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JP3239178B2 - 水中ポンプ - Google Patents
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JP3239178B2 - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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JP3239178B2
JP3239178B2 JP02573593A JP2573593A JP3239178B2 JP 3239178 B2 JP3239178 B2 JP 3239178B2 JP 02573593 A JP02573593 A JP 02573593A JP 2573593 A JP2573593 A JP 2573593A JP 3239178 B2 JP3239178 B2 JP 3239178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木現場や建築現場等
での簡易的な給排水のため、あるいは、農業や家庭での
給排水のために使用される水中ポンプに関し、特に、異
なる駆動電圧によっても、損傷することなく安全に駆動
される水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場や家庭での簡易的な給排水のた
めに使用される水中ポンプは、内部に電動機が設けられ
ており、電動機が駆動されて回転羽根が回転されること
によって、流体が内部に吸引されるとともに、内部に吸
引された流体が、外部へと排出される。水中ポンプに内
蔵された電動機は、通常、定格電圧によって駆動される
ように製造されている。定格電圧は、使用される地域に
おいて供給される電圧値に対応している。しかし、水中
ポンプは、運搬が容易であるために、供給電圧値が異な
る地域において使用される場合もある。定格電圧と供給
電圧とが異なった地域、例えば、日本の定格電圧に合わ
せて製造された水中ポンプを海外で使用すれば、電動機
が破損するおそれがある。
【0003】水中ポンプの内部に設けられた電動機は、
コイルの結線を変更するための複数のタップ用の端子が
設けられている。これらのタップ用の端子には、リード
線が接続されて、各リード線が端子台に支持された端子
にそれぞれ接続されている。端子台は、水中ポンプのケ
ーシング内に外部から操作され得るように配置されてい
る。そして、供給電圧値が変化している場合には、端子
台の端子からリード線を取り外して所望のリード線同士
を接続して電動機の結線を変更することが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、供給電圧
値が変化している場合には、電動機におけるコイルの結
線を変更するために、端子台に支持された端子とリード
線との接続状態を変更しなければならず、非常に手間を
要する。しかも、この作業は非常に複雑であるために、
リード線を間違って接続するおそれもある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、電動機に供給される電圧値が変化
する場合にも、簡単な作業で、電動機が破損されないよ
うにその電動機を所望の結線状態とし得る水中ポンプを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内蔵された電
動機が駆動されることにより、流体を吸引して吐出する
水中ポンプにおいて、電動機における給電用端子および
タップ用の端子にそれぞれ接続された端子が支持されて
いる端子台と、端子台に対して着脱可能であって、端子
台に装着された際に、所定の端子同士を電気的に接続す
る導電部材が設けられた切り換え部材と、からなり、切
り換え部材を端子台に異なった態様で装着することで導
電部材による端子同士の接続状態が変更されることを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の水中ポンプでは、定格電圧が電動機に
供給される場合には、端子台に所定の状態で切り換え部
材が装着されて、電動機におけるタップ用の端子におけ
る所定の端子同士が、切り換え部材に設けられた導電部
材によって接続されて、所定の結線状態とされる。定格
電圧とは異なる電圧が供給される場合には、切り換え部
材は、定格電圧供給時とは異なる態様で端子台に装着さ
れる。その結果、電動機のタップ用の端子の接続状態が
変更されて、定格電圧とは異なる電圧によっても、問題
なく駆動される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の水中ポンプの断面図である。こ
の水中ポンプは、定格電圧が230ボルトとされてお
り、また、460ボルトの供給電圧によっても駆動され
得るようになっている。図1に示すように、本発明の水
中ポンプは、円筒状のケーシング11内に同軸状態で配
置された電動機20と、電動機20の回転軸21に取り
付けられた回転羽根31とを有している。電動機20
は、円筒状の電動機ハウジング24を有しており、電動
機ハウジング24とケーシング11との間に、流体通路
12が形成されている。電動機20の回転軸21は、電
動機ハウジング24の軸心部を挿通しており、回転軸2
1に、ステータ23の内部に配置されたロータ22が取
り付けられている。ロータ22は、鉄心22aにコイル
22bが巻き付けられており、また、ステータ23も鉄
心23aにコイル23bが巻き付けられている。ステー
タ23は、電動機ハウジング24内に配置されており、
電動機ハウジング24に回転軸21が回転可能に支持さ
れている。
【0009】回転軸21は、電動機ハウジング24から
下方へと延出しており、その下端部に、回転羽根31が
取り付けられている。回転羽根31の下方には、ケーシ
ング11に支持された隔壁部32が設けられている。隔
壁部32は、回転羽根31に対向する部分が回転羽根3
1にほぼ平行になって回転羽根31に近接しており、そ
の中央部に吸い込み口33が設けられている。隔壁部3
2の下方には、ケーシング11の下端部にて周囲を覆わ
れた流体の吸い込み室14が設けられており、吸い込み
室14を取り囲むケーシング11の下端部は、吸い込み
室14内に流体が浸入し得るように、多数の透孔が形成
されている。
【0010】電動機20の上方には、ケーシング11と
電動機ハウジング24との間に形成された流体通路12
に連通する吐出管部15が配置されている。吐出管部1
5は、上方に向かって延出しており、吐出管部15に適
当な排出管が連結される。
【0011】また、吐出管部15の側方には、電動機2
0の電動機ハウジング24内に連通する配線室16が設
けられている。配線室16は、カバー17によって覆わ
れた状態になっており、カバー17に、電動機20に給
電するための動力ケーブル50が取り付けられている。
動力ケーブル50は3本の給電線51を有している。配
線室16内には、電動機20に接続された9本のリード
線42の各端子41をそれぞれ支持する端子台40が水
平状態で支持されており、端子台40には、予め設定さ
れた端子41同志を電気的に接続する切り換えプレート
60が着脱可能に装着されている。切り換えプレート6
0は、端子台40に対して、異なった態様で装着される
ようになっており、それぞれの態様では、接続される端
子41が変更される。端子台40における各端子41
は、電動機20のステータ23におけるコイル23bの
給電端子、およびタップ用の端子に、それぞれリード線
42を介して接続されている。切り換えプレート60
は、端子台40に対する装着状態が変更されることによ
り、電動機20のステータ23におけるコイル23bの
結線状態が変更されるようになっている。
【0012】電動機20は、動力ケーブル50の各給電
線51から、端子台40の各端子41を通して、電動機
20のステータ23におけるコイル23bに給電される
ことにより、回転軸21が回転駆動される。これによ
り、回転軸21の下端部に取り付けられた回転羽根31
が回転され、流体がケーシング11の下端部を通って吸
い込み室14内に流入する。吸い込み室14内に流入し
た流体は、隔壁部32に設けられた吸い込み口33を通
って流体通路12内に浸入し、流体通路12内を通流す
る。そして、流体通路12内を通流した流体は、吐出管
部15へと排出され排出管部15から外部へと吐出され
る。
【0013】図2(a)は切り換えプレート60が装着
された状態の端子台40の断面図、図2(b)は端子台
40の平面図、図2(c)は切り換えプレート60の平
面図である。
【0014】端子台40に支持された9個の端子41
は、図2(a)に示すように、端子台40を挿通する導
電性のボルト41aと、各ボルト41aに端子台40の
上側および下側にてネジ結合されてボルト41aを端子
台40に固定する一対のナット41bおよび41bとを
有している。各ボルト41aは、図2(b)に示すよう
に、3行3列に配置されており、列方向には等しい間隔
で配置されているが、行方向には各行間の間隔が異なっ
ている。各ボルト41aは、それぞれが端子台40の上
方に長く延出している。
【0015】各端子41のボルト41aには、電動機2
0におけるステータ23のコイル23bに通電するため
の9本のリード線42が、それぞれナット41bによっ
て接続されている。端子台40の上面には、行方向に沿
って配列された各ボルト41aに沿ってそれぞれ延びる
2本のリブ44および44が各ボルト41a間に配置さ
れており、また、端子台40の下面には同方向に延びる
リブ46が4列に配置されている。端子台40の上面お
よび下面には、列方向に沿って配列された各ボルト41
aに沿ってそれぞれ延びる2本のリブ45および45
が、各ボルト41a間に配置されている。
【0016】動力ケーブル50における3本の給電線5
1は、端子台40における行方向に沿って配置された外
側の3個の端子41における各ボルト41aに、上側の
ナット41bと他のナットとによってそれぞれ接続され
ている。
【0017】切り換えプレート60は、図2(c)に示
すように、端子台40における各端子41の配置と同様
に3行3列の整合状態で配置された9個の貫通孔61を
有している。各貫通孔61は、各ボルト41aが挿入さ
れて貫通し得るようになっている。切り換えプレート6
0は、各貫通孔61が、端子台40の各端子41におけ
る各ボルト41aそれぞれと整合されて、各ボルト41
aがそれぞれ挿入されることにより、端子台40に装着
された状態になるとともに、端子台40における動力ケ
ーブル50の各給電線51がそれぞれ接続された各ボル
ト41aの一列が外れるように列方向にずれた状態とさ
れて、この一列のボルト41aを除く6個のボルト41
aがそれぞれ対応する貫通孔61内に挿入されることに
より、端子台40に装着された状態になる。
【0018】切り換えプレート60の上面には、動力ケ
ーブル50の各給電線51がそれぞれ接続された各ボル
ト41aが挿入される一列の各貫通孔61と、行方向に
隣接する各貫通孔61とを、それぞれ電気的に接続する
3個の導電片62が設けられている。また、各導電片6
2が設けられていない行方向に沿った一列の貫通孔61
同士も、切り換えプレート60の上面に設けられた1個
の導電片63によって電気的に接続されている。各導電
片62の間には、各導電片62に沿って延びる2本のリ
ブ65がそれぞれ配置されており、また、これらの導電
片62と他方の導電片63との間には、導電片63に沿
って延びる1本のリブ66が設けられている。
【0019】このような構成の水中ポンプは、電動機2
0に定格電圧とは異なる電圧値の電圧が供給される場合
にも対応できるようになっている。例えば、電動機20
に230Vの定格電圧が供給される場合には、切り換え
プレート60は、各貫通孔61内に端子台40における
すべてのボルト41aが挿入されるように、端子台40
に装着される。これに対して、定格電圧とは異なる46
0Vの高電圧が電動機20に供給される場合には、切り
換えプレート60は、端子台40における給電線51が
接続された一列のボルト41aがいずれの貫通孔61内
にも挿入されないように、そのボルト列だけずれた状態
で端子台40に装着される。
【0020】図3(a)は、電動機20に定格電圧が供
給される際において、切り換えプレート60の全ての貫
通孔61に端子台40における全てのボルト41aが挿
入されて、切り換えプレート60が端子台40に装着さ
れた状態での電動機20における各端子と切り換えプレ
ート60の導電片62および63との関係を示す模式
図、図3(b)はその状態での電動機20の結線図であ
る。図3(a)に示すように、端子台40に設けられた
各端子41は、電動機20のステータ23におけるコイ
ル23bの給電端子およびタップ用の端子にそれぞれ接
続される。コイル23bにおける各端子を、各行に関し
て動力ケーブル50の各給電線51が接続されたボルト
41aの列側からそれぞれ(U1、U3、U2)、(V
1、V3、V2)、(W1、W3、W2)とすると、端
子U1、V1、W1が動力ケーブル50の各給電線51
(それぞれをR、S、Tとする)にそれぞれ電気的に接
続される給電端子である。他の端子は、コイル23bの
結線を変更するためのタップ用の端子である。そして、
端子台40に装着された切り換えプレート60の各導電
片62によって、給電端子U1、V1、W1と、タップ
用の端子U3、V3、W3とが、それぞれ電気的に接続
された状態になるとともに、導電片63によって、タッ
プ用の端子U2、V2、W2が相互に電気的に接続され
た状態になる。その結果、図3(b)に示すように、動
力ケーブル50の各給電線R、S、Tから供給される電
流は、ステータ23におけるコイル23bの端子U1と
U3、V1とV3、W1とW3、それぞれに供給され
る。
【0021】図4(a)は、電動機20に定格電圧とは
異なる高電圧が供給される場合に、切り換えプレート6
0が端子台40に装着された状態を示す断面図、図4
(b)は、その場合の電動機20の各端子とプレート6
0の各導電片62および63との関係を示す模式図、図
4(c)はその状態での電動機20の結線図である。
【0022】切り換えプレート60は、端子台40にお
ける給電線51が接続された一列のボルト41aがそれ
ぞれ貫通孔61内に挿入されないように、そのボルト列
だけずれた状態で端子台40に装着されており、従っ
て、ステータ23のコイル23bにおける給電端子U
1、V1、W1にのみ、給電線R、S、Tにより供給さ
れる各電流が与えられる。そして、タップ用の端子U2
とU3、V2とV3、W2とW3が、切り換えプレート
60の各導電片62によってそれぞれ電気的に接続され
た状態になる。
【0023】このように、端子台40に対する切り換え
プレート60の装着状態を変更するだけで、電動機20
に低電圧および高電圧が供給されるいずれの場合であっ
ても、電動機20は、焼損することなく、確実に回転さ
れる。
【0024】なお、上記実施例では、端子台40に装着
される切り換え部材として、ボルト41aが貫通する貫
通孔61が設けられた切り換えプレート60を使用する
構成としたが、本発明はこのよう構成に限らず、例え
ば、図5(a)および(b)に示すように、ボルト41
aが嵌入し得る凹部71が設けられた切り換えソケット
70を用いてもよい。このソケット70は、前記実施例
の導電片62および63と同様に、所望の凹部71同士
を電気的に接続するために、所望の凹部71の内周面同
士が、導電片72および73によって電気的に接続され
ている。
【0025】
【発明の効果】本発明の水中ポンプは、このように、電
動機の各端子が支持された端子台に対して切り換え部材
の装着状態を変更するだけで、定格電圧とは異なる電圧
によっても、電動機を損傷することなく使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中ポンプの断面図である。
【図2】(a)はその水中ポンプに設けられた端子台に
切り換えプレートを装着した状態の断面図、(b)はそ
の端子台の平面図、(c)はその切り換えプレートの平
面図である。
【図3】(a)は切り換えプレートが装着された端子台
と電動機の各端子と切り換えプレートの導電片との関係
を示す模式図、(b)はその場合の電動機の結線図であ
る。
【図4】(a)は端子台に対して異なる態様で装着され
た切り換えプレートが装着された端子台の断面図、
(b)はその状態の端子台と電動機の各端子と切り換え
プレートの導電片との関係を示す模式図、(c)はその
場合の電動機の結線図である。
【図5】(a)は切り換えプレートに替えて使用される
切り換えソケットが装着された端子台の断面図、(b)
はその切り換えソケットが異なる態様で装着された端子
台の断面図である。
【符号の説明】
11 ケーシング 20 電動機 21 回転軸 22 ロータ 23 ステータ 31 回転羽根 40 端子台 41 端子 41a ボルト 42 リード線 51 給電線 60 切り換えプレート 61 貫通孔 62 導電片 63 導電片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵された電動機が駆動されることによ
    り、流体を吸引して吐出する水中ポンプにおいて、電動
    機における給電用端子およびタップ用の端子にそれぞれ
    接続された端子が支持されている端子台と、端子台に対
    して着脱可能であって、端子台に装着された際に、所定
    の端子同士を電気的に接続する導電部材が設けられた切
    り換え部材と、からなり、切り換え部材を端子台に異な
    った態様で装着することで導電部材による端子同士の接
    続状態が変更されることを特徴とする水中ポンプ。
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