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JP3243097B2 - コンピュータシステムおよびプロセス管理方法 - Google Patents
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JP3243097B2 - コンピュータシステムおよびプロセス管理方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよびプロセス管理方法

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JP3243097B2 JP31341193A JP31341193A JP3243097B2 JP 3243097 B2 JP3243097 B2 JP 3243097B2 JP 31341193 A JP31341193 A JP 31341193A JP 31341193 A JP31341193 A JP 31341193A JP 3243097 B2 JP3243097 B2 JP 3243097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロカーネルと
して構成されるオペレーティングシステムを備えたコン
ピュータシステムであって、前記マイクロカーネル上で
動作するプロセス同士が前記オペレーティングシステム
を介在させてメッセージ通信を実行するコンピュータシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の分散処理技術の発展に伴い、分散
処理環境に適したOS、いわゆる分散OSの研究が進ん
でいる。分散OSの構築するための技術には様々なもの
があるが、その中でもマイクロカーネルという技術が注
目を浴びている。
【0003】マイクロカーネルはOSとして必要な最小
限の機能のみを含んだ小規模のOSであり、プロセス管
理機能、メモリ管理機能、通信機能等の機能のみを具備
してなる。そして、マイクロカーネルをベースとしたO
Sでは、従来のOSが行なっていた多数のサービス機能
をマイクロカーネル上で動作するプロセスに実行させる
ことにより提供している。
【0004】このため、マイクロカーネルをベースとし
たOSでは、新しいサービス機能等を追加する場合に、
その新しい機能を実行するプロセスを追加するだけでよ
いこととなり、OSの柔軟性が高くなるという長所がも
たらされた。
【0005】しかし、マイクロカーネルをベースとした
OSでは、マイクロカーネル上で動作するプロセスの持
つサービス機能を提供する場合にプロセス間通信を必要
とし、そのオーバヘッドが大きいため、従来のOSに比
べて処理効率が著しく低下するという短所があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、マイ
クロカーネルをベースとしたOSでは、マイクロカーネ
ル上で動作するプロセスの持つサービス機能を提供する
場合にプロセス間通信を必要とし、そのオーバヘッドが
大きいため、従来のオペレーティングシステムに比べて
処理効率が著しく低下するという問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、マイクロカーネル上で動作するプロセスの持つサ
ービス機能を提供する場合のターンアラウンド時間を短
縮し、かつ処理効率を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、マイクロカ
ーネルとして構成されるオペレーティングシステムを備
えたコンピュータシステムであって、前記マイクロカー
ネル上で動作するプロセス同士が前記オペレーティング
システムを介在させてメッセージ通信を実行するコンピ
ュータシステムにおいて、前記オペレーティングシステ
ムは、前記プロセスをサブルーチンとして動作させるた
めの領域を自身が割り当てられた空間内に確保する手段
と、前記確保した領域でサブルーチンとして動作するプ
ロセスの識別子を管理する手段と、前記プロセス同士の
メッセージ通信を処理する際、受信側プロセスが前記確
保した領域でサブルーチンとして動作しているときに
は、その受信側プロセスをサブルーチンコールで呼び出
し、受信側プロセスが自身が割り当てられた空間とは異
なる空間内の領域で動作しているときには、その受信側
