JP3234089B2 - 磁気共鳴観測装置 - Google Patents
磁気共鳴観測装置Info
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- JP3234089B2 JP3234089B2 JP02425094A JP2425094A JP3234089B2 JP 3234089 B2 JP3234089 B2 JP 3234089B2 JP 02425094 A JP02425094 A JP 02425094A JP 2425094 A JP2425094 A JP 2425094A JP 3234089 B2 JP3234089 B2 JP 3234089B2
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- frequency coil
- frequency
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は患者の体内に挿入して体
内の磁気共鳴信号を受信し、患者の体内の磁気共鳴信号
画像を得る磁気共鳴観測装置に関する。
内の磁気共鳴信号を受信し、患者の体内の磁気共鳴信号
画像を得る磁気共鳴観測装置に関する。
【0002】
【従来技術】近年、核磁気共鳴(以下、MRと記す)現
象を利用した非侵襲的な人体の診断方法が発展してき
た。例えば、前記MR現象を利用したMRイメージング
(以下、MRIと記す)装置では人体を静磁場中に置
き、所定の周波数の高周波(磁場)を与え、人体内のス
ピンを持つ核を励起し、この励起した核が元に戻る間に
生じた所定の周波数のMR信号を検出してコンピュータ
ーで処理することにより、人体の断層像を得ている。
象を利用した非侵襲的な人体の診断方法が発展してき
た。例えば、前記MR現象を利用したMRイメージング
(以下、MRIと記す)装置では人体を静磁場中に置
き、所定の周波数の高周波(磁場)を与え、人体内のス
ピンを持つ核を励起し、この励起した核が元に戻る間に
生じた所定の周波数のMR信号を検出してコンピュータ
ーで処理することにより、人体の断層像を得ている。
【0003】このMRI装置によって得られる断層像は
癌等の異常細胞と正常細胞との識別等の診断に対して極
めて有用である。一般に、癌組織と正常細胞とから得ら
れるMR信号は互いに緩和時間が異なることが知られて
おり、この緩和時間を計測することにより、生体組織を
採取せずに癌か否かの診断が可能になる。
癌等の異常細胞と正常細胞との識別等の診断に対して極
めて有用である。一般に、癌組織と正常細胞とから得ら
れるMR信号は互いに緩和時間が異なることが知られて
おり、この緩和時間を計測することにより、生体組織を
採取せずに癌か否かの診断が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、消化器、特
に管腔臓器などの病変診断、例えば深達度診断を行なう
際には精細な画像を必要となる。しかしながら、従来の
MRI装置では患者の体外にMR信号受信用コイルが設
置されているので、この体外のMR信号受信用コイルで
管腔臓器などの患者の体内深部の精細な画像を得ること
は困難である。例えば、胃壁の診断などに患者の腹部体
表にMR信号受信用の表面コイルを置いてMR信号を受
信することなども行なわれているが、この場合には受信
信号のSN比が悪く、診断に十分な画像は得られない問
題がある。
に管腔臓器などの病変診断、例えば深達度診断を行なう
際には精細な画像を必要となる。しかしながら、従来の
MRI装置では患者の体外にMR信号受信用コイルが設
置されているので、この体外のMR信号受信用コイルで
管腔臓器などの患者の体内深部の精細な画像を得ること
は困難である。例えば、胃壁の診断などに患者の腹部体
表にMR信号受信用の表面コイルを置いてMR信号を受
信することなども行なわれているが、この場合には受信
信号のSN比が悪く、診断に十分な画像は得られない問
題がある。
【0005】これに対処するために、例えば特公平3−
5174号公報や特開平2−277440号公報に示さ
れるように患者の体内に挿入される挿入部の先端部にM
R信号を検出するMR信号受信用の高周波コイルを設け
た内視鏡ないしプローブ等の挿入具が提案されている。
これらによれば、体内に挿入したコイルによりMR信号
を受信するので、SN比が良好な、精細な画像を得るこ
とができ、前述のような管腔臓器の病変深達度診断に対
して有効な、精細な画像が得られる。
5174号公報や特開平2−277440号公報に示さ
れるように患者の体内に挿入される挿入部の先端部にM
