JP3242811B2 - 有限要素法解析用モデルの作成方法及び装置 - Google Patents
有限要素法解析用モデルの作成方法及び装置Info
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Description
の作成方法及び装置に係り、特にノートパソコンや携帯
端末装置等の電子機器に関する熱伝導解析等の熱設計を
有限要素法解析で行う際に用いるモデルを作成するのに
適した有限要素法解析用モデルの作成方法及び装置に関
する。
行う際に、開発の初期段階での設計検証に有限要素法解
析を用いることが良く行われる。特に、熱設計の検証の
ために有限要素法解析を用いることが多くなってきてお
り、複雑な3次元形状の解析モデルの表面の有限要素並
びにその面番号を探し出して各面毎に熱伝導率を付与す
る操作は従来オペレータにより手動で行われていた。
ルの内部空間を例えば空気のような気体で同様にしてモ
デル化することも、解析精度を向上するためには必要で
ある。しかし、3次元CAD等で装置やモジュールをモ
デル化する際には、空間を予めモデル化しておくといっ
たことは通常行われず、有限要素法解析の段階で新たに
手動により装置やモジュールの内部空間に個体有限要素
を埋め込む操作が行われる。
伝達面を特定する操作と、各面毎の熱伝達率を付与する
操作とは、いづれも解析精度を大きく左右するので、各
熱伝達面と各面毎の熱伝導率とを1つ1つ手動で入力す
る操作は必須である。このため、従来のモデル作成方法
では、解析モデルを作成するのに要する時間が非常に長
くなると共に、入力がオペレータにより手動で行われる
ため、入力誤りを生じる可能性が高いという問題があっ
た。
り作成し、その構造から有限要素法解析に用いる解析モ
デルを作成することも良く行われる。この様な場合、解
析精度を向上するためには構造の内部空間を空気の固体
モデルで定義する方法が有効であるが、従来の解析モデ
ルでは実体のある部品しかモデル化しないため、内部空
間を空気の固体モデルで定義するには後から内部空間の
部分に固体有限要素を追加する操作が必要となってしま
う。ところが、このように内部空間に対して固体有限要
素を追加する操作は、複雑であるだけでなく、入力誤り
を生じ易い。このため、最初から内部空間を含んだ構造
に対して有限要素を作成して入力することが望ましい
が、その結果初期段階でのデータ処理が膨大、且つ、複
雑となり、入力する情報量も多いだけに入力誤りを生じ
易く、結局は解析モデルの作成時に誤りが多く発生する
という問題もあった。
る解析モデルの情報に基づいて他の要素と面を共有しな
い要素の面を自動的に抽出し、解析モデルの表面への等
分布圧力、解析モデルの表面からの放熱条件や吸熱条件
等の境界条件に関するデータを正確に生成することによ
り、解析モデルの作成時間を短縮すると共に解析モデル
の作成時の誤りを防止して解析精度を向上することので
きる有限要素法解析用モデルの作成方法及び装置を提供
することを目的とする。
べき目的装置を表し有限要素法解析で用いる解析モデル
に関する情報に基づいて、解析モデルの要素のうち他の
要素の面と接しない面の要素を検出する第1の手段と、
該第1の手段で検出された面の要素を、各面に対して便
宜上付与された面番号毎に第1のグループにグループ分
けする第2の手段と、該第2の手段で得られた各第1の
グループに含まれる面の要素のうち、各要素に対して便
宜上付与された要素番号の増分値が同じで連続している
要素を抽出して第2のグループにグループ分けする第3
の手段と、該第3の手段で得られた各第2のグループに
含まれる要素について、要素初期番号、要素最終番号、
要素番号増分値及び要素の属する面番号を格納情報とし
て格納する第4の手段と、該第3の手段で抽出した要素
が構成する面の範囲を該格納情報に対して指定する第5
の手段と、該第5の手段で指定された範囲の面で作られ
る空間に固体有限要素を新たに作成する第6の手段と、
該第5の手段で指定された範囲外の面で境界条件を定義
する情報を作成する第7の手段と、該境界面の定義にお
いて、面の位置座標に応じて条件値を変化させる第8の
手段とを備えた有限要素法解析用モデルの作成装置によ
っても達成される。
において、前記第5の手段及び第6の手段は、他の要素
の面と接しない面の集合のうち、集合に含まれる各面が
目的装置の形状の内部か外部かの区別をし、内部の面に
ついてはそれらの面により囲まれた空間に有限要素を新
たに埋め込む。
において、前記第6の手段は、前記目的装置の形状の内
部の空間を、目的装置以外の物性を持つ有限要素で埋め
る。請求項4記載の発明では、請求項2又は3の発明に
おいて、前記第7の手段は、他の要素の面と接しない面
の集合のうち、外部の面については、座標空間、要素番
号、節点番号のうち少なくとも1つの範囲を指定して、
熱伝達面、初期温度条件、最終温度条件、拘束条件、圧
力条件のうち少なくとも1つの境界条件を定義するため
のバルクデータを作成する。
において、前記第7の手段は、抽出した要素について、
他の要素と接触せず空間と接する面を検出し、この面に
放熱等の解析条件を入れることにより、前記第5の手段
で指定された範囲外の面で熱伝達面を定義する情報を作
成する。
において、前記第8の手段は、空間と接する面への解析
条件に対し、面の位置に応じて条件値を変える。請求項
7記載の発明では、請求項6の発明において、前記第8
の手段は、熱伝達面の定義において、面の位置座標に応
じて熱伝達率を変化させる。
いずれかの発明において、前記第1の手段は、前記解析
モデルが2次元図形を一定の規則に従って引き上げてn
階建ての建物の形式で作成された立体形状の場合、隣接
する要素同士の節点番号、要素番号及び面番号の増分が
同じ向きに設定されていることを利用し、検査対象がK
階である場合に全ての要素をチェックせず、K−1階及
びK+1階だけを検査することにより境界要素の検出を
行う。
いずれかの発明において、前記第1の手段は、前記解析
モデルが一定の規則に従って作成されている場合、節点
番号の範囲を求め、その範囲の中間にダミー中間節点番
号を発生し、チェックの対象となる要素をこのダミー中
間節点番号の一定範囲内のものに限定することにより境
界要素の検出を行う。
のいずれかの発明において、前記第1の手段は、前記解
析モデルが一定の規則に従って作成されている場合、節
点番号の合計を用いてチェックの対象となる要素を特定
することにより境界要素の検出を行う。
のいずれかの発明において、前記第1の手段は、節点番
号の座標値の最大値及び最小値を記憶し、これらの最大
値及び最小値に基づいてチェックの対象となる要素を特
定することにより境界要素の検出を行う。
のいずれかの発明において、前記第1の手段は、要素を
構成する節点の節点番号を格納しているテーブルの先頭
に格納されている節点の座標値を用いてチェックの対象
となる要素を特定することにより境界要素の検出を行
う。
のいずれかの発明において、前記第1の手段は、要素を
構成する節点の節点番号を格納しているテーブルの先頭
に格納されている節点の座標値を用いて、各要素の構成
節点のうち先頭節点の座標値を小さい順に並べ替えて要
素番号と一緒に格納したX軸座標値テーブル、Y軸座標
値テーブル及びZ軸座標値テーブルを作成し、チェック
の対象となる要素をこれらのテーブルを使って特定する
ことにより境界要素の検出を行う。
のいずれかの発明において、前記第1の手段は、前記解
析モデルが、隣接する要素同士において面番号の向きが
同じに作成されていることを利用して、面番号1からで
はなく一定の規則に従って相手側要素の面番号を検査す
ることにより境界要素の検出を行う。
解析用のモデルを直接入力して、その解析モデルの構成
要素のうち他の要素面と接しない要素面を自動的に検出
できるので、有限要素法解析における解析モデル表面へ
の等分圧力や、解析モデル表面からの放熱、吸熱条件等
の境界条件の入力データを間違いなく、且つ、短時間で
自動生成することができる。又、検出した要素面をその
面番号毎にグループ分けし、グループ分けした要素面に
ついて要素番号の増分値が同じものを抽出してグループ
分けし、更に、増分値の同じグループ毎にひとまとめに
した要素初期番号、要素最終番号、要素番号増分値及び
要素の属する面番号を格納情報として記述するので、有
限要素法解析における境界条件の入力データ量を少なく
することができる。
と接しない要素面が解析モデル内部に存在しても、それ
らの要素面を識別することができるので、解析モデル外
部だけに境界条件を付ける等の処理が簡単に行える。
又、解析モデル内部として識別された要素面を利用し
て、それらの要素面で囲まれる空間に有限要素を追加し
て埋め込むこともでき、解析精度を向上することができ
る。
内部として識別された要素面を利用して、それらの要素
面で囲まれる空間に有限要素を追加して埋め込むことも
でき、その追加した要素に空気の物性値を与えることで
熱伝導解析の精度を向上することもできる。
