構成され、ヒンジ1
6によって開閉自在に係止されている。
【0031】前記の上部筐体5には光源ユニット2が内
蔵され、透過原稿読み取りの指示を受けた際には前記の
光源ユニット2に内蔵する駆動部3が前記の上部筐体に
固定されたラック4により前記の光源ユニット2を移動
させる。
蔵され、透過原稿読み取りの指示を受けた際には前記の
光源ユニット2に内蔵する駆動部3が前記の上部筐体に
固定されたラック4により前記の光源ユニット2を移動
させる。
【0032】下部筐体14の上面に固定した透過ガラス
13に載置した原稿15は、光源ユニット2に内蔵する
光源1の照射を受ける。
13に載置した原稿15は、光源ユニット2に内蔵する
光源1の照射を受ける。
【0033】下部筐体14に内蔵する光学9ユニットに
は、原稿15を透過した光軸の向きを変えるミラー6と
集光レンズ7と前記の原稿15を透過した光を受光する
CCD8とを備えている。
は、原稿15を透過した光軸の向きを変えるミラー6と
集光レンズ7と前記の原稿15を透過した光を受光する
CCD8とを備えている。
【0034】また下部筐体14に備えた駆動プーリ11
は駆動源としてパルスモータ(図示せず)を持ち、前記
の駆動プーリ11と従動プーリ12との間にかけた駆動
ベルト10が前記の光学ユニット9の移動を行なわしめ
る。
は駆動源としてパルスモータ(図示せず)を持ち、前記
の駆動プーリ11と従動プーリ12との間にかけた駆動
ベルト10が前記の光学ユニット9の移動を行なわしめ
る。
【0035】前定点21および後定点22は原稿15を
載置しない箇所で、必要な時に光源1が位置して透過ガ
ラス13のみを透過した光を光学ユニットに提供する。
載置しない箇所で、必要な時に光源1が位置して透過ガ
ラス13のみを透過した光を光学ユニットに提供する。
【0036】図2はこの発明による代表的な実施例の制
御におけるブロック構成を示す。画像読み取り装置B0
1は制御部B02と光源ユニットB03と光学ユニット
B04および前記の光学ユニットB04を駆動する駆動
部B42とを持ち、前記の制御部B02は演算部B21
およびEEPROM部B22を備えている。また前記の
光源ユニットB03は、光源B31と駆動部B32とを
有している。
御におけるブロック構成を示す。画像読み取り装置B0
1は制御部B02と光源ユニットB03と光学ユニット
B04および前記の光学ユニットB04を駆動する駆動
部B42とを持ち、前記の制御部B02は演算部B21
およびEEPROM部B22を備えている。また前記の
光源ユニットB03は、光源B31と駆動部B32とを
有している。
【0037】図3により、この発明による光学ユニット
補正の制御フローを説明する。
補正の制御フローを説明する。
【0038】ステップS01で透過型の原稿読み取りの
指示を受けた演算部B21はステップS02に進んでE
EPROM部B22を調査し、補正値が既に格納されて
いるのを確認できればステップS11に進み、その補正
値を用いて読み取り処理を開始し、ステップS12で読
み取り処理が終了すれば、当該読み取り操作を終了す
る。
指示を受けた演算部B21はステップS02に進んでE
EPROM部B22を調査し、補正値が既に格納されて
いるのを確認できればステップS11に進み、その補正
値を用いて読み取り処理を開始し、ステップS12で読
み取り処理が終了すれば、当該読み取り操作を終了す
る。
【0039】ステップS02でEEPROM部B22に
補正値が格納されてなければステップS03に進んで補
正処理を開始しステップS04で前段の補正を行なう。
補正値が格納されてなければステップS03に進んで補
正処理を開始しステップS04で前段の補正を行なう。
【0040】図4により、ステップS04における前段
の補正の詳細を説明する。ステップS04aで光源ユニ
ットB03を前定点21(図1参照)に移動し、ステッ
プS04bで光源B31を点灯する。
の補正の詳細を説明する。ステップS04aで光源ユニ
ットB03を前定点21(図1参照)に移動し、ステッ
プS04bで光源B31を点灯する。
【0041】ステップS04cで光学ユニットB04を
前定点21a(図1参照)に移動する。ここで前記の前
定点21と前定点21aとはずらせて設定してある。
前定点21a(図1参照)に移動する。ここで前記の前
定点21と前定点21aとはずらせて設定してある。
【0042】ステップS04dで光学ユニットB04を
微小移動させ、前記の光学ユニットの移動に要したパル
スモータのパルス数と、CCD部B41の検出する光量
の変化とを退避させて計測し、ステップS04eで光学
ユニットB04の光軸と光源ユニットB03の持つ光軸
とが一致する中央値を割り出す。
微小移動させ、前記の光学ユニットの移動に要したパル
スモータのパルス数と、CCD部B41の検出する光量
