JP3237632B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
過型表示との両方の表示を行なう2ウエイ表示型の液晶
表示装置に関するものである。
である外光(自然光や室内光等)を利用する反射型表示
と、一般にバックライトと呼ばれる照明手段からの照明
光を利用する透過型表示との両方の表示を行なう、いわ
ゆる2ウエイ表示型のものがある。
子の背後に、照明光を前記液晶表示素子に向けて出射す
るとともに、前記液晶表示素子の前方から入射する外光
を前記液晶表示素子に向けて反射する照明手段を配置し
て構成されている。
さの外光が得られるときは前記照明手段から照明光を出
射させずに外光を利用する反射型表示を行ない、外光の
明るさが不足するときに、前記照明手段から照明光を出
射させて画面輝度を補うようにしたものであり、前記照
明手段としては、一般に、照明光を出射する照明パネル
の前面に半透過反射板を配置したものが用いられてい
る。
に、アクティブ素子に薄膜トランジスタ(以下、TFT
と記す)を用いたアクティブマトリックス方式のものが
使用されている。
液晶層をはさんで対向する前面側および背面側の一対の
基板のうちの背面側基板の内面に、行方向および列方向
にマトリックス状に配列する複数の画素電極と、この各
画素電極にそれぞれ接続された複数のTFTと、各画素
電極行ごとにその一側に沿わせて配線され前記TFTに
ゲート信号を供給するゲートラインと、各画素電極列ご
とにその一側に沿わせて配線され前記TFTにデータ信
号を供給するデータラインと、前記各画素電極行ごとに
形成され前記画素電極の縁部に絶縁膜を介して対向して
前記画素電極との間に補償容量を形成する補償容量電極
とが設けられ、前面側基板の内面に、前記各画素電極に
対向する対向電極と、前記複数の画素電極の間の領域に
対応する遮光膜とが設けられた構成となっている。
には、白黒画像を表示するものと、フルカラー画像等の
多色カラー画像を表示するものとがあり、カラー画像を
表示する液晶表示素子は、前記一対の基板のいずれか一
方(一般には前面側基板)の内面に、透過波長帯域の異
なる複数の色の着色膜を、前記複数の画素電極にそれぞ
れ対応させて行方向に交互に並べて設けた構成となって
いる。
赤、緑、青の3色のカラーフィルタであり、従来の液晶
表示素子では、前記複数の画素電極に対応する領域を透
過する光のほとんどを着色光として出射するため、前記
複数の色の着色膜をそれぞれ、前記画素電極に対応する
領域全体に対応させて設けている。
画像を表示する2ウエイ液晶表示装置は、反射型表示に
よる画面の明るさが暗く、比較的明るい環境下でも、前
記照明手段から照明光を出射させて画面輝度を補う必要
がある。
の前記着色膜の吸収波長帯域の波長成分の光が前記着色
膜により吸収され、前記着色膜の透過波長帯域の波長成
分の光が前記着色膜を透過して着色光となって出射する
ためであり、外光を利用する反射型表示のときは、前方
から入射する外光が使用環境の明るさに応じた強度の光
であり、その光が、液晶表示素子を透過してその背後の
照明手段により反射され、再び前記液晶表示素子を透過
してその前面に出射する過程で前記着色膜を二度通るた
め、出射する着色光の強度が、前方から入射する外光の
強度に比べて極端に低くなる。
は、比較的明るい環境下でも、前記照明手段から照明光
を出射させて画面輝度を補う必要があり、したがって、
消費電力が大きいという問題をもっている。
さを向上させ、画面輝度を補うために前記照明手段から
照明光を出射させる頻度を少なくして消費電力を低減す
るとともに、充分な明るさでコントラストの良いカラー
画像を表示することができる2ウエイ表示型の液晶表示
装置を提供することを目的としたものである。
は、アクティブマトリックス方式の液晶表示素子と、前
記液晶表示素子の背後に配置され、照明光を前記液晶表
示素子に向けて出射するとともに、前記液晶表示素子の
前方から入射する外光を前記液晶表示素子に向けて反射
する照明手段とを備え、前記液晶表示素子の液晶層をは
さんで対向する前面側および背面側の一対の基板のうち
の背面側基板の内面に、行方向および列方向にマトリッ
クス状に配列する複数の画素電極と、この各画素電極に
それぞれ接続された複数の薄膜トランジスタと、各画素
電極行ごとにその一側に沿わせて配線され前記薄膜トラ
ンジスタにゲート信号を供給するゲートラインと、各画
素電極列ごとにその一側に沿わせて配線され前記薄膜ト
ランジスタにデータ信号を供給するデータラインと、前
記各画素電極行ごとに形成され前記画素電極の縁部に絶
縁膜を介して対向して前記画素電極との間に補償容量を
形成する補償容量電極とが設けられ、前面側基板の内面
に、前記各画素電極に対向する対向電極と、前記複数の
画素電極の間の領域のうちの少なくとも前記ゲートライ
ンをはさんで列方向に隣り合う画素電極間の領域に対応
する遮光膜とが設けられ、前記一対の基板のいずれか一
方の内面に、透過波長帯域の異なる複数の色の着色膜
が、前記複数の画素電極にそれぞれ対応させて行方向に
交互に並べて設けられており、前記補償容量電極が、高
い光反射率を有する金属膜により、行方向に配列する前
記画素電極の一端縁部に対向するライン部と、このライ
ン部から前記データラインをはさんで行方向に隣り合う
画素電極間の領域に延長されてその両側縁部において行
方向に隣り合う前記画素電極の側縁部にそれぞれ対向す
る延長部とを有する形状に形成され、前記複数の画素電
極にそれぞれ対応する領域のうちの前記補償容量電極と
前記遮光膜とにより囲まれた領域がそれぞれ、背面側か
ら入射する前記照明光および前方から入射し前記照明手
段により反射される外光を前方に出射する複数の透過領
域となっており、前記補償容量電極の少なくとも前記延
長部に対応する領域が、前方から入射する外光を前記補
償容量電極により反射させて前方に出射する反射領域と
なっているとともに、前記複数の色の着色膜がそれぞ
れ、前記透過領域の面積よりも小さい面積を有してお
り、前記複数の透過領域の前記着色膜に対応する領域か
ら着色光がそれぞれ出射し、前記着色膜に対応しない領
域から非着色光がそれぞれ出射し、前記補償容量電極の
少なくとも前記延長部に対応する前記反射領域から前記
補償容量電極により反射された非着色光が出射すること
を特徴とするものである。
が得られるときは前記照明手段から照明光を出射させず
に外光を利用する反射型表示を行ない、外光の明るさが
不足するときに、前記照明手段から照明光を出射させて
画面輝度を補う2ウエイ表示型のものであり、外光が得
られる環境下では、前記液晶表示素子にその前方から入
射する外光のうち、前記複数の画素電極にそれぞれ対応
する領域のうちの前記補償容量電極と前記遮光膜とによ
り囲まれた複数の透過領域に入射した光が、この透過領
域を透過して液晶表示素子の背面側に配置された照明手
段により反射され、その反射光が前記透過領域を透過し
て液晶表示素子の前方に出射するとともに、前記補償容
量電極に対応する反射領域に入射した光が、背面側基板
の内面において前記補償容量電極により反射され、その
反射光が液晶表示素子の前方に出射する。
ると、その照明光が前記液晶表示素子にその背面から入
射し、その照明光のうち、前記補償容量電極および遮光
膜に対応する領域に入射した光は、この補償容量電極お
よび遮光膜により遮光され、前記透過領域に入射した光
だけが、この透過領域を透過して液晶表示素子の前方に
出射する。
の色の着色膜がそれぞれ前記透過領域の面積よりも小さ
い面積を有しているため、外光を利用する反射型表示を
行なうときも、また前記照明手段から照明光を出射させ
て画面輝度を補うときも、前記複数の透過領域の前記着
色膜に対応する領域からそれぞれ前記着色膜によりその
吸収波長帯域の波長成分の光を吸収されて前記着色膜の
色に着色した着色光(着色膜の透過波長帯域の波長成分
の光)が出射し、前記複数の透過領域の着色膜に対応し
ない領域からそれぞれ前記着色膜による吸収を受けない
非着色光が出射する。
領域からそれぞれ出射する光により表示される各色のカ
ラー画素は、その透過領域に対応する着色膜の色に着色
し、しかもその明るさを、前記着色膜での吸収による輝
度低下のない非着色光により底上げされた画素であり、
したがって、外光を利用する反射型表示を行なうとき
も、また前記照明手段から照明光を出射させて画面輝度
を補うときも、前記透過領域の全域から着色膜により着
色された着色光を出射させる場合に比べて、はるかに明
るいカラー画像を表示することができる。
記補償容量電極を、光の反射率が高い金属膜により、行
方向に配列する前記画素電極の一端縁部に対向するライ
ン部と、このライン部から前記データラインをはさんで
行方向に隣り合う画素電極間の領域に延長されてその両
側縁部において行方向に隣り合う前記画素電極の側縁部
にそれぞれ対向する延長部とを有する形状に形成してい
るため、前記液晶表示素子にその前方から入射した外光
のうち、前記補償容量電極の少なくとも前記延長部に対
応する反射領域に入射した光が、前記背面側基板の内面
において前記補償容量電極により反射され、前記着色膜
での吸収による輝度低下がない非着色光のまま液晶表示
素子の前方に出射する。
域のうちの隣り合う画素電極の間に対応する領域、つま