接しない要素面のうち、外部の面について範囲を指定
し、境界条件を指定するだけでその範囲に関する境界条
件の解析用入力データを間違いなく、且つ、短時間に生
成できる。又、解析モデル表面の特定部分への圧力、温
度、伝熱等の解析境界条件や付加条件等の煩雑な入力デ
ータの生成作業が正確に、且つ、簡単に行える。
接しない要素面を自動的に検出し、検出した要素面に関
するデータと入力指定された圧力、温度、伝熱等の解析
境界条件とから、解析用の入力データを生成できるの
で、解析作業における誤りを軽減でき、解析に要する時
間を短縮可能である。
接しない要素面に、その面の座標位置に応じて境界条件
を与えることができるので、解析精度を大幅に向上する
ことができる。請求項7記載の発明によれば、例えば熱
伝達表面に対して冷媒の流入側と流出側とで段階的に熱
伝達率等の境界条件入力データを変化させて与えること
ができるので、解析精度を大幅に向上することができ
る。
を立ち上げて作成したような解析モデルにおいて、全て
の要素をチェックせず、関係しそうな要素部分だけをチ
ェックするので、検査する対象要素を絞り込むことがで
き、他の要素の面と接しない要素面情報を短時間で取り
出すことが可能である。
生成規則で作成された解析モデルでは、要素の構成節点
を中間節点番号で代表させるので、ある要素に接する他
の要素面の判別は、中間節点番号の一定範囲にある中間
節点番号を有する要素をチェックするだけで良いので、
検査する対象要素を絞り込むことができ、他の要素の面
と接しない要素面情報を短時間で取り出すことが可能で
ある。
の構成節点願号を足し合わせた合計節点で代表させ、接
する面のチェックには比較元の合計節点に数値を加算し
たもの及び減算したものの範囲にある合計節点を有する
要素のみを比較先とすることができ、検査する対象要素
を絞り込むことができ、他の要素の面と接しない要素面
情報を短時間で取り出すことが可能である。
その構成節点座標値の最大値及び最小値を記憶してお
き、比較元の要素の構成節点座標値の最大値及び最小値
に数値を加算したもの及び減算したものをチェックの範
囲とし、このチェック範囲に要素の節点座標値の最大値
及び最小値があるものだけを比較先とすることができる
ので、検査の対象要素を絞り込むことができ、他の要素
の面と接しない要素面情報を短時間で取り出すことが可
能である。
の構成節点の先頭節点の座標値とを利用し、検査対象を
調べたい要素の先頭節点座標値から一定距離の範囲にあ
る要素だけを抽出して、これらとの接続の有無をチェッ
クするだけで良いので、検査委の対象要素を絞り込むこ
とができ、他の要素の面と接しない要素面情報を短時間
で取り出すことが可能である。
構成節点のうち先頭の節点の座標値をX軸座標、Y軸座
標、Z軸座標等の座標軸毎に最小値から最大値の順に既
に並べ替えてあるテーブルを利用できるので、ある特定
要素とそれに接する面を有する要素を検出する場合に
は、自分自身の位置から距離で指定範囲にある要素だけ
に限定してその範囲にある要素のみを調べる処理が簡単
に、且つ、高速に行える。このため、検査の対象要素を
絞り込むことができ、他の要素の面と接しない要素面情
報を短時間で取り出すことが可能である。
面番号から比較先となる面番号を面番号1からではな
く、接触する可能性の高い面の面番号から優先的に定め
ることができるので、接触する面同士を高速に検出する
ことが可能となり、境界要素検出処理を高速に行うこと
ができる。
で用いる解析モデルの情報に基づいて他の要素と面を共
有しない要素の面を自動的に抽出し、解析モデルの表面
への等分布圧力、解析モデルの表面からの放熱条件や吸
熱条件等の境界条件に関するデータを正確に生成するこ
とにより、解析モデルの作成時間を短縮すると共に解析
モデルの作成時の誤りを防止して解析精度を向上するこ
とのできる。
ルの作成装置の一実施例を示すブロック図である。同図
中、有限要素法解析用モデルの作成装置は、大略中央制
御装置(CPU)1と、メモリ2と、ファイル装置3
と、ディスプレイ装置4とからなり、これらはバス5を
介して接続されている。尚、ディスプレイ装置4にはキ
ーボード6と、図示を省略するマウスとマウスパッドと
が接続されている。
のであり、メモリ2にはこのCPU1が実行するプログ
ラムやCPU1により処理されるデータ等が格納され
る。ファイル装置3は、各種装置やモジュールを表し有
限要素法解析で用いる解析モデルの情報をファイル形式
で格納する。ディスプレイ装置4は、解析モデルの表
示、キーボード6やマウスからの入力情報等の表示及び
オペレータに対するメッセージ等の表示を行う。図2
は、CPU1が行う基本動作を説明するフローチャート
であり、本発明になる有限要素法解析用モデルの作成方
法の一実施例の動作に対応する。同図中、ステップST
1は、ファイル装置3に格納されている、解析するべき
装置(以下、目的装置と言う)を表し有限要素法解析で
用いる解析モデルに関する情報に基づいて、解析モデル
の要素のうち他の要素の面と接しない面の要素を検出す
る。このステップST1は、有限要素法解析で用いる境
界条件等を作成するために行われる。尚、解析モデルに
関する情報は、CPU1により3次元CAD等で作成し
たものであっても良い。
視図であり、図4は、解析モデル要素の他の例を示す斜
視図である。図3は解析モデル要素が6面体であり、固
体の有限要素の節点が節点番号「1」〜「8」からなる
場合を示す。他方、図4は解析モデル要素が5面体であ
り、固体の有限要素の節点が節点番号「1」〜「6」か
らなる場合を示す。節点番号とは、各節点に対して便宜
上付与された番号である。図3及び図4において、丸印
は有限要素の節点を示す。
された面の要素を、面番号毎に第1のグループにグルー
プ分けする。面番号とは、各面に対して便宜上付与され
た番号である。図5は、面番号と節点番号との関係を、
上記図3及び図4に示す解析要素モデルについて示す図
である。図5において、例えば図3の解析要素モデルの
面番号1で示される面の要素は、節点番号「1」,
「2」,「3」,「4」で示される節点により構成され
ている。又、例えば図4の解析モデルの面番号4で示さ
れる面の要素は、節点番号「2」,「3」,「6」,
「5」で示される節点により構成されている。尚、要素
の構成節点の登録順序としては、ある方向(この例では
反時計方向)に検索された節点が形成する面に対する法
線方向が要素の外側を向くようにする。この場合、図5
において図3の解析モデルの例では、面番号1について
のみ法線方向が内側を向いてしまうので、節点の登録順
序を節点番号「1」,「2」,「3」,「4」から節点
番号「1」,「4」,「3」,「2」へ変更することが
望ましい。
れた各第1のグループに含まれる面の要素のうち、要素
番号の増分値が同じものを抽出して第2のグループにグ
ループ分けする。要素番号とは、解析モデルの各要素に
対して便宜上付与された番号である。
れた各第2のグループに含まれる要素について、要素初
期番号、要素最終番号、要素番号増分値及び要素の属す
る面番号を1行に記述する。ステップST5は、ステッ
プST3で抽出した要素が構成する面の特定部分に処理
を加えるために分離したい座標の範囲を指定する。
された範囲の面で作られる空間に固体有限要素を新たに
作成する。つまり、ステップST5及びステップST6
により、他の要素の面と接しない面の集合のうち、集合
に含まれる各面が目的装置の形状の内部か外部かの区別
をして、内部の面についてはそれらの面により囲まれた
空間に有限要素を新たに埋め込む。例えば、目的装置の
形状の内部の空間を、空気の物性を持つ有限要素で埋め
る。
された範囲以外の面を用いて解析の境界条件である熱伝
達面を定義する情報を作成する。つまり、抽出した要素
について、他の要素と接触せず空間と接する面を検出
し、この面に放熱等の解析条件を入れる。これにより、
他の要素の面と接しない面の集合のうち、外部の面につ
いては、座標空間、要素番号、節点番号等のうち少なく
とも1つの範囲を指定され、熱伝達面、初期温度条件、
最終温度条件、拘束条件、圧力条件等のうち少なくとも
1つの境界条件を定義するためのバルクデータが作成さ
れる。
て、面の位置座標に応じて条件値である熱伝達率を変化
させる。即ち、空間と接する面への解析条件に対し、面
の位置に応じて条件値を変える。これにより、有限要素
法解析で用いる解析モデルの情報に基づいて他の要素と
面を共有しない要素の面を自動的に抽出し、解析モデル
の表面への等分布圧力、解析モデルの表面からの放熱条
件や吸熱条件等の境界条件に関するデータを正確に生成
することにより、解析モデルの作成時間を短縮すると共
に解析モデルの作成時の誤りを防止して解析精度を向上
することができる。
の実施例を図6〜図10と共により詳細に説明する。図
6〜図14は、有限要素法解析用モデルの作成方法の実
施例を示すフローチャートである。図6及び図7は、図
2に示すステップST1に対応する動作を示すフローチ
