JP3239860B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP3239860B2 JP3239860B2 JP27288198A JP27288198A JP3239860B2 JP 3239860 B2 JP3239860 B2 JP 3239860B2 JP 27288198 A JP27288198 A JP 27288198A JP 27288198 A JP27288198 A JP 27288198A JP 3239860 B2 JP3239860 B2 JP 3239860B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドを搭載
したスライダを支持する磁気ヘッド支持機構、磁気ヘッ
ド支持体および磁気ディスク装置に係り、特に小型の磁
気ヘッドスライダを強固に支持することができる磁気ヘ
ッド支持機構、磁気ヘッド支持体および磁気ディスク装
置に関する。
したスライダを支持する磁気ヘッド支持機構、磁気ヘッ
ド支持体および磁気ディスク装置に係り、特に小型の磁
気ヘッドスライダを強固に支持することができる磁気ヘ
ッド支持機構、磁気ヘッド支持体および磁気ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置は、ジンバル
及びその支持アームから成る磁気ヘッド支持機構によっ
て、磁気ヘッドを有するスライダを弾性的に支持して磁
気ディスク上を浮上させながら磁気ヘッドによってデー
タの記録再生を行なうように構成されている。
及びその支持アームから成る磁気ヘッド支持機構によっ
て、磁気ヘッドを有するスライダを弾性的に支持して磁
気ディスク上を浮上させながら磁気ヘッドによってデー
タの記録再生を行なうように構成されている。
【0003】この磁気ディスク装置は、近年の大容量高
記録密度化の要求により磁気ディスク上の磁気ヘッド浮
上量を低減させることが要望されている。この磁気ヘッ
ド浮上量の低浮上量化は、磁気ヘッドと磁気ディスクと
が衝突し、読みだしおよび書き込みの誤動作あるいは磁
気ディスク上に記録されたデ−タを破壊する、所謂ヘッ
ドクラッシュの要因となる。
記録密度化の要求により磁気ディスク上の磁気ヘッド浮
上量を低減させることが要望されている。この磁気ヘッ
ド浮上量の低浮上量化は、磁気ヘッドと磁気ディスクと
が衝突し、読みだしおよび書き込みの誤動作あるいは磁
気ディスク上に記録されたデ−タを破壊する、所謂ヘッ
ドクラッシュの要因となる。
【0004】一方、磁気ディスク装置には高信頼性が強
く求められている。この相反する要求を満足させるため
に、磁気ヘッド支持機構にはスライダを安定に支持する
ことが強く望まれている。
く求められている。この相反する要求を満足させるため
に、磁気ヘッド支持機構にはスライダを安定に支持する
ことが強く望まれている。
【0005】上述した磁気ヘッド支持機構は、大略的に
支持アームを回転動させる形式、すなわちロタリ−形
と、支持アームを直線動させる形式、すなわちリニア形
とに分けられるが、前者の形式には例えば特開昭64−
37784号公報に記載されたものがあり、また、後者
の形式には例えば特開平1−176376号公報に記載
されたものがある。
支持アームを回転動させる形式、すなわちロタリ−形
と、支持アームを直線動させる形式、すなわちリニア形
とに分けられるが、前者の形式には例えば特開昭64−
37784号公報に記載されたものがあり、また、後者
の形式には例えば特開平1−176376号公報に記載
されたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
ロタリ−形磁気ヘッド支持機構は、その機構上、ジンバ
ルを構成するスライダ接合部を、スライダの長手方向に
接合すると共に、ジンバルをスライダの長手方向に延び
る支持ア−ムに接合している。すなわち、ジンバルを構
成するスライダ接合部および支持ア−ムを、スライダの
長手方向に配置している。
ロタリ−形磁気ヘッド支持機構は、その機構上、ジンバ
ルを構成するスライダ接合部を、スライダの長手方向に
接合すると共に、ジンバルをスライダの長手方向に延び
る支持ア−ムに接合している。すなわち、ジンバルを構
成するスライダ接合部および支持ア−ムを、スライダの
長手方向に配置している。
【0007】このため、このロタリ−形磁気ヘッド支持
機構では、支持ア−ムの回動に伴って、その先端側に位
置するスライダは、磁気ディスク上に記録されたデ−タ
に対して傾きを生じるので、磁気ヘッドによるデ−タの
書き込みおよび読みだし性能が低下する。このため、そ
の低下を制御回路系で補正しているのが現状である。
機構では、支持ア−ムの回動に伴って、その先端側に位
置するスライダは、磁気ディスク上に記録されたデ−タ
に対して傾きを生じるので、磁気ヘッドによるデ−タの
書き込みおよび読みだし性能が低下する。このため、そ
の低下を制御回路系で補正しているのが現状である。
【0008】従って、上述のロタリ−形磁気ヘッド支持
機構における磁気ヘッドによるデ−タの書き込みおよび
読みだし性能の低下に対して優位となるリニア形磁気ヘ
ッド支持機構が、多く採用されている。
機構における磁気ヘッドによるデ−タの書き込みおよび
読みだし性能の低下に対して優位となるリニア形磁気ヘ
ッド支持機構が、多く採用されている。
【0009】しかし、特開昭1−176376号公報等
に記載されたリニア形磁気ヘッド支持機構では、支持ア
−ムの先端側に取り付けたジンバルが、スライダの長手
方向に対して直交するように配置される構造であると共
に、スライダの小型化により、ジンバルを構成するスラ
イダ接合部とスライダの背面との接合面積には、自ずと
限界があり、スライダ接合部とスライダ背面との接着面
積が減少して接着強度が低下する。
に記載されたリニア形磁気ヘッド支持機構では、支持ア
−ムの先端側に取り付けたジンバルが、スライダの長手
方向に対して直交するように配置される構造であると共
に、スライダの小型化により、ジンバルを構成するスラ
イダ接合部とスライダの背面との接合面積には、自ずと
限界があり、スライダ接合部とスライダ背面との接着面
積が減少して接着強度が低下する。
【0010】このため、なんらかの理由により、スライ
ダと磁気ディスクとが接触した場合に、スライダがジン
バルのスライダ接合部から剥離して、磁気ディスク上の
データ破壊、所謂クラッシュ事故を招く可能性があっ
た。
ダと磁気ディスクとが接触した場合に、スライダがジン
バルのスライダ接合部から剥離して、磁気ディスク上の
データ破壊、所謂クラッシュ事故を招く可能性があっ
た。
【0011】本発明の目的は、前述の従来技術による不
具合を解消するものであり、スライダをジンバルのスラ
イダ接合部に強固に固着することができる磁気ヘッド支
持機構を提供するものである。
具合を解消するものであり、スライダをジンバルのスラ
イダ接合部に強固に固着することができる磁気ヘッド支
持機構を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、磁気変換器を備えるスライダを、支持
アームの先端に可撓性のジンバルに支持する磁気ディス
ク装置の磁気ヘッド支持機構において、前記ジンバル
