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JP3219571B2 - 画像符号化装置及び方法 - Google Patents
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JP3219571B2 - 画像符号化装置及び方法 - Google Patents

画像符号化装置及び方法

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JP3219571B2
JP3219571B2 JP27693793A JP27693793A JP3219571B2 JP 3219571 B2 JP3219571 B2 JP 3219571B2 JP 27693793 A JP27693793 A JP 27693793A JP 27693793 A JP27693793 A JP 27693793A JP 3219571 B2 JP3219571 B2 JP 3219571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データを圧縮符号化
する画像符号装置に関し、特に算術符号(Arithm
etic code)を用いて画像データを符号化する
画像符号化装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】算術符号は、ISO/IEC(Cmmi
ttee Draft 11544等)に記載されてい
る様に、適応予測による画像圧縮等に使用されている。
【0003】図1に算術符号を用いた符号化回路の構成
例を示す。
【0004】符号化すべき着目画素の2値データIは、
排他的ORゲート904に入力される。また、着目画素
の近傍の複数の参照画素の2値データXは予測状態メモ
リ901に入力される。予測状態メモリ901は参照画
素データの状態に応じて0又は1を予測画素データとし
て排他的ORゲート904に入力する。排他的ORゲー
ト904では、着目画素データIと予測状態メモリ90
1からの予測画素データとの一致/不一致を調べ、その
結果を算術符号器903へ入力する。
【0005】算術符号器903には、current
coding intervalを示すinterva
l size register(Aレジスタ)及びc
ode register(Cレジスタ)が設けられ、
これらAレジスタ及びCレジスタを排他的ORゲート9
04の出力値に応じてシフトする。そして、Cレジスタ
の特定位置の連続した8ビットの値が符号データとして
出力される。
【0006】予測状態メモリ901の内容は、算術符号
器903のAレジスタの値を含む符号化結果を取り込む
予測状態更新部902の指示に従って更新される。従っ
て、予測状態メモリ901からは実行中の符号化動作に
適応的に予測画素データを排他的ORゲート904に出
力する。
【0007】図2は符号化器903の符号化動作を示す
フローチャート図である。
【0008】尚、符号化器903内のAレジスタは32
ビット、Cレジスタは32ビットとする。区間Aを0
(0000H)〜0.5(8000H)〜1.0(10
000H)と定義する。ここにおいて、Hは16進数で
あることを表わす。
【0009】排他的ORゲート904による着目画素デ
ータと予測画素データとの比較がなされ、着目画素デー
タと予測画素データが一致か否かを判定し(S20
1)、一致していれば、図4に示す再正規化処理を実行
し、一方、不一致ならば、図5に示す再正規化処理を実
行する。図3に再正規化処理の手順を示す。
【0010】図3に示す再正規化処理は、着目画素デー
タと予測画素データが不一致の場合、及び、両データが
一致していて、且つ、Aレジスタの値Aが0.5(80
00H)未満の場合に実行される。
【0011】まず、Aレジスタ及びCレジスタの夫々の
内容を2倍するためにAレジスタ及びCレジスタを夫々
MSB方向へ1ビットシフトし、また、シフト回数をカ
ウントするCTカウンタから1減算する(S301)。
尚、本例では符号化データを8ビットパラレルデータと
して取扱う様に、Cレジスタが8回シフトする毎にCレ
ジスタ内の特定位置データを符号化データとして取り出
す。従って、CTカウンタには「8」を初期セットし、
Aレジスタの1ビットシフト毎にCTカウンタを減算
し、CTカウンタの値が「0」となったときに、8ビッ
トの符号化データが揃ったことになる。
【0012】即ち、CTカウンタの値が「0」か否かを
判定し(S302)、「0」であればCレジスタから8
ビットの符号化データを取り出して出力し(S30
3)、「0」でなければ符号化データの出力は行なわな
い。
【0013】次に、1ビットシフトのなされたAレジス
タの値Aが0.5(8000H)未満か否かを判定し
(S304)、未満でなければ再正規化処理を終了す
る。一方、Aレジスタの値Aが0.5(8000H)未
満であれば、ステップS301に戻り、再度、Aレジス
タ及びCレジスタの1ビットシフト及びCTカウンタの
1減算を実行する。そして、Aレジスタの値Aが0.5
(8000H)未満でなくなる迄、このシフト動作を実
行する。
【0014】図4及び図5の例を用いて、再正規化処理
におけるAレジスタの状態繊遷移を説明する。
【0015】即ち、着目画素データが予測画素データと
一致していれば、Aレジスタの値Aから定数LSZ(l
east significant coding i
nterval)が減算される(S202)。次にAレ
ジスタの値Aが0.5(8000H)より小か否かを判
定し(S203)、値Aが0.5(8000H)より小
でない場合は、path2を通り、符号化動作を終了す
る(図4のphase1,2)。
【0016】また、Aレジスタの値Aが0.5(800
0H)より小の場合は、path1を通り、Cレジスタ
の値CにAレジスタの値Aを加算する(S204)。そ
して、0.5(8000H)未満となった値Aを0.5
(8000H)以上とする様に、図3に示す再正規化処
理を実行する。即ち、Aレジスタをシフト動作すること
により更新し、また、同様のシフト動作をCレジスタに
対しても実行する(S205)。これにより、Aレジス
タ及びCレジスタの更新がなされる(図4のphase
3)。また、このとき、Aレジスタのシフト回数をカウ
ントするCTカウンタの値が「0」となり、このとき
に、Cレジスタの上位バイトを符号化データとして出力
する。
【0017】一方、着目画素データと予測画素データと
が不一致のときは、path3を通り、Aレジスタの値
Aを定数LSZとし(S206)、更に、Aレジスタの
値Aが0.5(8000H)以上となる迄、図3に示す
再正規化処理を実行し、Aレジスタをシフト動作する