プロセスをトラップで呼び出す手段とを具備し、前記プ
ロセスそれぞれは、自身が前記オペレーティングシステ
ムが割り当てられた空間内に確保された領域で動作して
いるのか、または、前記オペレーティングシステムが割
り当てられた空間とは異なる空間内の領域で動作してい
るのかを管理する手段と、他のプロセスにメッセージを
送信する際、自身が前記オペレーティングシステムが割
り当てられた空間内に確保された領域で動作していると
きには、前記オペレーティングシステムをサブルーチン
コールで呼び出し、自身が前記オペレーティングシステ
ムが割り当てられた空間とは異なる空間内の領域で動作
しているときには、前記オペレーティングシステムをト
ラップで呼び出す手段とを具備し、前記プロセスの動作
状況または要求に応じて、前記オペレーティングシステ
ムが割り当てられた空間とは異なる空間内の領域で動作
するプロセスを前記オペレーティングシステムが割り当
てられた空間内に確保された領域に移動させ、または、
前記オペレーティングシステムが割り当てられた空間内
に確保された領域で動作するプロセスを前記オペレーテ
ィングシステムが割り当てられた空間とは異なる空間内
の領域に移動させる手段を具備することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】この発明のコンピュータシステムにおいては、
たとえば、プロセスごとの使用頻度やコマンドなどに応
じて、マイクロカーネル上で(OSが割り当てられた空
間とは異なる空間内の領域で)動作するプロセスをOS
が割り当てられた空間内に確保された領域に移動させ、
または、この領域で動作するプロセスをOSが割り当て
られた空間とは異なる空間内の領域に移動させる。これ
により、たとえば使用頻度の高いプロセスをOSと同一
アドレス空間内で動作させることなどが可能となるた
め、各プロセスのもつサービスを提供する際のターンア
ラウンド時間を大幅に短縮できることになる。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。まず、図1乃至図2を参照してマイクロカーネル上
で稼働するプロセスのOSに設けられた空間への取り込
みを説明する。
【0014】図1は同実施例のマイクロカーネル上で稼
働するプロセスのOSに設けられた空間への取り込みを
説明するための概念図である。図1の11a〜11cは
実行中のプロセスである。また、12a〜12cはそれ
ぞれプロセス11a〜11cの持つ空間であり、各々テ
キスト及びデータを含んでいる。
【0015】13a〜13cはそれぞれプロセス11a
〜11cの管理テーブルであり、各々プロセスがOS1
4に取り込まれているか否か、すなわち、OS14の空
間に移動されているか否かを示す情報を保持している。
14はプロセス11a〜11cを制御しているコンピュ
ータシステムのOSであり、15はOS14の空間であ
る。16はOS14の管理テーブルであり、オペレーテ
ィング中に取り込んだプロセスの情報を含んでいる。1
7はプロセスをOS14中に取り込み、すなわち、他の
空間で動作するプロセスをOS14の空間に移動させ、
その旨をプロセスの管理テーブル13a〜13bおよび
OS14の管理テーブル16に反映させるためのプロセ
ス取り込み部である。また、このプロセス取り込み部
は、OS14中に取り込まれたプロセスを取り出し、す
なわち、OS14の空間で動作するプロセスを他の空間
に移動させ、その旨をプロセスの管理テーブル13a〜
13bおよびOS14の管理テーブル16に反映させ
る。
【0016】また、18はプロセスがOS14中に取り
込まれているか否かをプロセスの管理テーブル13a〜
13b及びOS14の管理テーブル16から判定するた
めのプロセス取り込み状況判定部である。
【0017】19はプロセスがOS14に取り込まれて
いる場合も取り込まれていない場合も、プロセスで実行
するプログラムを変更せずに実行することを可能にする
システムサビース部である。
【0018】次に、図2は図1に示した状態から、プロ
セス11aがOS14中に取り込まれた状態を示してい
る。プロセス11aは、OS14中に取り込まれたので
空間は無くなり、管理テーブル13aにはプロセス11
aがOS中に取り込まれたことが示される。このとき、
OS14の空間15には新たにプロセス1laのテキス
トおよびデータが取り込まれている。また、管理テーブ
ル16にはプロセス11aが登録されることになる。