り前記画素電極と対向電極との間に印加される駆動電界
が作用しない領域の液晶分子の配向状態は初期配向状態
からほとんど変化しないため、前記反射領域のうちの前
記画素電極間の領域に入射した外光の反射率は常に高く
保たれる。
きの画面の明るさは、前記複数の透過領域からそれぞれ
出射する光(着色光と非着色光)により表示される各色
のカラー画素の明るさが、前記透過領域の全域から着色
膜により着色された着色光を出射させる場合に比べては
るかに明るく、しかも、前記補償容量電極に対応する反
射領域から出射する非着色の反射光により画面全体の明
るさを底上げされた充分な明るさである。
反射型表示による画面の明るさを向上させ、画面輝度を
補うために前記照明手段から照明光を出射させる頻度を
少なくして消費電力を低減することができる。
が不足するときに、前記照明手段から照明光を出射させ
て画面輝度を補うものであるが、前記照明手段からの照
明光のうち、前記補償容量電極および遮光膜に対応する
領域に入射した光はこの補償容量電極および遮光膜によ
り遮光されるため、前記照明手段から照明光を出射させ
ても、前記データラインをはさんで行方向に隣り合う画
素電極間の領域(補償容量電極の延長部に対応する領
域)から出射する光は、液晶表示素子の前方から入射し
た外光の反射光だけであり、そのため、前記照明手段か
ら照明光を出射させたときに、前記データラインをはさ
んで行方向に隣り合う画素電極間の領域が明るくなり過
ぎて表示画像のコントラストが低下することはない。
内面に設けられた前記遮光膜が、前記複数の画素電極の
間の領域のうちの少なくとも前記ゲートラインをはさん
で列方向に隣り合う画素電極間の領域に対応しているた
め、この遮光膜が対応する画素電極間の領域は、外光を
利用する反射型表示を行なうときも、また前記照明手段
から照明光を出射させて画面輝度を補うときも暗状態で
あり、それによっても表示画像のコントラストを良くす
ることができる。
ティブマトリックス方式の液晶表示素子と、前記液晶表
示素子の背後に配置され、照明光を前記液晶表示素子に
向けて出射するとともに、前記液晶表示素子の前方から
入射する外光を前記液晶表示素子に向けて反射する照明
手段とを備えた2ウエイ表示型のものであり、上記のよ
うに、前記液晶表示素子の背面側基板の内面に設けられ
た補償容量電極を、高い光反射率を有する金属膜によ
り、行方向に配列する画素電極の一端縁部に対向するラ
イン部と、このライン部からデータラインをはさんで行
方向に隣り合う画素電極間の領域に延長されてその両側
縁部において行方向に隣り合う前記画素電極の側縁部に
それぞれ対向する延長部とを有する形状に形成し、複数
の画素電極にそれぞれ対応する領域のうちの前記補償容
量電極と、前記複数の画素電極の間の領域のうちの少な
くとも前記ゲートラインをはさんで列方向に隣り合う画
素電極間の領域に対応させて前面側基板の内面に設けら
れた遮光膜とにより囲まれた領域をそれぞれ、背面側か
ら入射する前記照明光および前方から入射し前記照明手
段により反射される外光を前方に出射する複数の透過領
域とし、前記補償容量ときは、前記赤色フィルタを前記
透過領域の面積の90〜95%の面積に形成し、前記緑
色フィルタを前記透過領域の面積の70〜80%の面積
に形成し、前記青色フィルタを前記透過領域の面積の8
5〜90%の面積に形成するのが好ましく、このように
することにより、赤、緑、青の各色のカラー画素の彩度
および明るさのバランスが良い、色再現性の高いカラー
画像を表示することができる。
域はそれぞれ、行方向の幅よりも列方向の幅が大きい長
方形形状に形成するのが望ましく、このようにすること
により、行方にすることにより、反射型表示による画面
の明るさを向上させ、画面輝度を補うために前記照明手
段から照明光を出射させる頻度を少なくして消費電力を
低減するとともに、充分な明るさでコントラストの良い
カラー画像を表示することができるようにしたものであ
る。
数の色の着色膜が、可視光帯域のうちの長波長帯域の光
を透過させる第1の色の着色膜と、中間波長帯域の波長
成分の光を透過させる第2の色の着色膜と、短波長帯域
の波長成分の光を透過させる第3の色の着色膜との3色
の着色膜である場合は、前記第1の色の着色膜を他の2
色の着色膜の面積よりも大きい面積に形成し、前記他の
2色の着色膜のうちの前記第2の色の着色膜を前記第3
の色の着色膜の面積よりも小さい面積に形成するのが望
ましく、このようにすることにより、前記複数の透過領
域からそれぞれ出射する着色光と非着色光とにより表示
される各色のカラー画素の彩度および明るさをバランス
させ、色再現性の良いカラー画像を表示することができ
る。
赤色フィルタ、前記第2の色の着色膜が緑色フィルタ、
前記第3の色の着色膜が青色フィルタであるときは、前
記赤色フィルタを前記透過領域の面積の90〜95%の
面積に形成し、前記緑色フィルタを前記透過領域の面積
の70〜80%の面積に形成し、前記青色フィルタを前
記透過領域の面積の85〜90%の面積に形成するのが
好ましく、このようにすることにより、赤、緑、青の各
色のカラー画素の彩度および明るさのバランスが良い、
色再現性の高いカラー画像を表示することができる。
域はそれぞれ、行方向の幅よりも列方向の幅が大きい長
方形形状に形成するのが望ましく、このようにすること
により、行方向に配列する複数の透過領域から複数の色
の着色光を小さいピッチで交互に出射してそれらの混色
を良好にし、高い解像度のカラー画像を表示することが
できる。
も列方向の幅が大きい長方形形状に形成する場合は、前
記3色の着色膜のうち、前記透過領域に対する面積比が
所定の値よりも大きい着色膜を、前記透過領域の行方向
の幅よりも小さい幅と少なくとも前記透過領域の列方向
全長にわたる長さとを有する形状に形成し、それよりも
面積比が小さい着色膜を、前記補償容量電極の延長部の
間の領域の幅よりも小さい幅と前記透過領域の列方向長
さよりも小さい長さとを有する形状に形成することによ
り、前記面積比の大きい着色膜に対応する透過領域の行
方向における前記着色膜の側方の領域から非着色光が出
射し、前記面積比の小さい着色膜に対応する透過領域の
行方向における前記着色膜の側方の領域および列方向に
おける前記着色膜の側方の領域から非着色光が出射する
ようにするのが好ましく、このようにすることにより、
複数の透過領域からそれぞれ出射する着色光と非着色光
とにより表示される各色のカラー画素の彩度および明る
さをより良くバランスさせ、さらに色再現性の良いカラ
ー画像を表示することができる。
応する透過領域は、その領域中に占める非着色光出射領
域の面積が小さいため、この透過領域においても前記着
色膜の側方の領域および列方向における前記着色膜の側
方の領域の両方から非着色光を出射させるようにする
と、非着色光の出射幅がかなり狭くなり、この透過領域
から出射する着色光と非着色光とにより表示されるカラ
ー画素の明るさの底上げ効果が充分に発揮されなくなっ
て、前記カラー画素の彩度が黒っぽくなってしまう。
の値よりも大きい着色膜を、前記透過領域の行方向の幅
よりも小さい幅と、少なくとも前記透過領域の列方向全
長にわたる長さとを有する形状に形成し、この着色膜に
対応する透過領域からは、行方向における前記着色膜の
側方の領域からだけ非着色光が出射するようにすれば、
この透過領域からも非着色光を充分な幅で出射させ、前
記カラー画素の明るさの底上げ効果を充分に発揮して、
良好な彩度および明るさのカラー画素を表示することが
できる。
領域および列方向における前記着色膜の側方の領域の両
方から非着色光を出射させるようにすると非着色光の出
射領域の幅がかなり狭くなってカラー画素の明るさの底
上げ効果が充分に発揮されなくなる透過領域は、前記面
積比が約90%以上の着色膜に対応する透過領域であ
り、したがって、前記面積比が約90%以上の着色膜
を、前記透過領域の行方向の幅よりも小さい幅と、少な
くとも前記透過領域の列方向全長にわたる長さとを有す
る形状に形成し、この着色膜に対応する透過領域から
は、行方向における前記着色膜の側方の領域からだけ非
着色光が出射するようにすればよい。
る透過領域は、その領域中に占める非着色光出射領域の
面積が大きいため、前記面積比が大きい着色膜に対応す
る透過領域と同様に、行方向における前記着色膜の側方
の領域からだけ非着色光が出射するようにすると、非着
色光の出射幅が広くなり過ぎて、この透過領域から出射
する着色光と非着色光とにより表示されるカラー画素の
彩度が白っぽくなってしまう。
い着色膜を、前記補償容量電極の延長部の間の領域の幅
よりも小さい幅と前記透過領域の列方向長さよりも小さ
い長さとを有する形状に形成し、この着色膜に対応する
透過領域の行方向における前記着色膜の側方の領域およ
び列方向における前記着色膜の側方の領域から非着色光
が出射するようにすれば、この透過領域からの非着色光
の出射幅を、前記カラー画素の明るさの底上げ効果を充
分に発揮するとともに前記カラー画素の彩度が白っぽく
なってしまわない範囲にすることができる。
過領域においても良好な彩度および明るさのカラー画素
を表示することができれば、各色のカラー画素の彩度お
よび明るさをより良くバランスさせ、さらに色再現性の