の変化とを退避させて計測し、ステップS04eで光学
ユニットB04の光軸と光源ユニットB03の持つ光軸
とが一致する中央値を割り出す。
【0043】ここで、図6(a)によりCCD部B41
の検出する光量の変化の過程を説明する。
の検出する光量の変化の過程を説明する。
【0044】前記の説明に述べたごとく光学ユニットB
04の位置する前定点21a(図1参照)は光源ユニッ
トB03の位置する前定点21(図1参照)と一致すれ
ば光学ユニットB04は図6(a)のA3に位置するこ
ととなり、CCD部B41の検出する光量は100%と
なるが、実際に光学ユニットB04はA1に位置するの
で前記のCCD部B41の検出する光量はA%となって
いる。
04の位置する前定点21a(図1参照)は光源ユニッ
トB03の位置する前定点21(図1参照)と一致すれ
ば光学ユニットB04は図6(a)のA3に位置するこ
ととなり、CCD部B41の検出する光量は100%と
なるが、実際に光学ユニットB04はA1に位置するの
で前記のCCD部B41の検出する光量はA%となって
いる。
【0045】光学ユニットB04を微小移動させてA1
よりA3に近づけるとCCD部B41の検出する光量は
増加し、A3地点でピークに達した後に減少しはじめて
A3地点で当初のA%に達してさらに減少を続ける。
よりA3に近づけるとCCD部B41の検出する光量は
増加し、A3地点でピークに達した後に減少しはじめて
A3地点で当初のA%に達してさらに減少を続ける。
【0046】前記の図6(a)に示す曲線は左右対称と
なっているので、A1の地点からA3の地点までの距離
をパルスモータのパルス数を知ることにより、前定点2
1a(図1参照)から前定点21(図1参照)までの距
離L0を割り出すことができる。
なっているので、A1の地点からA3の地点までの距離
をパルスモータのパルス数を知ることにより、前定点2
1a(図1参照)から前定点21(図1参照)までの距
離L0を割り出すことができる。
【0047】ステップS04fで、前記の距離L0をも
って光学ユニットの前定点設定の補正値とし、前記の光
源ユニットの持つ光軸に一致させた光学ユニットの前定
点を設定する。
って光学ユニットの前定点設定の補正値とし、前記の光
源ユニットの持つ光軸に一致させた光学ユニットの前定
点を設定する。
【0048】ステップS04gで光学ユニットB04を
補正後の前定点に移動させ、前段の補正動作を終了す
る。
補正後の前定点に移動させ、前段の補正動作を終了す
る。
【0049】ステップS05(図3)に進んで、光源ユ
ニットB03と光学ユニットB04とは同期しながら移
動し、後定点22(図1参照)に達する。
ニットB03と光学ユニットB04とは同期しながら移
動し、後定点22(図1参照)に達する。
【0050】ステップS06でCCD部B41による光
量を検出し、ステップS07で前記の前定点における光
量の検出量と比較して、その差異値があらかじめ定めた
範囲の中にあれば走査移動による累積のずれは補正の不
要なほどに小さいと判定してステップS09に進み、前
段の補正値をEEPROM部に格納してステップS10
補正処理を終了する。
量を検出し、ステップS07で前記の前定点における光
量の検出量と比較して、その差異値があらかじめ定めた
範囲の中にあれば走査移動による累積のずれは補正の不
要なほどに小さいと判定してステップS09に進み、前
段の補正値をEEPROM部に格納してステップS10
補正処理を終了する。
【0051】ステップS07で前記の差異値があらかじ
め定めた範囲を越えた場合はステップS08に進み、後
段の補正を行なう。
め定めた範囲を越えた場合はステップS08に進み、後
段の補正を行なう。
【0052】図5により、ステップS08における後段
の補正の詳細を説明する。ステップS08aで光源ユニ
ットB03を固定したまま光学ユニットB04を微小移
動させ、前記の光学ユニットB04の移動に要したパル
スモータのパルス数と、CCD部B41の検出する光量
の変化とを退避させて計測し、ステップS08bで光量
の検出量が増加の傾向にあることが確認できればステッ
プS08cに進んで当該微小移動をそのまま継続し、ま
た光量の検出量が減少の傾向にあることが確認できれば
S08dに進んで当該微小移動の方向を反転する。
の補正の詳細を説明する。ステップS08aで光源ユニ
ットB03を固定したまま光学ユニットB04を微小移
動させ、前記の光学ユニットB04の移動に要したパル
スモータのパルス数と、CCD部B41の検出する光量
の変化とを退避させて計測し、ステップS08bで光量
の検出量が増加の傾向にあることが確認できればステッ
プS08cに進んで当該微小移動をそのまま継続し、ま
た光量の検出量が減少の傾向にあることが確認できれば
S08dに進んで当該微小移動の方向を反転する。