ャートである。図6中、ステップS1は、ファイル装置
3に格納されている、目的装置に関する有限要素法解析
で用いる解析モデルに関する情報に基づいて、解析モデ
ルの節点番号及び座標値を表す節点テーブルを作成す
る。この節点テーブル及び後述する各種テーブルは、図
1に示すメモリ2内に格納されている。節点番号とは、
各要素節点に対して便宜上付与された番号である。ステ
ップS2は、解析モデルの要素番号、要素タイプ及び要
素の構成節点を表す要素テーブルを作成する。要素タイ
プは、要素の種類を表す。ステップS3は、上記要素テ
ーブルから要素を次々に取り出して、取り出した要素を
便宜上A要素と定義する。
から第n面までを次々に取り出して、取り出した面を便
宜上A要素K面と定義する。尚、nは図3に示す如き8
節点要素の場合は6であり、図4に示す如き6節点要素
の場合は5である。ステップS5は、A要素K面を構成
する節点の節点番号を要素テーブルから見つけ出し、A
要素K面について節点テーブルを更新する。この場合の
要素の構成面と節点番号との関係の一例は、上記図5に
示されている。ステップS6は、着目した要素以外の要
素を次々に取り出して便宜上B要素と定義して、各B要
素の要素番号、要素タイプ、面番号等をステップS7以
下でチェックする。着目要素以外の全てのB要素のチェ
ックが終了してAとB両要素の面の構成節点が同じもの
が存在しないとき、A要素K面は境界面であるので、境
界面テーブルにその要素番号、要素タイプ及び面番号を
格納する。
タイプとA要素の要素タイプとを比較して、同じである
か否かを判断する。ステップS7の判断結果がYESで
あれば、処理はステップS8へ進み、NOであれば処理
はステップS6へ戻る。ステップS8は、取り出したB
要素の第1面から第n面までを次々に取り出して、取り
出した面を便宜上B要素L面と定義する処理を行って、
第n面までの処理が終了したか否かを判断する。ステッ
プS8の判断結果がYESであれば、処理はステップS
6ね戻り、NOであれば処理は図7に示すステップS9
へ進む。
構成する節点の節点番号を要素テーブルから見つけ出
し、B要素L面について節点テーブルを更新する。ステ
ップS10は、A要素K面についての節点テーブルに格
納された節点番号と、B要素L面についての節点テーブ
ルに格納された節点番号とを比較し、同じであるか否か
を判断する。ステップS10の判断結果がYESの場
合、境界面ではないので処理は図6のステップS4へ戻
り、NOの場合は次の面又は要素を取り出すために処理
は図6のステップS8へ戻る。
する動作を示すフローチャートである。図8中、ステッ
プS11は、図6及び図7に示すステップS1〜S9で
求めた境界面テーブルの要素番号と面番号から、要素タ
イプと面番号の同じ要素を取り出して第1のグループに
グループ分けする。
する動作を示すフローチャートである。図9中、ステッ
プS12は、ステップS11で得られた各第1のグルー
プに含まれる面の要素を要素番号順に並べ変える。又、
ステップS13は、要素番号順に並べ変えられた要素の
うち、要素番号の増分値が同じで連続しているものを抽
出して第2のグループにグループ分けする。
応する動作を示すフローチャートである。図10中、ス
テップS14は、ステップS13で得られた各第2のグ
ループに含まれる要素について、要素初期番号、要素最
終番号、要素番号増分値及び要素の属する面番号の形式
で1行に記述する。
応する動作を示すフローチャートである。図11中、ス
テップS15は、ステップS14を行った後、解析モデ
ルに関する情報から解析モデルの内面を抽出するため
に、キーボード6から入力されるX,Y,Zの各座標系
での最大値及び最小値を入力し、範囲テーブルに格納す
る。ステップS16は、ステップS1〜S9で求めた境
界面テーブルの要素番号及び面番号を用いて、面の構成
節点を要素テーブルから読み出すと共に、構成節点の座
標値を節点テーブルから読み出す。ここで、読み出した
座標値が少なくとも1つステップS15で特定した範囲
内にある面を取り出して内面テーブルに格納する。
応する動作を示すフローチャートである。図12中、ス
テップS17は、ステップS16で求めた内面テーブル
で構成される面と節点を用いてCAD装置による対話形
式で、或は、自動メッシュ生成手法により、内部空間を
メッシュに分割して有限要素を新たに生成する。
応する動作を示すフローチャートである。図13中、ス
テップS18は、ステップS14を行った後、各第2の
グループに含まれる要素について、要素初期番号、要素
最終番号、要素番号増分値及び要素の属する面番号が1
行に記述された情報に、熱伝達率を示す情報をキーボー
ド6或は流体解析プログラムの実行結果の熱伝達率情報
の入力手段により入力し、上記1行に記述された情報に
加えることで、解析用の熱伝達面の定義データを作成す
る。
応する動作を示すフローチャートである。図14中、ス
テップ19は、ステップS18で作成された定義データ
において、例えば空気等の冷媒の流れる向きによる表面
の熱伝達率変化に応じて、解析データに付与する熱伝達
面の熱伝達率を変更させるため、解析モデルを冷媒の流
れの方向に分割する。又、解析モデルの分割範囲内で均
等な熱伝達率を付与するために、分割位置に関する情報
を例えばキーボード6から入力する。更に、流体解析プ
ログラムの実行結果の熱伝達率情報をもとにして、熱伝
達率情報を入力することもできる。
する有限要素法解析用モデルのデータの一例を示す図で
ある。これらの図中、1は解析内容、2はタイトル、3
は要素タイプ、4は要素データ、5は節点データ、6は
材料データ、7は発熱データ、8は節点温度条件デー
タ、9は熱伝達境界条件データを示す。
ータで表される解析モデルを示す斜視図である。図18
は、本実施例により抽出される要素と面番号を表す出力
データの一例を示す図である。
の一例を示す斜視図である。又、図20及び図21は、
夫々図19に示す解析モデルの内部を異なる箇所で切断
して示す斜視図である。図22は、実際の製品モデルの
一例を示す斜視図である。
及び図4に示すステップS1〜S10において境界要
素、即ち、境界面を検出する処理の各種実施例について
説明する。図23は、境界面を検出する処理の第1実施
例を説明するフローチャートである。有限要素法解析用
モデルが、例えば2次元図形を引き上げて立体形状を作
成された形状のように、一定の規則に従って作成された
解析モデルの場合、隣接する要素同士の節点番号、要素
番号及び面番号の増分が同じ向きに設定されている。つ
まり、解析モデルがn階建ての建物の形式で作成されて
いる場合、各節点番号は各階毎に決定された増分で変化
することが多い。例えば1階のフロア部分の節点番号が
1〜100、2階のフロア部分の節点番号が101〜2
00、3階のフロア部分の節点番号が201〜300等
といった具合に決定されている場合、各階の部屋に相当
する要素部分は、例えば1階の各部屋は1〜100まで
の範囲の節点番号の節点で構成されている。そこで、本
実施例では、処理の対象となる解析モデルが一定の規則
に従って作成されており、n階建ての建物のように検査
対象がK階である場合、全ての要素をチェックせず、K
−1階及びK+1階だけを検査することにより、境界要
素の検出を高速に行う。
となる解析モデルが一定の規則に従って作成された解析
モデルであるか否かを示すフラグを入力する。ステップ
S22は、要素をチェックする範囲を入力して指定す
る。ステップS21及びS22での入力は、例えばオペ
レータによりキーボード6から行われる。ステップS2
3は、検査対象がK階であるとK−1階,K階,K+1
階までを検査対象として設定する。ステップS24は、
上記フラグが一定の規則に従って作成された解析モデル
であることを示す場合、ステップS23で設定された検
査対象について接触面を検出する接触判定処理を行う。
接触判定処理は、例えば図6及び図7に示すように行わ
れる。ステップS25は、ステップS22で指定された
範囲内でステップS24において接触面が検出されない
場合、検査対象の面が境界面であると判断する。この様
に、全ての要素をチェックせずに関係しそうな要素部分
のみをチェックすることにより、チェックの対象となる
要素を絞り込めるので、他の要素の面と接しない要素面
情報を取り出すのに要する時間を短縮することができ
る。
施例を説明するフローチャートである。本実施例では、
処理の対象となる解析モデルが一定の規則に従って作成
された解析モデルである場合、節点番号の範囲を求め、
その範囲の中間にダミー中間節点番号を発生する。チェ
ックの対象となる要素は、このダミー中間節点番号の一
定範囲内のものに限定することにより、境界要素の検出
を高速に行う。
となる解析モデルが一定の規則に従って作成された解析
モデルであるか否かを示すフラグを入力する。ステップ
S32は、上記フラグが一定の規則に従って作成された
解析モデルであることを示す場合、各要素の節点範囲の
