JP3243382B2 - グリコールポリマーの除去方法 - Google Patents
グリコールポリマーの除去方法Info
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Activated Sludge Processes (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切削油、作動油などの
水溶性油廃液に含まれるグリコールポリマーを除去処理
する方法に関するものである。
水溶性油廃液に含まれるグリコールポリマーを除去処理
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在グリコールポリマーを含む水溶性油
は、切削・潤滑・油圧ポンプなどに用いられており、そ
の用途は拡大している。しかし、このグリコールポリマ
ーを含む水溶性油の使用済などの廃液は、そのまま廃棄
できず河川・海洋に放流可能なレベルにまでグリコール
ポリマーを分解・除去する処理をおこなわねばならな
い。そのため水溶性油の使用済廃液は、現在主として専
門の処理業者に引き渡され、そこで水を蒸発させ、残存
物を焼却する方法がとられている。しかしこの方法は、
焼却物中にダイオキシンなどの有害物が生成する可能性
があり、また水を蒸発させるために膨大な熱エネルギー
が必要となり、経済性にも難がある。したがって、この
方法に変わる新たな廃液処理方法の確立が望まれてい
る。
は、切削・潤滑・油圧ポンプなどに用いられており、そ
の用途は拡大している。しかし、このグリコールポリマ
ーを含む水溶性油の使用済などの廃液は、そのまま廃棄
できず河川・海洋に放流可能なレベルにまでグリコール
ポリマーを分解・除去する処理をおこなわねばならな
い。そのため水溶性油の使用済廃液は、現在主として専
門の処理業者に引き渡され、そこで水を蒸発させ、残存
物を焼却する方法がとられている。しかしこの方法は、
焼却物中にダイオキシンなどの有害物が生成する可能性
があり、また水を蒸発させるために膨大な熱エネルギー
が必要となり、経済性にも難がある。したがって、この
方法に変わる新たな廃液処理方法の確立が望まれてい
る。
【0003】従来の排水処理は、重力分離(凝集沈殿ま
たは凝集浮上)の後、活性汚泥による微生物処理がおこ
なわれ、残留懸濁物は濾過により、溶存物は活性炭など
を利用した吸着除去によって処理されている。特開昭5
9−69197号公報には、水溶性油を従来の排水処理
プロセスに適用した開示がある。すなわち、水−グリコ
ール系作動油を含む廃液に活性汚泥処理とベントナイト
あるいは活性炭による吸着処理をおこなって除去する方
法である。しかしながら、グリコールポリマーを含む水
溶性油廃液は、活性汚泥処理と吸着処理との併用では処
理液中に含まれるグリコールポリマーを河川・海洋に放
流可能なレベルにまで分解・除去するのが困難である。
また、イオン交換樹脂を用いて、グリコールポリマーを
含む水溶性油廃液を処理する方法もあるが、処理液を河
川・海洋に放流可能なレベルまで分解・除去するには、
イオン交換樹脂の交換を頻繁におこなわねばならず経済
性に難がある。
たは凝集浮上)の後、活性汚泥による微生物処理がおこ
なわれ、残留懸濁物は濾過により、溶存物は活性炭など
を利用した吸着除去によって処理されている。特開昭5
9−69197号公報には、水溶性油を従来の排水処理
プロセスに適用した開示がある。すなわち、水−グリコ
ール系作動油を含む廃液に活性汚泥処理とベントナイト
あるいは活性炭による吸着処理をおこなって除去する方
法である。しかしながら、グリコールポリマーを含む水
溶性油廃液は、活性汚泥処理と吸着処理との併用では処
理液中に含まれるグリコールポリマーを河川・海洋に放
流可能なレベルにまで分解・除去するのが困難である。
また、イオン交換樹脂を用いて、グリコールポリマーを
含む水溶性油廃液を処理する方法もあるが、処理液を河
川・海洋に放流可能なレベルまで分解・除去するには、
イオン交換樹脂の交換を頻繁におこなわねばならず経済
性に難がある。
【0004】また、特開平6−9721号公報には、ア
クリル酸系ポリマーを酸化処理または光分解処理して得
られる分子量1000以下の水溶性ポリマーを、微生物
群を用いて分解する方法の開示がある。たとえば実施例
9では、湿式酸化したアクリル酸系ポリマーの主鎖の炭
素−炭素結合が切断されてポリマーが低分子量化させて
いる。このアクリル酸系ポリマーを低分子量化する酸化
条件でグリコールポリマーを湿式酸化すると、グリコー
ルポリマーはエーテル結合だけでなく、炭素−炭素結合
も切断され微生物の嫌う蟻酸が生成する。このため活性
汚泥の微生物の活動が抑制され、活性汚泥処理によるグ
リコールポリマーの除去効率が低下するという不具合が
ある。
クリル酸系ポリマーを酸化処理または光分解処理して得
