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JP3243108B2 - スペクトラム拡散無線通信方式 - Google Patents
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JP3243108B2 - スペクトラム拡散無線通信方式 - Google Patents

スペクトラム拡散無線通信方式

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JP3243108B2
JP3243108B2 JP3537494A JP3537494A JP3243108B2 JP 3243108 B2 JP3243108 B2 JP 3243108B2 JP 3537494 A JP3537494 A JP 3537494A JP 3537494 A JP3537494 A JP 3537494A JP 3243108 B2 JP3243108 B2 JP 3243108B2
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斉 高梨
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の拡散符号を用いる
スペクトラム拡散無線通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信において、耐干渉性に優れた通
信方式としてスペクトラム拡散通信があり、処理利得を
一定にしたまま情報伝送速度を高速にする方法として複
数の拡散符号でスペクトラム拡散を行う方法が特開昭6
3−283246に開示されている。図6は従来の複数
の拡散符号を用いるスペクトラム拡散通信方式を説明す
る図である。同図において、6Aは無線送信局、6Bは
無線受信局である。まず、無線送信局の構成を説明する
と、6−1は伝送すべき情報信号、6−2は直/並列変
換回路、6−3−1〜6−3−nはスペクトラム拡散回
路、6−4は合成回路、6−5は送信機、6−6は送信
アンテナである。次に無線受信局6Bの構成を説明する
と、6−7は受信アンテナ、6−8は受信機、6−9−
1〜6−9−nはスペクトラム逆拡散回路、6−10−
1〜6−10−nは復調回路、6−11は並/直列変換
回路、6−12は復調信号である。
【0003】次にこのスペクトラム無線通信方式の原理
について説明する。無線送信局6Aでは、情報信号6−
1が直/並列変換回路6−2に入力され、各々同一の情
報量を有しかつ元の信号6−1の1/nの伝送速度を有
するn個の並列な信号S1〜Snに変換される。この直/
並列変換回路6−2のn個の出力信号S1〜Snは、それ
ぞれ、スペクトラム拡散回路6−3−1〜6−3−nに
入力され、各々異なった拡散符号が乗じられ、スペクト
ラム拡散のなされたn個の信号SS1〜SSnに変換され
る。このようにしてスペクトラム拡散のなされたn個の
信号SS1〜SSnは合成回路6−4によって合成された
後、送信機6−5に入力され、この送信機6−5により
アンテナ6−6を介して送信される。
【0004】無線受信局6Bでは、無線信号が受信アン
テナ6−7を介し受信機6−8によって受信され、この
受信信号がn個のスペクトラム逆拡散回路6−9−1〜
6−9−nに入力される。そして、これらのスペクトラ
ム逆拡散回路6−9−1〜6−9−nにより、無線送信
局6Aのスペクトラム拡散回路6−3−1〜6−3−n
において使用したのと同じ拡散符号を用いたスペクトラ
ム逆拡散が行われ、この結果得られるn個の出力信号が
それぞれ復調回路6−10−1〜6−10−nによって
復調される。そして、n個の復調回路6−10−1〜6
−10−nの出力信号は並/直列変換回路6−11に入
力され、この並/直列変換回路6−11では、前記直/
並列変換回路6−2で行われた逆の手順でn個の並列な
信号が直列な信号に合成され、復調信号6−12として
出力される。
【0005】図7は従来の技術のスペクトラムの例を示
す図である。同図において、(a)はスペクトラム拡散
回路6−3−1〜6−3−nの入力信号S1〜Snのスペ
クトラム、(b)はスペクトラム拡散回路6−3−1〜