中間にダミー中間節点を発生して、ダミー中間節点番号
からなるダミー中間節点テーブルを作成する。図25
は、ダミー中間節点テーブルの一例を示す図であり、こ
のダミー中間節点テーブルには要素番号と中間節点番号
を格納されている。このダミー中間節点テーブルに格納
されているダミー中間節点番号は、要素の構成節点の最
小節点番号と最大節点番号とを加算して2で割った値と
なっている。ステップS33は、ダミー中間節点の検査
範囲を入力して指定する。図25では、ダミー中間節点
の検査範囲を800とすると要素番号2023に関して
は中間節点(2002−800)〜(2002+80
0)の範囲か対象となりR1で示されている。ステップ
S31及びS33での入力は、例えばオペレータにより
キーボード6から行われる。ステップS34は、指定さ
れたダミー中間節点の検査範囲内にある要素をチェック
の対象として、接触判定処理を行う。接触判定処理は、
例えば図6及び図7に示すように行われる。ステップS
35は、ステップS33で指定された範囲内でステップ
S34において接触面が検出されない場合、検査対象の
面が境界面であると判断する。この様に、要素の構成節
点をダミー中間節点で代表させることにより、ある要素
に接する他の要素面の判別を、ダミー中間節点番号が一
定範囲内であるダミー中間節点を持つ要素のみをチェッ
クするだけで良いので、チェックの対象となる要素を絞
り込めて、他の要素の面と接しない要素面情報を取り出
すのに要する時間を短縮することができる。
施例を説明するフローチャートである。本実施例では、
処理の対象となる解析モデルが一定の規則に従って作成
された解析モデルである場合、節点番号の合計を用いて
チェックの対象となる要素を特定することにより、境界
要素の検出を高速に行う。従って、本実施例では、ダミ
ー節点テーブルに格納される値が各要素の構成節点の節
点番号の合計である点が上記ダミー中間節点テーブルに
格納される値と異なる。
となる解析モデルが一定の規則に従って作成された解析
モデルであるか否かを示すフラグを入力する。ステップ
S42は、上記フラグが一定の規則に従って作成された
解析モデルであることを示す場合、各要素の節点番号の
合計の値からなるダミー節点テーブルを作成する。ステ
ップS43は、ダミー節点の検査範囲を入力して指定す
る。ステップS41及びS43での入力は、例えばオペ
レータによりキーボード6から行われる。ステップS4
4は、指定されたダミー節点検査範囲内にある要素をチ
ェックの対象として、接触判定処理を行う。接触判定処
理は、例えば図6及び図7に示すように行われる。ステ
ップS35は、ステップS33で指定された範囲内でス
テップS34において接触面が検出されない場合、検査
対象の面が境界面であると判断する。この様に、要素の
構成節点をダミー中間節点で代表させることにより、あ
る要素に接する他の要素面の判別を、ダミー中間節点番
号が一定範囲内であるダミー中間節点を持つ要素のみを
チェックするだけで良いので、チェックの対象となる要
素を絞り込めて、他の要素の面と接しない要素面情報を
取り出すのに要する時間を短縮することができる。
施例を説明するフローチャートである。本実施例では、
節点番号の座標値の最大値及び最小値を記憶しておき、
チェックの対象となる要素を特定することにより、境界
要素の検出を高速に行う。図27中、ステップS51
は、各要素の節点の座標範囲を求め、座標範囲テーブル
を作成する。図28は、座標範囲テーブルの一例を示す
図であり、要素を構成する節点の座標値のうちX,Y,
Z軸方向についての最大値及び最小値が求められて、要
素番号と一緒に格納されている。図28中、Xmin,
Xmaxは夫々節点座標のX軸方向についての最小値及
び最大値、Ymin,Ymaxは夫々節点座標のY軸方
向についての最小値及び最大値、Zmin,Zmaxは
夫々節点座標のZ軸方向についての最小値及び最大値を
示す。ステップS52は、座標範囲テーブルでの検査範
囲を入力して指定する。入力は最小値からマイナスある
いは最大値にプラスする値を絶対値でX,Y,Z各方向
ごとに与えて、これを各要素ごとのX,Y,Z最小、最
大値にプラス,マイナスすることで検査範囲とする。ス
テップS52での入力は、例えばオペレータによりキー
ボード6から行われる。ステップS53は、指定された
検査範囲内の要素番号を座標範囲テーブルから見つけ出
して、見つけ出された要素番号の要素をチェックの対象
として、接触判定処理を行う。接触判定処理は、例えば
図6及び図7に示すように行われる。ステップS54
は、ステップS52で指定された検査範囲内でステップ
S53において接触面が検出されない場合、検査対象の
面が境界面であると判断する。この様に、要素毎に要素
の構成節点座標値の最大値及び最小値を記憶しておき、
比較元の要素の構成節点座標値の最大値及び最小値に数
値を加算したものと減算したものとをチェックの範囲と
し、この範囲内で要素の節点座標値の最大及び最小があ
るものだけを比較先とすることが可能なので、チェック
の対象となる要素を絞り込めて、他の要素の面と接しな
い要素面情報を取り出すのに要する時間を短縮すること
ができる。
施例を説明するフローチャートである。本実施例では、
要素を構成する節点の節点番号を格納しているテーブル
の先頭に格納されている節点の座標値を用いてチェック
の対象となる要素を特定することにより、境界要素の検
出を高速に行う。
頭節点の座標値からなる先頭座標値テーブルを作成す
る。つまり、要素を構成する節点の節点番号を格納して
いるテーブルが予め作成されており、ステップS61は
このテーブルの先頭に格納されている節点のX,Y,Z
座標値を使って図30に示す如き先頭座標値テーブルを
作成する。図30中、X,Y,Zは夫々要素を構成する
節点の節点番号を格納しているテーブルの先頭に格納さ
れている節点のX,Y,Z座標値を示す。ステップS6
2は、先頭座標値テーブルでの検査範囲を入力して指定
する。ステップS63は、指定された検査範囲内の要素
番号を先頭座標値テーブルから見つけ出して、見つけ出
された要素番号の要素をチェックの対象として、接触判
定処理を行う。接触判定処理は、例えば図6及び図7に
示すように行われる。ステップS64は、ステップS6
2で指定された検査範囲内でステップS63において接
触面が検出されない場合、検査対象の面が境界面である
と判断する。この様に、要素と要素の構成節点の先頭節
点の座標値とを利用して、調べたい要素の先頭節点座標
値から一定距離の範囲内にある要素だけをチェック対象
として抽出し、これらの抽出した要素との接続の有無を
チェックするだけで良いので、チェックの対象となる要
素を絞り込めて、他の要素の面と接しない要素面情報を
取り出すのに要する時間を短縮することができる。
施例を説明するフローチャートである。本実施例では、
要素を構成する節点の節点番号を格納しているテーブル
の先頭に格納されている節点の座標値を用いて、各要素
の構成節点のうち先頭節点の座標値を小さい順に並べ替
えて要素番号と一緒に格納したX軸座標値テーブル、Y
軸座標値テーブル及びZ軸座標値テーブルを作成し、チ
ェックの対象となる要素をこれらのテーブルを使って特
定することにより、境界要素の検出を高速に行う。従っ
て、本実施例では、図30の如き先頭座標値テーブルが
X,Y,Zの各座標軸に対して別々に作成され、且つ、
各座標軸に対して作成されたテーブルにおいて先頭節点
の座標値が小さい順に並べ替えられている。
成節点のうち先頭節点の座標値を小さい順に並べ替えて
要素番号と一緒に格納したX軸座標値テーブル、Y軸座
標値テーブル及びZ軸座標値テーブルを作成する。即
ち、X軸座標値テーブルには各要素の構成節点のうち先
頭節点のX軸座標値が小さい順に並べ替えて要素番号と
一緒に格納され、Y軸座標値テーブルには各要素の構成
節点のうち先頭節点のY軸座標値が小さい順に並べ替え
て要素番号と一緒に格納され、Z軸座標値テーブルには
各要素の構成節点のうち先頭節点のZ軸座標値が小さい
順に並べ替えて要素番号と一緒に格納される。ステップ
S72は、X軸座標値テーブル、Y軸座標値テーブル及
びZ軸座標値テーブルでの検査範囲を入力して指定す
る。ステップS72での入力は、例えばオペレータによ
りキーボード6から行われる。ステップS73は、指定
された検査範囲内にある要素番号をX軸座標値テーブ
ル、Y軸座標値テーブル及びZ軸座標値テーブルから見
つけ出して、見つけ出された要素番号の要素をチェック
の対象として、接触判定処理を行う。接触判定処理は、
例えば図6及び図7に示すように行われる。ステップS
74は、ステップS72で指定された検査範囲内でステ
ップS73において接触面が検出されない場合、検査対
象の面が境界面であると判断する。この様に、各要素の
構成節点のうち先頭節点の座標値をX,Y,Z軸座標等
の座標軸毎に最小値から最大値への順に並べ替えて要素
番号と一緒に格納されたテーブルを利用するので、ある
