JP3221998B2 - 陸屋根床部からの立ち上がり部防水構造 - Google Patents
陸屋根床部からの立ち上がり部防水構造Info
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Description
屋など、陸屋根床部からの立ち上がり部の防水構造にお
ける、そのコーナ部の耐水性ボード上端支持用水切り上
ホルダーのコーナ部構造に関するものである。
して説明すると、床部防水層3に続き、床部1からの立
ち上がり部2に防水層4を形成し、床部1の防水層3上
面に押え材層5を形成するとともに、立ち上がり防水層
4の表面には耐水性ボード6を設けている。そのボード
6の上下端は、立ち上がり部2に固定の上ホルダー10
及び押え材層5(床部1)に固定の下ホルダー20でそ
れぞれ支持し、上ホルダー10は水切りを兼用してい
る。
前面にビス止めされる上下方向の取付片10aと、その
取付片10aの下縁から前方に延びる水切り片10b
と、その水切り片10bの前縁から下方に向く垂片10
cと、前記水切り片10b下面の前記垂片10c後方に
ある当て片10dとから成る。
耐水性ボード6の上端が嵌められ、取付片10a上縁に
は前方に突出するシーリング受け片10eが設けられ
て、この受け片10e上面と立ち上がり部2の顎部2’
下面間にシーリング材8が充填されている。このシーリ
ング材8の充填は、この部分から水が侵入して、防水層
4の裏面に入り込むのを防止するためである。
防水構造において、立ち上がり防水層4を、アスファル
ト防水層や塗膜防水層などのように積層塗りで形成する
場合、コーナ部Cの防水層4は、図12に示すように、
塗り層が重なり合い、肉厚となり易い。したがって、水
切り上ホルダー10は、その突き当たり端面を単に面一
に切断したのでは(図11の手前端面形状)、立ち上が
り部2への取付片10a、水切り片10bの一部がその
肉厚部aに突き当たって防水層4を傷つけたり、取付片
10a、水切り片10bが浮き上がって納めきれない。
このため、従来では、図11に示すように、突き当たる
両水切り上ホルダー10の取付片10a及び水切り片1
0bの一部を欠如している。この欠如は現場作業となっ
て、切断形状が複雑であり、また、アルミニウム等の金
属切断となって、非常に煩わしいものである。
欠如部Sは大きな穴(図10参照)となるとともに、当
然なこととしてシーリング受け片10eも欠如される。
このため、従来では、シーリング材8を大量に充填して
その欠如部Sを塞いでいる。この作業は煩わしい。
0a及び受け片10eを所要形状に切断・折曲して欠如
部Sを形成しないようにすることも考えられるが、この
作業は煩わしく、現場ではなされていないのが実情であ
る。
防水層4の肉厚を防ぐために、図13に示すように、そ
のコーナ部Cを面取り状に施工する場合があるが、この
場合も、上述と同様に上ホルダー10の突き当たり部
(コーナ部)は欠如せねばならず、同様の問題がある。
水切り上ホルダー10のコーナ部Cにおいて、防水層を
傷つけることなく、シーリング施工性の向上を図ること
を課題とする。
に、この発明にあっては、上述の陸屋根床部からの立ち
上がり部2の防水構造のコーナ部において、そのコーナ
部の水切り上ホルダー10のコーナ部Cを下記〜の
構成としたのである。
は、突き当たる両水切り上ホルダー10、10の端部に
固定されるコーナ部材11と、そのコーナ部材11に固
定されるそのコーナ欠如部Sを塞ぐコーナ片12とから
成る。
に向う両水切り上ホルダー10の取付片10a、水切り
片10b及び垂片10cの前面、上面及び前面にそれぞ
れ重なる対の対応片11a、11b、11cを有し、そ
の対の対応片11a、11a、11b、11b、11
c、11cは、垂片対応片11c及び水切り片対応片1
1bの一部突き当たり縁で連結されている。
bの突き当たり部後部及び取付片対応片11a、11a
の突き当たり部は、コーナ部Cにおける上記立ち上がり
2防水層4に当たらない程度に欠如して面取りされて上
記コーナ欠如部Sとなっている。
11の欠如部Sを被ったのち、その両取付片対応片11
a、11aに重なる閉塞片12aと、その閉塞片12a
上縁全長に亘って前側に突出し、上記シーリング受け片
10eに突き当たる又は重なるシーリング受け補助片1
2eとから成る。
が形成されて、その顎部2’の下面に下向きの水切りプ
レート30を設けた陸屋根床部からの立ち上がり部防水
構造においては、上記水切りプレート30も、上記防水
構造のコーナ部Cにおいて上記面取り状に屈曲されてい
る構成とする。
ホルダー10のコーナ部構造にあっては、コーナ部材1
1及びコーナ片12を工場において製作し、別々に又は