(図5のphase1,2,3,4)。図5の例ではA
レジスタは3回シフト動作される。これにより、Aレジ
スタの更新がなされる。また、Aレジスタに対しても同
様のシフト動作がなされる。尚、図5の例では、1回目
のシフトでCTカウンタの値が「0」となり、このとき
に、Cレジスタの上位バイトが符号化データとして出力
され、また、その出力後、CTカウンタの値は「8」に
セットされる。
【0018】以上説明した算術符号を用いた符号化回路
においては、符号化データとしてCレジスタ内をシフト
された値Cが8ビット単位で出力される。この値Cは図
2のステップS204に示す如く、値Aとの加算が行な
われる。従って、ある値Cにある値Aを加算したとき
に、その加算結果がFFHを超えてしまう可能性があ
る。この場合、その桁上りは少なくとも先の8ビットの
符号化データに影響を与える。従って、Cレジスタから
出力された8ビットデータを符号化データとして直ちに
伝送路等へ出力していたのでは、桁上りに対処できな
い。そこで、値Cと値Aとの加算結果が、FFHを超
え、桁上りの発生する可能性のある場合には、その桁上
りを何らかの手法で吸収する必要がある。
【0019】その手法の1つとして、符号化レジスタか
ら既に出力された系列に桁上りの可能性があるとき、符
号ビット系列を伝送せず記憶するといういわゆる桁上り
待機方式がある。
【0020】以下、その桁上り待機方式を一例にとり説
明を行う。
【0021】図6は桁上り待機処理を行う回路構成図で
ある。以下、その動作について説明する。算術符号器9
03において、再正規化が起こると、その出力aはTE
MPレジスタ302に格納される。出力aは桁上りを含
む9ビットデータである。TEMPレジスタ302の出
力bは桁上りビットであり、cは桁上りビットを含まな
い8ビットデータである。bは桁上り判定回路303に
入力され、る。桁上り判定回路303は桁上りがある場
合には、出力jにH(High)レベルを出力し、桁上
りがない場合にはL(Low)レベルを出力するものと
する。cは、cがFFHと等しいかどうかを判定するF
F判定回路304と、cの値を格納するBUFFERレ
ジスタ305に入力される。FF判定回路304は、c
がFFHと等しい場合に、SCカウンタ306を1つイ
ンクメントするクロックdを出力するとともに、cがF
FHと等しくなかった場合に、cをBUFFERレジス
タ305に格納するためのクロックeを出力するものと
する。
【0022】以下説明を簡単にする為に一例をもって説
明を行う。
【0023】SCカウンタ306がリセットされた後で
あり、その出力kは0であるとし、BUFFERレジス
タ305にc3Hが格納されているとする。次に再正規
化が行われると、算術符号器903の出力がTEMPレ
ジスタ302に格納される。今、その格納される値をB
AHとする。BAHが格納された場合には、桁上りビッ
トを含まないので、bは0であり、cはBAHである。
したがって、桁上り判定回路303の出力は“L”であ
り、FF判定回路304からは、SCカウンタ306を
インクリメントするクロックdが出力されず、BUFF
ERレジスタ305にcを格納するクロックeが出力さ
れる。
【0024】307は加算器であって、S=A+Bを実
現する論理回路である。再正規化が行われる前は、BU
FFERレジスタ305にはC3Hが格納されており、
再正規化後に、桁上り判定回路303の出力jはLなの
で、スイッチ308はL側に倒れており、307のB入
力には00Hが入力されることになる。したがって加算
器307の出力gはC3Hとなる。
【0025】制御回路309はj、kの論理値によっ
て、スイッチ310、及び311の動作を決定する制御
信号h、iを出力する回路である。j=L、k=00H
の場合には、信号iはLであり、スイッチ311はL側
に倒れているので、出力oにはC3Hが出力されること
となる。
【0026】次に別のケースについて説明を行う。先の
動作説明で、BUFFERにC3Hが格納され、再正規
化が再び行われたところから説明を続ける。今回は、B
AHではなく、FFHが、TEMPレジスタ302に格
納されるとする。桁上りがないので、bは0であり、c
はFFHである。cがFFHなので、FF判定回路30
4は、SCカウンタ306を一回インクリメントするク
ロックdを出力する。また、TEMPレジスタ302の
値をBUFFERレジスタ305に格納するクロックe
は出力されない。したがってBUFFERレジスタ30
5の出力fは依然としてC3Hである。次回の再正規化
により、算術符号器903の出力が再びFFHだとする
と、SCカウンタ306は、さらに一回インクリメント
し、BUFFERレジスタ305にはC3Hが格納され
たままである。このFFHが、再正規化のたびに、n回
連続したとすると、SCカウンタ306の出力kはnと
なり、BUFFERレジスタ305の出力fは、C3H
のままである。この状態で、次の再正規化で、TEMP
レジスタ302に、C3Hが格納されたとする。桁上り
もなく、FFHに等しくないので、まずC3Hが出力o
に出力される。制御回路309により、信号hはLで、
信号iはHとなる。出力oには、FFHがn回分出力さ
れる。そして、SCカウンタ306はリセットされ、B
UFFERレジスタ305には3EHが格納される。
尚、このFFHのn回出力の間は新たな符号データの取
込みができず、従って、前段の符号化処理は一時停止す
る。
【0027】さらに、別のケースについて説明する。B
UFFERレジスタ305にC3Hが格納され、SCカ
ウンタ306の出力がnであるところから説明を続け
る。次の再正規化で、TEMPレジスタ302に13E
Hが格納されたとする。TEMPレジスタ302の出力
bは1となり、桁上り判定回路303により、桁上りが
あると判定され、jはHとなる。これにより、スイッチ
308はH側に倒れ、01Hが加算器307に入力さ
れ、加算器307の出力gはC4Hとなり、出力oより
出力される。その後制御回路309により、信号hは
H、信号iもHとなり、00HがSCカウンタ306の
カウント値に従ってn回出力される。BUFFERレジ
スタ302の値は3EHとなり、SCカウンタ306は
リセットされる。
【0028】尚、この00Hのn回出力時にも、新たな
符号データの取込みはできず、従って、前段の符号化処
理は一時停止する。
【0029】以上、SCカウンタ306の値をnとして
説明したが、nは0以上の値であって、nがそのいずれ
の値であっても同様にして説明することができる。
【0030】図7は桁上り待機方式の処理を示すフロー
チャートである。
【0031】A(Augent:区間)レジスタの再正
規化(re−normalize)に同期して(S
2)、C(Code:符号)レジスタのデータを8bi