良いカラー画像を表示することができる。
両側縁とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容量
電極の延長部との間に間隙を存して設け、この着色膜に
対応する透過領域の行方向における前記着色膜の両側の
領域から非着色光が出射するようにするのがより好まし
く、このようにすることにより、前記面積比の大きい着
色膜に対応する透過領域からの出射光により表示される
カラー画素の彩度および明るさを、より良好にすること
ができる。
向に配列する複数の透過領域にわたって連続するストラ
イプ状に形成してもよく、このようにすることにより、
前記着色膜を容易に形成にすることができる。
の両側縁とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容
量電極の延長部との間、および両端縁とこれらの端縁に
それぞれ隣り合う前記補償容量電極のライン部および前
記遮光膜との間にそれぞれ間隙を存して設け、この着色
膜に対応する透過領域の前記着色膜の周囲の領域から非
着色光が出射するようにするのがより好ましく、このよ
うにすることにより、前記面積比の小さい着色膜に対応
する透過領域からの出射光により表示されるカラー画素
の彩度および明るさを、より良好にすることができる。
はさんで列方向に隣り合う一方の画素電極の縁部から他
方の画素電極に対向する前記補償容量電極のライン部に
わたる領域を覆う幅に形成するのが好ましく、このよう
にすることにより、前記ゲートラインをはさんで列方向
に隣り合う画素電極の間に対応する領域を、前記一方の
画素電極の縁部から他方の画素電極の縁部に対向する前
記補償容量電極のライン部にわたって遮光してその領域
からの光漏れを無くし、よりコントラストの良いカラー
画像を表示することができる。
はさんで列方向に隣り合う画素電極間の領域と、前記デ
ータラインをはさんで行方向に隣り合う画素電極間の領
域とに対応させて設けてもよく、このようにすることに
より、前記列方向および行方向に隣り合う画素電極間の
領域のうちの前記遮光膜が対応する領域を暗状態とし、
表示画像のコントラストをさらに良くすることができ
る。
をはさんで行方向に隣り合う画素電極間の領域に対応す
る部分を、前記補償容量電極の前記延長部の幅よりも狭
く、かつ前記データラインの全幅を覆う幅に形成するの
が好ましく、このようにすることにより、前記行方向に
隣り合う画素電極間の領域のうちの前記遮光膜に対応し
ない領域に入射した外光を前記補償容量電極の延長部に
より反射させて液晶表示素子の前方に出射し、その反射
光(非着色光)により画面全体の明るさを底上げするこ
とができる。
ており、図1は液晶表示装置の一部分の正面図、図2は
図1のII−II線に沿う拡大断面図、図3は図1の III−
III 線に沿う拡大断面図、図4は図1のIV−IV線に沿う
拡大断面図、図5は図1の V−V 線に沿う拡大断面図で
ある。
に示すように、カラー画像を表示するアクティブマトリ
ックス方式の液晶表示素子1と、この液晶表示素子1の
背後に配置された光の反射機能を兼ね備えた照明手段2
4とから構成されている。
1は、アクティブ素子にTFT(薄膜トランジスタ)を
用いたものであり、図1〜図5に示すように、液晶層2
1をはさんで対向する前面側および背面側の一対の透明
基板2,3のうち、背面側基板3の内面に、行方向(画
面の左右方向)および列方向(画面の上下方向)にマト
リックス状に配列する複数の透明な画素電極4と、これ
らの画素電極4にそれぞれ接続された複数のTFT5
と、各行のTFT5にそれぞれゲート信号を供給する複
数のゲートライン11と、各列のTFT5にそれぞれデ
ータ信号を供給するデータライン12と、前記画素電極
4の縁部に絶縁膜(TFT4のゲート絶縁膜)7を介し
て対向して前記画素電極4との間に補償容量を形成する
補償容量電極13とが設けられている。
面側基板3の内面上に形成されたゲート電極6と、この
ゲート電極6を覆うゲート絶縁膜7と、前記ゲート絶縁
膜7の上に前記ゲート電極6と対向させて形成されたi
型半導体膜8と、このi型半導体膜8の両側部の上にn
型半導体膜(図示せず)を介して形成されたソース電極
9およびドレイン電極10とからなっている。
内面上に、各画素電極行ごとにその一側に沿わせて配線
されており、各行のTFT5のゲート電極6は、その行
に対応するゲートライン11に一体に形成されている。
なお、前記TFT5のゲート絶縁膜(透明膜)7は、前
記基板3のほぼ全面にわたって形成されており、前記ゲ
ートライン11は、その端子部を除いてゲート絶縁膜7
で覆われている。
ト絶縁膜7の上に、各画素電極列ごとにその一側に沿わ
せて配線されており、各列のTFT5のドレイン電極1
0は、その列に対応するデータライン12につながって
いる。
ゲート絶縁膜7の上に配線し、各列のTFT5のドレイ
ン電極10をそれぞれ、その列に対応するデータライン
12に一体に形成しているが、前記データライン12
は、TFT5を層間絶縁膜で覆ってその上に配線し、前
記層間絶縁膜に設けたコンタクト孔において前記TFT
5のドレイン電極10に接続してもよい。
膜7の上に形成されており、これらの画素電極4は、そ
の一側縁の端部において対応するTFT5のソース電極
9に接続されている。
3の内面上に、前記各画素電極行ごとに対応させて形成
されており、この補償容量電極13と前記画素電極4の
縁部とその間のゲート絶縁膜7とにより、非選択期間の
画素電極4の電位の変動を補償するための補償容量が形
成されている。
る画素電極3の一端縁部に対向するライン部13aと、
このライン部13aから前記データライン12をはさん
で行方向に隣り合う画素電極4,4間の領域に延長され
てその両側縁部において行方向に隣り合う前記画素電極
4,4の側縁部にそれぞれ対向する延長部13bとを有
する形状に形成されており、前記補償容量は、各画素電
極4の一端縁部と両側縁部との3つの縁部に対応させて
形成されている。
3aは、前記画素電極4のTFT接続側とは反対側の端
縁部に対向させて前記ゲートライン11とほぼ平行に形
成され、延長部13bは、前記画素電極4のTFT接続
側の端部近くに達する長さにわたって、その両側縁部が
行方向において隣り合う画素電極4,4のそれぞれの側
縁部に対向する幅に形成されており、したがって、この
延長部13bは、前記隣り合う画素電極4,4間の領域
の大部分の長さの領域に、その全幅にわたって対向して
いる。
合金等の低抵抗でかつ光の反射率が高い金属膜により形
成されており、前記ゲートライン11は前記補償容量電
極13と同じ金属膜で形成されている。なお、前記補償
容量電極13とゲートライン11は、ゲート絶縁膜7の
上に形成する画素電極4やデータライン12との間の絶
縁耐圧を高くするため、その表面を陽極酸化処理されて
いる。また、前記データライン12は、前記補償容量電
極13と同様に、アルミニウム系合金等の低抵抗でかつ
光の反射率が高い金属膜により形成されている。
面側基板3の内面には、図2〜図5に示すように、前記
TFT5およびデータライン12を覆う透明なオーバー
コート絶縁膜14が設けられており、その上に、画素電
極4の配列領域全体にわたって配向膜15が形成されて
いる。
数の画素電極4,4の間の領域のうちのゲートライン1
1をはさんで列方向に隣り合う画素電極4,4間の領域
にそれぞれ対応する遮光膜16が設けられている。な
お、図1では、遮光膜16を区別しやすくするために、
遮光膜部分に平行斜線を施している。
系の金属膜からなっており、この遮光膜16は、ゲート
ライン11をはさんで列方向に隣り合う一方の画素電極
4の縁部から他方の画素電極4に対向する前記補償容量
電極13のライン部13aにわたる領域を覆う幅に形成
されており、前記背面側基板3の内面に設けられた前記
補償容量電極13の延長部13bは、前記遮光膜16の
無い領域全体に対応している。
一側縁部(図1において上縁部)が前記一方の画素電極
4の端縁部に対向し、他側縁部(図1において下縁部)
が前記他方の画素電極4に対向する補償容量電極13の
ライン部13aの一側部(画素電極4の端縁側の側部)
に対向する幅に形成しており、したがって、前記補償容
量電極13のライン部13aの他側部(画素電極4の中
央側の側部)は、前記遮光膜16で覆われていない。
波長帯域の異なる複数の色の着色膜、例えば赤、緑、青
の3色のカラーフィルタ17R,17G,17Bが、前
記複数の画素電極4にそれぞれ対応させて行方向に交互
に並べて設けられている。なお、図1では、カラーフィ
ルタ17R,17G,17Bを区別しやすくするため
に、カラーフィルタ部分に点模様を施している。
17Bは、その上に前面側基板2のほぼ全体にわたって
設けられた透明な保護絶縁膜18により覆われており、
この保護絶縁膜18の上に、前記画素電極4の全てに対
向する一枚膜状の透明な対向電極19が設けられ、その
上に配向膜20が形成されている。なお、前記保護絶縁
膜18は、カラーフィルタ17R,17G,17Bの材
質を適正に選択することにより省くことができる。
は、その周縁部において図示しない枠状シール材を介し
て接合されており、これらの基板2,3間の前記シール
材で囲まれた領域に液晶層21が設けられている。