R信号を検出するMR信号受信用の高周波コイルを設け
た内視鏡ないしプローブ等の挿入具が提案されている。
これらによれば、体内に挿入したコイルによりMR信号
を受信するので、SN比が良好な、精細な画像を得るこ
とができ、前述のような管腔臓器の病変深達度診断に対
して有効な、精細な画像が得られる。
【0006】しかしながら、患者の体内に挿入される挿
入部の先端部に観察光学系、照明光学系等が組み込まれ
ている内視鏡にMR信号受信用コイルを組込んだ場合に
は内視鏡挿入部の先端部の外径寸法が大きくなり易いの
で、MR信号受信用コイルが組込まれたMR内視鏡を患
者の体内に挿入する際の患者の負担が大きくなる問題が
ある。
入部の先端部に観察光学系、照明光学系等が組み込まれ
ている内視鏡にMR信号受信用コイルを組込んだ場合に
は内視鏡挿入部の先端部の外径寸法が大きくなり易いの
で、MR信号受信用コイルが組込まれたMR内視鏡を患
者の体内に挿入する際の患者の負担が大きくなる問題が
ある。
【0007】そこで、患者の負担を軽減するために細径
化が求められる内視鏡等の挿入具の挿入部にMR信号受
信用コイルをコンパクトに組込む技術の開発が要望され
ているのが実情である。
化が求められる内視鏡等の挿入具の挿入部にMR信号受
信用コイルをコンパクトに組込む技術の開発が要望され
ているのが実情である。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、内視鏡等の挿入具の挿入部の外径寸法
を大きくすることなく、磁気共鳴観測用の高周波コイル
をコンパクトに組込むことができ、磁気共鳴観測用の高
周波コイルが組込まれた挿入具を患者の体内に挿入する
際の患者の負担を軽減することができる磁気共鳴観測装
置を提供することにある。
で、その目的は、内視鏡等の挿入具の挿入部の外径寸法
を大きくすることなく、磁気共鳴観測用の高周波コイル
をコンパクトに組込むことができ、磁気共鳴観測用の高
周波コイルが組込まれた挿入具を患者の体内に挿入する
際の患者の負担を軽減することができる磁気共鳴観測装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は体腔内に挿入さ
れる挿入部の先端側に磁気共鳴観測用の高周波コイルを
収容させる高周波コイル収容部を設けるとともに、外周
面に前記高周波コイルが固定され、断面形状が略円弧形
状の高周波コイル固定部材を設け、前記高周波コイル収
容部を構成する硬質の筒体の内周面に接着層を介して前
記高周波コイルおよび前記高周波コイル固定部材を順に
配設したものである。
れる挿入部の先端側に磁気共鳴観測用の高周波コイルを
収容させる高周波コイル収容部を設けるとともに、外周
面に前記高周波コイルが固定され、断面形状が略円弧形
状の高周波コイル固定部材を設け、前記高周波コイル収
容部を構成する硬質の筒体の内周面に接着層を介して前
記高周波コイルおよび前記高周波コイル固定部材を順に
配設したものである。
【0010】
【作用】高周波コイル収容部内の磁気共鳴観測用の高周
波コイルによって体腔内の磁気共鳴観測画像を得るとと
もに、高周波コイル収容部を構成する硬質の筒体の内周
面に接着層を介して高周波コイルおよび高周波コイル固
定部材を順に配設することにより、内視鏡等の挿入具の
挿入部の外径寸法を大きくすることなく、磁気共鳴観測
用の高周波コイルをコンパクトに組込むようにしたもの
である。
波コイルによって体腔内の磁気共鳴観測画像を得るとと
もに、高周波コイル収容部を構成する硬質の筒体の内周
面に接着層を介して高周波コイルおよび高周波コイル固
定部材を順に配設することにより、内視鏡等の挿入具の
挿入部の外径寸法を大きくすることなく、磁気共鳴観測
用の高周波コイルをコンパクトに組込むようにしたもの
である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1(A)乃
至図2(D)を参照して説明する。図1(A)は磁気共
鳴観測用のMR内視鏡1の概略構成を示すものである。
このMR内視鏡1には通常の内視鏡と同様に、患者の体
内に挿入される挿入部2と、この挿入部2の基端部に連
結された手元側の操作部3と、この操作部3に一端が連
結されたユニバーサルコード4とが設けられている。
至図2(D)を参照して説明する。図1(A)は磁気共
鳴観測用のMR内視鏡1の概略構成を示すものである。
このMR内視鏡1には通常の内視鏡と同様に、患者の体
内に挿入される挿入部2と、この挿入部2の基端部に連
結された手元側の操作部3と、この操作部3に一端が連
結されたユニバーサルコード4とが設けられている。