【0053】ステップS08eで光学ユニットB04の
光軸と光源ユニットB03の持つ光軸とが一致する中央
値を割り出す。
光軸と光源ユニットB03の持つ光軸とが一致する中央
値を割り出す。
【0054】ここで、図6(b)によりCCD部B41
の検出する光量の変化の過程を説明する。
の検出する光量の変化の過程を説明する。
【0055】図6(b)は、光学ユニットB04および
光源ユニットB03が後定点に到達した時点で、たとえ
ば光源ユニットB03の走査移動におけるずれの累積に
より前記の光源ユニットの後定点での停止箇所が光学ユ
ニットB04の停止箇所より距離Lだけずれた場合を示
したものである。
光源ユニットB03が後定点に到達した時点で、たとえ
ば光源ユニットB03の走査移動におけるずれの累積に
より前記の光源ユニットの後定点での停止箇所が光学ユ
ニットB04の停止箇所より距離Lだけずれた場合を示
したものである。
【0056】前記の光学ユニットB04の持つ光軸が光
源ユニットB03の持つ光軸位置B3に一致してある場
合のCCD部B41が検出する光量を100%とする
と、位置B1においてB%の検出光量を示す。
源ユニットB03の持つ光軸位置B3に一致してある場
合のCCD部B41が検出する光量を100%とする
と、位置B1においてB%の検出光量を示す。
【0057】ここで光源ユニットB03を固定して、光
学ユニットB04を微小移動させて前記のCCD部B4
1の検出する光量を観測し、光量の変化が増加の傾向を
示す方向に微小移動させる。なお前記の光学ユニットB
04の移動距離は、移動に要したパルスモータの回転方
向とパルス数を知ることにより観測できる。
学ユニットB04を微小移動させて前記のCCD部B4
1の検出する光量を観測し、光量の変化が増加の傾向を
示す方向に微小移動させる。なお前記の光学ユニットB
04の移動距離は、移動に要したパルスモータの回転方
向とパルス数を知ることにより観測できる。
【0058】光学ユニットB04の光軸が地点B1から
地点B3に達した時点で前記のCCD部の検出する光量
は最大値を示し、さらに移動して地点B2に達した時に
当初の検出量に戻る。
地点B3に達した時点で前記のCCD部の検出する光量
は最大値を示し、さらに移動して地点B2に達した時に
当初の検出量に戻る。
【0059】したがって地点B1から地点B2までの距
離を2Lとし、その半分の距離Lが地点B1と地点B3
との距離として認識され、さらにこの距離Lが光学ユニ
ットB04と光源ユニットB03とが前定点から後定点
まで同期して走査移動する際に発生する累積のずれ量で
あり、このことは走査移動の行程において前記のCCD
部B41の検出光量はP0からP1にいたる曲線に沿っ
て低下することを示している。
離を2Lとし、その半分の距離Lが地点B1と地点B3
との距離として認識され、さらにこの距離Lが光学ユニ
ットB04と光源ユニットB03とが前定点から後定点
まで同期して走査移動する際に発生する累積のずれ量で
あり、このことは走査移動の行程において前記のCCD
部B41の検出光量はP0からP1にいたる曲線に沿っ
て低下することを示している。
【0060】次にステップS08fで前記の距離Lの半
分の距離L/2を算出し、前記のステップS04の前段
の補正で設定した前記の光学ユニットB04の走査移動
開始位置を補正する。
分の距離L/2を算出し、前記のステップS04の前段
の補正で設定した前記の光学ユニットB04の走査移動
開始位置を補正する。
【0061】ここで、図6(b)により前段の補正で設
定した前記の光学ユニットB04の走査移動開始位置の
補正を説明する。
定した前記の光学ユニットB04の走査移動開始位置の
補正を説明する。
【0062】当該画像読み取り装置による透過原稿の読
み取り走査の行程において、光源ユニットB03と光学
ユニットB04との累積のずれ距離はLであることが判
明している。すなわち読み取り開始時に前記の光源ユニ
ットB03と光学ユニットB04との光軸を合わせてお
くと読み取り終了時には距離Lだけずれる。
み取り走査の行程において、光源ユニットB03と光学
ユニットB04との累積のずれ距離はLであることが判
明している。すなわち読み取り開始時に前記の光源ユニ
ットB03と光学ユニットB04との光軸を合わせてお
くと読み取り終了時には距離Lだけずれる。
【0063】ここで読み取り開始時に、あらかじめ光学
ユニットB04の設定を前記の距離Lの半分の距離L/
2だけずれの発生する方向とは反対の方向にずらす。
ユニットB04の設定を前記の距離Lの半分の距離L/
2だけずれの発生する方向とは反対の方向にずらす。
【0064】すなわち図6(b)に示すごとく当該画像
読み取り装置による透過原稿の読み取り開始時には前記
の光源ユニットB03の光軸位置B3に対してB4の位
置に置くべくステップS04の前段の補正で設定した位