6−3−nの出力信号SS1〜SSnのスペクトラム、
(c)は合成回路6−4の出力信号のスペクトラムであ
る。ここで、直/並列変換されたn個の信号は、スペク
トラム拡散される前の周波数帯域幅が等しく、スペクト
ラム拡散された後の周波数帯域幅も等しいので、スペク
トラム拡散を行うことによって得られる利得、すなわち
処理利得も等しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、スペクトラム拡
散無線通信方式において、ビット誤り率、シンボル誤り
率、フレーム誤り率等に優れた高品質の通信を行うため
には、伝送すべき情報信号に対し極力高い処理利得のス
ペクトラム拡散処理を施す必要がある。しかし、使用可
能な周波数帯域幅には限界があるので、スペクトラム拡
散の処理利得を高めて通信の品質を向上させるのには限
界がある。
【0007】一方、上記ビット誤り率、シンボル誤り
率、フレーム誤り率等からなる所要品質は、伝送すべき
情報信号の種類によって異なる場合が多々ある。このよ
うな場合、各情報信号の所要品質の差を無視して一律に
同じ処理利得のスペクトラム拡散を施したのでは、所要
品質の高い信号にとっては処理利得が不足しているが、
所要品質の低い信号にとっては処理利得が過剰であると
いった事態が生じることとなる。
【0008】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、複数の情報信号を各々の所要品質に見
合った形態で伝送するスペクトラム拡散無線通信方式を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、無線送信局において、複数の情報信号
に対し、各々の所要品質に応じた処理利得でスペクトラ
ム拡散を施す。
【0010】すなわち、請求項1に係るスペクトラム拡
散無線通信方式において、無線送信局は、伝送速度が
要品質の高い情報信号では低い伝送速度であり、所要品
質の低い情報信号では高い伝送速度である1,V2
…,Vn(nは2以上の整数)である異なる所要品質を
有するn個の情報信号に対し、V1・K1=V2・K2=…
…=Vn・Knなる条件を満足する拡散率K1,K2,…,
n (≠1)を各々有する各拡散符号を各々乗じること
によりスペクトラム拡散のなされたn個の信号(SS 1
〜SS n を各々生成し、これらのスペクトラム拡散の
なされた信号を合成し同一周波数帯の無線信号として送
信する。そして、無線受信局は、前記無線送信局から受
信した無線信号に対し、前記複数の各拡散符号を用いた
スペクトラム逆拡散を各々施し、これらのスペクトラム
逆拡散の結果を復調する。
【0011】また、請求項2に係るスペクトラム拡散無
線通信方式において、無線送信局は、異なる所要品質を
有するn個(nは2以上の整数)の情報信号の伝送速度
所要品質の高い情報信号では低い伝送速度であり、所
要品質の低い情報信号では高い伝送速度である1
2,…,Vnに変換し、これらの伝送速度の変換された
n個の情報信号に対し、V1・K1=V2・K2=……=V
n・Knなる条件を満足する拡散率K1,K2,…,K
n (≠1)を各々有する各拡散符号を各々乗じることに
よりスペクトラム拡散のなされたn個の信号(SS 1
SS n を各々生成し、これらのスペクトラム拡散のな
された信号を合成し同一周波数帯の無線信号として送信
する。そして、無線受信局は、前記無線送信局から受信
した無線信号に対し、前記複数の各拡散符号を用いたス
ペクトラム逆拡散を各々施し、これらのスペクトラム逆
拡散の結果を復調する。
【0012】また、請求項3に係るスペクトラム拡散無
線通信方式において、無線送信局は、伝送すべき情報信
号を伝送速度が所要品質の高い情報信号では低い伝送
速度であり、所要品質の低い情報信号では高い伝送速度
である1,V2,…,Vnであるn個(nは2以上の整
数)の異なる所要品質を有する情報信号に分割し、この
分割された各情報信号に対し、相互に異なったn種類の
拡散符号であって、V1・K1=V2・K2=……=Vn
nなる条件を満足する拡散率K1,K2,…,Kn (≠
1)を各々有する各拡散符号を各々乗じることによりス
ペクトラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜SS n
を各々生成し、これらのスペクトラム拡散のなされたn
個の信号を合成し、この合成された信号を同一周波数帯
の無線信号として送信する。そして、無線受信局は、前
記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記n種類
の拡散符号によるスペクトラム逆拡散を各々施し、これ
らのスペクトラム逆拡散の結果得られるn個の信号を復
調し、この復調により得られたn個の信号を、前記無線
送信局において前記情報信号をn個の情報信号に分割し
た手順と逆の手順に従って合成する。
【0013】
【作用】請求項1に係るスペクトラム拡散無線通信方式
によれば、伝送速度が所要品質の高い情報信号では低い
伝送速度であり、所要品質の低い情報信号では高い伝送
速度であるV 1 ,V 2 ,…,V n (nは2以上の整数)で
ある異なる所要品質を有するn個の情報信号に対し、高
伝送速度で無線送信局に供給された情報信号は低い
散率でスペクトラム拡散が行われ、低い伝送速度で無線
送信局に供給された情報信号は高い拡散率でスペクトラ
ム拡散が行われる。このスペクトラム拡散無線通信方式
によれば、各情報信号に関し各々に適用される拡散率に
比例した処理利得が得られる。また、各情報信号の伝送
速度V1〜Vnと各情報信号に適用される拡散率K1〜Kn
(≠1)との間にはV1・K1=V2・K2=…=Vn・Kn
という関係が成り立つのでスペクトラム拡散のなされた
各信号を同一の周波数帯で送信することができる。
【0014】請求項2に係るスペクトラム拡散無線通信
方式によれば、無線送信局に供給された異なる所要品質
を有するn個(nは2以上の整数)の情報信号はそれ
らの伝送速度が所要品質の高い情報信号では低い伝送速
度であり、所要品質の低い情報信号では高い伝送速度で
あるV 1 ,V 2 ,…,V n に変換され、各情報信号は各々
の伝送速度に反比例した拡散率でスペクトラム拡散が行
われる。このスペクトラム拡散無線通信方式によれば、
各情報信号に関し各々に適用される拡散率に比例した処
理利得が得られる。また、各情報信号の伝送速度V1
nと各情報信号に適用される拡散率K1〜Kn (≠1)
との間にはV1・K1=V2・K2=…=Vn・Knという関
係が成り立つのでスペクトラム拡散のなされた各信号を
同一の周波数帯で送信することができる。
【0015】請求項3に係るスペクトラム拡散無線通信
方式によれば、無線送信局に供給された情報信号は、
送速度が所要品質の高い情報信号では低い伝送速度であ
り、所要品質の低い情報信号では高い伝送速度であるV
1 ,V 2 ,…,V n である異なる所要品質を有するn個
(nは2以上の整数)の情報信号に分割され、分割され
た各情報信号は各々の伝送速度に反比例した拡散率でス
ペクトラム拡散が行われる。このスペクトラム拡散無線
通信方式によれば、各情報信号に関し各々に適用される
拡散率に比例した処理利得が得られる。また、各情報信
号の伝送速度V1〜Vnと各情報信号に適用される拡散率
1〜Kn (≠1)との間にはV1・K1=V2・K2=…=
n・Knという関係が成り立つのでスペクトラム拡散の
なされた各信号を同一の周波数帯で送信することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例について
説明する。 (1)実施例の構成 図1は本発明の具体的な実施例の構成を示す図である。
同図において、1Aは無線送信局、1Bは無線受信局で
ある。無線送信局1Aにおいて、1−1は伝送すべき情
報信号、1−2は信号分割回路、1−3−1〜1−3−
nはスペクトラム拡散回路、1−4は合成回路、1−5
は送信機、1−6は送信アンテナである。また、無線受
信局1Bにおいて、1−7は受信アンテナ、1−8は受
信機、1−9−1〜1−9−nはスペクトラム逆拡散回
路、1−10−1〜1−10−nは復調回路、1−11
は信号合成回路、1−12は復調信号である。
【0017】<スペクトラム拡散回路の構成例>図2は
本実施例におけるスペクトラム拡散回路1−3−1〜1
−3−nの具体的構成例を示す。同図において、2−1