t(1バイト)ごと、または、(桁上りbit+8bi
t)ごとに出力し、TEMPレジスタに格納する(S
3)。TEMPレジスタの値がFFHよりも小さい場合
には(S4)、BUFFERレジスタにTEMPレジス
タの値を格納する。Cレジスタから出力される次回のデ
ータが桁上りをする可能性があるので、BUFFERレ
ジスタの値を出力せず、待機状態となる(S6)。Cレ
ジスタから出力されTEMPレジスタに格納された次回
のデータがFFHより小さい場合には、BUFFERレ
ジスタに対して桁上りする可能性がなくなるので、BU
FFERレジスタの値が符号として出力され、TEMP
レジスタの値がBUFFERレジスタに新たに取り込ま
れる(S6)。
【0032】次にTEMPレジスタの値がFFHの場合
には(S5)、Cレジスタから出力される次回のデータ
に桁上りが発生する可能性があるので、BUFFERレ
ジスタの値を出力することができず、引き続き待機状態
となる(S7)。この時、TEMPレジスタにFFHが
何回格納されたかをカウントするSCカウンタの値を一
回カウントアップする。符号レジスタから出力されたデ
ータが、連続してFFHの場合には、BUFFERレジ
スタの出力は待機され、FFHがTEMPレジスタに格
納された回数分、SCカウンタは計数する。この状態
で、TEMPレジスタの値がFFHより小さい場合に
は、桁上りが発生しないので、BUFFERレジスタの
値を出力し、FFHをSCカウンタに計数された回数だ
け出力し、TEMPレジスタの値を新たにBUFFER
レジスタに格納するとともにSCカウンタをクリアす
る。TEMPレジスタの値がFFHよりも大きく、桁上
りが発生した場合には(S4)、BUFFERレジスタ
に対して桁上りが伝搬するので、BUFFERレジスタ
の値+1を出力し、00HをSCカウンタに計数された
回数だけ出力する。BUFFERレジスタには、桁上り
ビットを除いたTEMPレジスタの値を格納するととも
にSCカウンタをクリアする(S8)。
【0033】この図7の手順においても明らかな様に、
ステップS6におけるFFHのSC回出力時及びステッ
プS8における00HのSC回出力時のいずれの場合に
も、FFH又は00HのSC回出力が完了した後に、次
の符号化処理に進む。従って、FFH又は00HのSC
回出力中は、符号化処理が一時停止することになる。
【0034】
【発明が解決しようとしている課題】以上の桁上り待機
方式の符号器においては、出力する符号データに対し
て、桁上りが伝搬した場合に、符号化を中断し、符号を
出力していたので、リアルタイム処理(例えばFAX等
でセンサーで原稿を読み取りながら、何らかの手段で2
値化されたデータをそのまま符号器で符号化するこ
と。)ができず、原稿読み取りを中断するか、2値化さ
れたデータをメモリーに格納した後、符号化を行う必要
が生じるという欠点があった。そのため、符号化に時間
がかかったり、2値化されたデータを格納するためのメ
モリーが必要となっていた。
【0035】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、算術符号化におけるリアルタイム処理を可能
にした画像符号化装置及び方法を提供することを目的と
する。
【0036】また、本発明は算術符号を用いた符号化処
理における桁上り処理を、前段の符号化処理側に影響を
与えることなく、迅速、且つ、効率良く実行可能な画像
符号化装置及び方法を提供することを目的とする。
【0037】また、本発明は前述の桁上り処理を、前段
の符号化処理の一時停止なしに、実行可能な画像符号化
装置及び方法を提供することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明による画像符号化装置は、算術符号に基づ
いて画像データを符号化し、値「0」及び「1」で構成
される符号データを出力する符号化手段と、符号データ
を所定ビット数毎にパラレルに出力し、且つ、桁上がり
があるか否かを示す1ビットの桁上がりデータを出力す
る出力手段と、前記出力手段から出力された所定ビット
の符号データの全ビットが値「1」であるかを判定し、
全ビットが値「1」であるか否かを示す1ビットの判定
データを出力する判定手段と、前記出力手段から出力さ
れた所定ビット数の符号データをパラレルにシフトする
ための直列接続された複数の符号ラッチからなる第1の
シフト手段手段と、前記出力手段から出力された桁上が
りデータを前記第1のシフト手段による符号データのパ
ラレルシフトに同期してシフトするための直列接続され
た複数のデータラッチからなる第2のシフト手段と、前
記判定手段から出力された判定データを前記第1のシフ
ト手段による符号データのパラレルシフトに同期してシ
フトするための直列接続された複数のデータラッチから
なる第3のシフト手段と、前記第2のシフト手段の各デ
ータラッチにラッチされた桁上がりデータおよび前記第
3のシフト手段の各データラッチにラッチされた判定デ
ータとに基づいて、前記第1のシフト手段の各符号ラッ
チにラッチされた符号データに桁上がり処理を行う桁上
がり処理手段と、前記第1のシフト手段によりシフトさ
れた符号データと前記第2のシフト手段によりシフトさ
れた桁上がりデータとを加算し、加算結果を確定された
符号データとして出力する加算手段とを有し、また、本
発明の画像符号化方法は、算術符号に基づいて画像デー
タを符号化し、値「0」及び「1」で構成される符号デ
ータを出力する符号化ステップと、符号データを所定ビ
ット数毎にパラレルに出力し、且つ、桁上がりがあるか
否かを示す1ビットの桁上がりデータを出力する出力ス
テップと、所定ビットの符号データの全ビットが値
「1」であるかを判定し、全ビットが値「1」であるか
否かを示す1ビットの判定データを出力する判定ステッ
プと、直列接続された複数の符号ラッチにより、所定ビ
ット数の符号データをパラレルにシフトする第1のシフ
トステップと、直列接続された複数の桁上がりラッチに
より、桁上がりデータを符 号データのパラレルシフトに
同期してシフトする第2のシフトステップと、直列接続
された複数の判定ラッチにより、判定データを符号デー
タのパラレルシフトに同期してシフトする第3のシフト
ステップと、各桁上がりラッチにラッチされた桁上がり
データおよび各判定ラッチにラッチされた判定データと
に基づいて、各符号ラッチにラッチされた符号データに
桁上がり処理を行う処理ステップと、前記複数の符号ラ
ッチによりシフトされた符号データと前記複数の桁上が
りラッチによりシフトされた桁上がりデータとを加算
し、加算結果を確定された符号データとして出力する加
算ステップとを有する。
【0039】
【実施例】以下に、本発明を好ましい実施例に基づいて
説明する。
【0040】図8は本発明を適用した符号化器の構成図