特定要素とその特定要素に接する面を持つ要素を検出す
る場合には、テーブル上指定された範囲内の要素のみを
調べる処理が簡単に、且つ高速に行える。このため、チ
ェックの対象となる要素を絞り込めて、他の要素の面と
接しない要素面情報を取り出すのに要する時間を短縮す
ることができる。
施例を説明するフローチャートである。本実施例では、
有限要素法解析用モデルが、隣接する要素同士において
面番号の向き(面番号が付与される方向)が同じに作成
されることを利用して、面番号1からではなく一定の規
則に従って相手側要素の面番号を検査することにより、
境界要素の検出を高速に行う。
モデルの要素を取り出して要素の形状を判断する。ステ
ップS82は、任意の面番号Mを有する1面を構成する
節点の節点番号を取り出す。ステップS83は、比較す
る面の面番号MAを定める。ステップS84は、面テー
ブルから1面を取り出して節点番号を比較する。この場
合、等しい面が存在すれば、その面を面テーブルから削
除すると共に、等しいと判断された面以降が面テーブル
の先頭となるように配列の並べ替えを行い、処理がステ
ップS82へ戻る。他方、ステップS83及びS84を
面テーブルが終了するまで行っても等しい面が存在しな
い場合には、ステップS82で得られる面を面テーブル
に格納する。ステップS85は、上記ステップS83及
びS84を1要素の全ての面に対して行い、更に、ステ
ップS2〜S4を全ての要素に対して行う。
(相手)となる面番号を、面番号1からではなく接触す
る可能性の高い面番号から優先的に定めることができ、
接触する面同士を高速に検出することができるので、境
界要素の検出を高速に行うことが可能である。
を、図33〜図43と共により詳細に説明する。先ず、
本実施例では、要素を格納する領域として、図33に示
す2次元の配列IELM(14,KB)を使用する。図
33において、要素数LBに対して、各要素に付与され
た要素ID及び要素識別指標、各要素を構成する節点に
付与された節点ID等14フィールドの情報が図示の如
き配列で格納されている。
示す3次元の配列MEN(5,MC,6)を使用する。
更に、境界面数を格納する領域として、図35に示す如
き1次元の配列MB(6)を使用する。図35では、6
つの境界面数が面番号1〜6について格納されている。
かを指定するのには、図36に示す如き2次元の配列I
C(4,L)を使用する。この2次元配列IC(4,
L)は、要素の形状と面番号により、2次元配列IEL
Mの何番目に格納されている節点を読み出すかを格納し
ている。図36は、各面番号に対して4つの読み出す位
置が格納されている場合を示しており、形状1〜Nは、
4面体、5面体、6面体等の節点数によって定まる。
を説明する図である。図37中、左側の解析モデル部分
については、面番号1〜6と節点番号P1〜P8の検索
順序との関係は次のようになっている。 面番号1:P1→P2→P3→P4 面番号2:P5→P6→P7→P8 面番号3:P1→P2→P6→P5 面番号4:P2→P3→P7→P6 面番号5:P3→P4→P8→P7 面番号6:P4→P1→P5→P8 又、図37中、右側の解析モデル部分については、面番
号1〜6と節点番号P1’〜P8’の検索順序との関係
は次のようになっている。
号は夫々要素番号を示す。この例では、要素番号1,
2,...,11,12,...,21,22,...
の要素が順番に作成される。
よって、比較する面番号を設定するために2次元配列M
AC(6,6)を使用するものとする。図39は、この
2次元配列MAC(6,6)を示す図である。一般に、
有限要素法解析用のモデルは、図37及び図38からわ
かるように、規則的に作成される。図37に示すよう
に、要素を構成する節点の順序が同一であれば、面番号
によって等しいと判断できる面が予想できる。例えば、
図37に示す6面体において、面番号4は面番号6と等
しいと判断されることが予想できる。又、図38に示す
ように、要素が順序良く作成され要素番号の昇順に例え
ば2次元配列IELM格納されていることを考慮すれ
ば、等しいと判断される面は、直前に等しいと判断され
た面の次に格納されていると考えられる。
詳細に示すフローチャートである。図40及び図41に
おいて、図32に対応するステップ部分には同一符号を
付して破線で示す。図40中、ステップS101は、初
期値を設定する。具体的には、MB(1)〜MB(6)
を0に設定し、KBを1に設定する。
EN(5,MC,6)より解析モデルの同一面を検索す
る同一面検索ループ(S81)を起動する。ステップS
103は、2次元配列IELM(3,KB)より要素の
形状を判断し、2次元配列IELM(3,KB)の何番
目の節点番号から読み出すかを指定するための2次元配
列IC(4,L)の添字(IS,IE)を定める。尚、
2次元配列IC(4,L)には、上述の如く、予め要素
の形状に応じて、面番号1〜6の夫々に対して何番目の
節点番号を読み出すべきかをデータとして格納してお
く。
(3,KB)より節点を取り出す節点取り出しループ
(S82)を起動する。ステップS105は、1面(I
ELM(IC(I,L),KB),(I=1〜4))を
読み出して、読み出した1面の面番号を比較元の面の面
番号Mと定義する。又、ステップS106は、Nを1に
設定する。
て、2次元配列MAC(N,M)から比較する比較先の
面を設定する比較面設定ループ(S83)を起動する。
ステップS108は、ステップS105で読み出した面
番号Mに基づいて、2次元配列MAC(N,M)から比
較先の面番号MAを定める。上述の如く、2次元配列M
AC(N,M)には、予め面番号1〜6の夫々に対して
比較先の面番号の順序が定められており、その順序で面
番号が格納されている。これにより、面テーブルより比
較先の面が取り出される。ステップS109は、MCを
1に設定する。
5で得られた比較元の面の節点番号とS108で得られ
た比較先の面の節点番号とを比較する節点比較ループ
(S84)を起動する。ステップS111は、比較元の
面の節点番号と比較先の面の節点番号とを比較する。ス
テップS112は、比較された節点番号が全て一致した
か否かを判定する。ステップS112の判定結果がYE
Sの場合、ステップS113は、比較先の面を面テーブ
ルから削除すると共に、等しいと判断された面以降が面
テーブルの先頭となるような並べ替えを行う一致処理を
行う。ステップS113が終了すると、処理は後述する
図41に示すステップS120へ進む。他方、ステップ
S112の判定結果がNOであると、ステップ114で
MCをMC+1にインクリメントし、処理は図41に示
すステップS115へ進む。
C,MA)なる境界面カウンタ値を有する比較先の面の
節点番号と比較元の面の節点番号とが全て一致した状態
での面テーブルを示す図である。同図中、左側に境界面
カウンタ値が示されている。図43は、ステップS11
3で行う一致処理をより詳細に説明するフローチャート
である。同図中、ステップS131は、MDを1に設定
する。ステップS132は、一時的なデータ保存処理を
起動する。つまり、一時的にデータを格納するバッファ
領域をIWとすると、ステップS133は、3次元配列
MEN(1,MD,MA)をバッファ領域IW(1,M
D)へ、3次元配列MEN(2,MD,MA)をバッフ
ァ領域IW(2,MD)へ、3次元配列MEN(3,M
D,MA)をバッファ領域IW(3,MD)へ、3次元
配列MEN(4,MD,MA)をバッファ領域IW
(4,MD)へ、3次元配列MEN(5,MD,MA)
をバッファ領域IW(5,MD)へ夫々一時的に格納す
る。ステップS134は、MDをMD+1にインクリメ
ントする。尚、バッファ領域IWは、CPU1の内部メ
モリ領域やメモリ2内のメモリ領域により構成できる。
るとデータを一時的に保存する処理を終了する。ステッ
プS136は、MEを1に設定する。ステップS137
は、面テーブルのデータの並べ替えを行う処理を起動す
る。つまり、ステップS138は、3次元配列MEN
(1,MC+ME,MA)のデータを3次元配列MEN
(1,ME,MA)へ、3次元配列MEN(2,MC+
ME,MA)のデータを3次元配列MEN(2,ME,
MA)へ、3次元配列MEN(3,MC+ME,MA)
のデータを3次元配列MEN(3,ME,MA)へ、3
次元配列MEN(4,MC+ME,MA)のデータを3
次元配列MEN(4,ME,MA)へ、3次元配列ME
N(5,MC+ME,MA)のデータを3次元配列ME
N(5,ME,MA)へ夫々並び替える。ステップS1
39は、MEをME+1にインクリメントする。
(MA)であると面テーブルのデータの並び替えを行う
処理を終了する。ステップS141はMDを1に設定す
る。ステップS143は、バッファIW内のデータを面
テーブルへ代入する処理を起動する。つまり、ステップ
S143は、バッファIW(1,MD)内のデータを3
次元配列MEN(1,ME,MA)へ、バッファIW
(2,MD)内のデータを3次元配列MEN(2,M