は乗算器、2−2は拡散符号発生器である。信号分割回
路1−2の出力は乗算器2−1に入力される。拡散符号
発生器2−2では周期がKiで表される拡散符号を発生
し、この拡散符号は乗算器2−1に入力される。乗算器
2−1では信号分割回路1−2の出力信号と拡散符号発
生回路2−2の出力信号である拡散符号とが乗算され、
この乗算の結果得られるスペクトラム拡散のなされた信
号が合成回路1−4に出力される。
【0018】<信号分割回路の構成例>図3は本実施例
における信号分割回路1−2が行う信号分割処理を説明
する図である。この信号分割処理では、一定時間毎に、
その時間内に入力された情報信号(図3(a))を複数
の情報信号D1〜Dnに分割する(図3(b))。そし
て、これらの情報信号D1〜Dnを各々の情報量に拘わら
ず一定時間内に出力する(図3(c))。従って、分割
された各情報信号のうち情報量の多い情報信号は高い伝
送速度で出力され、情報量の少ない情報信号は低い伝送
速度で出力されることとなる。本実施例における信号分
割回路1−2は以上のような処理を行うことにより情報
信号1−1を各々伝送速度がV1〜Vnである複数の情報
信号S1〜Snに分割するものである。
【0019】図4に信号分割処理を行う回路の具体的構
成例を示す。同図において、4−1は直/並列変換回
路、4−2は合成回路である。伝送速度が3a(bp
s)で表される信号を2a(bps)である信号とa
(bps)で表される信号とに分割する場合を示す。情
報信号は直/並列変換回路4−1に入力され、伝送速度
がa(bps)で表される3つの信号に変換され、その
3つの信号のうち2つの信号は合成回路4−2に入力さ
れ、伝送速度が2a(bps)で表される信号に合成さ
れる。
【0020】(2)実施例の動作 図5は無線送信局1Aの各部の信号のスペクトラムを表
わすものであり、同図において、(a)はスペクトラム
拡散回路1−3−1〜1−3−nの各入力信号S1〜Sn
のスペクトラム、(b)はスペクトラム拡散回路1−3
−1〜1−3−nの各出力信号SS1〜SSnのスペクト
ラム、(c)は合成回路1−4の出力信号のスペクトラ
ムである。以下、前掲図1に加えてこの図5を参照し、
本実施例の動作を説明する。
【0021】情報信号1−1は、所要品質に応じて、信
号分割回路1−2によって伝送速度がV1,V2,…,V
n で表されるn個の情報信号S1〜Snに分割される。こ
れらの情報信号S1〜Snは、各々の伝送速度に応じた周
波数帯域幅を有する。例えば図5(a)においては、情
報信号S1は低い伝送速度で出力されたものであり、こ
のため周波数帯域幅が狭くなっている。これに対し、情
報信号Snは高い伝送速度で出力されたものであり、こ
のため周波数帯域幅が広くなっている。
【0022】このように周波数帯域幅に広狭のある情報
信号S1〜Snは、各々、スペクトラム拡散回路1−3−
1〜1−3−nに入力される。そして、各信号S1〜Sn
に対し、相互に異なる拡散符号を用いたスペクトラム拡
散が行われるのであるが、伝送速度が高く、周波数帯域
幅の広い情報信号(例えば図5では信号Sn)に対して
は拡散率の低い拡散符号を使用したスペクトラム拡散が
なされる。これに対し、伝送速度が低く、周波数帯域幅
の狭い情報信号(例えば図5では信号S1)に対しては
拡散率の高い拡散符号を使用したスペクトラム拡散がな
される。より厳密に述べると、伝送速度V1〜Vnを有す
る各情報信号S1〜Snに対し、上記条件V1・K1=V2
・K2=…=Vn・Knを満足する拡散率K1〜Knの拡散
符号を用いたスペクトラム拡散がなされる。この結果、
各スペクトラム拡散回路1−3−1〜1−3−nから、
全く同一の周波数帯域幅にスペクトラム拡散された信号
SS1〜SSnが得られる。
【0023】また、伝送速度に着目すると、スペクトラ
ム拡散された信号SS1〜SSnの伝送速度は拡散される
前の信号S1〜Snの伝送速度V1〜Vnと各々に適用され
る拡散率K1〜Knの積として表される。従って、スペク
トラム拡散された後の信号SSiの伝送速度はVi・Ki
と表されるが、V1・K1=V2・K2=…=Vn・Knであ
るのでn個のスペクトラム拡散回路1−3−1〜1−3
−nの出力信号SS1〜SSnの伝送速度は全て等しくな
る。