【0012】さらに、手元側の操作部3には接眼部5、
先端の湾曲角度を操作するアングル操作ノブ6、吸引ボ
タン7、送気・送水ボタン8、内視鏡用鉗子や処置具を
挿入する鉗子口9が設けられている。
先端の湾曲角度を操作するアングル操作ノブ6、吸引ボ
タン7、送気・送水ボタン8、内視鏡用鉗子や処置具を
挿入する鉗子口9が設けられている。
【0013】また、挿入部2およびユニバーサルコード
4には可撓性の外装細管が配設されている。ここで、挿
入部2には長尺な可撓管部2Aと、最先端に配設された
先端硬性部10と、この先端硬性部10の向きを変更す
る湾曲部11と、これらの先端硬性部10と湾曲部11
との間に配設された硬性の高周波コイル収容部12とが
設けられている。さらに、先端硬性部10には対物レン
ズ13、ライトガイド14の光学系の他に、鉗子出口1
5が設けられている。
4には可撓性の外装細管が配設されている。ここで、挿
入部2には長尺な可撓管部2Aと、最先端に配設された
先端硬性部10と、この先端硬性部10の向きを変更す
る湾曲部11と、これらの先端硬性部10と湾曲部11
との間に配設された硬性の高周波コイル収容部12とが
設けられている。さらに、先端硬性部10には対物レン
ズ13、ライトガイド14の光学系の他に、鉗子出口1
5が設けられている。
【0014】また、図2(A)はMR内視鏡1の挿入部
2の先端部分の内部構成を示すものである。なお、ここ
では先端硬性部10に組み込まれている光学系や、イメ
ージガイド、ライトガイド、鉗子チャンネル等の内視鏡
内蔵物等は省略されている。
2の先端部分の内部構成を示すものである。なお、ここ
では先端硬性部10に組み込まれている光学系や、イメ
ージガイド、ライトガイド、鉗子チャンネル等の内視鏡
内蔵物等は省略されている。
【0015】すなわち、MR内視鏡1の挿入部2の先端
部分には先端側から光学系を有する先端硬性部10、次
に高周波コイル収容部12、次に湾曲部11の順で配置
されている。
部分には先端側から光学系を有する先端硬性部10、次
に高周波コイル収容部12、次に湾曲部11の順で配置
されている。
【0016】さらに、高周波コイル収容部12にはこの
高周波コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内
部にMR信号受信(磁気共鳴観測)用の高周波コイル1
7が収容されている。ここで、高周波コイル17は例え
ばフレキシブル基板等の軟性の配線基板上にMR信号受
信用コイルが回路構成されたシート状のものである。
高周波コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内
部にMR信号受信(磁気共鳴観測)用の高周波コイル1
7が収容されている。ここで、高周波コイル17は例え
ばフレキシブル基板等の軟性の配線基板上にMR信号受
信用コイルが回路構成されたシート状のものである。
【0017】また、高周波コイル収容部12の筒体16
の内部には内視鏡内蔵物とともに、図1(C)に示すよ
うに断面形状が略円弧形状の高周波コイル固定部材18
が設けられている。この高周波コイル固定部材18の外
周面には高周波コイル17が重ね合わされて固定されて
いる。そして、高周波コイル収容部12の筒体16の内
周面には高周波コイル17および高周波コイル固定部材
18が順に配設され、接着層19を介して接着固定され
ている。
の内部には内視鏡内蔵物とともに、図1(C)に示すよ
うに断面形状が略円弧形状の高周波コイル固定部材18
が設けられている。この高周波コイル固定部材18の外
周面には高周波コイル17が重ね合わされて固定されて
いる。そして、高周波コイル収容部12の筒体16の内
周面には高周波コイル17および高周波コイル固定部材
18が順に配設され、接着層19を介して接着固定され
ている。
【0018】したがって、高周波コイル収容部12には
図1(B)に示すようにこの高周波コイル収容部12の
径方向に筒体16、接着層19、高周波コイル17、高
周波コイル固定部材18が順に配置される構成になって
いる。
図1(B)に示すようにこの高周波コイル収容部12の
径方向に筒体16、接着層19、高周波コイル17、高
周波コイル固定部材18が順に配置される構成になって
いる。
【0019】また、高周波コイル17は高周波コイル収
容部12の筒体16の内周面に、その内径寸法にあわせ
て曲率を付けた状態で、高周波コイル収容部12の筒体
16の内周面のほぼ半周部分に亙り配設されている。こ
の場合、高周波コイル17の挿入軸直交方向投影開口面
積は筒体16の内径を開口幅とする平面開口コイルを高
