JP3232247B2 - 折戸用ピボットの構造 - Google Patents
折戸用ピボットの構造Info
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Description
の構造に関し、詳しくは折戸の下側に高さ調整機能を有
するピボット軸を取付けた構造に関するものである。
ボット軸をレールに取付けた固定具に固定するようにし
たピボットタイプの折戸において、下側のピボット軸
2′に高さ調整機能を持たせたものが知られている。そ
の一例を図7に示す。下側のピボット軸2′の下端側に
ははめ込み軸部6′とフランジ部8′とが一体形成さ
れ、その上端側に形成された雌ネジ部13が折戸1の嵌
め込み部材16の雌ネジ部13に螺合しており、ピボッ
ト軸2′の中央部をスパナ等で回転させることで雄ネジ
部12が嵌め込み部材16の雌ネジ部13に沿って上下
移動して折戸1の下端からのピボット軸2′の突出高さ
が調整可能となっている。ピボット軸2′を固定する固
定具4としては、ピボット軸2′のはめ込み軸部6′が
乗り上がる登り傾斜したスロープ部14と、スロープ部
14の奥部に設けられたピボット軸受部5と、レール3
に固定される固定ネジ15とを備えた乗り上げ式のもの
が用いられ、この固定具4の高さに合わせて上記折戸1
の下端からのピボット軸2′の突出高さを調整すること
で、ピボット軸2′の下端のはめ込み軸部6′をスロー
プ部14に乗り上げさせてピボット軸受部5に確実に嵌
め込むことができるようになり、これにより折戸1を下
側のレール3に固定できるようになっている。
な高さ調整機能付きピボット軸2′にあっては、折戸1
を開閉する時には、ピボット軸2′の雄ネジ部12と折
戸1の雌ネジ部13との螺合によってピボット軸2′が
折戸1と一緒に回転してしまい、このため、ピボット軸
2′と固定具4との間で摩擦が生じる。殊に下側のピボ
ット軸2′には折戸1の荷重がかかるためにフランジ部
8′と固定具4間の摩擦力が非常に大きくなり、ピボッ
ト軸2′が磨耗して寿命が短くなるという問題があり、
さらには摩擦によるきしみ音が発生して、使用性が劣下
するという問題もある。
で、ピボット軸が高さ調整機能を有する構造でありなが
ら、折戸の開閉時でのピボット軸と固定具間の摩擦の発
生を防いで、ピボット軸の長寿命化及び使用性の向上を
図ることができる折戸用ピボットの構造を提供すること
を目的とする。
に、本発明は、折戸1の上下両側に取付けたピボット軸
2をレール3に取付けられた固定具4に固定して成る折
戸用ピボットの構造において、折戸1の下側に取付けら
れるピボット軸2の下端側に、下側のレール3に取付け
た固定具4のピボット軸受部5に嵌め込まれるはめ込み
軸部6と該固定具4のピボット支持面7に載置されて折
戸1の荷重を支えるフランジ部8とから成る支持部材9
がピボット軸2に対して回転自在に取付けられ、ピボッ
ト軸2の中央部側に、ピボット軸2の軸方向Sに移動自
在で且つピボット軸2と一体に回転可能な係止部材10
が嵌合する角柱状部11が設けられ、ピボット軸2の上
端側に折戸1側に螺合してピボット軸2の回転操作時に
折戸1の下端からのピボット軸2の突出高さを調整可能
とする雄ネジ部12が設けられ、上記折戸1の開閉時に
は係止部材10を介してピボット軸2が折戸1と一体に
回転すると共に上記支持部材9のフランジ部8は固定具
4のピボット支持面7に押し当てられた状態で保持され
て成ることを特徴としており、このように構成すること
で、ピボット軸2は高さ調整機能を有する構造でありな
がら、折戸1を開閉させる時にはピボット軸2の支持部
材9と固定具4間の摩擦の発生を防止でき、ピボット軸
2の磨耗を防いだり、摩擦によるきしみ音の発生を防止
できる。
説明する。本実施形態のピボットタイプの折戸1は、図
4〜6に示すように、建物の開口枠を構成する左右の柱
20と上枠21と下枠22との間に配設されている。折
戸1は複数の2つ折戸から成り、各折戸は2枚の扉1
A,1Bが丁番23を介して折り畳み自在に連結されて
構成されており、一方の扉1Aの一側部の上下両側にピ
ボット軸2が夫々取付けられており、他方の扉1Bの他
側部の上下両側にはランナー24が夫々取付けられてい
る。上記ピボット軸2は上下のレール3の端部に取付け
られた乗り上げ式の固定具4に夫々固定されるものであ
り、一方、ランナー24は上下のレール3に沿って走行
自在に挿入されるものである。
に、ピボット軸2の下端のはめ込み軸部6が乗り上がる
登り傾斜したスロープ部14と、スロープ部14の奥部
に設けられたピボット軸受部5と、レール3に固定され
る固定ネジ15とで構成されている。折戸1の下端に取
付けられる本実施形態のピボット軸2は、後述のように
高さ調整機能を備えている。一方、折戸1の上側に取付
けられるピボット軸2は、バネによって上方に付勢され
ており、上レールに固定した固定具のピボット軸受部に
嵌合可能となっている。
は、図1〜図3に示すように、下端側に支持部材9が回
転自在に取付けられており、中央部側には角柱状部11
が形成されており、上端側には雌ネジ部13が形成され
ている。ここで、上記ピボット軸2の下端に回転自在に
取付けられる支持部材9は、下側のレール3に取付けた
上記固定具4のピボット軸受部5に嵌め込まれるはめ込
み軸部6と、固定具4のピボット支持面7に載置されて
折戸1の荷重を支えるフランジ部8とで構成されてお
り、ピボット軸2が回転した時でも上記はめ込み軸部6
及びフランジ部8は回転しない構造となっている。図3
中の26は座金である。尚、ピボット軸2の回転をスム
ーズにするために、ピボット軸2の下端と支持部材9と
の接触面にころがり軸受け等のような軸受を介在させる
ようにしてもよいものである。
ナ30で回転操作できるように断面八角柱状に形成され
ており、この角柱状部11に筒状の係止部材10が嵌合
されている。筒状の係止部材10は、図1に示すよう
に、ピボット軸2の軸方向Sに移動自在となった大径筒
部10aと小径筒部10bとから成り、大径筒部10a
側にピボット軸2の上記角柱状部11の外周面を挟持す
る挟持片10cが設けられており、この挟持片10cに
よって係止部材10はピボット軸2に対して回り止めさ
れ、ピボット軸2と一体に回転可能となっている。また
小径筒部10bの上端には後述の嵌め込み部材16のリ
ブ31に対応する位置に切欠き32が形成されている。
なお、大径筒部10aの外周にはマイナスドライバー等
のような偏平状の工具が差し込み可能な操作孔33が形
成されており、この操作孔33に工具を差し込んで係止
部材10を上下移動させることによって小径筒部10b
の切欠き32を後述する嵌め込み部材16のリブ31に
嵌脱自在に嵌合できるようになっている。
図2に示すように、折戸1に埋設された嵌め込み部材1
6の雌ネジ部13に螺合している。嵌め込み部材16
は、折戸1に設けた横孔部35に嵌め込まれており、そ
の入口側端部には横孔部35の開口縁に当たって位置決
めされるつば部16aが形成されており、このつば部1
6aによって嵌め込み部材16の嵌め込み方向の位置決
めがなされている。また嵌め込み部材16には縦方向に
延びる雌ネジ部13が形成されており、この雌ネジ部1
3に上記ピボット軸2の雄ネジ部12が螺合している。
さらに嵌め込み部材16の雌ネジ部13の下端外周には
リブ31(図1)が設けられており、このリブ31は上
記係止部材10の小径筒部10bに設けた切欠き32に
嵌合可能とされている。
うにあたっては、係止部材10の操作孔33に工具を差
し込んで係止部材10を下方に押し下げると、嵌め込み
部材16のリブ31から係止部材10の切欠き32から
離脱して係止部材10は嵌め込み部材16に対して回り
止め可能な状態、つまり係止部材10はピボット軸2と
一体に回転可能な状態となる。この状態で、ピボット軸
2の角柱状部11の横方向からスパナ30を挿入してピ
ボット軸2を回転操作すると、ピボット軸2の雄ネジ部
12が嵌め込み部材16の雌ネジ部13に沿って上下移
動して折戸1の下端からのピボット軸2の突出高さが調
整可能となる。そして、任意の高さに調整した後に、係
止部材10を元の上方位置に押し上げるとリブ31が切
欠き32に嵌合して係止部材10が嵌め込み部材16に
対して回り止め状態で保持される。これによりピボット
軸2及び係止部材10の回転が阻止され、ピボット軸2
をその高さ位置で固定できるようになる。このように折
戸1の下端からのピボット軸2の突出高さを調整するこ
とによって、高さの異なる乗り上げ式の固定具4であっ
てもピボット軸2の突出高さを調整することによって十
分に対応可能となる。
軸受け部5に固定した状態で、折戸1をピボット軸2を
中心として開閉すると、係止部材10は折戸1の嵌め込
み部材16に対して回り止めされているので、係止部材
10は折戸1と一体に回転し、これにより、係止部材1
0が嵌合しているピボット軸2もまた折戸1と一体に回
転するようになる。このとき、固定具4のピボット軸受
部5に嵌め込まれたはめ込み軸部6、及び固定具4のピ
ボット支持面7に載置されて折戸1の荷重を支えている
フランジ部8はピボット軸2に対して夫々回転自在に支
持されているので、ピボット軸2が回転しても、フラン
ジ部8は固定具4のフランジ部支持面7に押し当てられ
た状態で保持され、このフランジ部8はピボット軸2と
一緒に回転することがないので、固定具4との間で摩擦
が生じることはない。従って、ピボット軸2は高さ調整
機能を有する構造でありながら、折戸1を開閉させる時
にはピボット軸2の支持部材9と固定具4間の摩擦を防
止できるようになるので、ピボット軸2の磨耗が防が
れ、ピボット軸2の長寿命化を図ることができる。さら
に摩擦によるきしみ音も発生しなくなるので、折戸1の
回転を静かに且つスムーズに行なうことができ、使用性
が良くなるという利点がある。
4に固定されるピボット軸2について説明したが、乗り
上げ式以外の固定具、例えばピボット軸2が嵌合するピ
ボット軸受部5のみを備えた固定具にも広く適用できる
のは勿論のことである。
上下両側に取付けたピボット軸をレールに取付けられた
固定具に固定して成る折戸用ピボットの構造において、
折戸の下側に取付けられるピボット軸の下端側に、下側
のレールに取付けた固定具のピボット軸受部に嵌め込ま
れるはめ込み軸部と該固定具のピボット支持面に載置さ
れて折戸の荷重を支えるフランジ部とから成る支持部材
がピボット軸に対して回転自在に取付けられ、ピボット
軸の中央部側に、ピボット軸の軸方向に移動自在で且つ
ピボット軸と一体に回転可能な係止部材が嵌合する角柱
状部が設けられ、ピボット軸の上端側に折戸側に螺合し
てピボット軸の回転操作時に折戸の下端からのピボット
軸の突出高さを調整可能とする雄ネジ部が設けられ、上
記折戸の開閉時には係止部材を介してピボット軸が折戸
と一体に回転すると共に上記支持部材のフランジ部は固
定具のピボット支持面に押し当てられた状態で保持され
て成るから、折戸の開閉時に、たとえ折戸の荷重を支え
るフランジ部が固定具に押し当てられていても、フラン
ジ部は回転しないので、固定具との間に摩擦が生じるこ
とはない。従って、ピボット軸は高さ調整機能を有する
構造でありながら、折戸を開閉させる時にはピボット軸
の支持部材と固定具間の摩擦を防止できるようになるの
で、ピボット軸の磨耗が防がれ、ピボット軸の長寿命化
を図ることができる。さらに摩擦によるきしみ音も発生
しなくなるので、折戸の回転を静かに且つスムーズに行
なうことができて使用性の向上が図られるものである。
る。
面図である。
図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 折戸の上下両側に取付けたピボット軸を
レールに取付けられた固定具に固定して成る折戸用ピボ
ットの構造において、折戸の下側に取付けられるピボッ
ト軸の下端側に、下側のレールに取付けた固定具のピボ
ット軸受部に嵌め込まれるはめ込み軸部と該固定具のピ
ボット支持面に載置されて折戸の荷重を支えるフランジ
部とから成る支持部材がピボット軸に対して回転自在に
取付けられ、ピボット軸の中央部側に、ピボット軸の軸
方向に移動自在で且つピボット軸と一体に回転可能な係
止部材が嵌合する角柱状部が設けられ、ピボット軸の上
端側に折戸側に螺合してピボット軸の回転操作時に折戸
の下端からのピボット軸の突出高さを調整可能とする雄
ネジ部が設けられ、上記折戸の開閉時には係止部材を介
してピボット軸が折戸と一体に回転すると共に上記支持
部材のフランジ部は固定具のピボット支持面に押し当て
られた状態で保持されて成ることを特徴とする折戸用ピ
ボットの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25266896A JP3232247B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 折戸用ピボットの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25266896A JP3232247B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 折戸用ピボットの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102889A JPH10102889A (ja) | 1998-04-21 |
| JP3232247B2 true JP3232247B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=17240579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25266896A Expired - Fee Related JP3232247B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 折戸用ピボットの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3232247B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25266896A patent/JP3232247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10102889A (ja) | 1998-04-21 |
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