置よりL/2だけずらした値を補正値とする。
読み取り装置による透過原稿の読み取り開始時には前記
の光源ユニットB03の光軸位置B3に対してB4の位
置に置くべくステップS04の前段の補正で設定した位
置よりL/2だけずらした値を補正値とする。
【0065】前記の措置を施したことにより、CCD部
B41の検出する光量はP4から発してP0を経由し、
P5にいたる曲線の上を移動する。したがって前記のC
CD部B41の得る光量検出量はC%から100%に達
し、その後当初のC%に低下する。
B41の検出する光量はP4から発してP0を経由し、
P5にいたる曲線の上を移動する。したがって前記のC
CD部B41の得る光量検出量はC%から100%に達
し、その後当初のC%に低下する。
【0066】次いでステップS08gで前段の設定値の
補正値を確定し、当該後段の補正を終了する。
補正値を確定し、当該後段の補正を終了する。
【0067】ステップS09(図3)に進み、補正値を
EEPROM部B22に格納する。前記のEEPROM
部B22に格納された補正値は、光源B31の交換等の
時点まで保存される。
EEPROM部B22に格納する。前記のEEPROM
部B22に格納された補正値は、光源B31の交換等の
時点まで保存される。
【0068】ステップS10で補正処理を終了し、ステ
ップS11に進んで透過原稿の読み取り走査を開始す
る。
ップS11に進んで透過原稿の読み取り走査を開始す
る。
【0069】ステップS12で読み取り動作を終了す
る。
る。
【0070】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
が期待できる。
【0071】1)透過原稿を読み取る際に使用する光源
ユニットの読み取り走査用の駆動系と、画像信号を得る
光学ユニットの読み取り走査用の駆動系を個別に持ち、
必要時に前記の光源ユニットの読み取り走査用の駆動系
を作動させる。
ユニットの読み取り走査用の駆動系と、画像信号を得る
光学ユニットの読み取り走査用の駆動系を個別に持ち、
必要時に前記の光源ユニットの読み取り走査用の駆動系
を作動させる。
【0072】2)透過原稿の読み取り開始に際し、読み
取り開始地点にある光源ユニットに対して光学ユニット
の位置を調整して補正し、読み取り開始地点にある光源
ユニットに対して光軸を一致させる。
取り開始地点にある光源ユニットに対して光学ユニット
の位置を調整して補正し、読み取り開始地点にある光源
ユニットに対して光軸を一致させる。
【0073】3)次に事前読み取りを行なう。前記の事
前読み取り終了の地点で再度光学ユニットの位置を調整
して読み取り開始地点にある光源ユニットに対して光軸
の一致する地点を求めて、当該事前読み取りにおける光
軸の累積のずれ量を得る。
前読み取り終了の地点で再度光学ユニットの位置を調整
して読み取り開始地点にある光源ユニットに対して光軸
の一致する地点を求めて、当該事前読み取りにおける光
軸の累積のずれ量を得る。
【0074】4)前記の事前読み取りにおける光軸のず
れ量の半分の量をもって読み取り開始時において光学ユ
ニットを補正した位置を前記の事前読み取り時のずれの
方向に対して反対側にずらして修正し、以降の読み取り
開始位置の補正値とする。
れ量の半分の量をもって読み取り開始時において光学ユ
ニットを補正した位置を前記の事前読み取り時のずれの
方向に対して反対側にずらして修正し、以降の読み取り
開始位置の補正値とする。
【0075】5)前記の光学ユニットの読み取り開始時
の補正値は当該画像読み取り装置に内蔵するEEPRO
M部に格納する。
の補正値は当該画像読み取り装置に内蔵するEEPRO
M部に格納する。
【0076】この手段により、透過原稿読み取りモード
指定の際は光学ユニットの読み取り開始位置を補正して
光軸のずれを最小に保ち、光軸のずれによる光量の低下
が実用的には読み取りに差し支えのない範囲に置くとい
う効果を得る。
指定の際は光学ユニットの読み取り開始位置を補正して
光軸のずれを最小に保ち、光軸のずれによる光量の低下
が実用的には読み取りに差し支えのない範囲に置くとい
う効果を得る。
【0077】さらに前記の補正値は当該装置内部で記憶
され、繰り返し操作においても再現される。また再補正
を必要とする際には自動的に再補正を行なって最適な読
み取り走査を実施する体勢を保持するという効果を得
る。
され、繰り返し操作においても再現される。また再補正
を必要とする際には自動的に再補正を行なって最適な読
み取り走査を実施する体勢を保持するという効果を得
る。
【図1】この発明による機構図
【図2】この発明によるブロック図
【図3】この発明によるフローチャート(1)
【図4】この発明によるフローチャート(2)
【図5】この発明によるフローチャート(3)
【図6】光軸のずれ量とセンサ検出値の説明図