周波コイル収容部12の挿入方向の中心軸上に配設した
場合のそれと等価になる。
容部12の筒体16の内周面に、その内径寸法にあわせ
て曲率を付けた状態で、高周波コイル収容部12の筒体
16の内周面のほぼ半周部分に亙り配設されている。こ
の場合、高周波コイル17の挿入軸直交方向投影開口面
積は筒体16の内径を開口幅とする平面開口コイルを高
周波コイル収容部12の挿入方向の中心軸上に配設した
場合のそれと等価になる。
【0020】なお、高周波コイル固定部材18の外周面
に高周波コイル17を収容するコイル収容溝を設け、こ
のコイル収容溝内に導電材料で構成された高周波コイル
素材を収容させて高周波コイル17を形成し、これを高
周波コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内壁
面に接着固定させる構成にしてもよい。
に高周波コイル17を収容するコイル収容溝を設け、こ
のコイル収容溝内に導電材料で構成された高周波コイル
素材を収容させて高周波コイル17を形成し、これを高
周波コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内壁
面に接着固定させる構成にしてもよい。
【0021】また、高周波コイル固定部材18の後端部
には高周波信号線固定部材20が固定されている。この
高周波信号線固定部材20には高周波コイル17の受信
信号を伝送する、例えば同軸ケーブル等の高周波信号線
21の一端部が接続されている。そして、この高周波信
号線21の他端部は湾曲部11内から可撓管部2A内を
通して操作部3側に延出され、さらにユニバーサルコー
ド4内を通して外部の図示しないMRI装置の本体側に
接続されている。なお、高周波信号線21と高周波コイ
ル17との接続はコネクタ等の接続手段を用いて接続さ
れるか、或いは半田付け、圧着等により接続される。
には高周波信号線固定部材20が固定されている。この
高周波信号線固定部材20には高周波コイル17の受信
信号を伝送する、例えば同軸ケーブル等の高周波信号線
21の一端部が接続されている。そして、この高周波信
号線21の他端部は湾曲部11内から可撓管部2A内を
通して操作部3側に延出され、さらにユニバーサルコー
ド4内を通して外部の図示しないMRI装置の本体側に
接続されている。なお、高周波信号線21と高周波コイ
ル17との接続はコネクタ等の接続手段を用いて接続さ
れるか、或いは半田付け、圧着等により接続される。
【0022】さらに、湾曲部12内および可撓管部2A
内には図2(C),(D)に示すように湾曲部12に湾
曲動作を行なわせるためのアングルロープ22a,22
b、23a,23bが配設されている。ここで、22
a,22bは湾曲部12を上下方向に湾曲させるU/D
アングルロープ、23a,23bは湾曲部12を左右方
向に湾曲させるR/Lアングルロープによってそれぞれ
形成されている。
内には図2(C),(D)に示すように湾曲部12に湾
曲動作を行なわせるためのアングルロープ22a,22
b、23a,23bが配設されている。ここで、22
a,22bは湾曲部12を上下方向に湾曲させるU/D
アングルロープ、23a,23bは湾曲部12を左右方
向に湾曲させるR/Lアングルロープによってそれぞれ
形成されている。
【0023】次に、上記構成の作用について説明する。
MR内視鏡1の使用時には挿入部2の先端硬性部10に
設けられた光学系により内視鏡観察を行ないながら先端
硬性部10の後方の高周波コイル収容部12に内蔵され
ている高周波コイル17が患者の体内の目的位置まで導
入される。
MR内視鏡1の使用時には挿入部2の先端硬性部10に
設けられた光学系により内視鏡観察を行ないながら先端
硬性部10の後方の高周波コイル収容部12に内蔵され
ている高周波コイル17が患者の体内の目的位置まで導
入される。
【0024】さらに、目的位置まで到達した後、アング
ル操作ノブ6で操作することにより、湾曲部11を湾曲
変形させて高周波コイル17をMR診断に適した方向に
指向させる。
ル操作ノブ6で操作することにより、湾曲部11を湾曲
変形させて高周波コイル17をMR診断に適した方向に
指向させる。
【0025】その後、高周波コイル収容部12内の高周
波コイル17が高周波信号線21を介して接続される図
示しないMRI装置により、患者の体腔内のMR診断画
像が撮像され、MR内視鏡1の光学系による光学画像と
MR画像とにより、目的部位の診断が行なわれる。
波コイル17が高周波信号線21を介して接続される図
示しないMRI装置により、患者の体腔内のMR診断画