られる分子量1000以下の水溶性ポリマーを、微生物
群を用いて分解する方法の開示がある。たとえば実施例
9では、湿式酸化したアクリル酸系ポリマーの主鎖の炭
素−炭素結合が切断されてポリマーが低分子量化させて
いる。このアクリル酸系ポリマーを低分子量化する酸化
条件でグリコールポリマーを湿式酸化すると、グリコー
ルポリマーはエーテル結合だけでなく、炭素−炭素結合
も切断され微生物の嫌う蟻酸が生成する。このため活性
汚泥の微生物の活動が抑制され、活性汚泥処理によるグ
リコールポリマーの除去効率が低下するという不具合が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、グリコールポリマーを含む水
溶性廃液からグリコールポリマーを効率よく除去し、処
理廃液をそのまま放流できる程度までにする処理方法を
提供することを目的とする。
に鑑みてなされたもので、グリコールポリマーを含む水
溶性廃液からグリコールポリマーを効率よく除去し、処
理廃液をそのまま放流できる程度までにする処理方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のグリコールポリ
マーの除去方法は、グリコールポリマーを含む被処理液
と酸化剤とを接触させ、該被処理液を液相状態に保ち5
0〜370℃の温度範囲で加熱して湿式酸化反応をおこ
なう第1工程と、第1工程で酸化処理された被処理液を
活性汚泥処理する第2工程とからなる。
マーの除去方法は、グリコールポリマーを含む被処理液
と酸化剤とを接触させ、該被処理液を液相状態に保ち5
0〜370℃の温度範囲で加熱して湿式酸化反応をおこ
なう第1工程と、第1工程で酸化処理された被処理液を
活性汚泥処理する第2工程とからなる。
【0007】本発明は、第1工程でグリコールポリマー
を活性汚泥の微生物が分解し易い状態まで酸化した後、
第2工程の活性汚泥処理で河川に放流可能な程度までグ
リコールポリマーを除去する方法である。本発明でいう
グリコールポリマーは、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリブチレングリコールなどの
ようにエーテル結合を主鎖にもちポリマー末端の少なく
とも一方が水酸基である高分子量のグリコールである。
このグリコールポリマーを含むものとして、水溶性作動
油、水溶性切削油、水溶性圧延油、熱処理油、水溶性洗
浄油などが該当する。これらの使用後の廃液が主対象で
ある。
を活性汚泥の微生物が分解し易い状態まで酸化した後、
第2工程の活性汚泥処理で河川に放流可能な程度までグ
リコールポリマーを除去する方法である。本発明でいう
グリコールポリマーは、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリブチレングリコールなどの
ようにエーテル結合を主鎖にもちポリマー末端の少なく
とも一方が水酸基である高分子量のグリコールである。
このグリコールポリマーを含むものとして、水溶性作動
油、水溶性切削油、水溶性圧延油、熱処理油、水溶性洗
浄油などが該当する。これらの使用後の廃液が主対象で
ある。
【0008】第1工程は、グリコールポリマーを湿式酸
化する。湿式酸化とは、水等の液相状態において被処理
物を酸化させる反応であり、液相状態とは、系全体が液
体状である場合の他、系全体が半固体状であってもその
中に水等の液相が存在する状態も含む。本発明では、湿
式酸化の条件を、ポリマー主鎖中の炭素−炭素結合(た
とえばポリエチレングリコールのエチレン結合)が切断
して活性汚泥の微生物が嫌う蟻酸にまで分解させない条
件に保持することが必要である。そのため被処理液は液
相を保持するように適宜加圧し50〜370℃の範囲で
加熱しで湿式酸化をおこなう。湿式酸化の加熱温度が5
0℃未満ではグリコールポリマーの湿式酸化が充分進行
しないので好ましくない。また、加熱温度が370℃を
超える高温で長時間の酸化処理をおこなっても第2工程
での微生物処理をさらに向上させる効果は期待できな
い。特に100〜200℃の範囲の加熱がより好まし
い。湿式酸化時間は、通常1〜240分間程度とするの
が好ましい。湿式酸化条件は、容易かつ効果的に安価で
処理できる上記の範囲の条件が好ましい。
化する。湿式酸化とは、水等の液相状態において被処理
物を酸化させる反応であり、液相状態とは、系全体が液
体状である場合の他、系全体が半固体状であってもその
中に水等の液相が存在する状態も含む。本発明では、湿
式酸化の条件を、ポリマー主鎖中の炭素−炭素結合(た
とえばポリエチレングリコールのエチレン結合)が切断
して活性汚泥の微生物が嫌う蟻酸にまで分解させない条
件に保持することが必要である。そのため被処理液は液
相を保持するように適宜加圧し50〜370℃の範囲で
加熱しで湿式酸化をおこなう。湿式酸化の加熱温度が5