であり、一対の基板2,3間に設けられた液晶層21の
液晶分子は、前面側基板2の配向膜21と背面側基板3
の配向膜15とによりそれぞれの基板2,3の近傍にお
ける配向方向を規制され、両基板2,3間において所定
のツイスト角(例えばほぼ90°)でツイスト配向して
おり、また、前記一対の基板2,3の外面にはそれぞれ
偏光板22,23が、それぞれの透過軸を所定の方向に
向けて配置されている。
画素電極4にそれぞれ対応する領域のうち、前記補償容
量電極13のライン部13aおよび延長部13bと前記
遮光膜16とにより囲まれた領域はそれぞれ、背面側か
ら入射する照明光(照明手段24からの照明光)および
前方から入射し前記照明手段24により反射される外光
を前方に出射する複数の透過領域Aとなっており、また
光の反射率が高い金属膜により形成された前記補償容量
電極13の少なくとも前記延長部13bに対応する領域
が、前方から入射する外光を前記補償容量電極13によ
り反射させて前方に出射する反射領域Sとなっている。
面に設けられたデータライン12は前記反射領域S内を
通っているが、このデータライン12も光の反射率が高
い金属膜により形成されているため、前記反射領域Sに
入射した光のうちの前記データライン12に対応する部
分に入射した光は、前記データライン12により反射さ
れて前方に出射する。
上述したように、その一側縁部がゲートライン11をは
さんで列方向に隣り合う一方の画素電極4の端縁部に対
向し、他側縁部が他方の画素電極4に対向する補償容量
電極13のライン部13aの一側部に対向する幅に形成
しているため、前記補償容量電極13のライン部13a
の遮光膜16で覆われていない他側部(画素電極4の中
央側の側部)に対応する領域も、前方から入射する外光
を前記補償容量電極13により反射させて前方に出射す
る反射領域Sとなっている。
ホワイトモードのものであり、前記液晶層21の液晶分
子のツイスト角と一対の基板2,3の近傍における配向
方向および前面側偏光板22の透過軸の向きは、液晶表
示素子1の前方から入射した光のうちの背面側基板3の
内面において前記補償容量電極13により反射されて液
晶表示素子1の前面に出射する光の透過率が、液晶分子
が基板2,3面に対して最も倒伏した初期のツイスト配
向状態にあるときにほぼ最大となるように設定されてお
り、背面側偏光板23の透過軸の向きは、前面側偏光板
22の透過軸の向きに応じて、液晶表示素子1にその背
面側から入射して前方に出射する前記照明光および液晶
表示素子1の前方から入射し前記照明手段24により反
射されて前方に出射する外光の透過率が、液晶分子が初
期のツイスト配向状態から基板2,3面に対して立ち上
がるように配向するのにともなって低くなるように設定
されている。
の内面に設けられた前記赤、緑、青の3色のカラーフィ
ルタ17R,17G,17Bはそれぞれ、前記補償容量
電極13のライン部13aおよび延長部13bと前記遮
光膜16とにより囲まれた複数の透過領域Aの面積より
も小さい面積に形成されている。
数の透過領域Aのカラーフィルタ17R,17G,17
Bに対応する領域(以下、フィルタ対応領域という)a
から前記カラーフィルタ17R,17G,17Bの色に
着色した赤、緑、青の着色光をそれぞれ出射し、カラー
フィルタ17R,17G,17Bに対応しない領域(以
下、無フィルタ領域という)bから非着色光をそれぞれ
出射するとともに、前記補償容量電極13の少なくとも
前記延長部13bに対応する前記反射領域Sから前記補
償容量電極13により反射された非着色光を出射する。
ィルタ17R,17G,17Bは、その透過波長帯域が
互いに異なっており、第1の色の着色膜である赤色フィ
ルタ17Rは可視光帯域のうちの長波長帯域の光を透過
させ、第2の色の着色膜である緑色フィルタ17Gは中
間波長帯域の波長成分の光を透過させ、第3の色の着色
膜である青色フィルタ17Bは短波長帯域の波長成分の
光を透過させる。
波長成分の光を透過させる赤色フィルタ17Rを、他の
2色のフィルタ17G,17Bの面積よりも大きい面積
に形成し、前記他の2色のフィルタ17G,17Bのう
ちの中間波長帯域の波長成分の光を透過させる緑色フィ
ルタ17Gを、短波長帯域の波長成分の光を透過させる
青色フィルタ17Bの面積よりも小さい面積に形成して
いる。
17Bは、前記赤色フィルタ17Rを前記透過領域Aの
面積の90〜95%の面積、前記緑色フィルタ17Gを
前記透過領域Aの面積の70〜80%の面積、前記青色
フィルタ17Bを前記透過領域Aの面積の85〜90%
の面積に形成するのが好ましい。
を前記透過領域Aの面積の90%の面積に形成し、前記
緑色フィルタ17Gを前記透過領域Aの面積の70%の
面積に形成し、前記青色フィルタ17Bを前記透過領域
Aの面積の85%の面積に形成している。
域Aはそれぞれ、行方向の幅よりも列方向の幅が大きい
長方形形状に形成されており、したがって、行方向に配
列する複数の透過領域Aのピッチが小さく設定されてい
る。
17R,17G,17Bのうち、前記透過領域Aに対す
る面積比が所定の値よりも大きいカラーフィルタ、つま
り前記透過領域Aに対する面積比が90%以上である赤
色フィルタ17Rは、前記透過領域Aの行方向の幅より
も小さい幅と少なくとも前記透過領域Aの列方向全長に
わたる長さとを有する形状に形成されており、それより
も面積比が小さい緑色および青色フィルタ17G,17
Bはそれぞれ、前記補償容量電極13の延長部13bの
間の領域の幅よりも小さい幅と前記透過領域Aの列方向
長さよりも小さい長さとを有する形状に形成されてい
る。
両側縁とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容量
電極13の延長部13bとの間にそれぞれ間隙を存して
設けられており、したがって、この赤色フィルタ17R
に対応する透過領域Aは、行方向における前記赤色フィ
ルタ17Rの両側の側方領域がそれぞれ無フィルタ領域
bであり、この両側の無フィルタ領域bからそれぞれ非
着色光が出射する。
フィルタ17Bはそれぞれ、その両側縁とこれらの側縁
にそれぞれ隣り合う前記補償容量電極13の延長部13
bとの間、および両端縁とこれらの端縁にそれぞれ隣り
合う前記補償容量電極13のライン部13aおよび前記
遮光膜16との間にそれぞれ間隙を存して設けられてお
り、したがって、この緑色フィルタ17Gおよび青色フ
ィルタ17Bに対応する透過領域Aは、前記カラーフィ
ルタ17G,17Bの周囲の領域、つまり、透過領域A
の行方向におけるカラーフィルタ17G,17Bの両側
の側方領域および列方向におけるカラーフィルタ17
G,17Bの両端側の側方領域が無フィルタ領域bであ
り、このフィルタ周囲の無フィルタ領域bから非着色光
が出射する。
れた照明手段24について説明すると、この実施例で用
いた照明手段24は、図2〜図5に示すように、照明光
を出射する照明パネル25の前面に半透過反射板26を
配置したものである。
ト型と呼ばれるものであり、少なくとも一端面を光の入
射面とし、前面を前記端面から取り込んだ光の出射面と
したアクリル系樹脂等からなる透明な導光板25aと、
この導光板25aの前記端面に対向させて配置された図
示しない光源(直管状の蛍光ランプや、複数の発光ダイ
オードを整列したLEDアレイ等)とから構成されてお
り、前記半透過反射板26は前記導光板25aの前面に
配置されている。
が得られるときは前記照明手段24から照明光を出射さ
せずに外光を利用する反射型表示を行ない、外光の明る
さが不足するときに、前記照明手段24から照明光を出
射させて画面輝度を補う2ウエイ表示型のものであり、
外光が得られる環境下では、前記液晶表示素子1にその
前方から入射する外光のうち、前記複数の画素電極4に
それぞれ対応する領域のうちの前記補償容量電極13と
前記遮光膜16とにより囲まれた複数の透過領域Aに入
射した光が、この透過領域Aを透過して液晶表示素子1
の背面側に配置された前記照明手段24の前面の半透過
反射板26により反射され、その反射光が前記液晶表示
素子1の各透過領域Aを透過して液晶表示素子1の前方
に出射するとともに、前記補償容量電極13に対応する
反射領域Sに入射した光が、液晶表示素子1の背面側基
板3の内面において前記補償容量電極13により反射さ
れ、その反射光が液晶表示素子1の前方に出射する。
ち、液晶表示素子1の背面側基板3の内面に設けられた
データライン12に対応する部分に入射した光は、上述
したようにデータライン12により反射されて前方に出
射する。
させると、その照明光が前記液晶表示素子1にその背面
から入射し、その照明光のうち、前記補償容量電極13
および遮光膜16に対応する領域に入射した光は、この
補償容量電極13および遮光膜16により遮光され、前
記透過領域Aに入射した光だけが、この透過領域Aを透
過して液晶表示素子1の前方に出射する。
緑、青3色のカラーフィルタ17R,17G,17Bを
それぞれ、前記透過領域Aの面積よりも小さい面積に形
成しているため、外光を利用する反射型表示を行なうと
きも、また前記照明手段24から照明光を出射させて画
面輝度を補うときも、前記複数の透過領域Aのフィルタ
対応領域aからそれぞれ、前記カラーフィルタ17R,