像が撮像され、MR内視鏡1の光学系による光学画像と
MR画像とにより、目的部位の診断が行なわれる。
【0026】そこで、上記構成のものにあっては高周波
コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内周面に
接着層19を介して高周波コイル17および高周波コイ
ル固定部材18を順に配設したので、内視鏡1の挿入部
2の外径寸法を格別に大きくすることなく、MR用の高
周波コイル17をコンパクトに内視鏡1の挿入部2に組
込むことができ、内視鏡1の本来の観察機能にMR画像
診断機能を付加することができる。
コイル収容部12を構成する硬質の筒体16の内周面に
接着層19を介して高周波コイル17および高周波コイ
ル固定部材18を順に配設したので、内視鏡1の挿入部
2の外径寸法を格別に大きくすることなく、MR用の高
周波コイル17をコンパクトに内視鏡1の挿入部2に組
込むことができ、内視鏡1の本来の観察機能にMR画像
診断機能を付加することができる。
【0027】そのため、内視鏡観察機能とMR画像診断
機能を統合したMR内視鏡1を挿入部2の外径寸法およ
びこの挿入部2の先端側の硬性部の長さを大きくするこ
となく製作することができるので、患者の体内にMR内
視鏡1を挿入する際の患者の負担を軽減することがで
き、患者の負担が少ない状態で、異なる2つの種類の画
像診断を同時に行なうことにより、より精度の高い診断
を行なうことができる。
機能を統合したMR内視鏡1を挿入部2の外径寸法およ
びこの挿入部2の先端側の硬性部の長さを大きくするこ
となく製作することができるので、患者の体内にMR内
視鏡1を挿入する際の患者の負担を軽減することがで
き、患者の負担が少ない状態で、異なる2つの種類の画
像診断を同時に行なうことにより、より精度の高い診断
を行なうことができる。
【0028】また、例えばフレキシブル基板等の軟性の
配線基板上にMR信号受信用コイルが回路構成されたシ
ート状の軟性の高周波コイル17を高周波コイル固定部
材18の外周面に重ね合わせた状態で固定し、高周波コ
イル収容部12の筒体16の内部にその内周面形状にあ
わせて曲率を付けた状態で整形した状態で挿入固定でき
るので、高周波コイル17を効率よく収容でき、内視鏡
1の組立性が優れる。さらに、内視鏡1の内蔵物と高周
波コイル17との間の確実な絶縁・分離ができると同時
に、高周波コイル17の保護も確実に行なうことができ
るとともに、高周波コイル17の開口の実効幅が最大と
なり、受信高周波信号のSN比が大きくなる効果があ
る。
配線基板上にMR信号受信用コイルが回路構成されたシ
ート状の軟性の高周波コイル17を高周波コイル固定部
材18の外周面に重ね合わせた状態で固定し、高周波コ
イル収容部12の筒体16の内部にその内周面形状にあ
わせて曲率を付けた状態で整形した状態で挿入固定でき
るので、高周波コイル17を効率よく収容でき、内視鏡
1の組立性が優れる。さらに、内視鏡1の内蔵物と高周
波コイル17との間の確実な絶縁・分離ができると同時
に、高周波コイル17の保護も確実に行なうことができ
るとともに、高周波コイル17の開口の実効幅が最大と
なり、受信高周波信号のSN比が大きくなる効果があ
る。
【0029】また、図3は高周波コイル固定部材18の
変形例を示すものである。これは、高周波コイル固定部
材18における高周波コイル17の固定部の後方に一対
の支持アーム41,41を延設し、高周波コイル17の
固定部よりも幅広なアッセンブル部42を形成したもの
である。
変形例を示すものである。これは、高周波コイル固定部
材18における高周波コイル17の固定部の後方に一対
の支持アーム41,41を延設し、高周波コイル17の
固定部よりも幅広なアッセンブル部42を形成したもの
である。
【0030】このアッセンブル部42には高周波コイル
17のインピーダンスを高周波信号線21のインピーダ
ンスと同一にするための整合回路および受信した高周波
信号を伝送する高周波信号線21との接続部が支持固定
されている。この場合、高周波コイル固定部材18の支
持アーム41,41の後端部は部品実装部分の両側後端
まで延設されている。そして、支持アーム41,41の
後端延設部によって整合回路部品や高周波信号線21の
実装部品を軸方向ではなく周方向に実装させた状態で、
整合回路や高周波信号線21の接続部等の部品実装部全
体を必要な強度で支持固定させることができる。
17のインピーダンスを高周波信号線21のインピーダ
ンスと同一にするための整合回路および受信した高周波
信号を伝送する高周波信号線21との接続部が支持固定
されている。この場合、高周波コイル固定部材18の支