を、スライダの背面の長手方向に沿うスライダ接合部
と、このスライダ接合部に連結する可撓体と、この可撓
体に連結し,前記スライダの短手方向に沿って延びる支
持部とで構成し、前記スライダ接合部を前記スライダの
背面にその長手方向に接合したことを特徴とする磁気デ
ィスク装置の磁気ヘッド支持機構にある。
達成するために、磁気変換器を備えるスライダを、支持
アームの先端に可撓性のジンバルに支持する磁気ディス
ク装置の磁気ヘッド支持機構において、前記ジンバル
を、スライダの背面の長手方向に沿うスライダ接合部
と、このスライダ接合部に連結する可撓体と、この可撓
体に連結し,前記スライダの短手方向に沿って延びる支
持部とで構成し、前記スライダ接合部を前記スライダの
背面にその長手方向に接合したことを特徴とする磁気デ
ィスク装置の磁気ヘッド支持機構にある。
【0013】また、本発明は、磁気変換器を備えるスラ
イダを、支持アームの先端に可撓性のジンバルに支持す
る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構において、前
記ジンバルを、スライダの背面の長手方向に沿うスライ
ダ接合部と、このスライダ接合部に連結する可撓体と、
この可撓体に連結し,前記スライダの短手方向に沿って
延びる支持部とで構成したことを特徴とする磁気ディス
ク装置の磁気ヘッド支持体にある。
イダを、支持アームの先端に可撓性のジンバルに支持す
る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構において、前
記ジンバルを、スライダの背面の長手方向に沿うスライ
ダ接合部と、このスライダ接合部に連結する可撓体と、
この可撓体に連結し,前記スライダの短手方向に沿って
延びる支持部とで構成したことを特徴とする磁気ディス
ク装置の磁気ヘッド支持体にある。
【0014】さらに、本発明は、磁気変換器を備えるス
ライダを、支持アームの先端に可撓性のジンバルに支持
する磁気ディスク装置において、前記ジンバルを、スラ
イダの背面の長手方向に沿うスライダ接合部と、このス
ライダ接合部に連結する可撓体と、この可撓体に連結
し,前記スライダの短手方向に沿って延びる支持部とで
構成し、前記ジンバルの支持部をスライダの短手方向に
沿って延びる支持ア−ムに連結し、この支持ア−ムに、
この支持ア−ムを直線的に移動位置決めする位置決め手
段を連結したことを特徴とする磁気ディスク装置にあ
る。
ライダを、支持アームの先端に可撓性のジンバルに支持
する磁気ディスク装置において、前記ジンバルを、スラ
イダの背面の長手方向に沿うスライダ接合部と、このス
ライダ接合部に連結する可撓体と、この可撓体に連結
し,前記スライダの短手方向に沿って延びる支持部とで
構成し、前記ジンバルの支持部をスライダの短手方向に
沿って延びる支持ア−ムに連結し、この支持ア−ムに、
この支持ア−ムを直線的に移動位置決めする位置決め手
段を連結したことを特徴とする磁気ディスク装置にあ
る。
【0015】磁気ヘッド支持機構は、ジンバルを構成
し、スライダの背面に接着されるスライダ接合部が、ス
ライダの長手方向に沿ってスライダの背面に接合され
る。このため、スライダ接合部とスライダの背面との接
着面積を大きく確保することができる。したがって、ス
ライダが磁気ディスクに接触した場合にも、スライダの
ジンバルからの離脱を防止することができ、磁気ディス
ク装置の性能および信頼性を著しく向上させることがで
きる。
し、スライダの背面に接着されるスライダ接合部が、ス
ライダの長手方向に沿ってスライダの背面に接合され
る。このため、スライダ接合部とスライダの背面との接
着面積を大きく確保することができる。したがって、ス
ライダが磁気ディスクに接触した場合にも、スライダの
ジンバルからの離脱を防止することができ、磁気ディス
ク装置の性能および信頼性を著しく向上させることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気ヘッド支持機
構の実施例を図面を参照して説明する。
構の実施例を図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の磁気ヘッド支持機構の一実
施例を備えた磁気ディスク装置を示すもので、この図1
において、磁気ディスク1は軸に積層され、この軸に連
結したモ−タにより回転駆動される。スライダ2には磁
気ディスク1表面に記録されたデ−タを読みだし、ある
いは磁気ディスク1にデ−タを書き込むための磁気変換
器が搭載されている。このスライダ2は磁気ヘッド支持
機構3により支持されている。この磁気ヘッド支持機構
3はガイドア−ム4を介して位置決め機構5に連結され
ている。この位置決め機構5はこの例ではスライダ2を
磁気ディスク1の半径方向に直線的に移動させ、位置決
めするものである。この形式はリニア形と称している。
前述した磁気ディスク1、スライダ2、磁気ヘッド支持
機構3、ガイドア−ム4および位置決め機構5等は、清
浄に保たれたカバ−6内に収納されている。
施例を備えた磁気ディスク装置を示すもので、この図1
において、磁気ディスク1は軸に積層され、この軸に連
結したモ−タにより回転駆動される。スライダ2には磁
気ディスク1表面に記録されたデ−タを読みだし、ある
いは磁気ディスク1にデ−タを書き込むための磁気変換
器が搭載されている。このスライダ2は磁気ヘッド支持
機構3により支持されている。この磁気ヘッド支持機構
3はガイドア−ム4を介して位置決め機構5に連結され
ている。この位置決め機構5はこの例ではスライダ2を
磁気ディスク1の半径方向に直線的に移動させ、位置決
めするものである。この形式はリニア形と称している。
前述した磁気ディスク1、スライダ2、磁気ヘッド支持
機構3、ガイドア−ム4および位置決め機構5等は、清
浄に保たれたカバ−6内に収納されている。
【0018】図2は本発明の磁気ヘッド支持機構3の一
実施例を示すもので、この図において、図1と同符号の
ものは同一部分である。この磁気ヘッド支持機構3はス
ライダ2に与える磁気ディスク1表面方向への押し付け
荷重を発生するようにスライダ2の浮上用レール20に
沿ったスライダ2の長手方向軸線と直交して配置された
支持アーム7と、この支持アーム7の先端に設けられ、
この支持アーム7の先端とスライダ2とを接続するジン
バル8とによって構成されている。
実施例を示すもので、この図において、図1と同符号の
ものは同一部分である。この磁気ヘッド支持機構3はス
ライダ2に与える磁気ディスク1表面方向への押し付け
荷重を発生するようにスライダ2の浮上用レール20に
沿ったスライダ2の長手方向軸線と直交して配置された
支持アーム7と、この支持アーム7の先端に設けられ、
この支持アーム7の先端とスライダ2とを接続するジン
バル8とによって構成されている。
【0019】この磁気ヘッド支持機構3は、スライダ2
を磁気ディスク1のトラック方向に沿って、所定の押し
付け荷重を加えながら、可撓性を有するジンバル8によ
ってスライダ2の面外方向の運動を拘束することなく、
且つスライダ2をジンバル8から脱落することなく強固
に保持するものである。
を磁気ディスク1のトラック方向に沿って、所定の押し
付け荷重を加えながら、可撓性を有するジンバル8によ