である。この図8の符号化器を図1の符号器903に用
い、算術符号による画像符号化装置を構成する。
【0041】201は16ビットのCレジスタ、202
は画像データの符号化に用いるパラメータの1つである
Current coding intervalを示
すデータを格納する16ビットのAレジスタであり、2
03、204は夫々Cレジスタ201、Aレジスタ20
2のビットシフトのためのバレルシフタである。205
はCT値を保持するためのCTレジスタであり、図8の
構成ではカウンタを用い減算動作を行っているが、本実
施例では入力されたCT値を保持するレジスタを用い
る。
【0042】プライオリティエンコーダ206はAレジ
スタ202及びCTレジスタ205の出力を入力とし、
バレルシフタ203、204のシフト量を制御し、ま
た、CTアップデータ・ロジック211を制御してCT
レジスタ205の値を更新する。また、更に、ハイバイ
トレジスタ207、ローバイトレジスタ208を制御し
て、Cレジスタ201の格納しているデータの上位、下
位各1バイトの出力制御を行なう。209は桁上がり制
御回路である。
【0043】Aレジスタ202の値は減算器212にお
いてLSZ発生器213からのLSZが減算され、その
減算結果はセレクタ214に入力される。また、セレク
タ214の他の入力としてLSZ発生器213からのL
SZが与えられる。セレクタ214は、着目画素と予測
画素の一致/不一致を表わす排他的ORゲート904の
出力に従って、2入力の一方を選択する。即ち、着目画
素と予測画素の一致時には減算器214からの出力(A
−LSZ)を選択し、また、不一致の時にはLSZ発生
器214からのLSZを選択し、Aレジスタ202に入
力され、Aレジスタの値が更新される。
【0044】また、Cレジスタ201の値は加算器21
5において減算器212の出力(A−LSZ)と加算さ
れ、ゲート216に入力される。ゲート216は着目画
素と予測画素が不一致であったことを示す排他的ORゲ
ート904の出力に応じて、加算器215の出力をCレ
ジスタ201に入力する。これにより、Cレジスタの値
が更新される。
【0045】ところで、再正規化実行時におけるAレジ
スタの値Aは、1≦A≦7FFFHであるから、図10
に示すごとく、各Aの範囲に応じてシフトするビット数
は一意的に定まる。これは、「Aレジスタの各ビットで
最もMSB側に近いビット位置にある1を見つける」こ
とに帰結できる。従って、図9のようなプライオリティ
エンコーダ206を構成することによって、上記のビッ
ト位置を検出することができる。
【0046】図9において、プライオリティエンコーダ
206は論理回路部509と16→4エンコーダ508
からなる。Aレジスタ202の各格納ビットはパラレル
にビット毎に取り出されインバータ502,504,5
06・・・及びアンドゲート503,505,506・
・・により構成される論理回路部509に入力される。
論理回路部509は、Aレジスタ202に格納されてい
る1のうちMSBに最も近いビット位置のものに対応し
たアンドゲート503,505,507・・・のみが、
ハイレベル出力を行なう様に構成されている。従って、
Aレジスタ202に「0101・・・」なるデータが格
納されている場合は、Aレジスタ202の2ビット目の
出力MSB−1に対応したアンドゲート503のみがハ
イレベル出力を行なう。各アンドゲート503,50
5,507・・・の出力は16→4エンコーダ508に
入力され、エンコーダ508からはビット位置を示す4
ビットデータが出力される。
【0047】図10に、再正規化時のAレジスタの値
と、Aレジスタ202をシフトする回数の対応を示す。
【0048】プライオリティエンコーダ206からのシ
フト数はバレルシフタ203、204に入力され、バレ
ルシフタ203、204はそのシフト数に従って、Cレ
ジスタ201、Aレジスタ202の内容を一度に1〜1
5ビット数分のシフトを実行する。
【0049】図11にバレルシフタ204とAレジスタ
202の構成を示す。尚、バレルシフタ203とCレジ
スタ201も同一構成である。
【0050】Aレジスタ202の格納している16ビッ
トデータはパラレルにバレルシフタ204に入力され
る。バレルシフタ204の下位15ビットには「0」が
入力されている。
【0051】プライオリティエンコーダ206からのシ
フト数はバレルシフタ204に入力され、バレルシフタ
204は、そのシフト数に応じて31ビット入力の内の
任意の連続した16ビットデータを選択し、出力する。
即ち、例えば、プライオリティエンコーダ206よりシ
フト数として「3」が入力されているとすると、バレル
シフタ204は31ビット入力の内、入力N27,N26
25・・・N12を選択し、その16ビットデータを出力
15〜S0にパラレル出力する。
【0052】バレルシフタ204からパラレル出力され
た16ビットデータは、Aレジスタ202にパラレルに
入力され、保持される。
【0053】従って、プライオリティエンコーダ206
からのシフト数に応じたビット数分のシフトが一度に実
行可能である。
【0054】アップデイトロジック211は、プライオ
リティエンコーダ206からのシフト数、再正規化前の
CT値を入力し、出力バイト数および再正規化後のCT
値を出力する。
【0055】図12に、アップデイトロジック211に
設けられた対応表を示す。シフト数(1〜15)、CT
値(1〜8)により、出力バイト数は0〜2となること
がわかる。この値は、図8の出力制御部210におい
て、0のときは出力しない、1のときはHIGHレジス
タ207の符号を出力、2のときはHIGHレジスタ2
07およびLOWレジスタ208の2バイトを出力する
ような制御を使用される。
【0056】また、アップデイトロジック211からC
Tレジスタ205に新CT値が出力され、CTレジスタ
205はその値を保持する。
【0057】この様にAレジスタ202内の複数ビット
の各ビット値をパラレルにモニタし、再正規化に際して
は、Aレジスタ202及びCレジスタ201の複数ビッ
トのシフトを一度に実行する。これにより、符号化すべ
き着目画素データと予測画素データとの一致/不一致、
及び、そのときのAレジスタの内容に拘らず、再正規化
処理に要する時間を一定とすることができ、従って、符
号化すべき着目画素データの入力リアルタイムな同期的
符号化が実行可能となる。
【0058】図13は図8における桁上り制御回路20
9の構成を示す図面であり、100〜104、110〜
114、120〜124、129はフリップ・フロップ
であり、105〜109、115〜118、125〜1
28はマルチプレクサまたはスイッチであり、131、
133、134、136、137、139、140、1
42、143はAND回路であり、132、135、1