【0019】この状態でプロセス11aの持つサービス
機能の提供を行うことは、即ち同一アドレス空間での処
理となるため、ターンアラウンド時間を短縮し、かつ処
理効率を向上させることとなる。
【0020】次に、図3を参照して同実施例の動作を説
明する。図3はプロセスをOS中に取り込む処理手順を
説明するためのフローチャートである。
【0021】まず、プロセス取り込み状況判定手段18
が、当該プロセス11aはOS14中に取り込まれてい
るか否かを判定し(図3のステップA1)、既に取り込
まれている場合には処理を終了する(図3のステップA
1のYES)。
【0022】取り込まれていない場合は(図3のステッ
プA1のNO)、プロセス取り込み部17は、当該プロ
セス11aの空間12a中のテキスト、データ等をOS
14の空間15に取り込む(図3のステップA2)。
して、プロセス取り込み部17は、その旨を当該プロセ
ス11aおよびOS14に通知する。このとき、当該プ
ロセス11a側では、管理テーブル13a中に保持して
いるOS14に取り込まれているか否かを示すフラグを
オンにしておく(図3のステップA3)。また、OS1
4側では、管理テーブル16中に保持している取り込ん
だプロセスを示すテーブルに当該プロセス11aを追加
する(図3のステップA4)。
【0023】次に、図4を参照してOS中に取り込まれ
たプロセスを取り出す場合の動作を説明する。図4はO
S中に取り込まれたプロセスを取り出す場合の処理手順
を説明するためのフローチャートである。
【0024】まず、プロセス取り込み状況判定手段18
が、当該プロセスはOS14に取り込まれているか否か
を判定し(図4のステップB1)、取り込まれていない
場合には処理を終了する(図4のステップB1のN
O)。
【0025】取り込まれている場合は(図3のステップ
B1のYES)、プロセス取り込み部17は、OS14
の空間15中に取り込まれている当該プロセスのテキス
ト、データ等を取り出す(図4のステップB2)。そし
て、プロセス取り込み部17は、その旨をOS14およ
び当該プロセス11aに通知する。このときOS14側
では、管理テーブル16中に保持している取り込んだプ
ロセスを示すテーブルから当該プロセスを削除する(図
4のステップB3)。また、当該プロセス11a側で
は、管理テーブル中に保持しているOS14に取り込ま
れているか否かを示すフラグをオフにしておく(図3の
ステップB4)。
【0026】ここで、図5及び図6を参照してOS上で
実行中のプロセスAが、プロセスBにメッセージを送っ
て処理を依頼し、続いてプロセスBが、プロセスAに結
果を送って結果を伝える場合を例示する。なお、このプ
ロセスAとプロセスBとの間のメッセージ通信に介在す
る両プロセスとOSとの間の通信は、双方が同一空間内
に存在する場合(そのプロセスがOS中に取り込まれて
いる場合)には、その旨が管理テーブル13a〜13c
または管理テーブル16から認識されて、サブルーチン
コール処理またはリターンサブルーチン処理によって行
なわれ、一方、双方が同一空間内に存在しない場合(そ
のプロセスがOS中に取り込まれていない場合)には、
その旨が管理テーブル13a〜13cまたは管理テーブ
ル16から認識されて、トラップ処理またはリターンフ
ロムトラップ処理によって行なわれる。また、このサブ
ルーチンコール処理、リターンサブルーチン処理、トラ
ップ処理およびリターンフロムトラップ処理は、既存の
処理手法であり、本発明の本質ではないため、ここでは
その説明を省略する。
【0027】まず、図5を参照して通常時のメッセージ
送信の手順を説明する。51、52はプロセス、53は
OSである。54はプロセス51からプロセス52にメ
ッセージを送るための処理であり、実際にはプロセス5
1からOS53に処理を依頼するためのトラップ処理5
4aと、OS53からプロセス52に処理を渡すための
リターンフロムトラップ処理54bとからなる。また5
5はプロセス52からプロセス51にメッセージを送る
ための処理であり、実際にはプロセス52からOS53
に処理を依頼するためのトラップ処理55aと、OS5
3からプロセス51に処理を渡すためのリターンフロム
トラップ処理55bとからなる。
【0028】次に図6を参照してプロセスBがOS中に
取り込まれた場合の処理手順を説明する。図6の61は
プロセス、62はOS中に取り込まれたプロセス、63
はOSを示している。また、64はプロセス61からプ