ってスライダ2の面外方向の運動を拘束することなく、
且つスライダ2をジンバル8から脱落することなく強固
に保持するものである。
【0020】前述した本発明の磁気ヘッド支持機構3に
おけるジンバル8の構成を図3および図4を用いて説明
する。
おけるジンバル8の構成を図3および図4を用いて説明
する。
【0021】図3は本発明の磁気ヘッド支持機構3にお
けるジンバル8の構成を示す平面図である。この図3に
おいて、ジンバル8は、前記支持アーム7の先端と位置
合わせ用の円ボス穴81を持つ縦長の可撓性の支持部8
2と、この支持部82の端部から支持部82の中央より
幅広に分割して閉じる環状の可撓体83と、この環状の
可撓体83内においてスライダ2の長手方向に延び、ス
ライダ2の背面に接合されるスライダ接合部84と、こ
のスライダ接合部84と環状の可撓体83とを連結する
連結部85と、スライダ接合部84の中央部分に突出し
て形成され、支持アーム7の先端下面に接触する膨出部
86とによって構成されている。
けるジンバル8の構成を示す平面図である。この図3に
おいて、ジンバル8は、前記支持アーム7の先端と位置
合わせ用の円ボス穴81を持つ縦長の可撓性の支持部8
2と、この支持部82の端部から支持部82の中央より
幅広に分割して閉じる環状の可撓体83と、この環状の
可撓体83内においてスライダ2の長手方向に延び、ス
ライダ2の背面に接合されるスライダ接合部84と、こ
のスライダ接合部84と環状の可撓体83とを連結する
連結部85と、スライダ接合部84の中央部分に突出し
て形成され、支持アーム7の先端下面に接触する膨出部
86とによって構成されている。
【0022】前述した膨出部86は支持アーム7の先端
下面との接触により、スライダ2を磁気ディスク1の表
面に近接する方向に、所定の押し付け荷重を加える機能
を果たす。また、環状の可撓体83はスライダ2の長手
方向および短手方向の揺れを吸収するものである。図3
において、斜線で示した部分は、スライダ2との接着部
分である。
下面との接触により、スライダ2を磁気ディスク1の表
面に近接する方向に、所定の押し付け荷重を加える機能
を果たす。また、環状の可撓体83はスライダ2の長手
方向および短手方向の揺れを吸収するものである。図3
において、斜線で示した部分は、スライダ2との接着部
分である。
【0023】このジンバル8は薄板材によって形成され
るが、スライダ2への組み付け時に、環状の可撓体83
がスライダ2に干渉しないように、段差部87が形成さ
れている。
るが、スライダ2への組み付け時に、環状の可撓体83
がスライダ2に干渉しないように、段差部87が形成さ
れている。
【0024】図4は図3に示すジンバル8を構成するス
ライダ接合部を拡大して示す平面図である。この図4に
おいて、図3と同符号のものは同一部分である。スライ
ダ接合部84は、膨出部86を有し、連結部85に接続
する中央部841と、この中央部841の両側、すなわ
ちスライダ2の長手方向に延びるスライダ長手方向延長
部842と、前記中央部841の連結部85の反対側に
形成されたスライダ短手方向延長部843とで構成され
ている。
ライダ接合部を拡大して示す平面図である。この図4に
おいて、図3と同符号のものは同一部分である。スライ
ダ接合部84は、膨出部86を有し、連結部85に接続
する中央部841と、この中央部841の両側、すなわ
ちスライダ2の長手方向に延びるスライダ長手方向延長
部842と、前記中央部841の連結部85の反対側に
形成されたスライダ短手方向延長部843とで構成され
ている。
【0025】前記スライダ接合部84を構成する中央部
841、スライダ長手方向延長部842、スライダ短手
方向延長部843および連結部85は、スライダ2の背
面、特にその長手方向の接着面積が大きくなるように考
慮されている。また、前記スライダ短手方向延長部84
3は、スライダ長手方向延長部842の一方端からの突
出量を約0.1〜0.5mm程度に設定している。
841、スライダ長手方向延長部842、スライダ短手
方向延長部843および連結部85は、スライダ2の背
面、特にその長手方向の接着面積が大きくなるように考
慮されている。また、前記スライダ短手方向延長部84
3は、スライダ長手方向延長部842の一方端からの突
出量を約0.1〜0.5mm程度に設定している。
【0026】上述した本発明の磁気ヘッド支持機構3の
一実施例によれば、ジンバル8を構成するスライダ接合
部84のスライダ2の背面長手方向に対する接着面積を
十分大きく確保することができる。これにより、ジンバ
ル8とスライダ2、特に小形に形成されたスライダ2と
を強固に接着することができる。その結果、磁気ヘッド
支持機構3からのスライダ2の脱落を防止でき、信頼性
を高めることができる。
一実施例によれば、ジンバル8を構成するスライダ接合
部84のスライダ2の背面長手方向に対する接着面積を
十分大きく確保することができる。これにより、ジンバ
ル8とスライダ2、特に小形に形成されたスライダ2と
を強固に接着することができる。その結果、磁気ヘッド
支持機構3からのスライダ2の脱落を防止でき、信頼性
を高めることができる。
【0027】また、本発明の磁気ヘッド支持機構3の一
実施例によれば、ジンバル8における環状の可撓体83
は、位置決め機構5によるシ−クに際して、そのシ−ク
方向面内の力、すなわちジンバル8はスライダ短手方向
に延びており、位置決め機構5によるシ−クに際して、
そのシ−ク方向と同一方向であるために、ジンバル8と
同一面内の引張りあるいは圧縮の力を受けるだけである
から、ジンバル8のシ−ク方向の面内剛性を高く維持す
ることができる。その結果、磁気ヘッドの位置決め精度
を向上させることができる。
実施例によれば、ジンバル8における環状の可撓体83
は、位置決め機構5によるシ−クに際して、そのシ−ク
方向面内の力、すなわちジンバル8はスライダ短手方向
に延びており、位置決め機構5によるシ−クに際して、
そのシ−ク方向と同一方向であるために、ジンバル8と
同一面内の引張りあるいは圧縮の力を受けるだけである
から、ジンバル8のシ−ク方向の面内剛性を高く維持す
ることができる。その結果、磁気ヘッドの位置決め精度
を向上させることができる。
【0028】さらに、本発明の一実施例によれば、ジン
バル8のスライダ接合部84におけるスライダ2の短手
方向、すなわち幅方向の接着部分は、膨出部86を除く
中央部841、連結部85およびスライダ短手方向延長
部843であり、スライダ2の短手方向全域に渡ること
がなく、従来の半分以下にできるので、スライダ接合部
84とスライダ2の背面との接着後に生じる各線膨張係
数の差によるスライダ2の短手方向の湾曲(キャンバと
称する)発生を抑えることができる。その結果、浮上量
変動を低減でき、デ−タの読み書き性能の低下を抑える
ことができる。
バル8のスライダ接合部84におけるスライダ2の短手
方向、すなわち幅方向の接着部分は、膨出部86を除く
中央部841、連結部85およびスライダ短手方向延長
部843であり、スライダ2の短手方向全域に渡ること
がなく、従来の半分以下にできるので、スライダ接合部
84とスライダ2の背面との接着後に生じる各線膨張係
数の差によるスライダ2の短手方向の湾曲(キャンバと