【0024】このようにして得られたスペクトラム拡散
のなされたn個の信号SS1〜SSnは合成回路1−4に
よって合成された後、送信機1−5に供給され、送信ア
ンテナ1−6から同一周波数帯の無線信号として送信さ
れる。
【0025】そして、無線受信局1Bでは、受信信号は
n個の逆拡散回路1−8−1〜1−8−nに入力され、
これらの逆拡散回路では無線送信局1Aと同じ拡散符号
で逆拡散が行われ、この結果得られるn個の出力信号は
各々復調回路1−10−1〜1−10−nに入力され
る。そして、復調回路1−10−1〜1−10−nの各
出力信号は、信号合成回路1−11に入力され、この信
号合成回路1−11では、前記信号分割回路1−2で行
われた逆の手順で信号が合成され、復調信号として出力
される。
【0026】(3)別の実施例 以上、伝送すべき情報信号を無線送信局が受け取ってか
ら複数の情報信号に分割する方式の実施例について説明
したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではな
く、例えば以下のような変形も可能である。
【0027】無線送信局が情報信号を受け取ってから
複数に分割するのではなく、無線送信局が複数の情報信
号をそのまま受け取る。そして、その際、所要品質の高
い情報信号は低い伝送速度で受け取り、この情報信号に
対しその伝送速度に反比例した高い拡散率の拡散符号を
用いたスペクトラム拡散を施す。これに対し、所要品質
の低い情報信号は高い伝送速度で受け取り、この情報信
号に対しその伝送速度に反比例した低い拡散率の拡散符
号を用いたスペクトラム拡散を施す。このように各情報
信号の所要品質に応じた処理利得でスペクトラム拡散の
なされた同一周波数帯の信号を得た後、合成して送信す
る。無線受信局が無線送信局において使用したのと同じ
拡散符号を使用する点については上記実施例と同様であ
る。
【0028】無線送信局が複数の情報信号をそのまま
受け取る。あるいは情報信号を受け取った後、その情報
信号を複数の情報信号に分割する。そして、直接受け取
った複数の情報信号または分割により得られた複数の情
報信号のうち、所要品質の高い情報信号は低い伝送速度
に変換し、この情報信号に対しその伝送速度に反比例し
高い拡散率の拡散符号を用いたスペクトラム拡散を施
す。これに対し、所要品質の低い情報信号は高い伝送速
度に変換し、この情報信号に対しその伝送速度に反比例
した低い拡散率の拡散符号を用いたスペクトラム拡散を
施す。このように各情報信号の所要品質に応じた処理利
得でスペクトラム拡散のなされた同一周波数帯の信号を
得た後、合成して送信する。無線受信局が無線送信局に
おいて使用したのと同じ拡散符号を使用する点について
は上記実施例と同様である。
【0029】上記実施例では、スペクトラム拡散回路
および逆スペクトラム拡散回路をベースバンド帯で構成
する例について説明したが、中間周波数帯の回路におい
ても同等の効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
n個の情報信号を各々に必要な処理利得でスペクトラム
拡散し、同一周波数帯の無線信号として伝送することが
でき、各情報信号の所要品質に応じた通信を行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるスペクトラム拡散
無線通信方式を説明するブロック図である。
【図2】 同実施例におけるスペクトラム拡散回路の例
を示す図である。
【図3】 同実施例において行う信号分割処理を説明す
る図である。
【図4】 同実施例における信号分割回路の構成例を示
す図である。
【図5】 同実施例における各部の信号のスペクトラム
を示す図である。
【図6】 従来技術のスペクトラム拡散無線通信方式を
説明する図である。
【図7】 従来技術のスペクトラム拡散無線通信方式に
おいて各部の信号のスペクトラムを表わす図である。
【符号の説明】
1−1……情報信号、1−2……信号分割回路、1−3
−1〜1−3−n……スペクトラム拡散回路、1−4…
…合成回路、1−5……送信機、1−6……送信アンテ
ナ、1−7……受信アンテナ、1−8……受信機、1−
9−1〜1−9−n……逆拡散回路、1−10−1〜1