ロセス62にメッセージを送るための処理であり、実際
にはプロセス61からOS63に処理を依頼するための
トラップ処理64aと、OS63がプロセス62を呼び
出すためのサブルーチンコール処理64bとからなる。
【0029】また65はプロセス62からプロセス61
にメッセージを送るための処理であり、実際にはプロセ
ス62からOS63に処理を依頼するためのリターンフ
ロムサブルーチン処理65aとOS63からプロセス6
1に処理を渡すための、リターンフロムトラップ処理6
5bとからなる。
【0030】次に、図7及び図8を参照してOS上で実
行中のプロセスAがプロセスBにメッセージを送って処
置を依頼し、このプロセスBがプロセスCにメッセージ
を送って処理を依頼し、さらにプロセスCがプロセスB
にメッセージを送って結果を伝え、プロセスBがプロセ
スAにメッセージを送って結果を伝える場合を例示す
る。
【0031】まず、図7を参照して通常時のメッセージ
送信の手順を説明する。図7の71、72及び73はプ
ロセス、74はOSを示している。75はプロセス71
からプロセス72にメッセージを送るための処理であ
り、実際にはプロセス71からOS74に処理を依頼す
るためのトラップ処理75aと、OS74からプロセス
や72に処理を渡すためのリターンフロムトラップ処理
75bとからなる。
【0032】76はプロセス72からプロセス73にメ
ッセージを送るための処理であり、実際にはプロセス7
2からOS74に処理を依頼するためのトラップ処理7
6aと、OS74からプロセス73に処理を渡すための
リターンフロムトラップ処理76bとからなる。
【0033】77はプロセス73からプロセス72にメ
ッセージを送るための処理であり、実際にはプロセス7
3からOS74に処理を依頼するためのトラップ処理7
7aと、OS74からプロセス72に処理を渡すための
リターンフロムトラップ処理77bとからなる。
【0034】78はプロセス72からプロセス71にメ
ッセージを送るための処理であり、実際にはプロセス7
2からOS74に処理を依頼するためのトラップ処理7
8aと、OS74からプロセス71に処理を渡すための
リターンフロムトラップ処理78bとからなる。
【0035】次に図8を参照してプロセスB、CがOS
中に取り込まれた場合の処理手順を説明する。図8の8
1はプロセス、82、83はOS中に取り込まれたプロ
セス、84はOSを示している。
【0036】85はプロセス81からプロセス82にメ
ッセージを送るための処理であり、実際にはプロセス8
1からOS84に処理を依頼するためのトラップ処理8
5aと、OS84がプロセス82を呼び出すための、サ
ブルーチンコール処理85bとからなる。
【0037】86はプロセス82からプロセス83を呼
び出すためのサブルーチン処理である。また、87はプ
ロセス83からプロセス82を呼び出すためのサブルー
チンコール処理である。88はプロセス82からプロセ
ス81にメッセージを送るための処理であり、実際には
プロセス82からOS84を呼び出すためのサブルーチ
ンコール処理88aと、OS84からプロセス81に処
理を渡すためのリターンフロムトラップ処理88bとか
らなる。
【0038】上述したように、複数のプロセス間通信を
必要とするサービス機能の提供の場合に、本発明による
構成によればターンアラウンド時間の短縮、及び処理効
率の向上を実現することが可能となる。
【0039】次に、図9を参照してプロセスがOSの一
部に取り込まれている場合も、取り込まれていない場合
も、プロセスにて実行されるプログラムを変更すること
なシステムサービスを提供する処理を説明する。
【0040】図9のステップC1〜C3の判断により当
該システムサービスは、送信側および受信側プロセスが
OSの一部に取り込まれているか否かを判定する。各々
の条件に応じて処理はステップC4〜C5の4つのパタ
ーンに分かれることになる。
【0041】ステップC4は、送信側、受信側プロセス
とも、OS中に取り込まれていない場合であり、トラッ
プで送信側プロセスからOSを呼び出し、リターンフロ
ムトラップでOSから受信側プロセスを呼び出す。
【0042】ステップC5は、送信側プロセスはOS中
に取り込まれていて、受信側プロセスはOS中に取り込
まれていない場合であり、トラップで送信側プロセスか
らOSを呼び出し、サブルーチンコールでOSから受信
側プロセスを呼び出す。