称する)発生を抑えることができる。その結果、浮上量
変動を低減でき、デ−タの読み書き性能の低下を抑える
ことができる。
【0029】また、磁気ヘッドの浮上量をスライダの最
小浮上量にできるので、記憶密度の向上ができる。さら
に、キャンバにより、駆動停止時に、スライダ2が磁気
ディスクの表面に片当たりして、磁気ディスクに損傷を
与えることがなくなり、信頼性を向上させることができ
る。
小浮上量にできるので、記憶密度の向上ができる。さら
に、キャンバにより、駆動停止時に、スライダ2が磁気
ディスクの表面に片当たりして、磁気ディスクに損傷を
与えることがなくなり、信頼性を向上させることができ
る。
【0030】さらに、本発明の磁気ヘッド支持機構を構
成するジンバル8は、図3に示したものに限られるもの
ではなく、スライダ接合部84に開口部分を設けて、ス
ライダ2のキャンバをさらに低減させることができる。
これらの実施例を次に説明する。
成するジンバル8は、図3に示したものに限られるもの
ではなく、スライダ接合部84に開口部分を設けて、ス
ライダ2のキャンバをさらに低減させることができる。
これらの実施例を次に説明する。
【0031】図5は本発明の第2の実施例を示すもの
で、この図5において図3と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はジンバル8を構成する連結部85
に、四辺形の開口部51を設けたものである。
で、この図5において図3と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はジンバル8を構成する連結部85
に、四辺形の開口部51を設けたものである。
【0032】このように構成したことにより、スライダ
2の短手方向とジンバル8との実効的な接着長さ(実効
的な接着面積)をさらに低減することができる。このた
め、前述した本発明の第1の実施例に比べより一層効果
的にキャンバを低減することができる。これは、図6に
示すようにキャンバの大きさ(量)hcが、次の式1に
示すように、スライダ接合部84のスライダ短手方向の
接着長さLYの約3乗に比例するためである。
2の短手方向とジンバル8との実効的な接着長さ(実効
的な接着面積)をさらに低減することができる。このた
め、前述した本発明の第1の実施例に比べより一層効果
的にキャンバを低減することができる。これは、図6に
示すようにキャンバの大きさ(量)hcが、次の式1に
示すように、スライダ接合部84のスライダ短手方向の
接着長さLYの約3乗に比例するためである。
【0033】 キャンバ量hc ∝ LYの三乗−−−−−− (式1) このため、キャンバ量hcの低減には、スライダ2への
短手方向の接着長さLYの低減が有効である。
短手方向の接着長さLYの低減が有効である。
【0034】さらに、スライダ2の短手方向のトータル
の接着長さが等しい場合には、接着面が幾つかに分割さ
れている方が、連続的な物に比べ、スライダ2のキャン
バを小さくすることができる。具体的には、スライダ2
の短手方向の接着長さ(部)を短く切断することが有効
である。
の接着長さが等しい場合には、接着面が幾つかに分割さ
れている方が、連続的な物に比べ、スライダ2のキャン
バを小さくすることができる。具体的には、スライダ2
の短手方向の接着長さ(部)を短く切断することが有効
である。
【0035】図7は本発明の第3の実施例を示すもの
で、この図7において、図3と同符号のものは同一部分
である。この実施例はスライダ接合部84のスライダ長
手方向延長部842に、スライダ2の長手方向に沿った
細長形の複数の開口部71を設けたものである。
で、この図7において、図3と同符号のものは同一部分
である。この実施例はスライダ接合部84のスライダ長
手方向延長部842に、スライダ2の長手方向に沿った
細長形の複数の開口部71を設けたものである。
【0036】このように構成したことにより、前述した
本発明の第1の実施例と同様な効果を得ることができる
と共に、スライダ接合部84のスライダ短手方向の背面
に対する接着長さ(面積)をさらに低減できるため、本
発明の第1の実施例に比べより一層効果的にスライダ2
のキャンバを低減することができる。
本発明の第1の実施例と同様な効果を得ることができる
と共に、スライダ接合部84のスライダ短手方向の背面
に対する接着長さ(面積)をさらに低減できるため、本
発明の第1の実施例に比べより一層効果的にスライダ2
のキャンバを低減することができる。
【0037】図8は本発明の第4の実施例を示すもの
で、この図8において、図5および図7と同符号のもの
は同一部分である。この実施例は、図5に示す第2の実
施例と図7に示す第3の実施例とを組合せたものであ
り、ジンバル8を構成する連結部85に、四辺形の開口
部51を設けると共に、スライダ接合部84のスライダ
長手方向延長部842に、スライダ2の長手方向に沿っ
た細長形の複数の開口部71を設けたものである。
で、この図8において、図5および図7と同符号のもの
は同一部分である。この実施例は、図5に示す第2の実
施例と図7に示す第3の実施例とを組合せたものであ
り、ジンバル8を構成する連結部85に、四辺形の開口
部51を設けると共に、スライダ接合部84のスライダ
長手方向延長部842に、スライダ2の長手方向に沿っ
た細長形の複数の開口部71を設けたものである。
【0038】このように構成したことにより、前述した
実施例と同様な効果が得られると共に、スライダとの接
着長さ(面積)をさらに低減できるので、第1の実施例
に比べより一層効果的にスライダ2のキャンバを低減す
ることができる。
実施例と同様な効果が得られると共に、スライダとの接
着長さ(面積)をさらに低減できるので、第1の実施例
に比べより一層効果的にスライダ2のキャンバを低減す
ることができる。
【0039】図9および図10は本発明の磁気ヘッド支
持機構によるスライダのキャンバ低減の一例を説明する
ものであり、図9は図3に示す実施例を、また、図10
は図5に示す実施例を示し、支持ア−ム7の軸線に沿っ
て切断した断面図を示している。これらの図において、
符号90は接着剤を示す。
持機構によるスライダのキャンバ低減の一例を説明する
ものであり、図9は図3に示す実施例を、また、図10
は図5に示す実施例を示し、支持ア−ム7の軸線に沿っ
て切断した断面図を示している。これらの図において、
符号90は接着剤を示す。
【0040】スライダのキャンバ低減効果は、図9およ
び図10より明らかなように、図10のキャンバh2が
図9のキャンバh1に比べて小さく、本発明の第4実施
例の方が第1実施例に比べ効果が大きいすることが判
る。これは図9に示す本発明の第1実施例では、スライ
ダ短手方向の接着長さ(面)が、従来形の約半分にな
り、図9に示す本発明の第4実施例ではそれが従来形の
約1/4になっているためである。
び図10より明らかなように、図10のキャンバh2が
図9のキャンバh1に比べて小さく、本発明の第4実施
例の方が第1実施例に比べ効果が大きいすることが判
る。これは図9に示す本発明の第1実施例では、スライ
ダ短手方向の接着長さ(面)が、従来形の約半分にな
り、図9に示す本発明の第4実施例ではそれが従来形の
約1/4になっているためである。
【0041】図11および図12は本発明の第5の実施
