JP3236544B2 - トンネル支保工の形成方法 - Google Patents
トンネル支保工の形成方法Info
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- JP3236544B2 JP3236544B2 JP32045897A JP32045897A JP3236544B2 JP 3236544 B2 JP3236544 B2 JP 3236544B2 JP 32045897 A JP32045897 A JP 32045897A JP 32045897 A JP32045897 A JP 32045897A JP 3236544 B2 JP3236544 B2 JP 3236544B2
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Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機に
よって掘削された壁面に一次支保のための支保工を形成
する方法に関するものである。
よって掘削された壁面に一次支保のための支保工を形成
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削機によってトンネルを掘進
する場合、掘削されたトンネル壁面が肌落ちしたり、崩
落することがあり、このため、従来からトンネル掘削機
の後方において、掘削されたトンネル壁面に沿ってH形
鋼からなるリング状支保工を組み立てると共に前後に隣
接するリング状支保工間にエキスパンドメタルもしくは
金網等の覆工部材を張設し、この覆工部材によってトン
ネル内にトンネル壁面から緩んだ岩盤が崩落するのを防
止した支保工を形成している。
する場合、掘削されたトンネル壁面が肌落ちしたり、崩
落することがあり、このため、従来からトンネル掘削機
の後方において、掘削されたトンネル壁面に沿ってH形
鋼からなるリング状支保工を組み立てると共に前後に隣
接するリング状支保工間にエキスパンドメタルもしくは
金網等の覆工部材を張設し、この覆工部材によってトン
ネル内にトンネル壁面から緩んだ岩盤が崩落するのを防
止した支保工を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、支保工の組み立ては掘削されたトンネ
ル壁面が露出しているトンネル掘削機の後方において行
うものであるから、リング状支保工部材の組立時や覆工
部材の張設時に岩盤が崩落する虞れがあって極めて危険
であると共に作業が円滑に行えなくなるという問題点が
ある。このため、トンネル周方向に円弧状に彎曲した矩
形状の鋼製枠体に金網体を張設してなる矩形枠をトンネ
ル掘削機のスキンプレート内で周方向に連結してリング
状支保体を組み立てたのち、トンネル掘削壁面側に送り
出して支保工を形成する方法も提案されているが、スキ
ンプレート内で組立てられたリング状支保体はトンネル
掘削壁面よりも小径であるために、トンネル壁面側に送
り出した時に該支保体とトンネル掘削壁面との間に隙間
が生じることになる。このような問題点はトンネル内に
おいて組立てた小径のリング状支保体の場合においても
生じる。従って、その隙間を充足するためにはリング状
支保体を大径に形成し直す必要があるが、これを実施し
得る具体的な手段が見出されていないのが現状である。
来技術によれば、支保工の組み立ては掘削されたトンネ
ル壁面が露出しているトンネル掘削機の後方において行
うものであるから、リング状支保工部材の組立時や覆工
部材の張設時に岩盤が崩落する虞れがあって極めて危険
であると共に作業が円滑に行えなくなるという問題点が
ある。このため、トンネル周方向に円弧状に彎曲した矩
形状の鋼製枠体に金網体を張設してなる矩形枠をトンネ
ル掘削機のスキンプレート内で周方向に連結してリング
状支保体を組み立てたのち、トンネル掘削壁面側に送り
出して支保工を形成する方法も提案されているが、スキ
ンプレート内で組立てられたリング状支保体はトンネル
掘削壁面よりも小径であるために、トンネル壁面側に送
り出した時に該支保体とトンネル掘削壁面との間に隙間
が生じることになる。このような問題点はトンネル内に
おいて組立てた小径のリング状支保体の場合においても
生じる。従って、その隙間を充足するためにはリング状
支保体を大径に形成し直す必要があるが、これを実施し
得る具体的な手段が見出されていないのが現状である。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところはトンネル掘削機内や
トンネル内で複数個の矩形枠を互いに連結してなる小径
のリング状支保体を能率よく且つ正確に拡径させてトン
ネル掘削壁面に密接させることができるトンネル支保工
の形成方法を提供するにある。
たもので、その目的とするところはトンネル掘削機内や
トンネル内で複数個の矩形枠を互いに連結してなる小径
のリング状支保体を能率よく且つ正確に拡径させてトン
ネル掘削壁面に密接させることができるトンネル支保工
の形成方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に係るトンネル支保工の形成方法
は、トンネル掘削機のスキンプレートの後端部内でトン
ネル掘削壁面に沿う方向に円弧状に彎曲した複数個の矩
形枠を連結してトンネル掘削壁面の径よりも小径のリン
グ状支保体を組み立てたのちトンネル掘削機から後方に
送り出し、このリング状支保体を先に拡径させた既設の
リング状支保体の前端面にその後端面を拡径方向に摺動
可能に押しつけた状態でトンネルの下周部側において隣
接する矩形枠間を周方向に離間させることにより該小径
リング状支保体を拡径させてその外周面をトンネル掘削
壁面に当接させることを特徴とするものである。
に本発明の請求項1に係るトンネル支保工の形成方法
は、トンネル掘削機のスキンプレートの後端部内でトン
ネル掘削壁面に沿う方向に円弧状に彎曲した複数個の矩
形枠を連結してトンネル掘削壁面の径よりも小径のリン
グ状支保体を組み立てたのちトンネル掘削機から後方に
送り出し、このリング状支保体を先に拡径させた既設の
リング状支保体の前端面にその後端面を拡径方向に摺動
可能に押しつけた状態でトンネルの下周部側において隣
接する矩形枠間を周方向に離間させることにより該小径
リング状支保体を拡径させてその外周面をトンネル掘削
壁面に当接させることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る発明は、トンネル掘削壁面