38、141、144はインバータであり、130は図
8におけるハイバイトレジスタ207及びローバイトレ
ジスタ208に対応するレジスタであり、150は加算
器であり、160はFF判定回路である。点線で示され
る部分は、同様の回路が繰り返されていることを示す。
即ち、一点鎖線で囲った回路構成170が、必要に応じ
た数、直列に接続される。
【0059】上記構成において、その動作を以下順を追
って説明する。レジスタ130からは前述した符号化手
順に従って再正規化に同期して符号系列が出力される。
aが桁上りデータであり、bが桁上りを除く1ビット以
上のデータである。以下前述の説明と同様にbを8bi
tのデータとして説明を行う。
【0060】フリップ・フロップ(F/F)100〜1
04、110〜114、120〜124、129は、再
正規化のタイミングに同期して、入力データをラッチす
る。したがって、再正規化のたびに、図面上、左から右
にデータがシフトされることになる。尚、回路構成17
0の繰り返し回数は、説明を簡略化する為に、5回とす
る。つまり、総シフト段数を5段として説明する。
【0061】また、再正規化のたびにレジスタ130か
ら出力される符号化系列をC3H,BAH,FFH,F
FH,1AEH,……として説明を行う。
【0062】符号化に先立ち、まずフリップ・フロップ
(F/F)100^104をリセットする。
【0063】第1回目の再正規化により、レジスタ13
0の出力はC3Hであり、桁上りがないために、出力a
は0であり、また出力bはC3Hとなる。出力bの値は
F/F120にラッチされる。出力bの値がFFHと等
しいかどうかを判定するFF判定回路160には、C3
Hが入力されているので、FF判定回路160出力は0
となり、その値がF/F100にラッチされる。また出
力aが0であるので、AND回路131の出力は0とな
り、スイッチ109はL側に倒れ、値0がF/F110
にラッチされる。
【0064】第2回目の再正規化により、レジスタ13
0の出力はBAHとなり、従って、出力aは0、出力b
はBAHとなる。第1回目と同様の動作によって、F/
F100の出力は0、F/F110の出力は0、F/F
120の出力はBAHとなる。またシフト動作により、
F/F101の出力は0、F/F111の出力は0、F
/F121の出力はC3Hとなる。
【0065】第3回目の再正規化により、レジスタ13
0の出力はFFHとなり、従って、出力aは0、出力b
はFFHとなる。出力bがFFHなので、FF判定回路
160でFFHと等しいと判定され、FF判定回路16
0の出力は1となり、その値がF/F100にラッチさ
れる。各出力は以下の様になる。F/F100の出力は
1、F/F110の出力は0、F/F120の出力はF
FHとなる。また、F/F101の出力は0、F/F1
11の出力は0、F/F121の出力はHAH、そして
F/F102の出力は0、F/F112の出力は0、F
/F122の出力はC3Hとなる。
【0066】第4回目の再正規化により、レジスタ13
0の出力はFFHとなり、従って、出力aは0、出力b
はFFHとなる。同様にして各出力は以下の様になる。
F/F100の出力は1、F/F110の出力は0、F
/F120の出力はFFHとなる。また、F/F101
の出力は1、F/F111の出力は0、F/F121の
出力はFFH、また、F/F102の出力は0、F/F
112の出力は0、F/F122の出力はBAH、そし
て、F/F103の出力は0、F/F113の出力は
0、F/F123の出力はC3Hとなる。
【0067】第5回目の再正規化により、レジスタ13
0からは1AEHが出力される。即ち、桁上りが発生し
たので、レジスタ130の出力aは1、出力bはAEH
となる。このときF/F100、101の出力はそれぞ
れ1であるので、AND回路131、134の出力は0
となり、F/F110、111に0がラッチされる。ま
た、F/F100、101の出力は1であり、F/F1
02の出力は0であるので、レジスタ130からの桁上
り信号aがAND回路133、136、137を通して
伝搬し、スイッチ116はH側に倒れ、F/F112に
1がラッチされる。また、AND回路133、136の
出力は1であるので、スイッチ105、106はH側に
倒れ、F/F101、102は0をラッチする。同様に
スイッチ125、126はH側に倒れ、F/F121、
122は00Hをラッチする。従って、各出力は以下の
様になる。F/F100の出力は0、F/F110の出
力は0、F/F120の出力はAEH、F/F101の
出力は0、F/F111の出力は0、F/F121の出
力は00H、F/F102の出力は0、F/F112の
出力は1、F/F122の出力は00H、F/F103
の出力は0、F/F113の出力は0、F/F123の
出力はBAH、F/F104の出力は0、F/F114
の出力は0、F/F124の出力はC3H。
【0068】次の再正規化により、F/F129の出力
はC3H、F/F114の出力は0となり、桁上りがな
いので、加算器150の出力は、C3Hとなり、確定し
た符号出力として出力される。次の再正規化により、F
/F129の出力はBAH、F/F114の出力は1と
なり、桁上りがあるので、加算器150の出力は、BB
Hとなり、確定した符号出力として出力される。次の再
正規化により、F/F129出力は00H、F/F11
4の出力は0となり、桁上りがないので、加算器150
の出力は、00Hとなり、確定した符号出力として出力
される。次の再正規化により、F/F129の出力は0
0H、F/F114の出力は0となり、桁上りがないの
で、加算器150の出力は、D0Hとなり、確定した符
号出力として出力される。
【0069】以下同様にして動作を行い、確定した符号
出力を出力する。
【0070】図13の実施例において、算術符号器の出
力を正論理として説明を行ったが、負論理であっても同
様の目的が達せられることはいうまでもない。また、マ
ルチプレクサ(スイッチ)、AND、INVERTER
より構成される論理回路も、図13の構成に限らず、他
の論理回路によって同一の機能を実現できる。
【0071】以上説明した如く、所定ビット数(本例で
は8ビット)に区切って順次発生される符号データを複
数保持しておき、もし、桁上りが生じた場合には、保持
されている複数の符号データによって、その桁上りを即
座に吸収するものである。従って、桁上りの処理が、特
別な休止動作等を必要とせずに、迅速に実行できる。よ
って、この様な桁上り処理を採用することにより、前段
の符号化処理が桁上り処理に影響されずに、効率良く実
行可能となる。
【0072】また、以上の実施例により、算術符号器出
力における待機処理を行う場合において、FFHの符号
データの発生回数をカウントするSCカウンタを不要に
することができる。