例を示すもので、これらの図において、図3と同符号の
ものは同一部分である。この実施例はスライダ接合部8
4を構成するスライダ長手方向延長部842の端部に、
幅広部111,112を設けたものでである。ここで、
幅広部111はスライダ2の背面後端(空気流出端)に
設けられた磁気ヘッド110を覆うように、スライダ2
の背面後端から突出されている。また、幅広部112は
スライダ2の背面先端付近に設けられている。
例を示すもので、これらの図において、図3と同符号の
ものは同一部分である。この実施例はスライダ接合部8
4を構成するスライダ長手方向延長部842の端部に、
幅広部111,112を設けたものでである。ここで、
幅広部111はスライダ2の背面後端(空気流出端)に
設けられた磁気ヘッド110を覆うように、スライダ2
の背面後端から突出されている。また、幅広部112は
スライダ2の背面先端付近に設けられている。
【0042】この実施例によれば、第1の実施例と同様
に、スライダ接合部84のスライダ短手方向の接着面積
が低減され、スライダ2のキャンバを低減することがで
きると共に、また、スライダ接合部84がスライダの長
手方向に延在するので、スライダ接合部84と、スライ
ダ2の背面とを十分な強度で接着させることが可能とな
る。
に、スライダ接合部84のスライダ短手方向の接着面積
が低減され、スライダ2のキャンバを低減することがで
きると共に、また、スライダ接合部84がスライダの長
手方向に延在するので、スライダ接合部84と、スライ
ダ2の背面とを十分な強度で接着させることが可能とな
る。
【0043】また、この実施例によれば、幅広部111
は磁気ヘッド110を覆うように配置されるので、外部
からの電気ノイズ(電界など)による磁気ヘッド110
の読みだし、あるいは書き込みの誤動作を防ぐことがで
きる。さらに、自ら発生する電気ノイズにより、他の磁
気ヘッドの誤動作を誘起することが無くなる。これは、
ジンバル8を導電性材料、例えばステンレスで成形すれ
ば、磁気ヘッド110を覆う幅広部111がシ−ルドの
役割をするためである。
は磁気ヘッド110を覆うように配置されるので、外部
からの電気ノイズ(電界など)による磁気ヘッド110
の読みだし、あるいは書き込みの誤動作を防ぐことがで
きる。さらに、自ら発生する電気ノイズにより、他の磁
気ヘッドの誤動作を誘起することが無くなる。これは、
ジンバル8を導電性材料、例えばステンレスで成形すれ
ば、磁気ヘッド110を覆う幅広部111がシ−ルドの
役割をするためである。
【0044】この実施例では、電気ノイズ(電界など)
による磁気ヘッドの読みだしあるいは書き込みの誤動作
を防ぐことができるので、常時読みだし状態に有る位置
決め用のサ−ボヘッド用の磁気ヘッド支持機構に適して
いる。さらに、積層した磁気ディスク間に、各々の磁気
ディスク面に対抗して磁気ヘッドを設けるような磁気デ
ィスク装置においては、磁気ヘッド間の相互干渉がなく
なるために、読みだしおよび書き込みの誤動作の少ない
信頼性の高い磁気ディスク装置を供給することが可能と
なる。また、前記幅広部111に導電性の高い材料、例
えば金などのメッキを施すことにより、上記のシールド
効果をさらに向上させることが可能となる。
による磁気ヘッドの読みだしあるいは書き込みの誤動作
を防ぐことができるので、常時読みだし状態に有る位置
決め用のサ−ボヘッド用の磁気ヘッド支持機構に適して
いる。さらに、積層した磁気ディスク間に、各々の磁気
ディスク面に対抗して磁気ヘッドを設けるような磁気デ
ィスク装置においては、磁気ヘッド間の相互干渉がなく
なるために、読みだしおよび書き込みの誤動作の少ない
信頼性の高い磁気ディスク装置を供給することが可能と
なる。また、前記幅広部111に導電性の高い材料、例
えば金などのメッキを施すことにより、上記のシールド
効果をさらに向上させることが可能となる。
【0045】さらに、スライダ2の先端に幅広部112
を設けたことにより、たとえ、幅広部112で、スライ
ダ2のキャンバが発生したような場合においても、その
影響は、スライダ2の後端に設けられた磁気ヘッド11
0の浮上量(スライダの最小浮上量)にまで及ぶことは
無い。さらに、スライダ接合部84に幅広部112を設
けたことにより、スライダ2の背面との接着面積を増加
させることができるため、スライダ2をジンバル8に十
分強固に接着させることができる。
を設けたことにより、たとえ、幅広部112で、スライ
ダ2のキャンバが発生したような場合においても、その
影響は、スライダ2の後端に設けられた磁気ヘッド11
0の浮上量(スライダの最小浮上量)にまで及ぶことは
無い。さらに、スライダ接合部84に幅広部112を設
けたことにより、スライダ2の背面との接着面積を増加
させることができるため、スライダ2をジンバル8に十
分強固に接着させることができる。
【0046】さらに、スライダ接合部84および幅広部
111,112を、支持ア−ム7の軸線に対称な構造と
することにより、磁気ディスク面の上面および下面用磁
気ヘッド(一般にUPヘッド、DOWNヘッドと呼ばれ
ている)の磁気ヘッド支持機構として共用することが可
能となる。これにより、生産性の向上と低価格化が可能
となる。
111,112を、支持ア−ム7の軸線に対称な構造と
することにより、磁気ディスク面の上面および下面用磁
気ヘッド(一般にUPヘッド、DOWNヘッドと呼ばれ
ている)の磁気ヘッド支持機構として共用することが可
能となる。これにより、生産性の向上と低価格化が可能
となる。
【0047】図13は本発明の第6の実施例を示すもの
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はスライダ接合部84の長手方向端
に、末広がり部131,132を設けたものである。
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はスライダ接合部84の長手方向端
に、末広がり部131,132を設けたものである。
【0048】このように構成したことにより、前述した
本発明の第5の実施例と同様の効果を実現することがで
きる。
本発明の第5の実施例と同様の効果を実現することがで
きる。
【0049】図14は本発明の第7の実施例を示すもの
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はスライダ接合部84の磁気ヘッド側
の長手方向端に、幅広部141を設けたものである。
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はスライダ接合部84の磁気ヘッド側
の長手方向端に、幅広部141を設けたものである。
【0050】この実施例によれば、スライダ接合部84
の形状を簡単化し、その生産性を向上させると共に、前
述した第5の実施例と同様の効果を実現することができ
る。さらに、スライダ接合部84の反磁気ヘッド側をス
トレ−トにすることにより、スライダ2の先端付近に発
生しうるキャンバを、さらに低減させうると共に、スラ
イダ2とジンバル8との十分な接着強度を確保すること
ができる。
の形状を簡単化し、その生産性を向上させると共に、前
述した第5の実施例と同様の効果を実現することができ