に沿う方向に円弧状に彎曲した複数個の矩形枠を連結し
てトンネル掘削壁面の径よりも小径のリング状支保体を
形成する際に、このリング状支保体の下周部を形成する
互いに隣接した矩形枠における一方の矩形枠の内周面端
部に、他方の矩形枠の内周面に摺接させる規制板を固着
しておき、この規制板の外周面に他方の矩形枠の対向端
部の内周面を摺接させた状態に小径のリング状支保体を
形成したのち、これらの矩形枠間を周方向に離間させる
ことにより該小径リング状支保体を拡径させてその外周
面をトンネル掘削壁面に当接させることを特徴とするも
のである。
に沿う方向に円弧状に彎曲した複数個の矩形枠を連結し
てトンネル掘削壁面の径よりも小径のリング状支保体を
形成する際に、このリング状支保体の下周部を形成する
互いに隣接した矩形枠における一方の矩形枠の内周面端
部に、他方の矩形枠の内周面に摺接させる規制板を固着
しておき、この規制板の外周面に他方の矩形枠の対向端
部の内周面を摺接させた状態に小径のリング状支保体を
形成したのち、これらの矩形枠間を周方向に離間させる
ことにより該小径リング状支保体を拡径させてその外周
面をトンネル掘削壁面に当接させることを特徴とするも
のである。
【0007】なお、リング状支保体を形成する矩形枠に
は請求項3に記載したように、金網体等の崩落防止体が
張設されている。
は請求項3に記載したように、金網体等の崩落防止体が
張設されている。
【0008】上記請求項1乃至請求項3に記載のトンネ
ル支保工の形成方法において、請求項4に係る発明は、
上記小径リング状支保工の拡径状態の保持は、上記相対
した一方の矩形枠の対向面にボルトを螺通させて該ボル
トの先端を他方の矩形枠の対向面に当接させることによ
り行うことを特徴とする。
ル支保工の形成方法において、請求項4に係る発明は、
上記小径リング状支保工の拡径状態の保持は、上記相対
した一方の矩形枠の対向面にボルトを螺通させて該ボル
トの先端を他方の矩形枠の対向面に当接させることによ
り行うことを特徴とする。
【0009】
【作用及び効果】請求項1に係る発明によれば、まず、
トンネル掘削壁面に沿う方向に円弧状に彎曲した複数個
の矩形枠を連結してトンネル掘削壁面の径よりも小径の
リング状支保体を形成するものであるから、トンネル掘
削機によって掘削される掘削壁面の径に応じた曲率半径
を有する矩形枠を用いて精度のよい小径リング状支保体
を組み立てることができると共に、トンネル掘削機のス
キンプレートの後端部内で上記小径のリング状支保体を
組立てるものであるから、トンネル掘削壁面の地山の肌
落ちや崩落に何等影響を受けることなく安全に且つ能率
よくリング状支保体の組み立てが行えるものであり、そ
の上、この小径のリング状支保体を押出し用ジャッキ等
を使用してトンネル掘削機のスキンプレートから後方に
送り出すので、スキンプレートの内径よりも大径のトン
ネル掘削壁面側に容易に送り出すことができる。
トンネル掘削壁面に沿う方向に円弧状に彎曲した複数個
の矩形枠を連結してトンネル掘削壁面の径よりも小径の
リング状支保体を形成するものであるから、トンネル掘
削機によって掘削される掘削壁面の径に応じた曲率半径
を有する矩形枠を用いて精度のよい小径リング状支保体
を組み立てることができると共に、トンネル掘削機のス
キンプレートの後端部内で上記小径のリング状支保体を
組立てるものであるから、トンネル掘削壁面の地山の肌
落ちや崩落に何等影響を受けることなく安全に且つ能率
よくリング状支保体の組み立てが行えるものであり、そ
の上、この小径のリング状支保体を押出し用ジャッキ等
を使用してトンネル掘削機のスキンプレートから後方に
送り出すので、スキンプレートの内径よりも大径のトン
ネル掘削壁面側に容易に送り出すことができる。
【0010】さらに、トンネル内において、トンネルの
下周部側において隣接する矩形枠間に拡張用ジャッキ等
を介在させてその押圧力により矩形枠間を周方向に離間
させるものであるから、互いに離間させるべき矩形枠の
対向部分をトンネルの下周部側に設けているので、該小
径リング状支保体の拡径作業が円滑且つ確実に行えると
共に該リング状支保体を構成する全ての矩形枠に押圧力
を均等に作用させて小径のリング状支保体全体を拡径さ
せることができ、拡径したリング状支保体の外周面をト
ンネル掘削壁面に全面的に当接させた支保工を形成し得
るものである。
下周部側において隣接する矩形枠間に拡張用ジャッキ等
を介在させてその押圧力により矩形枠間を周方向に離間
させるものであるから、互いに離間させるべき矩形枠の
対向部分をトンネルの下周部側に設けているので、該小
径リング状支保体の拡径作業が円滑且つ確実に行えると
共に該リング状支保体を構成する全ての矩形枠に押圧力
を均等に作用させて小径のリング状支保体全体を拡径さ
せることができ、拡径したリング状支保体の外周面をト
ンネル掘削壁面に全面的に当接させた支保工を形成し得
るものである。
【0011】その上、小径のリング状支保体を先に拡径
させた既設のリング状支保体の前端面にその後端面を拡
径方向に摺動可能に押し付けた状態で拡径させるもので
あるから、小径リング状支保体の隣接した矩形枠の離間
対向部分が前後方向に食い違い状にずれることなく正確
に拡径させることができると共に既設のリング状支保体
との連結作業も円滑に行える。
させた既設のリング状支保体の前端面にその後端面を拡
径方向に摺動可能に押し付けた状態で拡径させるもので
あるから、小径リング状支保体の隣接した矩形枠の離間
対向部分が前後方向に食い違い状にずれることなく正確
に拡径させることができると共に既設のリング状支保体
との連結作業も円滑に行える。
【0012】また、請求項2に係る発明によれば、上記
リング状支保体における互いに離間させる矩形枠におい
て、一方の矩形枠の内面に、他方の矩形枠の対向する内
面に摺接させる規制板を固着しているので、この規制板
によって矩形枠の対向端部がトンネルの内径方向に屈曲
変形して段差が生じるのを防止しながらトンネル掘削壁
面に密接する精度のよい拡径リング状支保体を形成する
ことができる。
リング状支保体における互いに離間させる矩形枠におい
て、一方の矩形枠の内面に、他方の矩形枠の対向する内
面に摺接させる規制板を固着しているので、この規制板
によって矩形枠の対向端部がトンネルの内径方向に屈曲
変形して段差が生じるのを防止しながらトンネル掘削壁
面に密接する精度のよい拡径リング状支保体を形成する
ことができる。
【0013】また、請求項3に記載したように、リング
状支保体を形成する矩形枠に金網体等の崩落防止体を張