【0073】(他の実施例)図14に桁上り処理回路2
09の他の実施例を示す。410〜414、420〜4
24、429はフリップ・フロップであり、409、4
15〜418、425〜428はマルチプレクサまたは
スイッチであり、431、433、434、436、4
37、439、440、441、443、444はAN
Dであり、432、435、438、442、445は
INVERTERであり、430は図8におけるハイバ
イトレジスタ207及びローバイトレジスタ208に対
応するレジスタであり、450は加算器であり、460
〜464はFF判定回路である。図中点線で示される部
分は、同様の回路が繰り返されていることを示す。即
ち、一点鎖線で囲った回路構成470が必要に応じた
数、直列に接続される。
【0074】図13の実施例との相違は、レジスタ43
0の出力データがFFHであるか否か判定するFF判定
回路を、各フリップフロップ421〜424の符号デー
タ出力に設けたことにあるが、図13の説明で使用した
前提と手順を用いて説明を行うことによって、その相違
を明らかにしていく。
【0075】第1回目の再正規化により、レジスタ43
0の出力はC3Hであり、従って、レジスタ430の出
力aは、桁上りがないために0、出力bはC3Hとな
る。出力bの値はF/F420にラッチされる。AND
回路431出力は0なので、スイッチ409はL側に倒
れ、F/F410には0がラッチされる。
【0076】第2回目の再正規化により、レジスタ43
0の出力はBAHとなり、従って出力aは0、出力bは
BAHとなる。第1回目と同様の動作によって、F/F
410の出力は0、F/F420の出力はBAHとな
る。またシフト動作により、F/F411の出力は0、
F/F421の出力はC3Hとなる。
【0077】第3回目の再正規化により、レジスタ43
0の出力はFFHとなり、従って、出力aは0、出力b
はFFHとなる。各出力は以下のようになる。F/F4
10の出力は0、F/F420の出力はFFH、F/F
411の出力は0、F/F421の出力はBAH、F/
F412の出力は0、F/F422の出力はC3H。
【0078】第4回目の再正規化により、レジスタ43
0の出力はFFHとなり、従って、出力aは0、出力b
はFFHとなる。各出力は以下のようになる。F/F4
10の出力は0、F/F420の出力はFFH、F/F
411の出力は0、F/F421の出力はFFH、F/
F412の出力は0、F/F422の出力はBAH、F
/F413の出力は0、F/F423の出力はC3H。
【0079】第5回目の再正規化により、レジスタ43
0からは1AEHが出力される。即ち、桁上りが発生し
たので、レジスタ430出力aは1、出力bはAEHと
なる。このとき、F/F420、421の出力はFFH
となっているので、F/F420、421の出力が夫々
FFHと等しいかどうかを判定するFF判定回路46
0、461の出力は1となる。また、出力aが1である
ので、AND回路433、436の出力も1となり、ス
イッチ425、426はH側に接続され、F/F42
1、422には0がラッチされる。また、F/F422
にはBAHがラッチされていたので、FF判定回路46
2の出力は0となり、従って、AND回路437の出力
は1となり、1がF/F412にラッチされる。従っ
て、各出力は以下のようになる。F/F410の出力は
0、F/F420の出力はAEH、F/F411の出力
は0、F/F421の出力は00H、F/F412の出
力は1、F/F422の出力は00H、F/F413の
出力は0、F/F423の出力はBAH、F/F414
の出力は0、F/F424の出力はC3H。
【0080】次の再正規化により、F/F429の出力
はC3H、F/F414出力は0となり、桁上りがない
ので、加算器450の出力は、C3Hとなり、確定した
符号出力として出力される。次の再正規化により、F/
F429の出力はBAH、F/F414の出力は1とな
り、桁上りがあるので、加算器450の出力はBBHと
なり、確定した符号出力として出力される。
【0081】次の再正規化により、F/F429の出力
は00H、F/F414の出力は0となり、桁上りがな
いので、加算器450出力は00Hとなり確定した符号
出力として出力される。次の再正規化により、F/F4
29の出力は00H、F/F414の出力は0となり、
桁上りがないので、加算器の450の出力は00Hとな
り、確定した符号出力として出力される。
【0082】以下同様にして、動作を行い、確定した符
号出力を出力する。
【0083】以上の様に、算術符号により出力された符
号データ系列をシフトレジスタにより複数段遅延させ、
遅延された各符号データ系列により桁上り情報と更新用
符号データを生成する手段を設けることによって、桁上
りを遅延されている符号データ系列によって吸収するの
で桁上り処理を待ち時間なしに実行でき、従って、リア
ルタイムで算術符号化を実行することができる。
【0084】そして、符号データ系列中のFFHをカウ
ントするSCカウンタが不要になったので、算術符号器
を止めることなく、桁上り処理が行われた符号系列を得
ることができる。従って、算術符号器を止める必要がな
くなったので、算術符号器に入力されるデータ(例えば
2値画像データ)をリアルタイムで符号化することがで
きる。
【0085】また、算術符号器を入力データに同期する
回路構成で実現できるので、算術符号器の設計が容易
に、かつ、簡略化できる。
【0086】以上本発明を好ましい実施例構成を用いて
説明したが、本発明はこの実施例構成に限定されるもの
ではなく、クレームの記載の範囲内で種々の変形、変更
が可能であることは言う迄もない。
【0087】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によると、算術
符号に基づいて符号化され、所定ビット毎に順次出力さ
れる複数の符号データを複数のラッチによりシフトし、
ラッチされている複数の符号データに対して桁上がり処
理を行うので、桁上がり処理時にそれ迄待機していた複
数の符号データを出力する如くの処理が不要となるの
で、その出力処理時に前段の符号化処理を一時停止する
必要もなくなり、従って、符号データの順次出力にリア
ルタイムに桁上がり処理が実行でき、結果として、算術
符号に基づく符号化動作を高速に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】算術符号を用いた符号化回路の構成例を示す
図、
【図2】算術符号による符号化手順を示すフローチャー
ト図、
【図3】算術符号における再正規化の手順を示すフロー
チャート図、
【図4】再正規化の動作を示す図、
【図5】再正規化の動作を示す図、
【図6】算術符号における桁上り処理のための構成例を
示す図、
