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JP3216360B2 - 路面清掃車におけるフイルタの塵落し装置 - Google Patents
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JP3216360B2 - 路面清掃車におけるフイルタの塵落し装置 - Google Patents

路面清掃車におけるフイルタの塵落し装置

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JP3216360B2
JP3216360B2 JP25445793A JP25445793A JP3216360B2 JP 3216360 B2 JP3216360 B2 JP 3216360B2 JP 25445793 A JP25445793 A JP 25445793A JP 25445793 A JP25445793 A JP 25445793A JP 3216360 B2 JP3216360 B2 JP 3216360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、路面清掃車のフイル
タに付着した塵を落とす装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の塵落し装置として、例え
ば、特開平3−146109号公報(第一従来例)、及
び、特開昭56−28735号公報(第二従来例)に掲
載された技術が知られている。第一従来例の装置は、車
体にフイルタカバーを結合し、フイルタカバーに振動発
生機を直に取り付け、振動発生機によりフイルタカバー
に振動を与え、フイルタカバーの振動を振動伝達部材を
介しフイルタに伝達して、フイルタに付着した塵を落と
すように構成されている。第二従来例の装置は、車体に
加振板を取り付け、フイルタの設置空間において加振板
に振動発生機を直に設置し、振動発生機の振動を加振板
を介してフイルタに伝達するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第一従来例
の塵落し装置によると、振動発生機がフイルタカバーに
直に設置されているため、振動がフイルタカバーを介し
て車体に伝わり、車体が共振して大きな騒音を発生する
ばかりでなく、振動エネルギーが減衰してフイルタの塵
落し効率が低下するという問題点があり、また、フイル
タカバーが振動によって破損しやすくなるという不都合
もあった。第二従来例の塵落し装置も、振動発生機が加
振板に直に設置されているため、第一従来例と同様の問
題点があり、加えて、振動発生機がフイルタの設置空間
に設けられているので、フイルタを通過した塵埃によっ
て振動発生機が故障しやすくなるという不具合もあっ
た。
【0004】そこで、この発明の課題は、車体への振動
伝播を抑制して、騒音を小さくできるとともに塵落し効
率を改善でき、また、振動発生機を塵埃から保護して、
その寿命を向上できる路面清掃車における塵落し装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明による塵落し装置は、路面清掃車の車体に
フイルタを取り付け、フイルタ近傍の車体に防振部材を
介して振動発生機を設置し、振動発生機とフイルタとの
間に振動伝達部材を設けて構成される。
【0006】また、この発明による塵落し装置は、車体
にフイルタの設置空間と振動発生機の設置空間とを区画
する隔壁板を設け、隔壁板に振動伝達部材の一部が挿通
される孔を形成して構成される。
【0007】
【作用】この発明の塵落し装置によれば、防振部材が振
動発生機の振動を車体に伝わりにくくする一方で、振動
伝達部材が振動発生機の振動をフイルタに効率よく伝達
する。従って、騒音を抑制でき、フイルタの塵落し効率
を改善でき、かつ、振動による機器破損も防止できる。
【0008】また、振動発生機の設置空間が隔壁板によ
ってフイルタの設置空間から区画されるので、振動発生
機を清浄な場所に設置して塵埃から保護し、その寿命を
向上して、装置を長期間故障なく稼働できる。しかも、
振動伝達部材が隔壁板の孔に挿通されるため、隔壁板へ
の振動伝播、及び、それによる騒音を抑制することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、本実施例の路
面清掃車は、車体1の下部に駆動輪2、従動輪3、サイ
ドブラシ4、及びメインブラシ5を備え、車体1の後部
には操向ハンドル6及びホッパー7を備えていて、周知
のように、路面R上の塵をサイドブラシ4で車幅方向中
央部に掃き寄せ、メインブラシ5で上方へ掃き上げてホ
ッパー7に回収するように構成されている。
【0010】車体1の内部には、ホッパー7を上方から
覆うようにフイルタ取付板1aが斜めに取り付けられて
いる。この取付板1aには矩形の開口部1bが形成さ
れ、この開口部1bの下側にフイルタ8の設置空間Aが
形成されている。取付板1aの下側にはフイルタ8が開
口部1bを覆うように着脱自在に取り付けられている。
取付板1aの開口部1b上方には吸気室Bを区画形成す
る隔壁板12が取付板1aと一体に配設され、この隔壁
板12の上方に後述の振動発生機9の設置空間Cが形成
されている。隔壁板12は設置空間Cを設置空間Aと吸
気室Bとに対して気密に区画している。上記吸気室Bは
ダクト10、10aを介しブロア11に接続されてい
て、メインブラシ5からの汚濁空気をフイルタ8を介し
て吸引して、その空気中の微細な塵を除去するようにな
っている。
【0011】図2に示すように、フイルタ8は、偏平な
四角箱形のケース13の内部に波形のろ紙14を収容
し、その上面全体を金属製の多孔板15で覆って構成さ
れ、開口部1bを囲繞するシール材16を介して取付板
1aの下面に取り付けられている。振動発生機9は、図
2〜4に示すように、モータ17の出力軸18上に偏心
ウエイト19を設けて構成され、内外一対のブラケット
