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JP3241749B2 - 真空脱気装置の減圧排気方法 - Google Patents
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JP3241749B2 - 真空脱気装置の減圧排気方法 - Google Patents

真空脱気装置の減圧排気方法

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JP3241749B2
JP3241749B2 JP11569291A JP11569291A JP3241749B2 JP 3241749 B2 JP3241749 B2 JP 3241749B2 JP 11569291 A JP11569291 A JP 11569291A JP 11569291 A JP11569291 A JP 11569291A JP 3241749 B2 JP3241749 B2 JP 3241749B2
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光雄 桜井
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション・ビル等の
脱気による防錆やボイラー等の脱酸素処理等の多処理能
力と寿命性、運転費、維持の低減を要求される真空脱気
装置の減圧排気方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空を利用した脱気装置には大気
吸い込み排気型の一般の真空ポンプで脱気槽内を減圧し
気液分離を行い、かつ発生した気体を連続的に真空ポン
プによって排気させ減圧度を維持する脱気装置と、特殊
な膜を使用し内面に液体を通過させる際に外面を減圧さ
せ気体のみ液体から膜外部へと分離する膜脱気装置など
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大気吸い込み排気型の
真空装置を使用した脱気装置は液体送水用のポンプ・槽
内を減圧する真空ポンプと2種のポンプが必要となり当
初費用や運転費が大となってしまう。又真空ポンプは定
期的に部品交換、保守等を実施しないとポンプの能力は
低下してしまい、その結果真空下における液体送水のバ
ランスが崩れたり、減圧度自体上がらない等の不具合な
どがある。また膜を使用した脱気装置も液体送水ポンプ
と真空ポンプを使用しなくてはならなく膜自体も高価な
ものであり膜の寿命性、能力性の低下防止に前処理と定
期保守を必要とし当初費用と運転費が大幅にかかる等、
長期運転にあたっては寿命性、運転費、維持等に問題が
あるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑みなされたものであり、本発明の真空脱気装置の
減圧排気方法は、脱気槽と、排気槽と、排気槽の上部に
設けた逆止機構を有する排気弁と、脱気槽に連結した給
水路と、脱気槽の頂部と排気槽の底部を連絡する一方の
流路と、脱気槽の底部を送水ポンプの給水側に連結する
とともに送水ポンプの排水側より液体を導く排水路と、
排水路の送水ポンプ排出側より分岐し排気槽下部に連絡
する他方の流路とを有する真空脱気装置の減圧排気方法
において、他方の流路を閉塞し、一方の流路を開いた状
態で送水ポンプにより液体を吐出しつつ脱気層に液体を
供給し脱気槽と排気槽とを液体で満たす工程と、脱気槽
内への新たな液体の供給を停止し、脱気槽内の液体を排
水路を介して送水ポンプにより吐出することにより気液
分離を脱気槽内において行なう工程と、脱気槽内の気体
が所定の減圧度になった際に一方の流路を閉塞し、他方
の流路を開いた状態で脱気槽内の液体を排水路を介して
送水ポンプにより吐出させながら、吐出された液体の一
部を他方の流路を介して排気槽内に供給し排気槽内の気
体を排気弁を通じて外部に押し出す工程とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0005】また、本発明の真空脱気装置の減圧排気方
法の他の構成では、脱気槽と、排気槽と、脱気槽及び排
気槽上部にそれぞれ設けた逆止機構を有する排気弁と、
脱気槽に連結した給水路と、脱気槽の上部と排気槽の上
部を連絡する上部流路と、脱気槽の底部を送水ポンプの
給水側に連結するとともに送水ポンプの排水側より液体
を導く排水路と、排水路の送水ポンプ給水側と排気槽の
底部を連絡する第1底部流路と、排水路の送水ポンプ排
水側より分岐し排気槽底部に連絡する第2底部流路とを
有する真空脱気装置の減圧排気方法において、排水路の
送水ポンプ給水側における脱気槽側流路と第2底部流路
を閉塞し、上部流路を開き、第1底部流路を排水路の送
水ポンプ給水側における送水ポンプ側流路を経て送水ポ
ンプへと連通させた状態で送水ポンプにより液体を吐出
しつつ脱気層に液体を供給し脱気槽と排気槽とを液体で
満たす工程と、脱気槽内への新たな液体の供給を停止
し、脱気槽内の液体を上部流路、排気槽、第1底部流
路、及び排水路を介して送水ポンプにより吐出させるこ
とにより、気液分離を脱気槽内において行なう工程と、
脱気槽内の気体が所定の減圧度になった際に上部流路と
第1底部流路を閉塞し、排水路の送水ポンプ給水側にお
ける脱気槽側流路と第2底部流路を開いた状態で脱気槽
内の液体を排水路を介して送水ポンプにより吐出させな
がら、吐出された液体の一部を第2底部流路を介して排
気槽内に供給し排気槽内の気体を排気弁を通じて外部に
押し出す工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】本発明のこのような構成により、1台のポ
ンプにて真空脱気装置の処理液の送水と脱気槽内の減圧
維持、多処理が可能となり、維持や維持費、運転費が大
幅に削減され、又長期使用に適応させることが可能にな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1,2図の図面
に基づき説明する。1は脱気槽で硬質塩化ビニール、ス
テンレス等から成り自動弁3を介して排気弁8を具備し
た排気槽2に連結され(第2図では上部に排気弁8を具
備した脱気槽1と送水ポンプ5間に自動弁3を介して連
結管3Cによって連結され、連結部と脱気槽1間には自
動弁3A、脱気槽1と排気槽2を繋ぐ自動弁3Bが設け
られる)脱気槽1下部より送水ポンプ5を介して吐出管
6を接続し、送水ポンプ5以降吐出管より連結管7から
自動弁4を介して排気槽2に連結する、10は給水管で
自動弁9を介して脱気槽1に貫通せしめたものから本発
明を実行する脱気装置が構成される。
【0008】自動弁9、自動弁3(第2図では自動弁
9、自動弁3、自動弁3B)を開路し、又自動弁4(第
2図では自動弁4、自動弁3A)を閉路し給水管10か
ら液体を補給し脱気槽1内と排気槽2内を液体で満水に
した後、自動弁9を閉路し送水ポンプ5により排気槽2
内の液体を吐出させるのだが、図1では直接には脱気槽
1内の液体を吐出させその吸引力により液体を排気槽2
内より吐出させる。これと同時に脱気槽1内に残ってい
る、もしくは発生した気体類は比重が軽い為に自動弁3
を経て排気槽2内へ上昇する(第2図では直接排気槽2
内より液体を吐出せしめ、排気槽2内を減圧させ脱気槽
1内の気体を強制的に吸引し、脱気槽1内を減圧するも
のである。)脱気槽1内の減圧度が設定減圧度になると
自動弁3(第2図では自動弁3,3B)が閉路し、又自
動弁4(第2図では自動弁4,3Aが開路し、送水ポン
プ5によって吐出される処理水を吐出管6より分岐接続
された連結管7を経て、排気槽2内に補給し水位を上昇
させ排気槽2内に導かれた気体類を排気弁8から排気す
るものである。排気弁8は自動空気抜弁に逆止機構を施
されたもので、液体を通過させず気体のみを排気し、又
内部が不圧の状態では逆止機構により大気を吸い込まな
い仕組みになっているものである。この状態において
は、脱気槽1内で気液分離処理されている液体が吐出さ
れる。又処理中に当たって脱気槽1内の設定減圧度が崩
れた時点に於いて、各自動弁を制御し排気槽2内から液
体を直接、又は脱気槽1を介して間接的に吐出せしめ、
脱気槽1内で発生した気体を排気槽2内に上昇、又は吸
引し脱気槽1内の減圧度を取り戻す。上記作用は脱気槽
1内に具備された真空センサー、水位センサー等で感知
し制御器によって自動弁を自動制御し減圧排気を反復す
ることで、連続処理中において脱気槽1内減圧度を維持
するものであり、つまり脱気槽1内が設定減圧度間の時
は、脱気槽1内で処理された脱気水を吐出供給し、脱気
槽1内が設定減圧度以下になった時点において減圧する
ために要する液体を、排気槽2内に補給された処理水を
吐出供給することで、連続的に一定の濃度の処理水を供
給し、かつ脱気槽1内の減圧度を維持する、真空脱気装
置の減圧排気方法を提供せんとするものである。
【0009】
【発明の効果】上気したように本発明は通常運転中には
脱気槽で気液分離を行いその処理水を吐出し同時に処理
水を排気槽に補給し導いた気体類を排気せしめ、減圧度
が低下した時点において排気槽に補給された処理水を吐
出させ減圧を維持し連続的に処理水を供給することを、
ポンプを送水ポンプに限定し行なうものである。従って
従来の真空ポンプを使用せずとも設定の減圧度を維持す
ることができ、常に一定濃度の処理液を供給することが
できる。実験では硬質塩化ビニール樹脂の17リットル
の排気槽と50リットルの脱気槽に真空槽を30リット
ル、液体槽を20リットル取り、送水ポンプに単相10
0V,50Hz吸込全揚程−4m,出力0.4KWと各
自動弁に不圧に対応する電磁弁を使用し、脱気装置の給
水・吐出管の径を30Aにしマンションの入水槽に給水
・吐出管を連結し液体を3t/hの流量で循環させたと
ころ、脱気槽減圧度を−740〜−720mmHg間で
維持することを可能としており、脱酸素能力でみると液
温4〜6℃溶存酸素量約12ppmが処理後4ppm前
後と約70%の脱気能力を実測した。又上気したように
主となる動力は液体送水ポンプ1台のみで液体吐出、排
気減圧を可能としているものなので、当初コストや維持
や維持費、運転費が大幅に削減され、寿命性等にも優れ
るものであり、多処理や長期使用に当たって絶大な効果
を果たすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である。
【図2】本発明の実施例である。
【符号の説明】
1 脱気槽 2 排気槽 3,3A,3B,4,9 自動弁 5 送水ポンプ 6 吐出管 7,3C 連結管 8 排気弁 10 給水管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱気槽と、排気槽と、排気槽の上部に設
    けた逆止機構を有する排気弁と、脱気槽に連結した給水
    路と、脱気槽の頂部と排気槽の底部を連絡する一方の流
    路と、脱気槽の底部を送水ポンプの給水側に連結すると
    ともに送水ポンプの排水側より液体を導く排水路と、排
    水路の送水ポンプ排出側より分岐し排気槽下部に連絡す
    る他方の流路とを有する真空脱気装置の減圧排気方法に
    おいて、他方の流路を閉塞し、一方の流路を開いた状態
    で送水ポンプにより液体を吐出しつつ脱気層に液体を供
    給し脱気槽と排気槽とを液体で満たす工程と、脱気槽内
    への新たな液体の供給を停止し、脱気槽内の液体を排水
    路を介して送水ポンプにより吐出することにより気液分
    離を脱気槽内において行なう工程と、脱気槽内の気体が
    所定の減圧度になった際に一方の流路を閉塞し、他方の
    流路を開いた状態で脱気槽内の液体を排水路を介して送
    水ポンプにより吐出させながら、吐出された液体の一部
    を他方の流路を介して排気槽内に供給し排気槽内の気体
    を排気弁を通じて外部に押し出す工程とを備えたことを
    特徴とする真空脱気装置の減圧排気方法。
  2. 【請求項2】 脱気槽と、排気槽と、脱気槽及び排気槽
    上部にそれぞれ設けた逆止機構を有する排気弁と、脱気
    槽に連結した給水路と、脱気槽の上部と排気槽の上部を
    連絡する上部流路と、脱気槽の底部を送水ポンプの給水
    側に連結するとともに送水ポンプの排水側より液体を導
    く排水路と、排水路の送水ポンプ給水側と排気槽の底部
    を連絡する第1底部流路と、排水路の送水ポンプ排水側
    より分岐し排気槽底部に連絡する第2底部流路とを有す
    る真空脱気装置の減圧排気方法において、排水路の送水
    ポンプ給水側における脱気槽側流路と第2底部流路を閉
    塞し、上部流路を開き、第1底部流路を排水路の送水ポ
    ンプ給水側における送水ポンプ側流路を経て送水ポンプ
    へと連通させた状態で送水ポンプにより液体を吐出しつ
    つ脱気層に液体を供給し脱気槽と排気槽とを液体で満た
    す工程と、脱気槽内への新たな液体の供給を停止し、脱
    気槽内の液体を上部流路、排気槽、第1底部流路、及び
    排水路を介して送水ポンプにより吐出させることによ
    り、気液分離を脱気槽内において行なう工程と、脱気槽
    内の気体が所定の減圧度になった際に上部流路と第1底
    部流路を閉塞し、排水路の送水ポンプ給水側における脱
    気槽側流路と第2底部流路を開いた状態で脱気槽内の液
    体を排水路を介して送水ポンプにより吐出させながら、
    吐出された液体の一部を第2底部流路を介して排気槽内
    に供給し排気槽内の気体を排気弁を通じて外部に押し出
    す工程とを備えたことを特徴とする真空脱気装置の減圧
    排気方法。
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