【図7】桁上り処理の手順を示すフローチャート図、
【図8】本発明が適用された算術符号回路の構成例を示
す図、
【図9】プライオリティエンコーダの構成例を示す図、
【図10】再正規化のためのシフト数を示す図、
【図11】パレルシフタとAレジスタの構成を示す図、
【図12】CTレジスタに保持される値を示す図、
【図13】本発明による桁上り制御回路の構成例を示す
図、
【図14】本発明による桁上り制御回路の他の構成例を
示す図。
【符号の説明】
130 レジスタ 120 フリップフロップ 150 加算器 160 FF判定回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H03M 7/40 H04N 7/24

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】算術符号に基づいて画像データを符号化
    し、値「0」及び「1」で構成される符号データを出力
    する符号化手段と、 符号データを所定ビット数毎にパラレルに出力し、且
    つ、桁上がりがあるか否かを示す1ビットの桁上がりデ
    ータを出力する出力手段と、 前記出力手段から出力された所定ビットの符号データの
    全ビットが値「1」であるかを判定し、全ビットが値
    「1」であるか否かを示す1ビットの判定データを出力
    する判定手段と、 前記出力手段から出力された所定ビット数の符号データ
    をパラレルにシフトするための直列接続された複数の符
    号ラッチからなる第1のシフト手段手段と、 前記出力手段から出力された桁上がりデータを前記第1
    のシフト手段による符号データのパラレルシフトに同期
    してシフトするための直列接続された複数のデータラッ
    チからなる第2のシフト手段と、 前記判定手段から出力された判定データを前記第1のシ
    フト手段による符号データのパラレルシフトに同期して
    シフトするための直列接続された複数のデータラッチか
    らなる第3のシフト手段と、 前記第2のシフト手段の各データラッチにラッチされた
    桁上がりデータおよび前記第3のシフト手段の各データ
    ラッチにラッチされた判定データとに基づいて、前記第
    1のシフト手段の各符号ラッチにラッチされた符号デー
    タに桁上がり処理を行う桁上がり処理手段と、 前記第1のシフト手段によりシフトされた符号データと
    前記第2のシフト手段によりシフトされた桁上がりデー
    タとを加算し、加算結果を確定された符号データとして
    出力する加算手段とを有することを特徴とする画像符号
    化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像符号化装置におい
    て、前記桁上がり処理手段は、前記第1のシフト手段の各符
    号ラッチにラッチされている全ビットが値「1」である
    符号データに桁上がり処理を行うことを特徴とする画像
    符号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の画像符号化装置におい
    て、前記第1のシフト手段の1段目の符号ラッチに全ビット
    が値「1」の符号データ がラッチされた後に、前記出力
    手段から桁上がりがあることを示す桁上がりデータが出
    力された場合、前記桁上がり処理手段は、前記第1のシ
    フト手段の2段目の符号ラッチに全ビットが値「0」の
    符号データをラッチせしめ、且つ、2段目の符号ラッチ
    に対応する前記第2のシフト手段のデータラッチに桁上
    がりがあることを示す桁上がりデータをラッチせしめる
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の画像符号化装置におい
    て、全ビットが値「1」の符号データがラッチされた前記第
    1のシフト手段の符号ラッチの前段の符号ラッチに対応
    する前記第2のシフト手段のデータラッチに桁上がりデ
    ータがラッチされた場合、前記桁上がり処理手段は、全
    ビットが値「1」の符号データがラッチされた前記第1
    のシフト手段の符号ラッチに全ビットが値「0」の符号
    データをラッチせしめ、且つ、対応する前記第2のシフ
    ト手段のデータラッチに桁上がりがあることを示す桁上
    がりデータをラッチせしめることを特徴とする画像符号
    化装置。
  5. 【請求項5】算術符号に基づいて画像データを符号化
    し、値「0」及び「1」で構成される符号データを出力
    する符号化手段と、 符号データを所定ビット数毎にパラレルに出力し、且
    つ、桁上がりがあるか否かを示す1ビットの桁上がりデ
    ータを出力する出力手段と、 前記出力手段から出力された所定ビット数の符号データ
    をパラレルにシフトするための直列接続された複数の符
    号ラッチからなる第1のシフト手段手段と、 前記出力手段から出力された桁上がりデータを前記第1
    のシフト手段による符号データのパラレルシフトに同期
    してシフトするための直列接続された複数のデータラッ
    チからなる第2のシフト手段と、 前記第1のシフト手段の複数の符号ラッチの夫々にラッ
    チされた所定ビットの符号データの全ビットが値「1」
    であるかを判定する複数の判定手段と、 前記第2のシフト手段の各データラッチにラッチされた
    桁上がりデータおよび前記複数の判定手段の判定結果と
    に基づいて、前記第1のシフト手段の各符号ラッチにラ
    ッチされた符号データに桁上がり処理を行う桁上がり処
    理手段と、 前記第1のシフト手段によりシフトされた符号データと
    前記第2のシフト手段によりシフトされた桁上がりデー
    タとを加算し、加算結果を確定された符号データ として
    出力する加算手段とを有することを特徴とする画像符号
    化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像符号化装置におい
    て、 前記桁上がり処理手段は、前記第1のシフト手段の各符
    号ラッチにラッチされている全ビットが値「1」である
    符号データに桁上がり処理を行うことを特徴とする画像
    符号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像符号化装置におい
    て、 前記第1のシフト手段の1段目の符号ラッチに全ビット
    が値「1」の符号データがラッチされた後に、前記出力
    手段から桁上がりがあることを示す桁上がりデータが出
    力された場合、前記桁上がり処理手段は、前記第1のシ