0℃未満ではグリコールポリマーの湿式酸化が充分進行
しないので好ましくない。また、加熱温度が370℃を
超える高温で長時間の酸化処理をおこなっても第2工程
での微生物処理をさらに向上させる効果は期待できな
い。特に100〜200℃の範囲の加熱がより好まし
い。湿式酸化時間は、通常1〜240分間程度とするの
が好ましい。湿式酸化条件は、容易かつ効果的に安価で
処理できる上記の範囲の条件が好ましい。
【0009】第1工程で使用する酸化剤としては、たと
えば空気などの酸素を含むガス、過酸化水素、オゾン等
が利用できる。酸化剤がガス状の場合は、液相に保った
被処理液にガスを吹き込むことで酸化剤と被処理液と接
触させることができる。また、酸化剤が液状の場合は被
処理液に混合して接触させることができる。第2工程で
は、湿式酸化処理液を活性汚泥槽に滞留させ、ばっ気を
おこないながら好気性微生物による処理をおこなう。処
理条件は特に限定されないが、活性汚泥槽における処理
液の滞留時間は3〜24時間で温度は20〜40℃の範
囲が望ましい。
えば空気などの酸素を含むガス、過酸化水素、オゾン等
が利用できる。酸化剤がガス状の場合は、液相に保った
被処理液にガスを吹き込むことで酸化剤と被処理液と接
触させることができる。また、酸化剤が液状の場合は被
処理液に混合して接触させることができる。第2工程で
は、湿式酸化処理液を活性汚泥槽に滞留させ、ばっ気を
おこないながら好気性微生物による処理をおこなう。処
理条件は特に限定されないが、活性汚泥槽における処理
液の滞留時間は3〜24時間で温度は20〜40℃の範
囲が望ましい。
【0010】
【作用】本発明の方法によれば、第1工程でグリコール
ポリマーを活性汚泥の微生物が有効に処理できる状態ま
でに酸化分解し、第2工程で活性汚泥の微生物により分
解処理して河川に放流可能な状態までグリコールポリマ
ーを除去できる。グリコールポリマー類は、有機高分子
の中でも湿式酸化により分解して低分子量化しやすい物
質であるが、本発明のグリコールポリマーを含む液の湿
式酸化処理液条件で低分子量化して末端基は主にカルボ
ン酸になっているが、さらに炭素結合が切断されて蟻酸
にまでは酸化分解されず、活性汚泥の微生物により容易
に分解除去することができる。
ポリマーを活性汚泥の微生物が有効に処理できる状態ま
でに酸化分解し、第2工程で活性汚泥の微生物により分
解処理して河川に放流可能な状態までグリコールポリマ
ーを除去できる。グリコールポリマー類は、有機高分子
の中でも湿式酸化により分解して低分子量化しやすい物
質であるが、本発明のグリコールポリマーを含む液の湿
式酸化処理液条件で低分子量化して末端基は主にカルボ
ン酸になっているが、さらに炭素結合が切断されて蟻酸
にまでは酸化分解されず、活性汚泥の微生物により容易
に分解除去することができる。
【0011】したがって、本発明による酸化処理液中に
は、活性汚泥の微生物の働きを阻害する蟻酸などの物質
が存在しないので、活性汚泥が効率よく酸化処理液中の
グリコールポリマーを除去することができる。
は、活性汚泥の微生物の働きを阻害する蟻酸などの物質
が存在しないので、活性汚泥が効率よく酸化処理液中の
グリコールポリマーを除去することができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)グリコールポリマーを含む水溶性作動油
(COD496000ppm.TOC330000pp
m)を、酸化剤に空気を用いて加圧容器内で200℃で
水溶性作動油が液相を保つように加圧(30気圧)して
60分間の湿式酸化処理をおこなった。処理および酸化
未処理の作動油の分子量分布のグラフを図1に示す。図
1において未処理の作動油は、実線の空白域に示すよう
に100〜1000の領域と生物処理が困難な1000
0以上の部分が存在する。湿式酸化処理により点模様の
領域の様に分解されて低分子量化し、生物処理困難領域
はなくなっている。この酸化処理液のCOD除去率(未
処理の作動泊のCODをA、処理後の液のCODをBと
して、COD除去率=A−B/Aと定義する。)は54
%であった。
(COD496000ppm.TOC330000pp
m)を、酸化剤に空気を用いて加圧容器内で200℃で
水溶性作動油が液相を保つように加圧(30気圧)して
60分間の湿式酸化処理をおこなった。処理および酸化
未処理の作動油の分子量分布のグラフを図1に示す。図
1において未処理の作動油は、実線の空白域に示すよう
に100〜1000の領域と生物処理が困難な1000
0以上の部分が存在する。湿式酸化処理により点模様の
領域の様に分解されて低分子量化し、生物処理困難領域
はなくなっている。この酸化処理液のCOD除去率(未
処理の作動泊のCODをA、処理後の液のCODをBと
して、COD除去率=A−B/Aと定義する。)は54
%であった。
【0013】(実施例2)実施例1の水溶性作動油(C