20,21及び4個の防振ゴム22を介して隔壁板12
の上面に支持されている。
【0012】図3及び図4に示すように、各ブラケット
20,21はそれぞれコ字形に形成され、外側ブラケッ
ト20はボルト23により隔壁板12にゴム板40を挟
んで固定され、内側ブラケット21は前記防振ゴム22
を介して外側ブラケット20に支持されている。モータ
17はボルト24により内側ブラケット21の垂立板2
5に固定されていて、偏心ウエイト19の回転に伴い、
内側ブラケット21がモータ17と一体に振動するが、
防振ゴム22の作用によって内側ブラケット21から外
側ブラケット20への振動伝播を抑制できるようになっ
ている。
【0013】内側ブラケット21の水平板26にはネジ
棒27がナット28により上下に位置調整可能に支持さ
れ、ネジ棒27の下端にはフイルタ8の多孔板15に当
接または接合する加振板29が取り付けられ、内側ブラ
ケット21、ネジ棒27、及び加振板29により振動発
生機9の振動をフイルタ8に伝達する振動伝達部材が構
成されている。また、外側ブラケット20及び隔壁板1
2にはネジ棒27が非接触の状態で挿通される孔30,
31がそれぞれ形成されていて、ネジ棒27の振動を隔
壁板12に伝えないように構成されている。ゴム板40
にはネジ棒27の外径に合わせた孔41が形成されてお
り、この孔41部分から空気が吸引されるのを防ぐと共
にネジ棒27の振動が隔壁板12に伝わらないようにし
てある。
【0014】上記のように構成された本実施例の塵落し
装置によれば、防振ゴム22が振動発生機9の振動を車
体1の隔壁板12に伝わりにくくする一方で、内側ブラ
ケット21、ネジ棒27、及び加振板29が振動発生機
9の振動をフイルタ8の多孔板15に効率よく伝達す
る。従って、車体1の共振に伴う騒音を効果的に抑制し
て、作業環境を改善することができる。フイルタ8にお
いては、多孔板15が振動をろ紙14の全域に拡散する
ため、ろ紙14の各部に付着した塵埃を効率よく落すこ
とができ、その結果、比較的小型の振動発生機9を使用
して装置全体をコンパクトに構成することができる。加
えて、防振ゴム22によって外側ブラケット20及び隔
壁板12への振動伝播が抑制されるから、これらの部品
の振動による破損を未然に防止できるという利点もあ
る。
【0015】また、振動発生機9の設置空間Cが隔壁板
12によってフイルタ8の設置空間Aから区画されるの
で、振動発生機9を清浄な場所に設置して塵埃から保護
し、その寿命を向上して、装置を長期間故障なく稼働す
ることができる。しかも、ネジ棒27が隔壁板12に形
成した孔31に非接触で挿通されているため、隔壁板1
2への振動伝播、及び、それによる騒音の発生を効果的
に抑制することもできる。
【0016】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、次に例示するように、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して
具体化することも可能である。 (1) フイルタを水平又は垂直に取り付け、それに応
じ、振動発生機の設置場所を変更すること。 (2) フイルタをシート状のろ紙又はネットで構成す
ること。 (3) フイルタから多孔板を省略し、振動発生機の加
振板をろ紙全体を覆い得る大きさに形成して、これに多
孔板の機能を持たせること。 (4) 防振部材として、コイルスプリング又は板バネ
等を用いること。 (5) この発明を運転席を装備した路面清掃車に適用
すること。 (6) この発明をエアバキューム方式の路面清掃車に
適用すること。
【0017】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、防振部材が振動発生機から車体への振動伝播を抑制
するとともに、振動伝達部材が振動発生機の振動をフイ
ルタに効率よく伝達するので、騒音を抑制でき、フイル
タの塵落し効率を改善でき、かつ、振動による機器破損
も防止できるという優れた効果を奏する。
【0018】また、この発明によれば、振動発生機の設
置空間を隔壁板によってフイルタの設置空間から区画し
たので、振動発生機を塵埃から保護し、その寿命を向上
できるとともに、振動伝達部材を隔壁板の孔に挿通した
から、隔壁板への振動伝播、及び、それによる騒音を抑
制できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す路面清掃車の要部破断
側面図である。
【図2】図1の路面清掃車の塵落し装置を示す断面図で
ある。
【図3】図2の塵落し装置の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1・・車体、5・・メインブラシ、8・・フイルタ、9
・・振動発生機、12・・隔壁板、15・・多孔板、2
0・・外側ブラケット、21・・内側ブラケット、22
・・防振ゴム、27・・ネジ棒、29・・加振板、31
・・孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01H 1/08 B01D 46/52 ZAB

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面清掃車の車体にフイルタを取り付
    け、フイルタ近傍の車体に防振部材を介して振動発生機
    を設置し、振動発生機とフイルタとの間に振動伝達部材
    を設け、車体にフイルタの設置空間と振動発生機の設置
    空間とを区画する隔壁板を設け、隔壁板に振動伝達部材
    の一部が挿通される孔を形成してなることを特徴とする
    路面清掃車におけるフイルタの塵落し装置。
JP25445793A 1993-10-12 1993-10-12 路面清掃車におけるフイルタの塵落し装置 Expired - Fee Related JP3216360B2 (ja)

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