【図7】従来の技術による機構図(1)
【図8】従来の技術による機構図(2)
【図9】光軸のずれ量とセンサ検出値の説明図
1:光源 2:光源ユニット 9:光学ユニット 15:原稿
Claims (2)
- 【請求項1】透過ガラス(13)に載置した原稿(1
5)を照射する光源(1)を保持する光源ユニット
(2)と前記の原稿を透過した光を読み取る光学ユニッ
ト(9)とを有する画像読み取り装置の制御方法におい
て、あらかじめ前記の光学ユニット(9)の移動と前記
の光源ユニット(2)の移動との間に生ずる累積の差異
を読み取り、読み取り走査の開始に際して、前記の光学
ユニット(9)と前記の光源ユニット(2)との相対的
な位置をあらかじめ前記の累積の差異の生ずる反対の方
向にずらすことによって読み取り走査の際に生ずる光軸
のずれを減少させることを特徴とした、画像読み取り装
置の制御方法。 - 【請求項2】前記の画像読み取り装置の制御方法におい
て、読み取り走査開始に際して前記の光学ユニット
(9)の読み取り走査開始の地点を変化させてその出力
値より光軸のずれ量が最小の位置を得て、さらに読み取
り走査終了に際して前記の光学ユニット(9)の読み取
り走査終了の地点を変化させてその出力値より光軸のず
れ量最小の位置を得ることにより当該読み取り走査によ
って発生する累積のずれ量を得て、前記の累積のずれ量
の半分の値をもって前記の光学ユニット(9)の読み取
り走査開始の地点を前記の読み取り走査によって発生す
る累積のずれの反対方向にずらせて設定することを特徴
とした、請求項1に記載の画像読み取り装置の制御方
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06156197A JP3215064B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 画像読み取り装置の制御方法 |
| EP98907196A EP0912038A4 (en) | 1997-03-12 | 1998-03-12 | IMAGE READERS AND CONTROL METHOD THEREFOR |
| US09/180,483 US6628431B1 (en) | 1997-03-12 | 1998-03-12 | Picture readers and method for controlling the same |
| PCT/JP1998/001039 WO1998041009A1 (en) | 1997-03-12 | 1998-03-12 | Picture readers and method for controlling the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06156197A JP3215064B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 画像読み取り装置の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255025A JPH10255025A (ja) | 1998-09-25 |
| JP3215064B2 true JP3215064B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=13174657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06156197A Expired - Fee Related JP3215064B2 (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-14 | 画像読み取り装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3215064B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3974767B2 (ja) | 2001-10-10 | 2007-09-12 | 株式会社Pfu | 画像読取装置 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP06156197A patent/JP3215064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10255025A (ja) | 1998-09-25 |
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Legal Events
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