設しているので、その崩落防止体によりトンネル掘削壁
面からの岩盤の崩落を阻止し得ると共にコンクリートの
吹き付けによって崩落防止体を介してリング状支保体を
掘削壁面に強固に一体化させることができ、強度的にも
優れたトンネル支保工を形成することができる。
状支保体を形成する矩形枠に金網体等の崩落防止体を張
設しているので、その崩落防止体によりトンネル掘削壁
面からの岩盤の崩落を阻止し得ると共にコンクリートの
吹き付けによって崩落防止体を介してリング状支保体を
掘削壁面に強固に一体化させることができ、強度的にも
優れたトンネル支保工を形成することができる。
【0014】請求項4に係る発明によれば、上記小径リ
ング状支保工の拡径状態の保持は、上記相対した一方の
矩形枠の対向面にボルトを螺通させて該ボルトの先端を
他方の矩形枠の対向面に当接させることにより行うの
で、リング状支保体を拡径状態に強固に保持することが
できる。
ング状支保工の拡径状態の保持は、上記相対した一方の
矩形枠の対向面にボルトを螺通させて該ボルトの先端を
他方の矩形枠の対向面に当接させることにより行うの
で、リング状支保体を拡径状態に強固に保持することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1はトンネル掘削機1
によって掘削されたトンネル掘削壁面2を、前後対向面
同士を一体に連結したリング状支保体3A、3A・・・3Aか
らなる支保工によって支持している状態を示すものであ
り、リング状支保工部材3Aはトンネル掘削機1のスキン
プレート11内で小径のリング状支保体3に組み立てられ
たのち、トンネル掘削機1の掘進に従ってトンネル掘削
壁面2側に順次送り出され、後述する拡径手段である拡
張用ジャッキ4によって拡径させられてトンネル掘削壁
面2に順次、圧接させられるものである。
態を図面について説明すると、図1はトンネル掘削機1
によって掘削されたトンネル掘削壁面2を、前後対向面
同士を一体に連結したリング状支保体3A、3A・・・3Aか
らなる支保工によって支持している状態を示すものであ
り、リング状支保工部材3Aはトンネル掘削機1のスキン
プレート11内で小径のリング状支保体3に組み立てられ
たのち、トンネル掘削機1の掘進に従ってトンネル掘削
壁面2側に順次送り出され、後述する拡径手段である拡
張用ジャッキ4によって拡径させられてトンネル掘削壁
面2に順次、圧接させられるものである。
【0016】上記トンネル掘削機1は、円筒形状のスキ
ンプレート11の前端開口部に該スキンプレート11と一体
的に配設した支持部材12と、この支持部材12に回転自在
に支持され且つ該支持部材12内に装着している駆動モー
タ(図示せず)によって回転駆動させられるカッタ板13
と、上記支持部材12の後端にその先端を一体的に固着し
て上記スキンプレート11の中央空間部を通じて該スキン
プレート11の後端から後方に水平状に延出しているビー
ム体14と、支持部材12の上下左右に一体的に装着されて
ジャッキ15a によって伸縮自在なフロンドグリッパ15
と、ビーム体14の後端部下面から下方に突設してジャッ
キ16a により上下伸縮自在なリアサポート16と、ビーム
体14の下面に沿って摺動自在に配設されたリアグリッパ
17と、支持部材12とリアグリッパ17間を連結した推進ジ
ャッキ18とからなり、上記ビーム体14に筒状摺動枠19を
摺動自在に被嵌させ、この摺動枠19の上面に押上げジャ
ッキ20を固定させている。また、スキンプレート11の内
周面数個所に上記小径リング状支保体3を後方に送り出
す押出し用ジャッキ5を装着している。
ンプレート11の前端開口部に該スキンプレート11と一体
的に配設した支持部材12と、この支持部材12に回転自在
に支持され且つ該支持部材12内に装着している駆動モー
タ(図示せず)によって回転駆動させられるカッタ板13
と、上記支持部材12の後端にその先端を一体的に固着し
て上記スキンプレート11の中央空間部を通じて該スキン
プレート11の後端から後方に水平状に延出しているビー
ム体14と、支持部材12の上下左右に一体的に装着されて
ジャッキ15a によって伸縮自在なフロンドグリッパ15
と、ビーム体14の後端部下面から下方に突設してジャッ
キ16a により上下伸縮自在なリアサポート16と、ビーム
体14の下面に沿って摺動自在に配設されたリアグリッパ
17と、支持部材12とリアグリッパ17間を連結した推進ジ
ャッキ18とからなり、上記ビーム体14に筒状摺動枠19を
摺動自在に被嵌させ、この摺動枠19の上面に押上げジャ
ッキ20を固定させている。また、スキンプレート11の内
周面数個所に上記小径リング状支保体3を後方に送り出
す押出し用ジャッキ5を装着している。
【0017】なお、上記スキンプレート11はビーム体14
の外周面に連結フレーム材21を介して一体に固定、支持
されていると共にリアグリッパ17はスキンプレート11か
ら後方に突出したビーム体14の後部側に配設されてあ
り、周知のように、ビーム体14に対して相対的に摺動自
在なビーム受け22の下面両側からトンネル掘削壁面2の
両側面に向かって水平に突設させていると共に両リアグ
リッパ17、17と上記支持部材12の背面両側部間を上記推
進ジャッキ18、18によってそれぞれ連結しているもので
ある。さらに、上記摺動枠19とビーム受け22とを連結ジ
ャッキ23を介して連結している。なお、カッタ板13によ
って掘削された土砂は、コンベア(図示せず)等の適宜
な搬出手段によって後方に排出される。
の外周面に連結フレーム材21を介して一体に固定、支持
されていると共にリアグリッパ17はスキンプレート11か
ら後方に突出したビーム体14の後部側に配設されてあ
り、周知のように、ビーム体14に対して相対的に摺動自
在なビーム受け22の下面両側からトンネル掘削壁面2の
両側面に向かって水平に突設させていると共に両リアグ
リッパ17、17と上記支持部材12の背面両側部間を上記推
進ジャッキ18、18によってそれぞれ連結しているもので
ある。さらに、上記摺動枠19とビーム受け22とを連結ジ
ャッキ23を介して連結している。なお、カッタ板13によ
って掘削された土砂は、コンベア(図示せず)等の適宜
な搬出手段によって後方に排出される。
【0018】このように構成しているトンネル掘削機1
のスキンプレート11内で組み立てられる小径のリング状
支保体3は、図2に示す矩形枠30を複数個、スキンプレ
ート11の周方向に連結してなるものである。この矩形枠
30はスキンプレート11の内周面或いはトンネル掘削壁面
2に沿って円弧状に湾曲した前後主桁31、32の長さ方向
の両端間を平板形状の継手板33、34によって一体に固着
してなり、その外周端面側の開口端に棒状金属線材を格
子状に組み合わせてなる金網からなる崩落防止体40を張
設していると共に上記主桁31、32と継手板33、34の数個
所に連結用孔35、36をそれぞれ長さ方向に同一間隔を存
して穿設している。
のスキンプレート11内で組み立てられる小径のリング状
支保体3は、図2に示す矩形枠30を複数個、スキンプレ
ート11の周方向に連結してなるものである。この矩形枠
30はスキンプレート11の内周面或いはトンネル掘削壁面
2に沿って円弧状に湾曲した前後主桁31、32の長さ方向
の両端間を平板形状の継手板33、34によって一体に固着
してなり、その外周端面側の開口端に棒状金属線材を格
子状に組み合わせてなる金網からなる崩落防止体40を張
設していると共に上記主桁31、32と継手板33、34の数個
所に連結用孔35、36をそれぞれ長さ方向に同一間隔を存
して穿設している。
【0019】また、リング状支保体3の下周部を形成す
る互いに隣接した矩形枠30A 、30Bは、図6〜図8に示
すように、相対する継手板33、34には上記連結用孔36と
共に継手板33、34を貫通する螺子孔部材6a、6bをそれぞ
れ固着してあり、これらの螺子孔部材6a、6bに螺入させ
る押しボルト7の先端を対向する継手板33、34の端面に
当接させるように構成している。さらに、これらの矩形
枠30A 、30B の主桁31、32の対向端部の内周面には拡張
手段である拡張用ジャッキ4を介在させるブラケット4
1、42をそれぞれボルト43により着脱自在に固定してい
ると共に一方の矩形枠30A の主桁31、32の内周面端部
に、図3に示すように規制板8の基端部を固着し、該主
桁31、32の延長方向に突出したこの規制板8の突出部外
周面を他方の矩形枠30B の主桁31の対向端部の内周面に
図7、図8に示すように摺接させるように構成してい
る。なお、図8においては、矩形枠30A 、30B の他方の
主桁31、32の対向端部間に介在させる拡張用ジャッキ4
は図示していない。
る互いに隣接した矩形枠30A 、30Bは、図6〜図8に示
すように、相対する継手板33、34には上記連結用孔36と
共に継手板33、34を貫通する螺子孔部材6a、6bをそれぞ
れ固着してあり、これらの螺子孔部材6a、6bに螺入させ
る押しボルト7の先端を対向する継手板33、34の端面に
当接させるように構成している。さらに、これらの矩形
枠30A 、30B の主桁31、32の対向端部の内周面には拡張
手段である拡張用ジャッキ4を介在させるブラケット4
1、42をそれぞれボルト43により着脱自在に固定してい
ると共に一方の矩形枠30A の主桁31、32の内周面端部
に、図3に示すように規制板8の基端部を固着し、該主
桁31、32の延長方向に突出したこの規制板8の突出部外
周面を他方の矩形枠30B の主桁31の対向端部の内周面に
図7、図8に示すように摺接させるように構成してい
る。なお、図8においては、矩形枠30A 、30B の他方の
主桁31、32の対向端部間に介在させる拡張用ジャッキ4
は図示していない。
【0020】上記のように構成した矩形枠30、30A 、30
B を用いて上記トンネル掘削機1のスキンプレート11内
で小径のリング状支保体3を組み立てたのち、トンネル
掘削壁面2側において該リング状支保体3を拡径させて
支保工を形成する具体的な方法を述べると、まず、トン
ネル掘削機1のスキンプレート11の後端部内においてス
キンプレート11の内周面に沿って小径のリング状支保体
3を組み立てる。
B を用いて上記トンネル掘削機1のスキンプレート11内
で小径のリング状支保体3を組み立てたのち、トンネル
掘削壁面2側において該リング状支保体3を拡径させて
支保工を形成する具体的な方法を述べると、まず、トン
ネル掘削機1のスキンプレート11の後端部内においてス
キンプレート11の内周面に沿って小径のリング状支保体
3を組み立てる。
【0021】このリング状支保体3の組み立ては矩形枠
30、30の円弧状に湾曲した主桁31、32を周方向に向けて
互いに対向する継手板33、34同士を接合させ、連結用孔
36、36間をボルト、ナット37、38により連結する。この
連結作業はスキンプレート11内に配設したエレクター
(図示せず)を使用して該エレクターにより矩形枠30を
支持させ、この矩形枠30の両端継手板33、34に連結すべ
き矩形枠30、30の継手板33、34をそれぞれ接合させてボ
ルト、ナット37、38により連結する。
30、30の円弧状に湾曲した主桁31、32を周方向に向けて
互いに対向する継手板33、34同士を接合させ、連結用孔
36、36間をボルト、ナット37、38により連結する。この
連結作業はスキンプレート11内に配設したエレクター
(図示せず)を使用して該エレクターにより矩形枠30を
支持させ、この矩形枠30の両端継手板33、34に連結すべ
き矩形枠30、30の継手板33、34をそれぞれ接合させてボ
ルト、ナット37、38により連結する。
【0022】このように複数個の矩形枠30を順次連結す
ることによって図4に示すようにスキンプレート11の内
周面に沿った小径のリング状支保体3を組み立てるもの
であるが、この時、スキンプレート11の下周部内面に沿
って最後に組み込む矩形枠30A はその一方の継手板33を
該継手板33に接合する隣接する矩形枠30B の継手板34に
対してボルト、ナットにより連結することなく離間可能
に接合した状態としておくと共に一方の矩形枠30A の主
桁31の内周面端部に突設している規制板8の外周面に図
8に示すように、他方の矩形枠30B の主桁31の対向端部
の内周面に摺接、支持させた状態にする。
ることによって図4に示すようにスキンプレート11の内
周面に沿った小径のリング状支保体3を組み立てるもの
であるが、この時、スキンプレート11の下周部内面に沿
って最後に組み込む矩形枠30A はその一方の継手板33を
該継手板33に接合する隣接する矩形枠30B の継手板34に
対してボルト、ナットにより連結することなく離間可能
に接合した状態としておくと共に一方の矩形枠30A の主
桁31の内周面端部に突設している規制板8の外周面に図
8に示すように、他方の矩形枠30B の主桁31の対向端部
の内周面に摺接、支持させた状態にする。
【0023】なお、図4においては、4個の矩形枠30に
よって小径のリング状支保体3を組み立てゝいるが、5
個以上の矩形枠によってリング状支保体3を組み立てゝ
もよく、要するに、スキンプレート11の下周部側に配設
されるリング状支保体3の一部を構成した隣接する矩形
枠30A 、30B の継手板33、34を連結することなく接合、
又は、小間隔を存して遊離させた状態としておけばよ
い。
よって小径のリング状支保体3を組み立てゝいるが、5
個以上の矩形枠によってリング状支保体3を組み立てゝ
もよく、要するに、スキンプレート11の下周部側に配設
されるリング状支保体3の一部を構成した隣接する矩形
枠30A 、30B の継手板33、34を連結することなく接合、
又は、小間隔を存して遊離させた状態としておけばよ
い。
【0024】こうして、スキンプレート11内で小径のリ
ング状支保体3を組み立てたのち、該リング状支保体3
の前端面に押出し用ジャッキ5のロッド端を当接させて
該押出し用ジャッキ5のロットを伸長させることによ
り、小径のリング状支保体3をトンネル掘削壁面2側に
送り出す。この際、トンネル掘削機1によって一定長の
トンネルを掘進したのち、その掘進によりトンネル掘削
機1の後方に露出した掘削壁面2に小径のリング状支保
体3を押出し用ジャッキ5によって送り出してもよく、
トンネル掘削機1の掘進に従って押出し用ジャッキ5を
相対的に伸長させることにより掘削壁面2側に送り出し
てもよい。
ング状支保体3を組み立てたのち、該リング状支保体3
の前端面に押出し用ジャッキ5のロッド端を当接させて
該押出し用ジャッキ5のロットを伸長させることによ
り、小径のリング状支保体3をトンネル掘削壁面2側に
送り出す。この際、トンネル掘削機1によって一定長の
トンネルを掘進したのち、その掘進によりトンネル掘削
機1の後方に露出した掘削壁面2に小径のリング状支保
体3を押出し用ジャッキ5によって送り出してもよく、
トンネル掘削機1の掘進に従って押出し用ジャッキ5を
相対的に伸長させることにより掘削壁面2側に送り出し
てもよい。
【0025】トンネル掘削壁面2側に送り出される小径
のリング状支保体3は押上げジャッキ20によってその上
周部側の矩形枠30の内周面を受止されてスキンプレート
11から後方に移動し、トンネル掘削壁面2側に完全に送
りだされたのち、押上げジャッキ20をさらに上方に向か
って伸長させることにより、該リング状支保体3全体を
持ち上げてその上周部側の矩形枠30の外周面を図5に示
すようにトンネル掘削壁面2の上周部壁面に当接させ
る。
のリング状支保体3は押上げジャッキ20によってその上
周部側の矩形枠30の内周面を受止されてスキンプレート
11から後方に移動し、トンネル掘削壁面2側に完全に送
りだされたのち、押上げジャッキ20をさらに上方に向か
って伸長させることにより、該リング状支保体3全体を
持ち上げてその上周部側の矩形枠30の外周面を図5に示
すようにトンネル掘削壁面2の上周部壁面に当接させ
る。
【0026】次いで、押上げジャッキ20によるリング状
支保体3の持ち上げを維持した状態で連結されていない
上記矩形枠30A 、30B の両側主桁31、32の対向部内周面
に固着しているブラケット41、42間に拡径用ジャッキ4
を介在させる(図8においては一方の拡径用ジャッキの
図示を省略している)と共に対向する継手板33、34に設
けている螺子孔部材6a、6bに押しボルト7の先端部を螺
入させる。なお、これらの拡径用ジャッキ4や押しボル
ト7の取付けはスキンプレート11内において行っておい
てもよい。また、ブラケット41、42の取付けもスキンプ
レート11内で行ってもよく図に示すように小径リング状
支保体3をトンネル掘削壁面2側に押し出したのち行っ
てもよい。
支保体3の持ち上げを維持した状態で連結されていない
上記矩形枠30A 、30B の両側主桁31、32の対向部内周面
に固着しているブラケット41、42間に拡径用ジャッキ4
を介在させる(図8においては一方の拡径用ジャッキの
図示を省略している)と共に対向する継手板33、34に設
けている螺子孔部材6a、6bに押しボルト7の先端部を螺
入させる。なお、これらの拡径用ジャッキ4や押しボル
ト7の取付けはスキンプレート11内において行っておい
てもよい。また、ブラケット41、42の取付けもスキンプ
レート11内で行ってもよく図に示すように小径リング状
支保体3をトンネル掘削壁面2側に押し出したのち行っ
てもよい。
【0027】しかるのち、拡径用ジャッキ4を伸長させ
ると、矩形枠30A 、30B の対向する継手板33、34間が離
間し、それに従って小径のリング状支保体3が拡径して
図6に示すように外周面を掘削壁面2に全面的に当接さ
せた拡径リング状支保体3Aとなる。この拡径時において
は小径のリング状支保体3は、先に拡径させられてトン
ネル掘削壁面2を支保している既設の拡径リング状支保
体3Aの前端面に押出し用ジャッキ5を介して軽く押し付
けられた状態で拡径させられ、従って、小径リング状支
保体3の矩形枠30A 、30B が互いに前後方向に食い違い
状となるのを防止されると共にこれらの矩形枠30A 、30
B 同士は規制板8を介して周方向に摺接可能に接合して
いるのでこの規制板8をガイドとして径方向に正確に拡
大する。
ると、矩形枠30A 、30B の対向する継手板33、34間が離
間し、それに従って小径のリング状支保体3が拡径して
図6に示すように外周面を掘削壁面2に全面的に当接さ
せた拡径リング状支保体3Aとなる。この拡径時において
は小径のリング状支保体3は、先に拡径させられてトン
ネル掘削壁面2を支保している既設の拡径リング状支保
体3Aの前端面に押出し用ジャッキ5を介して軽く押し付
けられた状態で拡径させられ、従って、小径リング状支
保体3の矩形枠30A 、30B が互いに前後方向に食い違い
状となるのを防止されると共にこれらの矩形枠30A 、30
B 同士は規制板8を介して周方向に摺接可能に接合して
いるのでこの規制板8をガイドとして径方向に正確に拡
大する。
【0028】既設の拡径リング状支保体3Aに対する小径
のリング状支保体3の接合は、小径のリング状支保体3
の前端面を押出し用ジャッキ5により直接押圧させても
よいが、押出し用ジャッキ5はスキンプレート11内のエ
レクタの作動に邪魔にならない前方部位に設けられてい
る関係上、図1に示すように、スキンプレート11内で次
の小径リング状支保体3を組み立てたのち、掘削壁面2
側に送り出した上記小径リング状支保体3をスキンプレ
ート11内の小径リング状支保体3を介して押圧ジャッキ
5により押圧するように構成している。なお、押出し用
ジャッキ5による既設の拡径リング状支保体3A側への押
し付けの代わりに、既設の拡径リング状支保体側から牽
引することにより押しつけられた状態としてもよく、さ
らには、既設の拡径リング状支保体に小径のリング状支
保体3を拡径方向に摺動自在に連結しておいてもよい。
のリング状支保体3の接合は、小径のリング状支保体3
の前端面を押出し用ジャッキ5により直接押圧させても
よいが、押出し用ジャッキ5はスキンプレート11内のエ
レクタの作動に邪魔にならない前方部位に設けられてい
る関係上、図1に示すように、スキンプレート11内で次
の小径リング状支保体3を組み立てたのち、掘削壁面2
側に送り出した上記小径リング状支保体3をスキンプレ
ート11内の小径リング状支保体3を介して押圧ジャッキ
5により押圧するように構成している。なお、押出し用
ジャッキ5による既設の拡径リング状支保体3A側への押
し付けの代わりに、既設の拡径リング状支保体側から牽
引することにより押しつけられた状態としてもよく、さ
らには、既設の拡径リング状支保体に小径のリング状支
保体3を拡径方向に摺動自在に連結しておいてもよい。
【0029】上記のように、拡径用ジャッキ4の伸長に
よって小径リング状支保体3を既設の拡径リング状支保
体3Aと同径となるまで拡径させると、図7に示すように
対向する矩形枠30A 、30B の継手板33、34に設けている
螺子孔部材6a、6bに螺合した押しボルト7を螺進方向に
回動させてその先端を対向する継手板33、34の対向面に
それぞれ当接させ、拡径したリング状支保体3Aに維持さ
せる。なお、押しボルト7は拡径用ジャッキ23の伸長に
よる小径リング状支保体3の拡径時に回動操作してその
先端を常に対向する継手板33、34の面に当接させておい
てもよく、また、この押しボルト7の螺進力によって矩
形枠30A 、30B 間を離間させてもよい。この場合には、
拡径用ジャッキ4を用いることなくリング状支保体3を
拡径させることができる。
よって小径リング状支保体3を既設の拡径リング状支保
体3Aと同径となるまで拡径させると、図7に示すように
対向する矩形枠30A 、30B の継手板33、34に設けている
螺子孔部材6a、6bに螺合した押しボルト7を螺進方向に
回動させてその先端を対向する継手板33、34の対向面に
それぞれ当接させ、拡径したリング状支保体3Aに維持さ
せる。なお、押しボルト7は拡径用ジャッキ23の伸長に
よる小径リング状支保体3の拡径時に回動操作してその
先端を常に対向する継手板33、34の面に当接させておい
てもよく、また、この押しボルト7の螺進力によって矩
形枠30A 、30B 間を離間させてもよい。この場合には、
拡径用ジャッキ4を用いることなくリング状支保体3を
拡径させることができる。
【0030】こうして拡径したリング状支保体3Aの互い
に離間した矩形枠30A 、30B の対向継手板33、34同士を
連結孔36、36にボルト37を挿通してナット38を螺締する
ことにより連結、固定すると共に必要に応じて互いに接
合した前後のリング状支保体3A、3Aの主桁31、32同士も
その連結用孔35、35にボルト(図示せず)を挿通してナ
ットにより螺締する一方、押上げジャッキ20を連結ジャ
ッキ23によりビーム体14上を前進させて次の小径リング
状支保体3の支持、押上げに供するものであり、スキン
プレート11内で小径リング状支保体3の組み立て後、上
述同様にトンネル掘削壁面2側に送り出して先に形成し
た既設の拡径リング状支保体3Aの前端面に接合させた状
態で拡径させ、この小径リング状支保体3の組立工程と
拡径させて掘削壁面2を支持させる工程とを繰り返し行
ってトンネル掘削壁面を支保する支保工を形成するもの
である。
に離間した矩形枠30A 、30B の対向継手板33、34同士を
連結孔36、36にボルト37を挿通してナット38を螺締する
ことにより連結、固定すると共に必要に応じて互いに接
合した前後のリング状支保体3A、3Aの主桁31、32同士も
その連結用孔35、35にボルト(図示せず)を挿通してナ
ットにより螺締する一方、押上げジャッキ20を連結ジャ
ッキ23によりビーム体14上を前進させて次の小径リング
状支保体3の支持、押上げに供するものであり、スキン
プレート11内で小径リング状支保体3の組み立て後、上
述同様にトンネル掘削壁面2側に送り出して先に形成し
た既設の拡径リング状支保体3Aの前端面に接合させた状
態で拡径させ、この小径リング状支保体3の組立工程と
拡径させて掘削壁面2を支持させる工程とを繰り返し行
ってトンネル掘削壁面を支保する支保工を形成するもの
である。
【0031】上記実施例においては、トンネル掘削機1
のスキンプレート11内において、矩形枠30A 、30B の対
向する継手板33、34を連結させることなく接合又は遊離
状態にしてこれらの矩形枠30A 、30B を一体に組み込ん
だ小径のリング状支保体3を形成したのち、該リング状
支保体3をトンネル掘削壁面2側に送り出したが、上記
矩形枠30A 、30B の少なくとも一方をトンネル掘削壁面
2側において組み込んでもよい。
のスキンプレート11内において、矩形枠30A 、30B の対
向する継手板33、34を連結させることなく接合又は遊離
状態にしてこれらの矩形枠30A 、30B を一体に組み込ん
だ小径のリング状支保体3を形成したのち、該リング状
支保体3をトンネル掘削壁面2側に送り出したが、上記
矩形枠30A 、30B の少なくとも一方をトンネル掘削壁面
2側において組み込んでもよい。
【0032】図9〜図11はその実施例を示すもので、上
記実施例と同様にして矩形枠30の両端継手板33、34にボ
ルト、ナット37、38によって矩形枠30、30B の継手板3
3、34をそれぞれ連結し、下周部側に矩形枠30A を組み
込むことなく両側矩形枠の下端継手板33、34間が間隔39
を存して遊離している下向きC字状の小径リング状支保
体3'を組み立てる。この小径リング状支保体3'を押出し
用ジャッキ5によりトンネル掘削壁面2側に送り出して
その上周部側の矩形枠30を押上げジャッキ20により支持
させ、トンネル内において図10に示すように該押上げジ
ャッキ20を伸長させることによりリング状支保体3'全体
を持ち上げて上周部側の上記矩形枠30の外周面を掘削壁
面2の上周部壁面に当接させる。
記実施例と同様にして矩形枠30の両端継手板33、34にボ
ルト、ナット37、38によって矩形枠30、30B の継手板3
3、34をそれぞれ連結し、下周部側に矩形枠30A を組み
込むことなく両側矩形枠の下端継手板33、34間が間隔39
を存して遊離している下向きC字状の小径リング状支保
体3'を組み立てる。この小径リング状支保体3'を押出し
用ジャッキ5によりトンネル掘削壁面2側に送り出して
その上周部側の矩形枠30を押上げジャッキ20により支持
させ、トンネル内において図10に示すように該押上げジ
ャッキ20を伸長させることによりリング状支保体3'全体
を持ち上げて上周部側の上記矩形枠30の外周面を掘削壁
面2の上周部壁面に当接させる。
【0033】この状態にして該小径リング状支保体3'の
下周部側の上記間隔部39に矩形枠30A を挿入、介在さ
せ、その他方の継手板34を対向する矩形枠30の継手板33
にボルト、ナット37、38によって連結すると共に一方の
継手板33を対向する矩形枠30Bの継手板34に図8に示す
ように連結することなく接合状態に対向させ且つ一方の
矩形枠30A の主桁31の内周面端部に突設している規制板
8の外周面に他方の矩形枠30B の主桁31の対向端部の内
周面に摺接、支持させた状態にする。
下周部側の上記間隔部39に矩形枠30A を挿入、介在さ
せ、その他方の継手板34を対向する矩形枠30の継手板33
にボルト、ナット37、38によって連結すると共に一方の
継手板33を対向する矩形枠30Bの継手板34に図8に示す
ように連結することなく接合状態に対向させ且つ一方の
矩形枠30A の主桁31の内周面端部に突設している規制板
8の外周面に他方の矩形枠30B の主桁31の対向端部の内
周面に摺接、支持させた状態にする。
【0034】しかるのち、これらの矩形枠30A 、30B の
対向部内周面に固着しているブラケット41、42間に拡径
用ジャッキ4を介在させると共に対向する継手板33、34
に設けている螺子孔部材6a、6bに押しボルト7の先端部
を螺入させ、継手板33、34間を離間させながら小径のリ
ング状支保体3を拡径させて図7、図11に示すように外
周面を掘削壁面2に全面的に当接させた拡径リング状支
保体3Aとする。この拡径時においては小径のリング状支
保体3は、先に拡径させられてトンネル掘削壁面2を支
保している既設の拡径リング状支保体3Aの前端面に押出
し用ジャッキ5を介して軽く押し付けられた状態で拡径
させられると共に矩形枠30A 、30B 同士は規制板8を介
して周方向に摺動させることにより径方向に正確に拡大
させられる。
対向部内周面に固着しているブラケット41、42間に拡径
用ジャッキ4を介在させると共に対向する継手板33、34
に設けている螺子孔部材6a、6bに押しボルト7の先端部
を螺入させ、継手板33、34間を離間させながら小径のリ
ング状支保体3を拡径させて図7、図11に示すように外
周面を掘削壁面2に全面的に当接させた拡径リング状支
保体3Aとする。この拡径時においては小径のリング状支
保体3は、先に拡径させられてトンネル掘削壁面2を支
保している既設の拡径リング状支保体3Aの前端面に押出
し用ジャッキ5を介して軽く押し付けられた状態で拡径
させられると共に矩形枠30A 、30B 同士は規制板8を介
して周方向に摺動させることにより径方向に正確に拡大
させられる。
【0035】このように、拡径用ジャッキ4の伸長によ
って小径リング状支保体3を既設の拡径リング状支保体
3Aと同径となるまで拡径させると、上記実施例と同様に
矩形枠30A 、30B の継手板33、34に設けている螺子孔部
材6a、6bに螺合した押しボルト7を螺進方向に回動させ
てその先端を対向する継手板33、34の対向面にそれぞれ
当接させ、拡径したリング状支保体3Aに維持させる。し
かるのち、矩形枠30A、30B の対向継手板33、34同士を
連結孔35、36にボルト37を挿通してナット38を螺締する
ことにより連結、固定すると共に必要に応じて互いに接
合した前後のリング状支保体3A、3Aの主桁31、32同士も
その連結用孔35、35にボルト(図示せず)を挿通してナ
ットにより螺締することにより連結、固定する。
って小径リング状支保体3を既設の拡径リング状支保体
3Aと同径となるまで拡径させると、上記実施例と同様に
矩形枠30A 、30B の継手板33、34に設けている螺子孔部
材6a、6bに螺合した押しボルト7を螺進方向に回動させ
てその先端を対向する継手板33、34の対向面にそれぞれ
当接させ、拡径したリング状支保体3Aに維持させる。し
かるのち、矩形枠30A、30B の対向継手板33、34同士を
連結孔35、36にボルト37を挿通してナット38を螺締する
ことにより連結、固定すると共に必要に応じて互いに接
合した前後のリング状支保体3A、3Aの主桁31、32同士も
その連結用孔35、35にボルト(図示せず)を挿通してナ
ットにより螺締することにより連結、固定する。
【0036】トンネル掘削機1による掘進は、そのリア
グリッパ17、17をトンネル壁面2の両側面に圧着させた
のち、リアサポート16を収縮させてトンネル壁面2の底
面から離し、しかるのち、推進ジャッキ18を伸長させる
ことによりリアグリッパ17を介してトンネル壁面2に反
力を支持させた状態でフロントグリッパ15を掘削壁面2
に摺接させながらカッタ板13により掘進させていく。一
定長のトンネルの掘削後、フロントグリッパ15を掘削壁
面2に強く圧着させた状態にすると共にリアサポート16
を伸長させて掘削壁面2の底面に支持させ、リアグリッ
パ17を収縮させたのち、推進ジャッキ18を収縮させてビ
ーム体14に沿って該リアグリッパ17を次の圧着位置まで
前進させるものである。
グリッパ17、17をトンネル壁面2の両側面に圧着させた
のち、リアサポート16を収縮させてトンネル壁面2の底
面から離し、しかるのち、推進ジャッキ18を伸長させる
ことによりリアグリッパ17を介してトンネル壁面2に反
力を支持させた状態でフロントグリッパ15を掘削壁面2
に摺接させながらカッタ板13により掘進させていく。一
定長のトンネルの掘削後、フロントグリッパ15を掘削壁
面2に強く圧着させた状態にすると共にリアサポート16
を伸長させて掘削壁面2の底面に支持させ、リアグリッ
パ17を収縮させたのち、推進ジャッキ18を収縮させてビ
ーム体14に沿って該リアグリッパ17を次の圧着位置まで
前進させるものである。
【0037】なお、以上の実施例においては、トンネル
掘削機1のスキンプレート11内で小径のリング状支保体
3を組み立てたのち、該リング状支保体3をトンネル掘
削壁面2側に押し出して拡径させているが、トンネル掘
削機1の後方側でこの小径のリング状支保体3を組み立
てて拡径させることによりその外周面を掘削壁面2に当
接させてもよく、或いは、トンネル掘削機1による掘削
以外のトンネル内において小径リング状支保体3を組み
立てたのち、拡径させてもよい。さらに、上記実施例に
おいては、押上げジャッキ20によりリング状支保体3を
トンネル掘削壁面2の上部壁面に当接させた後、リング
状支保体3を拡径させているが、押上げジャッキ20を用
いることなく小径のリング状支保体3を一旦トンネル掘
削壁面2の底面に置いたのち、拡径するようにしてもよ
い。
掘削機1のスキンプレート11内で小径のリング状支保体
3を組み立てたのち、該リング状支保体3をトンネル掘
削壁面2側に押し出して拡径させているが、トンネル掘
削機1の後方側でこの小径のリング状支保体3を組み立
てて拡径させることによりその外周面を掘削壁面2に当
接させてもよく、或いは、トンネル掘削機1による掘削
以外のトンネル内において小径リング状支保体3を組み
立てたのち、拡径させてもよい。さらに、上記実施例に
おいては、押上げジャッキ20によりリング状支保体3を
トンネル掘削壁面2の上部壁面に当接させた後、リング
状支保体3を拡径させているが、押上げジャッキ20を用
いることなく小径のリング状支保体3を一旦トンネル掘
削壁面2の底面に置いたのち、拡径するようにしてもよ
い。
【図1】掘削壁面に支保工を形成しているトンネル掘削
機の簡略縦断側面図、
機の簡略縦断側面図、
【図2】矩形枠の斜視図、
【図3】接合用矩形枠の斜視図、
【図4】スキンプレート内で組み立てた小径リング状支
保体の簡略正面図、
保体の簡略正面図、
【図5】トンネル掘削壁面内で持ち上げた小径リング状
支保体の簡略正面図、
支保体の簡略正面図、
【図6】拡径させたリング状支保体の簡略正面図、
【図7】離間した矩形枠間の部分を内周面側から見た正
面図、
面図、
【図8】互いに接合した矩形枠の継手板部分の拡大斜視
図、
図、
【図9】スキンプレート内で組み立てた小径リング状支
保体の別な形態の簡略正面図、
保体の別な形態の簡略正面図、
【図10】トンネル掘削壁面内で持ち上げた小径リング
状支保体の簡略正面図、
状支保体の簡略正面図、
【図11】拡径させたリング状支保体の簡略正面図。
1 トンネル掘削機 2 トンネル掘削壁面 3 小径のリング状支保体 3A 拡径したリング状支保体 4 拡径用ジャッキ 7 押しボルト 8 規制板 11 スキンプレート 14 ビーム体 20 押上げジャッキ 30、30A 、30B 矩形枠 31、32 主桁 33、34 継手板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−268898(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/14 E21D 11/40
Claims (4)
- 【請求項1】 トンネル掘削機のスキンプレートの後端
部内でトンネル掘削壁面に沿う方向に円弧状に彎曲した
複数個の矩形枠を連結してトンネル掘削壁面の径よりも
小径のリング状支保体を組み立てたのちトンネル掘削機
から後方に送り出し、このリング状支保体を先に拡径さ
せた既設のリング状支保体の前端面にその後端面を拡径
方向に摺動可能に押しつけた状態でトンネルの下周部側
において隣接する矩形枠間を周方向に離間させることに
より該小径リング状支保体を拡径させてその外周面をト
ンネル掘削壁面に当接させることを特徴とするトンネル
支保工の形成方法。 - 【請求項2】 トンネル掘削壁面に沿う方向に円弧状に
彎曲した複数個の矩形枠を連結してトンネル掘削壁面の
径よりも小径のリング状支保体を形成する際に、このリ
ング状支保体の下周部を形成する互いに隣接した矩形枠
における一方の矩形枠の内周面端部に、他方の矩形枠の
内周面に摺接させる規制板を固着しておき、この規制板
の外周面に他方の矩形枠の対向端部の内周面を摺接させ
た状態に小径のリング状支保体を形成したのち、これら
の矩形枠間を周方向に離間させることにより該小径リン
グ状支保体を拡径させてその外周面をトンネル掘削壁面
に当接させることを特徴とするトンネル支保工の形成方
法。 - 【請求項3】 リング状支保体を形成する矩形枠に崩落
防止体を張設していることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載のトンネル支保工の形成方法。 - 【請求項4】 上記小径リング状支保工の拡径状態の保
持は、上記相対した一方の矩形枠の対向面にボルトを螺
通させて該ボルトの先端を他方の矩形枠の対向面に当接
させることにより行うことを特徴とする請求項1、請求
項2又は請求項3に記載のトンネル支保工の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32045897A JP3236544B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | トンネル支保工の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32045897A JP3236544B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | トンネル支保工の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141294A JPH11141294A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3236544B2 true JP3236544B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=18121683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32045897A Expired - Lifetime JP3236544B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | トンネル支保工の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3236544B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP32045897A patent/JP3236544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11141294A (ja) | 1999-05-25 |
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