【0043】ステップC6は、送信側プロセスはOS中
に取り込まれておらず、送信側プロセスはOS中に取り
込まれている場合であり、サブルーチンコールで送信側
プロセスからOSを呼び出し、リターンフロムトラップ
でOSから受信側プロセスを呼び出す。
【0044】ステップC7は、送信側、受信側プロセス
とも、OS中に取り込まれている場合であり、サブルー
チンコールで送信側プロセスからOSを呼び出し、サブ
ルーチンでOSから受信側プロセスを呼び出す。
【0045】これにより、上記の4つのどのパターンの
場合でも同様のサービス機能を提供することが可能とな
る。なお、OS中に取り込むプロセスの決定法として
は、いくつかの方法が考えられる。
【0046】まず、特権コマンド等によって支持された
プロセスのみを取り込むという方法が考えられる。特権
コマンドによって支持されたプロセス取り込むことによ
って、そのプロセスをOS中に取り込んでも、システム
ダウンに繋がるバグ等を含まないプロセスのみを選択す
ることが可能となる。
【0047】次に、通信回数の多いプロセスのみを選択
して取り込む方法が考えられる。通信回数の多いプロセ
スを取り込むことによって、システム性能を有効に改善
できるプロセスのみを選択することが可能となる。
【0048】また、両者を組み合わせて、特権コマンド
等によって指示されたプロセスのうち、通信回数の多い
プロセスのみを選択して取り込むという方法も考えるこ
とができる。
【0049】この方法では、特権コマンドによって指示
されたプロセスで、かつ通信回数の多いプロセスのみを
取り込むことにより、そのプロセスをOS中に取り込ん
でもシステムダウンに繋がるバグ等を含まず、しかもシ
ステム性能を有効に改善できるプロセスのみを選択する
ことが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、マ
イクロカーネルをベースとしたOSにおいて、マイクロ
カーネル上で稼働するプロセスの持つサービス機能を提
供する場合のターンアラウンド時間を短縮し、かつ処理
効率を向上させることが可能となる。
【0051】また、マイクロカーネル上で稼働するプロ
セスがOSの持つ空間に取り込まれている場合も、取り
込まれていない場合も、プロセスにて実行されるプログ
ラムを変更することなくシステムサービスを提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロカーネル上で稼働するプロセ
スのOSに設けられた空間への取り込みを説明するため
の概念図。
【図2】本発明のマイクロカーネル上で稼働するプロセ
スのOSに設けられた空間への取り込みを説明するため
の概念図。
【図3】本発明のプロセスをOS中に取り込む処理手順
を説明するためのフローチャート。
【図4】OS中に取り込まれたプロセスを取り出す場合
の処理手順を説明するためのフローチャート。
【図5】通常時のメッセージ送信(プロセス2個)の手
順を説明するための概念図。
【図6】プロセスがOS中に取り込まれた場合のメッセ
ージ送信(プロセス2個)の手順を説明するための概念
図。
【図7】通常時のメッセージ送信(プロセス3個)の手
順を説明するための概念図。
【図8】プロセスがOS中に取り込まれた場合のメッセ
ージ送信(プロセス3個)の手順を説明するための概念
図。
【図9】プロセスがOSの一部に取り込まれている場合
も、取り込まれていない場合も、プロセスにて実行され
るプログラムを変更することなシステムサービスを提供
する処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11a,11b,11c…プロセス、12a,12b,
12c…プロセスの空間、13a,13b,13c…プ
ロセスの管理テーブル、14…OS、15…OSの空
間、16…OSの管理テーブル、17…プロセス取り込
み部、18…プロセス取り込み状況判定部、19…シス
テムサービス部、51,52…プロセス、53…OS、
54,55…メッセージ送信、61,62…プロセス、
63…OS、64,65…メッセージ送信、71,7
2,73…プロセス、74…OS、75,76,77,
78…メッセージ送信、81,82,83…プロセス、
84…OS、85,86,87,88…メッセージ送
信。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 情報処理学会論文誌 Vol.34 N o.5 1993年5月 P.994〜1009 光澤・他「スロット仮想空間によるオブ ジェクト間通信の高速化」 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 9/44 G06F 9/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロカーネルとして構成されるオペ
    レーティングシステムを備えたコンピュータシステムで
    あって、前記マイクロカーネル上で動作するプロセス同
    士が前記オペレーティングシステムを介在させてメッセ
    ージ通信を実行するコンピュータシステムにおいて、 前記オペレーティングシステムは、 前記プロセスをサブルーチンとして動作させるための領
    域を自身が割り当てられた空間内に確保する手段と、 前記確保した領域でサブルーチンとして動作するプロセ
    スの識別子を管理する手段と、 前記プロセス同士のメッセージ通信を処理する際、受信
    側プロセスが前記確保した領域でサブルーチンとして動
    作しているときには、その受信側プロセスをサブルーチ
    ンコールで呼び出し、受信側プロセスが自身が割り当て
    られた空間とは異なる空間内の領域で動作しているとき
    には、その受信側プロセスをトラップで呼び出す手段と
    を具備し、 前記プロセスそれぞれは、 自身が前記オペレーティングシステムが割り当てられた
    空間内に確保された領域で動作しているのか、または、
    前記オペレーティングシステムが割り当てられた空間と
    は異なる空間内の領域で動作しているのかを管理する手
    段と、 他のプロセスにメッセージを送信する際、自身が前記オ
    ペレーティングシステムが割り当てられた空間内に確保
    された領域で動作しているときには、前記オペレーティ
    ングシステムをサブルーチンコールで呼び出し、自身が
    前記オペレーティングシステムが割り当てられた空間と
    は異なる空間内の領域で動作しているときには、前記オ
    ペレーティングシステムをトラップで呼び出す手段とを
    具備し、 前記プロセスの動作状況または要求に応じて、前記オペ
    レーティングシステムが割り当てられた空間とは異なる
    空間内の領域で動作するプロセスを前記オペレーティン
    グシステムが割り当てられた空間内に確保された領域に
    移動させ、または、前記オペレーティングシステムが割
    り当てられた空間内に確保された領域で 動作するプロセ
    スを前記オペレーティングシステムが割り当てられた空
    間とは異なる空間内の領域に移動させる手段を具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 マイクロカーネルとして構成されるオペ
    レーティングシステムを備えたコンピュータシステムで
    あって、前記マイクロカーネル上で動作するプロセス同
    士が前記オペレーティングシステムを介在させてメッセ
    ージ通信を実行するコンピュータシステムのプロセス管
    理方法において、 前記オペレーティングシステムは、前記プロセスをサブ
    ルーチンとして動作させるための領域を自身が割り当て
    られた空間内に確保し、 前記プロセスの動作状況または要求に応じて、前記オペ
    レーティングシステムが割り当てられた空間とは異なる
    空間内の領域で動作するプロセスを前記オペレーティン
    グシステムが割り当てられた空間内に確保された領域に
    移動させ、または、前記オペレーティングシステムが割
    り当てられた空間内に確保された領域で動作するプロセ
    スを前記オペレーティングシステムが割り当てられた空
    間とは異なる空間内の領域に移動させることを特徴とす
    るプロセス管理方法。
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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情報処理学会論文誌 Vol.34 No.5 1993年5月 P.994〜1009 光澤・他「スロット仮想空間によるオブジェクト間通信の高速化」

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