    フト手段の2段目の符号ラッチに全ビットが値「0」の
    符号データをラッチせしめることを特徴とする画像符号
    化装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の画像符号化装置におい
    て、 全ビットが値「1」の符号データがラッチされた前記第
    1のシフト手段の符号ラッチの前段の符号ラッチに対応
    する前記第2のシフト手段のデータラッチに桁上がりデ
    ータがラッチされた場合、前記桁上がり処理手段は、全
    ビットが値「1」の符号データがラッチされた前記第1
    のシフト手段の符号ラッチに全ビットが値「0」の符号
    データをラッチせしめることを特徴とする画像符号化装
    置。
  9. 【請求項9】 算術符号に基づいて画像データを符号化
    し、値「0」及び「1」で構成される符号データを出力
    する符号化ステップと、 符号データを所定ビット数毎にパラレルに出力し、且
    つ、桁上がりがあるか否かを示す1ビットの桁上がりデ
    ータを出力する出力ステップと、 所定ビットの符号データの全ビットが値「1」であるか
    を判定し、全ビットが値「1」であるか否かを示す1ビ
    ットの判定データを出力する判定ステップと、 直列接続された複数の符号ラッチにより、所定ビット数
    の符号データをパラレルにシフトする第1のシフトステ
    ップと、 直列接続された複数の桁上がりラッチにより、桁上がり
    データを符号データのパラレルシフトに同期してシフト
    する第2のシフトステップと、 直列接続された複数の判定ラッチにより、判定データを
    符号データのパラレルシフトに同期してシフトする第3
    のシフトステップと、 各桁上がりラッチにラッチされた桁上がりデータおよび
    各判定ラッチにラッチされた判定データとに基づいて、
    各符号ラッチにラッチされた符号データに桁上がり処理
    を行う処理ステップと、 前記複数の符号ラッチによりシフトされた符号データと
    前記複数の桁上がりラッチによりシフトされた桁上がり
    データとを加算し、加算結果を確定された符号データと
    して出力する加算ステップとを有することを特徴とする
    画像符号化方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像符号化方法にお
    いて、 前記処理ステップは、各符号ラッチにラッチされている
    全ビットが値「1」である符号データに桁上がり処理を
    行うことを特徴とする画像符号化方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の画像符号化方法に
    おいて、 1段目の符号ラッチに全ビットが値「1」の符号データ
    がラッチされた後に、桁上がりがあることを示す桁上が
    りデータが出力された場合、前記処理ステップは、2段
    目の符号ラッチに全ビットが値「0」の符号データをラ
    ッチせしめ、且つ、2段目の符号ラッチに対応する桁上
    がりラッチに桁上がりがあることを示す桁上がりデータ
    をラッチせしめることを特徴とする画像符号化方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の画像符号化方法に
    おいて、 全ビットが値「1」の符号データがラッチされた符号ラ
    ッチの前段の符号ラッチに対応する桁上がりラッチに桁
    上がりデータがラッチされた場合、前記処理ステップ
    は、全ビットが値「1」の符号データがラッチされた符
    号ラッチに全ビットが値「0」の符号データをラッチせ
    しめ、且つ、対応する桁上がりラッチに桁上がりがある
    ことを示す桁上がりデータをラッチせしめることを特徴
    とする画像符号化方法。
  13. 【請求項13】 算術符号に基づいて画像データを符号
    化し、値「0」及び「1」で構成される符号データを出
    力する符号化ステップと、 符号データを所定ビット数毎にパラレルに出力し、且
    つ、桁上がりがあるか否かを示す1ビットの桁上がりデ
    ータを出力する出力ステップと、 直列接続された複数の符号ラッチにより、所定ビット数
    の符号データをパラレルにシフトする第1のシフトステ
    ップと、 直列接続された複数のデータラッチにより、桁上がりデ
    ータを符号データのパラ レルシフトに同期してシフトす
    る第2のシフトステップと、 複数の符号ラッチの夫々にラッチされた所定ビットの符
    号データの全ビットが値「1」であるかを判定する判定
    ステップと、 各データラッチにラッチされた桁上がりデータおよび前
    記判定ステップによる判定結果とに基づいて、各符号ラ
    ッチにラッチされた符号データに桁上がり処理を行う処
    理ステップと、 前記複数の符号ラッチによりシフトされた符号データと
    前記複数のデータラッチによりシフトされた桁上がりデ
    ータとを加算し、加算結果を確定された符号データとし
    て出力する加算ステップとを有することを特徴とする画
    像符号化方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の画像符号化方法に
    おいて、 前記処理ステップは、各符号ラッチにラッチされている
    全ビットが値「1」である符号データに桁上がり処理を
    行うことを特徴とする画像符号化方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の画像符号化装置に
    おいて、 1段目の符号ラッチに全ビットが値「1」の符号データ
    がラッチされた後に、桁上がりがあることを示す桁上が
    りデータが出力された場合、前記処理ステップは、2段
    目の符号ラッチに全ビットが値「0」の符号データをラ
    ッチせしめることを特徴とする画像符号化装置。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の画像符号化方法に
    おいて、 全ビットが値「1」の符号データがラッチされた符号ラ
    ッチの前段の符号ラッチに対応するデータラッチに桁上
    がりデータがラッチされた場合、前記処理ステップは、
    全ビットが値「1」の符号データがラッチされた符号ラ
    ッチに全ビットが値「0」の符号データをラッチせしめ
    ることを特徴とする画像符号化方法。
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