17G,17Bによりその吸収波長帯域の波長成分の光
を吸収されて前記カラーフィルタ17R,17G,17
Bの色に着色した着色光(カラーフィルタ17R,17
G,17Bの透過波長帯域の波長成分の光)が出射し、
前記複数の透過領域Aの無フィルタ領域bからそれぞ
れ、前記カラーフィルタ17R,17G,17Bによる
吸収を受けない非着色光が出射する。
の目には、前記透過領域Aのフィルタ対応領域aから出
射する着色光と、前記無フィルタ領域bから出射する無
着色光とが混ざって見える。
過領域Aからそれぞれ出射する光により表示される赤、
緑、青の各色のカラー画素は、その透過領域Aに対応す
るカラーフィルタ17R,17G,17Bの色に着色
し、しかもその明るさを、前記カラーフィルタ17R,
17G,17Bでの吸収による輝度低下のない非着色光
により底上げされた画素である。
対応領域aおよび無フィルタ領域bから出射する着色光
および非着色光の強度は、画素電極4と対向電極19と
の間に印加される駆動電界による液晶分子の配向状態の
変化に応じて変化し、それにより、複数の透過領域Aか
らの出射光により表示される赤、緑、青のカラー画素の
明るさが変化して、これらのカラー画素の混色によりフ
ルカラー画像が表示される。
行なうときも、また前記照明手段24から照明光を出射
させて画面輝度を補うときも、前記透過領域Aの全域か
らカラーフィルタにより着色された着色光を出射させる
場合に比べて、はるかに明るいカラー画像を表示するこ
とができる。
記補償容量電極13を、光の反射率が高い金属膜によ
り、行方向に配列する画素電極4の一端縁部に対向する
ライン部13aと、このライン部13aからデータライ
ン12をはさんで行方向に隣り合う画素電極4、4間の
領域に延長されてその両側縁部において行方向に隣り合
う画素電極4、4の側縁部にそれぞれ対向する延長部1
3bとを有する形状に形成しているため、前記液晶表示
素子1にその前方から入射した外光のうち、前記補償容
量電極13の少なくとも前記延長部13bに対応する反
射領域Sに入射した光が、背面側基板3の内面において
前記補償容量電極13により反射され、前記カラーフィ
ルタ17R,17G,17Bでの吸収による輝度低下が
ない非着色光のまま液晶表示素子1の前方に出射する。
射領域Sのうちの画素電極4の縁部に対向する領域(補
償容量電極13の延長部13bの両側縁部に対応する領
域)から出射する非着色光の強度は、画素電極4と対向
電極19との間に印加される駆動電界による液晶分子の
配向状態の変化に応じて変化する。
画素電極4,4の間に対応する画素間領域、つまり前記
画素電極4と対向電極19との間に印加される駆動電界
が作用しない領域の液晶分子の配向状態は初期配向状態
からほとんど変化しないため、前記反射領域Sのうちの
前記画素間領域に入射した外光の反射率は常に高く保た
れる。
きの画面の明るさは、前記複数の透過領域Aからそれぞ
れ出射する光(着色光と非着色光)により表示される各
色のカラー画素の明るさが、前記透過領域Aの全域から
カラーフィルタにより着色された着色光を出射させる場
合に比べてはるかに明るく、しかも、前記補償容量電極
13に対応する反射領域Sから出射する非着色の反射光
により画面全体の明るさを底上げされた充分な明るさで
ある。
反射型表示による画面の明るさを向上させ、画面輝度を
補うために前記照明手段24から照明光を出射させる頻
度を少なくして消費電力を低減することができる。
が不足するときに、前記照明手段24から照明光を出射
させて画面輝度を補うものであるが、前記照明手段24
からの照明光のうち、前記補償容量電極13および遮光
膜16に対応する領域に入射した光はこの補償容量電極
13および遮光膜16により遮光されるため、前記照明
手段24から照明光を出射させても、前記データライン
12をはさんで行方向に隣り合う画素電極4,4間の領
域(補償容量電極13の延長部13bに対応する領域)
から出射する光は、液晶表示素子1の前方から入射した
外光の反射光だけであり、そのため、前記照明手段24
から照明光を出射させたときに、前記データライン12
をはさんで行方向に隣り合う画素電極4,4間の領域が
明るくなり過ぎて表示画像のコントラストが低下するこ
とはない。
2の内面に設けられた前記遮光膜16が、前記複数の画
素電極4,4の間の領域のうちの少なくとも前記ゲート
ラインをはさんで列方向に隣り合う画素電極4,4間の
領域に対応しているため、この遮光膜16が対応する画
素電極間の領域は、外光を利用する反射型表示を行なう
ときも、また前記照明手段から照明光を出射させて画面
輝度を補うときも暗状態であり、それによっても表示画
像のコントラストを良くすることができる。
を、ゲートライン11をはさんで列方向に隣り合う一方
の画素電極4の縁部から他方の画素電極4に対向する補
償容量電極13のライン部13aにわたる領域を覆う幅
に形成しているため、前記ゲートライン11をはさんで
列方向に隣り合う画素電極4,4の間に対応する領域
を、前記一方の画素電極4の縁部から他方の画素電極4
の縁部に対向する補償容量電極13のライン部13aに
わたって遮光してその領域からの光漏れを無くし、より
コントラストの良いカラー画像を表示することができ
る。
緑、青の3色のカラーフィルタ17R,17G,17B
のうちの長波長帯域の光を透過させる赤色フィルタ17
Rを、他の2色のカラーフィルタ(緑色フィルタおよび
青色フィルタ)17G,17Bの面積よりも大きい面積
に形成するとともに、前記他の2色のカラーフィルタ1
7G,17B着色膜のうちの中間波長帯域の光を透過さ
せる緑色フィルタ17Gを、短長波長帯域の光を透過さ
せる青色フィルタ17Bの面積よりも小さい面積に形成
しているため、前記複数の透過領域Aからそれぞれ出射
する着色光と非着色光とにより表示される各色のカラー
画素の彩度および明るさをバランスさせ、色再現性の良
いカラー画像を表示することができる。
される傾向にあり、カラーフィルタを薄くすれば、この
カラーフィルタのよる光の吸収を少なくして出射する着
色光の強度を上げることができるが、単にカラーフィル
タの膜厚を薄くしたのでは、赤、緑、青のカラーフィル
タの平均透過率がそれぞれシフトして、これらのカラー
フィルタを透過した各色の光の色バランスが悪くなり、
赤、緑、青の光の加法混色による表示色がシアン(青味
がかった緑)に近くなるため、良好な白表示が得られな
い。
のカラーフィルタ17R,17G,17Bをそれぞれ上
記のように異ならせれば、各透過領域Aから出射する着
色光と非着色光との光量比によって決まるカラー画素の
彩度と明るさを、赤、緑、青の各色ごとに調整すること
ができるため、カラーフィルタを薄膜化したときの各色
のカラーフィルタ17R,17G,17Bの平均透過率
のシフトによる赤、緑、青の着色光の色バランスの悪化
を補償することができ、そのため、各透過領域Aからそ
れぞれ出射する着色光と非着色光とにより表示される各
色のカラー画素の彩度および明るさをバランスさせ、再
現性の良いカラー画像を表示することができる。
の3色のカラーフィルタ17R,17G,17Bのうち
の長波長帯域の光を透過させる赤色フィルタ17Rを他
の2色のカラーフィルタ17G,17Bの面積よりも大
きい面積に形成し、前記他の2色のカラーフィルタ17
G,17Bのうちの中間波長帯域の光を透過させる緑色
フィルタ17Gを、短波長帯域の光を透過させる青色フ
ィルタ17Bの面積よりも小さい面積に形成しているた
め、複数の透過領域Aからそれぞれ出射する着色色と非
着色光とにより表示される赤、緑、青の3色のカラー画
素の彩度および明るさを良好にバランスさせ、より色再
現性の良いカラー画像を表示することができる。
カラーフィルタ17R,17G,17Bは、赤色フィル
タ17Rを透過領域Aの面積の90〜95%の面積、緑
色フィルタ17Gを透過領域Aの面積の70〜80%の
面積、青色フィルタ17Bを前記透過領域Aの面積の8
5〜90%の面積に形成するのが好ましく、例えば上記
のように、赤色フィルタ17Rを透過領域Aの面積の9
0%の面積に形成し、緑色フィルタ17Gを透過領域A
の面積の70%の面積に形成し、青色フィルタ17Bを
透過領域Aの面積の85%の面積に形成すれば、赤、
緑、青の各色のカラー画素の彩度および明るさのバラン
スが良い、色再現性の高いカラー画像を表示することが
できる。
電極4および透光領域Aをそれぞれ、行方向の幅よりも
列方向の幅が大きい長方形形状に形成することにより、
行方向に配列する複数の透過領域Aのピッチを小さく設
定しているため、行方向に配列する複数の透過領域Aか
ら赤、緑、青の着色光を小さいピッチで交互に出射して
それらの混色を良好にし、高い解像度のカラー画像を表
示することができる。
に形成された複数の透過領域Aにそれぞれ対応する赤、
緑、青の3色のカラーフィルタ17R,17G,17B
のうち、前記透過領域Aに対する面積比が所定の値より
も大きい赤色フィルタ17R着色膜を、前記透過領域A
の行方向の幅よりも小さい幅と少なくとも前記透過領域
Aの列方向全長にわたる長さとを有する形状に形成し、
それよりも面積比が小さい緑色および青色フィルタ17
G,17Bを、前記補償容量電極13の延長部13bの
間の領域の幅よりも小さい幅と前記透過領域Aの列方向
長さよりも小さい長さとを有する形状に形成することに
より、前記面積比の大きい赤色フィルタ17Rに対応す
る透過領域Aの行方向における前記フィルタ17Rの側
方の領域から非着色光が出射し、前記面積比の小さい緑
色および青色フィルタ17G,17Bにそれぞれ対応す
る透過領域Aの行方向における前記フィルタ17G,1
7Bの側方の領域および列方向における前記フィルタ1
7G,17Bの側方の領域から非着色光が出射するよう
にするのが好ましく、このようにすることにより、複数
の透過領域Aからそれぞれ出射する着色光と非着色光と
により表示される各色のカラー画素の彩度および明るさ
をより良くバランスさせ、さらに色再現性の良いカラー
画像を表示することができる。
タ17Rに対応する透過領域Aは、その領域A中に占め
る非着色光出射領域の面積(無フィルタ領域bの面積)
が小さいため、この透過領域Aにおいても前記フィルタ
17Rの側方の領域および列方向における前記フィルタ
17Rの側方の領域の両方から非着色光を出射させるよ
うにすると、非着色光の出射幅がかなり狭くなり、この
透過領域Aから出射する着色光と非着色光とにより表示
されるカラー画素の明るさの底上げ効果が充分に発揮さ
れなくなって、前記カラー画素の彩度が黒っぽくなって
しまう。
の値よりも大きい赤色フィルタ17Rを、前記透過領域
Aの行方向の幅よりも小さい幅と、少なくとも前記透過
領域Aの列方向全長にわたる長さとを有する形状に形成
し、この赤色フィルタ17Rに対応する透過領域Aから
は、行方向における前記フィルタ17Rの側方の領域か
らだけ非着色光が出射するようにすれば、この透過領域
Aからも非着色光を充分な幅で出射させ、前記カラー画
素の明るさの底上げ効果を充分に発揮して、良好な彩度
および明るさのカラー画素を表示することができる。
方の領域および列方向におけるカラーフィルタの側方の
領域の両方から非着色光を出射させるようにすると非着
色光の出射領域の幅がかなり狭くなってカラー画素の明
るさの底上げ効果が充分に発揮されなくなる透過領域A
は、前記面積比が約90%以上のカラーフィルタに対応
する透過領域である。
7Rを透過領域Aの面積の90%の面積に形成し、緑色
フィルタ17Gを透過領域Aの面積の70%の面積に形
成し、青色フィルタ17Bを透過領域Aの面積の85%
の面積に形成する場合は、前記面積比が約90%以上で
ある赤色フィルタ17Rを、前記透過領域Aの行方向の
幅よりも小さい幅と、少なくとも前記透過領域Aの列方
向全長にわたる長さとを有する形状に形成し、この赤色
フィルタ17Rに対応する透過領域Aからは、行方向に
おける前記フィルタ17Rの側方の領域からだけ非着色
光が出射するようにすればよい。
フィルタ17G,17Bにそれぞれ対応する透過領域A
は、その領域A中に占める非着色光出射領域の面積(無
フィルタ領域bの面積)が大きいため、前記面積比が大
きい赤色フィルタ17Rに対応する透過領域と同様に、
行方向における側方の領域からだけ非着色光が出射する
ようにすると、非着色光の出射幅が広くなり過ぎて、こ
の透過領域Aから出射する着色光と非着色光とにより表
示されるカラー画素の彩度が白っぽくなってしまう。
い緑色および青色フィルタ17G,17Bをそれぞれ、
前記補償容量電極13の延長部13bの間の領域の幅よ
りも小さい幅と前記透過領域Aの列方向長さよりも小さ
い長さとを有する形状に形成し、この緑色および青色フ
ィルタ17G,17Bにそれぞれ対応する透過領域Aの
行方向における前記フィルタ17G,17Bの側方の領
域および列方向における前記フィルタ17G,17Bの
側方の領域から非着色光が出射するようにすれば、この
透過領域Aからの非着色光の出射幅を、前記カラー画素
の明るさの底上げ効果を充分に発揮するとともに前記カ
ラー画素の彩度が白っぽくなってしまわない範囲にする
ことができる。
R,17G,17Bに対応する透過領域Aにおいても良
好な彩度および明るさのカラー画素を表示することがで
きれば、各色のカラー画素の彩度および明るさをより良
くバランスさせ、さらに色再現性の良いカラー画像を表
示することができる。
7Rに対応する透過領域Aは、前記赤色フィルタ17R
の両側の領域のうちのいずれか一方からだけ非着色光を
出射する構成としてもよいが、上記実施例のように、前
記赤色フィルタ17Rを、その両側縁とこれらの側縁に
それぞれ隣り合う補償容量電極13の延長部13bとの
間に間隙を存して設け、この赤色フィルタ17Rに対応
する透過領域Aの行方向における前記フィルタ17Rの
両側の領域から非着色光が出射するようにするのがより
好ましく、このようにすることにより、前記赤色フィル
タ17Rに対応する透過領域Aからの出射光により表示
されるカラー画素の彩度および明るさを、より良好にす
ることができる。
フィルタ17G,17Bに対応する透過領域Aはそれぞ
れ、前記緑色および青色フィルタ17G,17Bの両側
の領域のうちのいずれか一方と、両端側の領域のうちの
いずれか一方からだけ非着色光を出射する構成としても
よいが、上記実施例のように、前記緑色および青色フィ
ルタ17G,17Bをそれぞれ、その両側縁とこれらの
側縁にそれぞれ隣り合う補償容量電極13の延長部との
間、および両端縁とこれらの端縁にそれぞれ隣り合う前
記補償容量電極13のライン部13aおよび前記遮光膜
16との間にそれぞれ間隙を存して設け、この緑色およ
び青色フィルタ17G,17Bに対応する透過領域Aの
前記フィルタ17G,17Bの周囲の領域から非着色光
が出射するようにするのがより好ましく、このようにす
ることにより、前記緑色および青色フィルタ17G,1
7Bに対応する透過領域Aからの出射光により表示され
るカラー画素の彩度および明るさを、より良好にするこ
とができる。
透過させる赤色フィルタ17Rを透過領域Aの面積の9
0%の面積に形成し、中間波長帯域の光を透過させる緑
色フィルタ17Gを透過領域Aの面積の70%の面積に
形成し、短波長帯域の光を透過させる青色フィルタ17
Bを透過領域Aの面積の85%の面積に形成している
が、これらのカラーフィルタ17R,17G,17Bの
透過領域Aに対する好ましい面積比は、上述したよう
に、赤色フィルタ17Rで90〜95%、緑色フィルタ
17Gで70〜80%、青色フィルタ17Bで85〜9
0%であり、例えば赤色フィルタ17Rを透過領域Aの
面積の95%の面積に形成し、緑色フィルタ17Gを透
過領域Aの面積の80%の面積に形成し、青色フィルタ
17Bを透過領域Aの面積の90%の面積に形成して
も、赤、緑、青の各色のカラー画素の彩度および明るさ
のバランスが良い、色再現性の高いカラー画像を表示す
ることができる。
ラーフィルタの側方の領域および列方向におけるカラー
フィルタの側方の領域の両方から非着色光を出射させる
ようにすると非着色光の出射領域の幅がかなり狭くなっ
てカラー画素の明るさの底上げ効果が充分に発揮されな
くなる透過領域は、透過領域Aに対する面積比が約90
%以上のカラーフィルタに対応する透過領域であるた
め、上記のように赤色フィルタ17Rの面積比を95
%、緑色フィルタ17Gの面積比を80%、青色フィル
タ17Bの面積比を90%とする場合は、前記面積比が
約90%以上の赤色フィルタ17Rと青色フィルタ17
Bとを、前記透過領域Aの行方向の幅よりも小さい幅
と、少なくとも前記透過領域Aの列方向全長にわたる長
さとを有する形状に形成し、この赤色フィルタ17Rお
よび青色フィルタ17Bに対応する透過領域Aからは、
行方向における前記フィルタ17R,17Bの側方の領
域からだけ非着色光が出射するようにするのが好まし
い。
のカラーフィルタ17R,17G,17Bを、行方向お
よび列方向にマトリックス状に配列する複数の画素電極
4にそれぞれ対応させて設けているが、これらのカラー
フィルタ17R,17G,17Bのうちの前記透過領域
Aに対する面積比の大きいカラーフィルタ(上記実施例
では赤色フィルタ17R)は、行方向に配列する複数の
透過領域Aにわたって連続するストライプ状に形成して
もよい。
表示装置の一部分の正面図であり、この実施例は、赤、
緑、青の3色のカラーフィルタ17R,17G,17B
のうちの赤色フィルタ17Rを、行方向に配列する複数
の透過領域Aにわたって連続するストライプ状に形成し
たものである。
赤色フィルタ17Rをストライプ状に形成しているが、
他の構成は図1〜図5に示した第1の実施例の液晶表示
装置と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付
して省略する。
カラーフィルタ17R,17G,17Bのうちの透過領
域Aに対する面積比の大きいカラーフィルタ、つまり透
過領域Aの行方向の幅よりも小さい幅と、少なくとも前
記透過領域Aの列方向全長にわたる長さとを有する形状
に形成する赤色フィルタ17Rを、行方向に配列する複
数の透過領域Aにわたって連続する単純なアストライプ
状に形成しているため、前記赤色フィルタ17Rを容易
に形成することができる。
を示しており、図7は液晶表示装置の一部分の正面図、
図8は図7のVIII−VIII線に沿う拡大断面図である。
子1の前面側基板2の内面に設けられた遮光膜16を、
ゲートライン11をはさんで列方向に隣り合う画素電極
4,4間の領域と、データライン12をはさんで行方向
に隣り合う画素電極4,4間の領域とに対応させて設け
たものであり、前記遮光膜16の前記データライン12
をはさんで行方向に隣り合う画素電極4,4間の領域に
対応する部分は、補償容量電極13の延長部13bの幅
よりも狭く、かつ前記データライン12の全幅を覆う幅
に形成されている。
遮光膜16を、データライン12をはさんで行方向に隣
り合う画素電極4,4間の領域にも対応させて設けてい
るが、他の構成は図1〜図5に示した第1の実施例の液
晶表示装置と同じであるから、重複する説明は図に同符
号を付して省略する。
に隣り合う画素電極4,4間の領域のうちの前記遮光膜
16が対応する領域を暗状態とし、表示画像のコントラ
ストをさらに良くすることができる。
のデータライン12をはさんで行方向に隣り合う画素電
極4,4間の領域に対応する部分を、補償容量電極13
の延長部13bの幅よりも狭く、かつ前記データライン
12の全幅を覆う幅に形成しているため、行方向に隣り
合う画素電極4,4間の領域のうちの前記遮光膜16に
対応しない領域に入射した外光を前記補償容量電極13
の延長部13bにより反射させて液晶表示素子1の前方
に出射し、その反射光(非着色光)により画面全体の明
るさを底上げすることができる。
1は、補償容量電極13をゲートライン11とは別に設
けることにより、いわゆる蓄積容量方式の補償容量を形
成したものであるが、前記補償容量は、前記補償容量電
極13を前記ゲートライン11と一体の電極とした、い
わゆる付加容量方式としてもよい。
赤、緑、青のカラー画素を表示するための透過領域Aが
交互に並んで直線的に配列し、列方向に同じ色のカラー
画素を表示するための透過領域Aが直線的に配列したタ
イプのものであるが、前記液晶表示素子1は、各画素電
極および各色のカラーフィルタを、行方向に赤、緑、青
のカラー画素を表示するための透過領域Aが交互に並ん
で直線的に配列し、列方向には同色のカラー画素を表示
するための透過領域Aが約1.5ピッチずつ行方向に交
互にずれてジグザグに配列した、いわゆるデルタ配列
(モザイク配列とも言う)タイプのものでもよい。
の背後に配置する照明手段24として、サイドライト型
照明パネル25の前面に半透過反射板26を配置したも
のを用いたが、液晶表示素子1の背後に配置する照明手
段は、例えば特願平9−353603号、特願平10−
120978号の明細書および図面に記載されているよ
うな、前面を階段形状面に形成するとともにその複数の
段面にそれぞれ反射膜を形成した導光体を用い、光源か
らの照明光を前記導光体の端面から取り込んで前記階段
形状面の複数の段差面から出射し、前方から入射する外
光を前記階段形状面の複数の段面上の反射膜により反射
させる構成のものを用いてもよい。
らの光を100%出射し、前方からの入射光を100%
反射するため、この照明手段を用いれば、その光源の発
光輝度を比較的低く設定し、より消費電力を少なくする
とともに、外光を利用する反射型表示を、上記実施例の
液晶表示装置よりもさらに明るくすることができる。
1は、着色膜として、赤、緑、青の3色のカラーフィル
タ17R,17G,17Bを備えたものであるが、前記
着色膜は、例えばマゼンタ、イエロー、シアンの3色の
カラーフィルタでもよく、また、前記着色膜は、液晶表
示素子1の背面側基板3の内面に設けてもよい。
マトリックス方式の液晶表示素子と、前記液晶表示素子
の背後に配置され、照明光を前記液晶表示素子に向けて
出射するとともに、前記液晶表示素子の前方から入射す
る外光を前記液晶表示素子に向けて反射する照明手段と
を備え、前記液晶表示素子の背面側基板の内面に設けら
れた補償容量電極を、高い光反射率を有する金属膜によ
り、行方向に配列する画素電極の一端縁部に対向するラ
イン部と、このライン部からデータラインをはさんで行
方向に隣り合う画素電極間の領域に延長されてその両側
縁部において行方向に隣り合う前記画素電極の側縁部に
それぞれ対向する延長部とを有する形状に形成し、複数
の画素電極にそれぞれ対応する領域のうちの前記補償容
量電極と、前記複数の画素電極の間の領域のうちの少な
くとも前記ゲートラインをはさんで列方向に隣り合う画
素電極間の領域に対応させて前面側基板の内面に設けら
れた遮光膜とにより囲まれた領域をそれぞれ、背面側か
ら入射する前記照明光および前方から入射し前記照明手
段により反射される外光を前方に出射する複数の透過領
域とし、前記補償容量電極の少なくとも前記延長部に対
応する領域を、前方から入射する外光を前記補償容量電
極により反射させて前方に出射する反射領域とするとと
もに、いずれか一方の内面に前記複数の画素電極にそれ
ぞれ対応させて設けられた複数の色の着色膜の面積を前
記透過領域の面積よりも小さくし、前記複数の透過領域
の前記着色膜に対応する領域からそれぞれ着色光が出射
し、前記着色膜に対応しない領域からそれぞれ非着色光
が出射し、前記補償容量電極の少なくとも前記延長部に
対応する前記反射領域から前記補償容量電極により反射
された非着色光が出射するようにしたものであるため、
反射型表示による画面の明るさを向上させ、画面輝度を
補うために前記照明手段から照明光を出射させる頻度を
少なくして消費電力を低減するとともに、充分な明るさ
でコントラストの良いカラー画像を表示することができ
る。
数の色の着色膜が、可視光帯域のうちの長波長帯域の光
を透過させる第1の色の着色膜と、中間波長帯域の波長
成分の光を透過させる第2の色の着色膜と、短波長帯域
の波長成分の光を透過させる第3の色の着色膜との3色
の着色膜である場合は、前記第1の色の着色膜を他の2
色の着色膜の面積よりも大きい面積に形成し、前記他の
2色の着色膜のうちの前記第2の色の着色膜を前記第3
の色の着色膜の面積よりも小さい面積に形成するのが望
ましく、このようにすることにより、前記複数の透過領
域からそれぞれ出射する着色光と非着色光とにより表示
される各色のカラー画素の彩度および明るさをバランス
させ、色再現性の良いカラー画像を表示することができ
る。
赤色フィルタ、前記第2の色の着色膜が緑色フィルタ、
前記第3の色の着色膜が青色フィルタであるときは、前
記赤色フィルタを前記透過領域の面積の90〜95%の
面積に形成し、前記緑色フィルタを前記透過領域の面積
の70〜80%の面積に形成し、前記青色フィルタを前
記透過領域の面積の85〜90%の面積に形成するのが
好ましく、このようにすることにより、赤、緑、青の各
色のカラー画素の彩度および明るさのバランスが良い、
色再現性の高いカラー画像を表示することができる。
域はそれぞれ、行方向の幅よりも列方向の幅が大きい長
方形形状に形成するのが望ましく、このようにすること
により、行方向に配列する複数の透過領域から複数の色
の着色光を小さいピッチで交互に出射してそれらの混色
を良好にし、高い解像度のカラー画像を表示することが
できる。
も列方向の幅が大きい長方形形状に形成する場合は、前
記3色の着色膜のうち、前記透過領域に対する面積比が
所定の値よりも大きい着色膜を、前記透過領域の行方向
の幅よりも小さい幅と少なくとも前記透過領域の列方向
全長にわたる長さとを有する形状に形成し、それよりも
面積比が小さい着色膜を、前記補償容量電極の延長部の
間の領域の幅よりも小さい幅と前記透過領域の列方向長
さよりも小さい長さとを有する形状に形成することによ
り、前記面積比の大きい着色膜に対応する透過領域の行
方向における前記着色膜の側方の領域から非着色光が出
射し、前記面積比の小さい着色膜に対応する透過領域の
行方向における前記着色膜の側方の領域および列方向に
おける前記着色膜の側方の領域から非着色光が出射する
ようにするのが好ましく、このようにすることにより、
複数の透過領域からそれぞれ出射する着色光と非着色光
とにより表示される各色のカラー画素の彩度および明る
さをより良くバランスさせ、さらに色再現性の良いカラ
ー画像を表示することができる。
が約90%以上の着色膜を、前記透過領域の行方向の幅
よりも小さい幅と、少なくとも前記透過領域の列方向全
長にわたる長さとを有する形状に形成し、この着色膜に
対応する透過領域からは、行方向における前記着色膜の
側方の領域からだけ非着色光が出射するようにすればよ
い。
過領域においても良好な彩度および明るさのカラー画素
を表示することができれば、各色のカラー画素の彩度お
よび明るさをより良くバランスさせ、さらに色再現性の
良いカラー画像を表示することができる。
とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容量電極の
延長部との間に間隙を存して設け、この着色膜に対応す
る透過領域の行方向における前記着色膜の両側の領域か
ら非着色光が出射するようにするのがより好ましく、こ
のようにすることにより、前記面積比の大きい着色膜に
対応する透過領域からの出射光により表示されるカラー
画素の彩度および明るさを、より良好にすることができ
る。
向に配列する複数の透過領域にわたって連続するストラ
イプ状に形成してもよく、このようにすることにより、
前記着色膜を容易に形成にすることができる。
とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容量電極の
延長部との間、および両端縁とこれらの端縁にそれぞれ
隣り合う前記補償容量電極のライン部および前記遮光膜
との間にそれぞれ間隙を存して設け、この着色膜に対応
する透過領域の前記着色膜の周囲の領域から非着色光が
出射するようにするのがより好ましく、このようにする
ことにより、前記面積比の小さい着色膜に対応する透過
領域からの出射光により表示されるカラー画素の彩度お
よび明るさを、より良好にすることができる。
はさんで列方向に隣り合う一方の画素電極の縁部から他
方の画素電極に対向する前記補償容量電極のライン部に
わたる領域を覆う幅に形成するのが好ましく、このよう
にすることにより、前記ゲートラインをはさんで列方向
に隣り合う画素電極の間に対応する領域を、前記一方の
画素電極の縁部から他方の画素電極の縁部に対向する前
記補償容量電極のライン部にわたって遮光してその領域
からの光漏れを無くし、よりコントラストの良いカラー
画像を表示することができる。
はさんで列方向に隣り合う画素電極間の領域と、前記デ
ータラインをはさんで行方向に隣り合う画素電極間の領
域とに対応させて設けてもよく、このようにすることに
より、前記列方向および行方向に隣り合う画素電極間の
領域のうちの前記遮光膜が対応する領域を暗状態とし、
表示画像のコントラストをさらに良くすることができ
る。
をはさんで行方向に隣り合う画素電極間の領域に対応す
る部分を、前記補償容量電極の前記延長部の幅よりも狭
く、かつ前記データラインの全幅を覆う幅に形成するの
が好ましく、このようにすることにより、前記行方向に
隣り合う画素電極間の領域のうちの前記遮光膜に対応し
ない領域に入射した外光を前記補償容量電極の延長部に
より反射させて液晶表示素子の前方に出射し、その反射
光(非着色光)により画面全体の明るさを底上げするこ
とができる。
一部分の正面図。
一部分の正面図。
一部分の正面図
Claims (11)
- 【請求項1】アクティブマトリックス方式の液晶表示素
子と、前記液晶表示素子の背後に配置され、照明光を前
記液晶表示素子に向けて出射するとともに、前記液晶表
示素子の前方から入射する外光を前記液晶表示素子に向
けて反射する照明手段とを備え、 前記液晶表示素子の液晶層をはさんで対向する前面側お
よび背面側の一対の基板のうちの背面側基板の内面に、
行方向および列方向にマトリックス状に配列する複数の
画素電極と、この各画素電極にそれぞれ接続された複数
の薄膜トランジスタと、各画素電極行ごとにその一側に
沿わせて配線され前記薄膜トランジスタにゲート信号を
供給するゲートラインと、各画素電極列ごとにその一側
に沿わせて配線され前記薄膜トランジスタにデータ信号
を供給するデータラインと、前記各画素電極行ごとに形
成され前記画素電極の縁部に絶縁膜を介して対向して前
記画素電極との間に補償容量を形成する補償容量電極と
が設けられ、前面側基板の内面に、前記各画素電極に対
向する対向電極と、前記複数の画素電極の間の領域のう
ちの少なくとも前記ゲートラインをはさんで列方向に隣
り合う画素電極間の領域に対応する遮光膜とが設けら
れ、前記一対の基板のいずれか一方の内面に、透過波長
帯域の異なる複数の色の着色膜が、前記複数の画素電極
にそれぞれ対応させて行方向に交互に並べて設けられて
おり、 前記補償容量電極が、光の反射率が高い金属膜により、
行方向に配列する前記画素電極の一端縁部に対向するラ
イン部と、このライン部から前記データラインをはさん
で行方向に隣り合う画素電極間の領域に延長されてその
両側縁部において行方向に隣り合う前記画素電極の側縁
部にそれぞれ対向する延長部とを有する形状に形成さ
れ、 前記複数の画素電極にそれぞれ対応する領域のうちの前
記補償容量電極と前記遮光膜とにより囲まれた領域がそ
れぞれ、背面側から入射する前記照明光および前方から
入射し前記照明手段により反射される外光を前方に出射
する複数の透過領域となっており、前記補償容量電極の
少なくとも前記延長部に対応する領域が、前方から入射
する外光を前記補償容量電極により反射させて前方に出
射する反射領域となっているとともに、 前記複数の色の着色膜がそれぞれ、前記透過領域の面積
よりも小さい面積を有しており、 前記複数の透過領域の前記着色膜に対応する領域から着
色光がそれぞれ出射し、前記着色膜に対応しない領域か
ら非着色光がそれぞれ出射し、前記補償容量電極の少な
くとも前記延長部に対応する前記反射領域から前記補償
容量電極により反射された非着色光が出射することを特
徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】前記複数の色の着色膜は、可視光帯域のう
ちの長波長帯域の光を透過させる第1の色の着色膜と、
中間波長帯域の光を透過させる第2の色の着色膜と、短
波長帯域の光を透過させる第3の色の着色膜との3色の
着色膜であり、前記第1の色の着色膜が他の2色の着色
膜の面積よりも大きい面積を有しており、前記他の2色
の着色膜のうちの前記第2の色の着色膜が前記第3の色
の着色膜の面積よりも小さい面積を有していることを特
徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】前記第1の色の着色膜は赤色フィルタ、前
記第2の色の着色膜は緑色フィルタ、前記第3の色の着
色膜は青色フィルタであり、前記赤色フィルタが前記透
過領域の面積の90〜95%の面積を有し、前記緑色フ
ィルタが前記透過領域の面積の70〜80%の面積を有
し、前記青色フィルタが前記透過領域の面積の85〜9
0%の面積を有していることを特徴とする請求項3に記
載の液晶表示装置。 - 【請求項4】前記複数の画素電極および透光領域がそれ
ぞれ、行方向の幅よりも列方向の幅が大きい長方形形状
に形成されていることを特徴とする請求項2または3に
記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】前記3色の着色膜のうち、前記透過領域に
対する面積比が所定の値よりも大きい着色膜が、前記透
過領域の行方向の幅よりも小さい幅と、少なくとも前記
透過領域の列方向全長にわたる長さとを有する形状に形
成され、それよりも面積比が小さい着色膜が、前記補償
容量電極の延長部の間の領域の幅よりも小さい幅と、前
記透過領域の列方向長さよりも小さい長さとを有する形
状に形成されており、前記面積比の大きい着色膜に対応
する透過領域の行方向における前記着色膜の側方の領域
から非着色光が出射し、前記面積比の小さい着色膜に対
応する透過領域の行方向における前記着色膜の側方の領
域および列方向における前記着色膜の側方の領域から非
着色光が出射することを特徴とする請求項4に記載の液
晶表示装置。 - 【請求項6】前記透過領域に対する面積比が約90%以
上の着色膜が、前記透過領域の行方向の幅よりも小さい
幅と、少なくとも前記透過領域の列方向全長にわたる長
さとを有する形状に形成されていることを特徴とする請
求項5に記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】前記面積比の大きい着色膜は、その両側縁
とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容量電極の
延長部との間に間隙を存して設けられており、この着色
膜に対応する透過領域の行方向における前記着色膜の両
側の領域から非着色光が出射することを特徴とする請求
項5に記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】前記面積比の大きい着色膜は、行方向に配
列する複数の透過領域にわたって連続するストライプ状
に形成されていることを特徴とする請求項4または5に
記載の液晶表示装置。 - 【請求項9】前記面積比の小さい着色膜は、その両側縁
とこれらの側縁にそれぞれ隣り合う前記補償容量電極の
延長部との間、および両端縁とこれらの端縁にそれぞれ
隣り合う前記補償容量電極のライン部および前記遮光膜
との間にそれぞれ間隙を存して設けられており、この着
色膜に対応する透過領域の前記着色膜の周囲の領域から
非着色光が出射することを特徴とする請求項5に記載の
液晶表示装置。 - 【請求項10】前記遮光膜は、前記ゲートラインをはさ
んで列方向に隣り合う一方の画素電極の縁部から他方の
画素電極に対向する前記補償容量電極のライン部にわた
る領域を覆う幅に形成されていることを特徴とする請求
項1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項11】前記遮光膜は、前記ゲートラインをはさ
んで列方向に隣り合う画素電極間の領域と、前記データ
ラインをはさんで行方向に隣り合う画素電極間の領域と
に対応させて設けられるとともに、この遮光膜の前記デ
ータラインをはさんで行方向に隣り合う画素電極間の領
域に対応する部分が、前記補償容量電極の前記延長部の
幅よりも狭く、かつ前記データラインの全幅を覆う幅に
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶
表示装置。
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