−10−n……復調回路、1−11……信号合成回路、
1−12……復調信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−153086(JP,A) 特開 平5−316072(JP,A) 特開 平6−14006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線送信局は、 伝送速度が所要品質の高い情報信号では低い伝送速度で
    あり、所要品質の低い情報信号では高い伝送速度である
    1,V2,…,Vn(nは2以上の整数)である異なる
    所要品質を有するn個の情報信号に対し、 V1・K1=V2・K2=……=Vn・Kn なる条件を満足する拡散率K1,K2,…,Kn (≠1)
    を各々有する各拡散符号を各々乗じることによりスペク
    トラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜SS n を各
    々生成し、 これらのスペクトラム拡散のなされた信号を合成し同一
    周波数帯の無線信号として送信し、 無線受信局は、 前記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記複数
    の各拡散符号を用いたスペクトラム逆拡散を各々施し、
    これらのスペクトラム逆拡散の結果を復調することを特
    徴とするスペクトラム拡散無線通信方式。
  2. 【請求項2】 無線送信局は、異なる所要品質を有する n個(nは2以上の整数)の情
    報信号の伝送速度を所要品質の高い情報信号では低い伝
    送速度であり、所要品質の低い情報信号では高い伝送速
    度である1,V2,…,Vnに変換し、 これらの伝送速度の変換されたn個の情報信号に対し、 V1・K1=V2・K2=……=Vn・Kn なる条件を満足する拡散率K1,K2,…,Kn (≠1)
    を各々有する各拡散符号を各々乗じることによりスペク
    トラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜SS n を各
    々生成し、 これらのスペクトラム拡散のなされた信号を合成し同一
    周波数帯の無線信号として送信し、 無線受信局は、 前記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記複数
    の各拡散符号を用いたスペクトラム逆拡散を各々施し、
    これらのスペクトラム逆拡散の結果を復調することを特
    徴とするスペクトラム拡散無線通信方式。
  3. 【請求項3】 無線送信局は、 伝送すべき情報信号を伝送速度が所要品質の高い情報
    信号では低い伝送速度であり、所要品質の低い情報信号
    では高い伝送速度である1,V2,…,Vnである異な
    る所要品質を有するn個(nは2以上の整数)の情報信
    号に分割し、 この分割された各情報信号に対し、相互に異なったn種
    類の拡散符号であって、 V1・K1=V2・K2=……=Vn・Kn なる条件を満足する拡散率K1,K2,…,Kn (≠1)
    を各々有する各拡散符号を各々乗じることによりスペク
    トラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜SS n を各
    々生成し、 これらのスペクトラム拡散のなされたn個の信号を合成
    し、 この合成された信号を同一周波数帯の無線信号として送
    信し、 無線受信局は、 前記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記n種
    類の拡散符号によるスペクトラム逆拡散を各々施し、 これらのスペクトラム逆拡散の結果得られるn個の信号
    を復調し、 この復調により得られたn個の信号を、前記無線送信局
    において前記情報信号をn個の情報信号に分割した手順
    と逆の手順に従って合成することを特徴とするスペクト
    ラム拡散無線通信方式。
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