一体にして現場にもっていく。現場では、コーナ部材1
1に通常の水切り上ホルダー10端部を重ねて連結し、
従来と同様にして固定する。このとき、水切り対応片1
1b及び取付片対応片11aの突き当たる部分はコーナ
欠如部Sとなっているため、その端縁が立ち上がり部防
水層4のコーナ部の肉厚部に当たらず傷つけることがな
い。シーリング材8は受け補助片12eの上面に載せ
て、コーナ部に充填する。
果(イ) を発揮する。
なり、作業性が向上する。 (ロ) 水切り上ホルダー10のコーナ突き当たりに欠如部
Sがなくなり、かつ、シーリングもし易いため、コーナ
部Cのシーリング性も向上する。 (ハ) 立ち上がり防水層4のコーナ部の肉厚部を傷付ける
こともなくなる。
上がり部)2の内側面に陸屋根床部のスラブコンクリー
ト1上の防水層3から立ち上がり防水層4がアスファル
ト塗りにより形成され、その上端部はパラペット顎部
2’下面近くまで至っている。
0mmのものであって、図1、図2に示すように、パラ
ペット2の横方向全長に亘り複数個を連接して設けられ
て、その継目はカバー14によって覆われている。水切
り上ホルダー10は従来と同様に取付片10a、水切り
片10b、垂片10c、当て板10d及び受け片10e
とから成り、取付片10aを防水層4を介在しパラペッ
ト2前面にビス止めして水切り上ホルダー10を取付け
る。この水切りホルダー10の当て板10dに、耐水性
スレート、金属板等の耐水性ボード6の上端が当てがわ
れ、その上端は垂片10cに固定のクッション材15で
押圧されて水切り上ホルダー10により支持されてい
る。
に、押えコンクリート層5にビス23により固定され、
クッション材25を介在して耐水性ボード6下端が嵌め
られる。この下ホルダー20は例えば長さ2000mm
のものであって、パラペット2の横方向全長に亘り複数
個を連接して設ける。
ーナ部材11及びコーナ片12から成る。両者11、1
2はアルミニウム等の金属平板から図5に示す形状を打
抜き、その折線(同図細線)でもって折曲して図4の形
状に形成する。合成樹脂等で成形することもできる。コ
ーナ部材11は、図5の平板から得るものとそれと対称
のものを図4のごとくコーナ突き当たり部分で溶接等に
より連結して製作したり、図4の端面形状の型材からコ
ーナ欠如部Sを切り取り、その対を連結して制作する。
その連結角度はコーナの角度に対応させる。
の各片10a、10b、10cに対応する片11a、1
1b、11cを有するとともに、水切り上ホルダー10
の嵌合片10fに嵌まる固定片11fを取付片対応片1
1a上縁に有している。またコーナ片12は、コーナ部
材11の突き当たり欠如部Sを被ったのち、その取付片
対応片11aに重なる閉塞片12aとその閉塞片12a
上縁全長に亘って前側に突出するシーリング受け補助片
12eとから成る。コーナ部材11にはコーナ片12を
両面テープT等の接着剤でもって所要位置に固定する。
その位置が一定であれば、工場において、両者11、1
2を接着又は溶接等によって前もって一体としておいて
もよい。また、樹脂によって両者11、12を一体成形
することもできる。
に、水切り上ホルダー10の端部を、固定片11fを嵌
合片10fに矢印のごとくスライドさせて嵌めることに
より連結するとともに、図3に示すように、コーナ片1
2を両面テープTによりコーナ部材11裏面に固定し、
その受け補助片12eと水切り上ホルダー10の受け片
10eを面一に突き当てる。水切り上ホルダー10がパ
ラペット2にビス止めされ、コーナ部材11は、固定片
11fと嵌合片10fの嵌合によって水切り上ホルダー
10に一体となるため、パラペット2にビス止めする必
要はないが、ビス止めすることは自由である。 このよ
うにして水切り上ホルダー10のコーナ部Cを構成した
のち、このコーナ部Cにおいても、受け補助片12e上
にシーリング材8を載せて充填する。
2の顎部2’下面に上ホルダー10の取付片10aに係
止する水切りプレート30を設けたものであり、コーナ
部Cにおいて、この水切りプレート30も防水層4を傷
付けたりするなどの場合があれば、そのコーナが面取り
状のコーナ部材31で施工する。なお、図2の水切りプ
レート30も必要があれば同様とする。図中、32は空
気循環用穴であって、適宜に形成する。また、33は継
目カバーである。
ホルダー20で支持したが、他の周知手段、例えば図9
に示すようにモルタルcで支持するようにしてもよく、
図10a、bに示すように下ホルダー20は立ち上がり
部2に支持することもできる。また、防水層4はアスフ
ァルト塗りに限らず、防水シートの張設などの周知の手
段によって形成し得る。さらに、図13に示したコーナ
部Cを面取り状に施工したものもこの発明を採用し得る
ことは勿論である。
斜視図
Claims (2)
- 【請求項1】 陸屋根の床部防水層3に続き、床部1か
らの立ち上がり部2に防水層4が形成され、その立ち上
がり防水層4の前面には耐水性ボード6が設けられ、そ
のボード6の上端は、前記立ち上がり部2に固定の水切
り上ホルダー10に支持されており、 上記水切り上ホルダー10は、上記立ち上がり部2前面
に上記立ち上がり防水層4を介在してビス止めされる上
下方向の取付片10aと、その取付片10aの下縁から
前方に延びる水切り片10bと、その水切り片10bの
前縁から下方に向く垂片10cと、前記水切り片10b
下面の前記垂片10c後方にある当て片10dとから成
り、 その当て片10dと前記垂片10cの間に上記耐水性ボ
ード6の上端が嵌められ、上記取付片10a上縁には前
方に突出するシーリング受け片10eが設けられて、こ
の受け片10e上面にシーリング材8が充填されてい
る、 そのような陸屋根床部からの立ち上がり部の防水構造の
コーナ部において、そのコーナ部の水切り上ホルダーの
コーナ部Cを下記〜の構成としたことを特徴とする
もの。 水切り上ホルダー10のコーナ部Cは、突き当たる
両水切り上ホルダー10、10の端部に固定されるコー
ナ部材11と、そのコーナ部材11に固定されるそのコ
ーナ欠如部Sを塞ぐコーナ片12とから成る。 上記コーナ部材11は、上記コーナ部に向う両水切
り上ホルダー10の取付片10a、水切り片10b及び
垂片10cの前面、上面及び前面にそれぞれ重なる対の
対応片11a、11b、11cを有し、その対の対応片
11a、11b、11cは、垂片対応片11c及び水切
り片対応片11bの一部突き当たり縁で連結されてい
る。 上記対の水切り片対応片11bの突き当たり部後部
及び取付片対応片11aの突き当たり部は、コーナ部C
における上記立ち上がり防水層4に当たらない程度に欠
如して面取りされて上記コーナ欠如部Sとなっている。 上記コーナ片12は、上記コーナ部材11の欠如部
Sを被ったのち、その両取付片対応片11aに重なる閉
塞片12aと、その閉塞片12a上縁全長に亘って前側
に突出し、上記シーリング受け片10eに突き当たる又
は重なるシーリング受け補助片12eとから成る。 - 【請求項2】 請求項1記載の立ち上がり部防水構造で
あって、上記立ち上がり部2に前側に向く顎部2’が形
成されて、その顎部2’の下面に下向きの水切りプレー
ト30を設けた陸屋根床部からの立ち上がり部防水構造
において、下記の点を特徴とするもの。 上記水切りプレート30も、上記防水構造のコーナ
部Cにおいては上記面取り状に屈曲されている。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32489393A JP3221998B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 陸屋根床部からの立ち上がり部防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32489393A JP3221998B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 陸屋根床部からの立ち上がり部防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180294A JPH07180294A (ja) | 1995-07-18 |
| JP3221998B2 true JP3221998B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18170807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32489393A Expired - Fee Related JP3221998B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 陸屋根床部からの立ち上がり部防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3221998B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32489393A patent/JP3221998B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH07180294A (ja) | 1995-07-18 |
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