持アーム41,41の後端部は部品実装部分の両側後端
まで延設されている。そして、支持アーム41,41の
後端延設部によって整合回路部品や高周波信号線21の
実装部品を軸方向ではなく周方向に実装させた状態で、
整合回路や高周波信号線21の接続部等の部品実装部全
体を必要な強度で支持固定させることができる。
【0031】したがって、高周波コイル固定部材18に
整合回路や高周波信号線21の接続部等の部品を実装し
ても、おおむね高周波コイル固定部材18の長さによっ
て決まる挿入部2の先端部側の硬性部分の長さはさほど
長くならず、高周波コイル17の開口長さを適度な長さ
に設定しても、内視鏡1の挿入部2の先端部側の硬性部
分の長さを短くすることができるので、内視鏡1が挿入
される患者の負担を大幅に低減できるとともに、内視鏡
1の挿入部2の挿入性・操作性を向上させることができ
る。
整合回路や高周波信号線21の接続部等の部品を実装し
ても、おおむね高周波コイル固定部材18の長さによっ
て決まる挿入部2の先端部側の硬性部分の長さはさほど
長くならず、高周波コイル17の開口長さを適度な長さ
に設定しても、内視鏡1の挿入部2の先端部側の硬性部
分の長さを短くすることができるので、内視鏡1が挿入
される患者の負担を大幅に低減できるとともに、内視鏡
1の挿入部2の挿入性・操作性を向上させることができ
る。
【0032】また、図4(A),(B)は高周波信号線
21の固定部材20を示すものである。ここで、固定部
材20には内視鏡内蔵物の挿通口51と高周波信号線2
1の挿通口52とが設けられている。そして、高周波信
号線21は高周波コイル17に接続された後、その挿通
部が固定部材20の挿通口52に圧着固定されるか接着
固定される。その後、高周波信号線固定部材20は高周
波コイル収容部12と湾曲部11との嵌合部に挟まれて
固定されるようになっている。
21の固定部材20を示すものである。ここで、固定部
材20には内視鏡内蔵物の挿通口51と高周波信号線2
1の挿通口52とが設けられている。そして、高周波信
号線21は高周波コイル17に接続された後、その挿通
部が固定部材20の挿通口52に圧着固定されるか接着
固定される。その後、高周波信号線固定部材20は高周
波コイル収容部12と湾曲部11との嵌合部に挟まれて
固定されるようになっている。
【0033】そのため、高周波信号線21を固定部材2
0で確実に固定させ、湾曲部11の湾曲動作にともない
高周波信号線21に加わる伸張力が高周波コイル17と
高周波信号線21との接続部に伝えられることを防止す
ることができるることができるので、湾曲部11の湾曲
動作にともない高周波信号線21に加わる伸張力が高周
波コイル17と高周波信号線21との接続部に伝えられ
る場合のように湾曲動作を繰り返すうちに高周波コイル
17と高周波信号線21との接続部が接続不良を起こ
し、受信した高周波信号が伝送されなくなる等の故障を
防止することができる。したがって、高周波コイル17
とその信号線21との接続部の信頼性を向上させること
ができ、内視鏡1の湾曲動作によりMR診断機能が故障
することがなくなる。
0で確実に固定させ、湾曲部11の湾曲動作にともない
高周波信号線21に加わる伸張力が高周波コイル17と
高周波信号線21との接続部に伝えられることを防止す
ることができるることができるので、湾曲部11の湾曲
動作にともない高周波信号線21に加わる伸張力が高周
波コイル17と高周波信号線21との接続部に伝えられ
る場合のように湾曲動作を繰り返すうちに高周波コイル
17と高周波信号線21との接続部が接続不良を起こ
し、受信した高周波信号が伝送されなくなる等の故障を
防止することができる。したがって、高周波コイル17
とその信号線21との接続部の信頼性を向上させること
ができ、内視鏡1の湾曲動作によりMR診断機能が故障
することがなくなる。
【0034】また、図5は本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは、本発明を電子内視鏡に適用したも
のである。このMR電子内視鏡61には患者の体内に挿
入される挿入部62と、この挿入部62の基端部に連結
された手元側の操作部63と、この操作部63に一端が
連結されたユニバーサルコード64とが設けられてい
る。
ものである。これは、本発明を電子内視鏡に適用したも
のである。このMR電子内視鏡61には患者の体内に挿
入される挿入部62と、この挿入部62の基端部に連結
された手元側の操作部63と、この操作部63に一端が
連結されたユニバーサルコード64とが設けられてい
る。