E,MA)へ、バッファIW(3,MD)内のデータを
3次元配列MEN(3,ME,MA)へ、バッファIW
(4,MD)内のデータを3次元配列MEN(4,M
E,MA)へ、バッファIW(5,MD)内のデータを
3次元配列MEN(5,ME,MA)へ夫々代入する。
ンクリメントすると共に、MDをMD+1にインクリメ
ントする。ステップS145は、MD>MC−1である
とバッファIW内のデータを面テーブルへ代入する処理
を終了する。これにより、比較先の面の節点番号と比較
元の面の節点番号とが全て一致すると、先ず図44に示
すように、面テーブルの境界面カウンタ値が1〜MC−
1の部分のデータがバッファIWの境界面カウンタ値が
1〜MC−1の部分に格納される。次に、面テーブルの
境界面カウンタ値がMC+1〜MB(MA)の部分のデ
ータが図45に示すように順次境界面カウンタ値が1〜
MB(MA)−1の部分に代入される。更に、バッファ
IWの境界面カウンタ値が1〜MC−1の部分のデータ
が図46に示すように順次面テーブルの境界面カウンタ
値が1〜MB(MA)−MC+1の部分に代入される。
従って、比較先の面が面テーブルから削除されると共
に、等しいと判断された面以降が面テーブルの先頭とな
るようにデータの並べ替えが行われる。
は、MC>MB(MA)であると節点比較ループ(S8
4)を抜ける。つまり、比較先の面番号MAで読み出す
面テーブルはない場合には、節点比較ループ(S84)
を抜けて、処理がステップS116へ進む。他方、MC
>MB(MA)ではないと、処理はステップS107へ
戻る。ステップS116は、NをN+1にインクリメン
トする。ステップS117は、N>6であると、比較面
設定ループ(S83)を抜ける。つまり、面テーブルが
全て読み出されており、読み出す比較先の面番号がない
場合には、等しい面が存在しないと判断できるので、比
較元の面を面テーブルに格納する。他方、N>6でない
と、処理は図40に示すステップS104へ戻る。
(M)+1にインクリメントする。ステップS119
は、読み出した面を面テーブルに格納する。ステップS
120は、LをL+1にインクリメントする。ステップ
S121は、L>IEであると、節点取り出しループ
(S82)を抜ける。又、ステップS122は、KBを
KB+1にインクリメントする。ステップS123は、
KB>LBであると、同一面検索ループ(S81)を抜
ける。つまり、読み出した1つの要素に対して読み出す
面がなくてL>IEの場合には、新たに比較元になる面
を読み出して、上記の処理を全ての要素を読み出すまで
行う。全ての要素を読み込んでいなければ、処理は上記
ステップS102へ戻る。他方、L>IEでなければ、
処理は上記ステップS104へ戻る。
を、図47〜図49と共に説明する。図47及び図48
は、境界面を検出する処理の第8実施例を説明するフロ
ーチャートである。本実施例では、有限要素法解析用モ
デルが、隣接する要素同士において面番号の向き(面番
号が付与される方向)が同じに作成されることを利用し
て、面番号1からではなく一定の規則に従って相手側要
素の面番号を検査することにより、境界要素の検出を高
速に行う。
として、図33に示す2次元の配列IELM(14,K
B)を使用する。又、境界を格納する領域として、図3
4に示す3次元の配列MEN(5,MC,6)を使用す
る。更に、境界面数を格納する領域として、図35に示
す如き1次元の配列MB(6)を使用する。2次元配列
IELMのどの節点を読み出すかを指定するのには、図
36に示す如き2次元の配列IC(4,L)を使用す
る。
7で説明した通りであり、要素の作成順序は図38で説
明した通りであり、取り出した面番号によって比較する
面番号を設定するために使用する2次元配列MAC
(6,6)は図39示す通りであるものとする。
設定する。具体的には、MB(1)〜MB(6)を0に
設定し、KBを1に設定する。ステップS202は、例
えば3次元配列MEN(5,MC,6)より解析モデル
の同一面を検索する同一面検索ループ(S81)を起動
する。ステップS203は、2次元配列IELM(3,
KB)より要素の形状を判断し、2次元配列IELM
(3,KB)の何番目の節点番号から読み出すかを指定
するための2次元配列IC(4,L)の添字(IS,I
E)を定める。尚、2次元配列IC(4,L)には、上
述の如く、予め要素の形状に応じて、面番号1〜6の夫
々に対して何番目の節点番号を読み出すべきかをデータ
として格納しておく。
(3,KB)より節点を取り出す節点取り出しループ
(S82)を起動する。ステップS205は、1面(I
ELM(IC(I,L),KB),(I=1〜4))を
読み出して、読み出した1面の面番号を比較元の面番号
Mと定義する。又、ステップS206は、比較先の面番
号MAを1に設定する。
て、2次元配列MAC(N,M)から比較する比較面を
設定する比較面設定ループ(S83)を起動する。これ
により、ステップS205で読み出した面番号Mに基づ
いて、2次元配列MAC(N,M)から比較する面番号
MAが1,2,...,6の順で定められ、面テーブル
より比較先の面が取り出される。ステップS208は、
MCを1に設定する。
5で得られた比較元の面の節点番号とS207で得られ
た比較先の面の節点番号とを比較する節点比較ループ
(S84)を起動する。ステップS210は、比較元の
面の節点番号と比較先の面の節点番号とを比較する。ス
テップS211は、比較された節点番号が全て一致した
か否かを判定する。ステップS211の判定結果がYE
Sの場合、ステップS212でMDをMC+1に設定
し、ステップS213〜S216からなる一致処理によ
り、比較先の面を面テーブルから削除する。
理を起動する。ステップS214は、3次元配列MEN
(1,MD,MA)を3次元配列MEN(1,MD−
1,MA)へ、3次元配列MEN(2,MD,MA)を
3次元配列MEN(2,MD−1,MA)へ、3次元配
列MEN(3,MD,MA)を3次元配列MEN(3,
MD−1,MA)へ、3次元配列MEN(4,MD,M
A)を3次元配列MEN(4,MD−1,MA)へ、3
次元配列MEN(5,MD,MA)を3次元配列MEN
(5,MD−1,MA)へ夫々格納する。ステップS2
15は、MDをMD+1にインクリメントする。ステッ
プS216は、MD>MB(MA)であると同一面を削
除する処理を終了し、処理は後述する図45に示すステ
ップS227へ進む。
元の面の節点番号とが全て一致すると、図49に示すよ
うに、面テーブルの境界面カウンタ値がMC+1〜MB
(MA)の部分のデータが、1つずつずれて、順次面テ
ーブルの境界面カウンタ値がMC〜MB(MA)−1の
部分に格納される。従って、比較先の面が面テーブルか
ら削除される。
であると、ステップS221でMCをMC+1にインク
リメントし、ステップS222は、MC>MB(MA)
であると節点比較ループ(S84)を抜ける。つまり、
比較先の面番号MAで読み出す面テーブルはない場合に
は、節点比較ループ(S84)を抜けて、処理が図45
に示すステップS223へ進む。他方、MC>MB(M
A)でないと、処理はステップS207へ戻る。ステッ
プS223は、MAをMA+1にインクリメントする。
ステップS224は、MA>6であると、比較面設定ル
ープ(S83)を抜ける。つまり、面テーブルが全て読
み出されており、読み出す比較先の面番号がない場合に
は、等しい面が存在しないと判断できるので、比較元の
面を面テーブルに格納する。他方、MA>6でないと、
処理は図47に示すステップS204へ戻る。
(M)+1にインクリメントする。ステップS226
は、読み出した面を面テーブルに格納する。ステップS
227は、LをL+1にインクリメントする。ステップ
S228は、L>IEであると、節点取り出しループ
(S82)を抜ける。又、ステップS229は、KBを
KB+1にインクリメントする。ステップS230は、
KB>LBであると、同一面検索ループ(S81)を抜
ける。つまり、読み出した1つの要素に対して読み出す
面がなくてL>IEの場合には、新たに比較元になる面
を読み出して、上記の処理を全ての要素を読み出すまで
行う。全ての要素を読み込んでいなければ、処理は上記
ステップS202へ戻る。他方、L>IEでなければ、
処理は上記ステップS204へ戻る。
テップST5及びST6において他の要素の面と接しな
い面の集合(グループ)から目的装置の内部か外部かを
区別する処理及び目的装置の内部の面で囲まれた空間に
有限要素を埋め込む処理について、図50〜図52と共
に説明する。
チェックして面集合に分ける処理を説明するフローチャ
ートである。同図中、ステップS301は、読み出され
た面と、その面を構成する節点とから、図51に示す如
きテーブルを作成する。図51において、各要素は要素
IDにより識別され、各要素に対して面番号、各節点番
号及び集合番号が格納されている。集合番号とは、面集
合に対して便宜上付与された番号である。
中、集合番号の欄を全て0にクリアする。ステップS3
03は、図51のテーブル中、先頭の集合番号の欄に1
を格納する。ステップS304は、2番目以降の集合番
号の欄が0である要素面の節点番号を読み出して、集合
番号の欄が0以外の要素面の節点番号と一致しているか
否かを判定する。ステップS304の判定結果がYES
となると、ステップS305で節点番号が一致した先の
要素面に対する集合番号を集合番号の欄に格納する。
を区別する処理を説明するフローチャートである。同図
中、ステップS311は、処理の対象となる面集合毎に
1つの要素番号を読み出す。ステップS312は、読み
出した要素番号の要素の面のうち、他の要素の面と接し
ない面から要素外部へ向けた法線ベクトルを作成する。
ステップS313は、法線ベクトルの延長上に同一面集
合に含まれる面との交点が存在するか否かを計算により
判定する。ステップS313の判定結果がNOであれ
ば、ステップS314で処理の対象となる面集合は目的
装置の外部を形成していると認識する。他方、ステップ
S313の判定結果がYESであると、ステップS31
5で処理の対象となる面集合は目的装置の内部を形成し
ていると認識する。
空間に有限要素を埋め込む処理を説明するフローチャー
トである。同図中、ステップS321は、処理の対象と
なる面集合を構成する節点毎に、この節点と連結される
隣接節点(以下、連結節点と言う)に関する面情報テー
ブルを作成する。ステップS322は、面情報テーブル
から1つの節点を読み出し、この節点から連結節点まで
の稜線のが形成する角度を計算する。例えば、図54に
示す如き面集合が処理の対象である場合、面情報テーブ
ルから1つの節点N1が読み出されると、この節点N1
から各連結節点N2,N11,N101までの稜線の形
成する角度を計算する。
出して、各稜線が他の稜線と成す角度を計算する。図5
4の場合、例えば節点N2,N11が節点N1を挟んで
形成する稜線と、節点N2,N101が節点N1を挟ん
で形成する稜線との成す角度を計算する。この場合、稜
線と他の稜線とが成す角度はいずれも90度である。
成す角度が指定角度以内にあるものが複数存在する場
合、連結節点で挟まれた節点が角(コーナー)節点であ
ると認識する。図54の場合、節点N1を挟んで形成す
る一対の稜線の成す角度及びもう一対の稜線の成す角度
はいずれも90度であり、節点N1が角節点であると認
識される。
の構成節点のうち、任意の1面の3つの節点を取り出し
て、これらの3つの節点で構成される面の法線ベクトル
とは反対方向の別の節点までオフセットした面を作成す
ることを、各3面について行う。図55に示す例では、
例えば節点N1,N2,N12,N11で構成される面
が節点N101の位置までオフセットされる。
られた新たな3面を面情報テーブルに登録すると共に、
オフセットにより得られた3面の交点を計算して新たな
節点として登録する。上記の例の場合、図55において
交点N112が新たな節点として登録される。
ベクトルと反対方向の3つの節点を取り出す。図55の
場合、例えば節点N1,N2,N12,N11で構成さ
れる既存面の法線ベクトルと反対方向の3つの節点N1
01,N102,N111を取り出す。又、ステップS
328は、ステップS327で取り出した3つの節点に
ステップS326で登録した新たな節点を加えた、4つ
の節点を求める。図55の場合、例えば節点N101,
N102,N111に新たな節点N112が加えられ、
4つの節点N101,N102,N111,N112が
求められる。
取り出した既存面を構成する節点とステップS328で
求めた4つの節点との対応を調べて、ステップS327
で取り出した既存面の法線ベクトルと反対方向で一番近
い節点を対応節点と認識する。図55の場合、既存面を
構成する節点N1,N2,N12,N11と4つの節点
N101,N102,N111,N112との対応が調
べられ、節点N1,N2,N12,N11に一番近い節
点N101,N102,N112,N111が夫々対応
節点として認識される。
から、新たな要素を作成する。つまり、図55の場合、
節点N1,N2,N12,N11で構成される既存面と
対応節点N101,N102,N112,N111とか
ら、即ち、節点N1,N11,N12,N2,N10
1,N111,N112,N102から、新たな要素を
作成する。
点とリンクする任意の節点を取り出し、新たな角節点と
して認識する。ステップS332は、作成した新たな節
点付近に既存節点が存在するか否かを判定する。ステッ
プS332の判定結果がNOの場合は、処理がステップ
S325へ戻る。他方、ステップS332の判定結果が
YESの場合には、ステップS333でその既存節点を
使用して新たな要素を作成し、新たな角節点を探すため
に処理がステップS322へ戻る。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは
言うまでもない。
解析用のモデルを直接入力して、その解析モデルの構成
要素のうち他の要素面と接しない要素面を自動的に検出
できるので、有限要素法解析における解析モデル表面へ
の等分圧力や、解析モデル表面からの放熱、吸熱条件尚
の境界条件の入力データを間違いなく、且つ、短時間で
自動生成することができる。又、検出した要素面をその
面番号毎にグループ分けし、グループ分けした要素面に
ついて要素番号の増分値が同じものを抽出してグループ
分けし、更に、増分値の同じグループ毎にひとまとめに
した要素初期番号、要素最終番号、要素番号増分値及び
要素の属する面番号を格納情報として記述するので、有
限要素法解析における境界条件の入力データ量を少なく
することができる。
と接しない要素面が解析モデル内部に存在しても、それ
らの要素面を識別することができるので、解析モデル外
部だけに境界条件を付ける等の処理が簡単に行える。
又、解析モデル内部として識別された要素面を利用し
て、それらの要素面で囲まれる空間に有限要素を追加し
て埋め込むこともでき、解析精度を向上することができ
る。
内部として識別された要素面を利用して、それらの要素
面で囲まれる空間に有限要素を追加して埋め込むことも
でき、その追加した要素に空気の物性値を与えることで
熱伝導解析の精度を向上することもできる。
接しない要素面のうち、外部の面について範囲を指定
し、境界条件を指定するだけでその範囲に関する境界条
件の解析用入力データを間違いなく、且つ、短時間に生
成できる。又、解析モデル表面の特定部分への圧力、温
度、伝熱等の解析境界条件や付加条件等の煩雑な入力デ
ータの生成作業が正確に、且つ、簡単に行える。
接しない要素面を自動的に検出し、検出した要素面に関
するデータと入力指定された圧力、温度、伝熱等の解析
境界条件とから、解析用の入力データを生成できるの
で、解析作業における誤りを軽減でき、解析に要する時
間を短縮可能である。
接しない要素面に、その面の座標位置に応じて境界条件
を与えることができるので、解析精度を大幅に向上する
ことができる。請求項7記載の発明によれば、例えば熱
伝達表面に対して冷媒の流入側と流出側とで段階的に熱
伝達率等の境界条件入力データを変化させて与えること
ができるので、解析精度を大幅に向上することができ
る。
を立ち上げて作成したような解析モデルにおいて、全て
の要素をチェックせず、関係しそうな要素部分だけをチ
ェックするので、検査する対象要素を絞り込むことがで
き、他の要素の面と接しない要素面情報を短時間で取り
出すことが可能である。
生成規則で作成された解析モデルでは、要素の構成節点
を中間節点番号で代表させるので、ある要素に接する他
の要素面の判別は、中間節点番号の一定範囲にある中間
節点番号を有する要素をチェックするだけで良いので、
検査する対象要素を絞り込むことができ、他の要素の面
と接しない要素面情報を短時間で取り出すことが可能で
ある。
の構成節点願号を足し合わせた合計節点で代表させ、接
する面のチェックには比較元の合計節点に数値を加算し
たもの及び減算したものの範囲にある合計節点を有する
要素のみを比較先とすることができ、検査する対象要素
を絞り込むことができ、他の要素の面と接しない要素面
情報を短時間で取り出すことが可能である。
その構成節点座標値の最大値及び最小値を記憶してお
き、比較元の要素の構成節点座標値の最大値及び最小値
に数値を加算したもの及び減算したものをチェックの範
囲とし、このチェック範囲に要素の節点座標値の最大値
及び最小値があるものだけを比較先とすることができる
ので、検査の対象要素を絞り込むことができ、他の要素
の面と接しない要素面情報を短時間で取り出すことが可
能である。
の構成節点の先頭節点の座標値とを利用し、検査対象を
調べたい要素の先頭節点座標値から一定距離の範囲にあ
る要素だけを抽出して、これらとの接続の有無をチェッ
クするだけで良いので、検査委の対象要素を絞り込むこ
とができ、他の要素の面と接しない要素面情報を短時間
で取り出すことが可能である。
構成節点のうち先頭の節点の座標値をX軸座標、Y軸座
標、Z軸座標等の座標軸毎に最小値から最大値の順に既
に並べ替えてあるテーブルを利用できるので、ある特定
要素とそれに接する面を有する要素を検出する場合に
は、自分自身の位置から距離で指定範囲にある要素だけ
に限定してその範囲にある要素のみを調べる処理が簡単
に、且つ、高速に行える。このため、検査の対象要素を
絞り込むことができ、他の要素の面と接しない要素面情
報を短時間で取り出すことが可能である。
面番号から比較先となる面番号を面番号1からではな
く、接触する可能性の高い面の面番号から優先的に定め
ることができるので、接触する面同士を高速に検出する
ことが可能となり、境界要素検出処理を高速に行うこと
ができる。
で用いる解析モデルの情報に基づいて他の要素と面を共
有しない要素の面を自動的に抽出し、解析モデルの表面
への等分布圧力、解析モデルの表面からの放熱条件や吸
熱条件等の境界条件に関するデータを正確に生成するこ
とにより、解析モデルの作成時間を短縮すると共に解析
モデルの作成時の誤りを防止して解析精度を向上するこ
とのできる。
置の一実施例を示すブロック図である。
トである。
示す解析モデルについて示す図である。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
のデータの一例を示す図である。
のデータの一例を示す図である。
る解析モデルを示す斜視図である。
す出力データの一例を示す図である。
斜視図である。
で切断して示す斜視図である。
で切断して示す斜視図である。
る。
るフローチャートである。
るフローチャートである。
る。
るフローチャートである。
るフローチャートである。
るフローチャートである。
るフローチャートである。
るフローチャートである。
である。
トである。
トである。
る境界面カウンタ値を有する比較先の面の節点番号と比
較元の面の節点番号とが全て一致した状態での面テーブ
ルを示す図である。
に説明するフローチャートである。
1の部分のデータがバッファIWの境界面カウンタ値が
1〜MC−1の部分に格納される様子を示す図である。
MB(MA)の部分のデータが順次境界面カウンタ値が
1〜MB(MA)−1の部分に代入される様子を示す図
である。
−1の部分のデータが順次面テーブルの境界面カウンタ
値が1〜MB(MA)−MC+1の部分に代入される様
子を示す図である。
るフローチャートである。
るフローチャートである。
MB(MA)の部分のデータが、1つずつずれて、順次
面テーブルの境界面カウンタ値がMC〜MB(MA)−
1の部分に格納される様子を示す図である。
面集合に分ける処理を説明するフローチャートである。
から作成されるテーブルを示す図である。
理を説明するフローチャートである。
素を埋め込む処理を説明するフローチャートである。
る。
る。
Claims (14)
- 【請求項1】 解析するべき目的装置を表し有限要素法
解析で用いる解析モデルに関する情報に基づいて、解析
モデルの要素のうち他の要素の面と接しない面の要素を
検出する第1の手段と、 該第1の手段で検出された面の要素を、各面に対して便
宜上付与された面番号毎に第1のグループにグループ分
けする第2の手段と、 該第2の手段で得られた各第1のグループに含まれる面
の要素のうち、各要素に対して便宜上付与された要素番
号の増分値が同じで連続している要素を抽出して第2の
グループにグループ分けする第3の手段と、 該第3の手段で得られた各第2のグループに含まれる要
素について、要素初期番号、要素最終番号、要素番号増
分値及び要素の属する面番号を格納情報として格納する
第4の手段と、 該第3の手段で抽出した要素が構成する面の範囲を該格
納情報に対して指定する第5の手段と、 該第5の手段で指定された範囲の面で作られる空間に固
体有限要素を新たに作成する第6の手段と、 該第5の手段で指定された範囲外の面で境界条件を定義
する情報を作成する第7の手段と、 該境界面の定義において、面の位置座標に応じて条件値
を変化させる第8の手段とを備えた、有限要素法解析用
モデルの作成装置。 - 【請求項2】 前記第5の手段及び第6の手段は、他の
要素の面と接しない面の集合のうち、集合に含まれる各
面が目的装置の形状の内部か外部かの区別をし、内部の
面についてはそれらの面により囲まれた空間に有限要素
を新たに埋め込む、請求項1記載の有限要素法解析用モ
デルの作成装置。 - 【請求項3】 前記第6の手段は、前記目的装置の形状
の内部の空間を、目的装置以外の物性を持つ有限要素で
埋める、請求項2記載の有限要素法解析用モデルの作成
装置。 - 【請求項4】 前記第7の手段は、他の要素の面と接し
ない面の集合のうち、外部の面については、座標空間、
要素番号、節点番号のうち少なくとも1つの 範囲を指定
して、熱伝達面、初期温度条件、最終温度条件、拘束条
件、圧力条件のうち少なくとも1つの境界条件を定義す
るためのバルクデータを作成する、請求項2又は3記載
の有限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項5】 前記第7の手段は、抽出した要素につい
て、他の要素と接触せず空間と接する面を検出し、この
面に放熱等の解析条件を入れることにより、前記第5の
手段で指定された範囲外の面で熱伝達面を定義する情報
を作成する、請求項4記載の有限要素法解析用モデルの
作成装置。 - 【請求項6】 前記第8の手段は、空間と接する面への
解析条件に対し、面の位置に応じて条件値を変える、請
求項5記載の有限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項7】 前記第8の手段は、熱伝達面の定義にお
いて、面の位置座標に応じて熱伝達率を変化させる、請
求項6記載の有限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項8】 前記第1の手段は、前記解析モデルが2
次元図形を一定の規則に従って引き上げてn階建ての建
物の形式で作成された立体形状の場合、隣接する要素同
士の節点番号、要素番号及び面番号の増分が同じ向きに
設定されていることを利用し、検査対象がK階である場
合に全ての要素をチェックせず、K−1階及びK+1階
だけを検査することにより境界要素の検出を行う、請求
項1〜7のうちいずれか1項記載の有限要素法解析用モ
デルの作成装置。 - 【請求項9】 前記第1の手段は、前記解析モデルが一
定の規則に従って作成されている場合、節点番号の範囲
を求め、その範囲の中間にダミー中間節点番号を発生
し、チェックの対象となる要素をこのダミー中間節点番
号の一定範囲内のものに限定することにより境界要素の
検出を行う、請求項1〜7のうちいずれか1項記載の有
限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項10】 前記第1の手段は、前記解析モデルが
一定の規則に従って作成されている場合、節点番号の合
計を用いてチェックの対象となる要素を特定することに
より境界要素の検出を行う、請求項1〜7のうちいずれ
か1項記載の有限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項11】 前記第1の手段は、節点番号の座標値
の最大値及び最小値 を記憶し、これらの最大値及び最小
値に基づいてチェックの対象となる要素を特定すること
により境界要素の検出を行う、請求項1〜7のうちいず
れか1項記載の有限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項12】 前記第1の手段は、要素を構成する節
点の節点番号を格納しているテーブルの先頭に格納され
ている節点の座標値を用いてチェックの対象となる要素
を特定することにより境界要素の検出を行う、請求項1
〜7のうちいずれか1項記載の有限要素法解析用モデル
の作成装置。 - 【請求項13】 前記第1の手段は、要素を構成する節
点の節点番号を格納しているテーブルの先頭に格納され
ている節点の座標値を用いて、各要素の構成節点のうち
先頭節点の座標値を小さい順に並べ替えて要素番号と一
緒に格納したX軸座標値テーブル、Y軸座標値テーブル
及びZ軸座標値テーブルを作成し、チェックの対象とな
る要素をこれらのテーブルを使って特定することにより
境界要素の検出を行う、請求項1〜7のうちいずれか1
項記載の有限要素法解析用モデルの作成装置。 - 【請求項14】 前記第1の手段は、前記解析モデル
が、隣接する要素同士において面番号の向きが同じに作
成されていることを利用して、面番号1からではなく一
定の規則に従って相手側要素の面番号を検査することに
より境界要素の検出を行う、請求項1〜7のうちいずれ
か1項記載の有限要素法解析用モデルの作成装置。
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