る。さらに、スライダ接合部84の反磁気ヘッド側をス
トレ−トにすることにより、スライダ2の先端付近に発
生しうるキャンバを、さらに低減させうると共に、スラ
イダ2とジンバル8との十分な接着強度を確保すること
ができる。
【0051】図15は本発明の第8の実施例を示すもの
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はスライダ接合部84をその磁気ヘッ
ド側部がスライダ2の磁気ヘッド110側に突出するよ
うにスライダ2の背面に接合したものである。
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例はスライダ接合部84をその磁気ヘッ
ド側部がスライダ2の磁気ヘッド110側に突出するよ
うにスライダ2の背面に接合したものである。
【0052】この実施例によれば、スライダ接合部84
の1部を突出させ、これを磁気ヘッド110上に設ける
ことにより、前述した第5の実施例と同様のシ−ルド効
果を期待することができる。特に、磁気ヘッドがスライ
ダ短手方向の中心に1つだけ設けられているような場合
には十分なシ−ルド効果を期待することができる。
の1部を突出させ、これを磁気ヘッド110上に設ける
ことにより、前述した第5の実施例と同様のシ−ルド効
果を期待することができる。特に、磁気ヘッドがスライ
ダ短手方向の中心に1つだけ設けられているような場合
には十分なシ−ルド効果を期待することができる。
【0053】また、この実施例では前述した第5の実施
例において設けた幅広部111,112が不要になるた
め、生産性を向上させることができる。
例において設けた幅広部111,112が不要になるた
め、生産性を向上させることができる。
【0054】さらに、この実施例によれば、第1の実施
例と同様の効果(十分なスライダ接着強度とキャンバの
低減)を期待することができる。
例と同様の効果(十分なスライダ接着強度とキャンバの
低減)を期待することができる。
【0055】また、この実施例ではスライダ接合部84
をスライダ2の長手方向に移動してスライダ2と接合し
たことにより、膨出部86、つまりスライダ2への荷重
作用点を移動させることができるので、スライダ2の浮
上姿勢を制御することができる。このため、設計の自由
度を拡大させることができる。
をスライダ2の長手方向に移動してスライダ2と接合し
たことにより、膨出部86、つまりスライダ2への荷重
作用点を移動させることができるので、スライダ2の浮
上姿勢を制御することができる。このため、設計の自由
度を拡大させることができる。
【0056】図16は本発明の第9の実施例を示すもの
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例は、スライダ接合部84に設けた膨出
部86がスライダ2の長手方向中心線Bより支持部82
方向にεだけずれるように、スライダ接合部84をスラ
イダ2の長手方向背面に設けたものである。
で、この図において図11と同符号のものは同一部分で
ある。この実施例は、スライダ接合部84に設けた膨出
部86がスライダ2の長手方向中心線Bより支持部82
方向にεだけずれるように、スライダ接合部84をスラ
イダ2の長手方向背面に設けたものである。
【0057】この実施例によれば、膨出部86をεだけ
ずらして設けたことにより、スライダ2の磁気ディスク
内周側の浮上用レール、磁気ディスク外周側の浮上用レ
ールにおける各々の磁気ディスク周速UIN,UOUTの差
に起因する浮上量のアンバランスを無くすことが可能と
なる。具体的には、磁気ディスク径の小さい磁気ディス
ク装置において、特に問題となるスライダ半径方向のア
ンバランス(インナ−レ−とアウタレ−ルの浮上量差)
を、効果的に且つ容易に低減させることができる。これ
により、磁気ヘッドを安定に低浮上量化することがで
き、信頼性の高い磁気ディスク装置を提供することがで
きる。
ずらして設けたことにより、スライダ2の磁気ディスク
内周側の浮上用レール、磁気ディスク外周側の浮上用レ
ールにおける各々の磁気ディスク周速UIN,UOUTの差
に起因する浮上量のアンバランスを無くすことが可能と
なる。具体的には、磁気ディスク径の小さい磁気ディス
ク装置において、特に問題となるスライダ半径方向のア
ンバランス(インナ−レ−とアウタレ−ルの浮上量差)
を、効果的に且つ容易に低減させることができる。これ
により、磁気ヘッドを安定に低浮上量化することがで
き、信頼性の高い磁気ディスク装置を提供することがで
きる。
【0058】また、膨出部86をスライダの長手方向中
心線Bより幅方向にずらして用いるために、従来から用
いられていたスライダとジンバルとの接着治具、及び組
立て治具の設定値を変更すること無く、そのまま流用し
て押し付け荷重の作用点を変更することができる。
心線Bより幅方向にずらして用いるために、従来から用
いられていたスライダとジンバルとの接着治具、及び組
立て治具の設定値を変更すること無く、そのまま流用し
て押し付け荷重の作用点を変更することができる。
【0059】図17は本発明の第10の実施例を示すも
ので、この図において図11と同符号のものは同一部分
である。この実施例は、スライダ接合部84のスライダ
短手方向延長部843と連結部85とのスライダ背面へ
の実効接着長さ(面積)(図中に斜線で表示)を略同一
にしたものである。
ので、この図において図11と同符号のものは同一部分
である。この実施例は、スライダ接合部84のスライダ
短手方向延長部843と連結部85とのスライダ背面へ
の実効接着長さ(面積)(図中に斜線で表示)を略同一
にしたものである。
【0060】この実施例によれば、前述した第1の実施
例と同様な効果が期待できると共に、スライダ接合部8
4のスライダ短手方向延長部843と連結部85とのス
ライダ背面への実効接着長さ(面積)(図中に斜線で表
示)を略同一にしているので、スライダ2の内側浮上用
レ−ルと外側浮上用レ−ルに、たとえ、接着によりわず
かなキャンバが発生した場合においても、両レールのキ
ャンバ量を等しくすることができる。その結果、両レー
ルのキャンバのアンバランスによるスライダ幅方向の浮
上量のアンバランスを無くすことができる。これによ
り、スライダ浮上量の管理が容易となり、また、生産性
(歩留まり)を向上させることができる。
例と同様な効果が期待できると共に、スライダ接合部8
4のスライダ短手方向延長部843と連結部85とのス
ライダ背面への実効接着長さ(面積)(図中に斜線で表
示)を略同一にしているので、スライダ2の内側浮上用
レ−ルと外側浮上用レ−ルに、たとえ、接着によりわず
かなキャンバが発生した場合においても、両レールのキ
ャンバ量を等しくすることができる。その結果、両レー
ルのキャンバのアンバランスによるスライダ幅方向の浮
上量のアンバランスを無くすことができる。これによ
り、スライダ浮上量の管理が容易となり、また、生産性
(歩留まり)を向上させることができる。
【0061】図18は本発明の第11の実施例を示すも
ので、この図において図11と同符号のものは同一部分
である。この実施例は、スライダ接合部84を構成する
反磁気ヘッド側のスライダ長手方向延長部842と磁気
ヘッド側のスライダ長手方向延長部842とのスライダ