OD496000ppm.TOC330000ppm)
に、酸化剤としてCOD換算で5倍当量の過酸化水素を
混合して、加圧容器内で200℃で30気圧に保って液
相状態で60分間湿式酸化処理をおこなった。得られた
処理液の分子量分布は、図2の点模様領域に示すように
低分子量領域の量も減少すると共に高分子量域は低分子
量化している。図2において、実線の空白域で示したの
が未処理の作動油の分子量分布のグラフである。
OD496000ppm.TOC330000ppm)
に、酸化剤としてCOD換算で5倍当量の過酸化水素を
混合して、加圧容器内で200℃で30気圧に保って液
相状態で60分間湿式酸化処理をおこなった。得られた
処理液の分子量分布は、図2の点模様領域に示すように
低分子量領域の量も減少すると共に高分子量域は低分子
量化している。図2において、実線の空白域で示したの
が未処理の作動油の分子量分布のグラフである。
【0014】この酸化処理液のCOD除去率は61%で
あった。この湿式酸化処理液を20℃で12時間の常法
による活性汚泥処理をおこなった。活性汚泥処理後のC
OD除去率は92%であった。活性汚泥処理後のグリコ
ールポリマーの分子量分布は図2の斜線領域で示すよう
に1000〜1000領域に少量存在しているのみであ
る。図2の高分子領域を3倍に拡大したのが図3であ
る。生物処理困難成分の高分子量域が酸化処理で減少
し、酸化処理で活性汚泥の微生物の処理を受けやすくな
り活性汚泥処理で高分子側が減少して低分子量化してい
る。
あった。この湿式酸化処理液を20℃で12時間の常法
による活性汚泥処理をおこなった。活性汚泥処理後のC
OD除去率は92%であった。活性汚泥処理後のグリコ
ールポリマーの分子量分布は図2の斜線領域で示すよう
に1000〜1000領域に少量存在しているのみであ
る。図2の高分子領域を3倍に拡大したのが図3であ
る。生物処理困難成分の高分子量域が酸化処理で減少
し、酸化処理で活性汚泥の微生物の処理を受けやすくな
り活性汚泥処理で高分子側が減少して低分子量化してい
る。
【0015】(実施例3)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で100℃で200分間液
相を保つように加圧して湿式酸化処理をおこなったとこ
ろ、処理物のCOD除去率は41%であった。この湿式
酸化処理液を20℃で12時間の活性汚泥処理をおこな
った。汚泥処理後のCOD除去率は84%であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で100℃で200分間液
相を保つように加圧して湿式酸化処理をおこなったとこ
ろ、処理物のCOD除去率は41%であった。この湿式
酸化処理液を20℃で12時間の活性汚泥処理をおこな
った。汚泥処理後のCOD除去率は84%であった。
【0016】(実施例4)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で180℃で60分間液相
を保つように加圧して湿式酸化処理をおこなったとこ
ろ、処理物のCOD除去率は53%であった。この湿式
酸化処理液を20℃で12時間の活性汚泥処理をおこな
った。汚泥処理後のCOD除去率は98%であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で180℃で60分間液相
を保つように加圧して湿式酸化処理をおこなったとこ
ろ、処理物のCOD除去率は53%であった。この湿式
酸化処理液を20℃で12時間の活性汚泥処理をおこな
った。汚泥処理後のCOD除去率は98%であった。
【0017】(実施例5)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で300℃で20分間液相
を保って湿式酸化処理をおこなったところ、処理物のC
OD除去率は83%であった。この湿式酸化処理液を2
0℃で12時間活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後
のCOD除去率は88%であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で300℃で20分間液相
を保って湿式酸化処理をおこなったところ、処理物のC
OD除去率は83%であった。この湿式酸化処理液を2
0℃で12時間活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後
のCOD除去率は88%であった。
【0018】(実施例6)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で180℃で200分間湿
式酸化処理をおこなったところ、処理物のCOD除去率
は58%であった。この湿式酸化処理液を20℃で12