【0035】さらに、手元側の操作部63には先端の湾
曲角度を操作するアングル操作ノブ65、吸引ボタン6
6、送気・送水ボタン67、内視鏡用鉗子や処置具を挿
入する鉗子口68が設けられているとともに、操作スイ
ッチ69、70が設けられている。
曲角度を操作するアングル操作ノブ65、吸引ボタン6
6、送気・送水ボタン67、内視鏡用鉗子や処置具を挿
入する鉗子口68が設けられているとともに、操作スイ
ッチ69、70が設けられている。
【0036】また、本実施例においても第1の実施例と
同様に、挿入部62には長尺な可撓管部62Aと、最先
端に配設された先端硬性部71と、この先端硬性部71
の向きを変更する湾曲部72と、これらの先端硬性部7
1と湾曲部72との間に配設された硬性の高周波コイル
収容部73とが設けられている。
同様に、挿入部62には長尺な可撓管部62Aと、最先
端に配設された先端硬性部71と、この先端硬性部71
の向きを変更する湾曲部72と、これらの先端硬性部7
1と湾曲部72との間に配設された硬性の高周波コイル
収容部73とが設けられている。
【0037】この場合、先端硬性部71、高周波コイル
収容部73、湾曲部72の順で先端部分が配列・構成さ
れている。さらに、高周波コイル収容部73には内径方
向に沿って収容部73を構成する硬質の筒体、接着層、
高周波コイル、高周波コイル固定部材の順に配設されて
いる。但し、先端硬性部71には光学系の他にCCD等
の撮像素子が設けられており、光学画像を電気信号に変
換するようになっている。
収容部73、湾曲部72の順で先端部分が配列・構成さ
れている。さらに、高周波コイル収容部73には内径方
向に沿って収容部73を構成する硬質の筒体、接着層、
高周波コイル、高周波コイル固定部材の順に配設されて
いる。但し、先端硬性部71には光学系の他にCCD等
の撮像素子が設けられており、光学画像を電気信号に変
換するようになっている。
【0038】本実施例でも、先の実施例と全く同様の作
用・効果を得ることができる他、本実施例では特に、内
視鏡画像情報とMR画像情報とが両者とも信号情報であ
るため、両者を関連づけた取り扱いや表示、処理、保存
等が極めて容易になるという効果もある。
用・効果を得ることができる他、本実施例では特に、内
視鏡画像情報とMR画像情報とが両者とも信号情報であ
るため、両者を関連づけた取り扱いや表示、処理、保存
等が極めて容易になるという効果もある。
【0039】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではない。例えば、上記各実施例では内視鏡の光学
系が直視型、すなわち内視鏡の挿入軸と光学軸とが平行
となるような観察視野を得るものであるが、内視鏡の挿
入軸に対して側方直交方向の視野を有する側視型や、斜
め方向の視野を有する斜視型の光学系を有する内視鏡で
あってもよい。さらに、その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
ものではない。例えば、上記各実施例では内視鏡の光学
系が直視型、すなわち内視鏡の挿入軸と光学軸とが平行
となるような観察視野を得るものであるが、内視鏡の挿
入軸に対して側方直交方向の視野を有する側視型や、斜
め方向の視野を有する斜視型の光学系を有する内視鏡で
あってもよい。さらに、その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば体腔内に挿入される挿入
部の先端側に磁気共鳴観測用の高周波コイルを収容させ
る高周波コイル収容部を設けるとともに、外周面に高周
波コイルが固定され、断面形状が略円弧形状の高周波コ
イル固定部材を設け、高周波コイル収容部を構成する硬
質の筒体の内周面に接着層を介して高周波コイルおよび
高周波コイル固定部材を順に配設したので、内視鏡等の
挿入具の挿入部の外径寸法を大きくすることなく、磁気
共鳴観測用の高周波コイルをコンパクトに組込むことが
でき、磁気共鳴観測用の高周波コイルが組込まれた挿入
具を患者の体内に挿入する際の患者の負担を軽減するこ
とができる。
部の先端側に磁気共鳴観測用の高周波コイルを収容させ
る高周波コイル収容部を設けるとともに、外周面に高周
波コイルが固定され、断面形状が略円弧形状の高周波コ
イル固定部材を設け、高周波コイル収容部を構成する硬
質の筒体の内周面に接着層を介して高周波コイルおよび
高周波コイル固定部材を順に配設したので、内視鏡等の
挿入具の挿入部の外径寸法を大きくすることなく、磁気
共鳴観測用の高周波コイルをコンパクトに組込むことが
でき、磁気共鳴観測用の高周波コイルが組込まれた挿入