長手方向の長さL1,L2を、L1>L2に構成したも
のである。
ので、この図において図11と同符号のものは同一部分
である。この実施例は、スライダ接合部84を構成する
反磁気ヘッド側のスライダ長手方向延長部842と磁気
ヘッド側のスライダ長手方向延長部842とのスライダ
長手方向の長さL1,L2を、L1>L2に構成したも
のである。
【0062】この実施例によれば、前述した第1の実施
例の効果と共に、膨出部86を容易にスライダ2の長手
方向に移動させることができる。これにより、荷重作用
点をスライダ2の後方に移動させ、スライダ2の浮上姿
勢(スライダの先端と後端の浮上量)を容易にコントロ
−ルすることが可能となる。このように、スライダ接合
部84を構成するスライダ長手方向延長部842の長さ
を変えることにより、スライダの浮上姿勢を容易にコン
トロ−ルすることが可能となる。換言すれば、支持ア−
ムの軸線に対して非対称とすることにより、十分な接着
面積を確保しながら、膨出部86の位置をスライダ長手
方向軸線に沿って移動させることが可能となり、容易に
スライダの浮上姿勢(浮上量)をコントロ−ルすること
が可能となる。これにより、所定の浮上量を実現するた
めのスライダの設計自由度を拡大することができるとい
う効果も有る。
例の効果と共に、膨出部86を容易にスライダ2の長手
方向に移動させることができる。これにより、荷重作用
点をスライダ2の後方に移動させ、スライダ2の浮上姿
勢(スライダの先端と後端の浮上量)を容易にコントロ
−ルすることが可能となる。このように、スライダ接合
部84を構成するスライダ長手方向延長部842の長さ
を変えることにより、スライダの浮上姿勢を容易にコン
トロ−ルすることが可能となる。換言すれば、支持ア−
ムの軸線に対して非対称とすることにより、十分な接着
面積を確保しながら、膨出部86の位置をスライダ長手
方向軸線に沿って移動させることが可能となり、容易に
スライダの浮上姿勢(浮上量)をコントロ−ルすること
が可能となる。これにより、所定の浮上量を実現するた
めのスライダの設計自由度を拡大することができるとい
う効果も有る。
【0063】以上述べた如く本発明の実施例によれば、
ジンバルのスライダ接合部が、スライダの長手方向に沿
って、スライダの先端付近から後端付近まで延びること
によってスライダ背面との接着面積を確保し、且つ支持
アームの軸方向に突出する形状によってスライダの反り
(キャンバー)を防止することができ、またスライダ接
合部に開口部を設けることによって、更にスライダの反
りを防止することができる。
ジンバルのスライダ接合部が、スライダの長手方向に沿
って、スライダの先端付近から後端付近まで延びること
によってスライダ背面との接着面積を確保し、且つ支持
アームの軸方向に突出する形状によってスライダの反り
(キャンバー)を防止することができ、またスライダ接
合部に開口部を設けることによって、更にスライダの反
りを防止することができる。
【0064】さらに、スライダ接合部の1部をスライダ
の磁気ヘッド側に突出させることにより、電気ノイズに
強く、読み出しあるいは書き込みの誤動作の無い信頼性
の高い磁気ヘッド支持機構を提供することができる。
の磁気ヘッド側に突出させることにより、電気ノイズに
強く、読み出しあるいは書き込みの誤動作の無い信頼性
の高い磁気ヘッド支持機構を提供することができる。
【0065】さらに、スライダ接合部をスライダノ長手
方向軸線より支持ア−ム方向にずらせて、膨出部を設け
ることにより、スライダの浮上アンバランス(スライダ
幅方向)を無くし信頼性の高い磁気ヘッド支持機構を実
現することができる。
方向軸線より支持ア−ム方向にずらせて、膨出部を設け
ることにより、スライダの浮上アンバランス(スライダ
幅方向)を無くし信頼性の高い磁気ヘッド支持機構を実
現することができる。
【0066】さらに、スライダ接合部のスライダ長手方
向軸線沿って、膨出部を設けることにより、スライダの
浮上姿勢をコントロ−ルすることができるので、所定の
浮上量を実現するための設計自由度を拡大することがで
きる。
向軸線沿って、膨出部を設けることにより、スライダの
浮上姿勢をコントロ−ルすることができるので、所定の
浮上量を実現するための設計自由度を拡大することがで
きる。
【0067】
【発明の効果】本発明の実施例によれば、ジンバルのス
ライダ接合部を、スライダの長手方向に沿って、スライ
ダの先端付近から後端付近まで延びてスライダの背面接
合させることができるので、スライダ接合部とスライダ
背面との接着面積を十分に確保することができる。その
結果、スライダが磁気ディスクに接触した場合にも、ス
ライダのジンバルからの離脱を防止することができ、磁
気ディスク装置の性能および信頼性を著しく向上させる
ことができる。
ライダ接合部を、スライダの長手方向に沿って、スライ
ダの先端付近から後端付近まで延びてスライダの背面接
合させることができるので、スライダ接合部とスライダ
背面との接着面積を十分に確保することができる。その
結果、スライダが磁気ディスクに接触した場合にも、ス
ライダのジンバルからの離脱を防止することができ、磁
気ディスク装置の性能および信頼性を著しく向上させる
ことができる。
【図1】本発明の磁気ヘッド支持機構の第1の実施例を
備えた磁気ディスク装置を一部断面にて示す斜視図であ
る。
備えた磁気ディスク装置を一部断面にて示す斜視図であ
る。
【図2】図1の符号Aで示す本発明の磁気ヘッド支持機
構の第1の実施例を拡大して示す斜視図である。
構の第1の実施例を拡大して示す斜視図である。
【図3】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバル
の第1の実施例を示す平面図である。
の第1の実施例を示す平面図である。
【図4】図3に示す本発明の磁気ヘッド支持機構におけ
るジンバルの第1の実施例を構成するスライダ接合部を
拡大して示す平面図である。
るジンバルの第1の実施例を構成するスライダ接合部を
拡大して示す平面図である。
【図5】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバル
の第2の実施例を示す平面図である。
の第2の実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるスライダ
接合部のスライダへの接着長さとスライダのキャンバと
の関係を示す特性図である。
接合部のスライダへの接着長さとスライダのキャンバと
の関係を示す特性図である。
【図7】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバル
の第3の実施例を示す平面図である。
の第3の実施例を示す平面図である。
【図8】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバル
の第4の実施例を示す平面図である。
の第4の実施例を示す平面図である。
【図9】図3に示す本発明の磁気ヘッド支持機構におけ
るジンバルの第1の実施例を構成するスライダ接合部を
拡大して示す横断面図である。
るジンバルの第1の実施例を構成するスライダ接合部を
拡大して示す横断面図である。
【図10】図5に示す本発明の磁気ヘッド支持機構にお
けるジンバルの第1の実施例を構成するスライダ接合部
を拡大して示す横断面図である。
けるジンバルの第1の実施例を構成するスライダ接合部
を拡大して示す横断面図である。
【図11】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第5の実施例を示す平面図である。
ルの第5の実施例を示す平面図である。
【図12】図11に示す本発明の磁気ヘッド支持機構に
おけるジンバルの第5の実施例を示す斜視図である。
おけるジンバルの第5の実施例を示す斜視図である。
【図13】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第6の実施例を示す平面図である。
ルの第6の実施例を示す平面図である。
【図14】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第7の実施例を示す平面図である。
ルの第7の実施例を示す平面図である。
【図15】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第8の実施例を示す平面図である。
ルの第8の実施例を示す平面図である。
【図16】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第9の実施例を示す平面図である。
ルの第9の実施例を示す平面図である。
【図17】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第10の実施例のスライダ接合部を示す平面図であ
る。
ルの第10の実施例のスライダ接合部を示す平面図であ
る。
【図18】本発明の磁気ヘッド支持機構におけるジンバ
ルの第11の実施例のスライダ接合部を示す平面図であ
る。
ルの第11の実施例のスライダ接合部を示す平面図であ
る。
1…磁気ディスク、 2…スライダ、 3…磁気ヘ
ッド支持機構、4…ガイドア−ム、 5…位置決め機
構、 6…カバ−、7…支持アーム、 8…ジンバ
ル、 82…支持部、83…環状の可撓体、 84
…スライダ接合部、 85…連結部、86…膨出部、
87…段差部。
ッド支持機構、4…ガイドア−ム、 5…位置決め機
構、 6…カバ−、7…支持アーム、 8…ジンバ
ル、 82…支持部、83…環状の可撓体、 84
…スライダ接合部、 85…連結部、86…膨出部、
87…段差部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益川 哲男 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (72)発明者 宇根 徳樹 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (72)発明者 中村 滋男 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (72)発明者 宮竹 政実 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (72)発明者 徳山 幹夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 竹内 芳徳 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 今井 郷充 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 森 健次 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−145567(JP,A) 特開 平6−68629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/21
Claims (4)
- 【請求項1】磁気変換器を備えるスライダを、支持アー
ムの先端に、可撓性のジンバルを介して支持する磁気デ
ィスク装置において、 前記ジンバルは、 スライダの背面の長手方向に沿うスライダ接合部と、 前記スライダ接合部に連結する可撓体と、 前記可撓体に連結し,前記スライダの短手方向に沿って
延びる支持部と、 前記スライダ接合部に連結し前記磁気変換器を覆う導電
性のスライダ長手方向延長部とを有し、 当該ジンバルを連結した前記支持アームは、支持アーム
を移動位置決めする位置決め手段に連結されている磁気
ディスク装置。 - 【請求項2】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
て、 前記導電性のスライダ長手方向延長部はメッキが施され
て成る磁気ディスク装置。 - 【請求項3】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
て、 前記ジンバルが導電性材料で成形されている磁気ディス
ク装置。 - 【請求項4】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
て、 前記導電性のスライダ長手方向延長部は幅広部を有して
いる磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27288198A JP3239860B2 (ja) | 1993-03-18 | 1998-09-28 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27288198A JP3239860B2 (ja) | 1993-03-18 | 1998-09-28 | 磁気ディスク装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5058401A Division JP2870345B2 (ja) | 1992-09-07 | 1993-03-18 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11154383A JPH11154383A (ja) | 1999-06-08 |
| JP3239860B2 true JP3239860B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17520069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27288198A Expired - Fee Related JP3239860B2 (ja) | 1993-03-18 | 1998-09-28 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3239860B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP27288198A patent/JP3239860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11154383A (ja) | 1999-06-08 |
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