時間活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除
去率は98%であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で180℃で200分間湿
式酸化処理をおこなったところ、処理物のCOD除去率
は58%であった。この湿式酸化処理液を20℃で12
時間活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除
去率は98%であった。
【0019】(実施例7)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で180℃で8分間湿式酸
化処理をおこなったところ、処理物のCOD除去率は5
1%であった。この湿式酸化処理液を20℃で12時間
活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除去率
は96%であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で180℃で8分間湿式酸
化処理をおこなったところ、処理物のCOD除去率は5
1%であった。この湿式酸化処理液を20℃で12時間
活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除去率
は96%であった。
【0020】(実施例8)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で70℃で200分間湿式
酸化処理をおこなったところ、処理物のCOD除去率は
22%であった。この湿式酸化処理液を20℃で12時
間活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除去
率は57%であった。 (実施例9)水溶性作動油(COD496000pp
m、TOC330000ppm)を、酸化剤に空気を用
いて、加圧容器内で180℃で0.5分間湿式酸化処理
をおこなった場合の処理物のCOD除去率は13%であ
った。この湿式酸化処理液を20℃で12時間活性汚泥
処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除去率は30%
であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、酸化剤
に空気を用いて、加圧容器内で70℃で200分間湿式
酸化処理をおこなったところ、処理物のCOD除去率は
22%であった。この湿式酸化処理液を20℃で12時
間活性汚泥処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除去
率は57%であった。 (実施例9)水溶性作動油(COD496000pp
m、TOC330000ppm)を、酸化剤に空気を用
いて、加圧容器内で180℃で0.5分間湿式酸化処理
をおこなった場合の処理物のCOD除去率は13%であ
った。この湿式酸化処理液を20℃で12時間活性汚泥
処理をおこなった。汚泥処理後のCOD除去率は30%
であった。
【0021】(比較例1)水溶性作動油(COD496
000ppm.TOC330000ppm)を、20℃
で12時間活性汚泥処理をおこなった。活性汚泥処理液
のCOD除去率は18%であった。 (比較例2)水溶性作動油(COD496000pp
m.TOC330000ppm)を、酸化剤に空気を用
いて、40℃で60分間湿式酸化処理をおこなったとこ
ろ、処理物のCOD除去率は11%であった。この湿式
酸化処理液を20℃で12時間活性汚泥処理をおこなっ
た。汚泥処理後のCOD除去率は23%であった。
000ppm.TOC330000ppm)を、20℃
で12時間活性汚泥処理をおこなった。活性汚泥処理液
のCOD除去率は18%であった。 (比較例2)水溶性作動油(COD496000pp
m.TOC330000ppm)を、酸化剤に空気を用
いて、40℃で60分間湿式酸化処理をおこなったとこ
ろ、処理物のCOD除去率は11%であった。この湿式
酸化処理液を20℃で12時間活性汚泥処理をおこなっ
た。汚泥処理後のCOD除去率は23%であった。
【0022】以上の実施例より加熱温度が100〜20
0℃の範囲では短時間の湿式酸化処理で汚泥処理後のC
OD除去率が高い。比較例1のように湿式酸化処理をお
こなわないと、COD除去率は18%と低い。比較例2
の湿式酸化処理が40℃と低いと酸化は進行せず、活性
汚泥処理後もCOD除去率が23%と低い。
0℃の範囲では短時間の湿式酸化処理で汚泥処理後のC
OD除去率が高い。比較例1のように湿式酸化処理をお
こなわないと、COD除去率は18%と低い。比較例2
の湿式酸化処理が40℃と低いと酸化は進行せず、活性