具を患者の体内に挿入する際の患者の負担を軽減するこ
とができる。
【図1】 本発明の第1の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡の概略構成図、(B)は高周波コイル収容部の
横断面図、(C)は高周波コイル収容部の分解斜視図。
は内視鏡の概略構成図、(B)は高周波コイル収容部の
横断面図、(C)は高周波コイル収容部の分解斜視図。
【図2】 (A)は内視鏡の挿入部の先端部を示す縦断
面図、(B)は(A)のL1 −L1 線断面図、(C)は
(A)のL2 −L2 線断面図、(D)は(A)のL3 −
L3 線断面図。
面図、(B)は(A)のL1 −L1 線断面図、(C)は
(A)のL2 −L2 線断面図、(D)は(A)のL3 −
L3 線断面図。
【図3】 高周波コイル固定部材の変形例を示す斜視
図。
図。
【図4】 (A)は高周波信号線の固定部材を示す正面
図、(B)は同側面図。
図、(B)は同側面図。
【図5】 本発明の第2の実施例の概略構成を示す斜視
図。
図。
【符号の説明】 2,62…挿入部、12,73…高周波コイル収容部、
17…高周波コイル、18…高周波コイル固定部材、1
9…接着層。
17…高周波コイル、18…高周波コイル固定部材、1
9…接着層。
Claims (1)
- 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端側に磁
気共鳴観測用の高周波コイルを収容させる高周波コイル
収容部を設けるとともに、外周面に前記高周波コイルが
固定され、断面形状が略円弧形状の高周波コイル固定部
材を設け、前記高周波コイル収容部を構成する硬質の筒
体の内周面に接着層を介して前記高周波コイルおよび前
記高周波コイル固定部材を順に配設したことを特徴とす
る磁気共鳴観測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02425094A JP3234089B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 磁気共鳴観測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02425094A JP3234089B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 磁気共鳴観測装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05056133 Division | 1992-06-29 | 1993-03-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06304152A JPH06304152A (ja) | 1994-11-01 |
| JP3234089B2 true JP3234089B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=12133005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02425094A Expired - Fee Related JP3234089B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 磁気共鳴観測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3234089B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013200500B4 (de) | 2013-01-15 | 2017-09-21 | Siemens Healthcare Gmbh | Einstellvorrichtung, sowie eine Magnetresonanzvorrichtung mit einer Einstellvorrichtung |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP02425094A patent/JP3234089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06304152A (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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