汚泥処理後もCOD除去率が23%と低い。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法によれば、グリコールポリ
マーを含む被処理液を湿式酸化をおこなうことにより、
活性汚泥処理による分解が容易となり処理液の河川の放
流が可能となるまで除去できる。その結果、グリコール
ポリマーを含む被処理液の処理コストが大幅に低減でき
る。
マーを含む被処理液を湿式酸化をおこなうことにより、
活性汚泥処理による分解が容易となり処理液の河川の放
流が可能となるまで除去できる。その結果、グリコール
ポリマーを含む被処理液の処理コストが大幅に低減でき
る。
【図1】この図は実施例1の条件で湿式酸化した作動油
の分子量分布を示すグラフである。
の分子量分布を示すグラフである。
【図2】この図は実施例2の条件で湿式酸化した作動油
の分子量分布を示すグラフである。
の分子量分布を示すグラフである。
【図3】この図は図2の高分子領域を3倍に拡大した図
である。
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 健吾 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 村山 浩二郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 水谷 克弥 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番23 号 豊田通商株式会社内 (72)発明者 関川 朋弘 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番23 号 豊田通商株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−23696(JP,A) 特開 昭61−197093(JP,A) 特開 昭54−69253(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/12 C02F 9/00 501 C02F 1/72
Claims (3)
- 【請求項1】 グリコールポリマーを含む被処理液と酸
化剤とを接触させ、該被処理液を液相状態に保ち50〜
370℃の温度範囲で加熱して湿式酸化反応をおこなう
第1工程と、 第1工程で酸化処理された被処理液を活性汚泥処理する
第2工程とからなるグリコールポリマーの除去方法。 - 【請求項2】該酸化剤は、過酸化水素、オゾンまたは酸
素である請求項1記載のグリコールポリマーの除去方
法。 - 【請求項3】該湿式酸化反応の該加熱温度は、100〜
200℃の範囲である請求項1記載のグリコールポリマ
ーの除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27534494A JP3243382B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | グリコールポリマーの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27534494A JP3243382B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | グリコールポリマーの除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132086A JPH08132086A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3243382B2 true JP3243382B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=17554171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27534494A Expired - Fee Related JP3243382B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | グリコールポリマーの除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3243382B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27534494A patent/JP3243382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08132086A (ja) | 1996-05-28 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |